JPH0822503A - 遠隔診療支援システム - Google Patents
遠隔診療支援システムInfo
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- JPH0822503A JPH0822503A JP15485394A JP15485394A JPH0822503A JP H0822503 A JPH0822503 A JP H0822503A JP 15485394 A JP15485394 A JP 15485394A JP 15485394 A JP15485394 A JP 15485394A JP H0822503 A JPH0822503 A JP H0822503A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 場所が離れた医師同士で写真などの画像デー
タを共有し、診療についての意見交換を行う。 【構成】 端末装置10側の医師がX線写真等の画像を
画像入力装置12から入力し、またこれについてのコメ
ントを音声入力装置14から入力する。そして、これら
データを通信回線22を介し、端末装置11に電子メー
ルで伝送する。端末装置11で他の医師がメールを開く
ことにより、画像および音声が再生され、他の医師は自
分の所見を電話などで端末装置10側の医師に連絡する
ことができる。また、1つの画像データを2つの端末装
置10、11で共有することによって、2人の医師が、
画像にマーキング等をしながら、電話機24、25を用
いて意見を交換することができる。
タを共有し、診療についての意見交換を行う。 【構成】 端末装置10側の医師がX線写真等の画像を
画像入力装置12から入力し、またこれについてのコメ
ントを音声入力装置14から入力する。そして、これら
データを通信回線22を介し、端末装置11に電子メー
ルで伝送する。端末装置11で他の医師がメールを開く
ことにより、画像および音声が再生され、他の医師は自
分の所見を電話などで端末装置10側の医師に連絡する
ことができる。また、1つの画像データを2つの端末装
置10、11で共有することによって、2人の医師が、
画像にマーキング等をしながら、電話機24、25を用
いて意見を交換することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔診療支援システム
に係り、特にX線写真等の画像が必要な診療における情
報交換に関する。
に係り、特にX線写真等の画像が必要な診療における情
報交換に関する。
【0002】
【従来の技術】医療機関における診療の際には、X線写
真、超音波断層像、CT(コンピュータトモグラフィ
ー)スキャン画像、MRI(核磁気共鳴)画像等、画像
データを参考にして行う診断が必要な場合も多い。そし
て、このような診断の際に、医師が1人で結論を出すよ
りは、複数人の意見によって結論を出した方が良い場合
もある。また、難しい診断の場合、その分野の専門家の
意見を聞いた方が良い場合も多い。
真、超音波断層像、CT(コンピュータトモグラフィ
ー)スキャン画像、MRI(核磁気共鳴)画像等、画像
データを参考にして行う診断が必要な場合も多い。そし
て、このような診断の際に、医師が1人で結論を出すよ
りは、複数人の意見によって結論を出した方が良い場合
もある。また、難しい診断の場合、その分野の専門家の
意見を聞いた方が良い場合も多い。
【0003】このような場合、複数の医師が集まり、写
真等を見ながら意見を交換するのが最も好ましいが、こ
れら医師が必ずしも同一の場所(病院)にいるとは限ら
ない。そこで、医師が写真を持って他の医師のところへ
行くか、または他の医師に尋ねて来てもらうかして、診
断についての意見交換を行っていた。また、時間的に余
裕があれば、コメントを添え写真を郵送し、他の医師の
意見を聞かせてもらうなどの方法をとっていた。
真等を見ながら意見を交換するのが最も好ましいが、こ
れら医師が必ずしも同一の場所(病院)にいるとは限ら
ない。そこで、医師が写真を持って他の医師のところへ
行くか、または他の医師に尋ねて来てもらうかして、診
断についての意見交換を行っていた。また、時間的に余
裕があれば、コメントを添え写真を郵送し、他の医師の
意見を聞かせてもらうなどの方法をとっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、診断に
は、時間的な余裕がない場合も多く、また医師が出向く
ことができない場合も多い。従って、重要と思われる専
門家の意見を必ずしも聞けない場合も多かった。
は、時間的な余裕がない場合も多く、また医師が出向く
ことができない場合も多い。従って、重要と思われる専
門家の意見を必ずしも聞けない場合も多かった。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、場所が離れた医師同士で写真などの画像データを
共有し、診療についての意見交換ができる遠隔診療支援
システムを提供することを目的とする。
あり、場所が離れた医師同士で写真などの画像データを
共有し、診療についての意見交換ができる遠隔診療支援
システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の端末間
で情報を交換するシステムであって、各端末は、患者の
診断データである画像情報を入力する画像情報入力手段
と、該画像情報についての音声情報を入力する音声情報
入力手段と、入力された画像情報および音声情報を一緒
に送信する送信手段と、送られてきた画像情報および音
声情報を受信する受信手段と、受信された画像情報およ
び音声情報を記憶する記憶手段と、記憶されている画像
情報を画面に再生する画像表示手段と、記憶されている
音声情報を再生する音声出力手段と、を有し、1つの端
末から他の端末に診療についての画像情報および音声情
報を送信し、受信側の端末において、随時再生が可能な
ことを特徴とする。
で情報を交換するシステムであって、各端末は、患者の
診断データである画像情報を入力する画像情報入力手段
と、該画像情報についての音声情報を入力する音声情報
入力手段と、入力された画像情報および音声情報を一緒
に送信する送信手段と、送られてきた画像情報および音
声情報を受信する受信手段と、受信された画像情報およ
び音声情報を記憶する記憶手段と、記憶されている画像
情報を画面に再生する画像表示手段と、記憶されている
音声情報を再生する音声出力手段と、を有し、1つの端
末から他の端末に診療についての画像情報および音声情
報を送信し、受信側の端末において、随時再生が可能な
ことを特徴とする。
【0007】また、本発明は、複数の端末間で情報を交
換するシステムであって、各端末は、患者の診断データ
である画像情報を入力する画像情報入力手段と、入力さ
れた画像情報を送信する送信手段と、送られてきた画像
情報を受信する受信手段と、受信された画像情報を画面
に再生する画像表示手段と、を有し、各端末間は、1つ
の画像情報を共有した状態で、その画像情報を再生し、
かつ共有している画像上に所望の図形を書き込み可能で
あり、情報を交換している端末において、再生画面に図
形を書き込みながら、電話による音声通話をして、診療
についての情報を交換することができることを特徴とす
る。
換するシステムであって、各端末は、患者の診断データ
である画像情報を入力する画像情報入力手段と、入力さ
れた画像情報を送信する送信手段と、送られてきた画像
情報を受信する受信手段と、受信された画像情報を画面
に再生する画像表示手段と、を有し、各端末間は、1つ
の画像情報を共有した状態で、その画像情報を再生し、
かつ共有している画像上に所望の図形を書き込み可能で
あり、情報を交換している端末において、再生画面に図
形を書き込みながら、電話による音声通話をして、診療
についての情報を交換することができることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】このように、本発明によれば、1つの端末から
他の端末に診療についての画像情報および音声情報を送
信する。そして、受信側の端末において、送られてきた
画像情報および音声情報を随時再生が可能である。そこ
で、X線写真等を郵送したり、持参したりせずに、他の
医師の所見を得ることができる。
他の端末に診療についての画像情報および音声情報を送
信する。そして、受信側の端末において、送られてきた
画像情報および音声情報を随時再生が可能である。そこ
で、X線写真等を郵送したり、持参したりせずに、他の
医師の所見を得ることができる。
【0009】他の発明によれば、各端末間は、1つの画
像情報を共有した状態で、その画像情報を再生し、かつ
共有している画像上に所望の図形を書き込み可能であ
り、情報を交換している端末において、再生画面に図形
を書き込みながら、電話による音声通話をして、診療に
ついての情報を交換することができる。従って、画像に
マーク等をしながら、X線写真などに基づいた診断、診
療についての意見交換を行うことができる。
像情報を共有した状態で、その画像情報を再生し、かつ
共有している画像上に所望の図形を書き込み可能であ
り、情報を交換している端末において、再生画面に図形
を書き込みながら、電話による音声通話をして、診療に
ついての情報を交換することができる。従って、画像に
マーク等をしながら、X線写真などに基づいた診断、診
療についての意見交換を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明する。図1は、システムの全体構成を示すブロ
ック図であり、端末装置10、11には、入力手段とし
て、画像入力装置12、13、音声入力装置14、1
5、入力装置16、17がそれぞれ設けられており、出
力手段としてディスプレイ18、19、スピーカ20、
21が設けられている。
いて説明する。図1は、システムの全体構成を示すブロ
ック図であり、端末装置10、11には、入力手段とし
て、画像入力装置12、13、音声入力装置14、1
5、入力装置16、17がそれぞれ設けられており、出
力手段としてディスプレイ18、19、スピーカ20、
21が設けられている。
【0011】画像入力装置12、13は、例えば、イメ
ージリーダであり、X線写真における微妙な陰影等を十
分に再生できるよう1000DPI(ドット・バー・イ
ンチ)程度の比較的高解像度のものが好ましい。また、
CTスキャンやMRI等のデータは、もともとデジタル
データとして得られるため、そのデータをそのままもら
っても良い。また、X線についても、デジタルデータと
して得るものもあり、その場合には、そのデータをその
ままもらっても良い。そして、入力されたデータは、端
末装置10、11内において所定の符号化、圧縮処理を
行い、内部の記憶装置(例えば、ハードディスク)に記
憶される。また、このハードディスクに記憶されたデー
タに基づいて、ディスプレイ18、19に画像が表示さ
れる。
ージリーダであり、X線写真における微妙な陰影等を十
分に再生できるよう1000DPI(ドット・バー・イ
ンチ)程度の比較的高解像度のものが好ましい。また、
CTスキャンやMRI等のデータは、もともとデジタル
データとして得られるため、そのデータをそのままもら
っても良い。また、X線についても、デジタルデータと
して得るものもあり、その場合には、そのデータをその
ままもらっても良い。そして、入力されたデータは、端
末装置10、11内において所定の符号化、圧縮処理を
行い、内部の記憶装置(例えば、ハードディスク)に記
憶される。また、このハードディスクに記憶されたデー
タに基づいて、ディスプレイ18、19に画像が表示さ
れる。
【0012】音声入力装置は、マイクロフォン等からな
り、アナログ信号として入力されるが、端末装置10、
11はこれをデジタルデータに変換すると共に、符号
化、圧縮処理し、内部のハードディスクに記憶する。ま
た、この記憶されたデータに基づいてスピーカ20、2
1から音声を出力することもできる。
り、アナログ信号として入力されるが、端末装置10、
11はこれをデジタルデータに変換すると共に、符号
化、圧縮処理し、内部のハードディスクに記憶する。ま
た、この記憶されたデータに基づいてスピーカ20、2
1から音声を出力することもできる。
【0013】入力装置は、キーボード、マウス等からな
り、各種コマンドの選択、入力や、メッセージ等のテキ
ストデータの入力を行う。
り、各種コマンドの選択、入力や、メッセージ等のテキ
ストデータの入力を行う。
【0014】そして、両端末装置10、11は、通信回
線22によって接続されている。この通信回線は、LA
N(ローカル・エリア・ネットワーク)の回線でもよい
し、ISDN等のデジタル電話回線等でも、所定のイン
ターフェースを介し両端末装置10、11を接続し、両
端末装置10、11間でデータの交換が行えるものであ
ればどのようなものでもよい。
線22によって接続されている。この通信回線は、LA
N(ローカル・エリア・ネットワーク)の回線でもよい
し、ISDN等のデジタル電話回線等でも、所定のイン
ターフェースを介し両端末装置10、11を接続し、両
端末装置10、11間でデータの交換が行えるものであ
ればどのようなものでもよい。
【0015】また、両端末装置10、11のそばには、
電話機24、25が置かれており、両者は、公衆電話回
線26で接続されている。
電話機24、25が置かれており、両者は、公衆電話回
線26で接続されている。
【0016】例えば,端末装置10側の医師がある患者
のX線写真を持っており、端末装置11側の医師にこの
X線写真についての所見をききたいとする。この場合、
端末装置10側の医師は、X線写真を画像入力装置(イ
メージリーダ)12から画像データとして取り込む。こ
れは、端末装置10のディスプレイ18のメニューにお
ける「画像取り込み」をマウスで選択することにより、
画像入力装置12からX線写真の画像を取り込むことに
よって行う。通常、内部のRAMにデータが取り込ま
れ、取り込まれたX線写真がディスプレイ18上に表示
される。この表示されている画像上には、各種の書き込
みが可能であり、例えば図に示すように、所望の部分に
丸印等を書き込む。また、空いている部分にコメントを
書き込んでもよい。取り込んだ画像についての編集が終
了した場合には、これを内部のハードディスクにファイ
ル名をつけて書き込む。このファイル名の入力は、入力
装置(キーボード)16により行う。
のX線写真を持っており、端末装置11側の医師にこの
X線写真についての所見をききたいとする。この場合、
端末装置10側の医師は、X線写真を画像入力装置(イ
メージリーダ)12から画像データとして取り込む。こ
れは、端末装置10のディスプレイ18のメニューにお
ける「画像取り込み」をマウスで選択することにより、
画像入力装置12からX線写真の画像を取り込むことに
よって行う。通常、内部のRAMにデータが取り込ま
れ、取り込まれたX線写真がディスプレイ18上に表示
される。この表示されている画像上には、各種の書き込
みが可能であり、例えば図に示すように、所望の部分に
丸印等を書き込む。また、空いている部分にコメントを
書き込んでもよい。取り込んだ画像についての編集が終
了した場合には、これを内部のハードディスクにファイ
ル名をつけて書き込む。このファイル名の入力は、入力
装置(キーボード)16により行う。
【0017】このようにして、画像データの入力を終了
すると、ディスプレイ18に、「入力された画像につい
ての音声のコメント入力しますか?」という表示がなさ
れ、「Y」を選択すると、スピーカ20からガイド音声
が流れ、その指示に従って、音声入力装置(マイクロフ
ォン)14から、「マークした部分に異状が認められま
す」などというコメントを入力する。入力されたコメン
トについては、特別な指示がない限り、画像データと関
連つけてハードディスクに書き込む。例えば、ハードデ
ィスク上のファイル名は、イメージリーダで取り込んだ
画像データ、画面で書き込んだ画像データ、音声データ
をそれぞれ別ファイルで持っているが、1つのファイル
の指定で、これら3つのファイルが一緒に指定できるよ
うにすると良い。
すると、ディスプレイ18に、「入力された画像につい
ての音声のコメント入力しますか?」という表示がなさ
れ、「Y」を選択すると、スピーカ20からガイド音声
が流れ、その指示に従って、音声入力装置(マイクロフ
ォン)14から、「マークした部分に異状が認められま
す」などというコメントを入力する。入力されたコメン
トについては、特別な指示がない限り、画像データと関
連つけてハードディスクに書き込む。例えば、ハードデ
ィスク上のファイル名は、イメージリーダで取り込んだ
画像データ、画面で書き込んだ画像データ、音声データ
をそれぞれ別ファイルで持っているが、1つのファイル
の指定で、これら3つのファイルが一緒に指定できるよ
うにすると良い。
【0018】このようにして、画像データ、音声データ
の入力が終了した場合には、電子メールでこれらデータ
を端末装置11に送信する。すなわち、データを所定の
伝送用のフォーマットに変換した後、所定の方式で、回
線22に送出する。端末装置11は、自分宛てのメール
を受信し、内部の記憶装置に記憶する。端末装置11の
操作者は、ディスプレイ19に表示されるメールボック
スによって、そこでメールがあることを確認できるた
め、このメールを開くことによって、送られてきたX線
写真についての画像をディスプレイ19に表示すること
ができる。また、音声の再生を指示することによって、
送られてきた音声をスピーカ21から出力することがで
きる。従って、端末装置11側の医師は、X線写真を見
ながら、端末装置10側の医師のコメントを聞き、その
医師の所見が正しいか等の判定を行うことができる。な
お、電子メールを送ったことについて、電話機24、2
5を利用して、相手側に伝えておき、メールを早く見て
もらうように頼んでおくことも好ましく、また電話機2
4、25を利用して、X線写真を見ながら、診断や、こ
れからの診療についての意見を交換しても良い。
の入力が終了した場合には、電子メールでこれらデータ
を端末装置11に送信する。すなわち、データを所定の
伝送用のフォーマットに変換した後、所定の方式で、回
線22に送出する。端末装置11は、自分宛てのメール
を受信し、内部の記憶装置に記憶する。端末装置11の
操作者は、ディスプレイ19に表示されるメールボック
スによって、そこでメールがあることを確認できるた
め、このメールを開くことによって、送られてきたX線
写真についての画像をディスプレイ19に表示すること
ができる。また、音声の再生を指示することによって、
送られてきた音声をスピーカ21から出力することがで
きる。従って、端末装置11側の医師は、X線写真を見
ながら、端末装置10側の医師のコメントを聞き、その
医師の所見が正しいか等の判定を行うことができる。な
お、電子メールを送ったことについて、電話機24、2
5を利用して、相手側に伝えておき、メールを早く見て
もらうように頼んでおくことも好ましく、また電話機2
4、25を利用して、X線写真を見ながら、診断や、こ
れからの診療についての意見を交換しても良い。
【0019】このように、本実施例によれば、X線写真
などの診断に供する画像データを、音声データと共に送
信することができる。したがって、画像および音声の両
データに基づいて、他の医師の所見を判定することがで
きる。また、画像には、マーク等を付加できるため、医
師の所見が分かりやすい。さらに、画像データと音声デ
ータは、見掛上1つのファイルとして扱われるので、対
応するファイルを探す必要がなく、操作性が良いという
効果も得られる。
などの診断に供する画像データを、音声データと共に送
信することができる。したがって、画像および音声の両
データに基づいて、他の医師の所見を判定することがで
きる。また、画像には、マーク等を付加できるため、医
師の所見が分かりやすい。さらに、画像データと音声デ
ータは、見掛上1つのファイルとして扱われるので、対
応するファイルを探す必要がなく、操作性が良いという
効果も得られる。
【0020】次に、他の実施例について説明する。この
例では、両端末装置10、11において、リアルタイム
で情報を交換できる。例えば、医師が、端末装置10、
11の両側において、ディスプレイ18、19を見なが
ら電話機24、25を用いて会話をし、意見を交換す
る。この場合、上述と同様にして、端末装置10におい
て画像データを取り込んだ状態で、この画像データを端
末装置11に送信する。端末装置11は、受けとった画
像データをディスプレイ19上に表示する。この例の場
合、端末装置10は、所定のサイクルで、画像データを
端末装置11側に送信する。従って、端末装置11のデ
ィスプレイ19に表示されている画像データは、実質的
に端末装置10側の画像データである。従って、端末装
置10側において、画像に各種の図形等を書き込めば、
端末装置11において表示されている画像もリアルタイ
ムで変化する。
例では、両端末装置10、11において、リアルタイム
で情報を交換できる。例えば、医師が、端末装置10、
11の両側において、ディスプレイ18、19を見なが
ら電話機24、25を用いて会話をし、意見を交換す
る。この場合、上述と同様にして、端末装置10におい
て画像データを取り込んだ状態で、この画像データを端
末装置11に送信する。端末装置11は、受けとった画
像データをディスプレイ19上に表示する。この例の場
合、端末装置10は、所定のサイクルで、画像データを
端末装置11側に送信する。従って、端末装置11のデ
ィスプレイ19に表示されている画像データは、実質的
に端末装置10側の画像データである。従って、端末装
置10側において、画像に各種の図形等を書き込めば、
端末装置11において表示されている画像もリアルタイ
ムで変化する。
【0021】さらに、端末装置11からも端末装置10
へ所定周期でデータを送信している。すなわち、端末装
置11において、表示画像上に図形を書き込んだ場合に
は、この操作についてのデータが端末装置10側に送信
され、端末装置10側に表示されている画像が変化す
る。このように、端末装置11側において表示画像につ
いて行った操作は、端末装置10側のデータを変更する
ことになる。従って、端末装置10側の表示が変化し、
これが端末装置11に送られ端末装置11側の表示も変
化する。従って、表示画像に対して行われたマーキング
等は、両端末装置10、11相互に反映される。
へ所定周期でデータを送信している。すなわち、端末装
置11において、表示画像上に図形を書き込んだ場合に
は、この操作についてのデータが端末装置10側に送信
され、端末装置10側に表示されている画像が変化す
る。このように、端末装置11側において表示画像につ
いて行った操作は、端末装置10側のデータを変更する
ことになる。従って、端末装置10側の表示が変化し、
これが端末装置11に送られ端末装置11側の表示も変
化する。従って、表示画像に対して行われたマーキング
等は、両端末装置10、11相互に反映される。
【0022】そこで、端末装置10、11の前におのお
のの医師が座り、入力装置16、17をそれぞれ操作し
て、X線写真などに基づいた画像にマーク等をしなが
ら、電話機24、25を用いて通話することによって、
診断、診療についての意見交換を行い、診断の助けとす
ることができる。さらに、その他の画像の回転、縮小、
拡大等の画像の加工も行いながら、コミュニケーション
をとることができる。
のの医師が座り、入力装置16、17をそれぞれ操作し
て、X線写真などに基づいた画像にマーク等をしなが
ら、電話機24、25を用いて通話することによって、
診断、診療についての意見交換を行い、診断の助けとす
ることができる。さらに、その他の画像の回転、縮小、
拡大等の画像の加工も行いながら、コミュニケーション
をとることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1つの端末から他の端末に診療についての画像情報およ
び音声情報を送信する。そして、受信側の端末におい
て、送られてきた画像情報および音声情報を随時再生が
可能である。そこで、X線写真等を郵送したり、持参し
たりせずに、他の医師の所見を得ることができる。
1つの端末から他の端末に診療についての画像情報およ
び音声情報を送信する。そして、受信側の端末におい
て、送られてきた画像情報および音声情報を随時再生が
可能である。そこで、X線写真等を郵送したり、持参し
たりせずに、他の医師の所見を得ることができる。
【0024】他の発明によれば、各端末間は、1つの画
像情報を共有した状態で、その画像情報を再生し、かつ
共有している画像上に所望の図形を書き込み可能であ
り、情報を交換している端末において、再生画面に図形
を書き込みながら、電話による音声通話をして、診療に
ついての情報を交換することができる。従って、X線写
真などに基づいた画像にマーク等をしながら、診断、診
療についての意見交換を行い、診断の助けとすることが
できる。
像情報を共有した状態で、その画像情報を再生し、かつ
共有している画像上に所望の図形を書き込み可能であ
り、情報を交換している端末において、再生画面に図形
を書き込みながら、電話による音声通話をして、診療に
ついての情報を交換することができる。従って、X線写
真などに基づいた画像にマーク等をしながら、診断、診
療についての意見交換を行い、診断の助けとすることが
できる。
【図1】本発明の実施例のシステムの全体構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
10,11 端末装置 12,13 画像入力装置 14,15 音声入力装置 16,17 入力装置 18,19 ディスプレイ 20,21 スピーカ 22 通信回線 24,25 電話機 26 電話回線
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の端末間で情報を交換するシステム
であって、 各端末は、 患者の診断データである画像情報を入力する画像情報入
力手段と、 該画像情報についての音声情報を入力する音声情報入力
手段と、 入力された画像情報および音声情報を一緒に送信する送
信手段と、 送られてきた画像情報および音声情報を受信する受信手
段と、 受信された画像情報および音声情報を記憶する記憶手段
と、 記憶されている画像情報を画面に再生する画像表示手段
と、 記憶されている音声情報を再生する音声出力手段と、 を有し、 1つの端末から他の端末に診療についての画像情報およ
び音声情報を送信し、受信側の端末において、随時再生
が可能なことを特徴とする遠隔診療支援システム。 - 【請求項2】 複数の端末間で情報を交換するシステム
であって、 各端末は、 患者の診断データである画像情報を入力する画像情報入
力手段と、 入力された画像情報を送信する送信手段と、 送られてきた画像情報を受信する受信手段と、 受信された画像情報を画面に再生する画像表示手段と、 を有し、 各端末間は、1つの画像情報を共有した状態で、その画
像情報を再生し、かつ共有している画像上に所望の図形
を書き込み可能であり、 情報を交換している端末において、再生画面に図形を書
き込みながら、電話による音声通話をして、診療につい
ての情報を交換することができることを特徴とする遠隔
診療支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15485394A JPH0822503A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 遠隔診療支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15485394A JPH0822503A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 遠隔診療支援システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0822503A true JPH0822503A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15593340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15485394A Pending JPH0822503A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 遠隔診療支援システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0822503A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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