JPH08221718A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

Info

Publication number
JPH08221718A
JPH08221718A JP3106995A JP3106995A JPH08221718A JP H08221718 A JPH08221718 A JP H08221718A JP 3106995 A JP3106995 A JP 3106995A JP 3106995 A JP3106995 A JP 3106995A JP H08221718 A JPH08221718 A JP H08221718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
head
yoke
recording medium
yokes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3106995A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Aoshima
賢一 青島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3106995A priority Critical patent/JPH08221718A/ja
Publication of JPH08221718A publication Critical patent/JPH08221718A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気ディスク装置の記録/再生に用いられるヨ
ークタイプ磁気抵抗効果型磁気ヘッドに関し、再生時に
磁気ヘッドからの漏洩磁界の発生をなくし、再生効率を
高め、単峰波形のMR出力を得る。 【構成】先端部22が記録媒体26に対面して記録媒体
26の磁化を検出する、間隔をおいて対向する2つの磁
気ヨーク21a,21bと、2つの磁気ヨーク21a,21bと
電気的に絶縁され、かつ磁気的に結合されて、2つの磁
気ヨーク21a,21bの間を橋渡しする磁気抵抗効果型素
子23と、一方の磁気ヨーク21a又は21bからの方から
他方の磁気ヨーク21b又は21aの方に向かって磁気抵抗
効果型素子23にセンス電流Isを流す電極24a,24b
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッドに関し、よ
り詳しくは、磁気ディスク装置の記録/再生に用いられ
るヨークタイプ磁気抵抗効果型磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの外部記憶装置であ
る磁気ディスク装置の高速化、大容量化に伴い、高性能
の磁気ヘッドを用いた高密度記録方式が要望されてい
る。この要望を満足するものとして、記録媒体の速度に
依存せず、高い出力が得られるMRヘッドが用いられ、
また水平記録に代わり高い記録密度が得られる垂直記録
方式が注目されている。
【0003】垂直記録方式では、高い記録密度を達成す
るため、記録時及び再生時に磁気ヘッドの浮上量を少な
くして出来るだけ記録媒体に接近させる必要がある。こ
のため、磁気ヘッドと記録媒体が接触する場合がある。
そのような場合、記録媒体との対向面にMR素子が露出
するシールド型インギャップMRヘッドでは、それらの
接触によりMR素子から記録媒体に放電するため、不適
当である。
【0004】このような場合に適したMRヘッドとして
ヨーク型MRヘッドやフラックスガイド型MRヘッドが
ある。いずれも、ヘッドの先端部を記録媒体と接触させ
ながら再生することが可能である。ヨーク型MRヘッド
は磁気ヨークとMR素子で磁気回路ループを構成する。
図6(b)に示すように、2つの磁気ヨーク1,2がギ
ャップを介して対向し、ヘッドの先端部3では、記録媒
体からの磁束を一方の磁気ヨーク1又は2に入れるた
め、磁気ヨーク1,2間が再生ギャップ3aとなってい
る。2つの磁気ヨーク1,2は他端で接触している。
【0005】また、記録媒体7からヘッドの先端部3に
入ってきた磁束の経路の途中で一方の磁気ヨーク2が途
切れて磁気ヨーク2a,2b間にMR素子4が介在して
いる。MR素子4はヘッドの先端部3から離れたところ
に形成され、磁気ヨーク2a,2bとは電気的に絶縁さ
れている。更に、ギャップ内には記録磁界を発生させる
コイル5が形成されている。コイル5はコイル5に流す
電流の方向が磁気回路ループに直交するように配置さ
れ、記録磁界を磁気回路ループに沿って流す。
【0006】ヨーク型MRヘッドを用いて垂直記録媒体
を再生する場合、MR素子4にセンス電流を流してお
く。センス電流Isは、図6(a)に示すように、磁束
φM の流れの方向に対して直交する方向に流す。そし
て、記録媒体7の隣接ビットに磁化方向の異なる信号磁
化があった場合にヘッドの先端部3の磁気ヨーク2aか
ら磁束φM が入って磁気回路ループに流れる。その磁束
φM によりMR素子4の磁気抵抗が変化するので、その
抵抗変化を電圧変化に変換して検出する。隣接ビットの
差信号を検出しているため、検出信号の波形は図3に示
すような単峰波形となる。復調時にはその単峰波形を更
に1回微分して検出する。
【0007】また、フラックスガイド型MRヘッドは、
図7(a)に示すように、MR素子11が2つの磁気シ
ールド8,9間のギャップ内に置かれ、しかも記録媒体
7と対面するヘッドの先端部10から離れたところに配
置されている。ヘッドの先端部10では、MR素子11
に記録媒体7からの磁束を導くため、MR素子11と磁
気的に結合し、かつ電気的に絶縁したフラックスガイド
(FG)12a,12bがギャップ10a内に露出している。
更に、ギャップ内には記録磁界を発生させるコイル5が
形成されている。コイル5はコイル5に流す電流方向が
磁気回路ループに直交するように配置され、記録磁界を
磁気回路ループに沿って流す。
【0008】フラックスガイド型MRヘッドを用いて垂
直記録媒体7を再生する場合、MR素子11にセンス電
流を流しておく。記録媒体のビットに記録された信号磁
化は、図7(b)に示すように、ヘッドの先端部10の
フラックスガイド12aに入り、MR素子11によって検
出される。ビットの信号をそのまま検出しているため、
図7(c)に示すように、検出信号の波形は矩形波とな
る。従って、復調時にはその矩形波を2回微分して検出
する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ヨーク型MRヘッドを用いた場合、ヨーク型MRヘッド
の構造上、磁気ヨーク長が長いため、磁束のロス等があ
り、効率が悪い。磁気ヨーク長を短くするためMR素子
4の介在する箇所を先端部に近づけようとしても、ギャ
ップ内は限られたスペースとなっていため、限界があ
る。
【0010】更に、MR素子4が磁気ヨーク1,2で構
成される磁気回路ループ中に介在し、MR素子4に流す
センス電流Isの方向と磁気回路ループが直交している
ため、センス電流Isが作る磁界によって磁気ヨーク
1,2が磁化し、再生ギャップ3aから磁界が発生す
る。この漏洩磁界は、再生ギャップ3aに対向する記録
媒体7の記録情報を変化させ、或いは消去してしまう危
険性がある。
【0011】また、垂直記録媒体7の再生にフラックス
ガイド型MRヘッドを用いた場合、矩形波しか得られな
いため、復調時にその矩形波を2回微分して検出する必
要があり、回路構成が複雑となる。本発明は、上記の従
来例の問題点に鑑みて創作されたものであり、再生時に
磁気ヘッドからの漏洩磁界の発生をなくし、再生効率を
高め、単峰波形のMR出力を得ることが出来るヨークタ
イプ磁気抵抗効果型磁気ヘッドを提供することを目的と
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題は、第1に、先
端部が記録媒体に対面して該記録媒体の磁化を検出す
る、間隔をおいて対向する2つの磁気ヨークと、前記2
つの磁気ヨークと磁気的に結合されて、該2つの磁気ヨ
ークの間を橋渡しする磁気抵抗効果型素子と、一方の前
記磁気ヨークの方から他方の磁気ヨークの方に向かって
該磁気抵抗効果型素子にセンス電流を流す電極とを備え
たことを特徴とする磁気ヘッドによって達成され、第2
に、前記磁気抵抗効果型素子は、前記センス電流の流れ
る方向と該磁気抵抗効果型素子を磁束が流れる方向とが
一致するように設置されていることを特徴とする第1の
発明に記載の磁気ヘッドによって達成され、第3に、前
記橋渡し箇所の2つの磁気ヨーク間の間隔は前記先端部
の2つの磁気ヨーク間の間隔よりも広くなっていること
を特徴とする第1又は第2の発明のいずれかに記載の磁
気ヘッドによって達成され、第4に、前記磁気抵抗効果
型素子は、前記記録媒体の移動方向に沿う、前記2つの
磁気ヨークの側面に設置されていることを特徴とする第
1乃至第3の発明のいずれかに記載の磁気ヘッドによっ
て達成され、第5に、前記2つの磁気ヨーク及び前記磁
気抵抗効果型素子は再生用の磁気回路のループを形成し
ていることを特徴とする第1乃至第4の発明のいずれか
に記載の磁気ヘッドによって達成され、第6に、第5の
発明に記載の磁気ヘッドは、先端部が前記記録媒体に対
面する単磁極ライトヘッド及びリターンヨークと、前記
単磁極ライトヘッドに記録用の磁束を供給するコイルと
を有する記録用の磁気回路を備えていることを特徴とす
る磁気ヘッドによって達成され、第7に、前記再生用の
磁気回路は、前記単磁極ライトヘッドと前記リターンヨ
ークの間に備えられていることを特徴とする第6の発明
に記載の磁気ヘッドによって達成される。
【0013】
【作用】本発明のヨークタイプ磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ドにおいては、ギャップを介して対向し、先端部が記録
媒体に対面して記録媒体の磁化を検出する2つの磁気ヨ
ークと、これらの2つの磁気ヨークを橋渡しし、一方の
磁気ヨークから他方の磁気ヨークに磁束を導く磁気抵抗
効果素子とを備えている。
【0014】従って、磁気回路ループの途中に磁気抵抗
効果素子が介在することになるので、垂直記録媒体を再
生する場合、隣接ビットの差信号を検出でき、このた
め、検出電圧波形は単峰波形となる。また、磁気抵抗効
果素子に流すセンス電流の方向が、磁束の流れる方向
(磁気回路ループ)と平行になるように設置されてい
る。このため、センス電流により発生する磁界の方向と
磁気回路ループとが直交し、従って、その漏洩磁界によ
る磁束は磁気ヨーク内を流れない。これにより、ヘッド
の先端部の再生ギャップからの漏洩磁界の発生を抑える
ことができるので、記録媒体の再生時に記録媒体に書き
込まれた記録データが消去等されるのを防止し、記録デ
ータの信頼性を高めることが出来る。
【0015】また、磁気ヨークに挟まれたギャップ内で
はなくてギャップ外の磁気ヨークの側面に磁気抵抗効果
型素子が形成されている。従って、磁気抵抗効果素子の
設置場所はギャップ内の空間によって制限を受けないた
め、磁気抵抗効果素子の位置を容易に浮上面付近まで下
げることができる。これにより、磁気回路ループを構成
する磁気ヨーク長を短くすることができるため、磁気ヨ
ーク内を流れる磁束の損失が低減し、再生効率を高めら
れる。
【0016】更に、上記の再生用の磁気回路の他に単磁
極ライトヘッドとリターンヨークと記録磁界発生のため
のコイルとを有するので、一つの磁気ヘッドを用いて記
録/再生を行うことが出来る。また、上記再生用の磁気
回路は単磁極ライトヘッドとリターンヨークの間に備え
られているので、外部磁場の影響を受けにくい。
【0017】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。 (1)本発明の第1の実施例に係る再生用のヨークタイ
プ磁気抵抗効果型磁気ヘッドの説明 図1(a),(b)は、それぞれ本発明の第1の実施例
に係るヨークタイプ磁気抵抗効果型磁気ヘッドの正面図
及び側面図である。なお、記録媒体は図1(b)の側面
図において右から左に移動する。
【0018】図1(a),(b)において、21a,21b
は間隔をおいて対向する磁気ヨークである。これらの磁
気ヨーク21a,21bはそれぞれ幅約1.5μmの帯状の
形状を有するNiFe膜からなる。記録媒体26の移動
方向に沿う面であってMR素子23が形成されるヘッド
の側面で、図1(b)に示すように、2つの磁気ヨーク
21a,21bが間隔をおいて対向する。記録媒体26に対
面する磁気ヨーク21a,21bの先端部22では2つの磁
気ヨーク21a,21b間が再生ギャップ22aとなる。これ
により、記録媒体26の隣接ビットの信号磁化がそれぞ
れの磁気ヨーク21a,21bに入る。
【0019】また、記録媒体26の移動方向に対向する
ヘッドの正面では、図1(a)に示すように、台形を横
にしたような形状を有し、この台形の底辺がMR素子2
3が形成される側面に一致するように配置されている。
記録媒体26と対面する先端部22では、記録媒体26
上の他のトラックに跨がらないように細くなっている。
【0020】23は2つの磁気ヨーク21a,21bと電気
的に絶縁され、かつ磁気的に結合されて、2つの磁気ヨ
ーク21a,21bの間を橋渡しし、一方の磁気ヨーク21a
又は21bから他方の磁気ヨーク21b又は21aに磁束を導
く磁気抵抗効果型素子(以下、MR素子と称する。)で
ある。このMR素子23はヘッドの側面に膜厚約0.1
μmのアルミナ(Al2 3 )膜(絶縁膜)25を介し
て形成されている。
【0021】橋渡し箇所では2つの磁気ヨーク21a,21
b間に直接流れる磁束の流れを抑制し、MR素子23の
みに多数の磁束φM が流れるようにするため、橋渡し箇
所の2つの磁気ヨーク21a,21b間のギャップは、先端
部22の再生ギャップ22aよりも間隔が広くなってい
る。ここで、橋渡し箇所のギャップの間隔は約1μmと
なっており、再生ギャップ22aの間隔は約0.15μm
となっている。ギャップにはアルミナ膜が埋められてい
る。
【0022】24a,24bは、MR素子23の両端部と接
触し、ヘッドの側面に形成された膜厚約0.1μmのA
l膜又はAu膜からなる電極で、MR素子23と接触す
る先端部で幅約3μm,後端部で幅50μmとなってい
る。電極24a,24bは、一方の磁気ヨーク21a又は21b
の方から他方の磁気ヨーク21b又は21aの方に向かって
MR素子23にセンス電流Isを流す。電極24a,24b
間のMR素子23がセンス領域となる。
【0023】上記の磁気ヘッドでは、磁気ヨーク21a−
MR素子23−磁気ヨーク21bで再生用の磁気回路のル
ープを形成し、センス電流Isの流れる方向は磁気回路
ループを流れる磁束φM の流れの方向と一致することに
なる。なお、2つの磁気ヨーク21a,21bは記録媒体の
隣接ビット以外からの磁界をシールドする機能もある。
【0024】次に、上記のヨークタイプMRヘッドの作
成方法について図1(a),(b)及び図2を参照しな
がら説明する。まず、基板上に膜厚約1.5μmのNi
Fe膜を形成した後、上記で説明した正面形状となるよ
うにパターニングし、第1の磁気ヨーク21aを形成す
る。次いで、膜厚約0.15μmのアルミナ膜を形成し
た後、更に、ヘッドの先端部22となる領域以外の領域
に膜厚約1μmのアルミナ膜を形成する。
【0025】次に、膜厚約1.5μmのNiFe膜を形
成した後、上記の正面形状となるようにパターニング
し、第2の磁気ヨーク21bを形成する。次いで、厚いア
ルミナ膜を形成した後、研磨により表面を平坦化する。
このとき、第1及び第2の磁気ヨーク21a,21bはすべ
てアルミナ膜により被覆されている。次に、図2に示す
ように、ヘッドの両側面の近くを切断面として基板をス
クライブする。続いて、ヘッドの側面に第1及び第2の
磁気ヨーク21a,21bが露出するように研磨する。
【0026】次いで、ヘッドの側面に膜厚約0.1μm
のアルミナ膜を形成した後、この上に膜厚約0.02μmの
NiFeCr膜と膜厚約0.01μmのTa膜と膜厚約0.02μmのN
iFe膜とを順に形成する。次に、この多層膜をパター
ニングして、2つの磁気ヨーク21a,21bの間を橋渡し
するMR素子23を形成する。続いて、ヘッドの側面に
膜厚0.1 〜0.3 μmのAl膜又はAu膜を形成した後、
パターニングして、MR素子23の両端部と接触する幅
約3μmの電極24a,24bを形成する。これにより、ヨ
ークタイプ磁気抵抗効果型ヘッドが完成する。
【0027】次に、上記のヨークタイプ磁気抵抗効果型
ヘッドの再生動作について図1(b),図3を参照しな
がら説明する。まず、磁気ヘッドの先端部22を記録媒
体26上に接触させて置いた後、記録媒体26を回転さ
せて、磁気ヘッドの先端部22を記録媒体26上に浮上
させる。このとき、磁気ヘッドの先端部22が記録媒体
26に出来るだけ接近するように磁気ヘッドの浮上力が
調整されている。
【0028】次いで、MR素子23にセンス電流Isを
流す。センス電流Isは、図1(b)に示すように、記
録媒体26の移動方向(この場合、磁気回路ループ内で
磁束の流れる方向と一致する。)と同じ方向に流れる。
このとき、記録媒体26の隣接ビットに磁化方向の異な
る又は強度の異なる信号磁化があった場合に、先端部2
2の磁気ヨーク21a,21bから磁束φM が入って磁気回
路ループに流れる。その磁束φM によりMR素子23の
磁気抵抗が変化するので、その抵抗変化を電圧変化に変
換して検出する。このとき、MR素子23は隣接ビット
の差信号を検出しているため、検出信号の波形は図3に
示すような単峰波形となる。
【0029】次に、その単峰波形は復調回路に入力さ
れ、微分回路により1回微分され、復調される。以上の
ように、本発明の実施例に係る磁気ヘッドにおいては、
間隔をおいて対向し、先端部22が記録媒体26に対面
して記録媒体26の磁化を検出する2つの磁気ヨーク21
a,21bと、これらの2つの磁気ヨーク21a,21bを橋
渡しし、一方の磁気ヨーク21a又は21bから他方の磁気
ヨーク21b又は21aに磁束を導くMR素子23とを備え
ている。
【0030】従って、磁気回路ループの途中にMR素子
23が介在することになるので、垂直記録媒体26を再
生する場合、隣接ビットの差信号を検出でき、このた
め、検出電圧波形は単峰波形となる。また、MR素子2
3に流すセンス電流Isの方向が、磁束φM の流れる方
向(磁気回路ループ)と平行になるように設置されてい
る。このため、センス電流Isにより発生する磁界の方
向と磁気回路ループとが直交し、従って、その漏洩磁界
による磁束は磁気ヨーク21a,21b内を流れない。これ
により、ヘッドの先端部22の再生ギャップ22aからの
漏洩磁界の発生を抑えることができるので、記録媒体2
6の再生時に記録媒体26に書き込まれた記録データが
消去等されるのを防止し、記録データの信頼性を高める
ことが出来る。
【0031】また、2つの磁気ヨーク21a,21bに挟ま
れたギャップ内ではなくてギャップ外の磁気ヨーク21
a,21bの側面にMR素子23が形成されている。従っ
て、MR素子23の設置場所はギャップ内の空間によっ
て制限を受けないため、MR素子23の位置を容易に浮
上面付近まで下げることができる。これにより、磁気回
路ループを構成する磁気ヨーク長を短くすることができ
るため、磁気ヨーク21a,21b内を流れる磁束φM の損
失を低減させ、再生効率を高めることができる。
【0032】なお、上記の実施例では、MR素子23の
橋渡し箇所の磁気ヨーク21a,21b間のギャップの間隔
を再生ギャップ22aの間隔よりも広くしているが、橋渡
し箇所のギャップの間隔と再生ギャップ22aの間隔を等
しくしてもよい。 (2)本発明の第2の実施例に係る記録/再生用の磁気
ヘッドの説明 図4(a),(b)は、上記再生用のヨークタイプMR
ヘッドに単磁極ライトヘッドとリターンヨークと記録用
磁界を発生させるコイルとを備えた、本発明の第2の実
施例に係る記録/再生用の磁気ヘッドの正面図及び側面
図である。また、図5はその斜視図である。なお、記録
媒体26はMR素子23の形成面に平行に移動する。
【0033】図4(a),(b),図5において、29
は磁気ヘッドの正面に設けられた単磁極ライトヘッドで
ある。正面の形状は磁気ヨーク21a,21bと同じく台形
を横にしたような形状を有し、台形の底辺がヘッドの側
面と一致するように形成されている。31は磁気ヘッド
の後面に設けられたリターンヨークである。
【0034】30a,30bは単磁極ライトヘッド29とリ
ターンヨーク31の間を橋渡しして磁気的に結合させる
四角柱状の第1及び第2の磁心パッドである。単磁極ラ
イトヘッド29とリターンヨーク31と第1及び第2の
磁心パッド30a,30bとで記録用の磁気回路ループが形
成される。なお、第1及び第2の磁心パッド30a及び30
bはそれぞれリターンヨーク31及び単磁極ライトヘッ
ド29と直接接触していてもよいし、絶縁膜を介して接
続されていてもよい。
【0035】33は単磁極ライトヘッド29とリターン
ヨーク31の間に設けられ、記録用磁界を発生させるコ
イルである。コイル33は単磁極ライトヘッド29側の
第2の磁心パッド30bの周りを渦巻き状に周回してい
る。コイル33の渦巻き面のうち約1/4が単磁極ライ
トヘッド29に直接面する。コイル33に電流を流すこ
とにより発生した記録磁界はコイル33の中心に挿入さ
れた第2の磁心パッド30bに集められ、第2の磁心パッ
ド30bから単磁極ライトヘッド29に導かれて磁気ヘッ
ドの先端部から記録媒体26に漏洩する。
【0036】また、第1の実施例で説明した再生用の磁
気回路は、単磁極ライトヘッド29とリターンヨーク3
1の間に形成されており、それらの磁気シールド効果に
より外部磁場の影響を受けにくくなっている。上記の本
発明の第2の実施例に係る記録/再生用の磁気ヘッドに
よれば、第1の実施例に係る再生用の磁気回路の他に単
磁極ライトヘッド29とリターンヨーク31と記録磁界
発生のためのコイル33とを有するので、一つの磁気ヘ
ッドを用いて記録/再生を行うことが出来る。
【0037】次に、上記の記録/再生用磁気ヘッドの作
成方法について図4(a),(b)及び図5を参照しな
がら説明する。まず、一部領域に埋め込まれたガラス板
32の板面が露出するフェライト基板31上に膜厚約
0.1μmのアルミナ膜を形成する。フェライト基板3
1は後にリターンヨークとなり、ガラス板32はライト
磁極とリターン用のフェライトとの距離を大きくするた
めに用いる。これにより、リターン用フェライトエッジ
で記録媒体に書き込むことがなくなり、また、書き込み
用磁気ループを読み込み用磁気ループと離すことで書き
込み磁束による読み込みループへの影響を減らし得る。
なお、ガラス板32は絶対必要なものではなく、場合に
よりなくてもよい。
【0038】次いで、膜厚約1.5μmのNiFe膜を
形成した後、パターニングし、前記ガラス板32の上方
に第1の実施例の磁気ヨークの正面形状と同じ形状の第
1の磁気ヨーク21aを形成する。次に、第1の磁気ヨー
ク21aを被覆して厚い膜厚のアルミナ膜を形成した後、
第1の磁気ヨーク21aが露出するまで研磨し、表面を平
坦化する。
【0039】次いで、膜厚0.15μmのアルミナ膜を
形成し、更に再生ギャップとなる領域以外の領域に膜厚
約1μmのアルミナ膜を形成する。次に、膜厚約1.5
μmのNiFe膜を形成した後、パターニングし、第1
の実施例の磁気ヨークの正面形状と同じ形状の第2の磁
気ヨーク21bを形成する。次いで、第2の磁気ヨーク21
bを被覆して厚い膜厚のアルミナ膜を形成した後、第2
の磁気ヨーク21bが露出するまで研磨し、表面を平坦化
する。
【0040】次に、薄い膜厚のアルミナ膜を形成した
後、フェライト基板31上のアルミナ膜にスルーホール
を形成する。続いて、メッキによりスルーホール内をN
iFeで埋めて第1の磁心パッド30aを形成する。更
に、銅膜を形成した後、パターニングして渦巻き状のコ
イル33の中心部と接続する一方の接続配線34aを形成
する。
【0041】次いで、膜厚約0.15μmのアルミナ膜
を形成した後、接続配線34a上にスルーホールを形成す
る。続いて、膜厚約2μmの銅(Cu)膜又は金(A
u)膜を形成した後、パターニングし、前記第1の磁心
パッド30aの軸を中心とする渦巻き状のコイル33を形
成する。このとき、コイル33の中心部はスルーホール
を通して接続配線34aと接続する。また、同時にコイル
33の最外周と接続する接続配線35aを形成する。
【0042】次に、コイル33及び接続配線35aを被覆
して厚い膜厚のアルミナ膜を形成した後、研磨し、表面
を平坦化する。次いで、コイル33の渦巻きの中心部分
のアルミナ膜に直径約40μmのスルーホールを形成し
た後、このスルーホール内にNiFeを埋め込んで、第
1の磁心パッド30aと接続する第2の磁心パッド30bを
形成する。
【0043】次いで、膜厚約0.3μmのNiFe膜も
しくはFeN膜等の軟磁性膜を形成した後、パターニン
グし、第2の磁心パッド30bと接続する単磁極ライトヘ
ッド29を形成する。単磁極ライトヘッド29の正面形
状は台形を横にねかせたような形状で、ヘッドの先端部
は書き込み時に記録媒体26の他のトラックに影響を与
えないように、幅が細くなっている。
【0044】次に、単磁極ライトヘッド29を被覆して
厚い膜厚のアルミナ膜を形成した後、研磨し、表面を平
坦化する。続いて、接続配線34a,35a上のアルミナ膜
に直径約30μmのスルーホールを形成した後、このス
ルーホール内にCu又はAuを埋め込んで、接続配線34
b,35bを形成する。次いで、接続配線34b,35bとそ
れぞれ接続する膜厚約1μm、縦150μm×横250
μmの四角形状のCu膜又はAu膜からなるコイル端子
34c,35cを形成すると、記録/再生用磁気ヘッドが完
成する。
【0045】次に、上記記録/再生用磁気ヘッドの動作
について図4(b)を参照しながら説明する。まず、記
録動作について説明する。記録媒体26は信号が磁気記
録される記録層26bとこの記録層26bの下地の裏打ち層
26aとを有する。記録媒体26を回転させて、記録媒体
26上に磁気ヘッドを浮上させる。続いて、コイル端子
34c,35cを介してコイル33に電流を流すと、記録磁
界が発生し、第2の磁心パッド30b内を磁束φM が流れ
る。このとき、磁界はリターンヨーク31から単磁極ラ
イトヘッド29の向きに発生するとする。
【0046】この磁界による磁束φM は単磁極ライトヘ
ッド29を経由してヘッドの先端部に流れ、先端部で漏
洩磁界が発生する。この漏洩磁界は記録層26bを垂直方
向に磁化するとともに、裏打ち層26aを流れて、リター
ンヨーク31の下部からリターンヨーク31に戻る。こ
れにより、垂直磁気記録が完了する。次いで、再生動作
に移る。再生動作は第1の実施例で説明したと同じよう
に行われる。このとき、再生用の磁気回路は単磁極ライ
トヘッド29とリターンヨーク31により挟まれている
ので、磁気シールド効果が及ぼされ、外部磁場の影響を
受けにくい。このため、再現性のよい再生を行うことが
できる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明の磁気ヘッドにお
いては、ギャップを介して対向し、先端部が記録媒体に
対面して記録媒体の磁化を検出する2つの磁気ヨーク
と、これらの2つの磁気ヨークを橋渡しし、一方の磁気
ヨークから他方の磁気ヨークに磁束を導く磁気抵抗効果
素子とを備えているので、検出電圧波形は単峰波形とな
り、余分な微分回路を省略できる。
【0048】また、磁気抵抗効果素子に流すセンス電流
の方向が、磁束の流れる方向(磁気回路ループ)と平行
になるように設置されているので、センス電流による漏
洩磁界が再生ギャップから発生するのを抑えることがで
きる。これにより、記録媒体の再生時に記録媒体に書き
込まれた記録データが消去等されるのを防止し、記録デ
ータの信頼性を高めることが出来る。
【0049】また、磁気ヨークに挟まれたギャップ内で
はなくてギャップ外の磁気ヨークの側面に磁気抵抗効果
型素子が形成されているので、磁気抵抗効果素子の設置
位置を容易に浮上面付近まで下げることができる。これ
により、磁気回路ループを構成する磁気ヨーク長を短く
することができるため、磁気ヨーク内を流れる磁束の損
失が低減し、再生効率を高められる。
【0050】更に、上記の再生用の磁気回路の他に単磁
極ライトヘッドとリターンヨークと記録磁界発生のため
のコイルとを有するので、一つの磁気ヘッドを用いて記
録/再生を行うことが出来る。また、上記再生用の磁気
回路は単磁極ライトヘッドとリターンヨークの間に備え
ることにより、シールド効果を高め、再現性の良い再生
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る再生用磁気ヘッド
の正面図及び側面図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る再生用磁気ヘッド
の作成工程の一工程について示す平面図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る実施例に係る再生
用磁気ヘッドの出力波形図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る記録/再生用磁気
ヘッドの正面図及び側面図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る記録/再生用磁気
ヘッドの斜視図である。
【図6】従来例に係るヨークタイプMRヘッドの正面図
及び側面図である。
【図7】従来例に係るフラックスガイド型MRヘッドの
側面図、拡大図及び出力波形図である。
【符号の説明】
21a 第1の磁気ヨーク、 21b 第2の磁気ヨーク、 22 ヘッドの先端部、 22a 再生ギャップ、 23 MR素子、 24a,24b 電極、 25 アルミナ膜(絶縁膜)、 26 記録媒体、 26a 裏打ち層、 26b 記録層、 29 単磁極ライトヘッド、 30a 第1の磁心パッド、 30b 第2の磁心パッド、 31 リターンヨーク、 32 ガラス、 33 コイル、 34a,34b,35a,35b 接続配線、 34c,35c コイル端子。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部が記録媒体に対面して該記録媒体
    の磁化を検出する、間隔をおいて対向する2つの磁気ヨ
    ークと、 前記2つの磁気ヨークと磁気的に結合されて、該2つの
    磁気ヨークの間を橋渡しする磁気抵抗効果型素子と、 一方の前記磁気ヨークの方から他方の磁気ヨークの方に
    向かって前記磁気抵抗効果型素子にセンス電流を流す電
    極とを備えたことを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記磁気抵抗効果型素子は、前記センス
    電流の流れる方向と該磁気抵抗効果型素子を磁束が流れ
    る方向とが一致するように設置されていることを特徴と
    する請求項1記載の磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記橋渡し箇所の2つの磁気ヨーク間の
    間隔は前記先端部の2つの磁気ヨーク間の間隔よりも広
    くなっていることを特徴とする請求項1乃至請求項2の
    いずれかに記載の磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記磁気抵抗効果型素子は、前記記録媒
    体の移動方向に沿う、前記2つの磁気ヨークの側面に設
    置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれかに記載の磁気ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記2つの磁気ヨーク及び前記磁気抵
    抗効果型素子は再生用の磁気回路のループを形成してい
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに
    記載の磁気ヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の磁気ヘッドは、先端部
    が前記記録媒体に対面する単磁極ライトヘッド及びリタ
    ーンヨークと、前記単磁極ライトヘッドに記録用の磁束
    を供給するコイルとを有する記録用の磁気回路を備えて
    いることを特徴とする磁気ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記再生用の磁気回路は、前記単磁極ラ
    イトヘッドと前記リターンヨークの間に備えられている
    ことを特徴とする請求項6記載の磁気ヘッド。
JP3106995A 1995-02-20 1995-02-20 磁気ヘッド Withdrawn JPH08221718A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3106995A JPH08221718A (ja) 1995-02-20 1995-02-20 磁気ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3106995A JPH08221718A (ja) 1995-02-20 1995-02-20 磁気ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08221718A true JPH08221718A (ja) 1996-08-30

Family

ID=12321168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3106995A Withdrawn JPH08221718A (ja) 1995-02-20 1995-02-20 磁気ヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08221718A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6636390B2 (en) 2000-03-14 2003-10-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic head and magnetic recording and reproducing system
US7317596B2 (en) * 2005-06-21 2008-01-08 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Magnetic recording disk drive having read head with high cross-track resolution and disk with low bit-aspect-ratio
US7646564B2 (en) * 2005-03-09 2010-01-12 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Perpendicular magnetic recording head for high frequency drive

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6636390B2 (en) 2000-03-14 2003-10-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic head and magnetic recording and reproducing system
US7646564B2 (en) * 2005-03-09 2010-01-12 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Perpendicular magnetic recording head for high frequency drive
US7317596B2 (en) * 2005-06-21 2008-01-08 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Magnetic recording disk drive having read head with high cross-track resolution and disk with low bit-aspect-ratio

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5218497A (en) Magnetic recording-reproducing apparatus and magnetoresistive head having two or more magnetoresistive films for use therewith
US20060256471A1 (en) Magnetic writing pole and a perpendicular writing element
JPH09120507A (ja) 磁気ヘッド・アセンブリ
US20030117749A1 (en) Perpendicular read/write head for use in a disc drive storage system
US5097372A (en) Thin film magnetic head with wide recording area and narrow reproducing area
JPH07272225A (ja) 磁気抵抗性ヘッド
JPH04212709A (ja) 磁気抵抗素子をもつ磁気読み書きヘッド
US5436779A (en) Integrated yoke magnetoresistive transducer with magnetic shunt
US5159511A (en) Biasing conductor for MR head
JP3180785B2 (ja) ヨーク型磁気抵抗効果ヘッド、ヨーク型磁気抵抗効果複合薄膜ヘッドおよび磁気記憶装置
US6671137B2 (en) Magnetoresistive head including earth members
JP3544382B2 (ja) 磁気抵抗トランスデューサ
US5894384A (en) Magnetoresistance effect head in which a magnetoresistance effect element and a soft magnetic film form a single magnetic circuit
US6760190B2 (en) Magnetic head wherein one of multiple insulating layers determines a zero throat level position
KR20050028710A (ko) 자기 기록 헤드
JPH08221718A (ja) 磁気ヘッド
JPH022207B2 (ja)
JPH05151536A (ja) 結合読取/書込磁気ヘツド
JP4081937B2 (ja) 回転型磁気ヘッド装置の製造方法
JP2001101612A (ja) 磁気ヘッド及び磁気記録装置
JPH1125425A (ja) 磁気ヘッド
US5933298A (en) System comprising a magnetic head, measuring device and a current device
JP2863543B2 (ja) 磁気ヘッド
US20020018324A1 (en) Ferromagnetic tunneling magneto-resistive head
JPH07153023A (ja) 読取及び書込用の磁気薄膜ヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020507