JPH08220647A - 原稿台支持構造 - Google Patents

原稿台支持構造

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JPH08220647A
JPH08220647A JP3098895A JP3098895A JPH08220647A JP H08220647 A JPH08220647 A JP H08220647A JP 3098895 A JP3098895 A JP 3098895A JP 3098895 A JP3098895 A JP 3098895A JP H08220647 A JPH08220647 A JP H08220647A
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JP
Japan
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platen glass
platen
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Pending
Application number
JP3098895A
Other languages
English (en)
Inventor
Futoshi Yoshida
太 吉田
Shuzo Kimura
修三 木村
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿台自体としては適度な強度で耐荷重の強
化を図れ、重量の軽減化、コストの低減化を実現する。 【構成】 プラテンガラス14上に矢印Aの向きに掛か
る荷重は、プラテンガラス14の隅に位置する第1支持
部材16で受ける。プラテンガラス14上に衝撃等の大
きな荷重が係る場合には、プラテンガラス14は、この
下縁15が第2支持部材20の傾斜面22と当接すべく
撓む。プラテンガラス14の下縁15は、傾斜面22と
当接して矢印Aの向きに第2支持部材20を押圧する。
この押圧力は、第2支持部材20の傾斜面22の傾斜方
向に沿ってプラテンガラス14の下縁15との当接位置
を変えるように、第2支持部材20をプラテンガラス1
4のガラス面に沿って外方(矢印Bの向き)へ変形させ
る。その結果、第2支持部材20を介してプラテンガラ
ス14が受ける荷重は分散される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿台保持構造に係
り、例えば、複写機においてプラテンガラスを支持する
構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】複写機
において原稿を上面に載置するプラテンガラス(原稿
台)は、この隅部において数点の支持点で支持されてい
る。プラテンガラスは上側から衝撃等の大きな荷重を受
けることが予想される。それに対抗するために、従来
は、プラテンガラスの厚みを厚くし、あるいは、プラテ
ンガラスに化学強化処理を施す等してプラテンガラス自
体の強度を上げ、耐衝撃等の強化を図っている。
【0003】しかし、プラテンガラス自体の強度を上げ
るためにプラテンガラスの厚みを厚くし、あるいは、プ
ラテンガラスに化学強化処理を施す等のことは、重量の
増加や、コストアップを招く。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、原稿台自体と
しては適度な強度で耐荷重の強化を図れ、重量の軽減
化、コストの低減化を実現する原稿台支持構造を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
の原稿台支持構造は、上面に原稿を載置するプラテンガ
ラス等の透明な原稿台を支持する支持構造において、前
記原稿台の各隅部で原稿台下面と当接して原稿台を支持
する第1支持部材と、前記原稿台の下側に設けられ、通
常は原稿台と離間して位置し、原稿台が上側から押され
て撓みを生じたときに原稿台と当接して押圧され、押圧
力によって原稿台の台面に沿った方向へ変形可能な第2
支持部材と、を備えた構成を特徴とする。
【0006】請求項2に記載の本発明の原稿台支持構造
は、請求項1の構成において、前記第2支持部材は、原
稿台の台面に対して上下方向へ傾斜し、原稿台の撓みに
よって原稿台の下縁と当接して押圧される傾斜部を有
し、傾斜部が押圧されることにより第2支持部材が原稿
台の台面に沿った方向へ変形可能となることを特徴とす
る。
【0007】請求項3に記載の本発明の原稿台支持構造
は、請求項1の構成において、前記第2支持部材は、原
稿台の台面に沿って原稿台の下縁の方向と異なる方向へ
傾斜し、原稿台の撓みによって原稿台の下縁と当接して
押圧される傾斜部を有し、傾斜部が押圧されることによ
り第2支持部材が原稿台の台面に沿った方向へ変形可能
となることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成によれば、原稿台の上面に荷重が掛か
ると原稿台は撓む。原稿台の上面に掛かる通常の荷重
は、その通常の荷重に対抗する原稿台の撓みを許容する
第1支持部材で受ける。第2支持部材はその通常の荷重
を受けない。衝撃等の大きな荷重が原稿台の上面に掛か
った場合には、原稿台の撓みによって第2支持部材が原
稿台と当接し、原稿台の撓みに伴う押圧力が第2支持部
材に及ぶ。その押圧力によって、第2支持部材は、原稿
台の台面に沿った方向へ変形する。その結果、第2支持
部材を介して原稿台が受ける荷重は分散される。
【0009】従って、原稿台自体としては適度な強度で
耐荷重の強化を図れ、重量の軽減化、コストの低減化を
実現することができる。
【0010】例えば、請求項2、あるいは、請求項3に
あるように、第2支持部材が傾斜部を有する構成によれ
ば、原稿台の撓みにより傾斜部が原稿台の下縁と当接し
て押圧される。これにより、傾斜部は原稿台の下縁との
当接位置を傾斜部の傾斜方向に沿って変えるようにし
て、第2支持部材を原稿台の台面に沿った方向へ変形さ
せることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る原稿台支持構造の第1実
施例を図1乃至図4に基づき説明する。
【0012】図1に示すように、複写機12の上面に、
矩形板状の透明なプラテンガラス(原稿台)14が水平
とされて設けられる。図2及び図3に示すように、プラ
テンガラス14の下側には、第1支持部材16が設けら
れ、第1支持部材16は、複写機のフレーム18に形成
され、プラテンガラス14の隅部に位置して、プラテン
ガラス14の下面と接触し、プラテンガラス14を点支
持的に支持する。
【0013】プラテンガラス14の下側にはまた、第2
支持部材20が設けられる。プラテンガラス14の4つ
の縁のうちの1の縁について説明すると、第2支持部材
20は、プラテンガラス14の縁に沿って、その縁方向
寸法に渡って形成され、プラテンガラス14の周囲に位
置する複写機12の本体カバー13からプラテンガラス
14の下面に沿って突出される。第2支持部材20は、
上面が、先端に向けて下方へ傾斜する傾斜面(プラテン
ガラス14のガラス面に対して上下方向に傾斜された傾
斜部)22とされ、縁方向から見て楔形状とされる。
【0014】第2支持部材20の傾斜面22は、通常
は、プラテンガラス14と離間して位置される。プラテ
ンガラス14上に矢印Aの向きに荷重が掛かるとプラテ
ンガラス14は図4に2点鎖線で示すように、第1支持
部材16間で撓む。プラテンガラス14上に通常の荷重
が掛かる場合には、プラテンガラス14は、その通常の
荷重に対抗する撓みを許容する第1支持部材16で支持
される。プラテンガラス14上に衝撃等の大きな荷重が
係る場合には、プラテンガラス14は、この下縁15が
第2支持部材20の傾斜面22と当接すべく撓む。プラ
テンガラス14の下縁15は、傾斜面22と当接して矢
印Aの向きに第2支持部材20を押圧する。この押圧力
は、第2支持部材20の傾斜面22の傾斜方向に沿って
プラテンガラス14の下縁15との当接位置を変えるよ
うに、第2支持部材20をプラテンガラス14のガラス
面に沿って外方(押圧力の方向である矢印Aの向きと直
角の方向である矢印Bの向き)へ変形させる。その結
果、第2支持部材20を介してプラテンガラス14が受
ける荷重は分散される。
【0015】これによって、プラテンガラス14自体と
しては適度な強度で耐荷重の強化を図れ、重量の軽減
化、コストの低減化を実現することができる。
【0016】なお、複写機12としては、例えば、プラ
テンガラス14の下方にプラテンガラス14と平行に感
光材料を配置し、プラテンガラス14と感光材料との間
を移動する露光ユニットによって、プラテンガラス14
上に載置されて原稿カバー26で覆われる原稿24の画
像を感光材料に露光し、次に、受像材料を感光材料と重
ね合わせて熱現像転写し、その後、受像材料を感光材料
と剥離してなる画像記録装置が可能である。
【0017】次に、第2実施例を図5及び図6に基づき
説明する。本実施例では、第2支持部材50は、上下方
向から見て直角3角形の板状とされ、プラテンガラス1
4の下側でプラテンガラス14の隅部に配置される。そ
の直角3角形の斜辺部52が、プラテンガラス14のガ
ラス面に沿ってプラテンガラス14の縁の方向と傾斜し
た方向とされる傾斜部を構成する。
【0018】第2支持部材40は、通常は、プラテンガ
ラス14と離間して位置され、プラテンガラス14上に
掛かる通常の荷重(矢印Aの向きの荷重)は、第1支持
部材16で受ける。
【0019】プラテンガラス14上面に衝撃等の大きな
荷重が掛かると、プラテンガラス14の下端15が第2
支持部材50の斜辺部52と当接すべく撓み、矢印Aの
向きの押圧力を第2支持部材50に及ぼす。この押圧力
は、第2支持部材50の斜辺部52の傾斜方向に沿って
プラテンガラス14の下縁15との当接位置を変えるよ
うに、第2支持部材50をプラテンガラス14のガラス
面に沿って外方(矢印Bの向き)へ変形させる。
【0020】従って、本実施例によっても第1実施例と
同様に、第2支持部材50を介してプラテンガラス14
が受ける荷重が分散され、プラテンガラス14自体とし
ては適度な強度で耐荷重の強化を図れ、重量の軽減化、
コストの低減化を実現することができる。
【0021】他の構成は、第1実施例と同様である。な
お、上記各実施例では、プラテンガラス14の4つの縁
のうちの1の縁について説明し、また、図示している
が、他の縁についても適用可能である。
【0022】また、上記各実施例では、原稿台としてプ
ラテンガラスを挙げているが、ガラスでなくともプラス
チックでもよく、プラテンガラス等の透明な原稿台であ
ればよい。
【0023】更に、上記実施例では、複写機に適用した
原稿台支持構造について説明したが、そのような複写機
に限らず、例えば、原稿台上の原稿を露光するような装
置であれば、適用可能である。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の原稿台
支持構造では、原稿台自体としては適度な強度で耐荷重
の強化を図れ、重量の軽減化、コストの低減化を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の原稿台支持構造を適
用した複写機の概観を示す斜視図である。
【図2】第1実施例の原稿台支持構造を示す、見下げ図
である。
【図3】第1実施例の原稿台支持構造を示す、図2の3
−3線端面図である。
【図4】原稿台の撓みを示す図である。
【図5】第2実施例の原稿台支持構造を示す、見下げ図
である。
【図6】第2実施例の原稿台支持構造を示す、図5の6
−6線端面図である。
【符号の説明】
12 複写機 14 プラテンガラス(原稿台) 16 第1支持部材 20、50 第2支持部材 22 傾斜面(傾斜部) 24 原稿 52 傾斜部(傾斜部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に原稿を載置するプラテンガラス等
    の透明な原稿台を支持する支持構造において、 前記原稿台の隅部で原稿台下面と当接して原稿台を支持
    する第1支持部材と、 前記原稿台の下側に設けられ、通常は原稿台と離間して
    位置し、原稿台が上側から押されて撓みを生じたときに
    原稿台と当接して押圧され、押圧力によって原稿台の台
    面に沿った方向へ変形可能な第2支持部材と、 を備えたことを特徴とする原稿台支持構造。
  2. 【請求項2】 前記第2支持部材は、原稿台の台面に対
    して上下方向へ傾斜し、原稿台の撓みによって原稿台の
    下縁と当接して押圧される傾斜部を有し、傾斜部が押圧
    されることにより第2支持部材が原稿台の台面に沿った
    方向へ変形可能となる請求項1に記載の原稿台保持構
    造。
  3. 【請求項3】 前記第2支持部材は、原稿台の台面に沿
    って原稿台の下縁の方向と異なる方向へ傾斜し、原稿台
    の撓みによって原稿台の下縁と当接して押圧される傾斜
    部を有し、傾斜部が押圧されることにより第2支持部材
    が原稿台の台面に沿った方向へ変形可能となる請求項1
    に記載の原稿台保持構造。
JP3098895A 1995-02-20 1995-02-20 原稿台支持構造 Pending JPH08220647A (ja)

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JP3098895A JPH08220647A (ja) 1995-02-20 1995-02-20 原稿台支持構造

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JP (1) JPH08220647A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6628431B1 (en) 1997-03-12 2003-09-30 Pfu Limited Picture readers and method for controlling the same
JP2007059981A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Ricoh Co Ltd 画像読取装置及び画像形成装置

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US6628431B1 (en) 1997-03-12 2003-09-30 Pfu Limited Picture readers and method for controlling the same
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A521 Written amendment

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