JP2660997B2 - スプレーガン - Google Patents

スプレーガン

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JP2660997B2
JP2660997B2 JP19805595A JP19805595A JP2660997B2 JP 2660997 B2 JP2660997 B2 JP 2660997B2 JP 19805595 A JP19805595 A JP 19805595A JP 19805595 A JP19805595 A JP 19805595A JP 2660997 B2 JP2660997 B2 JP 2660997B2
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JP
Japan
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main agent
spray gun
hardener
curing agent
agent
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JP19805595A
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English (en)
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JPH0924307A (ja
Inventor
鐘雄 米川
研一 笠嶋
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KANAKO ENJINIARINGU KK
Central Motor Co Ltd
Original Assignee
KANAKO ENJINIARINGU KK
Central Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、スプレーガン
に係る。詳細にはFRP表面層のゲルコート塗装等に使
用するゲルコート主剤と硬化剤とを吹き付けるスプレー
ガンに係る。
【0002】
【従来の技術】 従来FRP表面層のゲルコート塗装に
使用するゲルコート主剤とゲルコート主剤を硬化させる
硬化剤を吹き付けるのに使用するスプレーガンとして
は、図4、図5に図示されるようなスプレーガンが使用
されていた。すなわち、スプレーガン101の先端に
は、ノズル102が設置され、ノズル102にゲルコー
ト主剤と硬化剤が別途にそれぞれ供給される。そこでゲ
ルコート主剤は、供給口103からスプレーガン101
に供給され、硬化剤は供給口104からスプレーガン1
01に供給される。ノズル102では主剤はスプレーガ
ン101先端中心から噴射され、スプレーガン101先
端の主剤噴射口周囲からは硬化剤が噴射され、噴射口外
でゲルコート主剤と硬化剤とは混合される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 図4に図示される従
来例では主剤はエアーによって霧化する方式であり、塗
装剤の微粒化を確保するため低粘度材料を使用してい
た。すなわち、例えば、主剤は粘度25cps程度を使
用し供給圧1〜2Kg/cm2で、供給された。また霧
化エアに混合される硬化剤は3〜5Kg/cm2であ
る。
【0004】しかしながら、低粘度材料を使用すると被
塗装物に塗着した塗料が流れ易くなり厚塗が困難となる
課題を有した。そのため、塗装時間は長時間となる課題
を有した。更に、微粒化を良くするため霧化エア圧力を
調整すると、硬化剤の配合比率が変化し、品質不良とな
る課題を有した。更に、オーバーダストが多く塗布面の
硬化剤混合比が不均一となる課題を有した。さらに図5
に示す従来のエアコンビネーションガンで高圧で高粘度
の主材を霧化し硬化剤を低圧で供給するとブッシング後
端の隙間に硬化剤がたまり、硬化剤混合比の変動、及び
キャップから硬化剤が漏れ、品質不良となる課題を有し
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この発明は、
【0006】高粘度材料からなる主剤を高圧で供給し先
端の噴射口から噴射し、硬化剤を混合した低圧エアを、
噴射される主剤周囲かつ噴射口内側から噴射することを
特徴とするスプレーガン、を提供することにより上述の
課題を解決する。
【0007】又、この発明にかかるスプレーガンの作用
は以下の通りである。即ち、主剤は高粘度材料からなる
が、高圧で噴射されるため、微粒化し、主剤は高圧で噴
射されるが硬化剤は低圧で噴射されるためオーバーダス
トが少なく硬化剤比率は均一化し品質は安定する。
【0008】
【発明の実施の形態】 この発明の実施の形態の中央断
面図をあらわす図1、同使用状態の概略図をあらわす図
2、同一部組立図をあらわす図3にしたがって説明す
る。
【0009】11は、スプレーガンである。12は硬化
剤経路、13は硬化剤供給口であり、硬化剤経路12
は、スプレーガン11ハンドル部14底面に設けられた
硬化剤供給口13から、スプレーガン11先端に設けら
れる硬化剤噴射口15まで連通される。21は主剤供給
口であり、スプレーガン11中間部に設置される。22
は、主剤経路である。主剤経路22は、主剤供給口21
から硬化剤噴射口15中心に設置される主剤噴射口23
まで連通する。硬化剤噴射口15と主剤噴射口23とで
エアコンビノズルを形成する。24はエアコンビオリフ
ィスである。エアコンビオリフィス24は、エアコンビ
ノズルの主剤噴射口23の後部に設置される。25はブ
ッシングであり、エアーオリフィス28を介してエアコ
ンビノズル30を支持する。エアコンビノズル30とエ
アコンビオリフィス24の間にノズルパッキン31を設
ける。ブッシング25はエアコンビオリフィス24とO
リング27を介してキャップ29によりスプレーガン1
1に密着される。Oリング27はブッシング25側が凹
状、エアコンビオリフィス24側が凸状という密着され
る構造で代用してもよい。そのため、図5に示す従来例
のように、空隙部に硬化剤がたまり、キャップ104の
隙間から硬化剤の漏れを生じていた問題点は解決され
る。
【0010】32は、ニードル、33はハンドルであ
る。ニードル32は、ハンドル33の作動により先端が
摺動し、主剤経路22を開閉する。ハンドル33は、同
時に、硬化剤経路12を開閉するニードル32を摺動さ
せ硬化剤経路12を開閉する。
【0011】41は、高圧ポンプである。高圧ポンプ4
1は、エアシリンダ42により作動される。43は、主
剤ゲルコートタンクであり主剤ゲルコートが収納され
る。44は、硬化剤タンクであり硬化剤が収納される。
硬化剤タンク44の上部にはインジェクションが構成さ
れる。主剤ゲルコートタンク43は高圧ホース45によ
り主剤供給口21に連結される。硬化剤タンク44は、
低圧ホース46により硬化剤供給口13に連結される。
【0012】主剤は、不飽和ポリエステルスチレンモノ
マーからなり、粘度2500cpsの高粘度からなり、
高圧ポンプ41により主剤供給口21から110kg/
cm2の高圧で供給される。粘度は1800cps〜3
000cpsの範囲の高粘度であればよいが吐出量、要
求品質によってはそれ以上でもよい。圧力は、150k
g/cm2の範囲の高圧であればよい。硬化剤は、メチ
ルエチルケトンパーオキサイドからなり、2kg/cm
2の低圧で固定されて硬化剤供給口13から供給され
る。
【0013】次に、発明の実施の形態の作用について説
明する。高粘度材料からなる主剤を高圧で主剤供給口2
1から供給し、エアコンビノズルで霧化し、先端の主剤
噴射口23から噴射する。硬化剤タンク44上部に設置
されるインジェクションで硬化剤はエアと混合され、硬
化剤を混合した低圧エアを、噴射される主剤周囲かつ噴
射口内側の硬化剤噴射口15より噴射する
【0014】主剤は高粘度材料からなるが、高圧で噴射
されるため、微粒化し、主剤は高圧で噴射されるが硬化
剤は低圧一定で噴射されるためオーバーダストが少なく
硬化剤比率は均一化し品質は安定する。高圧での吹き付
けにより生じるパターンのテールは、図2に図示される
ように、硬化剤混合エアによりパターンのテールを処理
し被塗布物の塗装膜厚を均一化する。
【0015】
【発明の効果】 高粘度材料をゲルコート塗装等に微粒
化して使用するため、塗装後の塗料のたれが少なくなり
厚塗が可能となるため作業時間が短縮され、エアレス霧
化を基本とし硬化剤ミックスエアも低圧一定のためオー
バーダストも少なく硬化剤混合比率が均一化する。その
ため、1液エアレスガンとしても使用可能である。更
に、大吐出量を確保する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を表す中央断面図
【図2】 この発明の実施の形態の使用状態表す正面図
【図3】 この発明の実施の形態を表す一部組立図
【図4】 従来例の中央断面図
【図5】 従来例の一部断面図
【符号の説明】
23 主剤噴射口

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高粘度材料からなる主剤を高圧で供給し
    先端の噴射口から噴射し、硬化剤を混合した低圧エア
    を、噴射される主剤周囲かつ噴射口内側から噴射するこ
    とを特徴とするスプレーガン。
JP19805595A 1995-07-11 1995-07-11 スプレーガン Expired - Lifetime JP2660997B2 (ja)

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JP19805595A JP2660997B2 (ja) 1995-07-11 1995-07-11 スプレーガン

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JP19805595A JP2660997B2 (ja) 1995-07-11 1995-07-11 スプレーガン

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JPH0924307A JPH0924307A (ja) 1997-01-28
JP2660997B2 true JP2660997B2 (ja) 1997-10-08

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