JPH0822496A - 無線posシステム - Google Patents

無線posシステム

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JPH0822496A
JPH0822496A JP15748094A JP15748094A JPH0822496A JP H0822496 A JPH0822496 A JP H0822496A JP 15748094 A JP15748094 A JP 15748094A JP 15748094 A JP15748094 A JP 15748094A JP H0822496 A JPH0822496 A JP H0822496A
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wireless
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Abstract

(57)【要約】 【目的】常に電波伝播環境に応じた良好な無線通信を行
う。 【構成】POS端末装置T11〜T13,T21,T31は、顧
客と精算処理を行う毎にその人数をカウントし、単位時
間内の精算した人数により店舗内の混雑具合を把握す
る。そして、混雑具合から店舗内の電波伝播環境の変化
を予測して第1の無線通信装置S11〜S13,S21,S31
及び第2の無線通信装置M1〜M3の無線送信電力を制
御する。すなわち、電波伝播環境が悪化するような場合
には無線送信電力を増大させ、また電波伝播環境が良好
な場合には無線送信電力を低下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、POS端末装置を有
し、このPOS端末装置が他の装置と無線データ通信を
行う無線POSシステムに係り、特に、スーパケットや
百貨店等に使用される無線POSシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】無線POSシステムは、複数台のPOS
端末装置を配置し、各POS端末装置が顧客毎に商品販
売の登録を行って得られるデータを無線装置を使用して
ホストコンピュータ等の上位機器に無線伝送し、上位機
器でデータを集計して集中管理するシステムに適用され
る。
【0003】このような、無線POSシステムをスーパ
ケットや百貨店等のように、店内を多数の人がランダム
に行き交う環境で使用すると、電波伝播環境の変化が急
激に起きる場合があり、このような変化に対処してデー
タの無線伝送に支障を来さないように制御する必要があ
る。
【0004】ところで従来、電波伝播環境の変化に対処
する無線伝送制御としては、例えば特公平6−1659
5号公報に記載されたものが知られている。
【0005】これは、受信信号の微係数が電波伝播上か
ら決められる基準値よりも小さいとき第1の送信電力制
御情報を出力し、基準値よりも大きいとき第2の送信電
力制御情報を出力する送信電力制御情報出力手段を受信
局に設け、また、送信電力変更手段及び送信レベル制御
手段を送信局に設けている。
【0006】そして、フェーシング速度の比較的に小さ
く、受信信号の微係数が基準値以下である状態での通信
時には、送信電力変更手段は、送信電力制御情報出力手
段からフィードバックされる第1の送信電力制御情報を
受ける送信レベル制御手段により予め決められた比較的
に低いレベルの送信電力に設定されて送信局から受信局
への通信が行われ、受信局で受信される受信信号の微係
数がフェージングにより基準値に対して大きくなると、
送信電力を高めるための第2の送信電力制御情報が送信
電力制御情報出力手段から出力されて送信局の送信レベ
ル制御手段にフィードバックされ、第2の送信電力制御
情報に応答して送信レベル制御手段は送信電力レベルを
上げるように送信電力変更手段の設定レベルを変更させ
るというものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来装置は、通信
を行っている最中に受信局で受信電波の電界強度が実際
に弱くなるのを検出して送信局にフィードバックし、送
信局で送信電力を増加させるというものである。
【0008】このような方式は、電波の伝播環境の変化
する速度が比較的ゆっくりとした電話等のデジタル多重
無線通信等の場合には有効であるが、無線POSシステ
ムのように、マルチパスが多数存在する閉鎖空間で、し
かも多くの人間が気ままな方向に行き交うスーパマーケ
ットや百貨店の店内等においては制御速度が間に合わな
い場合が発生するという問題がある。
【0009】特に、店内を行き交う人の数が多い場合、
電波伝播環境の変化が急激に起こり、従来装置のような
フィードバック系による制御方式では、制御の速度が間
に合わず通信が途絶してしまう問題があった。
【0010】このため、予め予想される最悪の電波伝播
環境に合わせて無線機の送信出力を設定することも考え
られる。
【0011】しかし、POSシステムでは、例えば夜間
にはホストコンピュータがPOS端末装置のデータを収
集するとか、休日には各POS端末装置の設定内容を変
更するためにホストコンピュータから各POS端末装置
に対しデータを伝送するなど、人間の多い、少ないに関
係なく伝送すべきデータが発生する場合がある。また、
スーパマーケットや百貨店等では、営業時間内は客が店
内におり人の数も多いが、閉店後は従業員のみとなり、
さらに夜間や店の休日等は完全に無人となる。
【0012】このように、時間、日付等により店舗内に
存在する人の数が大きく変化し、それに伴い電波の伝播
環境も大きく変化する。
【0013】このようなことから、予め予想される最悪
の電波伝播環境に合わせて無線機の送信出力を設定する
方式を採用した場合、夜間や店の休日などは、電波伝播
環境が逆に良すぎるため、本来、電波が届いて欲しくな
いほど遠くにまで電波が到達してしまうという不都合が
発生する。例えば、無線周波数を有効に使用するため、
同じ周波数の電波をある程度離れた無線ゾーン毎に繰り
返して使用している場合などは、電波か必要以上に遠く
まで届くと、他の無線ゾーンの通信を妨害してしまうと
いう問題が発生する。
【0014】そこで、本発明は、POS端末装置が顧客
と精算処理を行った人数をカウントして店舗内の混雑具
合を把握し、それにより電波伝播環境の変化を予測して
無線通信装置の無線送信電力を制御し、電波伝播環境が
悪化するような場合には無線送信電力を増大させ、また
電波伝播環境が良好な場合には無線送信電力を低下さ
せ、常に電波伝播環境に応じた良好な無線通信ができる
無線POSシステムを提供する。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
顧客毎に商品販売の登録を行うと共に登録合計金額に基
づいて精算処理を行うPOS端末装置を有し、このPO
S端末装置が無線通信装置を介して他の装置とデータ通
信を行う無線POSシステムにおいて、POS端末装置
は、予め定めた単位時間内に精算処理をした顧客の人数
をカウントし、このカウントした人数に対応した制御デ
ータを無線通信装置に送信し、この無線通信装置の無線
送信電力を、単位時間内の顧客人数が多いときには増大
させる方向に可変制御するものである。
【0016】請求項2対応の発明は、顧客毎に商品販売
の登録を行うと共に登録合計金額に基づいて精算処理を
行うPOS端末装置と、このPOS端末装置に接続した
第1の無線通信装置と、この第1の無線通信装置と無線
通信を行う第2の無線通信装置と、この第2の無線通信
装置に接続し、POS端末装置と第1、第2の無線通信
装置を介して無線データ通信を行う制御装置からなり、
POS端末装置は、1顧客の精算処理を終了する毎に精
算終了信号を第1、第2の無線通信装置を介して制御装
置に無線伝送し、制御装置は、POS端末装置からの精
算終了信号を受信して信号数をカウントし、予め定めた
単位時間内における精算終了信号数に対応した制御デー
タを作成して第2の無線通信装置に伝送し、第2の無線
通信装置は、制御装置からの制御データに応じて無線送
信電力を、単位時間内の信号数が多いときには増大させ
る方向に可変制御すると共に、この制御データを第1の
無線通信装置に無線伝送し、第1の無線通信装置は、第
2の無線通信装置から受信した制御データに応じて無線
送信電力を、単位時間内の信号数が多いときには増大さ
せる方向に可変制御するものである。
【0017】請求項3対応の発明は、それぞれ異なる無
線ゾーンに配置され、顧客毎に商品販売の登録を行うと
共に登録合計金額に基づいて精算処理を行う複数のPO
S端末装置と、この各POS端末装置にそれぞれ接続し
た第1の無線通信装置と、この第1の無線通信装置と無
線通信を行う第2の無線通信装置と、この第2の無線通
信装置に接続し、各POS端末装置と第1、第2の無線
通信装置を介して無線データ通信を行う制御装置からな
り、各POS端末装置は、1顧客の精算処理を終了する
毎に精算終了信号をそれぞれ自己が属する無線ゾーンを
指定する番号を付して第1、第2の無線通信装置を介し
て制御装置に無線伝送し、制御装置は、各POS端末装
置からの精算終了信号を受信して各無線ゾーン毎に信号
数をカウントし、予め定めた単位時間内における精算終
了信号数に対応した制御データを各無線ゾーン毎に作成
して第2の無線通信装置に伝送し、第2の無線通信装置
は、制御装置からの自己が属する無線ゾーンに対応した
制御データに応じて無線送信電力を、単位時間内の信号
数が多いときには増大させる方向に可変制御すると共
に、この制御データを自己が属する無線ゾーンの第1の
無線通信装置に無線伝送し、第1の無線通信装置は、第
2の無線通信装置から受信した制御データに応じて無線
送信電力を、単位時間内の信号数が多いときには増大さ
せる方向に可変制御するものである。
【0018】請求項4対応の発明は、顧客毎に商品販売
の登録を行うと共に登録合計金額に基づいて精算処理を
行う第1のPOS端末装置と、この第1のPOS端末装
置に接続した第1の無線通信装置と、この第1の無線通
信装置と無線通信を行う第2の無線通信装置と、この第
2の無線通信装置に接続した通信ケーブルと、この通信
ケーブルに接続し、顧客毎に商品販売の登録を行うと共
に登録合計金額に基づいて精算処理を行う第2のPOS
端末装置と、通信ケーブルに接続し、第2の無線通信装
置及び第2のPOS端末装置とデータ通信を行う制御装
置からなり、第1のPOS端末装置は、1顧客の精算処
理を終了する毎に精算終了信号を第1の無線通信装置を
介して第2の無線通信装置に無線伝送し、第2の無線通
信装置は、通信ケーブルを介して制御装置に受信した精
算終了信号を伝送し、第2のPOS端末装置は、1顧客
の精算処理を終了する毎に精算終了信号を通信ケーブル
を介して制御装置に伝送し、制御装置は、第2の無線通
信装置及び第2のPOS端末装置からの精算終了信号を
受信して信号数をカウントし、予め定めた単位時間内に
おける精算終了信号数に対応した制御データを作成して
通信ケーブルを介して第2の無線通信装置に伝送し、第
2の無線通信装置は、受信した制御データに応じて無線
送信電力を、単位時間内の信号数が多いときには増大さ
せる方向に可変制御すると共に、この制御データを第1
の無線通信装置に無線伝送し、第1の無線通信装置は、
受信した制御データに応じて無線送信電力を、単位時間
内の信号数が多いときには増大させる方向に可変制御す
るものである。
【0019】請求項5対応の発明は、それぞれ異なる無
線ゾーンに配置され、顧客毎に商品販売の登録を行うと
共に登録合計金額に基づいて精算処理を行う複数の第1
のPOS端末装置と、この各第1のPOS端末装置に接
続した第1の無線通信装置と、この第1の無線通信装置
と無線通信を行う第2の無線通信装置と、この第2の無
線通信装置に接続した通信ケーブルと、この通信ケーブ
ルに接続すると共にある無線ゾーンに配置され、顧客毎
に商品販売の登録を行うと共に登録合計金額に基づいて
精算処理を行う第2のPOS端末装置と、通信ケーブル
に接続し、第2の無線通信装置及び第2のPOS端末装
置とデータ通信を行う制御装置からなり、各第1のPO
S端末装置は、1顧客の精算処理を終了する毎に精算終
了信号をそれぞれ自己が属する無線ゾーンを指定する番
号を付して第1の無線通信装置を介して第2の無線通信
装置に無線伝送し、第2の無線通信装置は、通信ケーブ
ルを介して制御装置に受信した精算終了信号及び無線ゾ
ーンを指定する番号を伝送し、第2のPOS端末装置
は、1顧客の精算処理を終了する毎に精算終了信号を自
己が属する無線ゾーンを指定する番号を付して通信ケー
ブルを介して制御装置に伝送し、制御装置は、第2の無
線通信装置及び第2のPOS端末装置からの精算終了信
号を受信して各無線ゾーン毎に信号数をカウントし、予
め定めた単位時間内における精算終了信号数に対応した
制御データを各無線ゾーン毎に作成して通信ケーブルを
介して第2の無線通信装置に伝送し、第2の無線通信装
置は、制御装置からの自己が属する無線ゾーンに対応し
た制御データに応じて無線送信電力を、単位時間内の信
号数が多いときには増大させる方向に可変制御すると共
に、この制御データを自己が属する無線ゾーンの第1の
無線通信装置に無線伝送し、第1の無線通信装置は、受
信した制御データに応じて無線送信電力を、単位時間内
の信号数が多いときには増大させる方向に可変制御する
ものである。
【0020】請求項6対応の発明は、請求項1乃至5記
載の無線POSシステムにおいて、月、日、曜日、時刻
の情報の1つ又は複数により制御データの内容を可変す
るものである。
【0021】請求項7対応の発明は、請求項2乃至6記
載の無線POSシステムにおいて、制御装置は、値引き
販売を実施する日付、曜日、時刻の情報及び値引き販売
する売り場の位置情報の1つ又は複数を記憶した記憶手
段を備え、制御データを作成する場合に、記憶手段に記
憶した値引き販売を実施する日付、曜日、時刻の情報及
び値引き販売する売り場の位置情報の1つ又は複数によ
り制御データの内容を可変するものである。
【0022】
【作用】単位時間内にPOS端末装置で精算処理される
顧客の人数は、概ねそのPOS端末装置の周辺に存在す
る顧客数と比例関係にある。すなわち、顧客数が増加す
ればPOS端末装置が単位時間内に精算処理を行う顧客
人数も増加し、顧客数が減少すればPOS端末装置が単
位時間内に精算処理を行う顧客人数も減少する。換言す
れば、混雑状況に略比例してPOS端末装置が単位時間
内に精算処理する顧客の人数が変化する。
【0023】本発明は、このような現象を利用して電波
の伝播環境の変化を把握し、無線通信装置の無線送信電
力を制御するものである。
【0024】請求項1対応の発明においては、POS端
末装置は精算処理をした顧客の人数をカウントし、この
カウントした人数に対応した制御データを無線通信装置
に送信する。無線通信装置は制御データに基づいて単位
時間内の顧客人数が多いときには混雑しているとして無
線送信電力を増大させる。また、単位時間内の顧客人数
が少ないときには逆に無線送信電力を低下させる。
【0025】請求項2対応の発明においては、制御装置
はPOS端末装置からの精算終了信号を受信して信号数
をカウントする。例えばPOS端末装置が複数台配置さ
れていれば全てのPOS端末装置からの精算終了信号を
受信して信号数をカウントする。そして単位時間内にお
ける精算終了信号数が多いとき、すなわち単位時間内の
顧客人数が多いときには混雑していると推計して無線通
信装置の無線送信電力を増大させるための制御データを
作成して第2の無線通信装置に伝送する。第2の無線通
信装置は、制御装置からの制御データに応じて無線送信
電力を増大させると共にその制御データを第1の無線通
信装置に無線伝送する。これにより第1の無線通信装置
も制御データに応じて無線送信電力を増大させる。
【0026】また、制御装置は単位時間内における精算
終了信号数が少ないときにはそれ程混雑していないと推
計して無線通信装置の無線送信電力を低下させるための
制御データを作成して第2の無線通信装置に伝送する。
第2の無線通信装置は、制御装置からの制御データに応
じて無線送信電力を低下させると共にその制御データを
第1の無線通信装置に無線伝送する。これにより第1の
無線通信装置も制御データに応じて無線送信電力を低下
させる。
【0027】請求項3対応の発明においては、制御装置
は各POS端末装置からの精算終了信号の数を各無線ゾ
ーン毎にカウントする。そしてある無線ゾーンにおいて
単位時間内における精算終了信号数が多いときには無線
通信装置の無線送信電力を増大させるための制御データ
を作成して該当する無線ゾーンの第2の無線通信装置に
伝送する。第2の無線通信装置は、制御装置からの制御
データに応じて無線送信電力を増大させると共にその制
御データを該当する無線ゾーンの第1の無線通信装置に
無線伝送する。これにより第1の無線通信装置も制御デ
ータに応じて無線送信電力を増大させる。
【0028】また、制御装置はある無線ゾーンにおいて
単位時間内における精算終了信号数が少ないときには無
線通信装置の無線送信電力を低下させるための制御デー
タを作成して該当する無線ゾーンの第2の無線通信装置
に伝送する。第2の無線通信装置は、制御装置からの制
御データに応じて無線送信電力を低下させると共にその
制御データを該当する無線ゾーンの第1の無線通信装置
に無線伝送する。これにより第1の無線通信装置も制御
データに応じて無線送信電力を低下させる。
【0029】このように無線ゾーン毎に混雑状況を推計
して無線通信装置の無線送信電力を制御する。
【0030】請求項4対応の発明においては、制御装置
は第1及び第2のPOS端末装置からの精算終了信号を
通信ケーブルを介して受信して信号数をカウントする。
そして単位時間内における精算終了信号数が多いときに
は無線通信装置の無線送信電力を増大させるための制御
データを作成して第2の無線通信装置に伝送する。第2
の無線通信装置は、制御装置からの制御データに応じて
無線送信電力を増大させると共にその制御データを第1
の無線通信装置に無線伝送する。これにより第1の無線
通信装置も制御データに応じて無線送信電力を増大させ
る。
【0031】また、制御装置は単位時間内における精算
終了信号数が少ないときには無線通信装置の無線送信電
力を低下させるための制御データを作成して第2の無線
通信装置に伝送する。第2の無線通信装置は、制御装置
からの制御データに応じて無線送信電力を低下させると
共にその制御データを第1の無線通信装置に無線伝送す
る。これにより第1の無線通信装置も制御データに応じ
て無線送信電力を低下させる。
【0032】このように制御装置は、無線通信する第1
のPOS端末装置も有線通信する第2のPOS端末装置
も含めて全てのPOS端末装置からの精算終了信号を受
信して信号数をカウントし、混雑状況を推計して無線通
信装置の無線送信電力を制御する。
【0033】請求項5対応の発明においては、制御装置
は第1及び第2のPOS端末装置からの精算終了信号を
通信ケーブルを介して受信して信号数を各無線ゾーン毎
にカウントする。そしてある無線ゾーンにおいて単位時
間内における精算終了信号数が多いときには無線通信装
置の無線送信電力を増大させるための制御データを作成
して該当する無線ゾーンの第2の無線通信装置に伝送す
る。第2の無線通信装置は、制御装置からの制御データ
に応じて無線送信電力を増大させると共にその制御デー
タを該当する無線ゾーンの第1の無線通信装置に無線伝
送する。これにより第1の無線通信装置も制御データに
応じて無線送信電力を増大させる。
【0034】また、制御装置はある無線ゾーンにおいて
単位時間内における精算終了信号数が少ないときには無
線通信装置の無線送信電力を低下させるための制御デー
タを作成して該当する無線ゾーンの第2の無線通信装置
に伝送する。第2の無線通信装置は、制御装置からの制
御データに応じて無線送信電力を低下させると共にその
制御データを該当する無線ゾーンの第1の無線通信装置
に無線伝送する。これにより第1の無線通信装置も制御
データに応じて無線送信電力を低下させる。
【0035】このように制御装置は、無線通信する第1
のPOS端末装置も有線通信する第2のPOS端末装置
も含めて各無線ゾーンにある全てのPOS端末装置から
の精算終了信号を受信して無線ゾーン毎に信号数をカウ
ントし、無線ゾーン毎に混雑状況を推計して無線通信装
置の無線送信電力を制御する。
【0036】請求項6対応の発明においては、請求項1
乃至5記載の無線POSシステムにおいて、月、日、曜
日、時刻の情報の1つ又は複数を加味して制御データの
内容を可変する。すなわち、制御データの内容を月、
日、曜日、時刻の情報の1つ又は複数に応じて補正す
る。
【0037】請求項7対応の発明においては、請求項2
乃至6記載の無線POSシステムにおいて、制御装置
は、記憶手段に記憶した値引き販売を実施する日付、曜
日、時刻の情報及び値引き販売する売り場の位置情報の
1つ又は複数を加味して作成した制御データの内容を可
変する。すなわち、作成した制御データの内容を値引き
販売を実施する日付、曜日、時刻の情報及び値引き販売
する売り場の位置情報の1つ又は複数に応じて補正す
る。
【0038】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0039】(第1の実施例)この実施例は請求項1に
対応した実施例である。図1は無線POSシステム全体
の構成を示す図で、T11,T12,T13は無線ゾーンZ1
に配置したPOS端末装置、T21は無線ゾーンZ2に配
置したPOS端末装置、T31は無線ゾーンZ3に配置し
たPOS端末装置である。
【0040】前記各POS端末装置T11,T12,T13,
T21,T31は、それぞれ店舗内の所定の売り場に配置さ
れ、顧客が購入する商品の販売金額等のデータを登録処
理すると共にその合計金額を表示器に表示する。そして
合計金額に基づいて顧客が支払いを行ったとき、その合
計金額をキー入力して特定のキー(登録の締めキー)を
操作することにより精算処理を実行するようになってい
る。
【0041】なお、登録処理では顧客の購入する商品個
々の販売金額や個数等を例えば商品別や部門別にメモリ
に累計する処理を行い、精算処理では合計金額や合計点
数等を例えば取引別(現金取引、信用取引等)にメモリ
に累計し、また商品個々の販売金額や個数等及び合計金
額や合計点数等を印字したレシートを発行し、さらに商
品個々の販売金額、個数、合計金額、合計点数等をトラ
ンザクションデータとして上位機器である後述する制御
装置に伝送する処理を行う。
【0042】前記各POS端末装置T11,T12,T13,
T21,T31は、それぞれ通信ケーブル111,112,
113,121,131を介して第1の無線通信装置S
11,S12,S13,S21,S31に接続している。
【0043】無線ゾーンZ1には前記第1の無線通信装
置S11,S12,S13と無線通信を行う第2の無線通信装
置M1を配置し、無線ゾーンZ2には前記第1の無線通
信装置S21と無線通信を行う第2の無線通信装置M2を
配置し、無線ゾーンZ3には前記第1の無線通信装置S
31と無線通信を行う第2の無線通信装置M3を配置しし
ている。
【0044】前記各無線ゾーンZ1,Z2,Z3では第
1の無線通信装置と第2の無線通信装置とが無線通信す
る周波数が別々になっている。
【0045】前記各第2の無線通信装置M1,M2,M
3は例えばバス形式の通信ケーブル150を介して制御
装置100と接続している。
【0046】前記制御装置100は前記各POS端末装
置T11,T12,T13,T21,T31から送信される商品個
々の販売金額、個数、合計金額、合計点数等を含むトラ
ンザクションデータを受信してファイルに累計し、デー
タを集中管理するようになっている。
【0047】前記第1の無線通信装置S11〜S13,S2
1,S31及び第2の無線通信装置M1〜M3は、例えば
図2に示す構成になっている。
【0048】すなわち、アンテナ1が受信した無線電波
をデュプレクサ(DPX)2、RF(ラジオ周波数)増
幅器3、バンドパスフィルタ4を介してミキサ5に入力
している。
【0049】前記ミキサ5は局部発振器6からの周波数
信号と受信信号を混合し、その混合した信号をバンドパ
スフィルタ7及びIF(中間周波数)増幅器8を介して
検波器9及びキャリア検出器10にそれぞれ供給してい
る。
【0050】前記検波器9は入力信号を検波し、その検
波信号をローパスフィルタ11を介して2値化回路12
に供給している。前記2値化回路12は入力信号を2値
化して受信データRXDとして有線I/F(インターフ
ェース)回路13を介して出力している。
【0051】前記キャリア検出器10は入力信号のキャ
リア検出を行い、その検出信号をA/D(アナログ/デ
ジタル)変換器14を介してデジタル信号に変換した
後、制御回路15に供給している。
【0052】また、前記有線I/F回路13を介して入
力される送信データTXDを変調器16で変調した後、
IF増幅器17を介してミキサ18に入力している。
【0053】前記ミキサ18は入力する送信信号を局部
発振器19からの周波数信号と混合し、その混合した信
号をバンドパスフィルタ20及びPW(パワー)増幅器
21を介して前記デュプレクサ(DPX)2に供給し、
そのデュプレクサ2からアンテナ1を介して無線送信す
るようになっている。
【0054】前記制御回路15は、メモリ15aに書き
込まれた制御プログラムの指示により、前記局部発振器
6並びに19の設定周波数を制御するようになってい
る。
【0055】また、前記制御回路15は、前記PW増幅
器21を制御して無線送信電力のレベルを可変できるよ
うになっている。この場合、無線送信電力のレベル可変
は、PW増幅器21の利得そのものを可変するものであ
っても、また、増幅器21の入力段及び出力段のいずれ
か一方又は両方に可変減衰器を設け、この可変減衰器の
減衰量を制御回路15からの制御信号で可変するもので
あってもよい。
【0056】前記有線I/F回路13は第1の無線通信
装置S11〜S13,S21,S31では通信ケーブル111,
112,113,121,131に接続され、第2の無
線通信装置M1,M2,M3では通信ケーブル150に
接続されている。
【0057】従って、前記制御装置100は、通信ケー
ブル150、第2の無線通信装置M1,M2,M3、第
1の無線通信装置S11〜S13,S21,S31及び通信ケー
ブル111〜113,121,131を介して各POS
端末装置T11〜T13,T21,T31と通信することができ
る。
【0058】前記各POS端末装置T11,T12,T13,
T21,T31は、例えば、通常、キャッシュレジスタと呼
ばれるもので、筐体の前面に商品コードや金額データ等
を入力するキーボード、表示器、レシート発行のための
プリンタ及び現金等を収納するドロワを設けている。そ
して回路構成としては、制御部本体にCPU、ROM,
RAM等からなるマイクロコンピュータ及び時計回路を
設けている。
【0059】前記各POS端末装置T11,T12,T13,
T21,T31のCPUは、図3に示す精算処理した顧客数
のカウント処理を行うようになっている。
【0060】先ず、精算処理した総顧客人数のカウント
値j及び監視終了予定時刻に達した顧客人数のカウント
値iを0クリアする。
【0061】この状態で、顧客処理、すなわち顧客の購
入する商品の登録処理の開始に待機し、顧客処理が開始
されると、顧客の購入する商品の登録処理を行う。そし
て1顧客に対する商品の登録処理が終了すると顧客の支
払いに基づく精算処理を行う。この精算処理ではレシー
ト発行等が行われる。
【0062】精算処理が終了するとカウント値jを1つ
インクリメントする。また、時計回路が計時する現在の
時刻tN に予め設定した監視時間tK を加算した時刻を
監視終了予定時刻tEjとしてRAMに記憶する。
【0063】この状態でカウント値jがカウント値iを
越えているか否かをチェックし、j>iであれば続い
て、監視終了予定時刻tEjが現在の時刻tN を越えてい
るかをチェックする。そしてtEj>tN になっていれば
カウント値iを1つインクリメントし、カウント値jか
らカウント値iを減算した値を単位時間内に精算処理を
行った顧客人数(処理人数頻度)を制御データmとして
第1の無線通信装置及び第2の無線通信装置に送信す
る。
【0064】また、カウント値jがカウント値i以下で
あったり、監視終了予定時刻tEjが現在の時刻tN を越
えていなければ制御データmを求める処理は行わずに次
の顧客処理の開始に待機する。
【0065】前記第1の無線通信装置及び第2の無線通
信装置は該当するPOS端末装置からの制御データmを
受信すると、制御回路15が制御データmに応じて前記
PW増幅器21の無線送信電力のレベルを可変制御す
る。
【0066】例えば、現在時刻tN が11:00、監視
時間が10分間、顧客がちょうど2分間隔で精算処理を
行った場合を想定すると表1に示すようになる。
【0067】
【表1】 この場合は、現在時刻の11:00の時点では単位時間
内に精算処理を行った顧客人数、すなわち、処理人数頻
度は6となる。従って、第1の無線通信装置及び第2の
無線通信装置は該当するPOS端末装置からの処理人数
頻度=6の制御データmに応じて制御回路15がPW増
幅器21の無線送信電力のレベルを可変制御する。
【0068】なお、この処理においては、システムの立
上げ時にm=0となる時間が生じるため、制御データm
が処理人数頻度を正確に反映しない場合がある。そこで
第1の無線通信装置及び第2の無線通信装置の制御回路
15がPW増幅器21の無線送信電力レベルを制御する
データとして直接mを使用せずに制御回路15において
mを元に算出した数値、すなわち、送信電力制御値Pを
データにする。
【0069】例えば、システムの立上げ時には監視時間
が経過するまでは送信電力制御値Pは予め定めた値に固
定し、その後mに基づく送信電力制御値Pを求める。
【0070】また、例えばm=0のときに送信電力制御
値Pが0になると不都合が生じるので、送信電力制御値
Pとしてmによって定まる数値に、mの値に関係なく常
に一定となる値を加えて送信電力制御値Pとする方法も
ある。
【0071】その他、処理人数頻度の増加に対し無線送
信電力がmのべき乗に比例して増加するように送信電力
制御値Pを設定する方法や処理人数頻度の増加に対し無
線送信電力が指数関数的に増加するように送信電力制御
値Pを設定する方法などがある。
【0072】このように第1の無線通信装置S11〜S1
3,S21,S31及び第2の無線通信装置M1〜M3は対
応するPOS端末装置T11〜T13,T21,T31からの制
御データmに応じて、処理人数頻度が大きければ制御回
路15がPW増幅器21の無線送信電力レベルを増加さ
せる制御を行い、また処理人数頻度が小さければ制御回
路15がPW増幅器21の無線送信電力レベルを低下さ
せる制御を行うので、POS端末装置を配置している場
所の周囲が混雑している時には無線送信電力レベルが増
加して電波伝播環境の悪化に対処し、また、POS端末
装置を配置している場所の周囲に人がほとんどいない場
合には無線送信電力レベルが低下して他の無線ゾーンま
で電波が届くのを防止する。
【0073】こうして、常に良好な無線送信電力レベル
でデータ通信ができる。また、単位時間内に精算処理し
た顧客数、すなわち処理人数頻度を求め、その処理人数
頻度を示す制御データmに基づいて無線送信電力レベル
を制御するので、混雑状況の変化が推計することがで
き、混雑状況の変化に応じた無線送信電力レベルの制御
ができる。そして、混雑状況は電波伝播環境の変化と関
係するので、結局、電波伝播環境の変化に対応して無線
送信電力レベルの制御ができることになる。
【0074】このように、電波伝播環境の変化に対応し
て無線通信装置の無線送信電力レベルの制御ができるの
で、各POS端末装置においてトランザクションデータ
等の送信中に電波伝播環境の悪化により送信が途絶える
というような事故の発生を未然に防止できる。
【0075】(第2の実施例)この実施例は請求項2に
対応した実施例である。なお、システム全体のハードウ
ェア構成は第1の実施例と同様であるが、各POS端末
装置T11〜T13,T21,T31、第1の無線通信装置S1
1,S12,S13,S21,S31、第2の無線通信装置M1
〜M3及び制御装置100のソフトウエア処理が第1の
実施例とは異なる。なお、制御装置は時計回路を内蔵し
ている。
【0076】POS端末装置T11〜T13,T21,T31の
CPUは、図4に示す処理を行うようになっている。す
なわち、顧客処理が開始されると、顧客の購入する商品
の登録処理を行う。そして1顧客に対する商品の登録処
理が終了すると顧客の支払いに基づく精算処理を行う。
この精算処理ではレシート発行等が行われる。
【0077】精算処理が終了すると精算終了信号を対応
する第1の無線通信装置S11〜S13,S21,S31に送信
する。
【0078】このように各POS端末装置のCPUは、
顧客との精算処理が終了する毎に精算終了信号を対応す
る第1の無線通信装置に送信する。
【0079】前記第1の無線通信装置S11〜S13,S2
1,S31は、通信ケーブル111〜113,121,1
31を介して対応するPOS端末装置T11〜T13,T2
1,T31から精算終了信号を受信する。
【0080】前記第1の無線通信装置S11〜S13,S2
1,S31の制御回路15は、図5に示す処理を行うよう
になっている。
【0081】すなわち、対応するPOS端末装置から精
算終了信号を受信する毎に同じ内容の精算終了信号を第
2の無線通信装置M1〜M3に無線送信する。
【0082】また、対応する第2の無線通信装置から制
御データmを受信すると、その制御データmに応じてP
W増幅器21の無線送信電力のレベルを可変制御する。
【0083】この無線送受信においては、無線通信装置
M1とS11〜S13は無線ゾーンZ1にあり、無線通信装
置M2とS21は無線ゾーンZ2にあり、無線通信装置M
3とS31は無線ゾーンZ3にあるので、各無線ゾーン内
では同一周波数の電波を使用して通信を行う。
【0084】前記第2の無線通信装置M1〜M3は、同
じ無線ゾーン内の第1の無線通信装置S11〜S13,S2
1,S31から精算終了信号を受信する。
【0085】前記第2の無線通信装置M1〜M3の制御
回路15は、図6に示す処理を行うようになっている。
【0086】すなわち、第1の無線通信装置S11〜S1
3,S21,S31から精算終了信号を受信する毎に同じ内
容の精算終了信号を通信ケーブル150を介して制御装
置100に送信する。
【0087】また、制御装置100から制御データmを
受信すると、その制御データmに応じてPW増幅器21
の無線送信電力のレベルを可変制御すると共に、その制
御データmを同じ無線ゾーン内の第1の無線通信装置S
11〜S13,S21,S31に無線送信する。
【0088】前記制御装置100は、図7に示す処理を
行うようになっている。すなわち、精算処理した総顧客
人数のカウント値j及び監視終了予定時刻に達した顧客
人数のカウント値iを0クリアする。
【0089】この状態で、前記第2の無線通信装置M1
〜M3から精算終了信号を受信すると、カウント値jを
1つインクリメントする。また、時計回路が計時する現
在の時刻tN に予め設定した監視時間tK を加算した時
刻を監視終了予定時刻tEjとしてメモリに記憶する。
【0090】この状態でカウント値jがカウント値iを
越えているか否かをチェックし、j>iであれば続いて
監視終了予定時刻tEjが現在の時刻tN を越えているか
をチェックする。そしてtEj>tN になっていればカウ
ント値iを1つインクリメントし、カウント値jからカ
ウント値iを減算した値mを単位時間内に精算処理を行
った顧客人数(処理人数頻度)を示す制御データとして
第2の無線通信装置M1〜M3に通知する。
【0091】また、カウント値jがカウント値i以下で
あったり、監視終了予定時刻tEjが現在の時刻tN を越
えていなければ制御データmを求める処理は行わずに次
の精算終了信号の受信に待機する。
【0092】このような構成の実施例においては、各P
OS端末装置T11〜T13,T21,T31は、顧客と精算処
理を終了する毎に精算終了信号を対応する第1の無線通
信装置に送信する。そして第1の無線通信装置S11〜S
13,S21,S31は、対応するPOS端末装置T11〜T1
3,T21,T31から精算終了信号を受信する毎にその精
算終了信号を同じ無線ゾーンの第2の無線通信装置M1
〜M3に無線送信する。
【0093】第2の無線通信装置M1〜M3は対応する
第1の無線通信装置S11〜S13,S21,S31から精算終
了信号を受信する毎にその精算終了信号を通信ケーブル
150を介して制御装置100に送信する。
【0094】制御装置100は、単位時間内に受信する
精算終了信号の数をカウントする。こうして制御装置1
00は、全てのPOS端末装置T11〜T13,T21,T31
からの精算終了信号をカウントして単位時間内に全ての
POS端末装置で精算処理した顧客人数から処理人数頻
度である制御データmを求めて第2の無線通信装置M1
〜M3に送信する。
【0095】第2の無線通信装置M1〜M3では制御装
置100から制御データmを受信すると制御回路15が
制御データmに応じてPW増幅器21の無線送信電力の
レベルを可変制御する。また、この制御データmを同じ
無線ゾーン内の第1の無線通信装置S11〜S13,S21,
S31に無線送信する。
【0096】第1の無線通信装置S11〜S13,S21,S
31では第2の無線通信装置M1〜M3から制御データm
を受信すると制御回路15が制御データmに応じてPW
増幅器21の無線送信電力のレベルを可変制御する。
【0097】こうして第1の無線通信装置S11〜S13,
S21,S31及び第2の無線通信装置M1〜M3の制御回
路15は制御装置100に制御されてPW増幅器21の
無線送信電力のレベルを可変制御されることになる。
【0098】このように第2実施例においても、電波伝
播環境の変化に対応して無線通信装置の無線送信電力レ
ベルの制御ができるので、各POS端末装置においてト
ランザクションデータ等の送信中に電波伝播環境の悪化
により送信が途絶えるというような事故の発生を未然に
防止できる。
【0099】なお、この実施例では、制御装置100は
単位時間内に精算処理を行った顧客数を制御データmと
して第1及び第2の無線通信装置に送信するものについ
て述べたが必ずしもこれに限定するものではなく、制御
装置100において第1及び第2の無線通信装置の制御
回路15が制御データmに基づいてPW増幅器21の無
線送信電力のレベルを可変制御するときの送信電力制御
値Pを算出し、この送信電力制御値Pを制御データmに
代えて送信してもよい。
【0100】(第3の実施例)この実施例は請求項3に
対応した実施例である。なお、システム全体のハードウ
ェア構成は第1の実施例と同様であり、また各POS端
末装置T11〜T13,T21,T31、第1の無線通信装置S
11,S12,S13,S21,S31、第2の無線通信装置M1
〜M3及び制御装置100のソフトウエア処理は基本的
には第2の実施例と同様であるが、異なる点は無線ゾー
ンZ1の第1の無線通信装置S11〜S13、無線ゾーンZ
2の第1の無線通信装置S21及び無線ゾーンZ3の第1
の無線通信装置S31は、それぞれ第2の無線通信装置M
1〜M3に対して精算終了信号を無線送信するとき自己
が属する無線ゾーンを指定する番号、すなわち無線ゾー
ン番号Z*を付加して送信するようになっている。
【0101】このため、第1の無線通信装置S11〜S1
3,S21,S31は、図8に示す処理を行うようになって
いる。
【0102】すなわち、対応するPOS端末装置から精
算終了信号を受信する毎に同じ内容の精算終了信号に無
線ゾーン番号Z*を付加して第2の無線通信装置M1〜
M3に無線送信する。
【0103】また、対応する第2の無線通信装置から制
御データmを受信すると、その制御データmに応じてP
W増幅器21の無線送信電力のレベルを可変制御する。
【0104】前記第2の無線通信装置M1〜M3は、図
6と同様の処理を行う。すなわち、第1の無線通信装置
S11〜S13,S21,S31から精算終了信号に無線ゾーン
番号Z*を付加した信号を受信する毎に同じ内容の信号
を通信ケーブル150を介して制御装置100に送信す
る。
【0105】また、制御装置100から制御データmを
受信すると、その制御データmに応じてPW増幅器21
の無線送信電力のレベルを可変制御すると共に、その制
御データmを同じ無線ゾーン内の第1の無線通信装置S
11〜S13,S21,S31に無線送信する。
【0106】前記制御装置100は、図9及び図10に
示す処理を行うようになっている。すなわち、無線ゾー
ン毎の精算処理した総顧客人数のカウント値jz1,jz
2,jz3及び無線ゾーン毎の監視終了予定時刻に達した
顧客人数のカウント値iz1,iz2,iz3を0クリアす
る。
【0107】この状態で、前記第2の無線通信装置M1
〜M3から精算終了信号と無線ゾーン番号Z*を受信す
ると、無線ゾーン番号Z*が無線ゾーンZ1を指定する
番号であればカウント値jz1を1つインクリメントす
る。また、時計回路が計時する現在の時刻tN に予め設
定した監視時間tK を加算した時刻を監視終了予定時刻
tEjz1としてメモリに記憶する。また、無線ゾーン番号
Z*が無線ゾーンZ2を指定する番号であればカウント
値jz2を1つインクリメントする。また、時計回路が計
時する現在の時刻tN に予め設定した監視時間tK を加
算した時刻を監視終了予定時刻tEjz2としてメモリに記
憶する。また、無線ゾーン番号Z*が無線ゾーンZ3を
指定する番号であればカウント値jz3を1つインクリメ
ントする。また、時計回路が計時する現在の時刻tN に
予め設定した監視時間tK を加算した時刻を監視終了予
定時刻tEjz3としてメモリに記憶する。
【0108】この状態でカウント値jz1がカウント値i
z1を越えているか否かをチェックし、jz1>iz1であれ
ば続いて監視終了予定時刻tEjz1が現在の時刻tN を越
えているかをチェックする。そしてtEjz1>tN になっ
ていればカウント値iz1を1つインクリメントし、カウ
ント値jz1からカウント値iz1を減算した値mz1を単位
時間内に精算処理を行った顧客人数(処理人数頻度)の
制御データとして無線ゾーンZ1の第2の無線通信装置
M1に通知する。
【0109】なお、カウント値jz1がカウント値iz1以
下であったり、監視終了予定時刻tEjz1が現在の時刻t
N を越えていなければこの処理をパスする。
【0110】また、カウント値jz2がカウント値iz2を
越えているか否かをチェックし、jz2>iz2であれば続
いて監視終了予定時刻tEjz2が現在の時刻tN を越えて
いるかをチェックする。そしてtEjz2>tN になってい
ればカウント値iz2を1つインクリメントし、カウント
値jz2からカウント値iz2を減算した値mz2を単位時間
内に精算処理を行った顧客人数(処理人数頻度)の制御
データとして無線ゾーンZ2の第2の無線通信装置M2
に通知する。
【0111】なお、カウント値jz2がカウント値iz2以
下であったり、監視終了予定時刻tEjz2が現在の時刻t
N を越えていなければこの処理をパスする。
【0112】さらに、カウント値jz3がカウント値iz3
を越えているか否かをチェックし、jz3>iz3であれば
続いて監視終了予定時刻tEjz3が現在の時刻tN を越え
ているかをチェックする。そしてtEjz3>tN になって
いればカウント値iz3を1つインクリメントし、カウン
ト値jz3からカウント値iz3を減算した値mz3を単位時
間内に精算処理を行った顧客人数(処理人数頻度)の制
御データとして無線ゾーンZ3の第2の無線通信装置M
3に通知する。
【0113】なお、カウント値jz3がカウント値iz3以
下であったり、監視終了予定時刻tEjz3が現在の時刻t
N を越えていなければこの処理をパスする。
【0114】このような構成の実施例においては、制御
装置100は無線ゾーンZ1〜Z3毎にPOS端末装置
において単位時間内に精算処理した顧客人数を把握でき
る。すなわち、無線ゾーンZ1に対しては各POS端末
装置T11〜T13が単位時間内に精算処理した顧客人数で
ある制御データmz1を求めて第2の無線通信装置M1に
通知する。また、無線ゾーンZ2に対してはPOS端末
装置T21が単位時間内に精算処理した顧客人数である制
御データmz2を求めて第2の無線通信装置M2に通知す
る。また、無線ゾーンZ3に対してはPOS端末装置T
31が単位時間内に精算処理した顧客人数である制御デー
タmz3を求めて第2の無線通信装置M3に通知する。
【0115】第2の無線通信装置M1は制御データmz1
を受信すると、その制御データmz1に応じて制御回路1
5がPW増幅器21の無線送信電力のレベルを可変制御
すると共に、その制御データmz1を同じ無線ゾーンZ1
内の第1の無線通信装置S11〜S13に無線送信する。
【0116】第1の無線通信装置S11〜S13は、制御デ
ータmz1を受信すると、その制御データmz1に応じて制
御回路15がPW増幅器21の無線送信電力のレベルを
可変制御する。
【0117】また、第2の無線通信装置M2は制御デー
タmz2を受信すると、その制御データmz2に応じて制御
回路15がPW増幅器21の無線送信電力のレベルを可
変制御すると共に、その制御データmz2を同じ無線ゾー
ンZ2内の第1の無線通信装置S21に無線送信する。
【0118】第1の無線通信装置S21は、制御データm
z2を受信すると、その制御データmz2に応じて制御回路
15がPW増幅器21の無線送信電力のレベルを可変制
御する。
【0119】また、第2の無線通信装置M3は制御デー
タmz3を受信すると、その制御データmz3に応じて制御
回路15がPW増幅器21の無線送信電力のレベルを可
変制御すると共に、その制御データmz3を同じ無線ゾー
ンZ3内の第1の無線通信装置S31に無線送信する。
【0120】第1の無線通信装置S31は、制御データm
z3を受信すると、その制御データmz3に応じて制御回路
15がPW増幅器21の無線送信電力のレベルを可変制
御する。
【0121】こうして第1の無線通信装置S11〜S13,
S21,S31及び第2の無線通信装置M1〜M3の制御回
路15は制御装置100に制御されて各無線ゾーンZ1
〜Z3毎にPW増幅器21の無線送信電力のレベルを可
変制御されることになる。
【0122】このように第3実施例においても、電波伝
播環境の変化に対応して無線通信装置の無線送信電力レ
ベルの制御ができるので、各POS端末装置においてト
ランザクションデータ等の送信中に電波伝播環境の悪化
により送信が途絶えるというような事故の発生を未然に
防止できる。
【0123】なお、各無線ゾーンZ1〜Z3には第2の
無線通信装置がそれぞれ1台ずつあるため、第2の無線
通信装置M1〜M3においてそれぞれ制御データmz1,
mz2,mz3を求めることも可能である。すなわち、第2
の無線通信装置M1は第1の無線通信装置S11〜S13か
らの精算終了信号数をカウントして制御データmz1を求
めればよく、第2の無線通信装置M2は第1の無線通信
装置S21からの精算終了信号数をカウントして制御デー
タmz2を求めればよく、第2の無線通信装置M3は第1
の無線通信装置S31からの精算終了信号数をカウントし
て制御データmz3を求めればよい。このようにすればP
OS端末装置における無線ゾーン番号Z*の付加は不要
である。
【0124】(第4の実施例)この実施例は請求項4に
対応した実施例である。これは図11に示すように、制
御装置100にループネットワーク状の通信ケーブル2
00を接続し、その通信ケーブル200に第2の無線通
信装置M1〜M3を接続すると共に、第2のPOS端末
装置T4 ,T5 を直接接続している。
【0125】なお、第2のPOS端末装置T4 ,T5 は
どの無線ゾーンZ1〜Z3にも存在していないものとす
る。また、通信ケーブル200はバス形式であってもよ
い。
【0126】第1のPOS端末装置T11〜T13,T21,
T31、第1の無線通信装置S11〜S13,S21,S31、第
2の無線通信装置M1〜M3及び制御装置100の構成
は、第2の実施例と同様である。
【0127】すなわち、第1のPOS端末装置T11〜T
13,T21,T31は、図4に示す処理を行い、第1の無線
通信装置S11〜S13,S21,S31は、図5に示す処理を
行い、第2の無線通信装置M1〜M3は、図6に示す処
理を行い、制御装置100は図7に示す処理を行うよう
になっている。
【0128】また、前記第2のPOS端末装置T4 ,T
5 は、図12に示す処理を行うようになっている。すな
わち、顧客処理が開始されると、顧客の購入する商品の
登録処理を行う。そして1顧客に対する商品の登録処理
が終了すると顧客の支払いに基づく精算処理を行う。こ
の精算処理ではレシート発行等が行われる。
【0129】精算処理が終了すると精算終了信号を前記
制御装置100に通信ケーブル200を介して直接送信
する。
【0130】この実施例では、制御装置100は、全て
のPOS端末装置T11〜T13,T21,T31,T4 ,T5
からの精算終了信号をカウントして単位時間内に全ての
POS端末装置で精算処理した顧客人数から処理人数頻
度である制御データmを求めて第2の無線通信装置M1
〜M3に送信する。
【0131】第2の無線通信装置M1〜M3では制御装
置100から制御データmを受信すると制御回路15が
制御データmに応じてPW増幅器21の無線送信電力の
レベルを可変制御する。また、この制御データmを同じ
無線ゾーン内の第1の無線通信装置S11〜S13,S21,
S31に無線送信する。
【0132】第1の無線通信装置S11〜S13,S21,S
31では第2の無線通信装置M1〜M3から制御データm
を受信すると制御回路15が制御データmに応じてPW
増幅器21の無線送信電力のレベルを可変制御する。
【0133】こうして第1の無線通信装置S11〜S13,
S21,S31及び第2の無線通信装置M1〜M3の制御回
路15は制御装置100に制御されてPW増幅器21の
無線送信電力のレベルを可変制御されることになる。
【0134】このように第4実施例においても、電波伝
播環境の変化に対応して無線通信装置の無線送信電力レ
ベルの制御ができるので、第1のPOS端末装置T11〜
T13,T21,T31においてトランザクションデータ等の
送信中に電波伝播環境の悪化により送信が途絶えるとい
うような事故の発生を未然に防止できる。
【0135】(第5の実施例)この実施例は第4の実施
例の変形例で、第1のPOS端末装置T11〜T13,T2
1,T31、第1の無線通信装置S11〜S13,S21,S3
1、第2の無線通信装置M1〜M3及び制御装置100
の構成は、第3の実施例と同様である。
【0136】すなわち、第1のPOS端末装置T11〜T
13,T21,T31は、図4に示す処理を行い、第1の無線
通信装置S11〜S13,S21,S31は、図8に示す処理を
行い、第2の無線通信装置M1〜M3は、図6に示す処
理と同等の処理を行い、制御装置100は図9及び図1
0に示す処理を行うようになっている。また、第2のP
OS端末装置T4 とT5 は、図12に示す処理を行うよ
うになっている。
【0137】この実施例では、制御装置100は、無線
ゾーンZ1〜Z3毎に第1のPOS端末装置において単
位時間内に精算処理した顧客人数を把握できる。すなわ
ち、無線ゾーンZ1に対しては各POS端末装置T11〜
T13が単位時間内に精算処理した顧客人数である制御デ
ータmz1を求めて第2の無線通信装置M1に通知する。
また、無線ゾーンZ2に対してはPOS端末装置T21が
単位時間内に精算処理した顧客人数である制御データm
z2を求めて第2の無線通信装置M2に通知する。また、
無線ゾーンZ3に対してはPOS端末装置T31が単位時
間内に精算処理した顧客人数である制御データmz3を求
めて第2の無線通信装置M3に通知する。
【0138】この場合、第2のPOS端末装置T4 およ
びT5 は無線ゾーンZ1〜Z3の外にあるので、第2の
POS端末装置T4 ,T5 からの精算終了信号は、各無
線ゾーン毎の制御データmz1,mz2,mz3の算出からは
除外される。
【0139】第2の無線通信装置M1は制御データmz1
を受信すると、その制御データmz1に応じて制御回路1
5がPW増幅器21の無線送信電力のレベルを可変制御
すると共に、その制御データmz1を同じ無線ゾーンZ1
内の第1の無線通信装置S11〜S13に無線送信する。こ
れにより、第1の無線通信装置S11〜S13も制御データ
mz1に応じて制御回路15がPW増幅器21の無線送信
電力のレベルを可変制御する。
【0140】また、第2の無線通信装置M2は制御デー
タmz2を受信すると、その制御データmz2に応じて制御
回路15がPW増幅器21の無線送信電力のレベルを可
変制御すると共に、その制御データmz2を同じ無線ゾー
ンZ2内の第1の無線通信装置S21に無線送信する。こ
れにより、第1の無線通信装置S21も制御データmz2に
応じて制御回路15がPW増幅器21の無線送信電力の
レベルを可変制御する。
【0141】また、第2の無線通信装置M3は制御デー
タmz3を受信すると、その制御データmz3に応じて制御
回路15がPW増幅器21の無線送信電力のレベルを可
変制御すると共に、その制御データmz3を同じ無線ゾー
ンZ3内の第1の無線通信装置S31に無線送信する。こ
れにより、第1の無線通信装置S31も制御データmz3に
応じて制御回路15がPW増幅器21の無線送信電力の
レベルを可変制御する。
【0142】このようにこの実施例においても、電波伝
播環境の変化に対応して無線通信装置の無線送信電力レ
ベルの制御ができるので、各POS端末装置においてト
ランザクションデータ等の送信中に電波伝播環境の悪化
により送信が途絶えるというような事故の発生を未然に
防止できる。
【0143】(第6の実施例)この実施例は請求項5に
対応した実施例である。これは図13に示すように、第
2のPOS端末装置T4 ,T5 を無線ゾーンZ1内に存
在させている。そして第2のPOS端末装置T4 ,T5
は図14に示す処理を行うようになっている。
【0144】すなわち、顧客処理が開始されると、顧客
の購入する商品の登録処理を行う。そして1顧客に対す
る商品の登録処理が終了すると顧客の支払いに基づく精
算処理を行う。この精算処理ではレシート発行等が行わ
れる。
【0145】精算処理が終了すると精算終了信号に無線
ゾーン番号Z*を付加した信号を前記制御装置100に
通信ケーブル200を介して直接送信する。
【0146】なお、その他の構成は第5の実施例と同様
である。
【0147】この実施例では、制御装置100は、無線
ゾーンZ1〜Z3毎にPOS端末装置において単位時間
内に精算処理した顧客人数を把握できる。すなわち、無
線ゾーンZ1に対しては第1のPOS端末装置T11〜T
13及び第2のPOS端末装置T4 ,T5 が単位時間内に
精算処理した顧客人数である制御データmz1を求めて第
2の無線通信装置M1に通知する。また、無線ゾーンZ
2に対しては第1のPOS端末装置T21が単位時間内に
精算処理した顧客人数である制御データmz2を求めて第
2の無線通信装置M2に通知する。また、無線ゾーンZ
3に対しては第1のPOS端末装置T31が単位時間内に
精算処理した顧客人数である制御データmz3を求めて第
2の無線通信装置M3に通知する。
【0148】第2の無線通信装置M1は制御データmz1
を受信すると、その制御データmz1に応じて制御回路1
5がPW増幅器21の無線送信電力のレベルを可変制御
すると共に、その制御データmz1を同じ無線ゾーンZ1
内の第1の無線通信装置S11〜S13に無線送信する。こ
れにより、第1の無線通信装置S11〜S13も制御データ
mz1に応じて制御回路15がPW増幅器21の無線送信
電力のレベルを可変制御する。
【0149】また、第2の無線通信装置M2は制御デー
タmz2を受信すると、その制御データmz2に応じて制御
回路15がPW増幅器21の無線送信電力のレベルを可
変制御すると共に、その制御データmz2を同じ無線ゾー
ンZ2内の第1の無線通信装置S21に無線送信する。こ
れにより、第1の無線通信装置S21も制御データmz2に
応じて制御回路15がPW増幅器21の無線送信電力の
レベルを可変制御する。
【0150】また、第2の無線通信装置M3は制御デー
タmz3を受信すると、その制御データmz3に応じて制御
回路15がPW増幅器21の無線送信電力のレベルを可
変制御すると共に、その制御データmz3を同じ無線ゾー
ンZ3内の第1の無線通信装置S31に無線送信する。こ
れにより、第1の無線通信装置S31も制御データmz3に
応じて制御回路15がPW増幅器21の無線送信電力の
レベルを可変制御する。
【0151】このように無線ゾーンZ1内に無線送信を
行わない第2のPOS端末装置T4,T5 がある場合に
は、周囲の混雑状況を把握する上で必要となるので、第
2のPOS端末装置T4 ,T5 からの精算終了信号も第
1のPOS端末装置T11〜T13からの精算終了信号と同
様にカウントして単位時間内に精算処理した顧客人数で
ある制御データmz1を求める。そしてこの制御データm
z1を無線ゾーンZ1での無線通信装置の無線送信電力の
レベル制御用に使用する。
【0152】従って、この実施例においても、電波伝播
環境の変化に対応して無線通信装置の無線送信電力レベ
ルの制御ができるので、各POS端末装置においてトラ
ンザクションデータ等の送信中に電波伝播環境の悪化に
より送信が途絶えるというような事故の発生を未然に防
止できる。
【0153】(第7の実施例)この実施例は請求項6に
対応した実施例である。この実施例は前述した第1の実
施例乃至第6の実施例の全てに適用できるものである。
【0154】すなわち、第1、第2の無線通信装置S11
〜S13,S21,S31,M1〜M3の制御回路15は、シ
ステムが稼働している月、日、曜日、時刻を加味した重
み付けを行って制御データmから送信電力制御値Pを求
めるようにする。
【0155】例えば、送信電力制御値Pが、 P=α+β×m2 但し、α、βは回路の特性によって決まる定数 の式で示される関係に設定してあったとする。これに対
して時刻による重み付けを行って実際の送信電力制御値
P0 を定めると、例えばP,P0 の関係は表2に示すよ
うになる。
【0156】
【表2】 この表2によれば夕刻17:00頃に顧客が最も多く混
雑するので重み付けを最も大きくしている。すなわち、
最も人間の数が多く、従って電波伝播環境が悪くなる時
間帯に対し先手を打つ形で無線送信電力レベルを増加さ
せることができる。
【0157】また、一般的には、店舗内の顧客数の変化
は、POS端末装置で精算処理を行う顧客数の変化に先
行する形で現れる。これは、店舗に訪れた顧客は、店舗
内に陳列されている商品の中から購入する商品を選択す
るために店舗内に滞留し、然るべき時間が経過した後に
購入する商品の選択を終え、POS端末装置の設置場所
に向かい精算処理を行うからである。
【0158】従って、POS端末装置で得られる顧客数
をそのまま用いて制御を行うと、店舗の混雑具合の変化
に応じた制御はできても、実際の店舗の混雑具合の変化
に対しては時間遅延が生じる。
【0159】このようなことから表2に示すように無線
送信電力レベルを制御する制御データmの重み付けをそ
の店舗の過去の集客情報に基づいて行えば、店舗内の顧
客人数の変化と精算処理を行う顧客人数の変化との時間
的ずれを吸収することができ、常に実際の店舗の混雑具
合に応じた無線送信電力レベルの制御ができる。
【0160】なお、この実施例では単に1日の時間帯を
設定して時間帯別の重み付けを行ったが、さらに月、
日、曜日を加味した時間帯別の重み付けを行ったもので
あってもよい。
【0161】(第8の実施例)この実施例は請求項7に
対応した実施例である。この実施例は前述した第1の実
施例乃至第7の実施例の全てに適用できるものである。
【0162】この実施例のシステム構成を図11と同様
とし、制御装置100に、値引き販売を実施する日付、
曜日、時刻の情報及び値引き販売する売り場の位置情報
を記憶したメモリを備え、制御装置100が制御データ
mを作成する場合に、前記メモリに記憶した値引き販売
を実施する日付、曜日、時刻の情報及び値引き販売する
売り場の位置情報により制御データの内容を可変する。
【0163】例えば、前述した第7の実施例と同様に1
日の時間帯別重み付けを行ったものに対して、例えば毎
週木曜日に特別値引き販売を行うことを考慮し、さらに
この値引き販売が無線ゾーンZ1で実施するものと仮定
する。そして値引き販売が行われる木曜日は来店する顧
客が増えることが過去の顧客管理データから判明してい
るとする。
【0164】このようなことから前述した表2の重み付
けに、さらに曜日による重み付けを行うと共に無線ゾー
ンによる重み付けを行う。このような重み付けの一例を
示すと表3に示すようになる。
【0165】
【表3】 表3では、木曜日が値引き販売の実施日であるため、全
無線ゾーンZ1〜Z3において木曜日以外よりも木曜日
の重み付けを大きく設定する。また、値引き販売を実施
する無線ゾーンZ1は木曜日においては他の無線ゾーン
Z2、Z3に比較して混雑の度合いが大きいことが分か
っているので、他の無線ゾーンZ2、Z3よりもより一
層重み付けを大きく設定する。
【0166】このようにすれば、値引き販売を考慮した
店の混雑具合に応じて無線送信電力のレベルを制御する
ことができるので、より細かな電波伝播環境の変化に対
処した無線送信電力の制御ができる。
【0167】なお、無線ゾーンの数やPOS端末装置の
数は前記各実施例に限定するものでないのは勿論であ
る。
【0168】また、制御装置と第2の無線通信装置や第
2のPOS端末装置とを接続する通信ケーブルの接続方
式は、バス形式やループネットワーク形式のものに限定
するものではなく、例えばスター形式の接続方式であっ
てもよい。
【0169】
【発明の効果】以上、本発明によれば、POS端末装置
において顧客と精算処理を行った人数をカウントして店
舗内の混雑具合を把握し、それにより電波伝播環境の変
化を予測して無線通信装置の無線送信電力を制御し、電
波伝播環境が悪化するような場合には無線送信電力を増
大させ、また電波伝播環境が良好な場合には無線送信電
力を低下させ、常に電波伝播環境に応じた良好な無線通
信ができる無線POSシステムを提供できる。
【0170】また、本発明によれば、POS端末装置を
管理する制御装置においてPOS端末装置が顧客と精算
処理を行った人数をカウントして店舗内の混雑具合を把
握し、それにより電波伝播環境の変化を予測して無線通
信装置の無線送信電力を制御し、電波伝播環境が悪化す
るような場合には無線送信電力を増大させ、また電波伝
播環境が良好な場合には無線送信電力を低下させ、常に
電波伝播環境に応じた良好な無線通信ができる無線PO
Sシステムを提供できる。
【0171】また、本発明によれば、POS端末装置を
管理する制御装置においてPOS端末装置が顧客と精算
処理を行った人数を無線ゾーン毎にカウントして無線ゾ
ーン内の混雑具合を把握し、それにより各無線ゾーン毎
に電波伝播環境の変化を予測して無線通信装置の無線送
信電力を制御し、電波伝播環境が悪化するような場合に
は無線送信電力を増大させ、また電波伝播環境が良好な
場合には無線送信電力を低下させ、常に電波伝播環境に
応じた良好な無線通信ができる無線POSシステムを提
供できる。
【0172】また、本発明によれば、電波伝播環境の変
化を予測して無線通信装置の無線送信電力を制御する場
合に、月、日、曜日、時刻の情報を加味して制御がで
き、電波伝播環境の変化をより正確に予測できてさらに
良好な無線通信ができる無線POSシステムを提供でき
る。
【0173】さらに、本発明によれば、電波伝播環境の
変化を予測して無線通信装置の無線送信電力を制御する
場合に、値引き販売を実施する日付、曜日、時刻の情報
や値引き販売する売り場の位置情報を加味して制御がで
き、電波伝播環境の変化をより正確に予測できてさらに
良好な無線通信ができる無線POSシステムを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す無線POSシステ
ムの全体構成図。
【図2】同実施例の無線通信装置の回路構成を示すブロ
ック図。
【図3】同実施例のPOS端末装置の要部処理を示す流
れ図。
【図4】本発明の第2の実施例を示すPOS端末装置の
要部処理を示す流れ図。
【図5】同実施例の第1の無線通信装置の要部処理を示
す流れ図。
【図6】同実施例の第2の無線通信装置の要部処理を示
す流れ図。
【図7】同実施例の制御装置の要部処理を示す流れ図。
【図8】本発明の第3の実施例を示す第1の無線通信装
置の要部処理を示す流れ図。
【図9】同実施例の制御装置の要部処理を示す流れ図。
【図10】同実施例の制御装置の要部処理を示す流れ
図。
【図11】本発明の第4の実施例を示す無線POSシス
テムの全体構成図。
【図12】同実施例の第2のPOS端末装置の要部処理
を示す流れ図。
【図13】本発明の第6の実施例を示す無線POSシス
テムの全体構成図。
【図14】同実施例の第2のPOS端末装置の要部処理
を示す流れ図。
【符号の説明】
T11〜T13,T21,T31…POS端末装置 S11〜S13,S21,S31…第1の無線通信装置 M1〜M3…第2の無線通信装置 100…制御装置 150…通信ケーブル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客毎に商品販売の登録を行うと共に登
    録合計金額に基づいて精算処理を行うPOS端末装置を
    有し、このPOS端末装置が無線通信装置を介して他の
    装置とデータ通信を行う無線POSシステムにおいて、 前記POS端末装置は、予め定めた単位時間内に精算処
    理をした顧客の人数をカウントし、このカウントした人
    数に対応した制御データを前記無線通信装置に送信し、
    この無線通信装置の無線送信電力を、単位時間内の顧客
    人数が多いときには増大させる方向に可変制御すること
    を特徴とする無線POSシステム。
  2. 【請求項2】 顧客毎に商品販売の登録を行うと共に登
    録合計金額に基づいて精算処理を行うPOS端末装置
    と、このPOS端末装置に接続した第1の無線通信装置
    と、この第1の無線通信装置と無線通信を行う第2の無
    線通信装置と、この第2の無線通信装置に接続し、前記
    POS端末装置と前記第1、第2の無線通信装置を介し
    て無線データ通信を行う制御装置からなり、 前記POS端末装置は、1顧客の精算処理を終了する毎
    に精算終了信号を前記第1、第2の無線通信装置を介し
    て前記制御装置に無線伝送し、 前記制御装置は、前記POS端末装置からの精算終了信
    号を受信して信号数をカウントし、予め定めた単位時間
    内における精算終了信号数に対応した制御データを作成
    して前記第2の無線通信装置に伝送し、 前記第2の無線通信装置は、前記制御装置からの制御デ
    ータに応じて無線送信電力を、単位時間内の信号数が多
    いときには増大させる方向に可変制御すると共に、この
    制御データを前記第1の無線通信装置に無線伝送し、 前記第1の無線通信装置は、前記第2の無線通信装置か
    ら受信した制御データに応じて無線送信電力を、単位時
    間内の信号数が多いときには増大させる方向に可変制御
    することを特徴とする無線POSシステム。
  3. 【請求項3】 それぞれ異なる無線ゾーンに配置され、
    顧客毎に商品販売の登録を行うと共に登録合計金額に基
    づいて精算処理を行う複数のPOS端末装置と、この各
    POS端末装置にそれぞれ接続した第1の無線通信装置
    と、この第1の無線通信装置と無線通信を行う第2の無
    線通信装置と、この第2の無線通信装置に接続し、前記
    各POS端末装置と前記第1、第2の無線通信装置を介
    して無線データ通信を行う制御装置からなり、 前記各POS端末装置は、1顧客の精算処理を終了する
    毎に精算終了信号をそれぞれ自己が属する無線ゾーンを
    指定する番号を付して前記第1、第2の無線通信装置を
    介して前記制御装置に無線伝送し、 前記制御装置は、前記各POS端末装置からの精算終了
    信号を受信して各無線ゾーン毎に信号数をカウントし、
    予め定めた単位時間内における精算終了信号数に対応し
    た制御データを各無線ゾーン毎に作成して前記第2の無
    線通信装置に伝送し、 前記第2の無線通信装置は、前記制御装置からの自己が
    属する無線ゾーンに対応した制御データに応じて無線送
    信電力を、単位時間内の信号数が多いときには増大させ
    る方向に可変制御すると共に、この制御データを自己が
    属する無線ゾーンの第1の無線通信装置に無線伝送し、 前記第1の無線通信装置は、前記第2の無線通信装置か
    ら受信した制御データに応じて無線送信電力を、単位時
    間内の信号数が多いときには増大させる方向に可変制御
    することを特徴とする無線POSシステム。
  4. 【請求項4】 顧客毎に商品販売の登録を行うと共に登
    録合計金額に基づいて精算処理を行う第1のPOS端末
    装置と、この第1のPOS端末装置に接続した第1の無
    線通信装置と、この第1の無線通信装置と無線通信を行
    う第2の無線通信装置と、この第2の無線通信装置に接
    続した通信ケーブルと、この通信ケーブルに接続し、顧
    客毎に商品販売の登録を行うと共に登録合計金額に基づ
    いて精算処理を行う第2のPOS端末装置と、前記通信
    ケーブルに接続し、前記第2の無線通信装置及び第2の
    POS端末装置とデータ通信を行う制御装置からなり、 前記第1のPOS端末装置は、1顧客の精算処理を終了
    する毎に精算終了信号を前記第1の無線通信装置を介し
    て前記第2の無線通信装置に無線伝送し、 前記第2の無線通信装置は、前記通信ケーブルを介して
    前記制御装置に受信した精算終了信号を伝送し、 前記第2のPOS端末装置は、1顧客の精算処理を終了
    する毎に精算終了信号を前記通信ケーブルを介して前記
    制御装置に伝送し、 前記制御装置は、前記第2の無線通信装置及び第2のP
    OS端末装置からの精算終了信号を受信して信号数をカ
    ウントし、予め定めた単位時間内における精算終了信号
    数に対応した制御データを作成して前記通信ケーブルを
    介して前記第2の無線通信装置に伝送し、 前記第2の無線通信装置は、受信した制御データに応じ
    て無線送信電力を、単位時間内の信号数が多いときには
    増大させる方向に可変制御すると共に、この制御データ
    を前記第1の無線通信装置に無線伝送し、 前記第1の無線通信装置は、受信した制御データに応じ
    て無線送信電力を、単位時間内の信号数が多いときには
    増大させる方向に可変制御することを特徴とする無線P
    OSシステム。
  5. 【請求項5】 それぞれ異なる無線ゾーンに配置され、
    顧客毎に商品販売の登録を行うと共に登録合計金額に基
    づいて精算処理を行う複数の第1のPOS端末装置と、
    この各第1のPOS端末装置に接続した第1の無線通信
    装置と、この第1の無線通信装置と無線通信を行う第2
    の無線通信装置と、この第2の無線通信装置に接続した
    通信ケーブルと、この通信ケーブルに接続すると共にあ
    る無線ゾーンに配置され、顧客毎に商品販売の登録を行
    うと共に登録合計金額に基づいて精算処理を行う第2の
    POS端末装置と、前記通信ケーブルに接続し、前記第
    2の無線通信装置及び第2のPOS端末装置とデータ通
    信を行う制御装置からなり、 前記各第1のPOS端末装置は、1顧客の精算処理を終
    了する毎に精算終了信号をそれぞれ自己が属する無線ゾ
    ーンを指定する番号を付して前記第1の無線通信装置を
    介して前記第2の無線通信装置に無線伝送し、 前記第2の無線通信装置は、前記通信ケーブルを介して
    前記制御装置に受信した精算終了信号及び無線ゾーンを
    指定する番号を伝送し、 前記第2のPOS端末装置は、1顧客の精算処理を終了
    する毎に精算終了信号を自己が属する無線ゾーンを指定
    する番号を付して前記通信ケーブルを介して前記制御装
    置に伝送し、 前記制御装置は、前記第2の無線通信装置及び第2のP
    OS端末装置からの精算終了信号を受信して各無線ゾー
    ン毎に信号数をカウントし、予め定めた単位時間内にお
    ける精算終了信号数に対応した制御データを各無線ゾー
    ン毎に作成して前記通信ケーブルを介して前記第2の無
    線通信装置に伝送し、 前記第2の無線通信装置は、前記制御装置からの自己が
    属する無線ゾーンに対応した制御データに応じて無線送
    信電力を、単位時間内の信号数が多いときには増大させ
    る方向に可変制御すると共に、この制御データを自己が
    属する無線ゾーンの第1の無線通信装置に無線伝送し、 前記第1の無線通信装置は、受信した制御データに応じ
    て無線送信電力を、単位時間内の信号数が多いときには
    増大させる方向に可変制御することを特徴とする無線P
    OSシステム。
  6. 【請求項6】 月、日、曜日、時刻の情報の1つ又は複
    数により制御データの内容を可変することを特徴とする
    請求項1乃至5記載の無線POSシステム。
  7. 【請求項7】 制御装置は、値引き販売を実施する日
    付、曜日、時刻の情報及び値引き販売する売り場の位置
    情報の1つ又は複数を記憶した記憶手段を備え、制御デ
    ータを作成する場合に、前記記憶手段に記憶した値引き
    販売を実施する日付、曜日、時刻の情報及び値引き販売
    する売り場の位置情報の1つ又は複数により制御データ
    の内容を可変することを特徴とする請求項2乃至6記載
    の無線POSシステム。
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