JPH08224966A - 色素受容材料及びそれを用いる画像形成方法 - Google Patents

色素受容材料及びそれを用いる画像形成方法

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JPH08224966A
JPH08224966A JP7033958A JP3395895A JPH08224966A JP H08224966 A JPH08224966 A JP H08224966A JP 7033958 A JP7033958 A JP 7033958A JP 3395895 A JP3395895 A JP 3395895A JP H08224966 A JPH08224966 A JP H08224966A
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dye
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image
general formula
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JP7033958A
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Inventor
Yoriko Nakayama
依子 中山
Noritaka Nakayama
憲卓 中山
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 透過型原稿を熱転写記録方式で作成するため
の、形成された画像の濃度、定着性及び保存性に優れる
色素受容材料、及びそれを用いた画像形成方法を提供す
る。 【構成】 有色透明な支持体上に、特定の金属イオン供
給化合物を含有する層を有する色素受容材料、透明な支
持体上に、上記金属イオン供給化合物を含有する層を有
し、かつ支持体上の少なくとも1層が着色剤を含有する
色素受容材料、これらの色素受容材料に、金属イオン供
給化合物と反応してキレート色素を形成し得るキレート
可能な熱拡散性色素を含有する色素供与材料を重ねて、
画像情報に応じて加熱することにより画像を形成するこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透過型原稿作成用カラ
ーシートに用いて好適な金属イオン供給化合物を含有す
る色素受容材料及び該受容材料を用いる画像形成方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】熱転写記録方法により透過型原稿を作成
するために、特開昭61-106293号及び特開昭63-199682号
には透明支持体及び透明受像層を用いた受像材料に熱拡
散性色素を熱転写することが記載されているが、この技
術は定着性、耐光性に劣るものであった。これらを改良
するために、受像材料に色素の吸着剤を添加したり、色
素と反応する定着剤を添加する方法が提案されており、
例えば特開昭59-78893号、同60-2398号には、キレート
化可能な熱拡散性色素を受像材料に熱転写し、受像材料
中の金属イオン供給化合物とキレート色素を形成して定
着性に優れた画像とすることが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】熱転写記録方式は熱エ
ネルギーによって色素を移動させることをその原理とし
ているので、高感度化(転写時間の短縮化)するには熱
的に高拡散性の色素を採用することになる。更に、熱転
写記録方式で透明な受像材料を用いて透過型原稿を作成
する場合、色素転写量が同じであれば透過濃度は反射濃
度の半分であり、又、支持体として通常用いられる透明
プラスチックフィルムは紙や合成紙と異なって内部に空
隙を有さないため剛性が大きく転写濃度は低くなり、従
って充分な透過濃度を得るためには、高拡散性の色素を
高濃度に含有させた色素供与材料を用いることとなる。
【0004】しかしながら、高拡散性の色素は転写後の
画像において、保存中に再転写が起こって画像濃度が低
下したり、色素の定着が十分ではなく滲み易い、と言う
欠点を有する。
【0005】一方、通常の熱転写記録方式による透過型
原稿を医療用に用いる場合、バックグラウンドが無色透
明では、シャーカステン上で観察診断するには光源がま
ぶしく視認性に劣るという問題もある。
【0006】本発明は上記の事情によりなされたもの
で、その目的は、透過型原稿を熱転写記録方式で作成す
るための、形成された画像の濃度、定着性及び保存性に
優れる色素受容材料、及びそれを用いた画像形成方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、有
色透明な支持体上に、上記一般式〔I〕又は〔III〕で
表される化合物を含有する層を有する色素受容材料、透
明な支持体上に、上記一般式〔I〕又は〔III〕で表さ
れる化合物を含有する層を有し、かつ支持体上の少なく
とも1層が着色剤を含有する色素受容材料、これらの色
素受容材料に、一般式〔I〕又は〔III〕で表される化
合物と反応してキレート色素を形成し得るキレート可能
な熱拡散性色素を含有する色素供与材料を重ねて、画像
情報に応じて加熱することにより画像を形成すること、
該熱拡散性色素が上記一般式〔IV〕、〔V〕又は〔VI〕
で表される色素であること、これらの色素受容材料に、
上記一般式〔VII〕で表される色素及び450〜470nmに光
吸収のピークを有する色素を含有する層を有する色素供
与材料を重ねて、画像情報に応じて加熱することにより
画像を形成すること、透明な支持体上に、上記一般式
〔I〕で表される化合物を含有する層を有し、かつ支持
体上の少なくとも1層がポリアリレート、ポリアセター
ル、ポリエーテルサルホン、ポリエーテルニトリル、ポ
リエーテルエーテルケトン及び変性ポリフェニレンオキ
サイドから選ばれる樹脂を含有すること、によって達成
される。
【0008】以下、本発明を詳述する。
【0009】本発明の色素受容材料の好ましい実施態様
の一つは、有色透明な支持体上にバインダー及び上記一
般式〔I〕又は〔III〕で表される化合物(以下、本発
明の化合物と言う。)を含有する層(以下、本発明の受
像層とも言う。)を有することである。もう一つの好ま
しい実施態様は、透明な支持体上に、バインダー及び上
記一般式〔I〕又は〔III〕で表される化合物を含有す
る層を有し、かつ支持体上の少なくとも1層が着色剤を
含有することである。
【0010】一般式〔I〕のM2+は2価の遷移金属イオ
ンを表すが、本発明の化合物自身の色及び形成されたキ
レート色素の色調の観点から、ニッケル、亜鉛、銅及び
コバルトから選ばれる金属のイオンが好ましい。又、一
般式〔I〕で表される化合物は中心金属に応じて中性の
配位子を有してもよく、代表的な配位子としてはH2Oが
挙げられる。
【0011】一般式〔II〕において、Zはアルキル基、
アリール基、アリールオキシカルボニル基、アルコキシ
基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子又は水素原
子を表すが、アリールオキシカルボニル基、アルコキシ
カルボニル基及びハロゲン原子等の電子吸引性基である
方が本発明の化合物を安定化させるために好ましく、中
でもアリールオキシカルボニル基及びアルコキシカルボ
ニル基が溶解性の点で好ましい。アリールオキシカルボ
ニル基としてはフェノキシカルボニル基が挙げられ、ア
ルコキシカルボニル基としては、メトキシカルボニル
基、エトキシカルボニル基、ペンチルオキシカルボニル
基、2-エチルヘキシルオキシカルボニル基等の炭素原子
数1〜20の直鎖又は分岐のアルコキシカルボニル基を挙
げることができる。これらはハロゲン原子、アリール
基、アルコキシ基等の置換基を有してもよい。
【0012】Z、R及びR′で表されるアルキル基とし
ては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基、ヘキシ
ル基、オクチル基、2-エチルヘキシル基等の炭素原子数
1〜20の直鎖又は分岐のアルキル基が挙げられ、Z、R
及びR′で表されるアリール基としては、フェニル基、
ナフチル基が挙げられ、これらはハロゲン原子、アリー
ル基、アルコキシ基等の置換基を有していてもよい。
【0013】Zで表されるアルコキシ基としては、メト
キシ基、エトキシ基、ブトキシ基等の炭素原子数1〜20
の直鎖又は分岐のアルコキシ基が挙げられる。Zで表さ
れるハロゲン原子として好ましくは塩素原子である。
【0014】一般式〔III〕で表される化合物におい
て、Mで表される金属イオンとして好ましくはNi2+、Cu
2+、Cr2+、Co2+、Zn2+である。Y-で表される有機アニ
オンの具体例としては、テトラフェニルホウ素アニオン
やアルキルベンゼンスルホン酸アニオン等が挙げられ
る。m、n、rの値は本発明の化合物が4座配位か6座
配位かによって決定される。これらの配位化合物として
は、例えばキレート化学(5)(南江堂編)に記載され
ている配位化合物から選択することができる。
【0015】本発明の化合物の添加量は、0.5〜20g/m
2程度、好ましくは1〜15g/m2である。又、本発明の
化合物は、キレート化学(5)錯体化学実験法〔I〕
(南江堂編)等に記載方法に準じて合成することができ
る。
【0016】以下に本発明の化合物の具体例を挙げる
が、これに限定されるものではない。
【0017】
【化6】
【0018】
【化7】
【0019】
【化8】
【0020】有色透明な支持体としては、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンナフタレート、ポリイミド、ポリエー
テルイミド、ポリカーボネート、ポリエーテルエーテル
ケトン、ポリアリレート、ポリスルホン、ポリエーテル
スルホン等の透明樹脂からなる各種プラスチックフィル
ムを適宜染色したものを用いる。染色方法は、例えばプ
ラスチックフィルムの製造時に染料を添加する方法が挙
げられる。この際、透過濃度が0.001〜0.5程度になるよ
うに添加量を調製するのが好ましい。これらのプラスチ
ックフィルムの中でも、寸法安定性に優れる2軸延伸フ
ィルムが好ましく、又、熱拡散性色素の色濁りを無くす
ために、400〜750nmの波長の光の透過率が90%以上のも
のが好ましく、具体的には、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レートが好ましい。
【0021】支持体の厚さは20〜300μm程度、好ましく
は50〜200μmである。必要に応じて下引層、クッション
層、バリアー層、帯電防止層、バックコーティング層等
を設けてもよい。
【0022】別途着色層を設ける場合、着色層は少なく
とも色材とバインダー樹脂とからなる。バインダー樹脂
としては、後述の受像層に用いられるものの他、ゼラチ
ン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール等の
水溶性樹脂も用いることができる。色材は、バインダー
樹脂に応じて有機溶剤可溶性又は水溶性の染料を適宜選
択して用いる。
【0023】着色層は、支持体と受像層間の下引層、ク
ッション層、バリアー層又は受像層上の保護層、支持体
裏面のバックコート層を兼ねてもよく、又、受像層が着
色層を兼ねてもよい。
【0024】ポリアリレート、ポリアセタール、ポリエ
ーテルスルホン、ポリエーテルニトリル、ポリエーテル
エーテルケトン及び変性ポリフェニレンオキサイドから
選ばれる樹脂はいずれも加熱変形温度が100℃を越える
もので、本発明のこれを含有する層は加熱によるカール
及び寸法変化を防止する機能を有する。尚、ここで、加
熱変形温度は、試験法ASTM、D648、18.6kg/cm2
の測定値とする。
【0025】本発明のカール防止層においては上記以外
の比較的硬く、加熱による伸縮が少ないバインダー樹脂
等を併用できる。具体的には、ポリメタクリル酸メチル
等のアクリル系樹脂、ポリスチレン等のスチレン系樹
脂、ポリ塩化ビニル等の塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビ
ニリデン等の塩化ビニリデン系樹脂、ポリエチレンテレ
フタレート等のポリエステル系樹脂、ニトロセルロース
等のセルロース系樹脂、ポリエステルビニルブチラール
等のポリビニルアセタール系樹脂、エポキシ系樹脂、ア
ミド系樹脂、ウレタン系樹脂、メラニン系樹脂、アルキ
ッド系樹脂、フェノール系樹脂、フッ素系樹脂、シリコ
ーン系樹脂、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール
等を挙げることができる。又、電離放射線硬化樹脂や熱
硬化樹脂等の様に、カール防止層形成後に電離放射線や
熱により硬化できるものも併用できる。
【0026】これらの樹脂は、ポリアリレート、ポリエ
ーテルスルホンを除き、一般に溶剤に対して難溶性であ
る。従って、溶剤に難溶性である樹脂を用いて本発明の
カール防止層を形成するのに、溶融押し出し法を用いる
ことが好ましい。押し出し法で形成するカール防止層は
支持体と共押し出しで形成するのが接着性や寸法安定性
の点から好ましい。押し出し法で形成した場合のカール
防止層の厚さは、2〜100μm程度、好ましくは5〜50μ
mである。
【0027】カール防止層には帯電防止剤を含有させて
もよい。
【0028】本発明の受像層は本発明の化合物とバイン
ダー樹脂と必要に応じた各種添加剤により形成する。
【0029】バインダー樹脂としては、従来から色素受
容材料の受像層に用いられている各種樹脂、例えばポリ
エステル系樹脂、ポリビニルアセタール系樹脂、ウレタ
ン系樹脂、アミド系樹脂、セルロース系樹脂、オレフィ
ン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニルと他のモノマ
ー(例えば酢酸ビニル等)との共重合体樹脂、アクリル
系樹脂、スチレン系樹脂、ポリカーボネート、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリスルホン、
ポリカプロラクトン樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂、
尿素樹脂、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂等を用いるこ
とができる。この中で好ましいものとして、特開昭60-1
9138号に記載の可塑剤を含有したポリカーボネート類及
びポリビニルアセタール類、特に特開昭61-11293号に記
載のポリビニルブチラール類が挙げられる。バインダー
樹脂は0.1g/m2〜50g/m2程度用いるのが好ましい。
【0030】受像層には、剥離剤、酸化防止剤、紫外線
吸収剤、光安定剤、フィラー(無機微粒子、有機樹脂粒
子)、顔料、帯電防止剤、増感剤として可塑剤や熱溶剤
等を添加してもよい。
【0031】熱転写の際に、色素供与材料との融着を防
止する意味で、受像層に剥離剤を含有せしめるのが好ま
しい。このような剥離剤としては、シリコーンオイル、
シリコーン樹脂、固型ワックス類、界面活性剤、ポリオ
レフィン系樹脂等が挙げられ、バインダーとの相溶性を
向上させるために、変性シリコーンオイル又は変性シリ
コーン樹脂を用いるのが好ましい。剥離剤の添加量は、
通常、受像層形成組成物中0.01〜30重量%程度、好まし
くは0.1〜20重量%である。
【0032】受像層は定着性、感度を改良する目的で2
層以上で構成してもよい。この場合、支持体に近い側
(下層)は遠い側(上層)に比べて色素の受容性が高い
ことが好ましい。又、下層と上層でガラス転移点の異な
る樹脂を用いたり、高沸点溶剤や特開平3-256795号に記
載の様な熱溶剤の添加量を異ならせて転写後の画像の安
定性(例えば、再転写防止)を向上することができる。
本発明の金属イオン供給化合物は上層へも下層へも添加
することができるが、下層に添加する方が感度的に有利
である。
【0033】色素供与材料に用いられる、本発明の化合
物と反応によりキレート可能な色素としては、前記一般
式〔IV〕〜〔VI〕が好ましい。
【0034】一般式〔IV〕においてR1は水素原子又は
置換基を表す。この置換基としては、ハロゲン原子、ア
ルキル基(炭素原子数1〜12のアルキル基で、酸素原
子、窒素原子、硫黄原子若しくはカルボニル基で連結す
る置換基が置換するか、又はアリール基、アルケニル
基、アルキニル基、ヒドロキシル基、アミノ基、ニトロ
基、カルボキシル基、シアノ基若しくはハロゲン原子が
置換してもよい。例えば、メチル基、イソプロピル基、
t-ブチル基、トリフルオロメチル基、メトキシメチル
基、2-メタンスルホニルエチル基、2-メタンスルホンア
ミドエチル基、シクロヘキシル等)、アリール基(例え
ば、フェニル、4-t-ブチルフェニル、3-ニトロフェニ
ル、3-アシルアミノフェニル、2-メトキシフェニル
等)、シアノ基、アルコキシル基、アリールオキシ基、
アシルアミノ基、アニリノ基、ウレイド基、スルファモ
イルアミノ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アル
コキシカルボニルアミノ基、スルホンアミド基、カルバ
モイル基、スルファモイル基、スルホニル基、アルコキ
シカルボニル基、複素環オキシ基、アシルオキシ基、カ
ルバモイルオキシ基、シリルオキシ基、アリールオキシ
カルボニルアミノ基、イミド基、複素環チオ基、スルホ
ニル基、アシル基等が挙げられる。
【0035】Aで表されるヘテロ環、芳香族環として
は、フラン、チオフェン、ピラン、チオピラン、ピリジ
ン、ピリミジン、トリアジン、ピラジン、ピリダジン、
ピロール、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、
テトラゾール、オキサゾール、チアゾール、チアジアゾ
ール等の環を挙げることができる。これらの環はベンゼ
ン環、ナフタレン環等の芳香族炭化水素環あるいは上記
以外の芳香族環と縮合して環を形成していてもよい。キ
レート可能な基としては、例えば、水酸基、アミノ基、
−COOX1、−SX1、−NHX1,−OX2、−SX2(X1は水素原
子、アルキル基又はアリール基を表し、X2はアルキル
基又はアリール基を表す。)等を挙げることができる。
【0036】一般式〔V〕において、R2はアルキル基
(例えば、メチル基、エチル基、ブチル基)、ハロゲン
原子(例えば、塩素、臭素)又は水素原子を表し、R3
はアルキル基(例えばメチル基)又は水素原子を表し、
4及びR5はそれぞれ置換基を有してもよいアルキル基
(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、i-プロピ
ル基、ブチル基、i-ブチル基、ペンチル基、ヘキシル
基、エトキシカルボニルメチル基、メトキシエチル基)
又は置換基を有してもよいアリール基(例えば、フェニ
ル基、m-トリル基)を表し、かつR4及びR5の少なくと
も1つはアルキル基で置換されたアリール基又はアルキ
ル基で置換されたアリール基を置換基として有するアル
キル基である。
【0037】一般式〔VI〕において、Zによって形成さ
れる5〜6員環は上記Aのそれと同様なもの、及びベン
ゼン環が挙げられる。R6で表される置換基として好ま
しくは、炭素原子数1〜8のアルキル基であり、例えば
メチル基、エチル基、プロピル基、n-ブチル基、n-ペン
チル基、n-ヘキシル基、2-エチルヘキシル基、シクロヘ
キシル基等が挙げられる。
【0038】本発明の色素受容材料を用いて黒色画像を
形成する方法として、イエロー、マゼンタ、シアンの3
色の混合が考えられる。しかし、彩度の高い、即ち、吸
収スペクトルのシャープな三原色を混合しても、その吸
収は可視光全域でフラットとはならず、イエロー、マゼ
ンタ、シアンの各々の最大吸収波長間には低光吸収部が
出現してしまう。
【0039】又、各色素の印加エネルギーに対する熱移
行性の違い、光照射による色素の耐光性の違いなどか
ら、3色を混合しても、純粋なブラックを表現し難いと
いう問題がある。
【0040】これに対し、本発明の一般式〔VII〕で表
される色素及び450〜470nmに光吸収のピークを
有する色素を含有する層を有する色素供与材料を用いる
ことで、可視光全域を吸収できるため、転写感度が高
く、定着性、耐光性に優れた、良好な黒色画像を形成で
きる。
【0041】一般式〔VII〕においてR7で表される置換
基として好ましくは、炭素原子数1〜8のアルキル基で
あり、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、n-ブチ
ル基、n-ペンチル基、n-ヘキシル基、2-エチルヘキシル
基、シクロヘキシル基等が挙げられる。R8はアルキル
基(例えば、メチル基、エチル基、ブチル基、2-エチル
ヘキシル基等)、弗化アルキル基(例えば、トリフルオ
ロメチル基、ペンタフルオロエチル基、へプタフルオロ
プロピル基等)を表し、好ましくは弗化アルキル基であ
る。
【0042】450〜470nmに光吸収ピークを有する色素と
しては、ピリドン系色素、アントラキノン系色素、ピラ
ゾロン系色素等の公知の色素から選択して用いることが
できる。
【0043】以下に、具体的化合物例を挙げるが、これ
らに限定されない。
【0044】
【化9】
【0045】
【化10】
【0046】
【化11】
【0047】
【化12】
【0048】
【化13】
【0049】
【化14】
【0050】
【化15】
【0051】本発明に用いられる色素供与材料の色素含
有量は0.1g/m2〜20g/m2が好ましい。
【0052】色素供与材料に用いられるバインダーとし
ては、セルロース系,ポリアクリル酸系,ポリビニルア
ルコール系,ポリビニルピロリドン系等の水溶性樹脂、
アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリスチレン、ポリカ
ーボネート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポ
リビニルブチラール、ポリビニルアセタール、エチルセ
ルロース、ニトロセルロース等の有機溶媒に可溶な樹脂
が挙げられる。有機溶媒可溶性樹脂は、ラテックス分散
の形態で使用してもよい。バインダーの使用量は0.1g
/m2〜50g/m2が好ましい。
【0053】色素供与材料に用いられる支持体として
は、寸法安定性が良く、記録の際に感熱ヘッド等の加熱
に耐え得るものであれば、特に制限は無く、コンデンサ
ー紙、グラシン紙等の薄葉紙、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリアミド、ポリカーボネート等の耐熱性プラス
チックフィルム等が好ましく用いられる。支持体の厚さ
は2〜30μmが好ましく、又、支持体にはバインダーと
の接着性の改良や色素の支持体側への転写、染着を防止
する目的で下引層を設けていてもよい。更に支持体のイ
ンク層とは反対側には感熱ヘッドが支持体に粘着するの
を防止する目的でスリッピング層を有していてもよい。
【0054】本発明の画像形成方法は、上記の色素受容
材料と色素供与材料を重ね合わせて画像情報に応じて加
熱し、色素供与材料の色素を受容材料に転写せしめ、色
素と本発明の化合物との反応により形成されるキレート
色素により画像を形成する。
【0055】加熱方法としてはサーマルヘッドを用いる
のが一般的であるが、特開昭59-123695号に記載の通電
加熱や欧州特許第454083号に記載の光熱変換素子を用い
たレーザー加熱でもよい。
【0056】画像形成後に受容材料を更に加熱すること
が画像保存性を向上する効果がある。この際の加熱は画
像様に加熱する必要が無いことから、上記加熱方法に加
えて、ホットスタンプ、輻射エネルギー(キセノンラン
プ等による)を用いることができる。
【0057】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。尚、以下に
おいて「部」は重量部を表す。
【0058】実施例1 《色素受容材料の作成》下記の組成の塗布液を調製し
た。本発明の化合物の溶解性は良好であった。
【0059】 ポリビニルブチラール樹脂 9.0部 〔積水化学工業(株)製;S-LEC BX-1〕 本発明の化合物(a−1) 3.0部 メチルエチルケトン 86.4部 シクロヘキサノン 21.6部 ポリエステル変性シリコン 0.45部 〔信越化学工業(株)製;X-24-8300〕 この塗布液を、加温して均一溶液とし、室温になるまで
静置し、塗布液の安定性を観察した。次に、この塗布液
を、アントラキノン系染料でブルーに着色した厚さ175
μmのポリエチレンテレフタレート上に、乾燥膜厚8μm
となるようにワイヤーバーで塗布し、乾燥して色素受容
材料−1を作成した。乾燥はドライヤーで仮乾燥後、引
き続き温度100℃のオーブンで15分行った。
【0060】《色素供与材料の作成》厚さ6μmのポリ
エチレンテレフタレート支持体上に、インク層としてシ
リコン変性ウレタン樹脂(大日精化製;SP-2105)及
び熱拡散性色素(e−1)を含むポリビニルアセタール
樹脂(電気化学工業製;KY-24)をワイヤーバーを用
いて乾燥後の重量が2.0g/m2になるように塗布、乾燥
して色素供与材料−1を作成した。乾燥はドライヤーで
仮乾燥後、引き続き温度70℃のオーブンで15分行った。
尚、上記ポリエチレンテレフタレート支持体の裏面に
は、スティッキング防止層としてシリコン変性ウレタン
樹脂(大日精化製;SP-2105)を含むニトロセルロー
ス層が設けられている。
【0061】《熱転写記録》色素受容材料−1と色素供
与材料−1を重ね、感熱ヘッドを用いて色素供与材料の
裏面側から下記の条件で画像記録を行ったところ、高濃
度で高品位な画像−1が得られた。画像濃度Dmaxを
表5に示す。
【0062】(記録条件) 主走査、副走査の記録密度;8ドット/mm 記録電力 ;0.6W/ドット 加熱時間 ;20msec〜0.2msecの間で段
階的に調整 実施例2 金属イオン供給化合物を表1に示す様に変えた以外は実
施例1と同様にして色素受容材料−2〜5を作成し、色
素供与材料−1を用いて実施例1と同様にして画像記録
を行い、画像−2〜5を得た。
【0063】
【表1】
【0064】実施例3 無色透明なポリエチレンテレフタレートフィルム(ダイ
ヤホイルヘキスト社製;T-100G)上に着色下引層(色
素C.I.ソルベントブルー25 10mg/m2、ゼラチン
0.5g/m2)を設けたものを支持体とした以外は実施例
1と同様にして色素受容材料−6を作成し、色素供与材
料−1を用いて同様にして画像記録を行い、画像−6を
得た。
【0065】実施例4 金属イオン供給化合物を表2に示す様に変えた以外は実
施例6と同様にして色素受容材料−7〜10を作成し、色
素供与材料−1を用いて実施例6と同様にして画像記録
を行い、画像−7〜10を得た。
【0066】
【表2】
【0067】実施例5 色素を表3に示す化合物又は化合物の混合物に変えた以
外は実施例1と同様にして色素供与材料−2〜5を作成
し、色素受容材料−1を用いて同様の記録条件で画像記
録を行い、画像−11〜14を得た。
【0068】
【表3】
【0069】実施例6 色素を表4に示す化合物又は化合物の混合物に変えた以
外は実施例1と同様にして色素供与材料−6〜10を作成
し、色素受容材料−1を用いて同様の記録条件で画像記
録を行い、画像−15〜19を得た。
【0070】
【表4】
【0071】
【化16】
【0072】実施例7 支持体上に、下記組成のカール防止層塗布液を乾燥膜厚
5μmとなるように塗布、乾燥して裏面カール防止層を
形成した以外は、実施例1と同様にして作成した色素受
容材料−11に、色素供与材料−1を用いて同様にして画
像記録を行い、画像−20を得た。
【0073】 《カール防止層塗布液》 ポリアリレート〔ユニチカ(株)製;UポリマーU-100〕 10部 ジオキサン 80部 シクロヘキサノン 10部 実施例8 実施例15と同様にして裏面にカール防止層を設けた以外
は実施例6と同様にして作成した色素受容材料−12に、
色素供与材料−1を用いて実施例6と同様にして画像記
録を行い、画像−21を得た。
【0074】実施例9 無色透明なポリエチレンテレフタレートフィルム(ダイ
ヤホイルヘキスト社製;T-100G)を支持体とした以外
は実施例15と同様にして色素受容材料−13を作成し、色
素供与材料−1を用いて同様にして画像記録を行い、画
像−22を得た。
【0075】実施例10 支持体の両面に実施例15と同様にしてカール防止層を設
けた以外は実施例17と同様にして色素受容材料−14を作
成し、色素供与材料−1を用いて同様にして画像記録を
行い、画像−23を得た。
【0076】比較例1 下記の組成の、金属イオン供給化合物を含有しない均一
な塗布液を得た。
【0077】 ポリビニルブチラール樹脂 12.0部 〔積水化学工業(株)製;S-LEC BX-1〕 メチルエチルケトン 86.4部 シクロヘキサノン 21.6部 ポリエステル変性シリコン 0.45部 〔信越化学工業(株)製;X-24-8300〕 得られた塗布液を実施例1と同様にして、支持体上に塗
布後、乾燥して色素受容材料−15を作成し、色素供与材
料−1を用いて実施例1と同様にして画像記録を行い、
画像−24を得た。
【0078】比較例2 色素供与材料を実施例6で作成した色素供与材料−6〜
10に変えた以外は、比較例1と同様にして色素受容材
料−15を用いて画像記録を行い、画像−25〜29を
得た。
【0079】比較例3 無色透明なポリエチレンテレフタレートフィルム(ダイ
ヤホイルヘキスト社製;T-100G)を支持体とした以外
は実施例1と同様にして色素受容材料−16を作成し、色
素供与材料−1を用いて同様にして画像記録を行い、画
像−30を得た。
【0080】各画像について以下の評価を行った。
【0081】(耐光性)得られた転写画像にキセノンフ
ェードメーターで光照射を行い、光照射前の濃度D0
び光照射後の濃度Dで(D/D0)×100を色素残存率と
して評価した。
【0082】(滲み)得られた転写画像をオーブンで12
0℃で10分間加熱したものについて、画像エッジ部の滲
みをシャーカステン上で目視観察し、次のように評価し
た。
【0083】○:殆ど滲みが認められない △:若干滲みが認められる ×:かなり滲みが認められる (カール)得られた転写画像をオーブンで120℃で10分
間加熱したものについて、受容材料のカールをカールゲ
ージで測定し、曲率半径をメートルに換算した逆数xに
より以下の様に評価した。
【0084】◎: x<0.5 ○:0.5≦x<1 △: 1≦x<2 ×: 2≦x 以上の結果を表5に示す。
【0085】
【表5】
【0086】
【発明の効果】実施例が示す通り、本発明により、高濃
度で定着性及び耐光性、耐熱性に優れる透過型原稿を得
ることができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有色透明な支持体上に、下記一般式
    〔I〕又は〔III〕で表される化合物を含有する層を有
    することを特徴とする色素受容材料。 一般式〔I〕 M2+(X)2 〔式中、M2+は2価の遷移金属イオンを、Xは2価の金
    属イオンと錯体を形成することができる下記一般式〔I
    I〕で表される配位化合物を表す。〕 【化1】 〔式中、Zはアルキル基、アリール基、アリールオキシ
    カルボニル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル
    基、ハロゲン原子又は水素原子を表す。R及びR′はそ
    れぞれアルキル基又はアリール基を表し、RとZ又は
    R′とZが結合して環を形成してもよいが、Zが水素原
    子のときにはR及びR′が共にメチル基となることは無
    い。〕 一般式〔III〕 〔M(Q1m(Q2n(Q3r
    p+(Y-p 〔式中、Mは金属イオンを表し、Q1、Q2及びQ3はそ
    れぞれMで表される金属イオンと配位結合可能な配位化
    合物を表す。Y-は有機アニオン基を表し、m、n、r
    はそれぞれ独立に0〜3の整数を、pは1〜3の整数を
    表す。〕
  2. 【請求項2】 透明な支持体上に、上記一般式〔I〕又
    は〔III〕で表される化合物を含有する層を有し、かつ
    支持体上の少なくとも1層が着色剤を含有することを特
    徴とする色素受容材料。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の色素受容材料に、一般
    式〔I〕又は〔III〕で表される化合物と反応してキレ
    ート色素を形成し得るキレート可能な熱拡散性色素を含
    有する色素供与材料を重ねて、画像情報に応じて加熱す
    ることにより画像を形成することを特徴とする画像形成
    方法。
  4. 【請求項4】 該熱拡散性色素が下記一般式〔IV〕、
    〔V〕又は〔VI〕で表される色素であることを特徴とす
    る請求項3に記載の画像形成方法。 【化2】 〔式中、Aはアゾ基に結合する炭素原子の隣接位がN、
    O若しくはSであるヘテロ環、又はアゾ基に結合する炭
    素原子の隣接位にキレート可能な基を有する芳香族環を
    表し、R1は水素原子又は置換基を、Z1は5〜6員環を
    形成するのに必要な原子群を表す。〕 【化3】 〔式中、R2はアルキル基、ハロゲン原子又は水素原子
    を表し、R3はアルキル基又は水素原子を表し、R4及び
    5はそれぞれ置換基を有してもよいアルキル基又は置
    換基を有してもよいアリール基を表し、かつR4及びR5
    の少なくとも1つはアルキル基で置換されたアリール基
    又はアルキル基で置換されたアリール基を置換基として
    有するアルキル基である。〕 【化4】 〔式中、Aは一般式〔IV〕のAと同義であり、R6はO
    又はNで結合する置換基又はハロゲン原子を表し、Z2
    は水素原子又は5〜6員環を形成するのに必要な原子群
    を表す。〕
  5. 【請求項5】 請求項1又は2の色素受容材料に、下記
    一般式〔VII〕で表される色素及び450〜470nmに光吸収
    のピークを有する色素を含有する層を有する色素供与材
    料を重ねて、画像情報に応じて加熱することにより画像
    を形成することを特徴とする画像形成方法。 【化5】 〔式中、R7はO又はNで縮合する置換基を表し、R8
    アルキル基又は弗化アルキル基を表し、nは0〜2の整
    数を表す。〕
  6. 【請求項6】 透明な支持体上に、上記一般式〔I〕で
    表される化合物を含有する層を有し、かつ支持体上の少
    なくとも1層がポリアリレート、ポリアセタール、ポリ
    エーテルスルホン、ポリエーテルニトリル、ポリエーテ
    ルエーテルケトン及び変性ポリフェニレンオキサイドか
    ら選ばれる樹脂を含有することを特徴とする色素受容材
    料。
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