JPH08221237A - ネットワークインタフェース装置 - Google Patents

ネットワークインタフェース装置

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JPH08221237A
JPH08221237A JP7027815A JP2781595A JPH08221237A JP H08221237 A JPH08221237 A JP H08221237A JP 7027815 A JP7027815 A JP 7027815A JP 2781595 A JP2781595 A JP 2781595A JP H08221237 A JPH08221237 A JP H08221237A
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JP7027815A
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Inventor
Hiroshi Hiraki
博史 平木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ネットワークインタフェース装置
に関し、効果的に記録装置の電力消費を抑えることがで
きるネットワークインタフェース装置を提供することを
目的としている。 【構成】 プリント要求制御部16によってプリント待ち
管理部15に登録されているセッション情報の有無を検出
した後、パワーセーブ指示部18に検出情報を出力し、パ
ワーセーブ指示部18が、プリント情報有無検出部17から
の出力情報に基づきプリント待ち管理部15に登録されて
いたセッション情報がなくなったものと判断したとき、
プリンタ200の所定部分の電力消費を抑えるためのパワ
ーセーブモードに入るようにプリンタインターフェース
部4を介してプリンタ200にパワーセーブモード要求を
送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークインタフ
ェース装置に関し、特に、ワークステーションやサーバ
からのプリントデータの出力が終了した未使用状態にあ
る記録装置の電力消費を低減するために、使用していな
い部分の記録装置の電力消費を抑えるためのパワーセー
ブモードを備えたネットワークインタフェース装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近時、オフィスや事業所等の構内に、ロ
ーカルエリアネットワーク(以下、単にLANという)
と、そのLANに接続された複数の資源と、から構成さ
れたネットワークシステムを構築して、ソフト(情報)や
ハード面等の資源の共有化を図るようにしている。
【0003】このようなネットワークシステムの中で
は、例えば、プリント機能を有するプリンタ、スキャナ
プリンタあるいはデジタルコピー等の記録装置を複数の
ワークステーションで共通に使用することが一般的とな
ってきており、この記録装置はネットワークによってワ
ークステーションに接続され、該ワークステーションか
らネットワークを介してプリンタ依頼されたプリントデ
ータをプリンタ出力することにより、複数のワークステ
ーションに対して1台の記録装置を共有することができ
るようになっている。
【0004】一方、近時の記録装置にあっては、プリン
トデータの出力が終了したり、あるいは受信データがな
い未使用状態の記録装置の電力消費を抑えるために、使
用していない装置部分(駆動ローラやサーマルヘッド等
の印字に際して駆動される部分)に電力を供給しないよ
うにしたパワーセーブモードを備えたものが出現してお
り、このような記録装置にあっては、プリントデータを
受信しない時間を一定時間(例えば、3分)だけ監視
し、その時間内にプリントデータを受信しないときにパ
ワーセーブモードに入るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の記録装置にあっては、一定時間内にプリント
データを受信しないときにパワーセーブモードに入るよ
うになっていたため、このような記録装置を多数のワー
クステーションからプリントデータを受信するローカル
エリアネットワークの共有資源として使用した場合に、
効率的に記録装置のパワーセーブを行なうことがでない
という問題が生じてしまう。
【0006】また、従来の記録装置にあっては、パワー
セーブモードを解除するに際しては、ワークステーショ
ンからのプリントデータを受信してからパワーセーブモ
ードを解除してプリント処理を行なうようになっていた
ため、印刷時間が非常に長くなってしまうという問題も
あった。そこで請求項1記載の発明は、ワークステーシ
ョンやサーバから受信したプリントデータの出力が終了
し、かつ、ワークステーションやサーバからプリント要
求がないことを検出した場合に、直ちにパワーセーブモ
ードに入るようにして効果的に記録装置の電力消費を抑
えることができるネットワークインタフェース装置を提
供することを目的としている。
【0007】請求項2記載の発明は、ワークステーショ
ンやサーバから受信されてプリント情報蓄積部に蓄積さ
れたプリントデータの出力が終了した場合に、直ちにパ
ワーセーブモードに入るようにして効果的に記録装置の
電力消費を抑えることができるネットワークインタフェ
ース装置を提供することを目的としている。請求項3記
載の発明は、最終的なプリントデータが処理されてから
所定時間経過後にプリント要求がなされない場合に、パ
ワーセーブモードに入るようにして、プリント要求を蓄
積するサーバから若干の間隔をおいて送られてくるプリ
ント要求に対しても効果的にパワーセーブモードに入る
ことができるネットワークインタフェース装置を提供す
ることを目的としている。
【0008】請求項4記載の発明は、ネットワーク制御
部で受信されるプリント要求の時間間隔を送信元別に検
出して登録し、最終的なプリントデータが処理されてか
ら登録されたプリント要求登録時間が経過した後、プリ
ント要求が受信されない場合に、パワーセーブモードに
入るようにして、プリント要求を蓄積するサーバから若
干の間隔をおいて送られてくるプリント要求に対しても
効果的にパワーセーブモードに入ることができるネット
ワークインタフェース装置を提供することを目的として
いる。
【0009】請求項5記載の発明は、ワークステーショ
ンからパワーセーブモード解除要求が入力されたとき、
パワーセーブモードの解除を行なうようにして、速やか
にパワーセーブモードを解除してプリントを行なうこと
ができるネットワークインタフェース装置を提供するこ
とを目的としている。請求項6記載の発明は、請求項1
〜5何れかに記載の記録装置をプリンタ装置、プリンタ
スキャナ装置あるいは多機能型コピー装置から構成する
ことにより、効果的に記録装置の電力消費を抑えること
ができるとともに、速やかにパワーセーブモードを解除
してプリントを行なうことができるプリンタ装置、プリ
ンタスキャナ装置あるいは多機能型コピー装置に内蔵さ
れたネットワークインタフェース装置を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、ネットワークを介して、ワー
クステーションあるいはサーバから出力される記録情報
を受信し、記録装置に該記録情報を記録させるネットワ
ークインタフェース装置において、前記ワークステーシ
ョンあるいはサーバとの間で制御情報および記録情報を
通信するネットワーク制御部と、該ネットワーク制御部
で受信されたプリント要求を登録処理するプリント処理
部と、該プリント処理部で登録処理されたプリント要求
に基づいて記録装置を制御するプリント要求制御部と、
該プリント要求制御部で制御されるプリント要求に基づ
いて記録装置との間で制御情報と応答情報および記録情
報を交換するプリンタインタフェース部と、該プリンタ
インタフェース部で記録装置との間で交換された制御情
報や応答情報に基づいて、プリント待ち状態やプリント
中状態を含むセッション情報を管理し、該セッション情
報を前記プリント処理部に通知するプリント待ち管理部
と、該プリント待ち管理部によって管理されるセッショ
ン情報の有無を検出するセッション情報検出部と、該セ
ッション情報検出部からの出力信号に基づき、プリント
待ち管理部にセッション情報が無いものと判断したとき
に、記録装置の所定部分の電力消費を抑えるためのパワ
ーセーブモードに入るように記録装置に対して指示を行
なうパワーセーブ指示部と、を有することを特徴として
いる。
【0011】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、ネットワークを介して、ワークステーションあ
るいはサーバから出力される記録情報を受信し、記録装
置に該記録情報を記録させるネットワークインタフェー
ス装置において、前記ワークステーションあるいはサー
バとの間で制御情報および記録情報を通信するネットワ
ーク制御部と、該ネットワーク制御部で受信されたプリ
ント要求を登録処理するプリント処理部と、受信した記
録情報を一時的に蓄積するプリント情報蓄積部と、該プ
リント処理部で登録処理されたプリント要求に基づいて
記録装置を制御するプリント要求制御部と、該プリント
要求制御部で制御されるプリント要求に基づいて記録装
置との間で制御情報と応答情報および記録情報を交換す
るプリンタインタフェース部と、前記プリント情報蓄積
部に蓄積される記録情報の有無を検出する蓄積情報検出
部と、該蓄積情報検出部の検出情報に基づき、プリント
情報蓄積部にプリント情報が無いものと判断したとき
に、記録装置の所定部分の電力消費を抑えるためのパワ
ーセーブモードに入るように記録装置に対して指示を行
なうパワーセーブ指示部と、を有することを特徴として
いる。
【0012】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1記載のネットワークインタフェース装
置において、前記パワーセーブ指示部は、セッション情
報検出部からの検出情報に基づき、プリント待ち管理部
にセッション情報ないものと判断してから、所定時間経
過後にネットワーク制御部でプリント要求が受信されな
い場合に、パワーセーブモードに入るように記録装置に
対して指示を行なうことを特徴としている。
【0013】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1記載のネットワークインタフェース装
置において、ネットワーク制御部で受信されるプリント
要求の時間間隔を送信元別に検出して登録するプリント
要求間隔登録手段を有し、前記パワーセーブ指示部は、
セッション情報検出部からの検出情報に基づき、プリン
ト待ち管理部にセッション情報がないものと判断してか
ら、前記登録手段に登録されたプリント要求登録時間が
経過した後、ネットワーク制御部でプリント要求が受信
されない場合に、パワーセーブモードに入るように記録
装置に対して指示を行なうことを特徴としている。
【0014】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1〜4何れかに記載のネットワークイン
タフェース装置において、前記ワークステーションから
ネットワーク制御部に制御情報としてパワーセーブモー
ド解除要求が入力されたとき、該制御情報に基づいてパ
ワーセーブ指示部に対してパワーセーブモードの解除指
示を出力するパワーセーブモード解除手段を有すること
を特徴としている。
【0015】請求項6記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記記録装置がプリンタ装置、プリンタスキャ
ナ装置あるいは多機能型コピー装置からなり、該プリン
タ装置、プリンタスキャナ装置あるいは多機能型コピー
装置に内蔵されることを特徴としている。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明では、ネットワーク制御部
がワークステーションあるいはサーバとの間で制御情報
および記録情報を通信し、ネットワーク制御部で受信さ
れたプリント要求をプリント処理部に登録処理する。次
いで、プリント要求制御部がプリント処理部で登録処理
されたプリント要求に基づいて記録装置を制御し、プリ
ント要求制御部で制御されるプリント要求に基づいてプ
リンタインタフェース部が外部プリンタとの間で制御情
報と応答情報および記録情報を交換する。次いで、プリ
ンタインタフェース部で記録装置との間で交換された制
御情報や応答情報に基づいて、プリント待ち管理部がプ
リント待ち状態やプリント中状態を含むセッション情報
を管理する。次いで、プリント待ち管理部によって管理
されるセッション情報の有無を検出し、プリント待ち管
理部にセッション情報が無いものと判断したときに、記
録装置の所定部分の電力消費を抑えるためのパワーセー
ブモードに入るように記録装置に対して指示を行なう。
したがって、プリント要求がなくなったときに直ちにパ
ワーセーブモードが実行され、記録装置の電力消費を効
果的に抑えることができる。
【0017】請求項2記載の発明では、ネットワーク制
御部がワークステーションあるいはサーバとの間で制御
情報および記録情報を通信し、ネットワーク制御部で受
信されたプリント要求をプリント処理部に登録処理する
とともに受信した記録情報を一時的にプリント情報蓄積
部に蓄積する。次いで、プリント要求制御部がプリント
処理部で登録処理されたプリント要求に基づいて記録装
置を制御し、プリント要求制御部で制御されるプリント
要求に基づいてプリンタインタフェース部が記録装置と
の間で制御情報と応答情報および記録情報を交換する。
次いで、プリント情報蓄積部に蓄積されるプリント情報
の有無を検出し、プリント情報蓄積部にプリント情報が
無いものと判断したときに、記録装置の所定部分の電力
消費を抑えるためのパワーセーブモードに入るように記
録装置に対して指示を行なう。したがって、ワークステ
ーションやサーバから受信されてプリント情報蓄積部に
蓄積されたプリントデータの出力が終了した場合に、直
ちにパワーセーブモードが実行され、記録装置の電力消
費を効果的に抑えることができる。
【0018】請求項3記載の発明では、プリント待ち管
理部にセッション情報がないものと判断してから、所定
時間経過後にネットワーク制御部でプリント要求が受信
されない場合に、パワーセーブモードに入るように記録
装置に対して指示を行なうようになっている。このよう
に構成したのは、以下の理由による。
【0019】すなわち、サーバからプリント要求を受け
る場合にはサーバに溜まっているプリントデータが順次
送信されるのであるが、この送信に際してプリント要求
毎に若干の間隔が空くことがあり、受信したプリントデ
ータを一時的に蓄積する蓄積部(メモリ)を持たないと
その度にパワーセーブモードが実行されてしまい、実際
のパワーセーブを行なうことができない上に、プリント
要求がある度にパワーセーブモードを解除する分だけ印
刷時間が長くなってしまうという不具合が発生してしま
う。
【0020】そこで、プリント待ち管理部にセッション
情報がないものと判断してから、所定時間経過後にネッ
トワーク制御部でプリント要求が受信されない場合に、
パワーセーブモードを実行するようにして、サーバから
若干の間隔をおいて送信されるプリント要求に対して、
その都度パワーセーブモードを実行するのを防止するこ
とができ、高速でプリント処理を行なうことができる。
【0021】請求項4記載の発明では、ネットワーク制
御部で受信されるプリント要求の時間間隔を送信元別
(ワークステーション別)に検出して登録するプリント
要求間隔登録手段を有し、プリント待ち管理部にセッシ
ョン情報がないものと判断してから、前記登録手段に登
録されたプリント要求登録時間が経過した後、ネットワ
ーク制御部でプリント要求が受信されない場合に、パワ
ーセーブモードに入るようになっている。
【0022】このように構成したのは、以下の理由によ
る。すなわち、サーバからプリント要求を受ける場合に
はサーバに溜まっているプリントデータが順次送信され
るのであるが、この送信に際してプリント要求毎に若干
の間隔が空くことがあり、受信したプリントデータを一
時的に蓄積する蓄積部(メモリ)を持たないとその度に
パワーセーブモードが実行されてしまい、実際のパワー
セーブを行なうことができない上に、プリント要求があ
る度にパワーセーブモードを解除する分だけ印刷時間が
長くなってしまうという不具合が発生してしまう。
【0023】そこで、送信元別(ワークステーション
別)にプリント要求の時間間隔を検出してこれを登録
し、プリント待ち管理部にセッション情報がなくなって
からこの次のプリント要求までの時間間隔に対応する時
間が経過した後、ネットワーク制御部でプリント要求が
受信されない場合に、パワーセーブモードに入ることに
より、送信元別にサーバから若干の間隔をおいて送信さ
れるプリント要求に対して、その都度パワーセーブモー
ドを実行するのを防止することができ、高速でプリント
処理を行なうことができる。
【0024】請求項5記載の発明では、ワークステーシ
ョンからネットワーク制御部に制御情報としてパワーセ
ーブモード解除要求が入力されたとき、該制御情報に基
づいてパワーセーブ指示部に対してパワーセーブモード
の解除指示を出力するようにしているので、プリンタを
行なうためのデータ処理を行なう前にワークステーショ
ンからの指令によってパワーセーブモードが解除され、
従来のようにワークステーションからのプリントデータ
を受信してからパワーセーブモードを解除してプリント
処理を行なうものに比べて印刷時間を短くすることがで
きる。
【0025】請求項6記載の発明では、記録装置をプリ
ンタ装置、プリンタスキャナ装置あるいは多機能型コピ
ー装置から構成し、ネットワークインタフェース装置を
プリンタ装置、プリンタスキャナ装置あるいは多機能型
コピー装置に内蔵しているので、効果的に記録装置の電
力消費を抑えることができるとともに、速やかにパワー
セーブモードを解除してプリントを行なうことができる
プリンタ装置、プリンタスキャナ装置あるいは多機能型
コピー装置に内蔵されたネットワークインタフェース装
置を得ることができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1〜4は本発明に係るネットワークインタフェ
ース装置の第1実施例を示す図であり、請求項1、6に
対応している。なお、本実施例では、記録装置として多
機能デジタルコピー(多機能型コピー装置)を適用した
例を示している。
【0027】まず、構成を説明する。図1はネットワー
クインタフェース装置がLAN(Local Area Network)
に接続された状態を示す図であり、LAN300を介して
ワークステーション100、101、サーバ102およびネット
ワークインタフェース装置201を有する多機能デジタル
コピー200が接続されている。
【0028】ワークステーション100、101は、CRTデ
ィスプレイ装置およびキーボードを有し、インテリジェ
ント機能によって複数のソフトウェアー処理を選択実行
できるものである。また、ワークステーション100、101
は、LAN300を介して多機能デジタルコピー200にプリ
ント要求を発行するようになっている。多機能デジタル
コピー200は、ファクシミリ機能、デジタルコピー機能
やプリンタ機能を有し、ワークステーション100、101か
ら送られた記録情報をプリント出力するものである。
【0029】また、サーバ102は多機能デジタルコピー2
00がプリント処理中である場合に一時的にプリントデー
タを蓄積するものであり、プリント要求と共にプリント
データを蓄積しており、多機能デジタルコピー200に対
してプリント要求を行なうことができるものである。ネ
ットワークインタフェース装置201は、LAN300を介し
てワークステーション100、101で発行されたプリント要
求を処理し、多機能デジタルコピー200にプリント処理
を実行させるものである。
【0030】図2はこのネットワークインタフェース装
置201の詳細図である。ネットワークインタフェース装
置201は、中央処理部1、ROM(Read Only Memory)
2、RAM(Random Access Memory)3、共有メモリを
有するプリンタインタフェース部4、LAN(Local Ar
ea Network)制御部5、およびLANインタフェース部
6によって構成されている。
【0031】中央処理部1は、CPU(Central Proces
sor Unit)、割り込みコントローラ等を有し、ネットワ
ークインタフェース装置201を構成する各部を制御す
る。ROM2は、EPROM(Erasable Programmable
Read Only Memory)、PROM(Programmable Read On
ly Memory)、EEPROM(Electrically Erasable P
rogrammable Read Only Memory)等の記憶素子によって
構成され、ネットワークインタフェース装置201を構成
する各部を制御するプログラム、その制御データ等を格
納する。
【0032】RAM部3は、ネットワークインタフェー
ス装置201を構成する各部の制御データを記憶する。プ
リンタインタフェース部4は、プリンタ200との間で制
御情報や応答情報および記録情報の入出力を行うととも
に、バッファメモリからなる共有メモリを介してプリン
タ200と制御情報や記録情報を送受信する。ちなみに、
共有メモリは、数ページ分以上の記録情報を一時記憶す
るためのスプール機能に用いるメモリ部ではない。
【0033】LAN制御部5は、制御情報や記録情報等
のデータを送受信するためのフレーム生成、フレームの
送受信、受信したフレームのエラーチェック等を行う。
LANインタフェース部6は、同軸ケーブルや光ファイ
バ等の物理的伝送媒体と接続し、LANを介してデータ
を送受信するためのインタフェースである。図3はネッ
トワークインタフェース装置に搭載されるプロトコルス
タック構成を示す図である。図3に示すように、ネット
ワークインタフェース装置201のプロトコルスタック
は、同軸ケーブルを使用する10BASE−5上のプロ
トコルスタック、ツイスト・ペア・ケーブルを使用する
10BASE−T上のプロトコルスタック、平衡型接続
ケーブルを使用するRS422上のプロトコルスタック
によって構成される。
【0034】10BASE−5または10BASE−T
上のプロトコルスタックは、論理層の機能を満足するE
thernetやIEEE802.3、Etherne
t802.2、EthernetSNAPによって構成
される。また、RS422上のプロトコルスタックは、
論理層の機能を満足するLLAP(LocalTalk Link Acc
ess Protocol)によって構成される。なお、LLAP
は、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access
with Collision Avoidance)アクセス方式に基づいてリ
ンクへのアクセスの適切な管理を提供し、全てのローカ
ルトーク・ノードに公平にアクセスできるようにするも
のである。
【0035】さらに、EthernetまたはIEEE
802.3上のプロトコルスタックは、ネットワーク層
を担うコネクションレス型のIP(Internet Protocol
s)、網のモニタ制御やエラー通知等の機能を提供する
ICMP(Internet Control Message Protocol )、ト
ランスポート層を担うコネクション型のTCP(Transm
ission Control Protocol )、トランスポート層を担う
コネクションレス型のUDP(User Datagram Protoco
l)、アプリケーション層とプレゼンテーション層およ
びセッション層を担うプロトコルとして、UNIXの標
準的な印刷コマンド(lpr)を用いて遠隔地からの印
刷等ができるlpd、リモートコピーのコマンド(rc
p)またはリモートシェルコマンド(rsh)を用いて
遠隔地からの印刷等ができるrshd、ftpコマンド
を用いて遠隔地からの印刷等ができるftpd、snm
pのマネージャからの問い合わせに対して応答を返すs
nmpdによって構成される。
【0036】さらに、EthernetやIEEE80
2.3やEthernet802.2やEtherne
tSNAP上のプロトコルスタックは、ネットワーク層
を担うコネクションレス型のIPX(Internetwork Pac
ket eXchange)(米国ノベル社,NetWare)、ト
ランスポート層を担うコネクション型のSPX(Sequen
ced Packet eXchange )(米国ノベル社,NetWar
e)、アプリケーション層とプレゼンテーション層およ
びセッション層を担うプロトコルとして、ワークステー
ションから印刷データを受け取って共有メモリあるいは
サーバ102へ渡すとともに、プリンタステイタスをワー
クステーションへ返すrprinter、ステイタスの
通知やワークステーション名のエイリアスの設定等の独
自のユーティリティコマンドを処理するnetwuty
によって構成される。
【0037】さらに、EthernetSNAPやLL
AP上のプロトコルスタックは、ネットワーク層および
トランスポート層を担い、送り元ソケットから宛先ソケ
ットへ信頼性のあるワークステーションパケットの引き
渡しを提供するATP(AppleTalk Transaction Protoc
ol)、アプリケーション層とプレゼンテーション層およ
びセッション層を担うプロトコルとして、AppleT
alk(米国Apple社,Macintosh)から
のプリント要求を論理インターフェイスに渡し、論理イ
ンターフェイスからのデータをAppleTalkに渡
すpapによって構成される。
【0038】さらに、UNIXのリモートアプリケーシ
ョンは、lprやlpqやrshやftpやtelne
tやsnmpによって構成される。アプリケーション層
とプレゼンテーション層およびセッション層を担うlp
dを用いてリモート・プリントを可能にするlpr、ス
テータス情報を所定のフォーマットに従って出力するl
pqやrsh、対話式のファイル転送サービスを提供す
るftp、仮想端末サービスを提供してリモート・ログ
インを可能にするtelnet、TCP/IPベースの
インターネットにおけるネットワーク管理を提供するs
nmpによって構成される。
【0039】さらに、NetWare(米国ノベル社)
印刷機能のリモートアプリケーションは、rnpcon
やrnplistによって構成される。NetWare
上のワークステーションからネットワークインタフェー
ス装置に接続されたプリンタの各種設定や情報を表示す
るrnpcon、NetWare上のワークステーショ
ンからネットワークインタフェース装置に接続されたプ
リンタの動作状況を確認するrnplistによって構
成される。
【0040】さらに、Mac(米国Apple社)印刷
機能のリモートアプリケーションによって構成される。
以上のように、ネットワークインタフェース装置201は
複数のプロトコルスタックを搭載するものである。図4
は本実施例のネットワークインタフェース装置201に適
用されるネットワークインタフェース装置の情報処理機
能を示すシステム構成図である。図4に示す各部は、中
央処理部1がROM2に記憶されたプログラムに従って
ネットワークインタフェース装置201を制御する場合の
情報処理機能を示すシステム構成図であり、ネットワー
ク制御部11、プリント処理部12、13、14、プリント待ち
管理部15、プリント要求制御部16、プリント情報有無検
出部17、およびパワーセーブ指示部18によって構成され
る。
【0041】ネットワーク制御部11は、図3に示すプロ
トコルスタックを構成するプロトコル処理を行い、アプ
リケーションに対してLANインタフェースを供給する
とともに、LAN300から受信した処理要求に応じてプ
リント処理部12〜14を起動する。プリント処理部12〜14
は、ネットワーク制御部11が受信した処理要求を受け付
る。例えばプリント要求を受け付けた場合には、プリン
ト要求制御部16にプリント要求を出力するとともに、プ
リント待ち管理部15にプリント待ち情報を登録する。ま
た、プリント処理部13〜15は、LAN300から受信した
印刷データを共有メモリに記憶する。さらに、プリント
処理部13〜15は、プリンタのステイタス情報やログ情報
をネットワーク制御部11に出力する。
【0042】プリント待ち管理部15は、セッションステ
イタスとしてプリント待ち状態やプリント中状態を管理
し、セッションステイタスをプリント処理部12〜14に引
き渡す。プリント要求制御部16は、複数のプリント処理
部12〜14から出力されたプリント要求の中から1つだけ
受け付けてプリント処理を行う。プリンタインタフェー
ス部4は、上述したようにプリンタ200との間で制御情
報や応答情報および記録情報の入出力を行う。
【0043】プリント情報有無検出部17は、プリント待
ち管理部15に登録されていたプリント処理があるか否か
を判別し、検出情報をパワーセーブ指示部18に出力す
る。パワーセーブ指示部18は、プリント情報有無検出部
17からの出力情報に基づきプリント待ち管理部15に登録
されていたセッションステイタスがなくなり、すなわ
ち、プリント情報が全て処理されてプリント待ちのプリ
ント処理がないものと判断したとき、プリンタインタフ
ェース部4を介してプリンタ200の所定部分(駆動ロー
ラやサーマルヘッド等の印字に際して駆動される部分)
の電力消費を抑えるためのパワーセーブモードに入るよ
うにプリンタ200にパワーセーブモード要求を送信す
る。
【0044】次に、作用を説明する。まず、相手ワーク
ステーションにおいて、オペレータがUNIXのアプリ
ケーションとしてリモート・プリントを可能にするプリ
ント要求lprを用いてsampleという名前のファ
イルをネットワークプリンタnpに印刷するためには、 %lpr −Pnp sample (1) をキー入力する必要がある。ここで、−Pはネットワー
クプリンタの名前を指定するオプションである。オペレ
ータがキー入力(1)を入力すると、相手ワークステー
ションは、LAN300にアプリケーション層とプレゼン
テーション層およびセッション層を担うプリント要求l
pdが出力される。
【0045】一方、ネットワークインタフェース装置20
1においては、LAN300に接続するネットワーク制御部
11が制御情報としてプリント要求lpdを受信する。次
に、プリント処理部12がネットワーク制御部11を介して
ワークステーションから出力されたプリント要求lpd
を受け付ける。次に、プリント処理部12は、プリント要
求制御部16にプリント要求lpdを出力するとともに、
プリント待ち管理部15にプリント待ち情報を登録する。
【0046】次に、プリント要求制御部16は、プリンタ
インタフェース部4を介してプリンタ200と制御情報や
応答情報のやりとりを行う。ここで、最初に受信された
プリント処理部12のプリント要求に対して、プリント要
求制御部16を介してプリンタ200にプリントデータを送
ることにより、プリンタ200によってプリント処理を行
なうのと同時にプリント要求制御部16がプリント待ち管
理部15にプリンタ200がプリント中状態であることを知
らせ、プリント待ち管理部15がプリント中状態のセッシ
ョン情報をステータスとしてプリント処理部12に知らせ
る。
【0047】また、このときに、プリンタ200がプリン
ト中となるので、プリント要求制御部16がプリント待ち
管理部15にプリンタ200がプリント待ち状態であること
を知らせ、プリント待ち管理部15がプリント待ち状態の
セッション情報をステータスとしてプリント処理部13、
14に知らせる。そして、プリント処理中のプリントが終
了すると、プリント待ち管理部15に登録されているプリ
ント待ち状態のプリント要求に対して、プリント要求制
御部16を介してサーバ102からプリンタ200にプリントデ
ータを送ることにより、プリンタ200によってプリント
処理が行なわれるのと同時にプリント要求制御部16がプ
リント待ち管理部15にプリンタ200がプリント中状態で
あることを知らせ、プリント待ち管理部15がプリント中
状態のセッション情報をステータスとしてプリント処理
部13に知らせる。
【0048】また、このときに、プリンタ200がプリン
ト中であるので、プリント要求制御部16がプリント待ち
管理部15にプリンタ200がプリント待ち状態であること
を知らせ、プリント待ち管理部15がプリント待ち状態の
セッション情報をステータスとしてプリント処理部12、
14に知らせる。このように各プリント処理部12〜14によ
ってプリント要求を受け付ける。
【0049】この動作中にプリント要求制御部16はプリ
ント待ち管理部15に登録されているセッション情報の有
無を検出しており、パワーセーブ指示部18に検出情報を
出力し、パワーセーブ指示部18がプリント情報有無検出
部17からの出力情報に基づきプリント待ち管理部15に登
録されていたセッション情報がなくなったものと判断し
たときに、プリンタ200の所定部分の電力消費を抑える
ためのパワーセーブモードに入るようにプリンタインタ
フェース部4を介してプリンタ200にパワーセーブモー
ド要求を送信する。
【0050】また、パワーモード時にLAN300を介し
てワークステーション100、101から状態の問い合せ等が
発生するが、そのときにはプリント待ち管理部15にプリ
ント要求が登録されていないので、パワーセーブモード
要求の発生には影響を与えることはない。このように本
実施例では、プリント要求制御部16によってプリント待
ち管理部15に登録されているセッション情報の有無を検
出した後、パワーセーブ指示部18に検出情報を出力し、
パワーセーブ指示部18が、プリント情報有無検出部17か
らの出力情報に基づきプリント待ち管理部15に登録され
ていたセッション情報がなくなったものと判断したと
き、プリンタ200の所定部分の電力消費を抑えるための
パワーセーブモードに入るようにプリンタインタフェー
ス部4を介してプリンタ200にパワーセーブモード要求
を送信するようにしたので、プリント要求がなくなった
ときに直ちにパワーセーブモードを実行することがで
き、プリンタ200の電力消費を効果的に抑えることがで
きる。
【0051】なお、本実施例では、サーバ102を設けて
いるが、このサーバ102は必ずしも必要ではなく、プリ
ント待ち管理部15によって管理されるプリント待ち状態
やプリント中状態を含むセッション情報をネットワーク
制御部11からネットワークを介してワークステーション
100、101に通信することにより、プリント待ちキューを
作りプリント待ち状態のセッション情報をワークステー
ション101、102に送信すさせることにより、送信元にプ
リンタ200の使用状況を知らせるとともにワークステー
ション100、101側でプリントデータを保持させるように
しても良い。
【0052】また、本実施例では、記録装置として多機
能デジタルコピーを使用し、ネットワークインタフェー
ス装置201を多機能デジタルコピーに内蔵させている
が、これに限らず、プリンタ装置、プリンタスキャナ装
置を用い、ネットワークインタフェース装置201をプリ
ンタ装置、プリンタスキャナ装置に内蔵させても良い。
図5、6は本発明に係るネットワークインタフェース装
置の第2実施例を示す図であり、請求項2に対応してい
る。なお、本実施例では、ネットワークインタフェース
装置にプリント情報を(記録情報)一時的に記憶するプ
リント情報蓄積部を設けた点に特徴があり、その他の構
成は上記実施例と同様であるため、上記実施例と同様の
構成には同一番号を付して説明を省略する。
【0053】図5、6において、20はハードディスク等
の大容量のメモリあるいはRAM等からなるプリント情
報蓄積部であり、このプリント情報蓄積部20はワークス
テーション100、101あるいはサーバ102から受信したプ
リントデータを一時的に蓄積するようになっている。こ
のプリント情報蓄積部20には、ネットワーク制御部11を
介してプリント処理部12〜14にプリント要求が受信さ
れ、プリント処理部12〜14の何れかからプリント要求制
御部16にプリント要求が出力されてプリント待ち管理部
15にプリント待ち情報が登録されたときに、プリントデ
ータが蓄積されるようになっており、全てのプリントデ
ータが蓄積されると、プリント要求制御部16によってプ
リンタ200にプリントデータが送信されるようになって
いる。
【0054】プリント情報有無検出部(蓄積情報検出
部)17は、プリント待ち管理部15に登録されているセッ
ション情報から間接的にプリント情報蓄積部20に蓄積さ
れるプリント情報の有無を検出して検出情報をパワーセ
ーブ指示部18に出力する。パワーセーブ指示部18はプリ
ント情報有無検出部17の検出情報に基づき、プリント情
報蓄積部20にプリント情報が無いものと判断したとき
に、プリンタ200の所定部分の電力消費を抑えるための
パワーセーブモードに入るようにプリンタ200に対して
パワーセーブモード要求を送信する。
【0055】次に、作用を説明する。まず、相手ワーク
ステーションにおいて、オペレータがUNIXのアプリ
ケーションとしてリモート・プリントを可能にするプリ
ント要求lprを用いてsampleという名前のファ
イルをネットワークプリンタnpに印刷するためには、
上述したように、 %lpr −Pnp sample (2) をキー入力する。オペレータがキー入力(2)を入力す
ると、相手ワークステーションは、LAN300にアプリ
ケーション層とプレゼンテーション層およびセッション
層を担うプリント要求lpdが出力される。
【0056】一方、ネットワークインタフェース装置20
1においては、LAN300に接続するネットワーク制御部
11が制御情報としてプリント要求lpdを受信する。次
に、プリント処理部12がネットワーク制御部11を介して
ワークステーションから出力されたプリント要求lpd
を受け付ける。次に、プリント処理部12は、プリント要
求制御部16にプリント要求lpdを出力するとともに、
プリント待ち管理部15にプリント待ち情報を登録すると
ともに、プリントデータをプリント情報蓄積部20に蓄積
する。
【0057】次に、プリント要求制御部16は、プリンタ
インタフェース部4を介してプリンタ200と制御情報や
応答情報のやりとりを行う。そして、最初に受信された
プリント処理部12のプリント要求に対して、プリント要
求制御部16を介してプリント情報蓄積部20からプリンタ
200にプリントデータを送ることにより、プリンタ200に
よってプリント処理を行なうのと同時にプリント要求制
御部16がプリント待ち管理部15にプリンタ200がプリン
ト中状態であることを知らせ、プリント待ち管理部15が
プリント中状態のセッション情報をステータスとしてプ
リント処理部12に知らせる。
【0058】また、このときに、プリンタ200がプリン
ト中であるので、プリント要求制御部16がプリント待ち
管理部15にプリンタ200がプリント待ち状態であること
を知らせ、プリント待ち管理部15がプリント待ち状態の
セッション情報をステータスとしてプリント処理部13、
14に知らせるとともに、プリント情報蓄積部20にプリン
トデータを蓄積する。
【0059】そして、プリント処理中のプリントが終了
すると、プリント待ち管理部15に登録されているプリン
ト待ち状態のプリント要求に対して、プリント要求制御
部16を介してプリント情報蓄積部20からプリンタ200に
プリントデータを送ることにより、プリンタ200によっ
てプリント処理が行なわれるのと同時にプリント要求制
御部16がプリント待ち管理部15にプリンタ200がプリン
ト中状態であることを知らせ、プリント待ち管理部15が
プリント中状態のセッション情報をステータスとしてプ
リント処理部13に知らせる。
【0060】また、このときに、プリンタ200がプリン
ト中であるので、プリント要求制御部16がプリント待ち
管理部15にプリンタ200がプリント待ち状態であること
を知らせ、プリント待ち管理部15がプリント待ち状態の
セッション情報をステータスとしてプリント処理部14に
知らせる。この動作中、プリント要求制御部16によって
プリント待ち管理部15に登録されているセッション情報
の有無を検出した後、パワーセーブ指示部18に検出情報
を出力し、パワーセーブ指示部18は、プリント情報有無
検出部17からの出力情報に基づきプリント待ち管理部15
に登録されていたセッション情報がなくなったものと判
断したときに、プリンタ200の所定部分の電力消費を抑
えるためのパワーセーブモードに入るようにプリンタイ
ンタフェース部4を介してプリンタ200にパワーセーブ
モード要求を送信する。
【0061】このように本実施例では、ネットワーク制
御部11で受信されたプリント要求をプリント処理部12〜
14に登録処理するとともに受信したプリントデータを一
時的にプリント情報蓄積部20に蓄積し、プリント待ち管
理部15のセッション情報を検出することでプリント情報
蓄積部20に蓄積されるプリント情報の有無を検出し、プ
リント情報蓄積部20にプリント情報が無いものと判断し
たときに、パワーセーブモード要求を行なうようにして
いるため、ワークステーション100、101やサーバ102か
ら受信されてプリント情報蓄積部20に蓄積されたプリン
トデータの出力が終了した場合に、直ちにパワーセーブ
モードを実行することができ、プリンタ200の電力消費
を効果的に抑えることができる。
【0062】図7は本発明に係るネットワークインタフ
ェース装置の第3実施例を示す図であり、請求項3に対
応している。なお、本実施例では、ネットワークインタ
フェース装置にプリント要求間隔を設定するプリント要
求間隔指示部を設けた点に特徴があり、その他の構成は
上記第1実施例と同様であるため、同様の構成には同一
番号を付して説明を省略する。
【0063】本実施例では、図7において、ネットワー
ク制御部11は、図3に示すプロトコルスタックの中で、
特に、物理層としてツイスト・ペア・ケーブルを使用す
る10BASE−Tに接続してUNIXを搭載するプロ
トコル処理を行ない、アプリケーションに対してLAN
インタフェースを供給するとともに、LANから受信し
た処理要求に応じてプリント処理部13、14を起動すると
ともに、図3に示すにプロトコルスタックの中で、特
に、物理層として同軸ケーブルを使用する10BASE
ー5にも接続して、NetWare印刷機能を構成する
プロトコル処理を行ない、アプリケーションに対してL
ANインタフェースを供給するとともに、LANから受
信した処理要求に応じてプリント処理部12を起動するも
のとする。
【0064】また、プリント要求間隔指示部30はプリン
トアプリケーション毎に設定されるプリント要求間隔時
間であり、例えば、プリントアプリケーションlpdに
対して1秒に設定され、rprinterに対して10秒
に設定される。具体的には、プリント情報有無検出部17
がプリント待ち管理部15に登録されているプリント待ち
のセッション情報がなくなったことを検出したときに、
中央処理部1がプリント要求間隔指示部30を呼出し、こ
の指示部30に設定された時間が経過してもネットワーク
制御部11にサーバ102からプリント要求がなされない場
合に、中央処理装置1からパワーセーブ指示部18に信号
を出力するようになっている。そして、パワーセーブ指
示部18は中央処理部1からの信号に基づいてプリンタ20
0にパワーセーブモード要求を送信する。なお、本実施
例では、パワーセーブ指示部18、プリント要求間隔指示
部30および中央処理部1がパワーモード指示部を構成す
るものである。
【0065】本実施例では、プリント要求間隔指示部30
によって時間を設定したのは、以下の理由による。すな
わち、サーバ102からプリント要求を受ける場合にはサ
ーバ102に溜まっているプリントデータが順次送信され
るのであるが、この送信に際してプリント要求毎に若干
の間隔が空くことがあり、受信したプリントデータを一
時的に蓄積するプリント情報蓄積部(メモリ)を持たな
いとその度にパワーセーブモードが実行されてしまい、
実際のパワーセーブを行なうことができない上に、プリ
ント要求がある度にパワーセーブモードを解除する分だ
け印刷時間が長くなってしまうという不具合が発生して
しまう。これを防止するために、プリント待ち管理部15
に登録されているプリント待ちのセッション情報がなく
なったことを検出したときに、上述したアプリケーショ
ン毎の設定時間に応じた時間間隔で受信されるサーバ10
2からプリント要求を監視しているのである。
【0066】次に、作用を説明する。まず、UNIXが
搭載された相手ワークステーションにおいて、オペレー
タがUNIXのアプリケーションとしてリモート・プリ
ントを可能にするプリント要求lprを用いてsamp
leという名前のファイルをネットワークプリンタnp
に印刷するためには、 %lpr −Pnp sample (3) をキー入力する必要がある。ここで、−Pはネットワー
クプリンタの名前を指定するオプションである。オペレ
ータがキー入力(3)を入力すると、相手ワークステー
ションは、LANにアプリケーション層とプレゼンテー
ション層およびセッション層を担うプリント要求lpd
が出力される。
【0067】一方、ネットワークインタフェース装置20
1においては、LAN300に接続するネットワーク制御部
11が制御情報としてプリント要求lpdを受信する。次
に、プリント処理部13がネットワーク制御部11を介して
ワークステーションから出力されたプリント要求lpd
を受け付ける。次に、プリント処理部13は、プリント要
求制御部16にプリント要求lpdを出力するとともに、
プリント待ち管理部15にプリント待ち情報を登録する。
【0068】次に、プリント要求制御部16は、プリンタ
インタフェース部4を介してプリンタ200と制御情報や
応答情報のやりとりを行う。ここで、プリンタ200がプ
リントできる場合には、ワークステーションから出力さ
れた印刷データをプリンタインタフェース部4を介して
プリンタ200に出力する。次に、プリント要求制御部16
がプリント待ち管理部15にプリンタ200がプリント中状
態であることを知らせ、プリント待ち管理部15がプリン
ト中状態のセッション情報をステータスとしてプリント
処理部13に知らせる。
【0069】この時点で、他のUNIXが搭載された相
手ワークステーションにおいて、オペレータがUNIX
のアプリケーションとしてリモート・プリントを可能に
するプリント要求rcpを用いてsample2という
名前のファイルをネットワークプリンタnpに印刷する
ためには、 %rcp −sample2 np; (4) をキー入力する必要がある。ここで、npはネットワー
クプリンタの名前を指定する。オペレータがキー入力
(4)を入力すると、相手ワークステーションは、LA
Nにアプリケーション層とプレゼンテーション層および
セッション層を担うプリント要求rshdが出力され
る。
【0070】さらに、この時点で、他のNetWare
印刷機能が搭載された相手ワークステーションにおい
て、オペレータがNetWare印刷機能のアプリケー
ションとしてプリント要求NPRINTをキー入力した
とする。 F:¥>NPRINT sample3 /θ=NPQ (5) ここで、キー入力(5)は、ファイル名sample3
をプリント要求キューNPQに対応するプリンタから出
力することを示す。
【0071】オペレータがキー入力(5)を入力する
と、相手ワークステーションは、プリント要求NPRI
NTをプリント要求rprinterに変換してLAN
に出力する。一方、ネットワークインタフェース装置20
1においては、LAN300に接続するネットワーク制御部
11が制御情報としてプリント要求rprinterを受
信する。次に、プリント処理部12がネットワーク制御部
11を介してワークステーションから出力されたプリント
要求rprinterを受け付ける。次に、プリント処
理部12は、プリント要求制御部16にプリント要求rpr
interを出力するとともに、プリント待ち管理部15
にプリント待ち情報を登録する。次に、プリント要求制
御部16は、プリンタインタフェース部4を介してプリン
タ200と制御情報や応答情報のやりとりを行う。
【0072】ここで、プリンタ200はプリント中状態で
あるので、プリント要求制御部16がプリント待ち管理部
15にプリンタ200がプリント中状態であることを知ら
せ、プリント待ち管理部15がプリント中状態のセッショ
ン情報をステータスとしてプリント処理部12に知らせる
とともに、このプリントデータをプリント要求と共にサ
ーバ102に蓄積しておく。
【0073】次いで、現在プリント中のプリントデータ
の処理が終了すると、プリント情報有無検出部17がプリ
ント待ち管理部15にプリント待ちのプリント要求がある
か否かを検出する。このとき、プリント処理部12にプリ
ント待ち状態として待機しているプリントデータが他の
NetWare印刷機能が搭載された相手ワークステー
ションからのプリント要求があり、このデータが蓄積さ
れたサーバ102から10秒おきにプリント要求がなされる
ので、UNIXが搭載された相手ワークステーションか
らのプリントデータの処理が終了された後に、現在プリ
ント待ち状態にあるNetWare印刷機能が搭載され
た相手ワークステーションからのプリントデータがサー
バ102からプリンタ200に出力されて処理されるととも
に、プリント待ち管理部15からプリント処理部12にプリ
ント中状態のセッション情報をステータスとしてプリン
ト処理部12に知らせる。
【0074】次いで、このプリント処理が終了し、プリ
ント情報有無検出部17がプリント待ち管理部15を検索
し、プリント待ち管理部15にプリント待ちのプリント要
求がないものと判断したとき、プリント間隔要求指示部
30がサーバ102からプリントアプリケーションlpdに
対してサーバ102から1秒の間隔おきにプリント要求が
あるか、また、rprinterに対してプリント要求
が10秒におきにあるか否かを判別し、この時間内にプリ
ント要求がない場合には、中央処理部1からパワーセー
ブ指示部18に信号を出力してプリンタ200にパワーセー
ブモード要求を送信する。
【0075】このように本実施例では、プリント待ち管
理部15にセッション情報がないものと判断してから、所
定時間経過後にネットワーク制御部11でプリント要求が
受信されない場合に、パワーセーブモード要求をプリン
タ200に送信しているので、サーバ102から若干の間隔を
おいて送信されるプリント要求に対して、その都度パワ
ーセーブモードを実行するのを防止することができ、高
速でプリント処理を行なうことができる。
【0076】図8、9は本発明に係るネットワークイン
タフェース装置の第4実施例を示す図であり、請求項4
に対応している。なお、本実施例では、上記第3実施例
がプリント要求間隔時間を予め設定するのに対して、ネ
ットワークインタフェース装置に送信元のワークステー
ション毎にプリント要求の時間間隔を検出してこれを登
録し、この時間間隔に基づいてパワーセーブモード要求
を実行することにより、ネットワークに応じて適切な時
間間隔を設定できるようにした点に特徴があり、その他
の構成は上記第3実施例と同様であるため、同様の構成
には同一番号を付して説明を省略する。
【0077】図8において、40はプリント要求間隔登録
手段としての送信元別プリンタ要求間隔検出部(以下、
単に送信元別検出部ともいう)であり、この送信元別検
出部40はサーバ102に蓄積されたワークステーションか
らのプリント要求の間隔時間を送信元別に検出しこれを
テーブルとして登録している。プリント情報有無検出部
17はプリント待ち管理部15のセッション情報を検出し、
プリント待ち管理部15のセッション情報がないときに、
送信元別のプリント要求間隔時間が記憶されたテーブル
に基づいてその時間間隔の間に同じ送信元からプリント
要求が来ないときにパワーセーブ指示部18に信号を出力
し、パワーセーブ指示部18からプリンタインタフェース
部4を介してプリンタ200にパワーセーブモード要求を
送信する。本実施例では、送信元別検出部40およびパワ
ーセーブ指示部18がパワーモード指示部を構成するもの
である。
【0078】図9(a)は送信元プリント要求間隔テー
ブルを示すものであり、図9(a)において、プロトコ
ル番号は送信元別にサポートしているプロトコルを示す
番号、要求元ホストは実際にプリントデータを送信して
くる相手側ワークステーションのアドレス、プリント要
求間隔時間はサーバ102からネットワーク制御部11に出
力されるプリント要求の間隔時間、プリント要求回数
は、サーバ102からプリンタインタフェース4に送信さ
れるプリント要求の回数である。
【0079】図9(b)はプリント要求間隔時間の算出
方法を示す図であり、図9(b)において、プリント要
求間隔T1=0、プリント発生回数k=0を初期値とし
たときに、続けて同じ送信元からプリント要求があった
ときに前回の受信が終了してから次の受信が開始するま
で時間間隔をT2としたときのプリント要求間隔時間で
あり、この間隔時間はプリント発生回数kがN回になる
まで検出し、この平均値をプリント要求間隔時間として
テーブルに登録する。
【0080】次に、作用を説明する。ここでは、相手ワ
ークステーションにおいて、オペレータがUNIXのア
プリケーションとしてリモート・プリントを可能にする
プリント要求lprを用いてsampleという名前の
ファイルをネットワークプリンタnpに印刷したものと
すると、 %lpr −Pnp sample (6) をキー入力する必要がある。ここで、−Pはネットワー
クプリンタの名前を指定するオプションである。オペレ
ータがキー入力(6)を入力すると、相手ワークステー
ションは、LAN300にアプリケーション層とプレゼン
テーション層およびセッション層を担うプリント要求l
pdが出力される。
【0081】一方、ネットワークインタフェース装置20
1においては、LAN300に接続するネットワーク制御部
11が制御情報としてプリント要求lpdを受信する。次
に、プリント処理部12がネットワーク制御部11を介して
ワークステーションから出力されたプリント要求lpd
を受け付ける。次に、プリント処理部12は、プリント要
求制御部16にプリント要求lpdを出力するとともに、
プリント待ち管理部15にプリント待ち情報を登録する。
【0082】次に、プリント要求制御部16は、プリンタ
インタフェース部4を介してプリンタ200と制御情報や
応答情報のやりとりを行う。そして、最初に受信された
プリント処理部12のプリント要求に対して、プリント要
求制御部16を介してプリンタ200にプリントデータを送
ることにより、プリンタ200によってプリント処理を行
なうのと同時にプリント要求制御部16がプリント待ち管
理部15にプリンタ200がプリント中状態であることを知
らせ、プリント待ち管理部15がプリント中状態のセッシ
ョン情報をステータスとしてプリント処理部12に知らせ
る。
【0083】また、このときに、プリンタ200がプリン
ト中の状態となるので、プリント要求制御部16がプリン
ト待ち管理部15にプリンタ200がプリント中であること
を知らせ、プリント待ち管理部15がプリント待ち状態の
セッション情報をステータスとしてプリント処理部13、
14に知らせる。ここで、サーバ102にプロトコル2番で
サポートされる送信元のプリント要求およびプリントデ
ータが蓄積されている場合には、プリント待ち中のプリ
ント処理が終了した時点でサーバ102からプロトコル2
番でサポートされる送信元のプリント要求が来る。この
とき、プリント情報有無検出手段17によりプリント待ち
管理部15のセッション情報の有無を検出した後、送信元
別検出部40を呼出し、送信元別検出部40がパワーセーブ
指示部18に10秒間パワーセーブモード要求を行なわない
ように制御する。
【0084】一方、この10秒間にプリント要求がこない
場合には、送信元別検出部40がパワーセーブ指示部18に
パワーセーブモード要求を行なうように指令し、パワー
セーブ指示部18からプリンタ200にパワーセーブモード
要求を送信させる。このように本実施例では、ネットワ
ーク制御部11で受信されるプリント要求の時間間隔を送
信元別(ワークステーション別)に検出して登録する送
信元別検出部40を有し、プリント待ち管理部15にセッシ
ョン情報がないものと判断してから、送信元別検出部40
に登録されたプリント要求登録時間が経過した後、ネッ
トワーク制御部11でプリント要求が受信されない場合
に、パワーセーブモードに入るようにしているので、送
信元別にサーバ102から若干の間隔をおいて送信される
プリント要求に対して、その都度パワーセーブモードを
実行するのを防止することができ、高速でプリント処理
を行なうことができる。
【0085】図10は本発明に係るネットワークインタフ
ェース装置の第5実施例を示す図であり、請求項5に対
応している。なお、本実施例では、パワーセーブモード
の解除をコマンドによって行なう点に特徴があり、その
他の構成は第1実施例と同様であるため、同様の構成に
は同一番号を付して説明を省略する。図10において、50
はパワーセーブモード解除手段としてのパワーセーブモ
ード解除コマンド受信部(以下、単にコマンド受信部と
もいう)であり、ワークステーションにおいて、オペレ
ータがアプリケーションとしてパワーセーブ解除要求を
指定して入力し、このコマンドがネットワーク制御部11
を介してコマンド受信部50に受信されると、コマンド受
信部50がパワーセーブ指示部18にパワーセーブモード解
除指令を送信し、パワーセーブ指示部18からインタフェ
ース部4を介してプリンタ200にパワーセーブモードの
解除を送信させるようになっている。
【0086】このようにすれば、プリンタを行なうため
のデータ処理を行なう前にワークステーションからの指
令によってパワーセーブモードを解除することができ
る。これに対して、従来のようにワークステーションか
らのプリントデータを受信してからパワーセーブモード
を解除してプリント処理を行なう場合には(すなわち、
アプリケーションからプリントを行なう場合)には、プ
リンタに対応したドライバを呼出してプリンタに適した
情報へ変換や転送を行なう必要があり、その処理時間が
長いことからプリント時間が長くなってしまう。
【0087】本実施例では、プリンタを行なうためのデ
ータ処理を行なう前にワークステーションからの指令に
よってプリンタに対応したコマンド受信部50およびパワ
ーセーブ指示部18からの指令によりパワーセーブモード
を解除することができるため、プリンタの準備をしてい
る間にパワーセーブモードを解除することができ、印刷
時間を短くすることができる。
【0088】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、プリント
要求がなくなったときに直ちにパワーセーブモードを実
行することができ、記録装置の電力消費を効果的に抑え
ることができる。請求項2記載の発明によれば、ワーク
ステーションやサーバから受信されてプリント情報蓄積
部に蓄積されたプリントデータの出力が終了した場合
に、直ちにパワーセーブモードを実行することができ、
記録装置の電力消費を効果的に抑えることができる。
【0089】請求項3記載の発明によれば、サーバから
若干の間隔をおいて送信されるプリント要求に対して、
その都度パワーセーブモードを実行するのを防止するこ
とができ、高速でプリント処理を行なうことができる。
請求項4記載の発明によれば、送信元別にサーバから若
干の間隔をおいて送信されるプリント要求に対して、そ
の都度パワーセーブモードを実行するのを防止すること
ができ、高速でプリント処理を行なうことができる。
【0090】請求項5記載の発明によれば、プリンタを
行なうためのデータ処理を行なう前にワークステーショ
ンからの指令によってパワーセーブモードを解除するこ
とができ、従来のようにワークステーションからのプリ
ントデータを受信してからパワーセーブモードを解除し
てプリント処理を行なうものに比べて印刷時間を短くす
ることができる。
【0091】請求項6記載の発明によれば、効果的に記
録装置の電力消費を抑えることができるとともに、速や
かにパワーセーブモードを解除してプリントを行なうこ
とができるプリンタ装置、プリンタスキャナ装置あるい
は多機能型コピー装置に内蔵されたネットワークインタ
フェース装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明(請求項1または6)の第1実施例であ
るネットワークインタフェース装置がLANに接続され
ることを示す図である。
【図2】第1実施例であるネットワークインタフェース
装置のシステム構成図である。
【図3】第1実施例であるネットワークインタフェース
装置に搭載されるプロトコルスタック構成を示す図であ
る。
【図4】第1実施例であるネットワークインタフェース
装置の情報処理機能を示すシステム構成図である。
【図5】本発明(請求項2)の第2実施例であるネット
ワークインタフェース装置のシステム構成図である。
【図6】第2実施例であるネットワークインタフェース
装置の情報処理機能を示すシステム構成図である。
【図7】本発明(請求項3)の第3実施例であるネット
ワークインタフェース装置の情報処理機能を示すシステ
ム構成図である。
【図8】本発明(請求項4)の第4実施例であるネット
ワークインタフェース装置の情報処理機能を示すシステ
ム構成図である。
【図9】(a)は第4実施例の送信元別プリント要求間
隔のテーブルを示す図、(b)は送信元別プリント要求
間隔の算出方法を示す式である。
【図10】本発明(請求項5)の第5実施例であるネット
ワークインタフェース装置の情報処理機能を示すシステ
ム構成図である。
【符号の説明】
1 中央処理部 2 ROM 3 RAM 4 プリンタインタフェース部 5 LAN制御部 6 LANインタフェース部 11 ネットワーク制御部 12〜14 プリント処理部 15 プリント待ち管理部 16 プリント要求制御部 17 プリント情報有無検出部 18 パワーセーブ指示部 20 プリント情報蓄積部 30 プリント間隔要求指示部 40 送信元別プリント間隔要求指示部 50 パワーセーブモード解除コマンド受信部 100、101 ワークステーション 102 サーバ 200 多機能デジタルコピー 201 ネットワークインタフェース装置 300 LAN

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介して、ワークステーショ
    ンあるいはサーバから出力される記録情報を受信し、記
    録装置に該記録情報を記録させるネットワークインタフ
    ェース装置において、 前記ワークステーションあるいはサーバとの間で制御情
    報および記録情報を通信するネットワーク制御部と、 該ネットワーク制御部で受信されたプリント要求を登録
    処理するプリント処理部と、 該プリント処理部で登録処理されたプリント要求に基づ
    いて記録装置を制御するプリント要求制御部と、 該プリント要求制御部で制御されるプリント要求に基づ
    いて記録装置との間で制御情報と応答情報および記録情
    報を交換するプリンタインタフェース部と、 該プリンタインタフェース部で記録装置との間で交換さ
    れた制御情報や応答情報に基づいて、プリント待ち状態
    やプリント中状態を含むセッション情報を管理し、該セ
    ッション情報を前記プリント処理部に通知するプリント
    待ち管理部と、 該プリント待ち管理部によって管理されるセッション情
    報の有無を検出するセッション情報検出部と、 該セッション情報検出部からの出力信号に基づき、プリ
    ント待ち管理部にセッション情報が無いものと判断した
    ときに、記録装置の所定部分の電力消費を抑えるための
    パワーセーブモードに入るように記録装置に対して指示
    を行なうパワーセーブ指示部と、を有することを特徴と
    するネットワークインタフェース装置。
  2. 【請求項2】ネットワークを介して、ワークステーショ
    ンあるいはサーバから出力される記録情報を受信し、記
    録装置に該記録情報を記録させるネットワークインタフ
    ェース装置において、 前記ワークステーションあるいはサーバとの間で制御情
    報および記録情報を通信するネットワーク制御部と、 該ネットワーク制御部で受信されたプリント要求を登録
    処理するプリント処理部と、 受信した記録情報を一時的に蓄積するプリント情報蓄積
    部と、 該プリント処理部で登録処理されたプリント要求に基づ
    いて記録装置を制御するプリント要求制御部と、 該プリント要求制御部で制御されるプリント要求に基づ
    いて記録装置との間で制御情報と応答情報および記録情
    報を交換するプリンタインタフェース部と、 前記プリント情報蓄積部に蓄積される記録情報の有無を
    検出する蓄積情報検出部と、 該蓄積情報検出部の検出情報に基づき、プリント情報蓄
    積部にプリント情報が無いものと判断したときに、記録
    装置の所定部分の電力消費を抑えるためのパワーセーブ
    モードに入るように記録装置に対して指示を行なうパワ
    ーセーブ指示部と、を有することを特徴とするネットワ
    ークインタフェース装置。
  3. 【請求項3】前記パワーセーブ指示部は、セッション情
    報検出部からの検出情報に基づき、プリント待ち管理部
    にセッション情報ないものと判断してから、所定時間経
    過後にネットワーク制御部でプリント要求が受信されな
    い場合に、パワーセーブモードに入るように記録装置に
    対して指示を行なうことを特徴とする請求項1記載のネ
    ットワークインタフェース装置。
  4. 【請求項4】ネットワーク制御部で受信されるプリント
    要求の時間間隔を送信元別に検出して登録するプリント
    要求間隔登録手段を有し、 前記パワーセーブ指示部は、セッション情報検出部の検
    出情報に基づき、プリント待ち管理部にセッション情報
    がないものと判断してから、前記登録手段に登録された
    プリント要求登録時間が経過した後、ネットワーク制御
    部でプリント要求が受信されない場合に、パワーセーブ
    モードに入るように記録装置に対して指示を行なうこと
    を特徴とする請求項1記載のネットワークインタフェー
    ス。
  5. 【請求項5】前記ワークステーションからネットワーク
    制御部に制御情報としてパワーセーブモード解除要求が
    入力されたとき、該制御情報に基づいてパワーセーブ指
    示部に対してパワーセーブモードの解除指示を出力する
    パワーセーブモード解除手段を有することを特徴とする
    請求項1〜4何れかに記載のネットワークインタフェー
    ス装置。
  6. 【請求項6】前記記録装置がプリンタ装置、プリンタス
    キャナ装置あるいは多機能型コピー装置からなり、該プ
    リンタ装置、プリンタスキャナ装置あるいは多機能型コ
    ピー装置に内蔵されることを特徴とする請求項1〜5何
    れかに記載のネットワークインタフェース装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10323999A (ja) * 1997-05-14 1998-12-08 Hewlett Packard Co <Hp> プリント装置の制御方法とプリントシステムとの通信方法およびプリントシステムに用いられる交換可能なモジュール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10323999A (ja) * 1997-05-14 1998-12-08 Hewlett Packard Co <Hp> プリント装置の制御方法とプリントシステムとの通信方法およびプリントシステムに用いられる交換可能なモジュール

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