JPH08224860A

JPH08224860A - ロールを負荷する方法と装置

Info

Publication number: JPH08224860A
Application number: JP7334861A
Authority: JP
Inventors: Joseph John Weishew; ジョンウェイシュウジョセフ
Original assignee: Langston Corp
Current assignee: Langston Corp
Priority date: 1994-12-23
Filing date: 1995-12-22
Publication date: 1996-09-03
Also published as: US5657694A; GB9426166D0; EP0718101A1

Abstract

(57)【要約】【課題】摩耗あるいは再仕上げのため小径のワイパロ
ールとアニロックスロールとの間の接触力を、前記ロー
ル間の所定距離を自動的に調整することにより調整する
装置を提供する。【解決手段】アニロックスロール（１４）に対してワ
イパロール（１２）を負荷する、フレキソ印刷装置にお
ける装置は、ワイパロールをアニロックスロールに向か
って、前記ロールの一方が回転している間に運動させる
手段（５６，７４）と、他方のロールが回転し始めると
きを検出することにより前記ロールが相互に接触してい
ることを示す手段（６８）とを含む。前記ロールの間の
所望の負荷力を示す操作者入力の信号に応答して所定の
距離だけアニロックスロールに向かってワイパロールを
自動的に運動させ続ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ワイパローラがア
ニロックスロールに対して制御されて負荷される必要が
あるフレキソ印刷装置における２ロールのインク供給装
置に特に関する。

【０００２】

【従来の技術】印刷では、段ボールのような基板にイン
クを転写する方法は数ある。これらの方法の中の一つは
フレキソ印刷であって、この方法は基板に印刷像を転写
するために、印刷シリンダに担持された版面としてゴム
あるいは別の適当な材料を用いる方法である。

【０００３】版面にインクを供給する一方法はアニロッ
クスロールの使用を含む。アニロックスロールは通常弾
性があり、版面に転送すべきインクを保持する数多くの
小さいセルを有している。アニロックスロールにインク
を付与する一方法はアニロックスロールと協働してワイ
パロールを使用することを含む。この種の機械あるいは
方法は２ロールインク供給あるいは計量装置と称され
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明は特に、アニロ
ックスロールに付与されるインクを計量するためにワイ
パロールを用いる機械に関する。アニロックスロールと
ワイパロールとの間のニップがインク溜めとして作用す
るトラフを形成する。ワイパロールとアニロックスロー
ルとの間の接触力が、セル中とアニロックスロール上に
留まるインクの膜の量を決める。このインクが版面に転
送される。ニップを形成し、インクを保持するのに十分
な力でワイパロールがアニロックスロールの表面に正に
触れる、すなわち「キス」するときに最小の接触力が発
生する。

【０００５】接触力を調整するために、ワイパロールを
フレームに対して偏心してハウジングにおいて装着しう
ることが認められている。フレーム内でハウジングが回
転するとアニロックスロールに対してワイパロールを並
進運動させる。操作者は通常、ハウジングを回転させる
ためにハウジングのラックと噛み合っている歯車に結合
されたレンチのような機械的調整機構を回転させる。そ
の回転によりワイパロールをアニロックスロールと接触
したり、あるいは外れるように並進運動させる。この運
動は典型的には、アニロックスロールに対するワイパの
開閉と称される。この手動の装置では、操作者はロール
が最初に接触したときを「感触で知る」。この最小の接
触力は「零位置」と定義される。

【０００６】ワイパロールを偏心装着することの理由の
１つは、フレキソ印刷のインク供給装置におけるワイパ
ロールは、摩耗が避けられないゴムあるいは他の合成材
料のような弾性の被覆を一般に有しているからである。
摩耗したロールはインク溜めから取り出し、滑らかな掃
去面を提供するように仕上げ直すことができる。しかし
ながら、この再仕上げ工程によりロールの直径を小さく
する。さらに、機械の作動によるワイパロールの通常摩
耗によってもワイパロールの直径を小さくする。従っ
て、アニロックスロールに対する適度の接触力を得るた
めにワイパロールの中心あるいは長手方向軸線を調整す
る必要がある。

【０００７】長年の経験のある操作者はレンチの抵抗か
ら、ワイパロールはロール間の適正量の接触力を提供す
る位置にあることを知ることが可能ではあるが、操作者
が他の作業もできるように自動化を増やし、かつ生産の
速度を上げるために手作業を自動化に代えることが望ま
しい。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明の一局面によれ
ば、ワイパロールをアニロックスロールに対して負荷す
る装置は、一方のロールが回転している間にワイパロー
ルをアニロックスロールに向かって運動させる手段と、
他方のロールが回転し始めるときを検出することによっ
てロールが相互に対して接触していることを示す手段と
を含む。次に、アニロックスロールに向かうワイパロー
ルの運動は、ロール間の所望の負荷力を示す、操作者が
入力した信号に応答して所定の距離だけ自動的に継続し
うる。

【０００９】本発明のその他の局面は特許請求の範囲に
記載されている。

【００１０】本発明による印刷装置の一例が添付図面に
示されている。

【００１１】

【発明の実施の形態】図面を参照すれば、図２はアニロ
ックスロール１４に対してワイパロール１２を自動的に
負荷する装置１０の好適実施例を示す。

【００１２】図１を参照すれば、段ボール製造機械にお
ける、一般にフレキソフォルダ糊付け機と称される印刷
ステーション１６は段ボールが印刷ステーション１６を
通るにつれて、該段ボール２０の上面に印刷を施す。印
刷ステーション１６は段ボール２０に像を移す版面２４
を有する印刷シリンダ２２を有する。印刷ステーション
１６は、段ボール２０を支持し、版面２４に対するアン
ビルとして作用する印加シリンダ２６を有している。

【００１３】印刷シリンダ２２の版面２４は、印刷シリ
ンダ２２とアニロックスロール１４とが回転するにつれ
て、アニロックスロール１４と接触することによりアニ
ロックスロール１４からインクを受け取る。

【００１４】アニロックスロール１４とワイパロール１
２とは、これらのロールの接触によって作られるニップ
２８を形成する。このニップ２８とロール１２、１４と
はインク溜め３２として作用するトラフ３０を提供す
る。アニロックスロール１４はインク溜め３２からイン
クを受け取る。

【００１５】ワイパロール１２とアニロックスロール１
４との間の接触力が、アニロックスロールのセル中のイ
ンクと共に、アニロックスロール１４に留まるインクの
膜の量を決める。このインクは版面２４に転送される。
ニップを形成し、インクを保持するのに十分な力でワイ
パロール１２がアニロックスロール１４の面に正に接
触、すなわち「キス」するときに最小の接触力が発生す
る。この最小の接触力は「零位置」と定義される。

【００１６】ワイパロール１２は摩耗を受ける例えばゴ
ムあるいは他の合成材料のような弾性の被覆を有してい
る。既述のように、通常の使用、あるいはワイパロール
１２の再仕上げの結果によるワイパロール１２の摩耗は
ワイパロール１２の直径を小さくする。従って、ワイパ
ロール１２は適正な接触力を達成するためにアニロック
スロール１４に対して並進可能である。この方法および
ワイパロール１２を運動させるための関連の構造を以下
説明する。

【００１７】図２を参照すれば、アニロックスロール１
４は長手方向軸線３８を備えた円筒形であって、ロール
の両端から延在したシャフト３６を有する。前記シャフ
ト３６は一対の軸受４０に回転可能に装着され、アニロ
ックスロール１４がその長手方向軸線３８の周りで回転
できるようにする。軸受４０は印刷ステーション１６の
フレーム３４に担持されている。

【００１８】アニロックスロール１４の一端においてシ
ャフト３６には歯車４４が取り付けられている。アニロ
ックスロール１４と印刷ステーション１６のこの側は一
般に歯車側４６と称される。歯車４４は本機の歯車列に
接続されている。一方向クラッチ４８がシャフト３６と
歯車４４との間に装架されている。本機の歯車列は印刷
シリンダ２２の版面２４と印加シリンダ２６との間を通
っている段ボール２０に印刷を施す生産速度においてア
ニロックスロール１４を回転させる。一方向クラッチ４
８は本機が空動しているときアニロックスロール１４が
回転自在とする。

【００１９】図２を参照すれば、ワイパロールは１２も
同様に軸線５２を備えた円筒形であって、両端から延在
するシャフト５０を有している。シャフト５０は一対の
軸受５４に回転可能に装着され、ワイパロール１２がそ
の長手方向の軸線５２の周りで回転できるようにする。
各軸受５４はハウジング５６に担持されている。ハウジ
ング５６はフレーム３４に回転可能に装着されている。

【００２０】各軸受５４は、ハウジング５６が回転する
とワイパロール１２の長手方向軸線５２をアニロックス
ロール１４の長手方向軸線３８に向かって、あるいは離
れる方向に運動させるようにハウジング５６に偏心装着
されている。この運動は通常、ワイパロール１２のアニ
ロックスロール１４に対する開閉と称されている。

【００２１】通常駆動側６０と称される非歯車側を示す
図３を参照すれば、ハウジング５６はラック５８を有
し、該ラックはピニオン５７と係合しハウジング５６を
回転させる。さらに、フレーム３４に担持されたブラケ
ット５９がハウジング５６の回転を摺動可能に案内す
る。歯車側４６も同様の配備を有し、シャフト６１が一
対のピニオン５７の間で延在している。ハウジング５６
が回転することによって典型的にワイパロール１２の長
手方向軸線５２をアニロックスロール１４の長手方向軸
線３０に向かって、あるいは離れる方向に１／８インチ
（３．１７５ミリ）以下並進運動させる。

【００２２】再び図２を参照すれば、駆動側６０におい
てワイパロール１２のシャフト５０にはワイパロール１
２を回転させる定速モータ６２が接続されている。定速
モータ６２は減速機６４を介してシャフト５０に接続さ
れている。定速モータ６２は生産の間ワイパロール１２
を回転させ、インクトラフ３０へインクが流入され続け
るようにする。ワイパロール１２は典型的な生産作業の
間アニロックスロール１４より低い速度で回転する。

【００２３】アニロックスロール１４に対してワイパロ
ール１２を自動的に負荷することの改良は図３から判る
ように、アニロックスロール１４に設けた運動検出ホイ
ル６６と、センサ６８と、図４および図５から判るよう
に、アニロックスロール１４に向かって、かつ離れ方向
にワイパロール１２を運動させる駆動手段７０とを含
む。

【００２４】本機械の歯車側４６を示す図４および図５
とを参照すれば、駆動手段７０は図５から最良に判るよ
うに、駆動軸７６に接続されたエアモータ７４を有して
いる。駆動軸７６は数個のセクションからなり、数個の
装架された要素を含む。前記要素は一対の減速機組立体
８０，８２を含む。駆動軸７６の上端にある一方の減速
機組立体８２は延在部８４と係合する。減速機組立体８
２の図示していない歯車の中の１個が延在部８４の一端
を囲む。前記歯車は共に回転するように前記延在部８４
にキー止めされている。他端における延在部８４は図３
に示され、図４では隠れているピニオン５７と、エアモ
ータ７４の近傍でシャフト６１に結合されている。一連
の歯車７８により符号器８６がシャフト７６に接続され
ている。

【００２５】再び図３を参照すれば、運動検出ホイル６
６が印刷ステーション１６の駆動側６０においてアニロ
ックスロール１４のシャフトに装着されている。運動検
出ホイル６６は、アニロックスロール１４が回転してい
るときを検出するためにセンサ６８と協働して作用する
一連の歯９０を有している。好適実施例におけるセンサ
６８はＭＣテクノロジイス（Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅ
ｓ）社によって販売されているＱＳ１３２近接スイッチ
のような近接スイッチである。センサ６８は好適実施例
においては、センサ６８の端部が運動検出ホイル６６の
歯９０から０．０４０インチ（１．０１６ミリ）離れる
ように典型的に位置される。

【００２６】作動フレキソフォルダ糊付け機１８すなわち印刷ステーショ
ン１６は、図１に概略図示し、アニロックスロール１４
に対するワイパロール１２の負荷を制御する制御装置９
４を有している。操作者によって作動すると、制御装置
９４は図２に示す定速モータ１６に給電することにより
ワイパロール１２を回転させ始める。さらに、制御装置
９４はワイパロール１２の回転の始まりと同時に、ある
いは僅かに先行して、あるいはその後で、アニロックス
ロール１４に向かってワイパロール１２を運動させ始め
る。

【００２７】制御装置９４は、エアモータ７４が駆動軸
７６と延在部８４とを介して歯車側４６のピニオン５７
を回転するようにさせることによりワイパロール１２を
並進運動させる作動を実行する。本機の駆動側６０のピ
ニオン５７はシャフト６１を介して歯車側４６のピニオ
ン５７に結合されている。駆動軸７６は一対の減速機組
立体８０，８２を含む。各ピニオン５７はそれぞれハウ
ジング５６の一方のラック５８と係合してハウジング５
６を回転させる。ハウジング５６の回転によりワイパロ
ール１２をアニロックスロール１４に向かう並進運動方
向に運動させる。

【００２８】制御装置９４はアニロックスロール１４の
運動を監視するセンサ６８から情報を受け取る。センサ
６８がアニロックスロール１４の回転開始を検出する
と、制御装置９４の信号を送る。センサ６８は運動検出
ホイル６６の運動を注目することによりアニロックスロ
ール１４の運動を検出する。前述のように、アニロック
スロール１４は、定速モータ６２によって回転するワイ
パロール１４がアニロックスロールの回転を開始させる
に十分な力でアニロックスロールと係合すると（すなわ
ち「零位置」）回転し始める。一方向クラッチ４８が、
たとえ本機の歯車列が回転していなくともアニロックス
ロール１４が回転できるようにする。

【００２９】駆動軸７６に接続されている符号器８６が
制御装置９４に信号を送ることにより、制御装置９４が
駆動軸７６の位置を知り、本システムの形状寸法（すな
わち減速比や歯車の寸法）に関するアルゴリズムにより
ワイパロール１２の長手方向軸線５２の位置を検出す
る。好適実施例においては、制御装置９４は、センサが
アニロックスロール１４が回転し始めたことを検出する
と符号器８６を零にリセットする（すなわち、零位
置）。

【００３０】制御装置９４が「零位置」を検出すると、
制御装置９４は所定時間に直ちに、あるいはその後にワ
イパロール１６の並進運動を停止する。制御装置９４
は、操作者が入力する所望の接触力、ワイパロール１２
の並進運動速度およびワイパロール１２の寸法の中の１
つ、若干あるいは全てを検討することによりワイパロー
ル１２の並進運動を停止すべきときを検出する。ワイパ
ロール１２の寸法は、アニロックスロール１４が回転し
始めるとき符号器８６によりワイパロール１２の長手方
向軸線５２の位置を知ることにより制御装置９４によっ
て決定される。好適実施例においては、接触力は零位置
の後の符号器のカウント数として入力される。

【００３１】ワイパロール１２をアニロックスロール１
４に対して適正に負荷させて、段ボール２０の印刷を適
正量のインクを版面に付与して開始することにより段ボ
ール２０の上面を印刷することができる。

【００３２】さらに、「零位置」を検出することにより
制御装置９４はワイパロール１２をアニロックスロール
１４との接触から偶発的に外れるのを阻止することがで
きる。ロール１２と１４とが離された場合、トラフ３０
内のインクは本機中へ排出される。

【図面の簡単な説明】

【図１】アニロックスロールに対してワイパロールを負
荷する装置を有する段ボール製造機械の印刷ステーショ
ンの簡素化した側面図。

【図２】ワイパロールおよびアニロックスロールの位置
を示す、図１の線２−２に沿って視た断面図。

【図３】ワイパロールを偏心装着するハウジングを示す
印刷ステーションの上部分の側面図。

【図４】ワイパロールを担持しているハウジングを回転
させる駆動手段を示す、図１の線４−４に沿って視た印
刷ステーションの上部分の歯車側と称される後面図。

【図５】ワイパロールを担持するハウジングを回転させ
る駆動手段を示す、図４の線５−５に沿って視た歯車側
にある印刷ステーションの上部分の側面図。

【符号の説明】

１２ワイパロール１４アニロックスロール３６シャフト３８軸線４４歯車４８一方向クラッチ５０シャフト５２軸線５６ハウジング５７ピニオン６２高速モータ６６運動検出ホイル６８センサ７４駆動手段

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】第１のロールを第２のロールに対して負
荷する方法において、前記ロールの一方を回転する段階と、並進運動方向に前記ロールを相互に対して運動させる段
階と、他方のロールの運動を検出する段階と、前記ロールの並進方向の相対運動を停止させる段階とを
含む、一方のロールを他方のロールに対して負荷する方
法。
【請求項２】検出される前記他方のロールの運動が回
転運動である、請求項１に記載の方法。
【請求項３】ワイパロールをアニロックスロールに対
して負荷する方法において、ワイパロールおよびアニロックスロールの各々に長手方
向の回転軸線を設ける段階と、ワイパロールをその長手方向の回転軸線の周りで回転さ
せる段階と、前記長手方向軸線に対して垂直の方向にアニロックスロ
ールに向かってワイパロールを並進運動させる段階と、アニロックスロールの回転運動を検出する段階と、ワイパロールの所定の並進運動の後、あるいはアニロッ
クスロールの回転運動を検出した後の所定時にアニロッ
クスロールに向かったワイパロールの並進運動を停止す
る段階とを含むワイパロールをアニロックスロールに対
して負荷する方法。
【請求項４】所定の並進運動あるいはアニロックスロ
ールの回転運動を検出した後の所定時は所望の特定の接
触力に基づいている、請求項３に記載のアニロックスロ
ールに対してワイパロールを負荷する方法。
【請求項５】第１のロール（１４）と第２のロール
（１２）とを有し、各ロールが長手方向軸線を有し、各
ロールがその長手方向軸線の周りで回転可能である装置
であって、第１のロール（１４）が該第１のロールを駆
動手段に結合する歯車（４４）を有し、前記駆動手段が
生産速度と関連した速度で回転し、一方向クラッチ（４
８）が第１のロールと関連し、駆動手段を回転させるこ
となく第１のロールが回転できるようにし、偏心装着手
段（５６）がハウジングにおいて第２のロールを回転可
能に装着し、前記偏心装着手段の回転が第２のロールの
長手方向軸線を第１のロールに対して運動させ、前記偏
心装着手段が該偏心手段を回転できるようにする係合手
段を有し、モータ（６２）が第２のロールを回転させる
ようにフレームに担持されている装置において、 a. 前記係合手段と係合し、偏心装着手段を回転させて
第１のロールに向かって、かつそこから離れる方向に第
２のロールを運動させる駆動手段（７４）と、 b. 第１のロールの回転を検出するセンサ手段（６８）
と、 c. 前記駆動手段を運動させ、前記モータの回転を開始
させて第２のロールをその長手方向軸線の周りで回転さ
せ、前記センサ手段により第１のロールの回転を検出す
ることにより第２のロールが第１のロールと接触すると
きを検出し、第２のロールの並進運動を停止するように
前記駆動手段を停止する制御手段とを含むことを改良点
とする、第１のロール（１４）と第２のロール（１２）
とを有する装置。
【請求項６】前記偏心装着手段の角度移動を測定する
フィードバック手段をさらに含む、請求項５に記載の装
置。
【請求項７】前記制御手段が、所望する特定の接触力
を示す操作者入力信号に応答して第２のロールの並進運
動の停止を計算する、請求項６に記載の装置。
【請求項８】アニロックスロール（１４）とワイパロ
ール（１２）とを有し、基板に印刷する印刷装置であっ
て、アニロックスロールが長手方向の軸線（３８）と、前記
長手方向軸線に沿ったシャフト（３６）とを有し、その
軸線の周りで回転可能であり、前記アニロックスロール
のシャフトに歯車（４４）が結合され、印刷機の歯車列
によりアニロックスロールを回転し、クラッチ手段（４
８）が歯車列を回転させることなくアニロックスロール
を回転できるようにし、ワイパロール（１２）が長手方向軸線（５２）と前記長
手方向軸線に沿ったシャフト（５０）とを有し、その軸
線の周りで回転可能であり、ハウジング（５６）がラッ
ク（５８）を有し、該ハウジングはフレームに回転可能
に装着されており、ピニオン（５７）がハウジングのラ
ックと回転可能に係合してフレームに対して前記ハウジ
ングを回転させ、モータ（６２）がフレームによって担
持され、ワイパロールのシャフトと共に運動しワイパロ
ールを回転させる印刷機において、 a. ピニオンを回転させワイパロールのハウジングを運
動させるモータ（７４）であって、偏心ハウジングがワ
イパロールの長手方向軸線をアニロックスロールに向か
って、かつ離れる方向に運動させるモータ（７４）と、 b. アニロックスロールのシャフトに装着されたホイー
ル（６６）と、 c. 前記ホイールと、従ってアニロックスロールとの回
転を検出するセンサ手段（６８）と、 d. 前記駆動手段を運動させ、モータの回転を開始して
ワイパロールをその長手方向軸線の周りで回転させ、セ
ンサ手段によりアニロックスロールの回転を検出するこ
とによってワイパロールがアニロックスロールと接触す
るときを検出し、前記駆動手段を停止させワイパロール
の並進運動を停止する制御手段とを含むことを改良点と
するアニロックスロール（１４）とワイパロール（１
２）とを有する印刷機。
【請求項９】偏心ハウジングの角度移動で測定するフ
ィードバック手段をさらに含む、請求項８に記載の印刷
機。
【請求項１０】制御手段が、所望の特定の接触力を示
す操作者入力の信号に応答してワイパロールの並進運動
の停止を計算する、請求項９に記載の印刷装置。