JPH08223292A - 加入者契約サービス登録方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加入者が新しいサービスに容易にとけ込める
ようにする。 【構成】 加入者１は契約サービス一定時間自動登録を
行うとき、特殊番号をダイヤルすると、サービス紹介制
御部３が音声装置４によって、交換機で提供可能な加入
者契約サービスの機能内容、利用方法の説明を紹介す
る。加入者１はその説明から利用したい旨の利用登録コ
ード、契約サービス識別コードをダイヤルすると、サー
ビス利用登録記録部５はサービス契約実行部６にサービ
ス仮契約登録を行い、サービス利用期間監視部７に利用
開始を通知する。これにより加入者はステップ１０７に
示すように期限が到来しない期間は、選択したサービス
を利用することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、運用会社が加入者に提
供している契約サービスを試験的に使用できるようにし
た加入者契約サービス登録方式に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、加入者契約サービスの登録または
解除を行う一例として、例えば特開平５−３４４２１６
号公報に開示されているように、加入者が運用会社に申
し込むことによって、運用会社が該当加入者の契約情報
を保守端末からのコマンドによって書き換えるものがあ
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来のサービス形態では、加入者にとって運用会社が
提供している各種サービスの機能やそのサービスの利便
性について理解しにくいこともあり、サービスがなかな
か普及しないのが現状となっている。また、加入者は契
約登録をするためにその都度運用会社に連絡する必要が
あり、わずらわしいこともあるため、そのこともサービ
スが普及しない要因にもなっている。これらのことから
使ってみたいという潜在的な需要の堀起こしが十分では
なかった。

【０００４】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、加入者が気安く新しいサービスにとけ込めるよ
うにしたものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、加入者から指定されたサービスを一
定期間だけ利用可能な状態に仮登録するようにしたもの
である。また、一定期間を経過したら利用登録を解除す
るようにしたものである。

【０００６】

【作用】加入者は提供されているサービスを仮に使用す
ることができる。そして意向に添う場合はそのまま正式
契約をし継続して使用する。意向に沿わないときは一定
期間が経過すると自動的に仮契約が解除される。

【０００７】

【実施例】図１は本発明の一実施例を示すブロック図で
あり、図２はこの装置の動作を説明するためのフローチ
ャートである。図１において加入者１は交換機２に接続
されており、加入者１は契約サービス一定時間自動登録
を行うとき、図２のステップ１００に示すように特殊番
号をダイヤルする。交換機２は特殊番号を受信したと
き、そのことをサービス紹介制御部３に通知する。サー
ビス紹介制御部３は音声装置４によって、図２のステッ
プ１０１に示すように交換機で提供可能な加入者契約サ
ービスの機能内容、利用方法の説明を紹介する。

【０００８】加入者１はその説明から利用したい旨の利
用登録コード、契約サービス識別コードを図２のステッ
プ１０２、１０３に示すようにダイヤルすると、それが
交換機２に供給され、検出されてステップ１０４に示す
ようにサービス利用登録記録部５に通知される。サービ
ス利用登録記録部５は該当加入者番号、利用サービス
名、利用開始日時を記憶すると共に、ステップ１０５に
示すようにサービス契約実行部６にサービス仮契約登録
を行い、ステップ１０６に示すようにサービス利用期間
監視部７に利用開始を通知する。

【０００９】サービス契約実行部６は、該当加入者のサ
ービス契約情報を仮契約に書き換えて、サービス利用期
間監視部７は定期的に時計情報８を監視し、該当加入者
の利用期間をチェックする。加入者はステップ１０７に
示すように期限が到来しないと判断される期間は、ステ
ップ１１０に示すように選択したサービスを利用するこ
とが可能になる。

【００１０】ステップ１０７において利用期間が予め決
められた期間に達したと判断されたときは、ステップ１
０８に示すようにサービス利用登録記憶部５に対して利
用停止を通知し、サービス利用登録記憶部５は該当加入
者の利用サービス情報をクリアする。また、サービス契
約実行部６に対してサービス仮契約解除を要求し、ステ
ップ１０９に示すようにサービス仮契約が解除される。

【００１１】加入者がサービス利用期間中に電話端末操
作により利用サービスの正規契約登録あるいは、利用サ
ービス停止要求を行ったときも同様にして処理される。
なお、以上の仮登録を一定期間内に正式登録したとき
は、仮登録されていた内容を正式登録し、継続してその
サービスを利用できるようにしている。

【００１２】

【発明の効果】以上説明したように本発明は、加入者の
操作に対応して音声ガイダンスが行われ、その指示に従
った操作を行うことによって、所望のサービスをある期
間だけ試験的に使用することができるようになるので、
その都度運用会社に連絡する必要がなく、新たなサービ
スの需要を喚起できる可能性が増えるという効果を有す
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の一実施例を示すブロック図である。

【図２】 図１の装置の動作を示すフローチャートであ
る。

【符号の説明】 １…加入者、２…交換機、３…サービス紹介制御部、４
…音声装置、５…サービス利用登録記憶部、６…サービ
ス契約実行部、７…サービス利用期間監視部、８…時
計。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 加入者契約サービスの登録および解除を
   行う加入者契約サービス登録方式において、 加入者から指定されたサービスを一定期間だけ利用可能
   な状態に仮登録することを特徴とする加入者契約サービ
   ス登録方式。
2. 【請求項２】 請求項１において、 一定期間を経過したら利用登録を解除することを特徴と
   する加入者契約サービス登録方式。
3. 【請求項３】 請求項１において、 一定期間内に仮登録を正式登録に切り換えたとき継続し
   てサービスを利用できるようにしたことを特徴とする加
   入者契約サービス登録方式。