JPH08223067A - 携帯形無線機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】折りたたみ式の開閉蓋１と、充電可能な電池２
と、太陽電池からなり、折りたたみ式の開閉蓋１に装着
した太陽電池から充電を可能とする手段を具備する。 【効果】近くに交流電源、直流電源などの充電機が無く
ても、折りたたみ式の開閉蓋に装着した太陽電池から充
電電池に簡単に充電が出来る。又、開閉蓋の開閉の光の
量に応じた太陽電池の電圧変化を出すことができ、開閉
蓋の切り換えスイッチとして動作させることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は携帯形無線機に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のこの種の装置は、本体に充電可能
な電池が取り付けられるようになっており、本体又は電
池の充電用外部端子から、交流電源の充電機により充電
している。電池の充電方法は充電機のみとなっている。
充電を充電機からと、太陽電池からと、両方可能とする
手段を設けたものは無い。

【０００３】従来の充電のブロック図を図７に示す。充
電端子１４から充電機１９により充電電池１５へ充電す
るようにしている。

【０００４】又、外観は操作ボタン保護用の折りたたみ
式の開閉蓋を取り付けたものと収納用の折りたたみ式と
したものがある。

【０００５】従来のこのような構造のものは(株)リック
テレコム発売のテレコミュニケーション増刊号平成６年
４月１１日発行に多数（特に６７ページ）記載されてい
る。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】充電用外部端子から、
充電機により充電して充電電池を充電して使用するが、
携帯して使用するため電池が消費してくると、充電が必
要となり、手元に充電機が無いと不自由することが多
い。

【０００７】本発明の目的は、近くに充電機が無くて
も、簡単に充電が出来、使い易い携帯形無線機器を提供
することにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は折りたたみ式の開閉蓋と、充電可能な電池
と、太陽電池からなり、折りたたみ式の開閉蓋に装着し
た太陽電池から充電を可能とする手段を具備する。

【０００９】

【作用】折りたたみ式の開閉蓋に装着した太陽電池から
充電電池に充電する。又、太陽電池の開閉蓋に装着する
位置により、開閉蓋の開閉の光の量に応じた太陽電池の
電圧変化を出すことが出来、切り換えスイッチとして動
作させることが出来る。

【００１０】

【実施例】以下、本発明の一実施例を図により説明す
る。図１及び図２は本発明の一実施例を示す。

【００１１】図１は携帯形無線電話機の斜視図を示す。
本体３に充電可能な充電電池２が取り付けられるように
してある。開閉蓋１は折りたたみ用ジョイント４により
開閉可能な構造で取り付けられるようにしてある。この
図は折りたたんだ状態を示す。

【００１２】図２は図１の折りたたんだ状態から開いた
状態を示す。本体３には携帯形無線電話機としてのスピ
ーカ５，表示部６，操作キー７，マイク８等が取り付け
られている。開閉蓋１の内側に太陽電池９を取り付けた
構造とした。

【００１３】図３は開閉蓋１の外側に太陽電池１０を取
り付けた構造の一実施例を示す。

【００１４】図４は図３の折りたたんだ状態から開いた
状態を示す。

【００１５】図５は充電可能な充電電池２の外側に太陽
電池１１を取り付けた構造の一実施例を示す。充電可能
な充電電池２には充電端子１２を取り付けた構造として
ある。

【００１６】図６は本体３の内側に太陽電池１３を取り
付けた構造の一実施例を示す。

【００１７】図８は充電のブロック図を示す。充電端子
１４から充電機１９により充電電池１５へ充電する手段
と太陽電池１６から充電する手段を持たせている。これ
により充電を両方可能とした。

【００１８】図９は図８を元に、太陽電池１６からの出
力電圧変化を検出する電圧検出部１７と電圧変化により
切り替わる切り換え回路１８を設けた一実施例を示す。
電圧検出部により、たとえば、図２のように太陽電池９
を取り付けた構造とすると、開閉蓋１の開閉により太陽
電池９からの出力電圧は閉じたときは最小となる。また
開いたときは最大となる。この出力電圧変化を電圧検出
部１７により検出し切り換え回路１８により切り換えを
行う。これにより開閉蓋の開閉で切り換えスイッチとし
て動作させることを可能とした。

【００１９】

【発明の効果】本発明によれば、近くに交流電源、直流
電源などの充電機が無くても、折りたたみ式の開閉蓋に
装着した太陽電池から充電電池に簡単に充電が出来る。
又、太陽電池の開閉蓋に装着する位置により、開閉蓋の
開閉の光の量に応じた太陽電池の電圧変化を出すことが
でき、開閉蓋の切り換えスイッチとして動作させること
が出来る。使い易い携帯形無線機器を提供することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す斜視図。

【図２】本発明の一実施例を示す斜視図。

【図３】本発明の第二実施例を示す斜視図。

【図４】本発明の第二実施例を示す斜視図。

【図５】本発明の第三実施例を示す斜視図。

【図６】本発明の第三実施例を示す斜視図。

【図７】従来のブロック図。

【図８】本発明の一実施例を示すブロック図。

【図９】本発明の他の実施例を示すブロック図。

【符号の説明】

１…開閉蓋、２，１５…充電電池、３…本体、４…折り
たたみ用ジョイント。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】折りたたみ式の開閉蓋と、着脱可能で充電
   可能な電池と、太陽電池とからなり、前記折りたたみ式
   の開閉蓋に装着した前記太陽電池から充電を可能とする
   手段と、外部電源より充電を可能とする手段を具備した
   ことを特徴とする携帯形無線機。
2. 【請求項２】請求項１において、前記折りたたみ式の開
   閉蓋の開閉による、前記太陽電池の電圧変化を利用した
   切り換え回路を具備した携帯形無線機。
3. 【請求項３】請求項１において、前記太陽電池を、着脱
   可能で充電可能な電池の一部に組み込んだ携帯形無線
   機。