JPH0822423B2 - 塗装方法 - Google Patents
塗装方法Info
- Publication number
- JPH0822423B2 JPH0822423B2 JP14865288A JP14865288A JPH0822423B2 JP H0822423 B2 JPH0822423 B2 JP H0822423B2 JP 14865288 A JP14865288 A JP 14865288A JP 14865288 A JP14865288 A JP 14865288A JP H0822423 B2 JPH0822423 B2 JP H0822423B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- supply pipe
- catalyst
- electrostatic coating
- gas
- coating machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塗料とその硬化反応を促進させる触媒が含
まれた気体とを一つの静電塗装機から同時に噴出させて
塗装する塗装方法に関する。
まれた気体とを一つの静電塗装機から同時に噴出させて
塗装する塗装方法に関する。
ウレタン系塗料などの触媒硬化形塗料の塗膜を短時間
で均一に硬化させるためには、塗装機から噴出される塗
料にアミン触媒などの触媒を効果的に混合する必要があ
る。
で均一に硬化させるためには、塗装機から噴出される塗
料にアミン触媒などの触媒を効果的に混合する必要があ
る。
このため、従来においては、エアレス霧化式スプレー
ガンに供給される塗料をその液圧で霧化させると同時
に、塗料の硬化反応を促進する触媒が含まれた気体をそ
の周囲から同心状に噴出させたり(特許出願公表60−50
0324号公報参照)、エア霧化式スプレーガンに供給され
る塗料を触媒が含まれた気体で霧化させるなどして(特
開昭59−170153号公報参照)、塗料と触媒とを一つの塗
装機から一緒に噴出させている。
ガンに供給される塗料をその液圧で霧化させると同時
に、塗料の硬化反応を促進する触媒が含まれた気体をそ
の周囲から同心状に噴出させたり(特許出願公表60−50
0324号公報参照)、エア霧化式スプレーガンに供給され
る塗料を触媒が含まれた気体で霧化させるなどして(特
開昭59−170153号公報参照)、塗料と触媒とを一つの塗
装機から一緒に噴出させている。
しかし、塗料と触媒を静電塗装機から噴出させる場合
には、当該塗装機に印加された高電圧が、触媒を含んだ
気体を供給している気体供給管を通じてリークし、電圧
降下による塗装不良を生ずるおそれがあった。
には、当該塗装機に印加された高電圧が、触媒を含んだ
気体を供給している気体供給管を通じてリークし、電圧
降下による塗装不良を生ずるおそれがあった。
つまり、気体によって運ばれるミスト状の触媒が、静
電塗装機に送給される途中で気体供給管内に付着する
と、当該気体供給管の絶縁性が損なわれて静電塗装機に
所定の高電圧がかからなくなるという問題があった。
電塗装機に送給される途中で気体供給管内に付着する
と、当該気体供給管の絶縁性が損なわれて静電塗装機に
所定の高電圧がかからなくなるという問題があった。
そこで本発明は、静電塗装機に印加された高電圧が、
触媒を含んだ気体を供給する気体供給管を通じてリーク
しないようにすることを技術的課題とし、この課題を解
決して静電塗装機の電圧降下による塗装不良を防止する
ことを目的とする。
触媒を含んだ気体を供給する気体供給管を通じてリーク
しないようにすることを技術的課題とし、この課題を解
決して静電塗装機の電圧降下による塗装不良を防止する
ことを目的とする。
この目的を達成するために、本発明は、塗料とその硬
化反応を促進させる触媒が含まれた気体とを一つの静電
塗装機から同時に噴出させて塗装する塗装方法におい
て、気体供給管を通じて静電塗装機に供給されている前
記気体中に、絶縁性を有する静電塗装用溶剤を霧化状態
で混入して、前記気体供給管内に付着した前記触媒の電
気抵抗値を高めさせることを特徴とする。
化反応を促進させる触媒が含まれた気体とを一つの静電
塗装機から同時に噴出させて塗装する塗装方法におい
て、気体供給管を通じて静電塗装機に供給されている前
記気体中に、絶縁性を有する静電塗装用溶剤を霧化状態
で混入して、前記気体供給管内に付着した前記触媒の電
気抵抗値を高めさせることを特徴とする。
本発明によれば、気体供給管を通じて静電塗装機に供
給されている触媒を含む気体中に、絶縁性を有する静電
塗装用溶剤が霧化状態で混入されているから、気体中に
含まれた触媒の一部が気体供給管内に付着することがあ
れば、静電塗装用溶剤も気体供給管内に同時に付着し
て、触媒と絶縁性を有する静電塗装用溶剤とが互いに混
ざり合って当該触媒の電気抵抗値が高められ、静電塗装
機に印加された高電圧が気体供給管を通じてリークする
ことが防止される。
給されている触媒を含む気体中に、絶縁性を有する静電
塗装用溶剤が霧化状態で混入されているから、気体中に
含まれた触媒の一部が気体供給管内に付着することがあ
れば、静電塗装用溶剤も気体供給管内に同時に付着し
て、触媒と絶縁性を有する静電塗装用溶剤とが互いに混
ざり合って当該触媒の電気抵抗値が高められ、静電塗装
機に印加された高電圧が気体供給管を通じてリークする
ことが防止される。
なお、このようにすると、静電塗装機から触媒と一緒
に溶剤も噴出されることになるが、当該溶剤は元々塗料
に混合して使用されるものであるから、塗膜に悪影響を
及ぼす心配は少ない。
に溶剤も噴出されることになるが、当該溶剤は元々塗料
に混合して使用されるものであるから、塗膜に悪影響を
及ぼす心配は少ない。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。
する。
第1図は本発明方法を適応した静電塗装装置の一例を
示すフローシート図、第2図はその動作を示すタイムチ
ャートである。
示すフローシート図、第2図はその動作を示すタイムチ
ャートである。
本例においては、基剤と硬化剤の2液を混合して使用
するウレタン系塗料と、その硬化反応を促進させるアミ
ン触媒が含まれた気体とを、高電圧が印加された静電塗
装機1に供給して噴出させる場合を示し、静電塗装機1
の引き金(図示せず)を引いてこれを起動させた時に、
触媒供給源となる触媒タンク2からギアポンプ3で圧送
供給されるアミン触媒と、溶剤タンク4からギアポンプ
5で圧送供給される絶縁性を有した静電塗装用溶剤と
が、圧縮気体供給源6から静電塗装機1に供給される気
体中に霧化状態で混合されるようになっている。
するウレタン系塗料と、その硬化反応を促進させるアミ
ン触媒が含まれた気体とを、高電圧が印加された静電塗
装機1に供給して噴出させる場合を示し、静電塗装機1
の引き金(図示せず)を引いてこれを起動させた時に、
触媒供給源となる触媒タンク2からギアポンプ3で圧送
供給されるアミン触媒と、溶剤タンク4からギアポンプ
5で圧送供給される絶縁性を有した静電塗装用溶剤と
が、圧縮気体供給源6から静電塗装機1に供給される気
体中に霧化状態で混合されるようになっている。
そして、触媒と静電塗装用溶剤とを混合した気体が静
電塗装機1から噴出され始めてから一定時間経過後に、
基剤タンク7からギアポンプ8で圧送される基剤と、硬
化剤タンク9からギアポンプ10で圧送される硬化剤とを
混合して成る塗料の供給が開始される。
電塗装機1から噴出され始めてから一定時間経過後に、
基剤タンク7からギアポンプ8で圧送される基剤と、硬
化剤タンク9からギアポンプ10で圧送される硬化剤とを
混合して成る塗料の供給が開始される。
つまり、圧縮気体供給源6から静電塗装機1に気体を
供給する気体供給管11には、オン・オフバルブ12と、静
電塗装機1の引き金に連動して自動的に開閉されるエア
フロースイッチ13が介装されると共に、オン・オフバル
ブ14を介して触媒タンク2に連結され触媒供給管15と、
オン・オフバルブ16を介して溶剤タンク4に連結された
溶剤供給管17とが分岐接続されている。
供給する気体供給管11には、オン・オフバルブ12と、静
電塗装機1の引き金に連動して自動的に開閉されるエア
フロースイッチ13が介装されると共に、オン・オフバル
ブ14を介して触媒タンク2に連結され触媒供給管15と、
オン・オフバルブ16を介して溶剤タンク4に連結された
溶剤供給管17とが分岐接続されている。
なお、触媒供給管15と溶剤供給管17に介装されたオン
・オフバルブ14及び16は、エアフロースイッチ13のスイ
ッチ信号が出力されてから2秒経過後に開放される。
・オフバルブ14及び16は、エアフロースイッチ13のスイ
ッチ信号が出力されてから2秒経過後に開放される。
また、基剤タンク7内の基剤をギアポンプ8で圧送す
る基剤供給管18と、硬化剤タンク9内の硬化剤をギアポ
ンプ10で圧送する硬化剤供給管19が、夫々オン・オフバ
ルブ20及び21を介してスタティックミキサ22に連結され
ている。
る基剤供給管18と、硬化剤タンク9内の硬化剤をギアポ
ンプ10で圧送する硬化剤供給管19が、夫々オン・オフバ
ルブ20及び21を介してスタティックミキサ22に連結され
ている。
そして、各オン・オフバルブ20及び21は、エアフロー
スイッチ13が開放されてから4秒後(すなわち、オン・
オフバルブ14及び16を開放して気体供給管11内の気体流
中に触媒と溶剤を供給開始してから2秒経過後)に開放
されて、基剤タンク7から圧送される基剤と、硬化剤タ
ンク9から圧送される硬化剤とが、スタティックミキサ
22で均一に混合されて塗料供給管23を通じて静電塗装機
1に供給開始される。
スイッチ13が開放されてから4秒後(すなわち、オン・
オフバルブ14及び16を開放して気体供給管11内の気体流
中に触媒と溶剤を供給開始してから2秒経過後)に開放
されて、基剤タンク7から圧送される基剤と、硬化剤タ
ンク9から圧送される硬化剤とが、スタティックミキサ
22で均一に混合されて塗料供給管23を通じて静電塗装機
1に供給開始される。
なお、ギアポンプ8及び10は、夫々その駆動モータ24
及び25の回転数をインバータ26及び27で可変制御して、
基剤と硬化剤との混合比率を調節するようになってい
る。また、高粘度な硬化剤を圧送するギアポンプ10は、
エアフロースイッチ13のスイッチ信号により当該信号が
出力されてから4秒経過後(すなわち、オン・オフバル
ブ21が開放された際)に駆動モータ25の回転数が通常時
よりも2秒間だけ上昇せられて、基剤と硬化剤とを当初
から最適な混合比率で供給開始し得るようになってい
る。
及び25の回転数をインバータ26及び27で可変制御して、
基剤と硬化剤との混合比率を調節するようになってい
る。また、高粘度な硬化剤を圧送するギアポンプ10は、
エアフロースイッチ13のスイッチ信号により当該信号が
出力されてから4秒経過後(すなわち、オン・オフバル
ブ21が開放された際)に駆動モータ25の回転数が通常時
よりも2秒間だけ上昇せられて、基剤と硬化剤とを当初
から最適な混合比率で供給開始し得るようになってい
る。
しかして、静電塗装機1を起動させる前に、予め気体
供給管11に介装されたオン・オフバルブ12を開放して、
静電塗装機1を圧縮気体供給源6に接続させておく。
供給管11に介装されたオン・オフバルブ12を開放して、
静電塗装機1を圧縮気体供給源6に接続させておく。
そして、静電塗装機1の引き金を引いて当該塗装機1
を起動させると、圧縮気体供給源6から気体供給管11を
通じて静電塗装機1に圧縮気体が供給開始されると同時
に、当該圧縮気体の流れで気体供給管11に介装されたエ
アフロースイッチ13が開放されて当該スイッチ13からス
イッチ信号が出力される(第2図のT1参照)。
を起動させると、圧縮気体供給源6から気体供給管11を
通じて静電塗装機1に圧縮気体が供給開始されると同時
に、当該圧縮気体の流れで気体供給管11に介装されたエ
アフロースイッチ13が開放されて当該スイッチ13からス
イッチ信号が出力される(第2図のT1参照)。
これにより、静電塗装機1からは、まず最初に気体の
みが噴出され、当該気体によって前回の塗装終了時に気
体供給管11内に付着残存していたアミン触媒の液滴が完
全に気化して払拭されるから、静電塗装機1に印加され
た高電圧のリークが防止される。
みが噴出され、当該気体によって前回の塗装終了時に気
体供給管11内に付着残存していたアミン触媒の液滴が完
全に気化して払拭されるから、静電塗装機1に印加され
た高電圧のリークが防止される。
そして、エアフロースイッチ13が開放されてから2秒
経過後に、触媒供給管15と溶剤供給管17に介装されたオ
ン・オフバルブ14及び16が開放されて、触媒タンク2か
らギアポンプ3で圧送されるアミン触媒が、触媒供給管
15を通じて気体供給管11内に霧化状態で供給されて、当
該気体供給管11内を流通する気体中に混合されると共
に、溶剤タンク4からギアポンプ5で圧送される静電塗
装用溶剤が、溶剤供給管17を通じて気体供給管11内に霧
化状態で供給されて、触媒を含んだ気体中に混合される
(第2図のT2参照)。
経過後に、触媒供給管15と溶剤供給管17に介装されたオ
ン・オフバルブ14及び16が開放されて、触媒タンク2か
らギアポンプ3で圧送されるアミン触媒が、触媒供給管
15を通じて気体供給管11内に霧化状態で供給されて、当
該気体供給管11内を流通する気体中に混合されると共
に、溶剤タンク4からギアポンプ5で圧送される静電塗
装用溶剤が、溶剤供給管17を通じて気体供給管11内に霧
化状態で供給されて、触媒を含んだ気体中に混合される
(第2図のT2参照)。
これにより、静電塗装機1からは、高濃度のアミン触
媒を微粒化状態で含んだ気体流が噴出される。
媒を微粒化状態で含んだ気体流が噴出される。
そして、このようにアミン触媒を気体流に混合して静
電塗装機1に供給開始してから2秒経過後にオン・オフ
バルブ20及び21が開放され、基剤タンク7から基剤供給
管18を通じて圧送される基剤と、硬化剤タンク9から硬
化剤供給管19を通じて圧送される硬化剤とが、スタティ
ックミキサ22で混合されて塗料供給管23を通じて静電塗
装機1に供給開始される(第2図のT3参照)。
電塗装機1に供給開始してから2秒経過後にオン・オフ
バルブ20及び21が開放され、基剤タンク7から基剤供給
管18を通じて圧送される基剤と、硬化剤タンク9から硬
化剤供給管19を通じて圧送される硬化剤とが、スタティ
ックミキサ22で混合されて塗料供給管23を通じて静電塗
装機1に供給開始される(第2図のT3参照)。
このようにすれば、静電塗装機1が起動してから塗料
が噴出されるまでの間に、その硬化反応を促進させるア
ミン触媒を含んだ気体が予め噴出されているから、当該
触媒の噴出状態を事前に確認して塗膜の硬化不良を確実
に防止することができる。したがって、後は、塗料の噴
出状態のみを確認すればよいから、塗料を瞬間的に捨て
吹きして塗料の無駄を少なくすることができる。
が噴出されるまでの間に、その硬化反応を促進させるア
ミン触媒を含んだ気体が予め噴出されているから、当該
触媒の噴出状態を事前に確認して塗膜の硬化不良を確実
に防止することができる。したがって、後は、塗料の噴
出状態のみを確認すればよいから、塗料を瞬間的に捨て
吹きして塗料の無駄を少なくすることができる。
また、静電塗装機1に前以て気体を供給しておけば、
当該気体中に混合されるアミン触媒の微粒化が促進され
てその濃度を迅速に高めることができるから、その後に
供給される塗料の塗膜の硬化不良を確実に防止できる。
当該気体中に混合されるアミン触媒の微粒化が促進され
てその濃度を迅速に高めることができるから、その後に
供給される塗料の塗膜の硬化不良を確実に防止できる。
更に、静電塗装機1に供給される気体中には、アミン
触媒と共に、絶縁性を有する静電塗装用溶剤を霧化状態
で混入させて、気体供給管11内に付着したアミン触媒の
電気抵抗値を高めるようにしているから、静電塗装機1
に印加された高電圧が気体供給管11内に付着したアミン
触媒の液滴を通じてリークすることが防止され、静電塗
装機1の電圧降下によって塗装不良を生ずることがなく
なる。
触媒と共に、絶縁性を有する静電塗装用溶剤を霧化状態
で混入させて、気体供給管11内に付着したアミン触媒の
電気抵抗値を高めるようにしているから、静電塗装機1
に印加された高電圧が気体供給管11内に付着したアミン
触媒の液滴を通じてリークすることが防止され、静電塗
装機1の電圧降下によって塗装不良を生ずることがなく
なる。
なお、静電塗装機1の電極に印加された高電圧がアミ
ン触媒の液滴で濡れた気体供給管11内の表面からアース
された静電塗装機1の引き金やグリップにリークして生
ずる電圧降下を防止するには、数MΩ以上の絶縁抵抗が
あれば充分であるから、気体供給管11を通じて静電塗装
機1に供給されている気体中に混入する静電塗装用溶剤
の量は、当該溶剤と混ざり合って気体供給管11内に付着
したアミン触媒の電気抵抗値を数MΩ以上に高め得る程
度に選定すれば充分である。
ン触媒の液滴で濡れた気体供給管11内の表面からアース
された静電塗装機1の引き金やグリップにリークして生
ずる電圧降下を防止するには、数MΩ以上の絶縁抵抗が
あれば充分であるから、気体供給管11を通じて静電塗装
機1に供給されている気体中に混入する静電塗装用溶剤
の量は、当該溶剤と混ざり合って気体供給管11内に付着
したアミン触媒の電気抵抗値を数MΩ以上に高め得る程
度に選定すれば充分である。
また、静電塗装用溶剤は、触媒タンク2内に入れて予
めアミン触媒と混合しておいてもよいが、この場合には
塗料の噴出量に応じたアミン触媒の濃度コントロールが
非常に難しくなると同時に、溶剤過多による塗膜荒れを
生ずるおそれがある。
めアミン触媒と混合しておいてもよいが、この場合には
塗料の噴出量に応じたアミン触媒の濃度コントロールが
非常に難しくなると同時に、溶剤過多による塗膜荒れを
生ずるおそれがある。
これに対して、第1図に示すように、アミン触媒と溶
剤とを夫々触媒タンク2と溶剤タンク4から別々に供給
すると、双方の濃度コントロールを容易に且つ的確に行
えるから、触媒不足による塗膜の硬化不良や、溶剤過多
による塗膜荒れを確実に防止することができる。
剤とを夫々触媒タンク2と溶剤タンク4から別々に供給
すると、双方の濃度コントロールを容易に且つ的確に行
えるから、触媒不足による塗膜の硬化不良や、溶剤過多
による塗膜荒れを確実に防止することができる。
以上述べたように、本発明によれば、気体供給管を通
じて静電塗装機に供給されている触媒を含んだ気体中
に、絶縁性を有する静電塗装用溶剤を霧化状態で混入し
て、気体供給管内に付着した触媒の電気抵抗値を高めさ
せるようにしているから、静電塗装機に印加された高電
圧が気体供給管内に付着した触媒を通じてリークし、静
電塗装機の電圧降下による塗装不良を生ずることが確実
に防止されるという大変優れた効果がある。
じて静電塗装機に供給されている触媒を含んだ気体中
に、絶縁性を有する静電塗装用溶剤を霧化状態で混入し
て、気体供給管内に付着した触媒の電気抵抗値を高めさ
せるようにしているから、静電塗装機に印加された高電
圧が気体供給管内に付着した触媒を通じてリークし、静
電塗装機の電圧降下による塗装不良を生ずることが確実
に防止されるという大変優れた効果がある。
第1図は本発明方法を適用した静電塗装装置の一例を示
すフローシート図、第2図はその動作を示すタイムチャ
ートである。 符号の説明 1……静電塗装機、2……触媒タンク、4……溶剤タン
ク、6……圧縮気体供給源、11……気体供給管、15……
触媒供給管、17……溶剤供給管、23……塗料供給管。
すフローシート図、第2図はその動作を示すタイムチャ
ートである。 符号の説明 1……静電塗装機、2……触媒タンク、4……溶剤タン
ク、6……圧縮気体供給源、11……気体供給管、15……
触媒供給管、17……溶剤供給管、23……塗料供給管。
Claims (1)
- 【請求項1】塗料とその硬化反応を促進させる触媒が含
まれた気体とを一つの静電塗装機から同時に噴出させて
塗装する塗装方法において、気体供給管を通じて静電塗
装機に供給されている前記気体中に、絶縁性を有する静
電塗装用溶剤を霧化状態で混入して、前記気体供給管内
に付着した前記触媒の電気抵抗値を高めさせることを特
徴とする塗装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14865288A JPH0822423B2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14865288A JPH0822423B2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 塗装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH022889A JPH022889A (ja) | 1990-01-08 |
JPH0822423B2 true JPH0822423B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=15457595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14865288A Expired - Lifetime JPH0822423B2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0822423B2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-16 JP JP14865288A patent/JPH0822423B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH022889A (ja) | 1990-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6544336B1 (en) | Apparatus for a high efficiency spray system | |
KR0152428B1 (ko) | 분무화로 기판상에 영구 포말 코팅 형성을 위한 방법 및 장치 | |
JP3178023B2 (ja) | 粘性液状物の塗布装置 | |
US6319559B1 (en) | Adhesive applying method in forming a seat | |
JPH0822423B2 (ja) | 塗装方法 | |
JPH0522291Y2 (ja) | ||
US6045875A (en) | Process and apparatus for applying a primer | |
JPH0522290Y2 (ja) | ||
JPH0522289Y2 (ja) | ||
JPH053238Y2 (ja) | ||
JPS6130629B2 (ja) | ||
JPS59228960A (ja) | 回転霧化静電塗装装置 | |
JP4520601B2 (ja) | 2液混合塗装装置 | |
JP3632777B2 (ja) | 水溶性剤と難水溶性剤の混練装置 | |
JPH0233429B2 (ja) | Niekigatatoryonotososochi | |
JP2790153B2 (ja) | 静電塗装方法 | |
JP2000153184A (ja) | 多色塗装用の塗装装置および塗装方法 | |
JP2002119895A (ja) | 2液混合塗装装置 | |
JPH0331417Y2 (ja) | ||
JPH11226460A (ja) | ニードルレス二液同心ノズルスプレーガン | |
JPS6153108B2 (ja) | ||
JP2660997B2 (ja) | スプレーガン | |
JP2002102751A (ja) | 2液混合塗装装置 | |
JPH09997A (ja) | 回転霧化塗装方法及び装置 | |
JPS62216661A (ja) | 回転霧化静電塗装装置 |