JP3310465B2 - ネットワークインタフェース装置 - Google Patents

ネットワークインタフェース装置

Info

Publication number
JP3310465B2
JP3310465B2 JP17050494A JP17050494A JP3310465B2 JP 3310465 B2 JP3310465 B2 JP 3310465B2 JP 17050494 A JP17050494 A JP 17050494A JP 17050494 A JP17050494 A JP 17050494A JP 3310465 B2 JP3310465 B2 JP 3310465B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print
information
request
printer
workstation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17050494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0836471A (ja
Inventor
博史 平木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP17050494A priority Critical patent/JP3310465B2/ja
Publication of JPH0836471A publication Critical patent/JPH0836471A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3310465B2 publication Critical patent/JP3310465B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークインタフ
ェース装置およびプリンタ装置に関し、特に、ワークス
テーションからのプリント要求に対応して登録されてい
るプリント待ち状態やプリント中状態を含むセッション
情報をワークステーションに送信することで、プリント
待ち状態を知ることができるネットワークインタフェー
ス装置およびプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークインタフェース装置
およびプリンタ装置については、特開平5−29224
0号公報記載の「スキャナプリンタサーバおよびスキャ
ナプリンタサーバシステム」が報告されている。このも
のは、スキャナ、プリンタおよびスキャナプリンタサー
バ間に双方向の通信路を設け、ホストコンピュータによ
りスキャン、プリントする際の文章、グラフィクス、画
像データの転送方法を指定し、この転送方法に従って画
像データを転送するように構成するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
「スキャナプリンタサーバおよびスキャナプリンタサー
バシステム」のようなスプール機能に用いる記憶部を持
っていないネットワークプリンタにあっては、複数のプ
リント要求があった場合には、複数のプリント要求のセ
ッションを保持することでプリント待ち状態にしてい
た。例えば従来のオペレーティングシステムUNIX
(米国AT&T社)においては、印刷ツールlprでは
lpqによってスプール状態を知ることができる。しか
し、他の印刷ツールを用いて印刷している場合には、ス
プール状態を知ることができない。このように、プリン
タが使用中か否かを表すステータスをホストコンピュー
タに渡すことはできるが、プリント待ち状態を表すステ
ータスをホストコンピュータに渡すことはできないとい
った問題があった。
【0004】さらに、複数のプロトコルを使用する場合
に、各プロトコル毎にプリント待ち状態を別々に管理す
ると、総合的に実際のプリント待ち状態を知ることがで
きないといった問題があった。そこで、請求項1記載の
発明は、プリントプログラムの種類に関わらずプリント
待ちキューを作りプリント待ち状態やプリント中状態を
含むセッション情報をワークステーションに送信するこ
とでプリント待ち状態やプリント中状態を知ることがで
きることを課題としている。
【0005】
【0006】
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、ワークステーションとの間で
所定のプロトコルに基づいて記録情報および制御情報を
通信するネットワーク 制御手段と、該ネットワーク制御
手段が受信した記録情報と制御情報から外部プリンタが
記録可能な記録情報と制御情報に変換するプリント処理
手段と、該プリント処理手段と記録情報および制御情報
又は応答情報を交換するプリンタインタフェース手段
と、外部プリンタとの間で交換された制御情報や応答情
報に基づいて、プリント待ち状態やプリント中状態など
のプリント使用状態を取得してワークステーションへセ
ッション情報として応答可能な情報に変換するセッショ
ン情報管理手段とを備え、該セッション情報をネットワ
ークを介して前記ワークステーションに通信することを
特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】請求項1記載の発明では、セッション情報管理
手段が、外部プリンタとの間で交換された制御情報や応
答情報に基づいて、プリント待ち状態やプリント中状態
などのプリント使用状態を取得してワークステーション
へセッション情報として応答可能な情報に変換するとを
備え、該セッション情報をネットワークを介して前記ワ
ークステーションに通信するので、プリントプログラム
の種類に関わらずプリント待ちキューを作りプリント待
ち状態やプリント中状態を含むセッション情報をワーク
ステーションに送信することでプリント待ち状態を知る
ことができる。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例であるネットワークイン
タフェース装置がLAN(Local Area Network)に接続
することを示す図である。図1に示すように、LANを
介してワークステーション100,101とネットワー
クインタフェース装置201を有する多機能デジタルコ
ピー200が接続されている。
【0021】ワークステーション100,101は、C
RTディスプレイ装置およびキーボードを有し、インテ
リジェント機能によって複数のソフトウェアー処理を選
択実行できるものである。また、ワークステーション1
00,101は、LANを介して多機能デジタルコピー
200にプリント要求を発行するとともに、CRTディ
スプレイ装置上でプリンタステイタスを確認できるもの
である。
【0022】多機能デジタルコピー200は、ファクシ
ミリ機能やデジタルコピー機能やプリンタ機能を有し、
ワークステーションであるワークステーション100,
101から送られた記録情報をプリント出力するもので
ある。ネットワークインタフェース装置201は、LA
Nを介してワークステーション100,101で発行さ
れたプリント要求を処理し、多機能デジタルコピー20
0にプリント処理を実行させるものである。
【0023】図2は本発明の一実施例であるワークステ
ーションのCRTディスプレイ装置50上に表示された
プリンタステイタスを示す図である。図2に示すよう
に、プリンタステイタスは、ジョブ番号、セッションス
テイタス、ユーザ名、要求元ホスト、ジョブ名から構成
されている。ジョブ番号は、個々のプリント処理(ジョ
ブ)に対応して付加された管理番号である。セッション
ステイタスは、プリンタの処理状態としてプリント中状
態またはプリント待ちを表す。ユーザ名は、ワークステ
ーションからプリント処理を要求しているオペレータ名
である。要求元ホストは、プリント処理を要求している
ワークステーションの名前またはアドレスである。ジョ
ブ名は、個々のプロトコル上のプリントプログラム名で
ある。
【0024】なお、図2に示すように、現在、ジョブ番
号が1234番のプリント中状態にあり、1235番お
よび1236番がプリント待ち状態にある。図3は本発
の一実施例であるネットワークインタフェース装置の
システム構成図である。図3に示すように、ネットワー
クインタフェース装置201は、中央処理部1、ROM
(Read Only Memory)部2、RAM(Random Access Me
mory)部3、共有メモリ部4、LAN(Local Area Net
work)制御部5およびLANインタフェース部6によっ
て構成されている。
【0025】中央処理部1は、CPU(Central Proces
sor Unit)、割り込みコントローラ等を有し、ネットワ
ークインタフェース装置201を構成する各部を制御す
る。ROM部2は、EPROM(Erasable Programmabl
e Read Only Memory)、PROM(Programmable Read
Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable
Programmable Read Only Memory)等の記憶素子によっ
て構成され、ネットワークインタフェース装置201を
構成する各部を制御するプログラム、その制御データ等
を格納する。RAM部3は、ネットワークインタフェー
ス装置201を構成する各部の制御データを記憶する。
共有メモリ部4は、バッファメモリを有し、共有メモリ
部4を介してプリンタ200と制御情報や記録情報を送
受信する。ちなみに、共有メモリ部4は、数ページ分以
上の記録情報を一時記憶するためのスプール機能に用い
るメモリ部ではない。
【0026】LAN制御部5は、制御情報や記録情報等
のデータを送受信するためのフレーム生成や、フレーム
の送受信や、受信したフレームのエラーチェック等を行
う。LANインタフェース部6は、同軸ケーブルや光フ
ァイバ等の物理的伝送媒体と接続し、LANを介してデ
ータを送受信するためのインタフェースである。図4は
本発明の一実施例であるネットワークインタフェース装
置に搭載されるプロトコルスタック構成を示す図であ
る。
【0027】図4に示すように、ネットワークインタフ
ェース装置201のプロトコルスタックは、同軸ケーブ
ルを使用する10BASE−5上のプロトコルスタッ
ク、ツイスト・ペア・ケーブルを使用する10BASE
−T上のプロトコルスタック、平衡型接続ケーブルを使
用するRS422上のプロトコルスタックによって構成
される。
【0028】10BASE−5または10BASE−T
上のプロトコルスタックは、論理層の機能を満足するE
thernetやIEEE802.3、Etherne
t802.2、EthernetSNAPによって構成
される。また、RS422上のプロトコルスタックは、
論理層の機能を満足するLLAP(LocalTalk Link Acc
ess Protocol)によって構成される。なお、LLAP
は、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access
with Collision Avoidance)アクセス方式に基づいてリ
ンクへのアクセスの適切な管理を提供し、全てのローカ
ルトーク・ノードに公平にアクセスできるようにするも
のである。
【0029】さらに、EthernetまたはIEEE
802.3上のプロトコルスタックは、ネットワーク層
を担うコネクションレス型のIP(Internet Protocol
s)、網のモニタ制御やエラー通知等の機能を提供する
ICMP(Internet Control Message Protocol )、ト
ランスポート層を担うコネクション型のTCP(Transm
ission Control Protocol )、トランスポート層を担う
コネクションレス型のUDP(User Datagram Protoco
l)、アプリケーション層とプレゼンテーション層およ
びセッション層を担うプロトコルとして、UNIXの標
準的な印刷コマンド(lpr)を用いて遠隔地からの印
刷等ができるlpd、リモートコピーのコマンド(rc
p)またはリモートシェルコマンド(rsh)を用いて
遠隔地からの印刷等ができるrshd、ftpコマンド
を用いて遠隔地からの印刷等ができるftpd、snm
pのマネージャからの問い合わせに対して応答を返すs
nmpdによって構成される。
【0030】さらに、EthernetやIEEE80
2.3やEthernet802.2やEtherne
tSNAP上のプロトコルスタックは、ネットワーク層
を担うコネクションレス型のIPX(Internetwork Pac
ket eXchange)(米国ノベル社,NetWare)、ト
ランスポート層を担うコネクション型のSPX(Sequen
ced Packet eXchange )(米国ノベル社,NetWar
e)、アプリケーション層とプレゼンテーション層およ
びセッション層を担うプロトコルとして、ワークステー
ションから印刷データを受け取って共有メモリ部4へ渡
すとともに、プリンタステイタスをワークステーション
へ返すrprinter、ステイタスの通知やワークス
テーション名のエイリアスの設定等の独自のユーティリ
ティコマンドを処理するnetwutyによって構成さ
れる。
【0031】さらに、EthernetSNAPやLL
AP上のプロトコルスタックは、ネットワーク層および
トランスポート層を担い、送り元ソケットから宛先ソケ
ットへ信頼性のあるワークステーションパケットの引き
渡しを提供するATP(AppleTalk Transaction Protoc
ol)、アプリケーション層とプレゼンテーション層およ
びセッション層を担うプロトコルとして、AppleT
alk(米国Apple社,Macintosh)から
のプリント要求を論理インターフェイスに渡し、論理イ
ンターフェイスからのデータをAppleTalkに渡
すpapによって構成される。
【0032】さらに、UNIXのリモートアプリケーシ
ョンは、lprやlpqやrshやftpやtelne
tやsnmpによって構成される。アプリケーション層
とプレゼンテーション層およびセッション層を担うlp
dを用いてリモート・プリントを可能にするlpr、ス
テータス情報を所定のフォーマットに従って出力するl
pqやrsh、対話式のファイル転送サービスを提供す
るftp、仮想端末サービスを提供してリモート・ログ
インを可能にするtelnet、TCP/IPベースの
インターネットにおけるネットワーク管理を提供するs
nmpによって構成される。
【0033】さらに、NetWare(米国ノベル社)
印刷機能のリモートアプリケーションは、rnpcon
やrnplistによって構成される。NetWare
上のワークステーションからネットワークインタフェー
ス装置に接続されたプリンタの各種設定や情報を表示す
るrnpcon、NetWare上のワークステーショ
ンからネットワークインタフェース装置に接続されたプ
リンタの動作状況を確認するrnplistによって構
成される。
【0034】さらに、Mac(米国Apple社)印刷
機能のリモートアプリケーションによって構成される。
以上のように、ネットワークインタフェース装置は複数
のプロトコルスタックを搭載するものである。 (実施例1)本実施例 は図5で説明するネットワークインタフェース
装置に適用することができる。本実施例では、本発明
特徴部分を具体的に説明する。
【0035】図5は本発明の一実施例であるネットワー
クインタフェース装置の情報処理機能を示すシステム構
成図である。図5に示す各部は、中央処理部1がROM
部2に記憶されたプログラムに従ってネットワークイン
タフェース装置201を制御する場合の情報処理機能を
示すシステム構成図であり、ネットワーク制御部11、
プリント処理部13、プリント待ち管理部16、プリン
ト要求制御部17、プリンタインタフェース部18によ
って構成される。
【0036】ネットワーク制御部11は、図4に示すプ
ロトコルスタックを構成するプロトコル処理を行い、ア
プリケーションに対してLANインタフェースを供給す
るとともに、LANから受信した処理要求に応じてプリ
ント処理部13を起動する。プリント処理部13〜15
は、ネットワーク制御部11が受信した処理要求を受け
付る。例えばプリント要求を受け付けた場合には、プリ
ント要求制御部17にプリント要求を出力するととも
に、プリント待ち管理部16にプリント待ち情報を登録
する。また、プリント処理部13〜15は、LANから
受信した印刷データを共有メモリ部4に記憶する。さら
に、プリント処理部13〜15は、プリンタのステイタ
ス情報やログ情報をネットワーク制御部11に出力す
る。
【0037】プリント待ち管理部16は、セッションス
テイタスとしてプリント待ち状態やプリント中状態を管
理し、セッションステイタスをプリント処理部13〜1
5に引き渡す。プリント要求制御部17は、複数のプリ
ント処理部13〜15から出力されたプリント要求の中
から1つだけ受け付けてプリント処理を行う。
【0038】プリンタインタフェース部18は、プリン
タ200との間で制御情報や応答情報および記録情報の
入出力を行う。次に、本発明の一実施例であるネットワ
ークインタフェース装置の動作を説明する。まず、相手
ワークステーションにおいて、オペレータがUNIXの
アプリケーションとしてリモート・プリントを可能にす
るプリント要求lprを用いてsampleという名前
のファイルをネットワークプリンタnpに印刷するため
には、 %lpr −Pnp sample (1) をキー入力する必要がある。ここで、−Pはネットワー
クプリンタの名前を指定するオプションである。オペレ
ータがキー入力(1)を入力すると、相手ワークステー
ションは、LANにアプリケーション層とプレゼンテー
ション層およびセッション層を担うプリント要求lpd
が出力される。
【0039】一方、ネットワークインタフェース装置2
01においては、LANに接続するネットワーク制御部
11が制御情報としてプリント要求lpdを受信する。
次に、プリント処理部13がネットワーク制御部11を
介してワークステーションから出力されたプリント要求
lpdを受け付ける。次に、プリント処理部13は、プ
リント要求制御部17にプリント要求lpdを出力する
とともに、プリント待ち管理部16にプリント待ち情報
を登録する。
【0040】次に、プリント要求制御部17は、プリン
タインタフェース部18を介してプリンタ200と制御
情報や応答情報のやりとりを行う。ここで、プリンタ2
00がプリント待ち状態の場合には、プリント要求制御
部17がプリント待ち管理部16にプリンタ200がプ
リント待ち状態であることを知らせ、プリント待ち管理
部16がプリント待ち状態のセッション情報をステータ
スとしてプリント処理部13に知らせる。
【0041】一方、プリンタ200がプリント中状態の
場合には、プリント要求制御部17がプリント待ち管理
部16にプリンタ200がプリント中状態であることを
知らせ、プリント待ち管理部16がプリント中状態のセ
ッション情報をステータスとしてプリント処理部13に
知らせる。この時点で、相手ワークステーションにおい
て、オペレータがUNIXのアプリケーションとしてス
テータス情報要求lpqをキー入力したとする。
【0042】 %lpq −Pnp (2) オペレータがキー入力(2)を入力すると、相手ワーク
ステーションは、LANにステータス情報要求lpqを
出力する。一方、ネットワークインタフェース装置20
1においては、LANに接続するネットワーク制御部1
1が制御情報としてステータス情報要求lpqを受信す
る。次に、プリント処理部13がネットワーク制御部1
1を介してワークステーションから出力されたステータ
ス情報要求lpqを受け付ける。次に、プリント処理部
13は、プリント中状態またはプリント待ち状態のセッ
ション情報をステータスとしてネットワーク制御部11
に返す。次に、ネットワーク制御部11はLANを介し
て相手ワークステーションにセッション情報を送信す
る。
【0043】一方、相手ワークステーションにおいて
は、プリンタ200のセッション情報を受信した後に、
ワークステーションのCRTディスプレイ装置50上に
セッション情報表示する。このセッション情報を図2に
示す。このように、本実施例では、ネットワーク制御部
11がワークステーションとの間で所定のプロトコルに
基づいて制御情報および記録情報を通信し、ネットワー
ク制御部11で受信されたプリント要求をプリント処理
部13〜15に登録処理する。次に、プリント要求制御
部17がプリント処理部13〜15で登録処理されたプ
リント要求に基づいて外部プリンタを制御し、プリント
要求制御部17で制御されるプリント要求に基づいてプ
リンタインタフェース部11が外部プリンタとの間で制
御情報と応答情報および記録情報を交換する。次に、プ
リンタインタフェース部11で外部プリンタとの間で交
換された制御情報や応答情報に基づいて、プリント待ち
管理部16がプリント待ち状態やプリント中状態を含む
セッション情報を管理し、かつ、セッション情報をプリ
ント処理部13〜15に通知する。次に、このセッショ
ン情報をネットワーク制御部11からネットワークを介
してワークステーションに通信するように構成するの
で、プリントプログラムの種類に関わらずプリント待ち
キューを作りプリント待ち状態のセッション情報をワー
クステーションに送信することでプリント待ち状態を知
ることができる。
【0044】また、大容量の記憶装置を持たないネット
ワークプリンタにおいても、複数のプリント要求をあた
かもスプールキューがあるかのようにプリント待ち状態
の管理を行い順次プリントをすることができ、他のワー
クステーションがプリント中状態であってもさらにプリ
ント要求をすることができる。さらに、さまざまなプリ
ントプログラムでのプリント要求の待ち状態を知ること
ができオペレータ自身のプリント待ち状態を正確に知る
ことができ、管理者は一つのセッション情報を調べるこ
とでプリンタの使用状態(待ち状態)を正確に知ること
ができる。
【0045】(実施例2)本実施例 は図7で説明するネットワークインタフェース
装置に適用することができる。本実施例では、本発明
特徴部分を具体的に説明する。図6は本発明の一実施例
であるネットワークインタフェース装置のシステム構成
図である。
【0046】図6に示すように、ネットワークインタフ
ェース装置201は、図3に示すネットワークインタフ
ェース装置201にLAN制御部7およびLANインタ
フェース部8を付加して構成されている。LAN制御部
5,7は、制御情報や記録情報等のデータを送受信する
ためのフレーム生成や、フレームの送受信や、受信した
フレームのエラーチェック等を行う。
【0047】LANインタフェース部8は、物理層とし
てツイスト・ペア・ケーブルを使用する10BASE−
Tに接続し、LANを介してデータを送受信するための
インタフェースである。なお、LANに接続された相手
ワークステーションは、論理層の機能を満足するEth
ernet IEEE802.3上にUNIXが搭載さ
れているものとする。
【0048】一方、LANインタフェース部6は、物理
層としてRS422に接続し、LANを介してデータを
送受信するためのインタフェースである。なお、LAN
に接続された相手ワークステーションは、論理層の機能
を満足するLLAP上にpap印刷機能が搭載されてい
るものとする。図7は本発明の一実施例であるネットワ
ークインタフェース装置の情報処理機能を示すシステム
構成図である。
【0049】図7に示す各部は、図5に示すネットワー
クインタフェース装置に、ネットワーク制御部12を付
加して構成されている。ネットワーク制御部11は、図
4に示すプロトコルスタックの中で、特に、物理層とし
てツイスト・ペア・ケーブルを使用する10BASE−
Tに接続して、UNIXを構成するプロトコル処理を行
い、アプリケーションに対してLANインタフェースを
供給するとともに、LANから受信した処理要求に応じ
てプリント処理部14,15を起動する。
【0050】一方、ネットワーク制御部12は、図4に
示すプロトコルスタックの中で、特に、物理層としてR
S422に接続して、pap印刷機能を構成するプロト
コル処理を行い、アプリケーションに対してLANイン
タフェースを供給するとともに、LANから受信した処
理要求に応じてプリント処理部13を起動する。次に、
本発明の一実施例であるネットワークインタフェース装
置の動作を説明する。
【0051】まず、UNIXが搭載された相手ワークス
テーションにおいて、オペレータがUNIXのアプリケ
ーションとしてリモート・プリントを可能にするプリン
ト要求lprを用いてsampleという名前のファイ
ルをネットワークプリンタnpに印刷するためには、 %lpr −Pnp sample (3) をキー入力する必要がある。ここで、−Pはネットワー
クプリンタの名前を指定するオプションである。オペレ
ータがキー入力(3)を入力すると、相手ワークステー
ションは、LANにアプリケーション層とプレゼンテー
ション層およびセッション層を担うプリント要求lpd
が出力される。
【0052】一方、ネットワークインタフェース装置2
01においては、LANに接続するネットワーク制御部
11が制御情報としてプリント要求lpdを受信する。
次に、プリント処理部14がネットワーク制御部11を
介してワークステーションから出力されたプリント要求
lpdを受け付ける。次に、プリント処理部14は、プ
リント要求制御部17にプリント要求lpdを出力する
とともに、プリント待ち管理部16にプリント待ち情報
を登録する。
【0053】次に、プリント要求制御部17は、プリン
タインタフェース部18を介してプリンタ200と制御
情報や応答情報のやりとりを行う。ここで、プリンタ2
00がプリントできる場合には、ワークステーションか
ら出力された印刷データをプリンタインタフェース部1
8を介してプリンタ200に出力する。次に、プリント
要求制御部17がプリント待ち管理部16にプリンタ2
00がプリント中状態であることを知らせ、プリント待
ち管理部16がプリント中状態のセッション情報をステ
ータスとしてプリント処理部14に知らせる。この時点
で、他のUNIXが搭載された相手ワークステーション
において、オペレータがUNIXのアプリケーションと
してリモート・プリントを可能にするプリント要求rc
pを用いてsample2という名前のファイルをネッ
トワークプリンタnpに印刷するためには、 %rcp −sample2 np; (4) をキー入力する必要がある。ここで、npはネットワー
クプリンタの名前を指定する。オペレータがキー入力
(4)を入力すると、相手ワークステーションは、LA
Nにアプリケーション層とプレゼンテーション層および
セッション層を担うプリント要求rshdが出力され
る。
【0054】さらに、この時点で、他のNetWare
印刷機能が搭載された相手ワークステーションにおい
て、オペレータがNetWare印刷機能のアプリケー
ションとしてプリント要求NPRINTをキー入力した
とする。 F:¥>NPRINT sample3 /θ=NPQ (5) ここで、キー入力(5)は、ファイル名sample3
をプリント要求キューNPQに対応するプリンタから出
力することを示す。
【0055】オペレータがキー入力(5)を入力する
と、相手ワークステーションは、プリント要求NPRI
NTをプリント要求rprinterに変換してLAN
に出力する。一方、ネットワークインタフェース装置2
01においては、LANに接続するネットワーク制御部
11が制御情報としてプリント要求rprinterを
受信する。次に、プリント処理部14がネットワーク制
御部11を介してワークステーションから出力されたプ
リント要求rprinterを受け付ける。次に、プリ
ント処理部14は、プリント要求制御部17にプリント
要求rprinterを出力するとともに、プリント待
ち管理部16にプリント待ち情報を登録する。次に、プ
リント要求制御部17は、プリンタインタフェース部1
8を介してプリンタ200と制御情報や応答情報のやり
とりを行う。
【0056】ここで、プリンタ200はプリント中状態
であるので、プリント要求制御部17がプリント待ち管
理部16にプリンタ200がプリント中状態であること
を知らせ、プリント待ち管理部16がプリント中状態の
セッション情報をステータスとしてプリント処理部14
に知らせる。この時点で、相手ワークステーションにお
いて、オペレータがUNIXのアプリケーションとして
ステータス情報要求lpqをキー入力したとする。
【0057】 %lpq −Pnp (6) オペレータがキー入力(6)を入力すると、相手ワーク
ステーションは、LANにステータス情報要求lpqを
出力する。一方、ネットワークインタフェース装置20
1においては、LANに接続するネットワーク制御部1
2が制御情報としてステータス情報要求lpqを受信す
る。次に、プリント処理部13がネットワーク制御部1
1を介してワークステーションから出力されたステータ
ス情報要求lpqを受け付ける。次に、プリント処理部
13は、プリント中状態またはプリント待ち状態のセッ
ション情報をネットワーク制御部11に返す。次に、ネ
ットワーク制御部11はLANを介して相手ワークステ
ーションにセッション情報を送信する。
【0058】一方、相手ワークステーションにおいて
は、プリンタ200のセッション情報を受信した後に、
ワークステーションのCRTディスプレイ装置50上に
セッション情報表示する。このセッション情報を図2に
示す。このように、本実施例では、複数のネットワーク
制御部11,12がワークステーションとの間で複数の
プロトコルに基づいて制御情報および記録情報を通信
し、複数のネットワーク制御部11,12で受信された
プリント要求を複数のプリント処理部13〜15に登録
処理する。次に、プリント要求制御部17がプリント処
理部13〜15で登録処理されたプリント要求に基づい
て外部プリンタを制御し、プリント要求制御部17で制
御されるプリント要求に基づいてプリンタインタフェー
ス部11,12が外部プリンタとの間で制御情報と応答
情報および記録情報を交換する。次に、プリンタインタ
フェース部11,12で外部プリンタとの間で交換され
た制御情報や応答情報に基づいて、プリント待ち管理部
16がプリント待ち状態やプリント中状態を含む複数の
セッション情報を管理し、かつ、複数のセッション情報
をプリント処理部13〜15に通知する。次に、この複
数のセッション情報をネットワーク制御部11,12か
らネットワークを介してワークステーションに通信する
ように構成するので、複数のプロトコルを使用する場合
に、各プロトコルからのプリント要求に対応して登録さ
れているプリント待ち状態のセッション情報をステータ
ス情報としてワークステーションに送信することでプリ
ント待ち状態を知ることができる。
【0059】また、管理者は一つのプリント待ち状態の
セッション情報を調べることでプリンタの使用状態(待
ち状態)を正確に知ることができる。 (実施例3)本実施例 は図8で説明するネットワークインタフェース
装置を備えたプリンタ装置に適用することができる。本
実施例では、本発明の特徴部分を具体的に説明する。
【0060】図8は本発明の一実施例であるネットワー
クインタフェース装置を備えたプリンタ装置のシステム
構成図である。図8に示すように、ネットワークインタ
フェース装置201は、図3に示すネットワークインタ
フェース装置201にプリント取消要求処理部19を付
加して構成されている。
【0061】プリント取消要求処理部19は、ネットワ
ーク制御部11が受付けたプリント取消要求のジョブ番
号に基づいてプリント処理部13〜15に登録されたプ
リント要求の取消し処理を行う。図9は本発明の一実施
例であるネットワークインタフェース装置を備えたプリ
ンタ装置の通信手順を示す図である。
【0062】まず、ワークステーションにおいて、オペ
レータがアプリケーションとしてプリント取消要求をジ
ョブ番号とホスト名およびユーザ名を指定して入力す
る。次に、ワークステーションは、LANを介してプリ
ンタ装置にプリント取消要求を送信する。プリンタ装置
は、LANを介してワークステーションから受信したプ
リント取消要求のジョブ番号に基づいて応答情報をワー
クステーションに返す。
【0063】プリンタ装置がワークステーションに返す
応答情報は、ジョブ番号を含む肯定応答、または、ジョ
ブ番号とエラーメッセージを含む否定応答である。図1
0は本発明の一実施例であるネットワークインタフェー
ス装置を備えたプリンタ装置の動作を示すフローチャー
トである。ネットワーク制御部11がLANを介してワ
ークステーションから送信されるコマンドを受信する
(処理S1)。次に、ネットワーク制御部11が受信し
たコマンドがプリント取消要求か否かを判断する(処理
S2)。
【0064】処理S2で、プリント取消要求を受信した
場合には、プリント取消要求のジョブ番号に基づいてプ
リント待ち管理部16に管理されたプリント待ち状態や
プリント中状態を含む複数のセッション情報を取得する
(処理S3)。ここで、プリント取消要求のジョブ番号
に基づいてプリント待ち管理部16に該当するプリント
待ち情報があったか否かを判断する(処理S4)。
【0065】処理S4で、プリント待ち管理部16に該
当するプリント待ち情報があった場合には、セッション
情報がプリント中状態か否かを判断する(処理S5)。
次に、処理S5で、セッション情報がプリント中状態の
ときには、プリント要求制御部17からプリンタ200
にプリント中止要求を送る(処理S6)。一方、処理S
5で、セッション情報がプリント中状態ではなかったと
きには、処理S7に移り、プリント取消要求処理部19
が、プリント取消要求のジョブ番号に基づいてプリント
処理部13〜15に登録されたプリント待ちキューを削
除する(処理S7)。次に、プリント待ち管理部16に
登録されたプリント待ちセッション情報をリセットする
(処理S8)。
【0066】このように、本実施例では、ネットワーク
制御部11で受信された制御情報がプリント取消要求で
あった場合には、プリント取消要求処理部19がプリン
ト取消要求に設定されたジョブ番号に基づいてプリント
処理部13〜15に登録処理されたプリント要求の取消
し処理を行い、かつ、プリント待ち管理部16で管理さ
れるセッション情報をリセットできるので、表示された
プリント待ち状態のセッション情報を使用して既にプリ
ント要求されたものの取消を行うことができる。
【0067】また、ネットワークプリンタではさまざま
なエミュレーションやPDLが選択的に使用することが
できるので、誤った記録情報を送るった場合には、ワー
クステーションからプリント要求の取消ができるので、
長い間不必要な誤ったプリントを行うことを避けること
ができる。 (実施例4)本実施例 は図11で説明するネットワークインタフェー
ス装置を備えたプリンタ装置に適用することができる。
本実施例では、本発明の特徴部分を具体的に説明する。
【0068】図11は本発明の一実施例であるネットワ
ークインタフェース装置を備えたプリンタ装置のシステ
ム構成図である。図11に示すように、ネットワークイ
ンタフェース装置201は、図8に示すネットワークイ
ンタフェース装置201に取消許可照合部20を付加し
て構成されている。
【0069】取消許可照合部20は、ネットワーク制御
部11が受付けたプリント取消要求をプリント取消要求
処理部19を介して取得し、このプリント取消要求に基
づいてプリント待ち管理部16に登録されたプリント待
ち情報と照合し、ホスト名(要求元アドレス)、ユーザ
名、パスワードを照合し、取消しできるか否かを判断す
る。
【0070】図12は本発明の一実施例であるネットワ
ークインタフェース装置を備えたプリンタ装置の通信手
順を示す図である。まず、ワークステーションにおい
て、オペレータがアプリケーションとしてプリント取消
要求をジョブ番号とホスト名およびユーザ名を指定して
入力する。次に、ワークステーションは、LANを介し
てプリンタ装置にプリント取消要求を送信する。
【0071】プリンタ装置は、LANを介してワークス
テーションから受信したプリント取消要求に応じて、ワ
ークステーションにジョブ番号を指定したパスワード要
求を返送する。次に、ワークステーションは、プリンタ
装置からのパスワード要求に応じて、プリンタ装置にジ
ョブ番号とパスワードを指定したパスワード通知を返送
する。
【0072】次に、プリンタ装置は、ワークステーショ
ンから受信したパスワード通知に基づいて応答情報をワ
ークステーションに返す。プリンタ装置がワークステー
ションに返す応答情報は、ジョブ番号を含む肯定応答、
または、ジョブ番号とエラーメッセージを含む否定応答
である。図13は本発明の一実施例であるネットワーク
インタフェース装置を備えたプリンタ装置の動作を示す
フローチャートである。
【0073】ネットワーク制御部11がLANを介して
ワークステーションから送信されるコマンドを受信する
(処理S11)。次に、ネットワーク制御部11が受信
したコマンドがプリント取消要求か否かを判断する(処
理S12)。処理S12で、プリント取消要求を受信し
た場合には、プリント取消要求のジョブ番号に基づいて
プリント待ち管理部16に管理されたプリント待ち状態
やプリント中状態を含む複数のセッション情報を取得す
る(処理S13)。ここで、プリント取消要求のジョブ
番号に基づいてプリント待ち管理部16に該当するプリ
ント待ち情報があったか否かを判断する(処理S1
4)。
【0074】処理S14で、プリント待ち管理部16に
該当するプリント待ち情報があった場合には、取消許可
照合部20が、プリント取消要求元ホストとユーザ名に
基づいて取消し可能性を評価する(処理S15)。次
に、プリント要求を取消しできるか否かを判断する(処
理S16)。処理S16で、プリント要求を取消しでき
る場合には、セッション情報がプリント中状態か否かを
判断する(処理S17)。次に、処理S17で、セッシ
ョン情報がプリント中状態のときには、プリント要求制
御部17からプリンタ200にプリント中止要求を送る
(処理S18)。
【0075】一方、処理S17で、セッション情報がプ
リント中状態でなかったときには、処理S19に移り、
プリント取消要求処理部19が、プリント取消要求のジ
ョブ番号に基づいてプリント処理部13〜15に登録さ
れたプリント待ちキューを削除する(処理S19)。次
に、プリント待ち管理部16に登録されたプリント待ち
状態のセッション情報をリセットする(処理S20)。
【0076】このように、本実施例では、ネットワーク
制御部11で受信された制御情報がプリント取消要求で
あった場合には、取消許可照合部20がプリント取消要
求のホスト名とユーザ名に基づいてプリント待ち管理部
16に登録されたプリント待ち情報と照合し、既に登録
されたプリント要求を取消しできるか否かを判断する。
次に、取消許可照合部20で既に登録されたプリント要
求を取消しできると判断したときには、プリント取消要
求処理部19がプリント取消要求に設定されたジョブ番
号に基づいてプリント処理部13〜15に登録処理され
たプリント要求の取消し処理を行い、かつ、前記プリン
ト待ち管理部16で管理されるセッション情報をリセッ
トするように構成するので、プリント要求元とプリント
取消要求とを照合することで誤って他のプリント要求を
取消さないようにすることができる。
【0077】また、プリント要求元のホスト名(アドレ
ス)での照合やプリント要求元のユーザ名で照合するこ
とで、プリント中状態またはプリント待ち状態のジョブ
を取り消すことが可能なプリンタにおいて、入力ミスや
誤解によって他人のプリント要求を取り消すことを簡単
に防ぐことができる。図14は本発明の一実施例である
ネットワークインタフェース装置を備えたプリンタ装置
の動作を示すフローチャートである。
【0078】ネットワーク制御部11がLANを介して
ワークステーションから送信されるコマンドを受信する
(処理S31)。次に、ネットワーク制御部11が受信
したコマンドがプリント取消要求か否かを判断する(処
理S32)。次に、プリント取消要求を受信した場合に
は、プリント取消要求のジョブ番号に基づいてプリント
待ち管理部16に管理されたプリント待ち状態やプリン
ト中状態を含む複数のセッション情報を取得する(処理
S33)。ここで、プリント取消要求のジョブ番号に基
づいてプリント待ち管理部16に該当するプリント待ち
情報があったか否かを判断する(処理S34)。
【0079】処理S34で、プリント待ち管理部16に
該当するプリント待ち情報があった場合には、取消許可
照合部20が、パスワードに基づいて取消し可能性を評
価する(処理S35)。処理S35で、プリント要求を
取消しできるか否かを判断する(処理S36)。処理S
36で、プリント要求を取消しできる場合には、セッシ
ョン情報がプリント中状態か否かを判断する(処理S3
7)。次に、処理S37で、セッション情報がプリント
中状態のときには、プリント要求制御部17からプリン
タ200にプリント中止要求を送る(処理S38)。
【0080】一方、処理S37で、セッション情報がプ
リント中状態でなかったときには処理S39に移り、プ
リント取消要求処理部19が、プリント取消要求のジョ
ブ番号に基づいてプリント処理部13〜15に登録され
たプリント待ちキューを削除する(処理S39)。次
に、プリント待ち管理部16に登録されたプリント待ち
セッション情報をリセットする(処理S40)。
【0081】このように、本実施例では、ネットワーク
制御部11で受信された制御情報がプリント取消要求で
あった場合には、取消許可照合部20がプリント取消要
求のパスワードに基づいてプリント待ち管理部16に登
録されたプリント待ち情報と照合し、既に登録されたプ
リント要求を取消しできるか否かを判断する。次に、取
消許可照合部20で既に登録されたプリント要求を取消
しできると判断したときには、プリント取消要求処理部
19がプリント取消要求に設定されたジョブ番号に基づ
いてプリント処理部13〜15に登録処理されたプリン
ト要求の取消し処理を行い、かつ、前記プリント待ち管
理部16で管理されるセッション情報をリセットするよ
うに構成するので、プリント要求元とプリント取消要求
とを照合する場合に、パスワードを入力して照合するこ
とでことで誤って他のプリント要求を取消さないように
することができる。
【0082】また、同じワークステーションからのプリ
ント取消要求であってもパスワードで照合することで、
入力ミスや誤解によって他人のプリント要求を取り消す
ことを簡単に防ぐことができる。以上のように、本実施
に記載されたネットワークインタフェース装置を備え
たプリンタ装置においては、プリントプログラムの種類
に関わらずプリント待ちキューを作りプリント待ち状態
のセッション情報をステータス情報としてワークステー
ションに送信してプリント待ち状態を知ることができ、
表示されたプリント待ち状態のセッション情報を使用し
て既にプリント要求されたものの取消ができるプリンタ
装置を提供することができる。
【0083】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、プリント
プログラムの種類に関わらずプリント待ちキューを作り
プリント待ち状態のセッション情報をステータス情報と
してワークステーションに送信することでプリント待ち
状態を知ることができる。
【0084】
【0085】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるネットワークインタフ
ェース装置がLANに接続することを示す図である。
【図2】本発明の一実施例であるワークステーションの
CRTディスプレイ装置50上に表示されたプリンタス
テイタスを示す図である。
【図3】本発明の一実施例であるネットワークインタフ
ェース装置のシステム構成図である。
【図4】本発明の一実施例であるネットワークインタフ
ェース装置に搭載されるプロトコルスタック構成を示す
図である。
【図5】本発明の一実施例であるネットワークインタフ
ェース装置の情報処理機能を示すシステム構成図であ
る。
【図6】本発明の一実施例であるネットワークインタフ
ェース装置のシステム構成図である。
【図7】本発明の一実施例であるネットワークインタフ
ェース装置の情報処理機能を示すシステム構成図であ
る。
【図8】本発明の一実施例であるネットワークインタフ
ェース装置を備えたプリンタ装置のシステム構成図であ
る。
【図9】本発明の一実施例であるネットワークインタフ
ェース装置を備えたプリンタ装置の通信手順を示す図で
ある。
【図10】本発明の一実施例であるネットワークインタ
フェース装置を備えたプリンタ装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図11】本発明の一実施例であるネットワークインタ
フェース装置を備えたプリンタ装置のシステム構成図で
ある。
【図12】本発明の一実施例であるネットワークインタ
フェース装置を備えたプリンタ装置の通信手順を示す図
である。
【図13】本発明の一実施例であるネットワークインタ
フェース装置を備えたプリンタ装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図14】本発明の一実施例であるネットワークインタ
フェース装置を備えたプリンタ装置の動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 中央処理部 2 ROM部 3 RAM部 4 共有メモリ部 5 LAN制御部 6 LANインタフェース部 11,12 ネットワーク制御部 13〜15 プリント処理部 16 プリント待ち管理部 17 プリント要求制御部 18 プリンタインタフェース部 19 プリント取消要求処理部 20 取消許可照合部 100,101 ワークステーション 200 多機能デジタルコピー 201 ネットワークインタフェース装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークステーションとの間で所定のプロト
    コルに基づいて記録情報および制御情報を通信するネッ
    トワーク制御手段と、該ネットワーク制御手段が受信し
    た記録情報と制御情報から外部プリンタが記録可能な記
    録情報と制御情報に変換するプリント処理手段と、該プ
    リント処理手段と記録情報および制御情報又は応答情報
    を交換するプリンタインタフェース手段と、外部プリン
    タとの間で交換された制御情報や応答情報に基づいて、
    プリント待ち状態やプリント中状態などのプリント使用
    状態を取得してワークステーションへセッション情報と
    して応答可能な情報に変換するセッション情報管理手段
    とを備え、該セッション情報をネットワークを介して前
    記ワークステーションに通信することを特徴とするネッ
    トワークインタフェース装置。
JP17050494A 1994-07-22 1994-07-22 ネットワークインタフェース装置 Expired - Fee Related JP3310465B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17050494A JP3310465B2 (ja) 1994-07-22 1994-07-22 ネットワークインタフェース装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17050494A JP3310465B2 (ja) 1994-07-22 1994-07-22 ネットワークインタフェース装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0836471A JPH0836471A (ja) 1996-02-06
JP3310465B2 true JP3310465B2 (ja) 2002-08-05

Family

ID=15906189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17050494A Expired - Fee Related JP3310465B2 (ja) 1994-07-22 1994-07-22 ネットワークインタフェース装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3310465B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU3060097A (en) 1996-05-14 1997-12-05 Ricoh Corporation Java printer
US6184996B1 (en) * 1997-06-18 2001-02-06 Hewlett-Packard Company Network printer with remote print queue control procedure

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0836471A (ja) 1996-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6476927B1 (en) Job token printer assignment system
US6401150B1 (en) Centralized queue in network printing systems
US6412022B1 (en) Simultaneous print and scan logical channel network multifunction peripheral
US9069497B2 (en) Information processing apparatus having relay virtual printer and functional relay virtual printer
JPH1153139A (ja) ネットワークシステム、ネットワーク管理方法、インターフェース装置、インターフェース装置を動作させるためのプログラムが記録された記録媒体及び端末装置
EP0991240B1 (en) Multiple access prevention for datagram-based control protocols method
US8072628B2 (en) Printing apparatus, network device, printing control method, and printing control program capable of transmitting print image data to printing hardware prior to registration of print job
JP3591251B2 (ja) プリンタ制御方法および装置
JP3310465B2 (ja) ネットワークインタフェース装置
JPH1055222A (ja) プリントネットワークの課金管理装置およびインタフェース装置
JP3697634B2 (ja) 通信装置、通信方法、記録媒体、及びコンピュータプログラム
KR100325816B1 (ko) 네트워크 프린터의 인쇄방법
JP4139541B2 (ja) プリンタおよびプリンタジョブデータの転送方法
JP3017091B2 (ja) プリントサーバとその印刷ジョブ制御方式
JP4243831B2 (ja) プリンタおよびプリンタジョブデータの転送方法
JPH07200201A (ja) プリンタサーバ装置
JPH08221237A (ja) ネットワークインタフェース装置
JP2007030439A (ja) 画像出力装置および画像出力方法
JP4164243B2 (ja) 印刷監視システム、印刷監視方法、及びコンピュータプログラム
JPH0816493A (ja) スキャナプリンタサーバーシステムのデータ通信制御方法
JP4404013B2 (ja) 分散印刷を実行する印刷制御装置および印刷装置
JPH0375921A (ja) ネットワークシステム
JP2006164159A (ja) プリントサーバ及びシステム
JPH11119937A (ja) ネットワークプリンタ
JPH10222321A (ja) ネットワーク印刷システム装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080524

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090524

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100524

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110524

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120524

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120524

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130524

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees