JPH08221207A - タッチパネル付き入力表示装置 - Google Patents

タッチパネル付き入力表示装置

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JPH08221207A
JPH08221207A JP2250895A JP2250895A JPH08221207A JP H08221207 A JPH08221207 A JP H08221207A JP 2250895 A JP2250895 A JP 2250895A JP 2250895 A JP2250895 A JP 2250895A JP H08221207 A JPH08221207 A JP H08221207A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、入力用画像に対応する入力有効領
域内を押圧するタッチパネル付き入力表示装置に関し、
入力有効領域をオペレータに応じた位置に補正すること
により、誤入力を防止するとともに入力用画像の小面積
化を可能にして、表示性および操作性の向上を図ること
を目的とする。 【構成】 1種以上の入力用キーDを表示する表示部32
と、表示部32の表示面上に設置された透光性を有するタ
ッチパネル31と、タッチパネル31内の押圧された座標を
検出するMPU11とを備え、MPU11は入力用キーDに
応じた面積を有する補正用ボタンA〜Cを表示部32に表
示させ、ボタンA〜Cで検出した押圧座標とそのタッチ
パネル31における中心座標との相関関係をボタンA〜C
毎に検知し、入力用キーD毎の入力有効領域の位置を対
応するボタンA〜Cのいずれかで検知された相関関係に
基づいて補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タッチパネル付き入力
表示装置に関し、例えば、ファクシミリ装置、複写機、
あるいはワークステーション等に搭載されるタッチパネ
ル付き入力表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像を表示する表示面上に透
明なタッチパネルを設置され画像のタッチパネル面上を
押圧することによって所定情報を入力可能なタッチパネ
ル付き入力表示装置が知られており、このタッチパネル
付き入力表示装置は、例えばファクシミリ装置、複写
機、あるいはパーソナルコンピュータ等の入力操作およ
び情報表示の必要ある装置の操作部として採用されてい
る。
【0003】この種のタッチパネル付き入力表示装置
は、入力情報に応じたキー画像(入力用画像)を透明タ
ッチパネルを介して表示させ、透明タッチパネル内の押
圧された座標を検出しその座標に対応するキー画像が選
択されたと判断するようになっており、オペレータはそ
のキー画像に基づいて入力操作する。また、例えば、特
開平5−6699号公報には、コンピュータの入力表示
装置としてCRT(Cathode Ray Tube)の表示画面上に
タッチパネルを設置する場合の誤入力の防止方法が記載
されており、この方法においては、画面形状に起因す
る、例えば大画面の場合のタッチパネルの張り合わせ誤
差、オペレータによって異なる視点の差異、あるいは湾
曲の歪を要因とする画面およびタッチパネルの座標の不
一致を、四隅における画面およびタッチパネルの座標の
関係から補正して誤入力を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のタッチパネル付き入力表示装置にあっては、
キー画像に対するタッチパネルの押圧される位置(座
標)は、キー画像の中心であったり、キー画像を指先で
隠さないようにその中心からずれた位置であったりする
ため、指先程度の小さなキー画像では誤入力が発生して
しまう。そのため、キー画像に対する入力有効領域を指
先よりも十分に大きく確保したり、専用のペンを用いる
ようにしていた。そして、近年のファクシミリ装置や複
写機等においては、多機能化により操作項目が多くなっ
たため大画面化(CRT程の大画面にはなっていない)
されているが、指先よりも大きなキー画像を表示させる
と一画面には少ない選択枝のキー画像の表示しかでき
ず、操作が煩雑になってしまうという問題があった。ま
た、専用ペンで入力するものでは、操作にはこれを用い
なければならなず、紛失してしまうと入力不能になって
しまうという問題があった。これらの問題は、ハンディ
タイプの装置においても同様である。
【0005】また、上記問題から、例えば、相手先名称
や電話番号等のように長尺な情報をキー画像として表示
することはできないという問題があり、従来ではスクロ
ールすることにより実現していたためコスト高になって
しまうという問題があった。さらに、キー画像に対する
押圧座標の誤差はその表示位置に応じて異なるが、特開
平5−6699号公報に記載の誤入力防止方法では、画
面全体に対するタッチパネルの座標を補正するものであ
るため、キー画像の大きさ毎に入力有効領域の位置を補
正することはできず、キー画像が小さいことにより発生
する誤入力を防止できないという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、入力有効領域をオペレ
ータに応じた位置に補正することにより、誤入力を防止
するとともに入力用画像の小面積化を可能にして、表示
性および操作性の向上を図ることを目的とし、また、入
力用画像の偏平や表示位置にも対応させて、汎用性や信
頼性の向上を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明は、入力用画像を表示する画像表示手
段と、該画像表示手段の表示面上に設置された透光性を
有するタッチパネルと、該タッチパネル内の押圧された
座標を検出する座標検出手段とを備え、入力用画像に対
応するタッチパネル内の入力有効領域内を押圧して入力
するタッチパネル付き入力表示装置であって、前記入力
用画像に応じた面積を有する少なくとも1種以上の補正
用画像を前記画像表示手段に表示させる画像制御手段
と、前記座標検出手段により検出された押圧座標と補正
用画像に対する前記タッチパネル内の位置との相関関係
を該補正用画像毎に検知する相関検知手段と、前記入力
用画像の入力有効領域の位置を対応する補正用画像で相
関検知手段により検知された相関関係に基づいて補正す
る位置補正手段と、を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項2記載の発明は、前記入力用画像の
偏平率および偏平方向を検知する偏平検知手段と、該偏
平検知手段による検知情報に基づいて前記相関関係を修
正する相関修正手段と、を設けたことを特徴とするもの
である。請求項3記載の発明は、前記画像制御手段を、
前記画像表示手段の表示面の異なる位置に面積が同一の
前記補正用画像を表示させるように構成し、前記位置補
正手段を、前記入力用画像の入力有効領域の位置を該入
力用画像に応じた位置に表示された補正用画像で前記相
関検知手段により検知された前記相関関係に基づいて補
正するように構成したことを特徴とするものである。
【0009】ここで、前記偏平率とは、前記画像表示手
段の表示面における例えば、X軸方向およびY軸方向の
画像の幅の比率のことをいう。また、前記位置補正手段
は、入力用画像および補正用画像の面積が完全に一致し
なくても、例えば、面積の近似する補正用画像で検知さ
れた相関関係や、面積の異なる補正用画像で検知された
相関関係の比例関係に基づいて入力用画像の入力有効領
域の位置を補正してもよいことはいうまでもない。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、画像制御手段により
入力用画像に応じた面積の少なくとも1種以上の補正用
画像が画像表示手段に表示され、補正用画像毎に対応す
る押圧座標が座標検出手段により検出され、これら補正
用画像毎の押圧座標とそのタッチパネル内の位置との相
関関係が相関検知手段により検知される。そして、入力
用画像の入力有効領域の位置が対応する補正用画像で検
知された相関関係に基づいて補正される。したがって、
入力有効領域の位置はオペレータが押圧する入力用画像
の面積に応じた位置に補正され、入力する際にはその入
力有効領域内を押圧することになり、誤入力が防止され
る。
【0011】請求項2記載の発明では、入力用画像の偏
平率および偏平方向が偏平検知手段により検知され、そ
の検知情報に基づいて対応する補正用画像で検知された
相関関係が相関修正手段により修正される。したがっ
て、入力用画像の入力有効領域の位置はその偏平率およ
び偏平方向に応じて補正され、入力用画像の形状による
影響がなくなる。
【0012】請求項3記載の発明では、画像表示手段の
表示面の異なる位置に面積が同一となる補正用画像が画
像制御手段により表示され、これら補正用画像毎の押圧
座標とそのタッチパネルに対する位置との相関関係が相
関検知手段により検知される。そして、入力有効領域の
位置が入力用画像の表示位置に対応する補正用画像で検
知された相関関係に基づいて補正される。したがって、
入力有効領域の位置は、入力用画像の面積だけではな
く、その表示位置に応じても補正される。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図8は本発明に係るタッチパネル付き入力表示装置
の第1実施例を搭載したファクシミリ装置の一例を示す
図であり、本実施例は請求項1記載の発明に対応する。
【0014】まず、構成を説明する。図1〜図3におい
て、11はMPU(Micro Processing Unit)であり、こ
のMPU11は、ファクシミリ通信を行なうとともに本発
明を実現するための制御プログラムを格納するROM
(Read Only Memory)12と、その制御プログラムを実行
するときに、例えばレジスタ等として用いるRAM(Ra
ndom Access Memory)13と、ファクシミリ通信する相手
先情報や画情報等の各種データを格納する大容量記憶媒
体のHDD(Hard Disk Drive)14と、送信または複写
する原稿画像の画情報をスキャナ15で読み取って画像処
理する画像処理部16と、受信または読み取った画情報を
プロッタ17を駆動して画像記録するプロッタ制御部18
と、送信する画情報を符号化圧縮し、または受信した符
号化されている画情報を復号化する符号化復号化部19
と、電話回線等の通信回線を介してファクシミリ通信の
相手先との接続を制御するNCU(網制御部)20と、通
信回線およびNCU20を介して送受信される情報をファ
クシミリ通信可能に変復調(A/D変換またはD/A変
換)するG3ファクシミリモデム21と、ファクシミリ通
信命令や相手先情報等の各種データを入力するため操作
するとともにその各種データや装置異常等を表示するオ
ペレーションボード部22と、スキャナ15およびプロッタ
17等を含むファクシミリ装置本体に取り付けられた各種
センサ群23および各種モータ群24とMPU11との間に介
装されこれらの信号を制御するI/O制御部25と、が接
続されており、ROM12内に格納されている前記制御プ
ログラムに従って上記各部を制御する。なお、26はファ
クシミリ装置が備える通話可能な電話機であり、27はA
C電力を直流化して上記各部に供給するDC電源部であ
る。
【0015】オペレーションボード部22は、図2に示す
ように、透光性を有するタッチパネル(所謂、透明タッ
チパネル)31が張り合わされ画像をLCDにより表示す
る表示部32と、読取など選択された設定条件や装置異常
等の情報を複数のLED33aにより表示するLED群33
と、ダイヤルキー34a、各種機能の選択キー34b、コピ
ーキー34c、スタートキー34d、およびストップキー34
eを配置されたキーマトリックス部34と、を備えてお
り、表示部32は表示制御部35を介して、またLED群33
およびキーマトリックス部34はオペポート制御部36を介
してMPU11に接続されている。表示部32は、表示制御
部35に画像の表示を制御されるようになっており、例え
ばHDD14からMPU11が読み出した少なくとも1種以
上の画像を表示制御部35によりその画像に応じた位置に
表示される。LED群33は、MPU11から送られてきた
指示信号に基づいてオペポート制御部36により点灯/消
灯される。キーマトリックス部34は、選択キー34b、例
えばモードキー34bにより本発明を実行する設定モード
を選択するようになっており、その選択信号はオペポー
ト制御部36がMPU11へ送出する。なお、表示部32はバ
ックライト37を具備しており、このバックライト37はオ
ペポート制御部36に接続され制御される。
【0016】タッチパネル31は、デジタル式を用いると
タッチパネル31の座標に合わせたキー画像(入力用画
像)を表示部32に表示させなければならないことからキ
ー画像の自由度が制限されてしまい、またその自由度を
高くするようにキー画像に合わせてタッチパネル31自体
を製作すると高価になってしまうことため、安価なアナ
ログ接点方式のものが採用されており、キー画像を選択
入力するために押圧したときの押圧座標と表示部32の画
面座標とが一致するように予め調整されて張り合わされ
ている。このタッチパネル31の座標は、図3に示すよう
に、X軸およびY軸方向に延在し外部に引き出された透
明電極38a、38bにより形成されており、この電極38
a、38bには切換スイッチ39を介して電圧供給部40およ
びA/Dコンバータ41が接続され、その切換スイッチ39
にはタッチパネル制御部42を介してI/O制御部25が接
続されている。
【0017】このタッチパネル31は、切換スイッチ39に
よる接続の切り換えがタッチパネル制御部42により制御
されることによって電圧供給部40の電圧がX軸の電極38
aまたはY軸の電極38bに交互に加えられるとともに電
極38a、38bの他方で検出される電圧がA/Dコンバー
タ41によりデジタル化され押圧座標の座標データとして
MPU11へ送出されるようになっている。そして、MP
U11は、タッチパネル制御部42の状態を監視することに
よりA/Dコンバータ41からの座標データが電極38a、
38bのいずれのものか判断することができ、タッチパネ
ル31の座標と表示部32の座標とが一致することから、そ
の座標データから押圧座標を検知して対応するキー画像
が入力されたと判断することができる。例えば、タッチ
パネル31のX軸の電極38aに電圧供給部40が切換スイッ
チ39により接続されていた場合、X軸の電極38a間には
電圧差〔V+−V-(V+>V-)〕が加えられることにな
り、このとき、Y軸の電極38b間からは〔Vmax〜Vmin
(V+>Vmax>Vmin>V-)〕の押圧された位置(押圧
座標)に応じた座標電圧が観測される。このMPU11
は、A/Dコンバータ41のフルスケールを〔Vmax−Vm
in〕以上にしておくことによりタッチパネル31全面の座
標データを数値で知ることができる。すなわち、表示部
32が画像表示手段を構成し、MPU11が座標検出手段を
構成している。
【0018】そして、タッチパネル31が検出する押圧座
標は、オペレータによっては表示部32が表示するキー画
像の中心に対応する位置であったり、場合によってはキ
ー画像外に対応する位置となることがある。例えば、キ
ー画像は内部にその内容(機能)を示す文字等を表示す
ることがあることから、オペレータによっては文字が指
先で隠れないようにキー画像の利き手に応じた左右下側
にずれるので、小さなキー画像の場合には押圧されたと
判断する押圧有効領域(入力有効領域)外となってしま
い、誤入力となって未入力や他のキー画像の入力で誤動
作が発生してしまうことがある。この問題を、従来のフ
ァクシミリ装置ではキー画像を指先よりも十分に大きく
することにより解消していた。
【0019】そこで、本実施例のMPU11は、キー画像
に対する押圧有効領域の位置をそのキー画像の面積毎に
オペレータに応じた押圧座標との相関関係に基づいて補
正するようになっており、例えば、通常入力モード時に
表示されるキー画像(以下、入力用キー画像ともいう)
として多用される長方形の表示の一例で説明すると、オ
ペレーションボード部22のモードキー34bにより設定モ
ードが選択されたとき、図4に示すように、面積が小、
中、大のボタンA〜Cを補正用キー画像(補正用画像)
としてHDD14から読み出して表示制御部35により表示
部32に表示させ、オペレータにボタンA、B、Cの順で
押圧するよう促し、それぞれで検出した押圧座標とタッ
チパネル31内におけるボタンA、B、Cの中心座標(位
置)との画像の大きさに応じたずれ量の比率(相関関
係)からX軸方向の係数αおよびY軸方向の係数βを算
出し、ボタンA群、B群、C群に分けた入力用キー画像
毎の押圧有効領域の位置をその係数α、βを用いて演算
(補正)しHDD14を書き換える。すなわち、MPU11
は、画像制御手段、相関検知手段、および位置補正手段
を構成している。なお、ボタンA〜Cは、入力用キー画
像の最小、中、および最大の大きさに合わせて表示する
ことによりその押圧有効領域の位置を高精度に補正する
ことができ、また表示部32の表示面の何分の一かという
大きさを基準にして表示するようにしてもよい。また、
補正用キー画像としてはボタンA〜Cの3種に限らず、
入力用キー画像を面積についてより細分類しその面積毎
に対応するよう表示させてもよい。
【0020】次に、図5に示すフローチャートを用いて
MPU11による上記補正を具体的に説明する。ここで
は、画像の表示領域(画像の外縁内)を押圧有効領域と
するキーD(入力用キー画像)について、その押圧有効
領域の中心を係数α、βを用いて平行移動させ位置を変
更する簡易な補正を説明する。まず、設定モードが選択
されると、表示部32にボタンA〜Cを表示した後にその
うちのボタンAが所定時間の間に押圧されたか押圧座標
の検出の有無により確認し(ステップP1)、押圧され
ないときには「ボタンAを押して下さい。」と表示し
(ステップP2)、押圧されたときには検出した押圧座
標(XT、YT)をHDD14に格納する(ステップP
3)。
【0021】次いで、図6に示すように、この押圧座標
(XT、YT)に対してボタンAのタッチパネル31におけ
る中心座標を(XA、YA)、辺の長さのX軸方向をA
X、Y軸方向をAYとしたときの、辺の長さに対する中心
座標と押圧座標とのずれ量の比率である係数αA、βAを
次式から算出し(ステップP4)、この係数αA、βAは
HDD14に格納しておく(ステップP5)。
【0022】 αA=(XA−XT)/AX ・・・(1) βA=(YA−YT)/AY ・・・(2) このとき、ステップP1において、「ボタンA押圧?」
であるか確認されてボタンB、Cに対する押圧と区別さ
れているので、例えば、上記(1)(2)式中の係数α
A、βAの大きさが所定以上(例えば、2以上)のときに
は押圧された位置が大きく外れていると判断し、オペレ
ータの入力ミスなどが発生と判定してそのまま補正処理
を継続してしまうことを防止することができる。
【0023】そして、図7(a)に示すように、キーD
の押圧有効領域D2がHDD14内の初期設定時には画像
D1と重なった状態で中心座標を(XD、YD)、辺の長
さのX軸方向をDX、Y軸方向をDYとしたときの、押圧
有効領域D2の中心座標(XD、YD)を次式により(x
D、yD)と変換し、押圧有効領域D2の位置を、図7
(b)に示すように、平行移動させ補正する(ステップ
P6)。
【0024】 xD=XD−αA・DX ・・・(3) yD=YD−βA・DY ・・・(4) この後、キーDに対応するHDD14内の押圧有効領域D
2の位置を変換後の位置に書き換えて格納する(ステッ
プP7)。このステップP6、P7の処理は、ボタンA
群のキーDについて行なった後、ボタンB群、C群につ
いても順次同様に処理し、係数αB、βB、αC、βCと共
にHDD14内の押圧有効領域の位置を書き換える。した
がって、HDD14内のデータは図8に示すように書き換
えられ、ボタンA群、B群、C群、全てのキーについて
の押圧有効領域の位置が平行移動(補正)され、通常入
力モード時にはその補正された押圧有効領域の中心付近
をオペレータが押圧することになり、誤入力の発生を防
止することができる。
【0025】このように本実施例では、設定モードが選
択されたとき、面積の異なるボタンA〜Cの補正用キー
画像が表示部32に表示され、ボタンA〜C毎にタッチパ
ネル31内の押圧された位置(押圧座標)が検出されてそ
れぞれのタッチパネル31内の中心座標に対する押圧座標
のずれから係数αA、βA、〜αC、βCが算出される。そ
して、押圧有効領域D2の位置がキーDの画像面積に対
応するボタンA群、B群、C群毎の係数αA、βA、α
B、βB、αC、βCが用いられて補正される。そのため、
通常入力モードで使用するボタンA群、B群、C群、全
てのキーDについての押圧有効領域D2の位置が画像面
積に応じて補正され、通常入力モード時にはキーDの画
像面積によらずに、つまり画像面積が小さくても押圧有
効領域D2内の中心付近が押圧されることになり、誤入
力が防止される。したがって、キーDの押圧有効領域D
2を無駄に大きくする必要がなく、キーDの押圧有効領
域D2を小面積化することができる。この結果、専用ペ
ン等を必要とせずに、一画面内に多種のキーDを数多く
レイアウトすることができ、表示性および操作性を向上
させることができる。
【0026】なお、以降で説明する実施例においても同
様であるが、本実施例で説明した長方形の入力用画像は
一例であり、他の形状の入力用画像に適用可能であるこ
とはいうまでもなく、例えば円形の場合には上記(1)
(2)式の辺の長さを円の半径にすればよく、長方形、
円形などが混在した場合にも同様に処理することができ
る。
【0027】さらに、入力用画像の中心と、画像の広が
り、つまり辺の長さや半径に対するずれ量の変化率を求
めて入力用画像をその面積で分けることなくその変化率
により入力有効領域の位置を個々に補正してもよく、入
力用画像の大きさが多種にわたる場合に高精度に補正す
ることができ、好適である。また、入力用画像の種類が
少ない場合には、補正するための係数を算出することな
く、全ての入力用画像と同一の補正用画像を表示させ、
その位置(中心座標に限らない)と押圧座標とのずれ量
(相関関係)で押圧有効領域を移動させ補正してもよ
い。
【0028】次に、図9は本発明に係るタッチパネル付
き入力表示装置の第2実施例を搭載したファクシミリ装
置の一例を示す図であり、本実施例は請求項1または2
記載の発明に対応する。なお、本実施例では、上述実施
例と略同様に構成されていることから、その構成を省略
している。まず、構成を説明する。
【0029】本実施例のMPU11は、上述第1実施例と
同様な処理に加え、入力用キー画像の偏平率および偏平
方向を検知して画像の面積に対するオペレータに応じた
押圧座標との相関関係を修正し、入力用キー画像の押圧
有効領域の位置を補正するようになっている。ここで、
入力用キー画像の形状は、押圧して選択入力すればよい
ので、例えば長方形の場合には正方形に、楕円の場合で
も円形に近似する偏平率の大きくない形状となっている
のが一般的であるが、近年においては電子電話帳機能の
相手先表示等のように横方向にかなり長尺な画像もあ
る。この長尺な入力用キー画像の押圧有効領域は、上述
第1実施例と同様な処理によって補正すると、その長尺
方向端部が設定モード時の押圧座標になった場合にはそ
の方向に大きく移動して画像に重なる領域が小さくなっ
てしまう。そのため、本実施例では、このような長尺な
入力用キー画像であってもその押圧有効領域の位置を適
正に補正するように構成されている。
【0030】そこで、本実施例のMPU11は、上述第1
実施例と同様な処理を行なって係数α、βを算出した後
に、入力用キー画像の縦横の辺の長さの比率(偏平率)
およびその偏平方向を検知してその比率が所定倍以上
(例えば、3倍以上)であるときにはその偏平方向の係
数αまたはβを零に修正し、押圧有効領域の長い方向の
位置については移動させることなく補正する。すなわ
ち、MPU11は、偏平検知手段および相関修正手段をも
構成している。
【0031】次に、図9に示すフローチャートを用いて
MPU11による上記補正を具体的に説明する。ここで
は、画像の表示領域を押圧有効領域としX軸またはY軸
方向に長尺な画像となっているキーE(入力用キー画
像)について、上述第1実施例で算出した係数α、βを
修正してその押圧有効領域の中心を平行移動させ位置を
変更する簡易な補正を説明する。なお、キーEの押圧有
効領域は、HDD14内の初期設定時には画像D1と重な
った状態で中心座標を(XE、YE)に位置し、辺の長さ
のX軸方向をEX、Y軸方向をEYとする。
【0032】まず、上述第1実施例のステップP1〜P
5を行なって、ボタンAの押圧座標(XT、YT)をHD
D14に格納した後、ボタンAの係数αA、βAを算出して
HDD14に格納しておく。次いで、キーEの押圧有効領
域の中心座標(XE、YE)、辺の長さEX、EYをHDD
14から順次読み出し、X軸方向の辺の長さがAX≒EXあ
るいはY軸方向の辺の長さがAY≒EYの関係にある場合
にはボタンA群に含まれると判断して該当する数nを最
大とする変数m(m=1,2,3,・・・n)を準備し
(ステップP11)、キーEmの偏平率および偏平方向が
EXm≧3・EYmの関係(辺の長さの比率が3倍以上)に
あるか確認し(ステップP12)、辺の長さの比率が3倍
以上であるときには係数αAmをαAm=0とする(ステッ
プP13)。また、ステップP12で辺の長さの比率が3倍
未満であったときにはキーEmの偏平率および偏平方向
がEYm≧3・EXmの関係にあるか確認し(ステップP1
4)、辺の長さの比率が3倍以上であるときには係数βA
mをβAm=0とする(ステップP15)。
【0033】そして、キーEの押圧有効領域の中心座標
(XEm、YEm)を上記(3)、(4)式により(xEm、
yEm)と変換し、押圧有効領域の位置を補正しHDD14
を書き換えて格納する(ステップP16)。この後、変数
mがm=nとなったか確認し(ステップP17)、変数m
がm≠nでボタンA群に含まれるキーEの全てを補正処
理していないときには変数mをm=m+1としてステッ
プp12に戻り、同様な処理を繰り返す。そして、A群に
含まれるキーEの補正処理が終了した場合にはボタンB
群、C群についても順次同様に処理し、係数αB、βB、
αC、βCを求めた後にHDD14を書き換える。したがっ
て、通常入力モードで使用するキーEが、X軸またはY
軸方向に長尺であった場合にはその押圧有効領域の位置
が長尺方向に補正されることはなく、設定モード時にキ
ーEの長尺方向端部が押圧座標になったとしてもその方
向に大きく押圧有効領域の位置が移動されてしまうこと
がない。
【0034】このように本実施例では、上述第1実施例
の作用効果に加え、設定モードが選択されたとき、キー
Eの縦横の辺の比率および長尺方向が検知され、その比
率が3倍以上の場合には長尺方向にその押圧有効領域を
補正するための係数が零に修正される。そのため、キー
Eが長尺の場合にはその押圧有効領域の位置が長尺方向
に大きく補正され画像と重なる部分が小さくなってしま
うことが防止される。したがって、通常入力モード時に
キーEを押圧しているのに入力されないという不具合が
発生することがない。この結果、キーEの形状による補
正の制限をなくすことができ、汎用性を向上させること
ができる。
【0035】また、本実施例の他の態様としては、図示
は省略しているが、例えば、キーEのX軸方向の辺がY
軸方向の辺の3倍以上であったとき、上記(1)式から
求められた係数αAを次式のように補正し、 αA’=(EY/EX)・αA ・・・(1)’ 上記(3)式にはこの係数αA’を次式のように用い
て、 DX’=XE−αA’・EX ・・・(3)’ キーEの押圧有効領域の位置を平行移動させる補正を行
なうように構成することもできる。
【0036】また、上述第1実施例における押圧有効領
域の面積に加え、偏平率の異なる複数の形状においても
表示部32に表示させ、ボタンA群、B群、C群をさらに
その偏平率に応じて細分化して押圧有効領域の位置の補
正を行なうように構成してもよい。次に、図10〜図12は
本発明に係るタッチパネル付き入力表示装置の第3実施
例を搭載したファクシミリ装置の一例を示す図であり、
本実施例は請求項1または3記載の発明に対応する。な
お、本実施例では、上述第1実施例と略同様に構成され
ていることから、その構成を示すブロック図は省略して
いる。
【0037】まず、構成を説明する。本実施例のMPU
11は、入力用画像と面積が同一の補正用キー画像を表示
部32の異なる位置に表示させ、それぞれの表示位置毎に
タッチパネル31内における中心座標と押圧座標との画像
の大きさに応じたずれ量の比率(相関関係)に基づいて
それぞれの面積および表示位置に対応する入力用キー画
像の押圧有効領域の位置を補正するように構成されてい
る。ここで、入力用キー画像に対する押圧座標は、表示
部32が小画面である場合にはその表示位置による影響は
少ないが、その画像面積が小さく表示部32が大画面であ
る場合にはオペレータによってはその表示位置毎に押圧
有効領域に対するずれ量が異なり、上述第1実施例と同
様な処理だけでは押圧有効領域の位置の補正が十分では
ないことがある。そのため、本実施例では、表示部32が
大画面における入力用キー画像の表示位置に応じてその
押圧有効領域の位置を適正に補正するように構成されて
いる。
【0038】そこで、本実施例のMPU11は、設定モー
ドが選択されたとき、例えば、入力用キー画像の表示位
置によってその押圧有効領域と押圧座標とのずれ量の変
化が大きいと考えられる表示部32の四隅と中央に、図10
に示すように、ボタンA、B、Cを表示部32の一画面毎
に表示制御部35により表示させ、オペレータにボタン
A、B、C内の順位(1〜5)に従って押圧するよう促
し、それぞれで検出した押圧座標とタッチパネル31内に
おける中心座標との画像の大きさに応じたずれ量の比率
を用い、押圧座標と中心座標の相関関係として表示部32
の表示画面の4象限毎にずれ量の比率のX軸方向の分布
関数γ(X)およびY軸方向の分布関数δ(Y)を作成
し、通常入力モード時に入力される入力用キー画像の押
圧有効領域の位置を分布関数γ(X)、δ(Y)を用い
てボタンA群、B群、C群毎に演算(補正)しHDD14
を書き換える。なお、設定モード時に表示部32に表示さ
せる補正用キー画像は、ボタンA〜Cに限らず、またそ
の四隅および中央だけでなく、例えば、より細分類した
その面積毎に、かつ、四隅および中央以外にも表示させ
ることにより、補正精度を向上させてもよいことはいう
までもない。
【0039】次に、図11に示すフローチャートを用いて
MPU11による上記補正を具体的に説明する。ここで
は、画像の表示領域を押圧有効領域とするキーF(入力
用キー画像)について、その中心を分布関数γ(X)、
δ(Y)を用いて平行移動させ押圧有効領域の位置を変
更する簡易な補正を説明する。まず、前記設定モードが
選択されると、表示部32にボタンA1〜A5を表示した
後にそのうちのボタンA1が所定時間の間に押圧された
か押圧座標の検出の有無により確認し(ステップP2
1)、押圧されないときには「ボタンA1を押して下さ
い。」と表示し(ステップP22)、押圧されたときには
検出された押圧座標(XT1、YT1)をHDD14に格納す
る(ステップP23)。
【0040】次いで、以降、ボタンA2〜A5について
もステップP21〜P23と同様に処理してボタンA2〜A
5それぞれで検出された押圧座標(XT2、YT2)〜(X
T5、YT5)をHDD14に格納する(ステップP31〜P6
3)。次いで、ボタンA1、A5の中心座標が(XA1、
YA1)、(XA5、YA5)、辺の長さが同一でX軸方向が
AX、Y軸方向がAYとしたときの、ボタンA1とA5で
構成される象限に位置し、かつ面積が略同一でボタンA
群に含まれるキーF(入力用キー画像)の押圧有効領域
の位置をその表示位置に応じて補正する。このとき、上
述第1実施例と同様に、ボタンA1およびA5の係数
α、βを求めてその表示位置に近接するキーFの押圧有
効領域の位置を補正することも可能であるが、ボタンA
1およびA5の間では係数α、βの分布は所定の規則に
従って変化すると考えられることから、この象限内の位
置に応じた仮想のボタンA’の辺の長さに対する中心座
標と押圧座標とのずれ量の比率の分布(相関関係)に基
づいて補正することもできる。その分布関数γ(X)、
δ(Y)は、キーFの押圧有効領域がHDD14内の初期
設定時には画像と重なった状態で、その中心座標を(X
F、YF)、辺の長さのX軸方向をFX、Y軸方向をFYと
すると、次式のように作成および算出することができ
(ステップP64)、この分布関数γA1(XF)、δA1
(YF)は、HDD14に格納しておく(ステップP6
5)。
【0041】
【数1】 そして、この分布関数γA1(XF)、δA1(YF)を上述
第1実施例の上記(3)(4)式の係数α、βに代えた
次式により、キーFの押圧有効領域の中心座標(XF、
YF)を(xF、yF)と変換し、その押圧有効領域の位
置を補正する(ステップP66)。
【0042】 xF=XF−γ(XF)・FX ・・・(3)” yF=YF−δ(YF)・FY ・・・(4)” この後、キーFに対応するHDD14内の押圧有効領域の
位置を変換後の位置に書き換えて格納する(ステップP
67)。このステップP66、P67の処理は、ボタンA群の
ボタンA1とA5、およびボタンA2〜A4とA5で構
成される象限毎のキーFについて同様に処理した後、ボ
タンB群、C群についても同様に順次同様に処理し、そ
れぞれの分布関数γ(XF)、δ(YF)と共にHDD14
内の押圧有効領域の位置を書き換える。したがって、H
DD14内のデータは、図12に示すように書き換えられ、
通常入力モードで使用するボタンA群、B群、C群、全
てのキーについての押圧有効領域の位置がその画像面積
および表示位置に応じた位置に平行移動(補正)され、
通常入力モード時にはその補正された押圧有効領域の中
心付近をオペレータが押圧することになり、誤入力の発
生を防止することができる。
【0043】このように本実施例では、設定モードが選
択されたとき、面積の異なるボタンA〜C(補正用キー
画像)が表示部32の表示画面の四隅および中央にその面
積毎毎に表示され、そのボタンA〜C毎に、かつ、その
表示位置毎にタッチパネル31内の押圧された押圧座標が
検出されて、タッチパネル31内のその中心座標に対する
押圧座標のずれから表示画面の象限毎に分布関数γ
(X)、δ(Y)が算出される。そして、キーFの押圧
有効領域の位置がその象限毎に、かつ、その画像面積に
対応するボタンA群、B群、C群毎の分布関数γ
(X)、δ(Y)が用いられて補正される。そのため、
通常入力モードで使用するボタンA群、B群、C群、全
てのキーFについての押圧有効領域の位置がその画像面
積および表示位置に応じて補正され、通常入力モード時
にはキーFの面積および表示位置によらずに押圧有効領
域内の中心付近が押圧されることになり、誤入力が防止
される。したがって、上述第1実施例の作用効果が得ら
れるとともに、信頼性を向上させることができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、入力有効
領域の位置を入力用画像の面積に応じた押圧座標との相
関関係に基づいて補正するので、入力有効領域の位置を
入力用画像の面積に応じたオペレータが押圧する位置に
補正することができ、小さな入力用画像であっても誤入
力を防止することができる。そのため、入力用画像を無
駄に大きくする必要がなく、入力用画像を小面積化する
ことができる。したがって、専用ペンを必要とすること
なく、一画面内に多くの入力用画像をレイアウトするこ
とができ、表示性および操作性を向上させることができ
る。
【0045】請求項2記載の発明によれば、入力用画像
の入力有効領域の位置を補正するための押圧座標との相
関関係をその偏平率および偏平方向に応じて修正するの
で、入力用画像の形状による補正可否の制限をなくすこ
とができ、汎用性を向上させることができる。請求項3
記載の発明によれば、入力有効領域の位置を入力用画像
の面積だけでなく表示位置にも応じた押圧座標との相関
関係に基づいて補正するので、入力有効領域の位置を入
力用画像の表示位置にも応じたオペレータが押圧する位
置に補正することができ、信頼性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタッチパネル付き入力表示装置の
第1実施例を搭載したファクシミリ装置の一例を示す図
であり、その全体構成を示すブロック図である。
【図2】その要部を示す平面図である。
【図3】その要部の表示制御および座標検出を説明する
ブロック図である。
【図4】その補正用画像の一例を示す説明図である。
【図5】その入力有効領域の補正を説明するフローチャ
ートである。
【図6】その補正における押圧座標のずれを説明する説
明図である。
【図7】その入力有効領域の補正を説明する説明図であ
り、(a)は初期設定時の状態図、(b)は補正後の状
態図である。
【図8】その補正前後の格納データを示す説明図であ
る。
【図9】本発明に係るタッチパネル付き入力表示装置の
第2実施例を搭載したファクシミリ装置の一例を示す図
であり、その入力有効領域の補正を説明するフローチャ
ートである。
【図10】その補正用画像の一例を示す説明図である。
【図11】その入力有効領域の補正を説明するフローチャ
ートである。
【図12】その補正前後の格納データを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
11 MPU(座標検出手段、画像制御手段、相関検知
手段、位置補正手段、偏平検知手段、相関修正手段) 12 ROM 13 RAM 14 HDD 15 スキャナ 17 プロッタ 19 符号化復号化部 20 NCU 21 G3ファクシミリモデム 22 オペレーションボード部 31 タッチパネル 32 表示部(画像表示手段) 35 表示制御部 41 タッチパネル制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力用画像を表示する画像表示手段と、該
    画像表示手段の表示面上に設置された透光性を有するタ
    ッチパネルと、該タッチパネル内の押圧された座標を検
    出する座標検出手段とを備え、入力用画像に対応するタ
    ッチパネル内の入力有効領域内を押圧して入力するタッ
    チパネル付き入力表示装置であって、 前記入力用画像に応じた面積を有する少なくとも1種以
    上の補正用画像を前記画像表示手段に表示させる画像制
    御手段と、前記座標検出手段により検出された押圧座標
    と補正用画像に対する前記タッチパネル内の位置との相
    関関係を該補正用画像毎に検知する相関検知手段と、前
    記入力用画像の入力有効領域の位置を対応する補正用画
    像で相関検知手段により検知された相関関係に基づいて
    補正する位置補正手段と、を設けたことを特徴とするタ
    ッチパネル付き入力表示装置。
  2. 【請求項2】前記入力用画像の偏平率および偏平方向を
    検知する偏平検知手段と、該偏平検知手段による検知情
    報に基づいて前記相関関係を修正する相関修正手段と、
    を設けたことを特徴とする請求項1記載のタッチパネル
    付き入力表示装置。
  3. 【請求項3】前記画像制御手段を、前記画像表示手段の
    表示面の異なる位置に面積が同一の前記補正用画像を表
    示させるように構成し、 前記位置補正手段を、前記入力用画像の入力有効領域の
    位置を該入力用画像に応じた位置に表示された補正用画
    像で前記相関検知手段により検知された前記相関関係に
    基づいて補正するように構成したことを特徴とする請求
    項1記載のタッチパネル付き入力表示装置。
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