JPH08220341A - カラーフィルタ及びその製造方法 - Google Patents

カラーフィルタ及びその製造方法

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JPH08220341A
JPH08220341A JP29820095A JP29820095A JPH08220341A JP H08220341 A JPH08220341 A JP H08220341A JP 29820095 A JP29820095 A JP 29820095A JP 29820095 A JP29820095 A JP 29820095A JP H08220341 A JPH08220341 A JP H08220341A
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隆一 中村
Ikuo Hirota
郁夫 広田
Toshiro Nagase
俊郎 長瀬
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  • Optical Filters (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】着色層が無機物からなるカラーフィルタにおい
て、カラーフィルタ層の形成により生じる基板上の凹凸
を減少させることにより、後工程で形成される電極や誘
電体層の断線やピンホールが発生しなくなり、ディスプ
レイとしての信頼性を向上できるカラーフィルタを提供
すること。 【解決手段】無機顔料を基板上に所定のパターンに形成
したのち、顔料及びその周辺部に一括して光透過性を有
する材質からなるオーバーコート層を設け、顔料を基板
上に固着させる工程により形成されたカラーフィルタで
あることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラズマディスプレイや
液晶ディスプレイなどの各種表示装置や固体撮像素子に
設けられ、反射率低減、色合成あるいは色分解などのた
めに用いられるカラーフィルタ及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、液晶ディスプレイでは、カラー
表示を行なうためにカラーフィルタが必要である。この
ため、公知の文献記載のように(一例として、谷他、テ
レビジョン学会技術報告IDY94-112 (1994))、染色法や
顔料分散法等の方法で作製されたカラーフィルタが用い
られている。これは有機染料や有機顔料を用いて樹脂層
を着色してカラーフィルタとするものである。また、プ
ラズマディスプレイにおいても、画像を表示した際のコ
ントラスト向上のためにカラーフィルタを用いることが
提案されている(和邇、日経エレクトロニクス、1993年
11月8日号(NO.594)pp.215等)。このように、いくつか
のディスプレイデバイスではカラー表示や画質向上のた
めにはカラーフィルタが不可欠である。
【0003】ところで、プラズマディスプレイの場合、
その作製プロセスには約600℃で焼成するプロセスが
含まれている。もし、液晶ディスプレイ用カラーフィル
タをプラズマディスプレイ用カラーフィルタとしてその
まま流用すると、これを構成する材料には有機材料が含
まれているため、プラズマディスプレイ作製プロセスに
おいて燃焼あるいは分解等の反応が起こり、カラーフィ
ルタとしての特性を得ることができない。
【0004】この問題の解決方法として、低融点ガラス
中に無機顔料を分散させ、カラーフィルタとして用いる
ことが提案されている(坂井他、テレビジョン学会技術
報告ED993 IPD113-8(1986)等)。これは、低融点ガラス
及び無機顔料を適当なバインダ樹脂および溶剤と練り合
わせたペーストを、これを所定の基板にスクリーン印刷
等の方法でパターニングし、しかるのち焼成することに
よりバインダ樹脂及び溶剤を除去し、低融点ガラス中に
無機顔料が分散したフィルタを得るものである。この場
合、このカラーフィルタは全て無機材料により構成され
ているため、プラズマディスプレイ作製にかかわる高温
プロセスに耐えることが可能である。
【0005】ところで、プラズマディスプレイの構造
上、このカラーフィルタ上には電極や誘電体が形成され
る。このため、その断線やピンホールを防ぐことが肝要
であり、そのためにはフィルタ層による基板上の凹凸が
小さくできるだけ平坦であることが望ましい。
【0006】しかしながら、(図1)に示すように、こ
のカラーフィルタはそれを構成する低融点ガラス11お
よび顔料12により一定の厚さを有し、その厚さが10
μm程度に及ぶことがあり、基板10上にその分の凹凸
が形成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点を解決するためになされたものであり、その課題と
するところは、カラーフィルタ層による基板上の凹凸を
減少したカラーフィルタ及びその製造方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこの課題を解決
するため、まず請求項1は、基材上に顔料を所定の形状
にパターニングし、顔料及びその周辺部に一括して透明
な材質からなるオーバーコート層を設けてなることを特
徴とするカラーフィルタとしたものである。
【0009】また、請求項2は、基材上にブラックマト
リクス層を形成した後、そのブラックマトリクス層の開
口部分及びその周辺部分に、顔料を所定の形状にパター
ニングし、顔料及びその周辺部に一括して透明な材質か
らなるオーバーコート層を設けてなることを特徴とする
カラーフィルタとしたものである。
【0010】また、請求項3は、前記顔料を所定の形状
にパターニングする代わりにイオン交換性材料を所定の
形状にパターニングしイオン交換してなることを特徴と
する請求項1または2のいずれか記載のカラーフィルタ
としたものである。
【0011】また、請求項4は、前記顔料として無機顔
料を用いることを特徴とする請求項1または2のいずれ
か記載のカラーフィルタとしたものである。
【0012】また、請求項5は、前記オーバーコート層
に用いる透明な材質として低融点ガラスまたは透明な無
機酸化物のいずれかを用いることを特徴とする請求項1
〜4のいずれか記載のカラーフィルタとしたものであ
る。
【0013】また、請求項6は、前記ブラックマトリク
ス層として金属材料の薄膜又は無機顔料を用いることを
特徴とする請求項1〜5のいずれか記載のカラーフィル
タとしたものである。
【0014】また、請求項7は、基材上に顔料を所定の
形状にパターンニングしたのち、顔料及びその周辺部に
一括して透明な材質からなるオーバーコート層を設け、
基材上に顔料を固着することを特徴とするカラーフィル
タの製造方法としたものである。
【0015】また、請求項8は、基材上にブラックマト
リクス層を形成した後、そのブラックマトリクス層の開
口部分に顔料を所定の形状にパターニングし、その後に
パターン形成された顔料及びその周辺部に一括して透明
な材質からなるオーバーコート層を設け、基材上に顔料
を固着することを特徴とするカラーフィルタの製造方法
としたものである。
【0016】また、請求項9は、前記顔料を所定の形状
にパターニングする代わりに、イオン交換性材料を所定
の形状にパターニングしイオン交換してなることを特徴
とする請求項7または8のいずれか記載のカラーフィル
タの製造方法としたものである。
【0017】また、請求項10は、前記パターニングの
方法として印刷法あるいはフォトリソグラフィー法ある
いは電子写真法あるいは電着法のいずれかを用いること
を特徴とする請求項7または8のいずれか記載のカラー
フィルタの製造方法としたものである。
【0018】また、請求項11は、前記オーバーコート
層の形成方法として液相法または気相法によるコーティ
ング法を用いることを特徴とする請求項7〜10のいず
れか記載のカラーフィルタの製造方法としたものであ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき説
明する。本発明における顔料としては無機顔料が好まし
く用いられ、無機顔料としては、例えば赤色顔料として
はFe2 3 、緑色顔料としてはTiO2 −CoO−N
IO−ZnO、青色顔料としてはCoO−Al2 3
が使用可能である。
【0020】本発明におけるオーバーコート層に用いる
透明な材質としては、低融点ガラスであるホウケイ酸鉛
ガラス等を用いることができるが、これに限定されたも
のではない。また、透明な無機酸化物であるSiO2
SiO2 とTiO2 の複合酸化物等を用いることができ
る。
【0021】本発明におけるブラックマトリクスに用い
る材料の金属材料の薄膜としては、金属クロム、酸化ク
ロム等を用いることができ、無機顔料としては、FeC
24 、CuMn2 4 を始めとするFe、Mn、C
r等の複合酸化物等が適用でき、他の金属材料及び無機
顔料を混合して用いることもできる。
【0022】本発明におけるイオン交換性材料として
は、アルカリ金属の酸化物、硫酸化合物等を用いること
ができ、その物質として例えば赤色のイオン交換性材料
としては、CuSO4 、Na2 O、ZrO2 等を用いる
ことができ、これらを他のイオン交換性材料と混合して
用いることもできる。
【0023】なお、本発明における顔料のパターニング
方法としては、印刷法において、所望パターンの開口部
を有するスクリーン版上に印刷ペーストを供給し、か
つ、柔軟性のあるスキージでこすって上記開口部からペ
ーストを押し出して基板上に印刷するスクリーン印刷法
や、所望パターンを形成した金属板に形成し、そのパタ
ーン部分にペーストを充填し、充填されたペーストをブ
ランケットに転移させた後、ブランケット上のペースト
を基板に転写させる平版オフセット印刷法等を用いるこ
とができる。
【0024】また、フォトリソグラフィー法としては、
顔料を適当な感光性樹脂と混練したペーストを基板上に
塗布し、これを所定のフォトマスクを用い露光し、しか
るのち現像してパターニングする方法や、顔料を基板上
に塗布した後、この顔料上に感光性樹脂を塗布、これを
所定のフォトマスクを用い露光し、しかるのち現像およ
びエッチングを行ない、これをパターニングする方法、
あるいは光粘着性を有する樹脂を基板上に塗布し、所定
のフォトマスクを用い露光し、顔料を付着させる部分の
み粘着性をもたせ、しかるのち顔料を噴霧し、顔料を粘
着層上に固着させることによりパターニングする方法等
を用いることができる。
【0025】また、電子写真法としては、顔料を公知の
樹脂を用いてトナー化し、これをあらかじめ潜像を形成
したセレン感光体に付着させたのち、基板に転写するこ
とでパターン形成することができる。
【0026】また、電着法としては、顔料をアルキド樹
脂等を水中で分散した電着塗料を作製し、これにあらか
じめパターニングされたITO膜等の透明導電膜が設け
られた基板を浸漬し、通電することにより透明導電膜上
にパターン形成することができる。
【0027】本発明における顔料及びその周辺部に一括
して透明な材質からなるオーバーコート層を設ける方法
において、液相法としては、金属アルコキシドをスクリ
ーン印刷法やディップコーティング法、またはスピンコ
ーティング法により基板に塗布した後、これを焼成して
光透過性を有する材料層を形成する方法等が挙げられ、
気相法としては、蒸着法やスパッタリング法等が挙げら
れる。これらの製造方法は一例であり、これらに限定さ
れず適した方法が選択されるのが好ましい。
【0028】本発明によると、(図2)に示すように、
顔料12は基板10上に密にかつ均一に配置される。そ
して、顔料及びその周辺部に一括して透明な材質からな
るオーバーコート層13が設けられるため、顔料がその
オーバーコート層材料に包含されるとともに固着される
ので、画素間段差の少ない平坦なパターンが形成され
る。理想的には基板10上の凹凸がなくなる。このた
め、後工程で形成される電極や誘電体層の断線やピンホ
ールが発生しにくくなるためディスプレイとしての信頼
性を向上させることができる。
【0029】そして、基板上へ形成される所望パターン
の膜厚は、分光特性に従って設定される顔料の粒径と光
透過性を有する材料の塗布量に依存する。つまり、この
設定を調整することで、基板表面の凹凸を小さくし、平
坦化を図ることが可能となる。
【0030】そしてまた、(図3)に示すように、イオ
ン交換性材料を所定の形状にパターニングし、イオン交
換反応させるため、基板上にパターンの発色した部分は
生じずに、所望パターンは基板内に発生し、存在する。
つまり、その後にイオン交換性材料によりイオン交換さ
れた部分及びその周辺部へ設けられる光透過性を有する
材料層の膜厚は、カラーフィルタとなる部分のイオン交
換性材料のイオン交換反応量、つまりイオン交換反応に
よる発色の濃度と光透過性を有する材料の塗布量に依存
する。この設定を調整することで、基板表面の凹凸を小
さくし、平坦化を図ることが可能となる。
【0031】
【実施例】
<実施例1>図4に示すようにガラス基板10に青色顔
料ペースト14を300メッシュのスクリーン印刷版を
用いて幅100μm、長さ4mmのパターンを印刷し
た。
【0032】なお、ここで用いた青色顔料ペースト14
は、青色顔料(アサヒ化成(株)製、:「アサヒスーパ
ーブルーCR」)5部をエチルセルロース(関東化学
(株)製)のα−テルピネオール(関東化学(株)製)
5重量%溶液50部に加え、これを三本ロールミルで練
り合わせてペーストとしたものを用いた。
【0033】前記ガラス基板10を空気中、580℃で
10分間焼成することにより、図5に示すようにガラス
基板10上に顔料12のみ残るようにした。なお、青色
顔料ペースト中のエチルセルロース及びα−テルピネオ
ールはこの工程で蒸発または燃焼するため結果として除
去される。
【0034】図6に示すように、前記顔料12が基板上
に残されたガラス基板10にガラスペースト15を30
0メッシュのスクリーン印刷版を用い、オーバーコート
材15を印刷した。なお、この工程ではベタのパターン
を印刷した。
【0035】なお、ここで用いたガラスペースト15は
ホウケイ酸鉛ガラス(日本電気硝子(株)製:「GA−
9」)を75部をエチルセルロース(関東化学(株)
製)の2−(2−エトキシエトキシ)エタノール(関東
化学(株)製)10重量%溶液25部に加え、これを三
本ロールミルで練り合わせてペーストとしたものを用い
た。
【0036】前記ガラス基板10を空気中、580℃で
10分間焼成することにより、図7に示すように、ガラ
ス基板10上に低融点ガラスによるオーバーコート層1
3が形成され、これにより顔料12はガラス基板10に
固着された。なお、ガラスペースト中のエチルセルロー
ス及び2−(2−エトキシエトキシ)エタノールはこの
工程で蒸発または燃焼されるため結果として除去され
た。
【0037】この結果、平坦性に優れるカラーフィルタ
を得た。分光透過率の測定結果を図8に示す。なお、こ
の時の基板上の凹凸は約1μmであった。
【0038】<実施例2>ガラス基板10に感光性青色
顔料ペースト14を300メッシュのスクリーン印刷版
を用いて基板全面に塗布し、しかるのち所定のフォトマ
スクを用い超高圧水銀灯を用い露光し、しかるのち純水
で現像することにより幅100μm、長さ4mmのパタ
ーンを得た。
【0039】なお、ここで用いた青色顔料ペースト14
は青色顔料(アサヒ化成(株)製:「アサヒスーパーブ
ルーCR」)15部に、感光性樹脂としてヒドロキシプ
ロピルセルロース(和光純薬(株)製)30部およびジ
ペンタエリスリトールヘキサアクリレート(東亜合成
(株)製:「アロニックスM−400」)30部を加
え、これに溶剤として2−(2−エトキシエトキシ)エ
タノール(関東化学(株)製)90部を添加し、これら
を三本ロールミルで練り合わせたのち、反応開始剤とし
てベンジルジメチルケタール(東亜合成(株):「アロ
ニックスC−101」)5部を加えたものを用いた。
【0040】前記ガラス基板10を空気中、580℃で
10分間焼成することにより、ガラス基板10上に顔料
12のみ残るようにした。なお、青色顔料ペースト中の
感光性樹脂及び溶剤、反応開始剤はこの工程で蒸発また
は燃焼するため結果として除去される。
【0041】この結果、前記顔料12が基板上に残され
たガラス基板10に実施例1と同様にオーバーコート層
13を形成して図7に示すようなカラーフィルタを得
た。分光透過率の測定結果および基板上の凹凸は実施例
1と同様であった。
【0042】<実施例3>青色顔料(アサヒ化成(株)
製:「アサヒスーパーブルーCR」)10部に、スチレ
ン−n−ブチルメタアクリレート共重合体(三洋化成
(株)製:「ハイマーSBM−73」)90部を加熱し
ながら混練し、冷却後ハンマーミルで粗砕したのちジェ
ットミルを用い粉砕し、しかるのち分級して得た平均粒
径10μmの着色粒子にポリトリフルオロエチル−α−
クロロアクリレート(東レ(株)製)をスプレードライ
法により付着させ、これを熱可塑性粒子の球状化装置に
より熱風処理することによりトナー化した。
【0043】このトナー化した顔料を、あらかじめ定法
に従い、所定のパターンの潜像を形成したセレン感光体
に付着させ、この付着したトナー化した顔料を100℃
に加熱したガラス基板10に転写し、しかるのち580
℃で10分間焼成して樹脂分を除去し、ガラス基板10
上に顔料12のみ残るようにして幅100μm、長さ4
mmの顔料によるパターンを得た。
【0044】前記顔料12が基板上に残されたガラス基
板10に実施例1と同様にオーバーコート層13を形成
してカラーフィルタを得た。分光透過率の測定結果およ
び基板上の凹凸は実施例1と同様であった。
【0045】<実施例4>本発明のカラーフィルタは次
のような工程で作製できる。まず、青色顔料(アサヒ化
成(株)製:「アサヒスーパーブルーCR」)15部を
水性アルキド樹脂ワニス(大日本インキ化学工業(株)
製:「ウオーターゾールS140C」)40部および水
45部と混合し、分散させた電着塗料を作製した。
【0046】あらかじめ定法に従い、所定のパターンの
透明導電膜が形成されたガラス基板10をこの電着塗料
中に浸漬し、60Vで60秒間通電して電極上に電着塗
料(Ac orDc )を付着させ、前記ガラス基板10を5
80℃で10分間焼成して樹脂分を除去し、(図5)に
示すようにガラス基板10上に顔料12のみ残るように
して幅100μm、長さ4mmの顔料によるパターンを
得た。
【0047】前記顔料12が基板上に残されたガラス基
板10に実施例1と同様にオーバーコート層13を形成
してカラーフィルタを得た。分光透過率の測定結果およ
び基板上の凹凸は実施例1と同様であった。
【0048】<実施例5>実施例1と同様の方法で、ガ
ラス基板10上に顔料12のみが残るようにした後、オ
ーバーコート材としてゾル−ゲル法によるシリカコート
剤(日本曹達(株)製:「アトロンNSi−310」)
10部をエチルセルロース(関東化学(株)製)の2−
(2−エトキシエトキシ)エタノール(関東化学(株)
製)10重量%溶液10部に加え、十分混合したものを
オーバーコート材15として、300メッシュのスクリ
ーン印刷版を用い印刷した。なお、この工程ではベタの
パターンを印刷した。
【0049】前記ガラス基板10を空気中、580℃で
10分間焼成することにより、ガラス基板10上に低融
点ガラスによるオーバーコート層13を形成し、これに
より顔料12をガラス基板10に固着してカラーフィル
タを得た。分光透過率の測定結果および基板上の凹凸は
実施例1と同様であった。
【0050】<実施例6>実施例1と同様の方法で、ガ
ラス基板10上に顔料12のみが残るようにした後、定
法に従い蒸着装置を用い、オーバーコート層13として
SiO2 をガラス基板10上に成膜して、顔料12をガ
ラス基板10上に固着してカラーフィルタを得た。分光
透過率の測定結果及び基板上の凹凸は実施例1と同様で
あった。
【0051】<比較例>ガラス基板に青色顔料および低
融点ガラスを含むペーストを実施例1と同様の条件で印
刷し、幅100μm、長さ4mmのパターンを得た。な
お、ここで用いたペーストは低融点鉛ガラス(日本電気
硝子(株)製:「GA−9」)を75部をエチルセルロ
ース(関東化学(株)製)の2−(2−エトキシエトキ
シ)エタノール(関東化学(株)製)10重量%溶液2
5部に加え、これを三本ロールミルで練り合わせたペー
スト26部に対し、青色顔料(アサヒ化成(株)製、:
「アサヒスーパーブルーCR」)1部を加え、これを三
本ロールミルで練り合わせてペーストとしたものを用い
た。
【0052】前記ガラス基板を空気中、580℃で10
分間焼成することにより、低融点ガラス中に顔料が分散
したカラーフィルタを得た。分光透過率の測定結果は、
図9に示すようにこの分光透過率は実施例1とほぼ一致
している。しかし、基板上の凹凸は約10μmあった。
【0053】<実施例7>ガラス基板1に線幅50μ
m、開口部分の幅100μmのストライプ状のブラック
マトリクス層16を以下の方法により形成した。(図1
0)
【0054】縦100mm、横100mmの青色ガラス
基板上全面に金属クロム、酸化クロムをスパッタリング
法によって積層して金属材料層を形成した。この金属材
料層上に樹脂レジストで所望のストライプ状のブラック
マトリクスパターンを露光、現像して、これを金属材料
層のエッチングレジストとした。その後、露出した金属
材料層を硝酸セリウムアンモニウム水溶液でエッチング
した後、樹脂レジストによるパターンを剥離し、所望の
ストライプ状のブラックマトリクス層4を得た。尚、金
属材料層が形成されたガラス面は、フロート法で形成さ
れた青板ガラスのボトム面である。
【0055】上記ガラス基板10のブラックマトリクス
層16の開口部分に青色顔料ペースト5を300メッシ
ュのスクリーン印刷版を用いて幅100μm、長さ80
mmのパターンを印刷し、90℃で10分乾燥させた。
(図11)
【0056】尚、ここで用いた青色顔料ペースト17
は、青色顔料18(アサヒ化成(株)製:「アサヒスー
パーパープル−CR」)5部を、エチルセルロース(関
東化学(株)製)5重量%溶解したαテルピネオール
(関東化学(株)製)溶液50部に混合し、3本ロール
ミルで混練、適宜粘度調整してペーストとした。
【0057】次に、上記ガラス基板10に緑色顔料ペー
スト19として、緑色顔料20(大日精化工業(株)
製:「TMグリーン3320」)15部に、感光性材料
としてヒドロキシプロピルセルロース(和光純薬(株)
製)30部とジペンタエリスリトール及びヘキサアクリ
レート(東亞合成(株)製:「アロニックスM−40
0」)30部を加え、これに溶剤として2−(2−エト
キシエトキシ)エタノール(関東化学(株)製)90部
を添加、これらを3本ロールミルで混練し、重合開始剤
としてベンジルジメチルケタール(東亞合成(株)製:
「アロニックスC−101」)5部を加えたものを用
い、300メッシュのスクリーン印刷版を用いてガラス
基板10全面に塗布した。(図12)
【0058】これを90℃で10分間乾燥した後、所望
パターンを有するフォトマスクを用い、超高圧水銀灯で
150mJ/cm2 露光後、純水で現像することにより
幅100μm、長さ80mmのパターンを得た。更に、
緑色顔料のパターンが形成されたガラス基板1を200
℃で30分加熱して、感光性樹脂分を熱重合させた。
(図13)
【0059】次に、赤色のフィルタパターンを形成する
ため、アクリル樹脂として、n−ブチルメタクリレート
40.00重量部、スチレン40.00重量部、2−ヒ
ドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート20.
00重量部をシクロヘキサノンを溶媒として共重合さ
せ、アクリル樹脂が50重量部、シクロヘキサノンが5
0重量部の比率になるよう調製した。そして、このアク
リル樹脂を使用し以下の配合割合で感光性着色組成物を
調製した。
【0060】 <感光性着色組成物> アクリル樹脂 6.78重量部 アクリル系モノマー ジペンタエリスリトールペンタアクリレート 1.63重量部 ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 2.44重量部 光重合開始剤 トリアジン 0.81重量部 希釈溶剤 シクロヘキサノン 65.01重量部 赤色フィルタ材料 23.33重量部
【0061】この感光性着色組成物をブラックマトリク
ス層16が形成されたガラス基板10上に325メッシ
ュのスクリーン印刷版を用いて縦100mm、横100
mmのガラス基板全面に印刷し、常温で5分間放置して
膜表面が乾燥した後、更にもう一度印刷を繰り返し、7
0℃で20分間乾燥して、感光性着色組成物層21を形
成した。(図14)得られた感光性着色組成物層9の厚
みは14.5μmで全面一様な膜厚を有し、平滑な表面
状態であった。
【0062】そして、幅100μm、長さ80mmのス
トライプパターンが繰り返し形成された遮光膜を有する
フォトマスクを上記感光性着色組成物層21に密着し、
超高圧水銀灯により、露光量100mJ/cm2 の条件
で密着露光した。露光に続いて、エチルセロソルブを8
0体積部、エチルカルビトールを20体積部の割合で混
合した溶剤を現像液として現像を行ない、未露光部位の
感光性着色組成物層21を除去しガラス基板10を露出
させた。この後現像を行ったガラス基板をエチルアルコ
ール、2−プロパノールの順に浸漬して、現像液の付着
した基板の洗浄をした後、乾燥をした。現像処理後のパ
ターン化された感光性着色組成物層21の厚みは13.
5μmであった。(図15)
【0063】尚、この現像処理の際、上記パターン化さ
れた感光性着色組成物層21の剥離や現像残り等の現象
は確認されなかったが、工程上の不都合によりガラス基
板の表面に感光性着色組成物の残留物が生じる場合に
は、現像液をスプレーによって感光性着色組成物層21
に対し加圧噴霧して現像を行なうか、または、現像後エ
チエルアルコールや2−プロパノールに浸漬する際に、
これ等の溶剤に浸したスポンジ等により基板表面に付着
した残渣を一定方向に軽くラビングする(こすり取る)
ことが好ましい。
【0064】その後、青色顔料ペースト、緑色顔料ペー
ストのパターン及び上記パターン化された感光性着色組
成物層21を昇温温度4℃/分で加熱し、420℃の温
度で60分間焼成した後、連続して上記昇温速度で58
0℃までさらに加熱し、580℃の温度で10分間焼成
して、その後4℃/分の速度で降温、基板を冷却した。
この条件によって焼成処理することで、青色、緑色につ
いては青色顔料18、緑色顔料19だけが所望パターン
に形成され、パターン化された感光性着色組成物層21
については、その組成物中のアクリル樹脂、アクリル系
モノマーを燃焼、消失すると共にイオン交換性材料であ
る赤色フィルタ材料がイオン交換反応を起こして赤色の
フィルタ22に発色した(図16)
【0065】尚、この加熱焼成工程で青色顔料ペースト
17中のエチルセルロース及びα−テルピネオール、緑
色顔料ペースト19中のヒドロキシプロピルセルロース
とジペンタエリスリトール及びヘキサアクリレート、2
−(2−エトキシエトキシ)エタノール、ベンジルジメ
チルケタール、更に、赤色のフィルタパターンを形成す
るための感光性着色組成物21中のn−ブチルメタクリ
レート、スチレン、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプ
ロピルアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタア
クリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレー
ト、トリアジン、シクロヘキサノン、及び赤色フィルタ
材料の一部は、蒸発又は燃焼するため形成したパターン
上には残留しなかった。尚、工程上の不都合によって基
板上に顔料以外の物質が残留する場合には、加熱焼成の
雰囲気中に微量の酸素を導入して加熱焼成すると、顔料
以外の物質の燃焼性が向上する。
【0066】ここで、赤色のフィルタ22の発色は、ガ
ラス基板がフロートガラスであることで起こるもので、
基板表面近傍に存在するSnが着色組成物層中のCuと
置換し、コロイドを形成するものである。尚、この焼成
条件は一例であり、焼成条件は感光性着色組成物を構成
する樹脂やイオン交換性材料等の分量によっては、焼成
の途中でパターン化された着色組成物層中のアクリル樹
脂、アクリル系モノマーが熱重合してパターンの収縮が
発生するなど状況が異なるため、イオン交換反応が十分
に生じ、発色すると共に、樹脂分が完全燃焼して後工程
においてカラーフィルター層からの出ガスが少なくなる
条件で焼成することが望ましい。又、焼成は赤色、青
色、緑色の各一色だけの焼成でなく、3色同時に焼成し
ても構わない。
【0067】そして、青色顔料18、緑色顔料19、赤
色フィルタ22が基板上に所望のパターンに形成された
ガラス基板10上に、ホウケイ酸鉛ガラス(日本電気硝
子(株)製:「GA−9」)75部とエチルセルロース
(関東化学(株)製)を10重量%溶解させた2−(2
−エトキシエトキシ)エタノール(関東化学(株)製)
溶液25部を混合して、三本ロールミルで練り合わせた
ガラスペースト23を300メッシュの開口部分100
mm×100mmのベタのパターンであるスクリーン印
刷版を用いて印刷し、パターン形成された顔料及びその
周辺部へガラスペースト層23を設けた。(図17)
【0068】更に、ガラスペースト層23が設けられた
ガラス基板10を空気雰囲気中4℃/分の昇温速度で5
80℃まで加熱し、580℃の温度で10分間焼成し、
ガラス基板1上に低融点ガラスによる光透過性を有する
材料層24が形成され、青色顔料18、緑色顔料19は
ガラス基板1に固着された。(図18)
【0069】尚、ガラスペースト中のエチルセルロース
及び2−(2−エトキシエトキシ)エタノールは、この
加熱焼成工程で蒸発又は燃焼するため、形成したパター
ン上には残留しなかった。尚、工程上の不都合によって
基板上に顔料以外の物質が残留する場合には、加熱焼成
の雰囲気中に微量の酸素を導入して加熱焼成すると、顔
料以外の物質の燃焼性が向上するのは、上記顔料のパタ
ーン形成と同様である。
【0070】なお、赤色フィルタ22上に形成された光
透過性を有する材料層24については、青色及び緑色の
フィルタ部分との段差を平滑にするため必要であり、設
けない場合には、赤色と青色及び緑色間に段差が生じる
原因となる。
【0071】これらの工程を経た結果、平坦性に優れる
青色、緑色及び赤色のカラーフィルタが得られ、この時
の基板上の凹凸は約1.3μmであった。
【0072】
【発明の効果】以上に示したように、本発明のカラーフ
ィルタ及びその製造方法によれば、カラーフィルタ層に
よる基板上の凹凸を減少させることができる。このた
め、後工程で形成される電極や誘電体層の断線やピンホ
ールが発生しにくくなるため、ディスプレイとしての信
頼性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来作製されているカラーフィルタの断面の模
式図である。
【図2】本発明に関わるカラーフィルタにおいて、理想
的なカラーフィルタの断面の模式図である。
【図3】本発明のカラーフィルタに関わる一実施例にお
いて、工程の概略を示したフローチャートである。
【図4】本発明のカラーフィルタに関わる一実施例にお
いて、顔料ペースト塗布工程を示した断面図である。
【図5】本発明のカラーフィルタに関わる一実施例にお
いて、顔料ペースト焼成工程を示した断面図である。
【図6】本発明のカラーフィルタに関わる一実施例にお
いて、オーバーコート材塗布工程を示した断面図であ
る。
【図7】本発明のカラーフィルタに関わる一実施例にお
いて、オーバーコート材焼成工程を示した断面図であ
る。
【図8】本発明のカラーフィルタに関わる一実施例にお
いて、カラーフィルタの分光透過率測定結果の一例であ
る。
【図9】本発明のカラーフィルタに関わる一比較例にお
いて、カラーフィルタの分光透過率測定結果の一例であ
る。
【図10】本発明のカラーフィルタに関わる一実施例の
工程の概略を示した断面の模式図である。
【図11】本発明のカラーフィルタに関わる一実施例の
工程の概略を示した断面の模式図である。
【図12】本発明のカラーフィルタに関わる一実施例の
工程の概略を示した断面の模式図である。
【図13】本発明のカラーフィルタに関わる一実施例の
工程の概略を示した断面の模式図である。
【図14】本発明のカラーフィルタに関わる一実施例の
工程の概略を示した断面の模式図である。
【図15】本発明のカラーフィルタに関わる一実施例の
工程の概略を示した断面の模式図である。
【図16】本発明のカラーフィルタに関わる一実施例の
工程の概略を示した断面の模式図である。
【図17】本発明のカラーフィルタに関わる一実施例の
工程の概略を示した断面の模式図である。
【図18】本発明のカラーフィルタに関わる一実施例の
工程の概略を示した断面の模式図である。
【符号の説明】
10…ガラス基板 11…低融点ガラス 12…顔料 13…オーバーコート層 14…顔料ペースト 15…オーバーコート材 16…ブラックマトリクス層 17…青色顔料ペースト 18…青色顔料 19…緑色顔料ペースト 20…緑色顔料 21…感光性着色組成物層 22…赤色フィルタ 23…ガラスペースト 24…光透過性を有する材料層

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材上に顔料を所定の形状にパターニング
    し、顔料及びその周辺部に一括して透明な材質からなる
    オーバーコート層を設けてなることを特徴とするカラー
    フィルタ。
  2. 【請求項2】基材上にブラックマトリクス層を形成した
    後、そのブラックマトリクス層の開口部分及びその周辺
    部分に、顔料を所定の形状にパターニングし、顔料及び
    その周辺部に一括して透明な材質からなるオーバーコー
    ト層を設けてなることを特徴とするカラーフィルタ。
  3. 【請求項3】前記顔料を所定の形状にパターニングする
    代わりに、イオン交換性材料を所定の形状にパターニン
    グしイオン交換してなることを特徴とする請求項1また
    は2のいずれか記載のカラーフィルタ。
  4. 【請求項4】前記顔料として無機顔料を用いることを特
    徴とする請求項1または2のいずれか記載のカラーフィ
    ルタ。
  5. 【請求項5】前記オーバーコート層に用いる透明な材質
    として低融点ガラスまたは透明な無機酸化物のいずれか
    を用いることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載
    のカラーフィルタ。
  6. 【請求項6】前記ブラックマトリクス層として金属材料
    の薄膜又は無機顔料を用いることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれか記載のカラーフィルタ。
  7. 【請求項7】基材上に顔料を所定の形状にパターンニン
    グしたのち、顔料及びその周辺部に一括して透明な材質
    からなるオーバーコート層を設け、基材上に顔料を固着
    することを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
  8. 【請求項8】基材上にブラックマトリクス層を形成した
    後、そのブラックマトリクス層の開口部分に顔料を所定
    の形状にパターニングし、その後にパターン形成された
    顔料及びその周辺部に一括して透明な材質からなるオー
    バーコート層を設け、基材上に顔料を固着することを特
    徴とするカラーフィルタの製造方法。
  9. 【請求項9】前記顔料を所定の形状にパターニングする
    代わりに、イオン交換性材料を所定の形状にパターニン
    グしイオン交換してなることを特徴とする請求項7また
    は8のいずれか記載のカラーフィルタの製造方法。
  10. 【請求項10】前記パターニングの方法として印刷法あ
    るいはフォトリソグラフィー法あるいは電子写真法ある
    いは電着法のいずれかを用いることを特徴とする請求項
    7または8のいずれか記載のカラーフィルタの製造方
    法。
  11. 【請求項11】前記オーバーコート層の形成方法として
    液相法または気相法によるコーティング法を用いること
    を特徴とする請求項7〜10のいずれか記載のカラーフ
    ィルタの製造方法。
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JP2008046270A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Fujifilm Corp カラーフィルタ用積層体及びカラーフィルタ

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