JPH08221293A - エミュレータ装置 - Google Patents

エミュレータ装置

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JPH08221293A
JPH08221293A JP7021581A JP2158195A JPH08221293A JP H08221293 A JPH08221293 A JP H08221293A JP 7021581 A JP7021581 A JP 7021581A JP 2158195 A JP2158195 A JP 2158195A JP H08221293 A JPH08221293 A JP H08221293A
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    • G06F11/362Software debugging
    • G06F11/3648Software debugging using additional hardware
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポッド部とエミュレータ部間を接続するバス
の信号線数を削減することができるエミュレータ装置を
得ることを目的とする。 【構成】 ターゲットマイコン4と制御マイコン5間、
ターゲットマイコン4とデバッグ回路6間または制御マ
イコン5とメモリ3間の何れかを共通バス21を介して
接続する制御回路26,27を設けるとともに、制御マ
イコン5とメモリ3間をシリアル回線28を介して接続
するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ポッド部とエミュレ
ータ部がそれぞれ別途の筐体に収納されている一方、ポ
ッド部とエミュレータ部がバスを介して接続されている
エミュレータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のエミュレータ装置を示す構
成図であり、図において、1はデバッグプログラムを実
行する際、開発する基板に実装されるCPU(図示せ
ず)の種類に応じてその基板に出力する信号を変換する
とともに、その基板から読み込んだ信号を標準化するポ
ッド部、2はポッド部1に対してデバッグプログラムの
実行指令を出力するとともに、ポッド部1により標準化
された信号に基づいてポッド部1の実行結果を評価する
エミュレータ部である。
【0003】また、3はデバッグプログラムを格納する
メモリ、4はデバッグプログラムの実行指令を受ける
と、メモリ3に格納されたデバッグプログラムを実行す
るターゲットマイコン、5はメモリ3に格納されたデバ
ッグプログラムの内容を管理(デバッグプログラムの読
み込み、書き込み、修正等)するとともに、ターゲット
マイコン4に対してデバッグプログラムの実行指令を出
力する制御マイコン、6はターゲットマイコン4の実行
結果を管理するデバッグ回路である。
【0004】また、7は制御マイコン5とメモリ3間を
接続する制御マイコンバス、8はターゲットマイコン4
とデバッグ回路6間を接続するターゲットマイコンバ
ス、9,10はスリーステートバッファ、11は制御マ
イコン5からメモリ3をアクセスする旨の排他制御信号
を受けると、スリーステートバッファ9をオン状態に制
御するとともに、スリーステートバッファ10をオフ状
態に制御し、また、制御マイコン5からデバッグプログ
ラムの実行指令を受けると、その実行指令をターゲット
マイコン4に出力する制御回路、12は排他制御信号及
び実行指令を送信する制御信号線である。
【0005】次に動作について説明する。まず、デバッ
グプログラムを実行する場合、制御マイコン5が制御回
路11に対して実行指令を出力し、その実行指令を受け
た制御回路11がターゲットマイコン4に対してその実
行指令を出力する。ターゲットマイコン4は、このよう
にして実行指令を受けると、スリーステートバッファ1
0を介して、メモリ3に格納されているデバッグプログ
ラムを読み込み、そのデバッグプログラムを実行する。
なお、制御回路11は、制御マイコン5から実行指令を
受けると、ターゲットマイコン4がメモリ3に格納され
ているデバッグプログラムを読み込むことができるよう
にするため、スリーステートバッファ10をオン状態に
制御するとともに、スリーステートバッファ9をオフ状
態に制御する。
【0006】そして、ターゲットマイコン4がデバッグ
プログラムの実行を開始すると、その実行結果はターゲ
ットマイコンバス8を介してデバッグ回路6に逐次伝送
され、デバッグ回路6がその実行結果の履歴表示等を行
えるように、その実行結果を管理する。
【0007】そして、実行結果を把握したユーザがデバ
ッグプログラムの修正等が必要であると判断した場合、
制御マイコン5から制御回路11に対して排他制御信号
を出力させる。これにより、制御回路11は、スリース
テートバッファ9をオン状態に制御する一方、スリース
テートバッファ10をオフ状態に制御し、制御マイコン
バス7を介して、制御マイコン5がメモリ3をアクセス
できるようにする。よって、ユーザは、メモリ3に格納
されているデバッグプログラムを自由に修正することが
できる。
【0008】以上より、作成したプログラムをデバッグ
することができるが、当該エミュレータ装置は、上述し
た通り、ポッド部1とエミュレータ部2がそれぞれ別途
の筐体に収納されている関係上、ポッド部1とエミュレ
ータ部2が制御マイコンバス7及びターゲットマイコン
バス8を介して接続されている。従って、各バスの信号
線数が少なければ別段問題ないが、ターゲットマイコン
4の多ビット化等に伴って信号線数が増大すると、各バ
スの芯数が増大してケーブルの剛性が上がる等種々の問
題がある。
【0009】因に、ターゲットマイコン4及び制御マイ
コン5が共に16ビットマイコン(アドレス線24本、
データ線16本)であると想定すると、各バスの信号線
数は合計で80本になる。 アドレス線 24×2=48本 データ線 16×2=32本 ただし、実際のエミュレータ装置には、ターゲットマイ
コン4及び制御マイコン5以外にも制御信号が存在して
いるが、信号線数が少ないので、ここでは省略してい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のエミュレータ装
置は以上のように構成されているので、プログラムをデ
バッグするためには制御マイコンバス7とターゲットマ
イコンバス8の双方が接続されている必要があり、その
ため、ターゲットマイコン4の多ビット化等に伴って信
号線数が増大すると各バスの芯数が増大し、その結果、
コネクタ等の部品コストやEMI対策費が増加するとと
もに、ケーブルの剛性が上がり、ポッド部1の設置場所
の自由度が減少するなどの問題点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ポッド部とエミュレータ部間を
接続するバスの信号線数を削減することができるエミュ
レータ装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエミュレ
ータ装置は、ターゲットマイコンと制御マイコン間、タ
ーゲットマイコンとデバッグ回路間または制御マイコン
とメモリ間の何れかを共通バスを介して接続する制御回
路を設けるとともに、制御マイコンとメモリ間をシリア
ル回線を介して接続するようにしたものである。
【0013】
【作用】この発明におけるエミュレータ装置は、ターゲ
ットマイコンと制御マイコン間、ターゲットマイコンと
デバッグ回路間または制御マイコンとメモリ間の何れか
を共通バスを介して接続する制御回路を設けたことによ
り、1つの共通バスを設けるだけでプログラムをデバッ
グできるようになる。また、制御マイコンとメモリ間を
シリアル回線を介して接続するようにしたことにより、
ターゲットマイコンが共通バスを専有している場合で
も、制御マイコンはメモリとアクセスすることができる
ようになる。
【0014】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の実施例1によるエミュレータ装
置を示す構成図であり、図において従来のものと同一符
号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。2
1はターゲットマイコン4と制御マイコン5間,ターゲ
ットマイコン4とデバッグ回路6間または制御マイコン
5とメモリ3間の何れかを接続する共通バスである。
【0015】また、22〜25はスリーステートバッフ
ァ、26は例えば制御マイコン5からメモリ3をアクセ
スする旨の排他制御信号を受けると、スリーステートバ
ッファ22をオン状態に制御するとともに、スリーステ
ートバッファ23をオフ状態に制御するエミュレータ側
制御回路、27は例えば制御マイコン5からその排他制
御信号を受けると、スリーステートバッファ24をオン
状態に制御するとともに、スリーステートバッファ25
をオフ状態に制御するポッド側制御回路であり、スリー
ステートバッファ22〜25,エミュレータ側制御回路
26及びポッド側制御回路27から制御回路が構成され
ている。また、28はエミュレータ側制御回路26とポ
ッド側制御回路27間を接続するシリアル回線である。
【0016】次に動作について説明する。まず、デバッ
グプログラムを実行する場合、制御マイコン5がエミュ
レータ側制御回路26に対して実行指令を出力する。そ
して、その実行指令を受けたエミュレータ側制御回路2
6は、スリーステートバッファ22をオン状態に制御す
るとともに、スリーステートバッファ23をオフ状態に
制御することにより、制御マイコンバス7及び共通バス
21を介して制御マイコン5が出力した実行指令をポッ
ド側制御回路27に入力させる。
【0017】そして、その実行指令を受けたポッド側制
御回路27は、ターゲットマイコン4がメモリ3に格納
されているデバッグプログラムを読み込むことができる
ようにすべく、スリーステートバッファ24,25をそ
れぞれオフ状態,オン状態に制御したのち、その実行指
令をターゲットマイコン4に対して出力する。これによ
り、ターゲットマイコン4は、メモリ3に格納されてい
るデバッグプログラムを読み込み、そのデバッグプログ
ラムを実行する。また、ポッド側制御回路27は、実行
指令をターゲットマイコン4に対して出力すると、実行
指令の出力を完了した旨を示す完了信号を共通バス21
を介してエミュレータ側制御回路26に対して出力す
る。
【0018】そして、エミュレータ側制御回路26は、
その完了信号を受けると、デバッグ回路6がターゲット
マイコン4の実行結果を読み込むことができるようにす
るため、スリーステートバッファ22をオフ状態に制御
するとともに、スリーステートバッファ23をオン状態
に制御する。これにより、ターゲットマイコン4の実行
結果は、ターゲットマイコンバス8及び共通バス21を
介してデバッグ回路6に逐次伝送され、デバッグ回路6
がその実行結果の履歴表示等を行えるように、その実行
結果を管理する。
【0019】そして、実行結果を把握したユーザがデバ
ッグプログラムの修正等が必要であると判断した場合、
制御マイコン5からエミュレータ側制御回路26及びポ
ッド側制御回路27に対して排他制御信号を出力させる
(ただし、ポッド側制御回路27には、排他制御信号を
受けたエミュレータ側制御回路26が制御信号線12を
介して出力する)。これにより、エミュレータ側制御回
路26が、スリーステートバッファ22,23をそれぞ
れオン状態,オフ状態に制御する一方、ポッド側制御回
路27が、スリーステートバッファ24,25をそれぞ
れオン状態,オフ状態に制御し、制御マイコン5がメモ
リ3をアクセスできるようにする。因に、メモリ3に対
するアクセスは、制御マイコンバス7,共通バス21,
ポッド側制御回路27及びスリーステートバッファ24
を介して行われる。よって、ユーザは、メモリ3に格納
されているデバッグプログラムを自由に修正することが
できる。
【0020】なお、上述したメモリ3に対するアクセス
は、ターゲットマイコン4の実行が終了したことが前
提、即ち、ターゲットマイコン4とデバッグ回路6が共
通バス21を専有していないことが前提となるので、タ
ーゲットマイコン4が実行中の場合には、制御マイコン
5はメモリ3に対してアクセスすることができない。そ
こで、この実施例では、ターゲットマイコン4が実行中
の場合でも、メモリ3に対するアクセスを可能にするた
め、共通バス21に比べて信号線数が極めて少ないシリ
アル回線28を設けている。具体的には、エミュレータ
側制御回路26及びポッド側制御回路27が、制御マイ
コン5とメモリ3間で入出力されるデータ等をシリアル
/ディジタル変換、または、ディジタル/シリアル変換
して伝送するようにしている。
【0021】以上より、この実施例1によれば、ポッド
部1とエミュレータ部2間に1つの共通バス21を接続
するだけで、作成したプログラムをデバッグすることが
でき、従来のものに比べて、バスの信号線数を約半分に
抑えることができる。具体的には、ターゲットマイコン
4及び制御マイコン5が共に16ビットマイコン(アド
レス線24本、データ線16本)であると想定すると、
共通バス21の信号線数は合計で40本になる。ただ
し、この実施例の場合、別途シリアル回線28を用意し
ているので、そのシリアル回線28に必要な信号線が2
〜4本必要となるが、それでも従来のものに比べて、3
6〜38本程度の信号線を削除することができる。
【0022】実施例2.上記実施例1では、シリアル回
線28を介して、制御マイコン5がメモリ3に対してア
クセスするものについて示したが、シリアル回線28を
介して、ターゲットマイコン4に対する制御データやタ
ーゲットマイコン4の実行結果を伝送するようにしても
よい。
【0023】実施例3.上記実施例1では、共通バス2
1の接続切替をスリーステートバッファ22〜25を用
いて行うものについて示したが、他のスイッチング素子
を用いてもよいことは言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ター
ゲットマイコンと制御マイコン間、ターゲットマイコン
とデバッグ回路間または制御マイコンとメモリ間の何れ
かを共通バスを介して接続するように構成したので、1
つの共通バスを設けるだけでプログラムをデバッグでき
るようになり、その結果、従来のものに比べて、バスの
信号線数を約半分に抑えることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1によるエミュレータ装置
を示す構成図である。
【図2】 従来のエミュレータ装置を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 ポッド部、2 エミュレータ部、3 メモリ、4
ターゲットマイコン、5 制御マイコン、6 デバッグ
回路、21 共通バス、22〜25 スリーステートバ
ッファ(制御回路)、26 エミュレータ側制御回路
(制御回路)、27 ポッド側制御回路(制御回路)、
28 シリアル回線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デバッグプログラムを格納するメモリ、
    及びデバッグプログラムの実行指令を受けると上記メモ
    リに格納されたデバッグプログラムを実行するターゲッ
    トマイコンを有するポッド部と、上記メモリに格納され
    たデバッグプログラムの内容を管理するとともに、上記
    ターゲットマイコンに対してデバッグプログラムの実行
    指令を出力する制御マイコン、及び上記ターゲットマイ
    コンの実行結果を管理するデバッグ回路を有するエミュ
    レータ部とを備えたエミュレータ装置において、上記タ
    ーゲットマイコンと制御マイコン間、上記ターゲットマ
    イコンとデバッグ回路間または上記制御マイコンとメモ
    リ間の何れかを共通バスを介して接続する制御回路を設
    けるとともに、上記制御マイコンとメモリ間をシリアル
    回線を介して接続したことを特徴とするエミュレータ装
    置。
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