JPH08223085A - 無線送信装置 - Google Patents

無線送信装置

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JPH08223085A
JPH08223085A JP7026633A JP2663395A JPH08223085A JP H08223085 A JPH08223085 A JP H08223085A JP 7026633 A JP7026633 A JP 7026633A JP 2663395 A JP2663395 A JP 2663395A JP H08223085 A JPH08223085 A JP H08223085A
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transmission code
timing signal
frame
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JP7026633A
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Yoichi Ueda
陽市 上田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冗長構成の送信符号処理部を少なくとも備え
たホットスタンバイ方式の無線送信装置に関し、データ
列、フレーム位相、スタッフィング位相を一致させて現
用系から予備系への無瞬断切替えを可能にすることを目
的とする。 【構成】 現用系および予備系の送信符号処理部1,2
において、リセット手段3が一方の系のクロック分周手
段1bの出力に基づいて他方の系のクロック分周器をリ
セットすることにより、直列並列変換手段1a,2aで
生成される両データ列が一致する。また一方の系のフレ
ームタイミング信号発生器の出力に基づいて他方の系の
フレームタイミング信号発生器をリセットすることによ
り両系のフレーム位相を一致させる。さらに、書込クロ
ックおよび読出クロックを両系で同期することにより、
スタッフィングのための両系の位相比較器の動作を一致
させてスタッフィング位相を一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線送信装置に関し、特
に、冗長構成の送信符号処理部を少なくとも備えたホッ
トスタンバイ方式の無線送信装置に関する。
【0002】近年、通信回線の高品質化に伴い、無線装
置の障害時や保守作業時等に現用系回線から予備系回線
への無瞬断切替えが要求されている。本発明は、冗長構
成の2つの無線送信部でそれぞれ作成されたフレーム構
成信号(信号列)が不一致となることを防止して、無線
送信部を現用系から予備系へ無瞬断切替えできるように
した装置を提供するものである。本発明は、従属同期方
式の無線送信装置にも、またスタッフ同期方式の無線送
信装置にも適用可能である。
【0003】
【従来の技術】本発明に係る無線送信装置を含む無線装
置は、入力されたディジタルデータを変調(例えば4P
SK変調)し、変調された信号をGHzオーダの高周波
信号で対向の無線装置に送信し、同様に、対向の無線装
置から送信された高周波信号を受信し、ディジタルデー
タに復調して出力するものである。
【0004】かかる無線装置では、故障により無線通信
が停止しないように、無線送信部および無線受信部がと
もに冗長構成となっている。すなわち、無線装置に、現
用系、予備系の無線送信部および現用系、予備系の無線
受信部が設けられている。
【0005】図11は従来の無線装置の構成図である。
図中、多重化・分離部(MUX)101は、図示しない
複数の回線から入力されたデータを多重化して無線送信
部へ出力するとともに、無線受信部から入力された多重
データを分離して各回線へ出力する。多重化・分離部1
01から出力された多重データは分岐部(H)102で
分岐され、冗長構成の無線送信部へ送られる。無線送信
部は現用系と予備系とからなり、同一の構成となってい
る。現用系に障害が発生すれば予備系が運用状態に切り
替えられ、故障した系は修理後予備系となる。以下では
一方の系の構成だけを説明し、他方の系の構成の説明は
省略する。
【0006】B−U変換器(B−U)103aはバイポ
ーラ信号をユニポーラ信号に変換し、データ処理部(D
PU)104aは、入力された信号をフレーム構成に組
み立てて出力する。データ処理部104aに関しては図
12を参照して詳しく後述する。なお、1フレームは、
例えば30個のサブフレーム(タイムスロット)で構成
されるマルチフレーム構成となっており、各サブフレー
ムは1ビットの制御データと7ビットの情報データで構
成される。したがって、1フレームには30ビット分の
制御データがあり、制御データとして、フレームビッ
ト、パリティビット、対向局監視制御ビット、DSCビ
ット等が含まれる。
【0007】変調部(MOD)105aは入力データを
変調(例えば4PSK変調)し、高周波送信部(TX)
106aは被変調波を無線周波数に変換し、電力増幅し
て出力する。
【0008】高周波切替器107は現用系の無線送信部
からの高周波信号を選択して、アイソレータ(ISO)
109、バンドパスフィルタ(BPF)110、サーキ
ュレータ(CIR)111を経由してアンテナ112に
出力するとともに、予備系の無線送信部からの高周波信
号を終端部(DL)108へ入力して終端する。
【0009】アンテナ112で受信された信号は、サー
キュレータ111、バンドパスフィルタ(BPF)11
3、アイソレータ(ISO)114を経由してハイブリ
ッド回路(HYB)115へ入力され、そこで分岐され
て冗長構成の無線受信部へ送られる。無線受信部は現用
系と予備系とからなり、同一の構成となっている。現用
系に障害が発生すれば予備系が運用状態に切り替えら
れ、故障した系は修理後予備系となる。以下では一方の
系の構成だけを説明し、他方の系の構成の説明は省略す
る。
【0010】高周波受信部(RX)116aは、受信無
線信号を電力増幅し、受信信号周波数を中間周波数に周
波数変換して出力し、復調部(DEM)117aは、中
間周波信号からデータを復調(例えば4PSK復調)す
る。データ処理部(DPU)118aは、入力されたフ
レーム信号から制御データを抽出して所定の処理を実行
するとともに、デフレーム化、その他の処理を行い、U
−B変換器(U−B)119aはユニポーラ信号をバイ
ポーラ信号に変換して切替スイッチ(SW)120を経
由して多重化・分離部101へ出力する。切替スイッチ
120は、図示を省略したが、後述の切替え制御部12
4の制御により作動して現用系の無線受信部からの信号
を多重化・分離部101へ出力する。
【0011】監視制御部は、対向局監視制御信号受信部
121と、対向局監視制御信号送信部122と、警報処
理部123と、切替え制御部124と、操作部125と
から構成され、受信信号に含まれる対向局監視制御信号
に基づいた処理機能、送信信号に自局の状態を示す対向
局監視制御信号を送出する処理機能、無線送信部および
無線受信部における現用系と予備系との切替えを指示す
る機能等を有している。すなわち、対向局監視制御信号
受信部121は、対向局から送られて来る監視制御信号
を受信側のデータ処理部118a,118bを介して受
信する。監視制御信号は、回線品質の劣化や自局の状態
を対向の無線装置に通知するものである。対向局監視制
御信号送信部122は、対向局へ送信側のデータ処理部
104a,104bを介して監視制御信号を送信する。
警報処理部123は、監視制御信号を作成して対向局監
視制御信号送信部122へ送るとともに、自局の警報情
報や対向局の監視制御信号に基づいて切替指示を切替え
制御部124へ出力する。操作部125は、無線送信部
と無線受信部との選択を行う選択スイッチ125aと、
切替えを指示する切替オン・オフスイッチ125bと、
無線送信部および無線受信部における系の選択を行う選
択スイッチ125cとを有している。切替え制御部12
4は、回線品質の劣化の通知あるいは自局の警報情報に
基づいて警報処理部123から切替指示が送られると、
または操作部125から無線送信部の切替指示が送られ
ると、無線送信部の系切替えを切替え制御部126へ指
示する。また、切替え制御部124は、自局の警報情報
に基づいて警報処理部123から切替指示が送られる
と、あるいは操作部125より無線受信部の切替指示が
送られると、無線受信部の系切替えを切替スイッチ12
0へ指示する。
【0012】操作盤127は、切替えを指示する切替オ
ン・オフスイッチ127aと、無線送信部における系の
選択を行う選択スイッチ127bとを有している。切替
え制御部126は、切替え制御部124または操作盤1
27からの切替指示に基づいて高周波切替器107に現
用系の切替えを指示する切替命令を出力する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の装
置において、高周波切替器107により無線送信部を現
用系から予備系に無瞬断で切り替えるには、次の3つの
条件が満たされている必要がある。第1に、2つの系の
データ処理部104a,104b、変調部105a,1
05b、高周波送信部106a,106bの局部発振器
においてそれぞれ同期がとれていること、第2に、高周
波切替器107のA,B点での各信号の位相が一致して
いること、第3に、2つの系のデータ処理部104a,
104bで作成される各信号の信号列が一致しているこ
と。
【0014】上記の第2の条件については、本願出願人
の出願になる発明「無線装置」(特願平6−27208
9号、平成6年11月7日出願)において解決手段が提
示されている。しかし、第3の条件を満たす解決方法は
従来無く、そのため、図11に示すようなデータ処理部
が冗長構成の無線装置では無瞬断の切り替えを行うこと
が出来なかった。
【0015】これを以下に詳しく説明する。図12は、
データ処理部104a,104bが従属同期方式を採用
している場合のデータ処理部104a,104bの内部
構成を示すブロック図である。データ処理部104a,
104bは同一の構成となっており、図12はそれらの
一方の構成を示す。
【0016】図中、シリアル・パラレル変換部(S/
P)201は、入力データS1に対して直列並列変換を
行い、信号S7と信号S8とを速度変換部202へ出力
するとともに、入力クロックS2に対して直列並列変換
を行い、信号S4を速度変換部202へ出力する。ここ
では、4PSK変調を行うことを前提として信号S7と
信号S8とを生成している。速度変換部202は、この
信号S4およびタイミング発生回路210からのタイミ
ング信号S30に基づき、信号S7と信号S8とに対し
て速度変換を行い、信号S32,S33として出力す
る。これらのシリアル・パラレル変換部201および速
度変換部202については図13を参照して詳しく後述
する。タイミング発生回路210は、後述のように速度
変換部202から送られた位相比較信号S31を基にP
LL回路212によって各種タイミング信号を生成し
て、速度変換部202をはじめ各ブロックへ供給する。
【0017】信号S32,S33に対して、付加ビット
挿入部204,205が、パリティチェックビット発生
部203およびDSCインタフェース(DSCINT
F)211からそれぞれ送られたパリティチェックビッ
トおよび監視データを挿入し、また排他的論理和部(E
XOR)206,207が、スクランブルパターン発生
部213から送られたスクランブルパターンとの排他的
論理和演算を行って出力し、さらに付加ビット挿入部2
08,209が、タイミング発生回路210から出力さ
れた挿入タイミングに従って、フレームビット発生部2
14から送られたフレームビットを挿入する。
【0018】図13は、図12に示すシリアル・パラレ
ル変換部201、速度変換部202、タイミング発生回
路210等の内部回路を示す図である。図中、D−フリ
ップフロップ221〜224およびインバータ225が
シリアル・パラレル変換部201を構成し、AND回路
241、1/Nカウンタ242、および1/Mカウンタ
243がタイミング発生回路210を構成する。これら
の各部221〜225,241〜243およびスクラン
ブルパターン発生部213、フレームビット発生部21
4、PLL回路212を除いた残りの部分が、速度変換
部202を構成する。ただし、PLL回路212内の位
相比較部だけは便宜上、速度変換部202内に存在す
る。
【0019】こうした構成の回路の動作については図1
6、図17を参照して後述する。一方、図14は、デー
タ処理部104a,104bがスタッフ同期方式を採用
している場合のデータ処理部104a,104bの内部
構成を示すブロック図である。データ処理部104a,
104bは同一の構成となっており、図14はそれらの
一方の構成を示す。なお、図中、構成部分および信号形
態が図12に示す従属同期方式の回路と同じであるもの
については同じ符号を付し、それらの説明を省略する。
【0020】図14では、スタッフ制御ビット発生部2
15が、速度変換部202からの位相比較信号S31を
基にスタッフ制御ビットを発生してスタッフ有無の情報
を出力するとともに、スタッフ制御ビットを付加ビット
挿入部216,217へ出力する。タイミング発生回路
218は、速度変換部202から送られた位相比較信号
S31および発振器219の出力を基に各種タイミング
信号を生成して、各ブロックへ供給する。付加ビット挿
入部216,217は、タイミング発生回路218から
送られたタイミング信号に従い、速度変換部202から
の信号S32,S33に対して、パリティチェックビッ
ト発生部203、DSCインタフェース211からそれ
ぞれ送られたパリティチェックビット、監視データを挿
入するとともに、スタッフ制御ビット発生部215から
送られたスタッフ制御ビットを挿入する。
【0021】図15は、図14に示すシリアル・パラレ
ル変換部201、速度変換部202、タイミング発生回
路218等の内部回路を示す図である。図中、構成部分
および信号形態が図13に示す従属同期方式の回路と同
じであるものについては同じ符号を付し、それらの説明
を省略する。
【0022】図15では、AND回路247、1/Nカ
ウンタ242、1/Mカウンタ243、スタッフビット
挿入タイミング発生部248、およびAND回路249
がタイミング発生回路218を構成する。位相比較部2
50も本来的にはタイミング発生回路218を構成する
が、便宜上速度変換部202に含まれる。
【0023】こうした構成の回路の動作について図1
6、図17を参照して後述する。図16、図17は、図
13および図15に示す各回路の共通部分の動作を示す
タイミングチャートである。すなわち、入力クロックS
2が、インバータ225およびD−フリップフロップ2
24によって信号S4,S5に変換され、これらをクロ
ック信号としてD−フリップフロップ221,222,
223が入力データS1を信号S7,S8に変換する。
このように直列並列変換された入力データ信号S7,S
8は速度変換部202へ送られる。D−フリップフロッ
プ224は1/2分周回路を構成している。
【0024】ところで、図11において示したようにデ
ータ処理部104a,104bは冗長構成になっている
ので、シリアル・パラレル変換部はもう1つ存在し、そ
こでも信号S7,S8に相当する直列並列変換されたデ
ータ信号が生成されている。しかし、D−フリップフロ
ップ224に相当するもう1つの1/2分周回路が、D
−フリップフロップ224と同位相のクロック信号を発
生するとは限らないために、もう1つの1/2分周回路
が、図16に示す信号S4b,S5bを発生する可能性
がある。この場合には、もう1つのシリアル・パラレル
変換部は入力データS1を信号S7b,S8bに変換す
る。したがって、同一の入力データS1に対して、現用
系のシリアル・パラレル変換部が、例えば信号S7,S
8を出力し、予備系のシリアル・パラレル変換部は、信
号列の異なる信号S7b,S8bを出力するような事態
が発生する。図18はこうした不具合を示す図であり、
こうした場合には現用系から予備系への無瞬断切替えが
できない。図18における「F」はフレームビットを、
「D」はデータビットを表す。
【0025】なお、図16、図17において、信号S1
1〜S14は、速度変換部202の書込側のタイミング
信号の1つの例を表し、信号S15〜S18の中の斜線
部は、セレクタ234,235で選択され読み出された
データS32,S33を示している。信号S21〜S2
7は、こうしたセレクタ234,235の選択を可能に
するための選択信号である。信号S15〜S27は、歯
抜けクロックが無い読出側のクロック動作に対応してい
る。
【0026】図18に示した信号列の不一致の問題が解
決できたとしても、なお、図19に示すように、フレー
ム位相がデータ処理部104aとデータ処理部104b
とで異なる問題も発生する。すなわち、付加ビット挿入
部208,209でのフレームビットの挿入タイミング
が、データ処理部104aとデータ処理部104bとで
異なることがあり得、その場合には図19に示すように
フレームビットFの位置がずれてしまい、現用系から予
備系への無瞬断切替えができない。
【0027】さらに、図18に示した信号列の不一致の
問題および図19に示したフレーム位相の不一致の問題
が解決できたとしても、スタッフ同期方式の場合には、
図20に示すように、スタッフィング位相が、データ処
理部104aとデータ処理部104bとで異なることが
ある。すなわち、図15のAND回路249で生成され
るスタッフパルスの挿入タイミングが、データ処理部1
04aとデータ処理部104bとで異なることがあり
得、その場合には図20に示すようにスタッフパルス
(「スタッフ」と表示)の位置がずれてしまい、現用系
から予備系への無瞬断切替えができない。
【0028】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、従属同期方式の無線送信装置の現用系のデー
タ処理部と予備系のデータ処理部とにおいてデータ列お
よびフレーム位相を一致させて現用系から予備系への無
瞬断切替えを可能にした無線送信装置を提供することを
第1の目的とする。
【0029】また、本発明は、スタッフ同期方式の無線
送信装置の現用系のデータ処理部と予備系のデータ処理
部とにおいてデータ列、フレーム位相、およびスタッフ
ィング位相を一致させて現用系から予備系への無瞬断切
替えを可能にした無線送信装置を提供することを第2の
目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1に示すように、冗長構成の各送信符
号処理部1,2に設けられ、1つの入力データ信号を複
数のデータ信号に変換する直列並列変換手段1a,2a
と、各送信符号処理部1,2に設けられ、入力クロック
信号を分周して対応の直列並列変換手段へクロック信号
として供給するクロック分周手段1b,2bと、一方の
送信符号処理部1のクロック分周手段1bの出力クロッ
ク信号に基づき他方の送信符号処理部2のクロック分周
手段2bをリセットし、一方の送信符号処理部1の直列
並列変換手段1aから出力される各データ信号のデータ
列を他方の送信符号処理部2の直列並列変換手段2aか
ら出力される各データ信号のデータ列とそれぞれ一致さ
せるリセット手段3とを、有することを特徴とする無線
送信装置が提供される。この発明は従属同期方式および
スタッフ同期方式の無線送信装置に適用できる。
【0031】また、図2に示すように、冗長構成の各送
信符号処理部4,5に設けられ、フレームタイミング信
号を発生するフレームタイミング信号発生手段4a,5
aと、各送信符号処理部4,5に設けられ、対応のフレ
ームタイミング信号発生手段からのフレームタイミング
信号に基づき入力データ信号をフレーム構成にして出力
するフレーム構成手段4b,5bと、一方の送信符号処
理部4のフレームタイミング信号発生手段4aの出力タ
イミング信号に基づき他方の送信符号処理部5のフレー
ムタイミング信号発生手段5aをリセットし、一方の送
信符号処理部4のフレーム構成手段4bから出力される
データ信号のフレーム位相を他方の送信符号処理部5の
フレーム構成手段5bから出力されるデータ信号のフレ
ーム位相と一致させるリセット手段6とを、有すること
を特徴とする無線送信装置が提供される。この発明も従
属同期方式およびスタッフ同期方式の無線送信装置に適
用できる。
【0032】さらに、図3に示すように、冗長構成の各
送信符号処理部7,8に設けられ、スタッフィングによ
る入力データ信号の速度変換を行う速度変換手段7a,
8aと、各送信符号処理部7,8に設けられ、対応の速
度変換手段に書込タイミング信号を供給する書込タイミ
ング信号供給手段7b,8bと、各送信符号処理部7,
8に設けられ、対応の速度変換手段に読出タイミング信
号を供給する読出タイミング信号供給手段7c,8c
と、一方の送信符号処理部7の書込タイミング信号供給
手段7bの出力タイミング信号に基づき他方の送信符号
処理部8の書込タイミング信号供給手段8bをリセット
するとともに、一方の送信符号処理部7の読出タイミン
グ信号供給手段8cの出力タイミング信号に基づき他方
の送信符号処理部8の読出タイミング信号供給手段8c
をリセットし、一方の送信符号処理部7の速度変換手段
7aでのスタッフィング位相を他方の送信符号処理部8
の速度変換手段8aでのスタッフィング位相と一致させ
るリセット手段9とを、有することを特徴とする無線送
信装置が提供される。この発明はスタッフ同期方式の無
線送信装置に適用される。
【0033】
【作用】図1に示す構成において、リセット手段3が、
一方の送信符号処理部1のクロック分周手段1bの出力
クロック信号の位相と、他方の送信符号処理部2のクロ
ック分周手段2bの出力クロック信号の位相とを一致さ
せるので、一方の送信符号処理部1の直列並列変換手段
1aから出力される各データ信号のデータ列と、他方の
送信符号処理部2の直列並列変換手段2aから出力され
る各データ信号のデータ列とが一致する。したがって、
一方の送信符号処理部1から他方の送信符号処理部2へ
の無瞬断切替えが可能となる。
【0034】また、図2に示す構成において、リセット
手段6が、一方の送信符号処理部4のフレームタイミン
グ信号発生手段4aの出力タイミング信号の位相と、他
方の送信符号処理部5のフレームタイミング信号発生手
段5aの出力タイミング信号の位相とを一致させるの
で、一方の送信符号処理部4のフレーム構成手段4bか
ら出力されるデータ信号のフレーム位相と、他方の送信
符号処理部5のフレーム構成手段5bから出力されるデ
ータ信号のフレーム位相とが一致する。したがって、一
方の送信符号処理部4から他方の送信符号処理部5への
無瞬断切替えが可能となる。
【0035】さらに、図3に示すスタッフ同期方式の無
線送信装置に適用された構成において、リセット手段9
が、一方の送信符号処理部7の書込タイミング信号供給
手段7bの出力タイミング信号の位相と、他方の送信符
号処理部8の書込タイミング信号供給手段8bの出力タ
イミング信号の位相とを一致させるとともに、一方の送
信符号処理部7の読出タイミング信号供給手段7cの出
力タイミング信号の位相と、他方の送信符号処理部8の
読出タイミング信号供給手段8cの出力タイミング信号
の位相とを一致させる。したがって、一方の送信符号処
理部7の速度変換手段7aに含まれるスタッフィング用
の位相比較器の動作が、一方の送信符号処理部8の速度
変換手段8aに含まれるスタッフィング用の位相比較器
の動作と一致する。もともと、各位相比較器は、自己の
書込クロックおよび読出クロックの位相差がある値にな
ったときにスタッフ要求信号を出力するものであるの
で、一方の送信符号処理部7の速度変換手段7aでのス
タッフィング位相が他方の送信符号処理部8の速度変換
手段8aでのスタッフィング位相と一致する。これによ
り、一方の送信符号処理部7から他方の送信符号処理部
8への無瞬断切替えが可能となる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。最初に第1の実施例を説明する。第1の実施例は
図1に示す発明が適用されたものである。
【0037】まず、図1に示す発明が適用された第1の
実施例の概要を、図1を参照して説明する。第1の実施
例は、冗長構成の各送信符号処理部1,2に設けられ、
1つの入力データ信号を複数のデータ信号に変換する直
列並列変換手段1a,2aと、各送信符号処理部1,2
に設けられ、入力クロック信号を分周して対応の直列並
列変換手段へクロック信号として供給するクロック分周
手段1b,2bと、一方の送信符号処理部1のクロック
分周手段1bの出力クロック信号に基づき他方の送信符
号処理部2のクロック分周手段2bをリセットし、一方
の送信符号処理部1の直列並列変換手段1aから出力さ
れる各データ信号のデータ列を他方の送信符号処理部2
の直列並列変換手段2aから出力される各データ信号の
データ列とそれぞれ一致させるリセット手段3とから構
成される。この第1の実施例は従属同期方式またはスタ
ッフ同期方式の無線送信装置を構成する。
【0038】こうした構成において、リセット手段3
が、一方の送信符号処理部1のクロック分周手段1bの
出力クロック信号の位相と、他方の送信符号処理部2の
クロック分周手段2bの出力クロック信号の位相とを一
致させるので、一方の送信符号処理部1の直列並列変換
手段1aから出力される各データ信号のデータ列と、他
方の送信符号処理部2の直列並列変換手段2aから出力
される各データ信号のデータ列とが一致する。したがっ
て、一方の送信符号処理部1から他方の送信符号処理部
2への無瞬断切替えが可能となる。
【0039】すなわち、図4に示すように、第1の実施
例は、現用側および予備側の送信符号処理部(データ処
理部DSU)であるシステム1,2において、入力クロ
ックを1/2分周する一方の1/2分周器11の出力で
他方の1/2分周器12をリセットして、両者の出力ク
ロック位相を一致させるものである。これにより、シス
テム1,2における各シリアル・パラレル変換部から出
力されるデータ列が一致する。
【0040】図5は第1の実施例の詳細な回路図であ
る。第1の実施例の回路は、図13および図15に示す
回路と基本的には同じ構成であるので、図5では、相違
する構成部分を主に表示し、図13および図15に示す
回路と同じ部分には同じ符号を付して、それらの説明を
省略する。
【0041】図5では、一方(システム1)のデータ処
理部104aのインバータ225,D−フリップフロッ
プ224に対応して、他方(システム2)のデータ処理
部104bのインバータ225b,D−フリップフロッ
プ224bが図示される。
【0042】第1の実施例では、リセット回路20が新
たに設けられる。すなわち、システム1側において、イ
ンバータ225の出力信号S3を取り出して2つのイン
バータ21,22を経由してNAND回路23の一方の
入力端へ入力し、NAND回路23の他方の入力端へD
−フリップフロップ224のQ出力S4を入力する。N
AND回路23の出力はOR回路24へ送る。同様に、
システム2側において、インバータ225bの出力信号
S3bを取り出して2つのインバータ25,26を経由
してNAND回路27の一方の入力端へ入力し、NAN
D回路27の他方の入力端へD−フリップフロップ22
4bのQ出力S4bを入力する。NAND回路27の出
力はOR回路28へ送る。
【0043】OR回路24,28には、切替え制御部1
24等から選択制御信号がそれぞれ送られる。すなわ
ち、システム1が現用系として選択されているときに
は、OR回路28にHレベル信号が送られるとともに、
OR回路24にLレベル信号が送られ、また、システム
2が現用系として選択されているときには、OR回路2
4にHレベル信号が送られるとともに、OR回路28に
Lレベル信号が送られる。OR回路24の出力はD−フ
リップフロップ224bのS入力端子へ送られ、OR回
路28の出力はD−フリップフロップ224のS入力端
子へ送られる。
【0044】こうした構成において、例えば、システム
1が現用系であって、OR回路28にHレベル信号が送
られるとともに、OR回路24にLレベル信号が送られ
ているとする。そして、D−フリップフロップ224,
224bはいずれも、S入力端子にHレベル信号が入力
されているときには、その信号の影響を受けないが、L
レベル信号が入力されたときには、Q出力端子からHレ
ベル信号を出力し、反転Q出力端子からLレベル信号を
出力するものとする。
【0045】この場合、OR回路28はHレベル信号を
D−フリップフロップ224のS入力端子へ出力するの
で、システム1側のD−フリップフロップ224はシス
テム2側のNAND回路27の出力の影響を受けない。
一方、OR回路24はNAND回路23の出力をそのま
まD−フリップフロップ224bのS入力端子へ出力す
る。NAND回路23は、信号S4,S3がともにHレ
ベルのときにLレベル信号を出力し、これが、システム
2側のD−フリップフロップ224bのS入力端子へ出
力される。したがって、システム1側の信号S4,S3
がともにHレベルのときに、システム2側の信号S4b
がHレベルになる。すなわち、入力クロックを1/2分
周する一方の1/2分周器であるD−フリップフロップ
224の出力クロック位相と、他方の1/2分周器であ
るD−フリップフロップ224bの出力クロック位相と
が一致したことになり、これにより、システム1,2に
おける各シリアル・パラレル変換部から出力されるデー
タ列が一致する。なお、システム2が現用系であって、
OR回路24にHレベル信号が送られるとともに、OR
回路28にLレベル信号が送られている場合は、システ
ム1とシステム2とが反転するだけで、動作は同じであ
る。かくして、本実施例装置が従属同期方式であり、か
つフレーム位相が一致していれば、現用系から予備系へ
の無瞬断切替えが可能となる。また、本実施例装置がス
タッフ同期方式である場合には、フレーム位相およびス
タッフィング位相が一致していれば、現用系から予備系
への無瞬断切替えが可能となる。
【0046】次に、第2の実施例を説明する。第2の実
施例は図2に示す発明が適用されたものである。まず、
図2に示す発明が適用された第2の実施例の概要を、図
2を参照して説明する。
【0047】第2の実施例は、冗長構成の各送信符号処
理部4,5に設けられ、フレームタイミング信号を発生
するフレームタイミング信号発生手段4a,5aと、各
送信符号処理部4,5に設けられ、対応のフレームタイ
ミング信号発生手段からのフレームタイミング信号に基
づき入力データ信号をフレーム構成にして出力するフレ
ーム構成手段4b,5bと、一方の送信符号処理部4の
フレームタイミング信号発生手段4aの出力タイミング
信号に基づき他方の送信符号処理部5のフレームタイミ
ング信号発生手段5aをリセットし、一方の送信符号処
理部4のフレーム構成手段4bから出力されるデータ信
号のフレーム位相を他方の送信符号処理部5のフレーム
構成手段5bから出力されるデータ信号のフレーム位相
と一致させるリセット手段6とから構成される。この第
2の実施例は従属同期方式の無線送信装置を構成する。
【0048】こうした構成において、リセット手段6
が、一方の送信符号処理部4のフレームタイミング信号
発生手段4aの出力タイミング信号の位相と、他方の送
信符号処理部5のフレームタイミング信号発生手段5a
の出力タイミング信号の位相とを一致させるので、一方
の送信符号処理部4のフレーム構成手段4bから出力さ
れるデータ信号のフレーム位相と、他方の送信符号処理
部5のフレーム構成手段5bから出力されるデータ信号
のフレーム位相とが一致する。したがって、一方の送信
符号処理部4から他方の送信符号処理部5への無瞬断切
替えが可能となる。
【0049】すなわち、図6に示すように、第2の実施
例では、送信符号処理部(データ処理部DPU)である
システム1,2において、PLL回路13、1/Nカウ
ンタ14、および1/Mカウンタ15がフレームタイミ
ング信号発生手段4aを構成し、PLL回路16、1/
Nカウンタ17、および1/Mカウンタ18がフレーム
タイミング信号発生手段4bを構成する。1/Nカウン
タ14,17はサブフレームタイミングを発生し、1/
Mカウンタ15,18はマルチフレームタイミングを発
生する。そして、一方の1/Mカウンタ15のキャリー
アウトで他方の1/Nカウンタ17および1/Mカウン
タ18をリセットして、1/Nカウンタ14、1/Mカ
ウンタ15、1/Nカウンタ17、および1/Mカウン
タ18が互いに同期動作するようにしている。これによ
り、システム1,2におけるフレーム位相が一致する。
【0050】図7は第2の実施例の詳細な回路図であ
る。第2の実施例の回路は、図13に示す回路と基本的
には同じ構成であるので、図7では、相違する構成部分
を主に表示し、図13に示す回路と同じ部分には同じ符
号を付して、それらの説明を省略する。
【0051】図7では、一方(システム1)のデータ処
理部104aのPLL回路212,1/Nカウンタ24
2,フレームビット発生部214,1/Mカウンタ24
3,スクランブルパターン発生部213に対応して、他
方(システム2)のデータ処理部104bのPLL回路
212b,1/Nカウンタ242b,フレームビット発
生部214b,1/Mカウンタ243b,スクランブル
パターン発生部213bが図示される。
【0052】第2の実施例では、リセット回路30が新
たに設けられる。すなわち、システム1側の1/Mカウ
ンタ243の出力がOR回路31へ入力され、また、シ
ステム2側の1/Mカウンタ243bの出力がOR回路
32へ入力される。
【0053】OR回路31,32には、切替え制御部1
24等から選択制御信号がそれぞれ送られる。すなわ
ち、システム1が現用系として選択されているときに
は、OR回路32にHレベル信号が送られるとともに、
OR回路31にLレベル信号が送られ、また、システム
2が現用系として選択されているときには、OR回路3
1にHレベル信号が送られるとともに、OR回路32に
Lレベル信号が送られる。OR回路31の出力は、シス
テム2側の1/Mカウンタ243bおよび1/Nカウン
タ242bのリセット(R)端子へ送られ、OR回路3
2の出力は、システム1側の1/Mカウンタ243およ
び1/Nカウンタ242のリセット(R)端子へ送られ
る。
【0054】こうした構成において、例えば、システム
1が現用系であって、OR回路32にHレベル信号が送
られるとともに、OR回路31にLレベル信号が送られ
ているとする。そして、1/Mカウンタ243,243
bおよび1/Nカウンタ242,242bはいずれも、
リセット端子にHレベル信号が入力されているときに
は、その信号の影響を受けないが、Lレベル信号が入力
されたときにはリセットされる。
【0055】この場合、OR回路32はHレベル信号を
システム1側の1/Mカウンタ243および1/Nカウ
ンタ242のリセット(R)端子へ出力するので、1/
Mカウンタ243および1/Nカウンタ242はシステ
ム2側の1/Mカウンタ243bの出力の影響を受けな
い。一方、OR回路31は、1/Mカウンタ243のL
レベルのキャリーアウト出力をそのままシステム2側の
1/Mカウンタ243bおよび1/Nカウンタ242b
のリセット端子へ出力する。したがって、システム1側
の1/Mカウンタ243と、システム2側の1/Mカウ
ンタ243bおよび1/Nカウンタ242bとが同期動
作を行う。これにより、システム1,2において、一方
のデータ信号のフレーム位相と、他方のデータ信号のフ
レーム位相とが一致する。なお、システム2が現用系で
あって、OR回路31にHレベル信号が送られるととも
に、OR回路32にLレベル信号が送られている場合
は、システム1とシステム2とが反転するだけで、動作
は同じである。
【0056】かくして、本実施例装置では、データ列が
一致していれば、現用系から予備系への無瞬断切替えが
可能となる。次に、第3の実施例を説明する。第3の実
施例には、図2に示した発明が適用されるとともに、図
3に示した発明が適用される。第3の実施例はスタッフ
同期方式の無線送信装置を構成する。
【0057】まず、図2に示した発明が適用された第3
の実施例の第1部分の概要を図8を参照して説明する。
図中、発振器(OSC)41がシステム1,2に共用さ
れ、発振器41、1/Nカウンタ42、および1/Mカ
ウンタ43が、システム1側のフレームタイミング信号
発生手段4aを構成し、発振器41、1/Nカウンタ4
4、および1/Mカウンタ45が、システム2側のフレ
ームタイミング信号発生手段4bを構成する。1/Nカ
ウンタ42,44はサブフレームタイミングを発生し、
1/Mカウンタ43,45はマルチフレームタイミング
を発生する。そして、一方の1/Mカウンタ43のキャ
リーアウトで他方の1/Nカウンタ44および1/Mカ
ウンタ45をリセットして、1/Nカウンタ42、1/
Mカウンタ43、1/Nカウンタ44、および1/Mカ
ウンタ45が同期動作するようにしている。これによ
り、システム1,2におけるフレーム位相が一致する。
【0058】つぎに、図3に示した発明が適用された第
3の実施例の第2部分の概要を、図3を参照して説明す
る。第3の実施例の第2部分は、冗長構成の各送信符号
処理部7,8に設けられ、スタッフィングによる入力デ
ータ信号の速度変換を行う速度変換手段7a,8aと、
各送信符号処理部7,8に設けられ、対応の速度変換手
段に書込タイミング信号を供給する書込タイミング信号
供給手段7b,8bと、各送信符号処理部7,8に設け
られ、対応の速度変換手段に読出タイミング信号を供給
する読出タイミング信号供給手段7c,8cと、一方の
送信符号処理部7の書込タイミング信号供給手段7bの
出力タイミング信号に基づき他方の送信符号処理部8の
書込タイミング信号供給手段8bをリセットするととも
に、一方の送信符号処理部7の読出タイミング信号供給
手段8cの出力タイミング信号に基づき他方の送信符号
処理部8の読出タイミング信号供給手段8cをリセット
し、一方の送信符号処理部7の速度変換手段7aでのス
タッフィング位相を他方の送信符号処理部8の速度変換
手段8aでのスタッフィング位相と一致させるリセット
手段9とから構成される。
【0059】こうした構成において、リセット手段9
が、一方の送信符号処理部7の書込タイミング信号供給
手段7bの出力タイミング信号の位相と、他方の送信符
号処理部8の書込タイミング信号供給手段8bの出力タ
イミング信号の位相とを一致させるとともに、一方の送
信符号処理部7の読出タイミング信号供給手段7cの出
力タイミング信号の位相と、他方の送信符号処理部8の
読出タイミング信号供給手段8cの出力タイミング信号
の位相とを一致させる。したがって、一方の送信符号処
理部7の速度変換手段7aに含まれるスタッフィング用
の位相比較器の動作が、一方の送信符号処理部8の速度
変換手段8aに含まれるスタッフィング用の位相比較器
の動作と一致する。もともと、各位相比較器は、自己の
書込クロックおよび読出クロックの位相差がある値にな
ったときにスタッフ要求信号を出力するものであるの
で、一方の送信符号処理部7の速度変換手段7aでのス
タッフィング位相が他方の送信符号処理部8の速度変換
手段8aでのスタッフィング位相と一致する。これによ
り、一方の送信符号処理部7から他方の送信符号処理部
8への無瞬断切替えが可能となる。
【0060】図9は、第3の実施例のうちの上記の第1
部分および第2部分の読出側の構成に関する詳細な回路
図である。第3の実施例の回路は、図15に示す回路と
基本的には同じ構成であるので、図9では、相違する構
成部分を主に表示し、図15に示す回路と同じ部分には
同じ符号を付して、それらの説明を省略する。
【0061】図9では、一方(システム1)のデータ処
理部104aのAND回路249,247、1/Nカウ
ンタ242、フレームビット発生部214、1/Mカウ
ンタ243、スクランブルパターン発生部213、D−
フリップフロップ239,240に対応して、他方(シ
ステム2)のデータ処理部104bのAND回路249
b,247b、1/Nカウンタ242b、フレームビッ
ト発生部214b、1/Mカウンタ243b、スクラン
ブルパターン発生部213b、D−フリップフロップ2
39b,240bが図示される。
【0062】第3の実施例では、リセット回路50が新
たに設けられる。すなわち、システム1側の1/Mカウ
ンタ243の出力がシステム2側の1/Mカウンタ24
3bおよび1/Nカウンタ242bのリセット(R)端
子へ送られる。
【0063】また、システム1側のD−フリップフロッ
プ239のQ出力S21とD−フリップフロップ240
のQ出力S23とがNAND回路51へ入力される。そ
してシステム1,2共用の発振器219の出力が、イン
バータ52,53を経由してNAND回路51へ入力さ
れる。NAND回路51の出力はOR回路54へ送られ
る。同様に、システム2側のD−フリップフロップ23
9bのQ出力S21bとD−フリップフロップ240b
のQ出力S23bとがNAND回路55へ入力される。
そしてシステム1,2共用の発振器219の出力が、イ
ンバータ56,57を経由してNAND回路55へ入力
される。NAND回路55の出力はOR回路58へ送ら
れる。
【0064】OR回路54,58には、切替え制御部1
24等から選択制御信号がそれぞれ送られる。すなわ
ち、システム1が現用系として選択されているときに
は、OR回路58にHレベル信号が送られるとともに、
OR回路54にLレベル信号が送られ、また、システム
2が現用系として選択されているときには、OR回路5
4にHレベル信号が送られるとともに、OR回路58に
Lレベル信号が送られる。OR回路54の出力はD−フ
リップフロップ239b,240bの各S入力端子へ送
られ、OR回路58の出力はD−フリップフロップ23
9,240の各S入力端子へ送られる。
【0065】こうした構成において、まず、システム1
側の1/Mカウンタ243のLレベルのキャリーアウト
出力をそのままシステム2側の1/Mカウンタ243b
および1/Nカウンタ242bのリセット端子へ出力す
る。したがって、システム1側の1/Mカウンタ243
と、システム2側の1/Mカウンタ243bおよび1/
Nカウンタ242bとが同期動作を行う。これにより、
システム1,2において、一方のデータ信号のフレーム
位相と、他方のデータ信号のフレーム位相とが一致す
る。
【0066】そして、例えば、システム1が現用系であ
って、OR回路58にHレベル信号が送られるととも
に、OR回路54にLレベル信号が送られているとす
る。そして、D−フリップフロップ239,240,2
39b,240bはいずれも、S入力端子にHレベル信
号が入力されているときには、その信号の影響を受けな
いが、Lレベル信号が入力されたときには、Q出力端子
からHレベル信号を出力し、反転Q出力端子からLレベ
ル信号を出力するものとする。
【0067】この場合、OR回路58はHレベル信号を
D−フリップフロップ239,240の各S入力端子へ
出力するので、システム1側のD−フリップフロップ2
39,240はシステム2側のNAND回路55の出力
の影響を受けない。一方、OR回路54はNAND回路
51の出力をそのままD−フリップフロップ239b,
240bの各S入力端子へ出力する。NAND回路51
は、信号S21,S23および発振器219の出力がと
もにHレベルのときにLレベル信号を出力し、これが、
システム2側のD−フリップフロップ239b,240
bの各S入力端子へ出力される。したがって、システム
1側の信号S21,S23および発振器219の出力が
ともにHレベルのときに、システム2側の信号S21
b,23bがHレベルになる。すなわち、システム1,
2において、スタッフィングを行う速度変換回路の読出
側クロックが同期動作することになる。なお、システム
2が現用系であって、OR回路54にHレベル信号が送
られるとともに、OR回路58にLレベル信号が送られ
ている場合は、システム1とシステム2とが反転するだ
けで、動作は同じである。
【0068】図10は、第3の実施例のうちの上記の第
2部分の書込側の構成に関する詳細な回路図である。第
3の実施例の回路は、図15に示す回路と基本的には同
じ構成であるので、図10では、相違する構成部分を主
に表示し、図15に示す回路と同じ部分には同じ符号を
付して、それらの説明を省略する。
【0069】図10では、一方(システム1)のデータ
処理部104aのD−フリップフロップ224,24
4,245に対応して、他方(システム2)のデータ処
理部104bのD−フリップフロップ224b,244
b,245bが図示される。
【0070】第3の実施例では、リセット回路60が新
たに設けられる。すなわち、システム1側のD−フリッ
プフロップ244のQ出力S11とD−フリップフロッ
プ245のQ出力S13とがNAND回路61へ入力さ
れる。そしてD−フリップフロップ224のQ出力S4
が、インバータ62,63を経由してNAND回路61
へ入力される。NAND回路61の出力はOR回路64
へ送られる。同様に、システム2側のD−フリップフロ
ップ244bのQ出力S11bとD−フリップフロップ
245bのQ出力S13bとがNAND回路65へ入力
される。そしてD−フリップフロップ224bのQ出力
S4bが、インバータ66,67を経由してNAND回
路65へ入力される。NAND回路65の出力はOR回
路68へ送られる。
【0071】OR回路64,68には、切替え制御部1
24等から選択制御信号がそれぞれ送られる。すなわ
ち、システム1が現用系として選択されているときに
は、OR回路68にHレベル信号が送られるとともに、
OR回路64にLレベル信号が送られ、また、システム
2が現用系として選択されているときには、OR回路6
4にHレベル信号が送られるとともに、OR回路68に
Lレベル信号が送られる。OR回路64の出力はD−フ
リップフロップ244b,245bの各S入力端子へ送
られ、OR回路68の出力はD−フリップフロップ24
4,245の各S入力端子へ送られる。
【0072】こうした構成において、例えば、システム
1が現用系であって、OR回路68にHレベル信号が送
られるとともに、OR回路64にLレベル信号が送られ
ているとする。そして、D−フリップフロップ244,
245,244b,245bはいずれも、S入力端子に
Hレベル信号が入力されているときには、その信号の影
響を受けないが、Lレベル信号が入力されたときには、
Q出力端子からHレベル信号を出力し、反転Q出力端子
からLレベル信号を出力するものとする。
【0073】この場合、OR回路68はHレベル信号を
D−フリップフロップ244,245の各S入力端子へ
出力するので、システム1側のD−フリップフロップ2
44,245はシステム2側のNAND回路65の出力
の影響を受けない。一方、OR回路64はNAND回路
61の出力をそのままD−フリップフロップ244b,
245bの各S入力端子へ出力する。NAND回路61
は、信号S11,S13,S4がともにHレベルのとき
にLレベル信号を出力し、これが、システム2側のD−
フリップフロップ244b,245bの各S入力端子へ
出力される。したがって、システム1側の信号S11,
S13,S4がともにHレベルのときに、システム2側
の信号S11b,13bがHレベルになる。すなわち、
システム1,2において、スタッフィングを行う速度変
換回路の書込側クロックが同期動作することになる。な
お、システム2が現用系であって、OR回路64にHレ
ベル信号が送られるとともに、OR回路68にLレベル
信号が送られている場合は、システム1とシステム2と
が反転するだけで、動作は同じである。
【0074】かくして、第3の実施例では、システム
1,2において、フレーム位相が一致し、また、スタッ
フィングを行う速度変換回路の書込側のクロックが同期
動作するとともに、読出側のクロックが同期動作するこ
とにより、スタッフィング位相が一致する。したがっ
て、データ列が一致していれば、現用系から予備系への
無瞬断切替えが可能となる。
【0075】なお、上記いずれの実施例でも、直列並列
変換部において入力信号を2つに変換しているが、これ
は4PSK変調を行うことに起因しており、他の変調方
式の場合には変換数はさらに多くなることもあり得る。
そうした場合でも、本発明は適用可能である。
【0076】また、フレーム位相の一致のために、シス
テム1,2においてサブフレームタイミングおよびマル
チフレームタイミングの各一致を行うようにしている
が、フレーム構成が単一の場合には、単にフレームタイ
ミングの一致を行うだけでよい。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明の従属同期方
式の無線送信装置では、現用系のデータ処理部と予備系
のデータ処理部とにおいて一方の系のクロック分周器の
出力に基づいて他方の系のクロック分周器をリセットす
ることにより両系のデータ列を一致させ,かつ、一方の
系のフレームタイミング信号発生器の出力に基づいて他
方の系のフレームタイミング信号発生器をリセットする
ことにより両系のフレーム位相を一致させた。これによ
り、現用系から予備系への無瞬断切替えが可能となる。
【0078】また、本発明のスタッフ同期方式の無線送
信装置では、現用系のデータ処理部と予備系のデータ処
理部とにおいて上記のように両系のデータ列、フレーム
位相を一致させ,かつ、書込クロックおよび読出クロッ
クを両系で同期することにより、スタッフィングのため
の両系の位相比較器の動作を一致させてスタッフィング
位相を一致させた。これにより、現用系から予備系への
無瞬断切替えが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の原理説明図である。
【図2】本発明の第2の原理説明図である。
【図3】本発明の第3の原理説明図である。
【図4】第1の実施例の要部説明図である。
【図5】第1の実施例の回路図である。
【図6】第2の実施例の要部説明図である。
【図7】第2の実施例の回路図である。
【図8】第3の実施例の第1の要部説明図である。
【図9】第3の実施例の読出側回路図である。
【図10】第3の実施例の書込側回路図である。
【図11】従来の無線装置の構成図である。
【図12】従属同期方式のDPU内部構成図である。
【図13】速度変換部等の回路図である。
【図14】スタッフ同期方式のDPU内部構成図であ
る。
【図15】速度変換部等の回路図である。
【図16】DPU各部のタイミングチャートである。
【図17】DPU各部のタイミングチャートである。
【図18】従来のデータ列が異なる場合を示す図であ
り、(A)はシステム1側のデータ列を示し、(B)は
システム2側のデータ列を示す。
【図19】従来のフレーム位相が異なる場合を示す図で
ある。
【図20】従来のフタッフィング位相が異なる場合を示
す図である。
【符号の説明】 1 送信符号処理部 1a 直列並列変換手段 1b クロック分周手段 2 送信符号処理部 2a 直列並列変換手段 2b クロック分周手段 3 リセット手段 4 送信符号処理部 4a フレームタイミング信号発生手段 4b フレーム構成手段 5 送信符号処理部 5a フレームタイミング信号発生手段 5b フレーム構成手段 6 リセット手段6 7 送信符号処理部 7a 速度変換手段 7b 書込タイミング信号供給手段 7c 読出タイミング信号供給手段 8 送信符号処理部 8a 速度変換手段 8b 書込タイミング信号供給手段 8c 読出タイミング信号供給手段 9 リセット手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冗長構成の送信符号処理部を少なくとも
    備えたホットスタンバイ方式の無線送信装置において、 各送信符号処理部に設けられ、1つの入力データ信号を
    複数のデータ信号に変換する直列並列変換手段と、 前記各送信符号処理部に設けられ、入力クロック信号を
    分周して対応の直列並列変換手段へクロック信号として
    供給するクロック分周手段と、 一方の送信符号処理部のクロック分周手段の出力クロッ
    ク信号に基づき他方の送信符号処理部のクロック分周手
    段をリセットし、前記一方の送信符号処理部の直列並列
    変換手段から出力される各データ信号のデータ列を前記
    他方の送信符号処理部の直列並列変換手段から出力され
    る各データ信号のデータ列とそれぞれ一致させるリセッ
    ト手段と、 を有することを特徴とする無線送信装置。
  2. 【請求項2】 冗長構成の送信符号処理部を少なくとも
    備えたホットスタンバイ方式の無線送信装置において、 各送信符号処理部に設けられ、フレームタイミング信号
    を発生するフレームタイミング信号発生手段と、 前記各送信符号処理部に設けられ、対応のフレームタイ
    ミング信号発生手段からのフレームタイミング信号に基
    づき入力データ信号をフレーム構成にして出力するフレ
    ーム構成手段と、 一方の送信符号処理部のフレームタイミング信号発生手
    段の出力タイミング信号に基づき他方の送信符号処理部
    のフレームタイミング信号発生手段をリセットし、前記
    一方の送信符号処理部のフレーム構成手段から出力され
    るデータ信号のフレーム位相を前記他方の送信符号処理
    部のフレーム構成手段から出力されるデータ信号のフレ
    ーム位相と一致させるリセット手段と、 を有することを特徴とする無線送信装置。
  3. 【請求項3】 前記各フレームタイミング信号発生手段
    は、サブフレームタイミング信号を発生するサブフレー
    ムタイミング信号発生手段と、マルチフレームタイミン
    グ信号を発生するマルチフレームタイミング信号発生手
    段とをそれぞれ含み、前記リセット手段は、現用系のマ
    ルチフレームタイミング信号発生手段の出力信号に基づ
    き、予備系のサブフレームタイミング信号発生手段およ
    びマルチフレームタイミング信号発生手段をリセットす
    ることを特徴とする請求項2記載の無線送信装置。
  4. 【請求項4】 前記無線送信装置が従属同期方式である
    場合には、前記無線送信装置は、前記各送信符号処理部
    に設けられた、入力クロック信号に同期するPLL回路
    を有し、前記各フレームタイミング信号発生手段は、対
    応のPLL回路の出力信号に基づきフレームタイミング
    信号をそれぞれ発生することを特徴とする請求項2記載
    の無線送信装置。
  5. 【請求項5】 前記無線送信装置がスタッフ同期方式で
    ある場合には、前記無線送信装置は、前記各送信符号処
    理部に共用の発振器を有し、前記各フレームタイミング
    信号発生手段は、前記発振器の出力信号に基づきフレー
    ムタイミング信号をそれぞれ発生することを特徴とする
    請求項2記載の無線送信装置。
  6. 【請求項6】 冗長構成の送信符号処理部を少なくとも
    備えたホットスタンバイ方式の無線送信装置において、 各送信符号処理部に設けられ、1つの入力データ信号を
    複数のデータ信号に変換する直列並列変換手段と、 前記各送信符号処理部に設けられ、入力クロック信号を
    分周して対応の直列並列変換手段へクロック信号として
    供給するクロック分周手段と、 一方の送信符号処理部のクロック分周手段の出力クロッ
    ク信号に基づき他方の送信符号処理部のクロック分周手
    段をリセットし、前記一方の送信符号処理部の直列並列
    変換手段から出力される各データ信号のデータ列を前記
    他方の送信符号処理部の直列並列変換手段から出力され
    る各データ信号のデータ列と一致させる第1のリセット
    手段と、 前記各送信符号処理部に設けられ、フレームタイミング
    信号を発生するフレームタイミング信号発生手段と、 前記各送信符号処理部に設けられ、対応のフレームタイ
    ミング信号発生手段からのフレームタイミング信号に基
    づき入力データ信号をフレーム構成にして出力するフレ
    ーム構成手段と、 一方の送信符号処理部のフレームタイミング信号発生手
    段の出力タイミング信号に基づき他方の送信符号処理部
    のフレームタイミング信号発生手段をリセットし、前記
    一方の送信符号処理部のフレーム構成手段から出力され
    る各データ信号のフレーム位相を前記他方の送信符号処
    理部のフレーム構成手段から出力される各データ信号の
    フレーム位相と一致させる第2のリセット手段と、 を有することを特徴とする無線送信装置。
  7. 【請求項7】 冗長構成の送信符号処理部を少なくとも
    備えてホットスタンバイ方式で作動するとともに、前記
    各送信符号処理部ではスタッフ同期方式により同期をと
    る無線送信装置において、 前記各送信符号処理部に設けられ、スタッフィングによ
    る入力データ信号の速度変換を行う速度変換手段と、 前記各送信符号処理部に設けられ、対応の速度変換手段
    に書込タイミング信号を供給する書込タイミング信号供
    給手段と、 前記各送信符号処理部に設けられ、対応の速度変換手段
    に読出タイミング信号を供給する読出タイミング信号供
    給手段と、 一方の送信符号処理部の書込タイミング信号供給手段の
    出力タイミング信号に基づき他方の送信符号処理部の書
    込タイミング信号供給手段をリセットするとともに、前
    記一方の送信符号処理部の読出タイミング信号供給手段
    の出力タイミング信号に基づき前記他方の送信符号処理
    部の読出タイミング信号供給手段をリセットし、前記一
    方の送信符号処理部の速度変換手段でのスタッフィング
    位相を前記他方の送信符号処理部の速度変換手段でのス
    タッフィング位相と一致させるリセット手段と、 を有することを特徴とする無線送信装置。
  8. 【請求項8】 冗長構成の送信符号処理部を少なくとも
    備えてホットスタンバイ方式で作動するとともに、前記
    各送信符号処理部ではスタッフ同期方式により同期をと
    る無線送信装置において、 前記各送信符号処理部に設けられ、1つの入力データ信
    号を複数のデータ信号に変換する直列並列変換手段と、 前記各送信符号処理部に設けられ、入力クロック信号を
    分周して対応の直列並列変換手段へクロック信号として
    供給するクロック分周手段と、 一方の送信符号処理部のクロック分周手段の出力クロッ
    ク信号に基づき他方の送信符号処理部のクロック分周手
    段をリセットし、前記一方の送信符号処理部の直列並列
    変換手段から出力される各データ信号のデータ列を前記
    他方の送信符号処理部の直列並列変換手段から出力され
    る各データ信号のデータ列と一致させる第1のリセット
    手段と、 前記各送信符号処理部に設けられ、フレームタイミング
    信号を発生するフレームタイミング信号発生手段と、 前記各送信符号処理部に設けられ、対応のフレームタイ
    ミング信号発生手段からのフレームタイミング信号に基
    づき入力データ信号をフレーム構成にして出力するフレ
    ーム構成手段と、 一方の送信符号処理部のフレームタイミング信号発生手
    段の出力タイミング信号に基づき他方の送信符号処理部
    のフレームタイミング信号発生手段をリセットし、前記
    一方の送信符号処理部のフレーム構成手段から出力され
    る各データ信号のフレーム位相を前記他方の送信符号処
    理部のフレーム構成手段から出力される各データ信号の
    フレーム位相と一致させる第2のリセット手段と、 前記各送信符号処理部に設けられ、スタッフィングによ
    る入力データ信号の速度変換を行う速度変換手段と、 前記各送信符号処理部に設けられ、対応の速度変換手段
    に書込タイミング信号を供給する書込タイミング信号供
    給手段と、 前記各送信符号処理部に設けられ、対応の速度変換手段
    に読出タイミング信号を供給する読出タイミング信号供
    給手段と、 一方の送信符号処理部の書込タイミング信号供給手段の
    出力タイミング信号に基づき他方の送信符号処理部の書
    込タイミング信号供給手段をリセットするとともに、前
    記一方の送信符号処理部の読出タイミング信号供給手段
    の出力タイミング信号に基づき前記他方の送信符号処理
    部の読出タイミング信号供給手段をリセットし、前記一
    方の送信符号処理部の速度変換手段でのスタッフィング
    位相を前記他方の送信符号処理部の速度変換手段でのス
    タッフィング位相と一致させる第3のリセット手段と、 を有することを特徴とする無線送信装置。
JP7026633A 1994-11-07 1995-02-15 無線送信装置 Withdrawn JPH08223085A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010130638A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Oki Electric Ind Co Ltd クロック無瞬断切替装置およびその動作方法
JP2017098811A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 日本電気株式会社 変調装置、変調器及び切替え方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010130638A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Oki Electric Ind Co Ltd クロック無瞬断切替装置およびその動作方法
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