JPH1062453A - 電流センサ - Google Patents

電流センサ

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JPH1062453A
JPH1062453A JP8241106A JP24110696A JPH1062453A JP H1062453 A JPH1062453 A JP H1062453A JP 8241106 A JP8241106 A JP 8241106A JP 24110696 A JP24110696 A JP 24110696A JP H1062453 A JPH1062453 A JP H1062453A
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Masayoshi Yanagisawa
正義 柳沢
Kimihiko Yamagishi
君彦 山岸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部回路部品の保護を可能で取扱い上安全な
電流センサを提供する。 【解決手段】 被測定電流に応じた磁束を発生可能な磁
気コア2と、磁気コア2上に配設され誘導電圧を検出す
る電圧検出巻線3と、磁気コア2上に配設された帰還巻
線4と、誘導電圧に応じた帰還電流を帰還巻線4に流し
込むことにより磁気コア2の磁束を打ち消す電圧−電流
変換回路10と、帰還電流値を制限する保護手段15
と、帰還巻線4の他端側に接続され被測定電流を検出す
るためのシャント抵抗5とを備えている電流センサ1に
おいて、帰還電流の電流値が所定電流値を超えたときに
保護手段15を制御するための制御信号を出力する制御
手段21を備え、保護手段21は、制御信号が入力され
たときに、電圧検出巻線3と帰還巻線4の一端側との間
の帰還経路を遮断すると共に、直接またはシャント抵抗
5を介して帰還巻線4の両端間を短絡する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電流計および電力
計などの計測器に適用可能な電流センサに関し、詳しく
は、測定対象導線に流れている被測定電流をいわゆるゼ
ロフラックス方式を利用して測定するための電流センサ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、ゼロフラックス方式を利用して
被測定電流を測定するための電流センサ41を示してい
る。同図に示す従来の電流センサ41は、いわゆるクラ
ンプ型の電流センサであって、互いに対向する2つの半
円弧状のコアから形成されると共に図示しない開閉機構
によって測定対象導線7をクランプ可能に構成された磁
気コア2を備えている。磁気コア2には、発生した磁束
に基づく誘導電圧を検出する電圧検出巻線3と、その磁
束を打ち消すための帰還巻線4とが配設されている。ま
た、電流センサ41は、磁気コア2とは別体に配設され
たシャント抵抗5と、電圧−電流変換回路6とを備えて
いる。シャント抵抗5は、帰還巻線4に流れる帰還電流
に基づいて両端に発生した電圧をセンサ信号として検出
する。一方、電圧−電流変換回路6は、電圧検出巻線3
によって検出された誘導電圧に基づいて、磁気コア2の
磁束を打ち消すための帰還電流を出力する。この場合、
電圧−電流変換回路6は、図4に示すように、電圧検出
巻線3に誘導した誘導電圧を所定の利得で増幅する増幅
アンプ11と、増幅アンプ11の出力電圧を電圧−電流
変換することにより帰還電流を出力する電流バッファ1
2と、帰還抵抗13と、帰還電流の電流値を制限するた
めの保護回路14とを備えている。なお、保護回路14
としては、フューズ抵抗や、正の温度係数を有する抵抗
(以下、「正温度係数抵抗」という)などが一般的に用
いられている。
【0003】この従来の電流センサ41では、測定対象
導線7をクランプすると、磁気コア2には、測定対象導
線7に流れている被測定電流に応じた磁束が発生する。
電圧検出巻線3は、その磁束に応じて誘導する誘導電圧
を検出し、電圧−電流変換回路6内の増幅アンプ11に
出力する。電流バッファ12は、帰還電流を保護回路1
4を介して帰還巻線4に出力することによって、磁気コ
ア2に発生している磁束を打ち消している。この結果、
磁気コア2は、いわゆるゼロフラックス状態になる。こ
の状態では、ゼロフラックス状態を維持させるための帰
還電流の電流値iは、被測定電流の電流値をIとし、測
定対象導線7の巻数(通常は値1)に対する帰還巻線4
の巻線比をnとすれば、以下の式で表されるように、電
流値Iに比例した値となる。 i=I/n この場合、帰還電流がシャント抵抗5に流れることによ
って電圧降下が生じるため、その抵抗値を値Rとすれ
ば、シャント抵抗5の両端において、下記の式で表され
る電圧値VS のセンサ信号が検出される。 VS =I×R/n したがって、測定部(図示せず)は、このセンサ信号を
入力することにより、被測定電流を測定することができ
る。
【0004】この場合、磁気コア2に磁束が発生してい
ると、磁気コア2、電圧検出巻線3および帰還巻線4が
トランスとして機能しなくなる結果、低周波数領域にお
いて被測定電流に対する帰還巻線4の出力電流が低下し
てしまい、広帯域の周波数特性を得ることができない。
このため、この電流センサ41では、磁気コア2をゼロ
フラックス状態にして被測定電流に対するセンサ信号の
電圧値および位相の周波数特性を改善することにより、
高帯域、高精度かつ高安定な特性を有する電流検出測定
を実現している。
【0005】一方、例えば、モータに流れる電流を測定
しようとする場合、モータの起動電流は通常回転時の駆
動電流と比較して10倍程度に達することがある。かか
る場合に、ゼロフラックス方式の電流センサを使用する
と、その起動電流に比例した帰還電流が帰還巻線4およ
びシャント抵抗5に流れることになる。したがって、電
流バッファ12やシャント抵抗5に過大な電流が流れる
ことによって、電流バッファ12の故障や、シャント抵
抗5およびプリントパターンの焼損を招くことがある。
この場合、回路部品のすべてを過大な被測定電流に対応
できるように構成すれば問題が生じないが、装置の大型
化やコストアップを招くため、実際上困難である。この
ため、かかる弊害を防止すべく、この従来の電流センサ
41では、帰還電流が大電流となる場合、例えば、保護
回路14としてフューズ抵抗を用いたときには、フュー
ズが切断されることによって、帰還電流の電流経路を遮
断し、正温度係数抵抗を用いたときには、正温度係数抵
抗の内部温度の上昇に伴って抵抗値を増大させることに
よって、帰還電流の電流制限を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電流
センサ41には、帰還電流の帰還経路中にフューズ抵抗
や正温度係数抵抗を配設しているため、以下の問題が生
じている。すなわち、第1に、フューズ抵抗が帰還電流
によって切断されると、電流センサ41自体が小型化に
構成されているため、ユーザーが取り替えることは極め
て困難である。このため、ユーザーは、フューズの切断
の毎にメーカまたは代理店に修理の依頼をしなければな
らず、ユーザーのみならず、メーカおよび代理店にとっ
ても、負担が大きいという問題がある。第2に、フュー
ズが切断されると、帰還巻線4の一端が開放状態にな
る。かかる場合、帰還巻線4の巻数が多いため、その両
端に高電圧が発生する結果、感電などの事故を引き起こ
す可能性があるという問題がある。第3に、電流センサ
41の電源が投入されていない場合、増幅アンプ11や
電流バッファ12の電源入力端子が低インピーダンス状
態になっている。したがって、被測定電流に基づいて帰
還巻線4に発生した電流が、シャント抵抗5、グラン
ド、増幅アンプ11および電流バッファ12の各々のグ
ランド端子、並びに増幅アンプ11および電流バッファ
12の電源入力端子を介して電源装置(図示せず)の電
源出力部に入力する。このため、従来の電流センサ41
には、電源が投入されていない場合に、増幅アンプ11
および電流バッファ12が劣化したり故障したりすると
いう問題がある。
【0007】一方、正温度係数抵抗を用いた場合には、
上述した第1,第2の問題を解決することはできるが、
第3の問題を解決することができない上、以下の他の問
題が生じている。第1に、正温度係数抵抗は、内部温度
の上昇に基づいて作動するため、一般的に、秒単位で応
答する。このため、被測定電流が瞬間的に大電流となる
場合には、その内部温度上昇が追従することができず、
電流バッファ12の故障や、シャント抵抗5の焼損を招
いてしまうという問題がある。第2に、正温度係数抵抗
は、内部温度が一旦上昇すると、その内部温度が低下す
るまで、その抵抗値を継続して長時間維持する。このた
め、従来の電流センサ41には、被測定電流が正常電流
値に復帰した場合であっても、直ちに測定を再開するこ
とができないという問題がある。第3に、正温度係数抵
抗に過大な帰還電流が連続して流れる場合には、焼損を
招く結果、フューズ抵抗を使用した場合と同様な問題を
生じさせる。
【0008】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、内部回路部品の保護を図ることができると
共に取扱い上安全な電流センサを提供することを主目的
とする。また、電源が投入されていないときであっても
内部回路部品の保護を図ることができると共に、煩雑な
修理を回避することができる電流センサを提供すること
などを他の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の電流センサは、測定対象導線を流れる被測
定電流に応じた磁束を発生可能な磁気コアと、磁気コア
上に配設され磁束に基づいて発生する誘導電圧を検出す
るための電圧検出巻線と、磁気コア上に配設された帰還
巻線と、電圧検出巻線によって検出された誘導電圧に応
じた帰還電流を帰還巻線の一端側から流し込むことによ
り磁気コアに発生している磁束を打ち消すための電圧−
電流変換回路と、帰還電流の電流値を制限するための保
護手段と、帰還巻線の他端側に接続され帰還電流に基づ
いて被測定電流を検出するためのシャント抵抗とを備え
ている電流センサにおいて、帰還電流の電流値が所定電
流値を超えたときに保護手段を制御するための制御信号
を出力する制御手段をさらに備え、保護手段は、制御信
号が入力されたときに、電圧−電流変換回路を介しての
電圧検出巻線と帰還巻線の一端側との間の帰還経路を遮
断すると共に、直接またはシャント抵抗を介して帰還巻
線の両端間を短絡することを特徴とする。ここで、保護
手段としては、リレーや、トランジスタおよびFETな
どの半導体を用いることができる。
【0010】この電流センサでは、帰還電流の電流値が
所定電流値を超えたときに、保護手段は、制御手段から
出力される制御信号に基づいて、帰還経路を遮断すると
共に、直接またはシャント抵抗を介して帰還巻線の両端
を短絡する。この場合、帰還経路が遮断されることによ
って、電圧−電流変換回路からの帰還電流の出力が阻止
されるため、電圧−電流変換回路やプリントパターンの
保護が図られる。また、帰還巻線の両端が直接またはシ
ャント抵抗を介して短絡されることにより、帰還巻線に
おいて高電圧の発生が防止される。なお、帰還巻線の両
端を直接短絡する場合には、帰還巻線のみからなる閉ル
ープが形成され、シャント抵抗には帰還電流が流れない
ため、シャント抵抗の焼損を防止することが可能にな
る。さらに、帰還電流の電流値に応じて制御手段が制御
信号を出力するため、正温度係数抵抗などが内部温度の
上昇に基づいて帰還電流の電流値を制限する場合と比較
し、極めて迅速に保護手段を制御することが可能にな
る。
【0011】請求項2記載の電流センサは、請求項1記
載の電流センサにおいて、制御手段は、シャント抵抗の
両端電圧に基づいて制御信号を出力することを特徴とす
る。
【0012】制御手段は帰還電流の電流値を検出できれ
ばよく、電圧検出巻線や帰還巻線以外の巻線などを用い
ることもできる。一方、この電流センサでは、シャント
抵抗が、保護手段を作動させるための帰還電流検出手段
としての機能を兼用する。これにより、制御手段の部品
コストを低減することができる。
【0013】請求項3記載の電流センサは、請求項2記
載の電流センサにおいて、制御手段は、所定の遮断周波
数を有するローパスフィルタ回路を備え、ローパスフィ
ルタ回路を介して入力した両端電圧に基づいて制御信号
を出力することを特徴とする。
【0014】この電流センサでは、シャント抵抗の両端
電圧に極めて高い周波数成分のノイズが瞬間的に入力さ
れた場合に、ローパスフィルタがノイズを除去するた
め、制御手段は、保護手段の不要な保護動作を回避する
ことができる。
【0015】請求項4記載の電流センサは、請求項1か
ら3のいずれかに記載の電流センサにおいて、保護手段
はリレーであって、リレーの可動接点が、帰還巻線の一
端側に接続されると共に、常開接点が、電圧−電流変換
回路の出力側に接続され、かつ、常閉接点が、直接また
はシャント抵抗を介して帰還巻線の他端側に接続されて
いることを特徴とする。この場合、リレーとしては、ミ
ニチュアリレー、リードリレーおよびウェットリレーな
どの機械式リレーや、半導体リレーなどを用いることが
できる。
【0016】保護手段としては、リレーに限らずトラン
ジスタやFETなどの半導体を使用することができる。
しかし、半導体を使用した場合、大電流の帰還電流が流
れている状態で帰還経路を遮断するためには、定格電流
が大電流タイプのものを用いなければならず、部品コス
トが上昇する。一方、リレーを保護手段として用いれ
ば、部品コストを上昇させることなく、大電流の帰還電
流が流れている帰還経路を容易に遮断することができ
る。また、リレーの保護動作後においては、リセット動
作などによって正常状態に復帰させることにより、修理
することなく、迅速に測定を再開することが可能にな
る。
【0017】請求項5記載の電流センサは、測定対象導
線を流れる被測定電流に応じた磁束を発生可能な磁気コ
アと、磁気コア上に配設され磁束に基づいて発生する誘
導電圧を検出するための電圧検出巻線と、磁気コア上に
配設された帰還巻線と、電圧検出巻線によって検出され
た誘導電圧に応じた帰還電流を帰還巻線の一端側から流
し込むことにより磁気コアに発生している磁束を打ち消
すための電圧−電流変換回路と、帰還電流の電流値を制
限するための保護手段と、帰還巻線の他端側に接続され
帰還電流に基づいて被測定電流を検出するためのシャン
ト抵抗とを備えている電流センサにおいて、保護手段は
リレーであって、リレーの可動接点が、帰還巻線の一端
側に接続されると共に、常開接点が、電圧−電流変換回
路の出力側に接続され、かつ、常閉接点が、直接または
シャント抵抗を介して帰還巻線の他端側に接続されてい
ることを特徴とする。
【0018】この電流センサでは、電源が投入されてい
ないときには、リレーが作動停止しているため、リレー
の可動接点と常閉接点とが接続された状態になってい
る。したがって、帰還巻線の両端が、直接またはシャン
ト抵抗を介して短絡され、かつ電圧−電流変換回路の出
力側が開放状態になっている。この状態では、測定対象
導線に大電流の被測定電流が流れたとしても、電圧−電
流変換回路からの帰還電流の出力が阻止されるため、電
圧−電流変換回路やプリントパターンの保護が図られ
る。また、帰還巻線の両端が直接またはシャント抵抗を
介して短絡されることにより、帰還巻線において高電圧
の発生が防止される。さらに、帰還巻線の両端を直接短
絡する場合には、帰還巻線のみからなる閉ループが形成
され、シャント抵抗には帰還電流が流れないため、シャ
ント抵抗の焼損を防止することが可能になる。
【0019】請求項6記載の電流センサは、請求項4ま
たは5記載の電流センサにおいて、リレーは、メーク・
ビフォア・ブレイク動作型のリレーであることを特徴と
する。
【0020】この電流センサでは、リレーとしてメーク
・ビフォア・ブレイク動作型(以下、「MBB型」とも
いう)のリレーを用いているため、リレーの可動接点
は、常閉接点と常開接点との両者に一旦接触した状態を
経て、常閉接点または常開接点に接続される。したがっ
て、瞬間的な帰還巻線の開放が防止される結果、高電圧
が帰還巻線に発生する事態を確実に回避することが可能
になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る電流センサの実施の形態について説明する。な
お、従来の電流センサ41と同一の構成要素について
は、同一の符号を付して詳細説明は省略する。
【0022】図2は、本発明に係る電流センサの主要構
成図を示している。同図に示すように、電流センサ1
は、従来の電流センサ41と同様にして、磁気コア2、
電圧検出巻線3、帰還巻線4およびシャント抵抗5を備
えるほか、制御回路(本発明における制御手段に相当す
る)20と、従来の電流センサ41とは構成が一部相違
する電流−電圧変換回路10とを備えている。なお、本
実施形態では交流電流を被測定電流として測定する例に
ついて説明するが、電圧検出巻線3に代えてホール素子
を用いることによって直流電流も測定することができ
る。
【0023】次に、図1を参照して、電流−電圧変換回
路10および制御回路20の構成について説明する。
【0024】同図に示すように、電流−電圧変換回路1
0は、増幅アンプ11、電流バッファ12および帰還抵
抗13を備えるほか、従来の電流センサ41における保
護回路14に代えてリレー15を備えている。この場
合、リレー15として、ミニチュアリレー、リードリレ
ーおよびウェットリレーなどの機械式リレーや、半導体
リレーなどを用いることができるが、以下、MBB型の
ミニチュアリレーを使用した例について説明する。リレ
ー15のコイル本体16は、一端が図示しない電源装置
の電源出力端子に接続され、他端は、制御回路20の後
述するトランジスタ36のコレクタに接続されている。
この結果、リレー15の可動接点17aは、電流センサ
1の電源が投入されていない状態では、常閉接点17b
に接続され、トランジスタ36が作動した状態では、常
開接点17cに接続される。なお、リレー15の可動接
点17aは、トランジスタ36の作動時および作動停止
時には、常閉接点17cと常開接点17bとの両者に一
旦接触した状態を経て、常閉接点17cまたは常開接点
17bに接続される。これにより、帰還巻線4の瞬間的
な開放状態を防止することができる結果、高電圧が帰還
巻線4に発生する事態を確実に回避することができる。
【0025】制御回路20は、シャント抵抗5に入力部
が接続されたローパスフィルタ21(以下、「LPF2
1」ともいう)と、LPF21の出力信号を絶対値検波
する検波回路22と、非反転入力端子が検波回路22の
出力部に接続され反転入力端子が所定電圧値の基準電源
24に接続されたコンパレータ23と、コンパレータ2
3の出力部に接続されたラッチ回路25と、ドライバ回
路26とを備えている。なお、LPF21は、抵抗3
1,32およびコンデンサ32によって、そのカットオ
フ周波数が例えば100KHzに設定されており、シャ
ント抵抗5の両端電圧に含まれる高域周波数成分のノイ
ズを除去することによって、コンパレータ23の誤動作
を防止する。また、ラッチ回路25は、例えば、Dタイ
プフリップフロップ回路で構成されており、電源投入後
に初期リセットされた後では、ハイレベル信号(以下、
「H信号」ともいう)を出力し、コンパレータ23から
H信号が入力されると、出力部にロウレベル信号(以
下、「L信号」ともいう)を継続して出力する。なお、
ラッチ回路25は、リセットスイッチ27が操作された
場合には、リセットされてH信号を出力する。ドライバ
回路26は、抵抗34,35およびNPN型のトランジ
スタ36で構成され、ラッチ回路25からH信号が出力
されると、スイッチングオンしてリレー15を作動させ
る。
【0026】次に、電流センサ1の動作について説明す
る。
【0027】通常動作時においては、ラッチ回路25か
らH信号が出力されると、リレー15が作動状態に維持
された後、基本的に従来の電流センサ41と同様に作動
する。つまり、磁気コア2によってクランプされた状態
の測定対象導線7に被測定電流が流れると、磁気コア2
には、被測定電流に応じた磁束が発生し、電圧検出巻線
3が、その磁束に応じた誘導電圧を電圧−電流変換回路
10内の増幅アンプ11に出力する。増幅アンプ11
は、誘導電圧を所定の利得で増幅した後、電流バッファ
12に出力し、電流バッファ12は、入力信号を電圧−
電流変換することによって生成した帰還電流を、リレー
15の常開接点17cおよび可動接点17aを介して帰
還巻線4に出力することによって、磁気コア2に発生し
ている磁束を打ち消している。この結果、磁気コア2が
ゼロフラックス状態になると共に、従来の電流センサ4
1と等しい電流値の帰還電流(つまり、電流値i=I/
n)がシャント抵抗5に流れ込む。シャント抵抗5は、
電圧降下によって両端に発生するセンサ信号(電圧値V
S =I×R/n)を図外の測定部に出力する。これによ
り、測定部は、センサ信号に基づいて、被測定電流を測
定することができる。
【0028】次に、異常状態時、つまり電源が投入され
ていない場合においてクランプしている測定対象導線7
に大電流が流れた時、および電源投入状態において定格
電流を遥かに超える電流が測定対象導線7に流れた時の
電流センサ1の動作を説明する。
【0029】電源が投入されていない状態では、リレー
16は、可動接点17aが常閉接点17bに接続されて
いる。このため、電流バッファ12の出力部は開放状態
に維持され、かつ、帰還巻線4は、リレー15の両接点
17a,17bを介して、その両端が短絡することによ
り閉ループを形成している。したがって、この状態で測
定対象導線7に大電流が流れ、それに応じた誘導電圧が
電圧検出巻線3から出力されたとしても、電圧−電流変
換回路6からの帰還電流の出力が阻止されるため、電流
バッファ12や、電流−電圧変換回路10を搭載してい
るプリント基板のプリントパターンの過電流からの保護
が図られる。また、帰還巻線4の両端が直接短絡される
ことにより、帰還巻線4において高電圧の発生が防止さ
れると共に、被測定電流に基づいて流れる電流は帰還巻
線4の閉ループ内を流れるため、シャント抵抗5には電
流が流れず、このため、シャント抵抗5の焼損を防止す
ることができる。
【0030】一方、電源が投入されている状態において
は、トランジスタ36が作動しているので、リレー16
の可動接点17aは常開接点17cに接続されている。
このため、電流バッファ12の出力部は帰還巻線4の一
端に接続され、帰還巻線4は正常動作状態に維持させら
れている。したがって、この状態では、測定対象導線7
に大電流が流れて、それに応じた誘導電圧が電圧検出巻
線3から出力されると、誘導電圧に応じた帰還電流が電
流バッファ12から出力される。この帰還電流がシャン
ト抵抗5に流れると、シャント抵抗5の両端に電圧が発
生し、この電圧信号がLPF21を介して検波回路22
に入力される。検波回路22は、電圧信号を絶対値検波
することにより生成した正電圧信号をコンパレータ23
の非反転入力部に出力する。正電圧信号が基準電源24
の基準電圧よりも高いときには、コンパレータ23がH
信号を出力することにより、ラッチ回路25がL信号
(本発明における制御信号に相当する)を出力してトラ
ンジスタ36を作動停止させる。この場合、基準電源2
4の基準電圧は、電流センサ1の各回路部品が許容でき
る限界の電流(本発明における所定電流値に相当する)
がシャント抵抗5に流れたときに発生する正電圧信号と
同一の電圧値に設定されている。
【0031】これにより、リレー15が作動停止し、電
流バッファ12と帰還巻線4との間の帰還電流の帰還経
路を遮断すると共に、帰還巻線4の両端を短絡する。こ
の場合、帰還経路が遮断されることによって、電流バッ
ファ12からの帰還電流の出力が阻止されて、上述した
のと同様にして、電流バッファ12やプリントパターン
の保護が図られると共に、帰還巻線4における高電圧の
発生が防止され、かつ、シャント抵抗5の焼損が防止さ
れる。さらに、シャント抵抗5の両端に発生する電圧信
号の波形のピーク値に基づいてコンパレータ23からH
信号が出力されるため、極めて迅速に保護動作に入るこ
とができる。この場合、検波回路22がLPF21から
の電圧信号を絶対値検波するため、電流センサ1は、測
定対象導線7を流れる被測定電流である交流電流が正負
サイクルのどちらのサイクルのときに大電流が流れたと
しても、迅速に保護動作に入ることができる。
【0032】このように、本実施形態に係る電流センサ
1によれば、リレー15の切替動作によって、電流バッ
ファ12やシャント抵抗5を過電流から保護している。
このため、保護動作の都度、部品交換しなければならな
いという煩雑な修理を回避することができる。
【0033】なお、本実施形態では、リレー15の作動
停止によって帰還巻線4の両端を直接短絡する例につい
て説明したが、本発明は、これに限定されず、リレー1
5の常閉接点17bをシャント抵抗5のグランド側に接
続し、保護動作時に、シャント抵抗5を介して帰還巻線
4の両端を短絡してもよい。ただし、この場合には、シ
ャント抵抗5が過電流により焼損する場合があるため、
本実施形態に示した構成を採用することが好ましい。ま
た、本実施形態では、電流バッファ12と帰還巻線4の
一端との間の帰還経路を遮断しているが、電流バッファ
12を過電流から保護するためには、電圧検出巻線3の
一端、増幅アンプ11の入力部、増幅アンプ11の出力
部、電流バッファ12の入力部、電流バッファ12の出
力部および帰還巻線4の一端からなる帰還経路のいずれ
か1箇所を遮断すればよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の電流センサ
によれば、帰還電流の電流値が所定電流値を超えたとき
に、保護手段が帰還経路を遮断すると共に直接またはシ
ャント抵抗を介して帰還巻線の両端を短絡するため、電
圧−電流変換回路からの帰還電流の出力が阻止される結
果、電圧−電流変換回路やプリントパターンの保護を図
ることができる。また、帰還巻線の両端が直接またはシ
ャント抵抗を介して短絡されることにより、帰還巻線に
おいて高電圧の発生を防止することができ、取扱い上極
めて安全な電流センサを提供することができる。さら
に、帰還巻線の両端を直接短絡すれば、シャント抵抗の
焼損を防止することができる。さらにまた、帰還電流の
電流値に応じて制御手段が制御信号を出力することによ
って、正温度係数抵抗などが内部温度の上昇に基づいて
帰還電流の電流値を制限する場合と比較し、極めて迅速
に保護動作に入ることができる。
【0035】また、請求項2記載の電流センサによれ
ば、シャント抵抗が、保護手段を作動させるための帰還
電流検出手段としての機能を兼用するため、制御手段の
部品コストを低減することができる。
【0036】さらに、請求項3記載の電流センサによれ
ば、シャント抵抗の両端電圧に極めて高い周波数成分の
ノイズが瞬間的に入力された場合であっても、ローパス
フィルタがノイズを除去するため、制御手段は、保護手
段の不要な保護動作を回避することができる。
【0037】また、請求項4記載の電流センサによれ
ば、リレーを保護手段として用いることにより、部品コ
ストを上昇させることなく、大電流の帰還電流が流れて
いる帰還経路を容易に遮断することができる。また、リ
レーを用いることにより、保護動作の都度、部品交換し
なければならないという煩雑な修理を回避することがで
きる。さらに、リレーの保護動作後においては、リセッ
ト動作などによって正常状態に復帰させることにより、
迅速に測定を再開することが可能になる。
【0038】また、請求項5記載の電流センサによれ
ば、電源が投入されていないときには、リレーの作動停
止によりリレーの可動接点と常閉接点とが接続されてい
るため、帰還巻線の両端が直接またはシャント抵抗を介
して短絡され、かつ電圧−電流変換回路の出力側が開放
状態になり、電圧−電流変換回路からの帰還電流の出力
が阻止される結果、電圧−電流変換回路やプリントパタ
ーンを過電流から保護することができる。また、同時
に、帰還巻線の両端が直接またはシャント抵抗を介して
短絡することにより、帰還巻線において高電圧の発生を
防止し、帰還巻線の両端を直接短絡すれば、シャント抵
抗の焼損を防止することができる。
【0039】さらに、請求項6記載の電流センサによれ
ば、MBB型のリレーを用いることにより、瞬間的な帰
還巻線の開放を防止することができる結果、高電圧が帰
還巻線に発生する事態を確実に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電流センサの回路図
である。
【図2】本発明の実施の形態に係る電流センサの主要構
成図である。
【図3】従来の電流センサの主要構成図である。
【図4】従来の電流センサの回路図である。
【符号の説明】
1 電流センサ 2 磁気コア 3 電圧検出巻線 4 帰還巻線 5 シャント抵抗 7 測定対象導線 10 電流−電圧変換回路 15 リレー 20 制御回路 21 ローパスフィルタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象導線を流れる被測定電流に応じ
    た磁束を発生可能な磁気コアと、当該磁気コア上に配設
    され前記磁束に基づいて発生する誘導電圧を検出するた
    めの電圧検出巻線と、前記磁気コア上に配設された帰還
    巻線と、前記電圧検出巻線によって検出された誘導電圧
    に応じた帰還電流を前記帰還巻線の一端側から流し込む
    ことにより前記磁気コアに発生している磁束を打ち消す
    ための電圧−電流変換回路と、前記帰還電流の電流値を
    制限するための保護手段と、前記帰還巻線の他端側に接
    続され前記帰還電流に基づいて前記被測定電流を検出す
    るためのシャント抵抗とを備えている電流センサにおい
    て、 前記帰還電流の電流値が所定電流値を超えたときに前記
    保護手段を制御するための制御信号を出力する制御手段
    をさらに備え、 前記保護手段は、前記制御信号が入力されたときに、前
    記電圧−電流変換回路を介しての前記電圧検出巻線と前
    記帰還巻線の前記一端側との間の帰還経路を遮断すると
    共に、直接または前記シャント抵抗を介して前記帰還巻
    線の両端間を短絡することを特徴とする電流センサ。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記シャント抵抗の両
    端電圧に基づいて前記制御信号を出力することを特徴と
    する請求項1記載の電流センサ。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、所定の遮断周波数を有
    するローパスフィルタ回路を備え、当該ローパスフィル
    タ回路を介して入力した前記両端電圧に基づいて前記制
    御信号を出力することを特徴とする請求項2記載の電流
    センサ。
  4. 【請求項4】 前記保護手段はリレーであって、当該リ
    レーの可動接点が、前記帰還巻線の前記一端側に接続さ
    れると共に、常開接点が、前記電圧−電流変換回路の出
    力側に接続され、かつ、常閉接点が、直接または前記シ
    ャント抵抗を介して前記帰還巻線の前記他端側に接続さ
    れていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに
    記載の電流センサ。
  5. 【請求項5】 測定対象導線を流れる被測定電流に応じ
    た磁束を発生可能な磁気コアと、当該磁気コア上に配設
    され前記磁束に基づいて発生する誘導電圧を検出するた
    めの電圧検出巻線と、前記磁気コア上に配設された帰還
    巻線と、前記電圧検出巻線によって検出された誘導電圧
    に応じた帰還電流を前記帰還巻線の一端側から流し込む
    ことにより前記磁気コアに発生している磁束を打ち消す
    ための電圧−電流変換回路と、前記帰還電流の電流値を
    制限するための保護手段と、前記帰還巻線の他端側に接
    続され前記帰還電流に基づいて前記被測定電流を検出す
    るためのシャント抵抗とを備えている電流センサにおい
    て、 前記保護手段はリレーであって、当該リレーの可動接点
    が、前記帰還巻線の前記一端側に接続されると共に、常
    開接点が、前記電圧−電流変換回路の出力側に接続さ
    れ、かつ、常閉接点が、直接または前記シャント抵抗を
    介して前記帰還巻線の前記他端側に接続されていること
    を特徴とする電流センサ。
  6. 【請求項6】 前記リレーは、メーク・ビフォア・ブレ
    イク動作型のリレーであることを特徴とする請求項4ま
    たは5記載の電流センサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012013435A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Hioki Ee Corp 電流測定装置、及び電流センサの変換レートの検出方法
WO2012120620A1 (ja) 2011-03-07 2012-09-13 株式会社 日立製作所 電池状態推定方法および電池管理システム
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CN104835639A (zh) * 2015-05-12 2015-08-12 林纪秋 电缆穿心式全屏蔽电子电流互感器
WO2018181090A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 Tdk株式会社 電流センサ
JP2021510289A (ja) * 2018-11-27 2021-04-15 ライズサン メングーリ ニュー エナジー サイエンス アンド テクノロジー カンパニー リミテッドRisesun Mengguli New Energy Science&Technology Co.,Ltd. 加熱速度を調節可能なバッテリーシステム及びその制御方法

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