JPH08223786A - モータロック検出装置及びこれを使用したパワーウインド駆動制御装置及びサンルーフ駆動制御装置 - Google Patents

モータロック検出装置及びこれを使用したパワーウインド駆動制御装置及びサンルーフ駆動制御装置

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JPH08223786A
JPH08223786A JP7027951A JP2795195A JPH08223786A JP H08223786 A JPH08223786 A JP H08223786A JP 7027951 A JP7027951 A JP 7027951A JP 2795195 A JP2795195 A JP 2795195A JP H08223786 A JPH08223786 A JP H08223786A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価な構成で高精度にロック電流が検出でき
るモータロック検出装置を提供する。 【構成】 モータの駆動電流が流れる導体パターン51
の一部よりなる導体抵抗101上に、この導体抵抗10
1の電圧降下が検出電圧として入力されるモータロック
検出回路110を実装し、このモータロック検出回路1
10中に、導体抵抗101の温度変化を検出する温度セ
ンサ130と、前記検出電圧を温度センサ130の出力
に基づいて補償する温度補償手段(温度出力増幅部14
0等)と、基準電圧の設定及び温度補償手段の補償率を
それぞれ電気的トリミングにより調整できる調整手段
(基準電圧設定ROM163等)と、この調整手段によ
り調整された後の前記検出電圧と基準電圧とを比較しモ
ータのロック状態に応じた信号を出力するロック状態検
出手段(比較出力部170)とを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータのロック電流を
検出するモータロック検出装置及びこれを使用したパワ
ーウインド駆動制御装置及びサンルーフ駆動制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】発明の背景 一般に、自動車のパワーウインドやサンルーフ等におい
て、運転席に設けられる操作スイッチに対しては、この
操作スイッチを一旦操作するだけで自動的にウインド等
が全閉又は全開となるオート機能を実現するための駆動
制御装置が設けられている。この駆動制御装置は、一旦
操作された操作スイッチの作動状態を保持した後、ウイ
ンド等を駆動するモータのロック状態を検出し、これが
検出されたときに操作スイッチの保持状態を解除してモ
ータへの電源供給を切ることで、ウインド等が動作限界
まで閉じたとき又は開いたときに自動的にモータを停止
させるようにしている。そして、そのためのモータロッ
ク検出装置としては、従来いわゆるシャント抵抗を利用
した回路が使用されていた。
【0003】従来のモータロック検出装置 図5は、従来のモータロック検出装置20を使用したパ
ワーウインド駆動制御装置を示している。この装置は、
パワーウインドの駆動源であるモータM(正転でウイン
ドが上昇、逆転で下降)の通電状態を切換える二つの3
端子スイッチSW1,SW2(SW1が上昇用、SW2
が下降用)からなり、ソレノイドSLにより2方向に保
持される操作スイッチ1を備え、モータロック検出装置
20の出力(後述のオペレーショナルアンプOP2の出
力)によりトランジスタTrをスイッチングして、保持
用のソレノイドSLの励磁を切り操作スイッチ1の保持
状態を自動解除するものである。
【0004】すなわち、各3端子スイッチSW1,SW
2の常開接点はバッテリーBに接続され、一方の3端子
スイッチSW1の共通接点はモータMの正極に、他方の
3端子スイッチSW2の共通接点はモータMの負極にそ
れぞれ接続されている。そして、各3端子スイッチSW
1,SW2の常閉接点は短絡されており、共に後述のシ
ャント抵抗SRの一端側に接続されている。また、モー
タMの正極及び負極は、ダイオードD1,D2を介して
ソレノイドSLの一端側に導通する電源ライン10に接
続されており、ソレノイドSLの他端側はトランジスタ
Trを介してアースライン11に接続されている。
【0005】モータロック検出装置20は、前記電源ラ
イン10とアースライン11との間に直列に接続された
抵抗R1及びツェナーダイオードTDと、一端側が各3
端子スイッチSW1,SW2の常閉接点に接続され、他
端側がアースライン11に接続されたシャント抵抗SR
と、前記抵抗R1とツェナーダイオードTDの中点に導
通する定電圧ライン21と、この定電圧ライン21とア
ースライン11との間に直列に接続された分圧用の抵抗
R2,R3と、これら抵抗R2,R3により分圧された
電圧を基準入力とし、シャント抵抗SRによる電圧降下
を比較入力とするオペレーショナルアンプOP1と、オ
ペレーショナルアンプOP1の出力側に接続された抵抗
R4と、この抵抗R4の二次側とアースライン11との
間に接続されたコンデンサC1と、定電圧ライン21と
アースライン11との間に直列に接続された分圧用の抵
抗R5,R6と、これら抵抗R5,R6により分圧され
た電圧を基準入力とし、オペレーショナルアンプOP1
の出力を比較入力とするオペレーショナルアンプOP2
とよりなり、オペレーショナルアンプOP2の出力側が
トランジスタTrのベース電極に接続されたものであ
る。なお、モータロック検出装置20を構成する以上の
回路は、通常プリント基盤上の回路として構成される
か、あるいはハイブリッドICとして製作される。
【0006】ここで、抵抗R1及びツェナーダイオード
TDは定電圧ライン21の電圧を一定にする定電圧回路
を構成している。また、図5において符合L1で示す部
分(オペレーショナルアンプOP1を含む部分)は、シ
ャント抵抗SRによる電圧降下を基準電圧と比較して、
シャント抵抗SRによる電圧降下が基準電圧よりも大き
いと、出力側(OP1の出力)がオンする比較回路を構
成している。さらに、符合L2で示す部分(オペレーシ
ョナルアンプOP2を含む部分)は、OP1の出力を増
幅させるとともに、OP1の出力がオフのときにはトラ
ンジスタTrのスイッチング動作をオン状態に維持さ
せ、OP1の出力がオンすると一定の遅延時間の後にト
ランジスタTrのスイッチング動作をオフさせる遅延回
路を構成している。そして、前記比較回路L1における
基準電圧(抵抗R2,R3により分圧された電圧)は、
モータMの定格電流又は許容電流がシャント抵抗SRに
流れているときのシャント抵抗SRの電圧降下よりも大
きく、モータMのロック電流がシャント抵抗SRに流れ
ているときのシャント抵抗SRの電圧降下よりも小さく
設定されている。また、遅延回路L2の遅延時間は、モ
ータMが起動して定常状態になるまでの時間よりも若干
大きく設定されている。
【0007】以上の構成において、操作スイッチ1が操
作されて例えば3端子スイッチSW1のみが作動する
と、バッテリーBがモータMの正極に接続されるととも
にダイオードD2を介して電源ライン10に接続され、
シャント抵抗SRは3端子スイッチSW2を介してモー
タMの負極とアースライン11間に接続された状態とな
るから、モータMが正転してウインドが上昇するととも
に、ソレノイドSLが励磁されて3端子スイッチSW1
の作動状態が保持され、さらに定電圧ライン21に所定
の電圧が発生して比較回路L1及び遅延回路L2が作動
する。このため、操作スイッチ1から手を離しても、ウ
インドの上昇動作は継続される。またこの際、モータM
の起動時にシャント抵抗SRに大きな起動電流が流れ
て、瞬間的に比較回路L1の出力がオンとなったとして
も、遅延回路L2の遅延時間の経過前であるために、ト
ランジスタTrはオン状態を保持する。
【0008】そして、ウインドが上昇限界まで到達して
モータMがロックすると、シャント抵抗SRにロック電
流が流れ、比較回路L1の出力がオンとなり、遅延回路
L2の遅延時間経過後にトランジスタTrがオフするか
ら、ソレノイドSLの励磁が解除されて3端子スイッチ
SW1は図5に示す非作動状態に復帰して、モータMの
運転が自動的に停止する。なお、3端子スイッチSW2
が操作されれれば、同様の動作でウインドが下降して、
下降限界において自動停止する。また、上記駆動制御装
置は、車両のサンルーフの開閉用のモータにも同様に適
用できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のモ
ータロック検出装置20によれば、パワーウインドやサ
ンルーフが動作限界に到達したときに、操作スイッチの
保持状態を自動解除して駆動源であるモータの通電を自
動停止させることができるので、モータの過負荷運転や
バッテリー電力の浪費を確実に防止できて便利である
が、回路を構成する部品として高精度なものが必要とな
りコスト高になるとともに、高い動作信頼性を確保する
ことが困難であるという問題があった。
【0010】というのは、近年パワーウインド装置等に
おいては、小型化,低コスト化のための部品点数の削減
や、電力供給効率向上のためのスイッチ部分の電気経路
抵抗の削減(回路上の発熱や電圧降下の削減)が求めら
れているため、上記シャント抵抗SRとしては、3〜5
mオーム程度の小さい抵抗値のもの、すなわち導体片等
を回路上に半田付けした程度のものを使用する必要があ
った。このため、このシャント抵抗SRを実装する際の
半田の付き具合や、温度特性によっては、その抵抗値が
大きくばらつき変動する欠点があった。また、モータM
のロック電流等も、モータ巻線抵抗の温度特性等によっ
てばらつく。
【0011】そして、モータMの通常の回転時には、モ
ータ電流が5〜6A程度であるから、シャント抵抗SR
が3mオームであるとするとその電圧降下は15〜18
mV程度であり、ロック時には、モータ電流が15A程
度になるから、シャント抵抗SRの電圧降下は45mV
程度であって、その差は僅か数10mVである。つま
り、比較回路L1(オペレーショナルアンプOP1を含
む部分)は、上記シャント抵抗SR自体の特性のばらつ
きや、モータ電流のばらつき等があっても、この僅か数
10mVの差を検出する必要があり、その特性(オペレ
ーショナルアンプOP1や抵抗R1,R2,R3さらに
はツェナーダイオードTD等の特性値)は非常に精度高
く設定されている必要があった。ところが、上記従来の
ロック電流検出装置の構成では、比較回路L1等の特性
を回路製造後に調整することは実用的には不可能であ
る。したがって、オペレーショナルアンプOP1や抵抗
R1,R2,R3さらにはツェナーダイオードTD等の
回路部品に、精度の高い部品を使用せざるを得なかっ
た。また、これら回路部品に高精度な部品を使用したと
しても、組立後の試験において動作不良となってつかい
ものにならないものが生じる可能性があり、製品の歩留
り低下を招いていた。
【0012】そこで本発明は、安価な構成で高精度にロ
ック電流が検出できるモータロック検出装置及びこれを
使用したパワーウインド駆動制御装置及びサンルーフ駆
動制御装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のモータロック検出装置は、検出によ
って得たモータ電流の電圧降下と予め定められた基準電
圧とを比較してモータのロック状態を検出するモータロ
ック検出装置であって、前記モータの駆動電流が流れる
導体の2点間の電圧降下を検出する電圧降下検出手段
と、前記導体の温度変化を検出する温度センサと、前記
電圧降下検出手段の出力を前記温度センサの出力に基づ
いて補償する温度補償手段と、前記基準電圧の設定及び
温度補償手段の補償率を、それぞれ電気的トリミングに
より調整できる調整手段と、前記調整手段により調整さ
れた後のモータ電流の電圧降下と基準電圧とを比較し
て、前記電圧降下が基準電圧を越えているときにモータ
がロック状態にあることを示す信号を出力するロック状
態検出手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】また、請求項2記載のモータロック検出装
置は、前記導体がプリント基板に形成された導体パター
ンであることを特徴とする。また、請求項3記載のモー
タロック検出装置は、前記電圧降下検出手段、温度補償
手段、調整手段、及びロック状態検出手段、がIC化さ
れていることを特徴とする。また、請求項4記載のモー
タロック検出装置は、前記ICパッケージ内に温度セン
サを設け、該ICを前記導体パターン上に配置し、該I
Cを挟む両側の電圧を前記ICの電圧降下検出手段へ入
力するようにしたことを特徴とする。また、請求項5記
載のモータロック検出装置は、モータのロック状態が検
出された場合に、モータへの通電を遮断する機能を備え
たことを特徴とする。
【0015】また、請求項6記載のパワーウインド駆動
制御装置は、請求項1乃至5の何れかに記載のモータロ
ック検出装置を備え、ウインドを開閉駆動するためのモ
ータのロック状態を検出することを特徴とする。また、
請求項7記載のサンルーフ駆動制御装置は、請求項1乃
至5の何れかに記載のモータロック検出装置を備え、サ
ンルーフを開閉駆動するためのモータのロック状態を検
出することを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1記載のモータロック検出装置では、調
整手段によって、組み付け後に基準電圧の設定及び温度
補償手段の補償率をそれぞれ電気的トリミングにより調
整できる。このため、モータや検出装置自体を構成する
部品(回路要素)として高精度なものを使用しなくて
も、モータや前記部品の特性値のばらつきによる検出精
度への悪影響を確実かつ実用的に補正して、高い検出精
度が実現できる。また、運転中の導体の温度変化による
抵抗値の変動は、その補償率を電気的トリミングにより
調整された温度補償手段により補償され、その変動の検
出精度への悪影響が解消される。さらに、ロック電流を
電圧降下として検出するために、モータの駆動電流が流
れる導体の一部を利用しているため、シャント抵抗等の
別個の抵抗部品が不要となる。
【0017】また、請求項2記載のモータロック検出装
置では、前記導体がプリント基板に形成された導体パタ
ーンであるから、電圧降下検出手段への回路接続構成が
簡単になる。また、請求項3記載のモータロック検出装
置では、前記電圧降下検出手段、温度補償手段、調整手
段、及びロック状態検出手段、がIC化されているか
ら、車両等への組み付けが容易になる。また、請求項4
記載のモータロック検出装置では、前記ICパッケージ
内に温度センサを設け、該ICを前記導体パターン上に
配置し、該ICを挟む両側の電圧を前記ICの電圧降下
検出手段へ入力するように構成したから、設置スペース
が少なくてすみ装置の小型化に貢献できる。また、請求
項5記載のモータロック検出装置では、モータのロック
状態が検出された場合に、モータへの通電を遮断する機
能を備えたから、モータの過負荷による損傷や電力浪費
を防止できる。
【0018】また、請求項6記載のパワーウインド駆動
制御装置では、請求項1乃至5の何れかに記載のモータ
ロック検出装置を備え、ウインドを開閉駆動するための
モータのロック状態を検出するようにしたから、パワー
ウインド駆動制御装置におけるモータロック状態が高精
度に検出できるようになり、パワーウインドの制御(例
えば、オート制御)が信頼性高く行なえるようになると
ともに、装置を構成する部品に精度が要求されなくなっ
て、装置のコスト低減も実現できる。また、請求項7記
載のサンルーフ駆動制御装置では、請求項1乃至5の何
れかに記載のモータロック検出装置を備え、サンルーフ
を開閉駆動するためのモータのロック状態を検出するよ
うにしたから、サンルーフ駆動制御装置におけるモータ
ロック状態が高精度に検出できるようになり、サンルー
フの制御(例えば、オート制御)が信頼性高く行なえる
ようになるとともに、装置を構成する部品に精度が要求
されなくなって、装置のコスト低減も実現できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。実施例の構成 図1は、本実施例のパワーウインド駆動制御装置の構成
を示す回路図である。このパワーウインド駆動制御装置
は、例えばモータM以外の回路が一つの基板上に形成さ
れてなるもので、パワーウインドの駆動源であるモータ
M(正転でウインドが上昇、逆転で下降)の通電状態を
切換える二つの3端子スイッチSW1,SW2(SW1
が上昇用、SW2が下降用)からなり、ソレノイドSL
により2方向に保持される操作スイッチ1を備え、モー
タロック検出装置100の出力(後述のアンプ173の
出力)によりトランジスタTrをスイッチングして、操
作スイッチ保持用のソレノイドSLの励磁を切り操作ス
イッチ1の保持状態を自動解除するものである。
【0020】すなわち、各3端子スイッチSW1,SW
2の常開接点はバッテリーBに接続され、一方の3端子
スイッチSW1の共通接点はモータMの正極に、他方の
3端子スイッチSW2の共通接点はモータMの負極にそ
れぞれ接続されている。そして、各3端子スイッチSW
1,SW2の常閉接点は短絡されており、共にアースラ
イン51を介してアース側に接続されている。また、モ
ータMの正極及び負極(各3端子スイッチSW1,SW
2の共通接点)は、それぞれダイオードD1,D2を介
して、モータロック検出装置100を構成するモータロ
ック検出回路110の電源端子VCCに接続されている。
さらに、ソレノイドSLの一端側には電源ライン52に
よりバッテリーBが接続されており、ソレノイドSLの
他端側はトランジスタTrを介してアースライン53に
接続されている。
【0021】モータロック検出装置100は、アースラ
イン51を形成する基板上の導体パターンの一部分10
1(以下、導体抵抗101という。)と、この導体抵抗
101の電圧降下からモータMのロック状態を検知して
トランジスタTrをオフにするモータロック検出回路1
10とよりなる。モータロック検出回路110は、この
場合図3及び図4に示すように、ICパッケージ化され
て基板K上の導体抵抗101上に実装されたもので、基
板K上に形成された導体パターン102,103によ
り、導体抵抗101の高圧側端点101aあるいは低圧
側端点101bに接続されている。
【0022】このモータロック検出回路110は、図2
に示すように、前記導体パターン102に結線される高
圧側入力端子111(電圧降下検出手段)と、前記導体
パターン103に結線され回路内のアース側に接続され
る低圧側入力端子112(電圧降下検出手段)と、トラ
ンジスタTrのベース電極に接続される出力端子113
と、高圧側入力端子111より入力された電圧を増幅す
る検出電圧増幅部120(増幅手段)と、図4に示すよ
うにIC内部に形成された温度センサ130と、この温
度センサ130の出力を増幅する温度出力増幅部140
(温度補償手段)と、検出電圧増幅部120の出力電圧
と温度出力増幅部140の出力電圧とを加算して出力す
る加算部150(温度補償手段)と、基準電圧を生成す
る基準電圧出力部160と、この基準電圧出力部160
から出力される基準電圧と加算部150の出力電圧とに
基づいて出力端子113の出力電圧をオンオフさせる比
較出力部170(ロック状態検出手段)とよりなる。
【0023】ここで、検出電圧増幅部120は、アンプ
121と、D/Aコンバータ122と、増幅度設定RO
M123とよりなる。増幅度設定ROM123は、例え
ばFUSEROM又はE2PROMにより構成されたも
ので、図1に示す外部入力端子104〜107から増幅
度のデータが書込めるようになっている。そして、アン
プ121とD/Aコンバータ122は、この増幅度設定
ROM123に書込まれた増幅度のデータに応じて高圧
側入力端子111より入力された電圧を増幅する機能を
有している。
【0024】温度センサ130は、半導体温度センサ
で、導体抵抗101の温度を感知してその温度に応じた
電圧を出力するものである。温度出力増幅部140は、
アンプ141と、D/Aコンバータ142と、温度補償
設定ROM143とよりなる。温度補償設定ROM14
3は、例えばFUSEROM又はE2PROMにより構
成されたもので、図1に示す外部入力端子104〜10
7から増幅度のデータが書込めるようになっている。そ
して、アンプ141とD/Aコンバータ142は、この
温度補償設定ROM143に書込まれた増幅度のデータ
に応じて温度センサ130の出力を増幅する機能を有し
ている。なお、D/Aコンバータ142と温度補償設定
ROM143は、本発明の調整手段を構成している。
【0025】基準電圧出力部160は、基本電圧発生回
路161と、D/Aコンバータ162と、基準電圧設定
ROM163とよりなる。基準電圧設定ROM163
は、例えばFUSEROM又はE2PROMにより構成
されたもので、図1に示す外部入力端子104〜107
から基準電圧のデータが書込めるようになっている。そ
して、D/Aコンバータ162は、基本電圧発生回路1
61から出力される電圧を変換して、基準電圧設定RO
M163に書込まれたデータに応じた基準電圧を出力す
る機能を有している。なお、D/Aコンバータ162と
基準電圧設定ROM163は、本発明の調整手段を構成
している。
【0026】比較出力部170は、比較器171と、タ
イマ回路172と、アンプ173とよりなる。比較器1
71は、基準電圧出力部160から出力される基準電圧
よりも加算部150の出力電圧のほうが小さいと出力を
オンし、基準電圧出力部160から出力される基準電圧
よりも加算部150の出力電圧のほうが大きくなると出
力をオフするものである。タイマ回路172は、オフ動
作を遅延させるいわゆるオフディレイ回路であり、比較
器171の出力がオフしても、一定時間出力をオンし続
ける。また、アンプ173は、比較器171の出力をト
ランジスタTrを作動させる所定の電圧まで増幅するも
のである。なお、タイマ回路172の遅延時間はモータ
Mが始動して定常状態となるまでの時間(起動時の大電
流がおさまるまでの時間)より若干長く設定されてい
る。
【0027】なお、各ROM123,143,163の
データは、駆動制御装置全体を組み付けた後に、実際に
モータMを作動させて各種温度で実験を行ない、以下の
ように設定するようにする。すなわち、モータMが定常
的な運転状態にあってアースライン51にモータMの定
格電流又は許容電流が流れている場合には、常に比較器
171の出力がオンとなり、モータMがロック状態にあ
ってアースライン51にモータMのロック電流が流れて
いる場合には、常に比較器171の出力がオフになるよ
うにする。具体的には、例えば、増幅度設定ROM12
3のデータを一旦適当に設定し、これに対して、上記比
較器171の動作が実現されるように基準電圧設定RO
M163のデータを調整し、調整しきれない場合には、
増幅度設定ROM123のデータを変更する。そして、
温度補償設定ROM143のデータは、導体抵抗101
の温度の違いによる検出電圧増幅部120の出力の変動
を、温度出力増幅部140の出力が打消すように設定す
ればよい。
【0028】実施例の動作 次に、上述したモータロック検出装置100及びこれを
使用したパワーウインド駆動制御装置における動作を説
明する。以上の構成において、操作スイッチ1が操作さ
れて例えば3端子スイッチSW1のみが作動すると、バ
ッテリーBが、モータMの正極に接続されるとともにダ
イオードD2を介してモータロック検出回路110の電
源端子VCCに接続され、アースライン51が3端子スイ
ッチSW2を介してモータMの負極に接続された状態と
なるから、モータMが正転してウインドが上昇する。
【0029】この際、モータMの起動時に大電流が流
れ、モータロック検出回路110の比較器171の出力
が一旦オフする可能性があるが、この起動時においても
タイマ回路の働きによりモータロック検出回路110の
最終出力(アンプ173の出力)はオフにならず、また
起動後においても、前述の各ROM123,143,1
63のデータ設定によって、モータMが通常の負荷で運
転している限り比較器171の出力はオンのままであ
る。したがって、モータMが通常の負荷で運転している
限り、結局モータロック検出回路110の最終出力はオ
ンのままであり、トランジスタTrはオン状態を保持し
てソレノイドSLが通電され続け、3端子スイッチSW
1の作動が保持されるから、操作スイッチ1から手を離
しても、ウインドの上昇動作は継続される。
【0030】そして、ウインドが上昇限界まで到達して
モータMがロックすると、アースライン51、すなわち
導体抵抗101にロック電流が流れ、比較器171の出
力がオフとなり、タイマ172の遅延時間経過後にトラ
ンジスタTrがオフするから、ソレノイドSLの励磁が
解除されて3端子スイッチSW1は図1に示す非作動状
態に復帰して、モータMの運転(通電)が自動的に停止
する。この際、導体抵抗101の抵抗(すなわち電圧降
下)が温度変化により変動し、検出電圧増幅部120の
出力が変動しても、温度出力増幅部140からこの変動
分を打消す大きさの出力が出されるので、確実に比較器
171の出力はオフとなり、モータMの通電が自動停止
する。なお、3端子スイッチSW2が操作されれれば、
同様の動作でウインドが下降して、下降限界において自
動停止する。
【0031】このように、上記実施例の駆動制御装置で
あると、従来と同様に、パワーウインドの上昇操作時又
は下降操作時に操作スイッチ1の接点動作を保持し、ウ
インドが限界まで上昇又は下降したところでこの保持を
自動解除してモータMの通電を自動停止できる。しか
も、上記装置では、基準電圧設定ROM163や増幅度
設定ROM123のデータ設定を組み付け後に調整する
ことで、導体抵抗101を形成する導体パターンの製作
寸法誤差等に基づく抵抗値のばらつきや、モータMの電
流値のばらつき(製品毎の特性)等に応じて、実際のモ
ータMの電流値に対して比較器171に入力される基準
電圧Vrefの大きさを確実に最適値に調整できる。ま
た、温度補償設定ROM143のデータ設定により、温
度補償も的確にできるので、モータMのロック電流を精
度高く確実に検知して、上記自動停止動作が信頼性高く
実現でき、製品の歩留りも良くなる。
【0032】また、モータMの電流を検出するための抵
抗として、基板上の導体パターンの一部を利用している
ため、特にシャント抵抗のような別個の抵抗を設ける必
要がないとともに、上記の如く基準電圧設定ROM16
3等のデータ設定により各部品(回路の構成要素)のば
らつきが補償される構成であるため、回路を構成する各
要素に高精度なものは不要となり、コスト低減も実現さ
れる。特に上記実施例では、導体抵抗101がプリント
基板に形成された導体パターン51の一部であるから、
電圧降下検出手段(高圧側入力端子111,低圧側入力
端子112)への回路接続が基板上の導体パターン10
2,103を利用して簡単な構成で実現でき、さらなる
装置のコスト低減及び小型化が図れる。
【0033】また、電圧降下検出手段(高圧側入力端子
111等)、温度補償手段(温度出力増幅部140)、
調整手段(温度補償設定ROM143等)、及びロック
状態検出手段(比較出力部170)を含むモータロック
検出回路110が、IC化されているから、車両等への
組み付けが容易になる効果もある。さらに、上記実施例
のモータロック検出装置によれば、前記ICパッケージ
内に温度センサを設け、該ICを前記導体抵抗上に配置
し、該ICを挟む両側の電圧を前記ICへ入力するよう
に構成したから、設置スペースが少なくてすみ装置のさ
らなる小型化に貢献できる。
【0034】なお、上記実施例の駆動制御装置は、車両
のサンルーフの開閉用のモータにも同様に適用できる。
また、本発明は上記実施例に限られず各種の態様があり
得る。例えば、上記実施例において、基準電圧設定RO
M163等による調整範囲が十分大きければ、入力電圧
(高圧側入力端子111より入力された電圧)の増幅度
を調整するための構成(増幅度設定ROM123等)は
不要である。また、上記実施例では、高圧側入力端子1
11が導体の電圧降下を検出する本発明の電圧降下検出
手段を構成しているが、導体の電圧降下を演算する演算
回路(高圧側入力端子111に入力される電圧と低圧側
入力端子112に入力される電圧との差を演算する回
路)を設けて、これにより電圧降下検出手段を構成して
もよい。また、本発明のモータの駆動電流が流れる導体
は、必ずしも基板上の導体パターンでなくてもよく、例
えば、IC内の回路導体でもよい。また、電気的トリミ
ングの方法も、上記実施例の態様に限られず、例えば、
炭素被膜抵抗器をカッティングして抵抗値を調整する方
法もある。さらに、本発明のモータロック検出装置は、
車両のパワーウインドのオート機能等のために使用する
場合に限られず、モータのロック状態を検出する必要の
ある各種の分野に適用され得る。例えば、単にモータの
過負荷や電力の浪費を防止するためだけに、モータのロ
ック状態を検出してモータの通電を停止させる装置とし
ても使用できるし、モータにより動作する部材が移動限
界に達したときには、その部材の移動方向を変えて逆方
向に移動させるといったモータの制御システムにおける
移動限界検知装置としても適用できる。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載のモータロック検出装置に
よれば、調整手段によって、組み付け後に基準電圧の設
定及び温度補償手段の補償率をそれぞれ電気的トリミン
グにより調整できる。このため、モータや検出装置自体
を構成する部品(回路要素)として高精度なものを使用
しなくても、モータや前記部品の特性値のばらつきによ
る検出精度への悪影響を確実かつ実用的に補正して、高
い検出精度が実現できる。また、運転中の導体の温度変
化による抵抗値の変動は、その補償率を電気的トリミン
グにより調整された温度補償手段により補償され、その
変動の検出精度への悪影響が解消される。さらに、ロッ
ク電流を電圧降下として検出するために、モータの駆動
電流が流れる導体の一部を利用しているため、シャント
抵抗等の別個の抵抗部品が不要となる。したがって、検
出精度の向上とともに装置のコスト低減及び小型化が図
れる。
【0036】また、請求項2記載のモータロック検出装
置によれば、前記導体がプリント基板に形成された導体
パターンであるから、電圧降下検出手段への回路接続構
成が簡単になり、さらなる装置のコスト低減及び小型化
が図れる。また、請求項3記載のモータロック検出装置
によれば、前記電圧降下検出手段、温度補償手段、調整
手段、及びロック状態検出手段、がIC化されているか
ら、車両等への組み付けが容易になる。また、請求項4
記載のモータロック検出装置によれば、前記ICパッケ
ージ内に温度センサを設け、該ICを前記導体パターン
上に配置し、該ICを挟む両側の電圧を前記ICの電圧
降下検出手段へ入力するように構成したから、設置スペ
ースが少なくてすみ装置のさらなる小型化に貢献でき
る。また、請求項5記載のモータロック検出装置によれ
ば、モータのロック状態が検出された場合に、モータへ
の通電を遮断する機能を備えたから、モータの過負荷に
よる損傷や電力浪費を防止できる。
【0037】また、請求項6記載のパワーウインド駆動
制御装置によれば、請求項1乃至5の何れかに記載のモ
ータロック検出装置を備え、ウインドを開閉駆動するた
めのモータのロック状態を検出するようにしたから、パ
ワーウインド駆動制御装置におけるモータロック状態が
高精度に検出できるようになり、パワーウインドの制御
(例えば、オート制御)が信頼性高く行なえるようにな
るとともに、装置を構成する部品に精度が要求されなく
なって、装置のコスト低減も実現できる。また、請求項
7記載のサンルーフ駆動制御装置によれば、請求項1乃
至5の何れかに記載のモータロック検出装置を備え、サ
ンルーフを開閉駆動するためのモータのロック状態を検
出するようにしたから、サンルーフ駆動制御装置におけ
るモータロック状態が高精度に検出できるようになり、
サンルーフの制御(例えば、オート制御)が信頼性高く
行なえるようになるとともに、装置を構成する部品に精
度が要求されなくなって、装置のコスト低減も実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるモータロック検出装置
及びこれを使用したパワーウインド駆動制御装置の構成
を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施例であるモータロック検出装置
におけるモータロック検出回路の構成を示す回路図であ
る。
【図3】本発明の一実施例であるモータロック検出装置
におけるモータロック検出回路の実装状態を示す平面図
である。
【図4】本発明の一実施例であるモータロック検出装置
におけるモータロック検出回路の実装状態を示す側面図
である。
【図5】従来のモータロック検出装置及びこれを使用し
たパワーウインド駆動制御装置の構成を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
51 アースライン(導体パターン) 100 モータロック検出装置 111 高圧側入力端子(電圧降下検出手段) 112 低圧側入力端子(電圧降下検出手段) 130 温度センサ 142 D/Aコンバータ(調整手段) 143 温度補償設定ROM(調整手段) 162 D/Aコンバータ(調整手段) 163 基準電圧設定ROM(調整手段) 140 温度出力増幅部(温度補償手段) 150 加算部(温度補償手段) 170 比較出力部(ロック状態検出手段) M モータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出によって得たモータ電流の電圧降下
    と予め定められた基準電圧とを比較してモータのロック
    状態を検出するモータロック検出装置であって、 前記モータの駆動電流が流れる導体の2点間の電圧降下
    を検出する電圧降下検出手段と、 前記導体の温度変化を検出する温度センサと、 前記電圧降下検出手段の出力を前記温度センサの出力に
    基づいて補償する温度補償手段と、 前記基準電圧の設定及び温度補償手段の補償率を、それ
    ぞれ電気的トリミングにより調整できる調整手段と、 前記調整手段により調整された後のモータ電流の電圧降
    下と基準電圧とを比較して、前記電圧降下が基準電圧を
    越えているときにモータがロック状態にあることを示す
    信号を出力するロック状態検出手段とを備えたことを特
    徴とするモータロック検出装置。
  2. 【請求項2】 前記導体はプリント基板に形成された導
    体パターンであることを特徴とする請求項1記載のモー
    タロック検出装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧降下検出手段、温度補償手段、
    調整手段、及びロック状態検出手段、がIC化されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のモータロック
    検出装置。
  4. 【請求項4】 前記ICパッケージ内に温度センサを設
    け、該ICを前記導体パターン上に配置し、該ICを挟
    む両側の電圧を前記ICの電圧降下検出手段へ入力する
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載のモータロッ
    ク検出装置。
  5. 【請求項5】 モータのロック状態が検出された場合
    に、モータへの通電を遮断する機能を備えたことを特徴
    とする請求項1乃至4の何れかに記載のモータロック検
    出装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載のモータ
    ロック検出装置を備え、ウインドを開閉駆動するための
    モータのロック状態を検出することを特徴とするパワー
    ウインド駆動制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5の何れかに記載のモータ
    ロック検出装置を備え、サンルーフを開閉駆動するため
    のモータのロック状態を検出することを特徴とするサン
    ルーフ駆動制御装置。
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