JPH08221194A - ワイヤレスマウスとそのシステム - Google Patents

ワイヤレスマウスとそのシステム

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JPH08221194A
JPH08221194A JP7026602A JP2660295A JPH08221194A JP H08221194 A JPH08221194 A JP H08221194A JP 7026602 A JP7026602 A JP 7026602A JP 2660295 A JP2660295 A JP 2660295A JP H08221194 A JPH08221194 A JP H08221194A
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JP
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wireless
mouse
wireless mouse
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JP7026602A
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Yasuhiro Nagai
靖浩 永井
Takafumi Suzuki
尚文 鈴木
Yoshimitsu Otani
佳光 大谷
Yutaka Ichinose
裕 一ノ瀬
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コンピュータと複数のマウスとの双方向通信
を容易にする。 【構成】 変調器6、復調器7、高周波回路8、アンテ
ナ9、及び電源回路電池10をワイヤレスマウス400
Aに設け、コンピュータとの間で、双方向通信を可能と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤレスマウスとそ
のシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータは近年、その性
能を急速に進歩させ、科学計算,事務処理,ワードプロ
セッサなどの専門的な分野のみならず、生活をサポート
する汎用的な電子機器として日常生活に浸透しつつあ
る。特に、ゲームなどの娯楽機器やマルチメディア情報
の入出力機器として、高性能で比較的安価なパーソナル
コンピュータが急速に導入されつつある。このような日
常生活に浸透する電子機器としては、システムのインス
トールが容易であり、操作が簡単であることが不可欠で
ある。言い換えれば、マン−マシンインタフェースに優
れた、人に優しいシステムが望まれている。このため、
パーソナルコンピュータなどの入力方法は近年、従来の
キーボード入力から、対話型のマウス入力へ移行しつつ
ある。
【0003】図7に、現在のパーソナルコンピュータと
マウスの関係を示す。100はパーソナルコンピュータ
であり、ハードディスク、フロッピィディスクドライブ
を含んでいる。200は出力機器であり、通常、CRT
あるいは液晶ディスプレイである。300は入力用キー
ボード、400はマウス、500は前記入力用キーボー
ド300の接続ケーブル、600は前記マウス400の
接続ケーブルである。このように現在のシステムでは、
パーソナルコンピュータ100に対してマウス400は
通常1台であり、これはパーソナルコンピュータが従
来、一人で行うジョブを支援してきた結果である。
【0004】しかしながら現在でも、ゲームなどの娯楽
に代表されるように、一つのゲームあるいはジョブを複
数のオペレータで同時に遂行する要求が多い。具体的に
は例えば、ゲームでは複数の人数で行う対戦型のゲーム
がその一つの例であり、ジョブでは複数の人数で行う、
チームワークを重視した打ち合わせなども上げられる。
このような場合、オペレータの数に対応した入力機器が
必要であり、入力機器としてはマン−マシンインタフェ
ースに優れたマウスが適している。しかしながら、従来
のシステムは多数のマウスに対処できない、あるいはシ
ステムのインストールや配線が煩雑になるといった問題
があった。これは主に、パソコン側の入力ポートの制
限、並びにマウスの信号ケーブルによって制限を受ける
ためである。
【0005】図8に従来のパーソナルコンピュータ(D
OS/V機器)のマウス400の機能ブロック例を示
す。図8において、マウス400は、レフトスイッチ
1,ライトスイッチ2,X軸位置情報検出部3,Y軸位
置情報検出部4および演算処理回路(CPU)5からな
る。なお、600Aは電源線、600Bは信号線を示
す。マウス400には基本的に、ボールが組み込まれて
おり、その回転はX軸、Y軸に対応した円盤の回転に変
換される。この円盤の円周に設けられた多数の光学的な
スリットを用いて、発光ダイオードから受光ダイオード
への光を遮断/透過し、その受光ダイオードの出力をマ
ウス400のX軸、Y軸の位置情報として、演算処理回
路5のICへ入力する。同時に、マウス400に搭載さ
れた2個あるいは3個のスイッチの情報もこのICへ入
力される。4ないし5入力したICの出力は2本の信号
線600Bを通して、パーソナルコンピュータ100へ
伝送される。また、マウス400のIC、発光/受光ダ
イオードの電源は、パーソナルコンピュータ100の電
源線600Aから、5Vとグランドが供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一つのパーソナルコン
ピュータ100に複数のマウス400を接続した場合、
マウス入力に電池を組み込めば、電源線600Aは省略
することができるが、2本の信号線600Bは必要であ
り、有線で信号伝達する限り、マウス400のケーブル
配線が煩雑となることは避けられない。
【0007】また、パーソナルコンピュータ100を立
ち上げた際、マウス400を初期化あるいはシステムへ
の組み込み処理を行うため、双方向通信の必要がある。
【0008】以上のように、パーソナルコンピュータシ
ステムにおいて、一つのジョブを複数のオペレータで同
時に遂行するには、オペレータの数に対応したマウスが
必要であり、従来のパーソナルコンピュータシステムに
比較的容易に接続でき、ケーブルなどの配線が煩雑とな
らないマウスと、マン−マシンインタフェースに優れ
た、人に優しいシステムが望まれていた。
【0009】本発明にかかる請求項1〜5記載の発明の
目的は、パーソナルコンピュータの入力装置の一つであ
るマウスとパーソナルコンピュータとの双方向通信をワ
イヤレスで行い(ワイヤレスマウス)、複数のワイヤレ
スマウスとパーソナルコンピュータとが双方向通信を行
うことができるワイヤレスマウスとそのシステムを提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる請求項1
に記載の発明は、パーソナルコンピュータに入力を行う
マウスであって、変調器,復調器,高周波回路,並びに
アンテナを備えてワイヤレスマウスとしたものである。
【0011】請求項2に記載の発明は、マウスの入力ポ
ートに、変調器,復調器,高周波回路,並びにアンテナ
から成るワイヤレス基地局を接続したパーソナルコンピ
ュータと、請求項1記載の複数個のワイヤレスマウスと
でワイヤレスマウスシステムを構成したものである。
【0012】請求項3に記載の発明は、所要帯域のワイ
ヤレス通信媒体を用いることにより、パーソナルコンピ
ュータとワイヤレスマウス間で双方向ワイヤレス通信を
行うものである。
【0013】請求項4に記載の発明は、それぞれのワイ
ヤレスマウスに時間軸のスロットを設け、前記各ワイヤ
レスマウスは割り当てられた時間スロットを用いて、前
記ワイヤレス基地局と双方向通信を行うものである。
【0014】請求項5に記載の発明は、それぞれのワイ
ヤレスマウスに異なるキャリア周波数を割り当て、各ワ
イヤレスマウスは割り当てられたキャリア周波数を用い
て、前記ワイヤレス基地局と双方向通信を行うものであ
る。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明においては、ワイヤレスマ
ウスなので、複数個を同時にパーソナルコンピュータに
接続して使用することが可能である。
【0016】請求項2記載の発明においては、ワイヤレ
スマウスシステムのワイヤレスマウスの複数個とワイヤ
レス基地局との間で双方向通信がワイヤレスで行われ
る。
【0017】請求項3記載の発明においては、ワイヤレ
スマウスとワイヤレス基地局との間の双方向通信に中波
帯やマイクロ波帯などのワイヤレス通信媒体が用いられ
る。
【0018】請求項4記載の発明においては、それぞれ
のワイヤレスマウスは割り当てられた時間軸のスロット
の間にワイヤレス基地局と双方向通信を行う。
【0019】請求項5記載の発明においては、それぞれ
のワイヤレスマウスは割り当てられたキャリア周波数で
ワイヤレス基地局と双方向通信を行う。
【0020】
【実施例】図1に、本発明によるワイヤレスマウスの機
能ブロック図を示す。この実施例は請求項1に記載の発
明に対応する。図1において、1〜5は図8と同じもの
であり、6は変調器、7は復調器、8は高周波回路、9
はアンテナで、通信用ダイポールアンテナが用いられ
る。10は電源回路電池を示し、400Aは前記1〜1
0からなるワイヤレスマウスを示す。なお、点線枠内は
マウス本体を示す。X軸位置情報検出部3およびY軸位
置情報検出部4からのX軸およびY軸の位置情報と、両
スイッチ1,2の信号は、演算処理を行うCPU5に接
続され、このCPU5は、高周波回路8からアナログ信
号をデジタル信号へ復調する復調器7、あるいはデジタ
ル信号を例えば、振幅変調(ASK)する変調器6に接
続され、それらは高周波回路8を通してアンテナ9へ接
続されている。また、電源は基本的にワイヤレスマウス
400Aに内蔵された電源を用い、これを5Vに昇圧し
て各ICに供給する。
【0021】図2に、本発明によるワイヤレスマウス4
00Aの外形を示す。寸法の一例をあげると、長さ10
cm,幅8cm,高さ2cm程度であり、レフト,ライ
トスイッチ1,2を有する2ボタン−ワイヤレスマウス
である。11はマウスの電源スイッチであり、その他は
図1と同じである。
【0022】次に、動作について説明する。ワイヤレス
部分以外の構成は通常のマウスと同様であり、一個のボ
ール、それを位置情報に変換する2枚のスリット付き円
盤と、それぞれの円盤に対応した一組の発光ダイオード
と受光ダイオードから成っている。この2個の受光ダイ
オードによる位置情報とスイッチ切り替え情報は、ワイ
ヤレスマウス400Aに内蔵したCPU5に伝達され、
CPU5ではキャリア電波に重畳させる情報を演算処理
し、変調器6,高周波回路8,アンテナ9を介して、後
述するワイヤレス基地局へ情報を伝送する。一方、パー
ソナルコンピュータ100(図8参照)からの初期化信
号は、ワイヤレス基地局からのキャリア電波をワイヤレ
スマウス400Aのアンテナ9で受信し、高周波回路
8,復調器7を通して、CPU5に伝達され、ワイヤレ
スマウス400Aの初期化とパーソナルコンピュータ1
00との接続設定を完了する。このパソナルコンピュー
タ100からの初期化信号は、ワイヤレスマウス起動時
のみであり、パーソナルコンピュータ100との接続設
定を完了すれば、ワイヤレスマウス400Aからパーソ
ナルコンピュータ100への一方向通信となる。このた
め、一つのワイヤレスマウス400Aに対応したワイヤ
レス回線は基本的に一つのキャリア周波数で済ませるこ
とができる。
【0023】図3に本発明によるワイヤレスマウスシス
テムの構成ブロックを示す。この実施例は請求項2に記
載された発明に対応する。700はワイヤレス基地局
で、アンテナ21,高周波回路22,復調器23,変調
器24,CPU25を具備している。このシステムは大
きく分けて、ワイヤレスマウス400A,ワイヤレス基
地局700,並びにパーソナルコンピュータ100から
構成されている。ワイヤレスマウス400Aの機能ブロ
ック構成は図1に示した通りである。ワイヤレス基地局
700の機能ブロックは、基本的にワイヤレスマウス4
00Aと同様であり、異なる点はCPU25へのセンサ
入力がなく、パーソナルコンピュータ100と有線で双
方向通信を行う点である。また、このワイヤレス基地局
700のキャリア周波数はワイヤレスマウス400Aと
同じであり、そのため、同一周波数の局部発振器を高周
波回路22に備えている。
【0024】ワイヤレスマウス400Aとワイヤレス基
地局700では、基本的な通信に同一の周波数を用い
る。例えば、320MHz帯の中波帯や2.45GHz
のマイクロ波帯で双方向通信の検討を行う。技術的には
いずれの周波数帯でも全く同様であるが、法規制の観点
から中波帯とマイクロ波帯ではシステム構成が若干異な
る。例えば、“微弱電波扱い”の中波帯を利用したワイ
ヤレス通信では、ワイヤレスマウス400Aの高周波回
路8、並びにワイヤレス基地局700の高周波回路22
の両方に、中波帯に対応した局部発振器を備えており、
通信距離が比較的広い。
【0025】一方、“機内無線局扱い”のマイクロ波帯
を利用したワイヤレス通信では、ワイヤレス基地局70
0の高周波回路22のみに、マイクロ波帯に対応した局
部発振器を備えており、ワイヤレスマウス400A側は
局部発振器を含まない、“反射型”通信の機器構成とす
る。それゆえ、中波帯のワイヤレス通信に比べ、通信エ
リアの成形やその精度は優れているものの、通信距離が
比較的短かい。ワイヤレス通信における周波数帯域は基
本的に、その環境により選択すべきであり、例えばサー
ビスエリアが比較的広い場合、中波帯を利用したワイヤ
レスマウスシステムが優れている。反面、狭いサービス
エリアを有したワイヤレスシステムを同一の場所で複数
同時に使用する場合には、サービスエリアの成形やシス
テムの相互干渉を抑制できる観点から、マイクロ波帯を
利用したワイヤレスマウスシステムが適している。この
ように、ワイヤレスマウスシステムの周波数はシステム
サービスの環境に応じて、選択すべきである。
【0026】図4に図3に示す本発明によるワイヤレス
マウスシステムの運用例を示す。700はワイヤレス基
地局、400Aはワイヤレスマウス、100はパーソナ
ルコンピュータであり、大画面ディスプレイの出力機器
200が接続されている。100は通常のパーソナルコ
ンピュータであり、ワイヤレス基地局700の信号線を
パーソナルコンピュータ100のポートに接続するだけ
で、複数のワイヤレスマウス400Aに対応でき、しか
もワイヤレスのためマウスの信号ケーブルによる机の回
りの煩雑な配線の問題もない。また、マウス用のソフト
ウェアを変更することによって、一つのジョブを複数の
オペレータで同時に遂行することができ、ゲームであれ
ば、より充実した満足感を、知的な作業であれば、能率
的なチームワークでジョブを遂行できるという利点があ
る。
【0027】図5に、本発明によるワイヤレスマウス4
00Aにおける、単一周波数の高周波回路ユニット(R
FU)の概略を示す。この実施例は請求項3,4に記載
の発明に対応する。図5において、8Aは周波数f0
局部発振器、8Bは増幅器、8Cは混合器、8Dは増幅
器、8Eは周波数f0 の帯域通過フィルタである。な
お、通信媒体としては、中波帯やマイクロ波帯を用い
る。これを用いて、ワイヤレスマウス400Aからワイ
ヤレス基地局700、あるいはワイヤレス基地局700
からワイヤレスマウス400Aへの基本的な通信方法に
ついて説明する。
【0028】まず、変調信号の送信には、簡単な振幅変
調(ASK)方式を用いる。変調器6からのデジタル信
号を基に、局部発振器8Aのオン/オフを行い、これを
アンテナ9から送信する事によって、デジタル情報を重
畳させた周波数f0 のキャリア信号をワイヤレス基地局
700のアンテナ21へ送信する。
【0029】次に、信号の受信について説明する。アン
テナ9で受けた受信キャリアは、その周波数f0 を中心
周波数とする帯域通過フィルタ8Eを通過させ、増幅器
8Dで増幅した後、同じ周波数f0 を有する局部発振器
8Aの信号と混合器8Cでミキシングし、中間周波信号
(IF)に復調し、これをデジタルとアナログの復調器
7で信号復調を行う。以上が基本的な通信であり、これ
らはワイヤレスマウス400A、並びにワイヤレス基地
局700で殆ど同じ動作である。
【0030】ワイヤレスマウスシステムの特徴の一つ
は、複数のワイヤレスマウス400Aを扱うことである
が、これには前述の基本的な通信のみでは実現できな
い。そのため2つの方法を試みた。
【0031】第一の方法として、図5の実施例に示すよ
うに単一のキャリア周波数を用い、最大5個程度の時間
スロットをCPU5で発生させ、それらの時間スロット
を存在するワイヤレスマウス400Aに割り当てた。こ
の場合、図5に示した単一周波数の高周波回路ユニット
を一つ設ければ良く、構成は簡単になったが、多くのワ
イヤレスマウス400Aには対応できなかった。但し、
5人程度のオペレータによるジョブの遂行には問題なか
った。
【0032】第二の方法として、時間スロットを用い
ず、それぞれのワイヤレスマウス400Aに、別個のキ
ャリア周波数を割り当てる方法を試みた。この場合、ワ
イヤレスマウス400Aはそれぞれ周波数の異なる局部
発振器を準備すれば良いが、ワイヤレス基地局700の
高周波回路22を図6のように変更する必要がある。な
お、この実施例は請求項5に記載された発明に対応す
る。この実施例では例えば、ワイヤレスマウス400A
の数に対応して、f1 ,f2 ,……,fn のように周波
数の異なった高周波回路ユニット(RFU)を並列に接
続し、これらを対応したそれぞれの変復調器へ接続す
る。なお、22Aはサーキュレータである。この方法で
は、原理的にワイヤレスマウス400Aの数の制限はな
いものの、ワイヤレス基地局700が大型化するという
問題点がある。図5,図6のいずれの方法を採用するか
は、構築するシステムの規模により決定すればよく、両
方を組み合わせたシステム構成としてもよい。
【0033】以上のように、本発明によるワイヤレスマ
ウス400Aとそのシステムは、従来のパーソナルコン
ピュータ100に比較的容易に接続でき、一つのジョブ
を複数のオペレータで同時に遂行することができる。し
かも、従来の有線のマウスで生じるような信号ケーブル
の煩雑な配線もない。本発明によるワイヤレスマウスシ
ステムは、グループの知的作業全般に有効であり、人的
資源の有効利用のみならず、重要なアイデアの創出を支
援できる。また、ゲームなどの集団の娯楽に対しては、
より高い満足感が得られる。
【0034】
【発明の効果】本発明にかかる請求項1の発明は、パー
ソナルコンピュータに入力を行うマウスであって変調
器,復調器,高周波回路,並びにアンテナを備えたワイ
ヤレスマウスであるのが、複数個をパーソナルコンピュ
ータにワイヤレスに接続でき、従来のようなケーブルな
どの配線による煩雑さがない。
【0035】また、請求項2記載の発明は、マウスの入
力ポートに、変調器,復調器,高周波回路,並びにアン
テナから成るワイヤレス基地局を接続しパーソナルコン
ピュータと、請求項1記載の複数個のワイヤレスマウス
とでワイヤレスマウスシステムが構成されているので、
複数個のワイヤレスマウスとワイヤレス基地局との間の
双方向通信が可能となる。
【0036】また、請求項3記載の発明は、所要帯域の
ワイヤレス通信媒体を用いることにより、パーソナルコ
ンピュータとワイヤレスマウス間で双方向ワイヤレス通
信を行うので、環境に応じた帯域によりワイヤレスの双
方向通信が可能である。
【0037】また、請求項4記載の発明は、それぞれの
ワイヤレスマウスに時間軸のスロットを設け、前記各ワ
イヤレスマウスは割り当てられた時間スロットを用い
て、前記ワイヤレス基地局と双方向通信を行うので、全
体を大型化せずに多数のワイヤレスマウスを接続するこ
とができる。
【0038】また、請求項5の発明は、それぞれのワイ
ヤレスマウスに異なるキャリア周波数を割り当て、各ワ
イヤレスマウスは割り当てられたキャリア周波数を用い
て、前記ワイヤレス基地局と双方向通信を行うので、ワ
イヤレスマウスの数が多くなっても対応することが可能
である。
【0039】このように、本発明によるワイヤレスマウ
スとそのシステムは、従来のパーソナルコンピュータシ
ステムに比較的容易に接続でき、煩雑なケーブル配線が
なく、一つのジョブを複数のオペレータで同時に遂行で
きるため、チームワーク作業の効率化やより一層の満足
感が得られる。これにより、マン−マシンインタフェー
スに優れた、より一層、人に優しいパーソナルコンピュ
ータシステムを提供できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるワイヤレスマウスの機能ブロック
図である。
【図2】本発明によるワイヤレスマウスの外形を示す概
略図である。
【図3】本発明によるワイヤレスマウスシステムの機能
ブロック図である。
【図4】本発明によるワイヤレスマウスシステムの運用
例である。
【図5】本発明に用いる高周波回路ユニットの実施例を
示すブロック図である。
【図6】本発明に用いる複数周波数を扱う高周波回路の
実施例を示すブロック図である。
【図7】従来のパーソナルコンピュータシステムの一例
を示す構成の概略図である。
【図8】従来のマウスの機能ブロック図である。
【符号の説明】
100 パーソナルコンピュータ 200 出力機器 300 キーボード 400A ワイヤレスマウス 500 ケーブル 600 ケーブル 700 ワイヤレス基地局 1 レフトスイッチ 2 ライトスイッチ 3 X軸位置情報検出部 4 Y軸位置情報検出部 5 CPU 6 変調器 7 復調器 8 高周波回路 8A 局部発振器 8B 増幅器 8C 混合器 8D 増幅器 8E 帯域通過フィルタ 9 アンテナ 10 電源回路電池 11 電源スイッチ 21 アンテナ 22 高周波回路 22A サーキュレータ 23 復調器 24 変調器 25 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 一ノ瀬 裕 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーソナルコンピュータに入力を行うマ
    ウスであって、変調器,復調器,高周波回路,並びにア
    ンテナを備えたことを特徴とするワイヤレスマウス
  2. 【請求項2】 マウスを接続する入力ポートに、変調
    器,復調器,高周波回路,並びにアンテナから成るワイ
    ヤレス基地局を接続したパーソナルコンピュータと、請
    求項1記載の複数個のワイヤレスマウスとから構成され
    たことを特徴とするワイヤレスマウスシステム。
  3. 【請求項3】 所要帯域のワイヤレス通信媒体を用いる
    ことにより、パーソナルコンピュータとワイヤレスマウ
    ス間で双方向ワイヤレス通信を行うことを特徴とする請
    求項2記載のワイヤレスマウスシステム。
  4. 【請求項4】 ワイヤレス基地局を含むパーソナルコン
    ピュータと請求項1記載の複数個のワイヤレスマウスか
    ら構成されるワイヤレスマウスシステムにおいて、それ
    ぞれのワイヤレスマウスに時間軸のスロットを設け、前
    記各ワイヤレスマウスは割り当てられた時間スロットを
    用いて、前記ワイヤレス基地局と双方向通信を行うこと
    を特徴とするワイヤレスマウスシステム。
  5. 【請求項5】 ワイヤレス基地局を含むパーソナルコン
    ピュータと請求項1記載の複数個のワイヤレスマウスか
    ら構成されるワイヤレスマウスシステムにおいて、それ
    ぞれのワイヤレスマウスに異なるキャリア周波数を割り
    当て、各ワイヤレスマウスは割り当てられたキャリア周
    波数を用いて、前記ワイヤレス基地局と双方向通信を行
    うことを特徴とするワイヤレスマウスシステム。
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