JPH11305027A - カラーフィルタ及びその製造方法 - Google Patents

カラーフィルタ及びその製造方法

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JPH11305027A
JPH11305027A JP11089898A JP11089898A JPH11305027A JP H11305027 A JPH11305027 A JP H11305027A JP 11089898 A JP11089898 A JP 11089898A JP 11089898 A JP11089898 A JP 11089898A JP H11305027 A JPH11305027 A JP H11305027A
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substrate
color filter
layer
dye layer
overcoat
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JP11089898A
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English (en)
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Atsushi Sasaki
淳 佐々木
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板10と、基板上に形成されたオーバーコー
ト層12間に色素層11が規則的に配置されたカラーフ
ィルタであって、高温焼成や透明電極の配線などの一連
のパネル製造プロセスに於いても、色素層へのピンホー
ル、剥がれ、変色等の欠陥が生じない、上面平滑で高い
密着性を有する信頼性の優れたカラーフィルタ及びその
製造方法を提供する. 【解決手段】基板と、基板上に形成されたオーバーコー
ト層間に色素層が規則的に配置されたカラーフィルタで
あって、該色素層が無機顔料とPbO50乃至65%、
SiO2 25乃至35%を基本組成とした低融点ガラス
で構成され、また該オーバーコート層がPbO50乃至
65%、SiO2 25乃至35%を基本組成とした低融
点ガラスで構成されていることを特徴とするカラーフィ
ルタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマディスプレ
イやエレクトロルミネッセンスディスプレイ、フィール
ドエミッションディスプレイ、液晶ディスプレイなどの
各種表示装置や固体撮像素子に用いられ、反射率低減、
色合成あるいは色分解などのためのカラーフィルタ及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、カラー液晶ディスプレイでは、
カラー表示を行うためのカラーフィルタが必要であり、
公知の染色法や顔料分散法等の方法で製造されたカラー
フィルタが用いられている。これは有機染料や有機顔料
を用いて樹脂層を着色してカラーフィルタとするもので
ある。また、プラズマディスプレイにおいても、映像を
表示した際のコントラスト向上のためにカラーフィルタ
を用いることが提案されている。このように、いくつか
のディスプレイデバイスではカラー表示や画質向上のた
めにカラーフィルタが不可欠となっている。
【0003】ところで、プラズマディスプレイの場合、
その作製プロセスには約600℃で焼成するプロセスが
含まれている。もし、液晶ディスプレイ用カラーフィル
タをプラズマディスプレイ用カラーフィルタに流用する
と、これを構成する有機染料、有機顔料、樹脂バインダ
ーが、こうした製造プロセスにおいて燃焼あるいは分解
反応が生じ、カラーフィルタとしての特性が得られなく
なってしまう。
【0004】この問題の解決方法として、耐熱性の無機
顔料を基板上へ形成したものをカラーフィルタとして用
いることが提案されている。これは、無機顔料を適当な
バインダ樹脂および溶剤と混合したペーストを、所定の
基板にスクリーン印刷等の方法でパターニングし、しか
るのち焼成することによりバインダ樹脂及び溶剤の除去
を行い、無機顔料フィルタを得るものである。この場
合、このカラーフィルタは無機材料であることから、プ
ラズマディスプレイ作製にかかわる高温プロセスに耐え
ることが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プラズマディスプレイ
やエレクトロルミネッセンスディスプレイ、フィールド
エミッションディスプレイなどにカラーフィルタ用いる
場合、パネル構造上からカラーフィルタ上部あるいは下
部に透明電極が配線される。透明電極は、断線やピンホ
ールを防ぐことが極めて肝要であり、そのためにフィル
タ層には、耐熱性はもとより、電極パターン配線工程に
於ける耐薬品性、密着性、表面平滑性が要求される。
【0006】これまでの方法によって製造されるカラー
フィルタは、基板上へフィルタ層を所定の位置にパター
ン形成していることから、フィルタ層の形成されていな
い基板露出部とで表面の凹凸が生じるものとなってい
る。
【0007】こうした表面構造に起因して欠陥、不良な
どを発生させずに、透明電極の性能を確保するために、
ガラスのオーバーコート層を形成することや、フィルタ
層自身にガラス成分を導入することが提案されている。
しかしながら、フィルター層段差に対して平滑性が不十
分であったり、オーバーコート層自身のピンホールの発
生、失透による分光透過率の低下、電極配線工程での耐
薬品性の低下、フィルタ層やオーバーコート層の剥離と
いった問題が生じていた。
【0008】また、色分解用にボトム透過率を十分吸収
するようにフィルタ層の膜厚を厚くすると、各色で10
乃至50μmに及び表面平滑性の低下や、焼成でバイン
ダー除去を行うと顔料間の付着力だけでは密着力を保持
できずに、オーバーコート層ごと剥離してしまう問題が
生じていた。
【0009】さらに、使用する基板と導入したガラス成
分の熱膨張係数が合わなければ、基板のそり、歪み、フ
ィルタ層やオーバーコート層自身のクラックの発生とい
った問題が生じていた。基板側の熱膨張係数がオーバー
コートガラスの熱膨張係数より大きい場合は熱膨張係数
差は20×10-7程度でも問題は生じなかったが、特に
基板側の熱膨張係数が小さい場合には、前記現象が生じ
てしまい熱膨張係数差は5×10-7以内でなければなら
なかった。
【0010】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、上面平滑でピンホールのなく、また
透明で高い密着性を有するカラーフィルタ及びその製造
方法を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するため、請求項1記載の発明においては、基板と、
基板上に形成されたオーバーコート層間に色素層が規則
的に配置されたカラーフィルタであって、該色素層は無
機顔料を含み、又色素層及びオーバーコート層はPbO
50〜65%、SiO2 25〜35%を含有する低融点
ガラスで構成されていることを特徴とするカラーフィル
タ、としたものである。
【0012】また請求項2記載の発明においては、前記
色素層中の低融点ガラスの割合が無機顔料に対して、3
0〜400重量%であることを特徴とする請求項1記載
のカラーフィルタ、としたものである。
【0013】また請求項3記載の発明においては、請求
項1又は2に記載のカラーフィルタの製造方法におい
て、色素層が、無機顔料、粒径10μm以下の低融点ガ
ラスフリット、バインダー樹脂、溶剤から構成される色
素ペーストを用いて規則的に基板上の所定の位置に形成
し、次いで、焼成を行い有機成分の除去と低融点ガラス
フリットの軟化を行い、基板と色素層とをシーリングさ
せることを特徴とするカラーフィルタの製造方法、とし
たものである。
【0014】また請求項4記載の発明においては、請求
項1又は2に記載のカラーフィルタの製造方法におい
て、焼成を行い基板上へシーリングした色素層上へ、粒
径10μm以下の低融点ガラスフリット、バインダー樹
脂、溶剤から構成されるオーバーコートペーストを用い
て、色素層上と基板上の全面を覆うようにオーバーコー
ト層を形成し、次いで焼成を行って、オーバーコートペ
ーストの有機成分の除去と低融点ガラスフリットの軟化
を行い、色素層とオーバーコート層と基板間とを相互に
シーリングし、且つ上面平滑とすることを特徴とするカ
ラーフィルタの製造方法、としたものである。
【0015】また請求項5記載の発明においては、請求
項1又は2に記載のカラーフィルタの製造方法におい
て、色素層を無機顔料、粒径10μm以下の低融点ガラ
スフリット、バインダー樹脂、溶剤から構成される色素
ペーストを用いて規則的に基板上の所定の位置に形成
し、次いで、粒径10μm以下の低融点ガラスフリッ
ト、バインダー樹脂、溶剤から構成されるオーバーコー
トペーストを用いて、色素層上と基板上の全面を覆うよ
うにオーバーコート層を形成し、この後焼成を行って、
色素層とオーバーコート層の有機成分の除去と低融点ガ
ラスフリットの軟化を一括して行い、色素層、オーバー
コート層及び基板間とを相互にシーリングし、且つ上面
平滑とすることを特徴とするカラーフィルタの製造方
法、としたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を詳説する。本発
明のカラーフィルタは、図1に示されるように、基板1
0と所定位置にパターニングされて規則的に配置された
色素層11と、これを覆うオーバーコート層12を具備
する。
【0017】基板は、通常カラーフィルタに使用される
ものが適用でき、ソーダライムガラスやまた、ホウケイ
酸ガラス、アルミノケイ酸塩ガラス等の耐熱性の無アル
カリ板ガラスなどを用いることができる。
【0018】基板上の所定の位置に規則的に形成される
色素層11は無機顔料とPbO−SiO2 を基本組成と
した低融点ガラスで構成される。
【0019】無機顔料としては、例えば赤色顔料として
Fe2 3 を、緑色顔料としてはTiO2 −CoO−N
iO−ZnO、CoO−CrO−TiO2 −Al2 3
を、青色顔料とてはCoO−Al2 3-CrO、CoO
−Al2 3 等を用いることができ、この他用途によっ
て、黄色、ブラウン、ブラック等の顔料が用いられる。
【0020】低融点ガラスとしては、その成分がPbO
50〜65%、SiO2 25〜35%を基本構成として
含有しているものを用いる。PbO50%以下であると
ガラスの軟化点が高くなり、高い焼成温度工程が必要と
なる。このため用いる基板によっては、歪みや変形が生
じてしまい、選定できる基板に制約を受けてしまう。ま
た、PbO65%以上では、ガラス化が困難になる傾向
が認められる。
【0021】一方、SiO2 25%以下では、強度や耐
酸性が低下する傾向があり、特に電極配線のエッチング
工程で耐薬品性の低下や剥離が生じやすくなる。また、
SiO2 35%以上ではガラスフリットの軟化点が高く
なり、失透やピンホールが残りや易くなる傾向が認めら
れる。
【0022】こうした、PbOとSiO2 の基本成分の
他にBaO、ZnO、B2 3 、Na2 O、K2 O或い
はF2 を加えた組成で、ガラスフリットの軟化点、熱膨
張係数を適宜コントロールして用いることができる。
【0023】また、色素層中の低融点ガラスの割合は無
機顔料に対して、30〜400重量%の範囲で構成して
いることが好ましい。30重量部より少ないと色素層の
密着力が得られなくなる傾向があり、有機成分除去のた
めの焼成工程や電極配線のためのエッチング工程で、パ
ターンの剥離が生じる傾向がある。一方、400重量部
より多いと膜厚当たりの吸光度が低下してしまい所望の
分光特性を得るのが困難になるためである。
【0024】基板上に規則的に色素層を形成するため
に、無機顔料、粒径10μm以下の低融点ガラスフリッ
ト、バインダー樹脂、溶剤から構成される色素ペースト
を用いて、印刷法、フォトリソグラフィー法等によって
行うことができる。
【0025】印刷法の場合、無機顔料と低融点ガラスフ
リットを適当なバインダー樹脂に混練した色素ペースト
を所定の形状で開口したスクリーンメッシュを介して押
圧塗布し、パターン形成するスクリーン印刷法が挙げら
れる。この他、平版オフセット印刷法等など各種印刷法
式で行うことも可能である。
【0026】また、フォトリソグラフィー法では、無機
顔料、低融点ガラスフリットを適当な感光性樹脂に混練
を行い、得られた色素ペーストを基板上に塗布し、これ
を所定のフォトマスクを用いて露光し、しかる後現像し
てパターニングできる。
【0027】色素層が形成された基板上にオーバーコー
ト層を形成するために、粒径10μm以下の低融点ガラ
スフリット、バインダー樹脂、溶剤から構成されるオー
バーコートペーストを用いてスクリーン印刷法やディッ
プコーティング法、スピンコーティング法等により塗布
することができる。
【0028】色素ペースト、オーバーコートペーストに
用いる低融点ガラスフリットは粒径10μm以下である
ことが好ましい。10μm以上になると、色素ペースト
に於いては解像性が低下する傾向が認められ、オーバー
コートペーストに於いては焼成工程による軟化を行って
も表面平滑性が得られ難くなる傾向があるからである。
【0029】以上のようにして色素層、オーバーコート
層の形成毎或いは色素層からオーバーコート層まで形成
した後、焼成して有機成分の除去と低融点ガラスの軟化
を行う。後者に於ける方法で一括して有機成分の除去と
低融点ガラスの軟化を行う場合、焼成工程が少ないの
で、製造工程が簡略化され、製造時間の短縮や製造コス
トの削減を図ることが可能となる。
【0030】
【実施例】以下に本発明のカラーフィルタとカラーフィ
ルタの製造方法について、一実施例について各段階の状
態を模式的に示す図面を参照しながら説明する。説明に
於ける使用材料、および温度、時間などの材料処理条件
は好適な一例を示したもので、説明に用いた図面は本発
明を各構成成分の大きさ、形状、配置関係を概略して示
した。
【0031】<実施例1>はじめに低融点ガラスフリッ
トを以下の手順で作製した。ガラス原料としてPbO6
2%、SiO2 28%、B2 3 5%、Na2 O2. 5
%、F2 2. 5%の比率でルツボを用い、1300℃で
泡がなくなるまで溶融を行った。こうして溶融が終了し
た後、純水中への投入を行い適当な粒度のガラス粉末を
得た。更に適当な電解質のミル添加剤を加え、水と混合
してボールミルで粉砕を行った。こうして粒径7〜3μ
mの粒度分布を有し軟化点560℃、熱膨張係数61×
10 -7の低融点ガラスフリットを作製した。
【0032】次に、青色顔料としてアサヒ化成製「アサ
ヒスーパーブルーCR」100重量部と上記の低融点ガ
ラスフリット100重量部を、バインダー樹脂としてエ
チルセルロース(関東化学製)5重量部、α−テルピネ
オール(関東化学製)40重量部を混合してビーズミル
分散した青色ペーストを調整した。
【0033】この青色ペーストをストライプ状に開口し
たポリエステル300メッシュのスクリーン版を用いて
印刷を行い、ソーダライムガラス基板10上(熱膨張係
数80×10ー7)に線幅150μm、ピッチ220μ
m、膜厚8μmの青色のストライプパターン11Bを印
刷した(図2)。
【0034】以下同様に、緑色顔料として大日精化製
「TMカラー #3330」を用い、また赤色顔料とし
て大日精化製「TMカラー TOR」を用いて何れも同
じ配合組成比でペースト化し、スクリーン版の位置あわ
せを行って、所定の位置に緑色のストライプパターン1
1Gと赤色のストライプパターン11Rを印刷した(図
3)。共に線幅150μm、膜厚8μmであった。
【0035】この後、大気中420℃で60分間と60
0℃で30分の連続した工程で、焼成し、ペースト中の
有機成分であるα−テルピネオール及びエチルセルロー
スを蒸発且つ燃焼させて除去し、更に低融点ガラスフリ
ットの軟化を行った。こうして青、緑、赤各色無機顔料
と低融点ガラスからなる色素層11B、11G、11R
をガラス基板10上に形成した。
【0036】また、同様に上記の低融点ガラスフリット
100重量部をエチルセルロース(関東化学製)2. 5
重量部、2- (2−エトキシエトキシ)エタノール20
重量部に加え、これを3本ロールミルで分散したオーバ
ーコートペーストを調整した。
【0037】この後図4に示すように、所定の位置に
青、緑、赤色ストライプパターンの色素層11が形成さ
れたガラス基板10上に、このオーバーコートペースト
12Pをポリエステル300メッシュのスクリーン版を
用いて、パターン全域を含むようにベタで塗布した。塗
布膜厚は20μmであった。
【0038】次いで、大気中420℃で60分間と60
0℃で30分間の連続した工程で焼成し、オーバーコー
トペースト中の有機成分であるエチルセルロース及び2
- (2−エトキシエトキシ)エタノールを蒸発かつ燃焼
させて除去し、更に低融点ガラスフリットを軟化させ、
ガラス基板10上に青、緑、赤色の色素層11B、11
G、11Rとオーバーコート層12が順次積層した構造
のカラーフィルタを製造した(図1)。
【0039】以上の工程により、基板と各色の色素層と
オーバーコート層とが相互にシーリングされ且つ上面が
平滑なカラーフィルタが製造された。
【0040】このカラーフィルタは、その表面凹凸が1
μm以内の平坦性に優れるものであった。さらに、カラ
ーフィルタ基板上面に、ITO(Indium Tin
Oxide)をスパッタ法によって成膜し、任意のレ
ジストパターンをマスクとして塩化第二鉄と塩酸を混合
したエッチング液で透明電極を配線した。
【0041】こうして得られたカラーフィルタ基板は、
配線電極にピンホールや断線などの欠陥がなくまた、色
素層の剥離、変色、クラックなどの問題のない良好なカ
ラーフィルタ基板を得ることができた。このカラーフィ
ルタの分光透過率の測定結果を図5に示す。
【0042】<実施例2>次の感光性樹脂組成物を以下
の手順で合成した。メタクリル酸40重量部、メチルメ
タクリレート40重量部、2−ヒドロキシエチルメタク
リレート20重量部を混合してジエチレングリコールモ
ノエチルエーテルを溶媒にして、常法に従って共重合を
行った。固形分比は40%soln. とし重合開始剤に
はアゾビスイソブチロニトリルを使用した。
【0043】上記共重合体をバインダー樹脂とし固形分
100重量部に対し、青色顔料としてアサヒ化成製:
「アサヒスーパーブルーCR」500重量部、実施例1
で作製した低融点ガラスフリット300重量部、ジペン
タエリスリトールヘキサアクリレート(東亞合成製:多
官能アクリルモノマーM400)80重量部、光重合開
始剤(東京化成製:2、2−ジメトキシ−2−フェニル
アセトフェノン)30重量部の比率で混合し、青色の感
光性ペーストを得た。
【0044】上記感光性ペーストを、ポリエステル30
0メッシュのスクリーン版を用いてソーダライムガラス
基板10(熱膨張係数80×10-7) 上へ全面にベタで
塗布し乾燥(70℃、20分)を行い(図6)、ストラ
イプパターンのクロム蒸着石英マスク13を介して紫外
線14で露光(400mJ/cm2 )し(図7)、スプ
レー現像(0. 1%Na2 CO3 水溶液)を行い、遮光
領域を除去し線幅150μm、ピッチ220μm、膜厚
10μmの青色のストライプパターン11Bを形成し
た。
【0045】続いて、青色顔料の代わりに緑色顔料とし
て大日精化製「TMカラー #3330」を、また赤色
顔料として大日精化製「TMカラー TOR」を用いた
こと以外は全て同じ条件で緑色及び赤色の感光性ペース
トをそれぞれ作製した。
【0046】こうして得たペーストを、ポリエステル3
00メッシュのスクリーン版を用いて青色のストライプ
パターンが形成されたガラス基板10上へ全面にベタで
塗布し乾燥を行い、クロム蒸着石英マスク13の位置あ
わせを行って紫外線14で露光し現像を行った。こうし
て緑色ストライプパターン11Gを形成した。同様にし
て、この工程を繰り返して、赤色ストライプパターン1
1Rを形成した(図9)。
【0047】また、実施例1で用いたオーバーコートペ
ーストをパターン全域を含むようにベタで塗布しオーバ
ーコート層を形成した。こうしてオーバーコート層まで
形成した後に、大気中420℃で60分間と600℃で
30分間の連続した工程で焼成し、色素層とオーバーコ
ート層中の有機成分を蒸発かつ燃焼させて除去し、更に
低融点ガラスフリットを軟化させ、ガラス基板10上に
青、緑、赤色の色素層とオーバーコート層とが順次積層
した構造のカラーフィルタを製造した(図1)。
【0048】以上の工程により、基板10と各色の色素
層とオーバーコート層とが相互にシーリングされ且つそ
の表面凹凸が1μm以内の平坦性に優れるカラーフィル
タが製造された。このカラーフィルタ基板上面に透明電
極を配線した結果、ピンホールや断線などの欠陥がなく
また、色素層の剥離、変色、クラックなどの問題のない
良好なカラーフィルタ基板を得ることができた。
【0049】<実施例3>ガラス原料としてPbO55
%、SiO2 35%、B2 3 5%、Na2 O2. 5
%、F2 2. 5%の比率で同様にルツボで溶融し、次い
で冷却を行って適当な粒度のガラス粉末を得た後、ボー
ルミルで粉砕を行って平均粒径7〜3μmの低融点ガラ
スフリットを得た。こうして作製したガラスフリットの
軟化点は620℃、熱膨張係数は53×10-7であっ
た。
【0050】次に、実施例1と同様な手法で青、緑、赤
の各顔料と上記低融点ガラスフリット、エチルセルロー
ス、α−テルピネオールをビーズミルで分散して青、
緑、赤の各色ペーストを調整した。
【0051】同様にストライプ状に開口したポリエステ
ル300メッシュのスクリーン版を用いて、低膨張無ア
ルカリガラス(日本電気硝子製:OA−2、熱膨張係数
48×10-7) 基板10上に線幅150μm、ピッチ2
00μm、膜厚30μmの青、緑、赤の各色ストライプ
パターン11B、11G、11Rをそれぞれ印刷し形成
した。
【0052】また、上記の低融点ガラスフリット100
重量部をエチルセルロース(関東化学製)2. 5重量
部、2- (2−エトキシエトキシ)エタノール20重量
部に加え、これを3本ロールミルで分散したオーバーコ
ートペーストを調整した。
【0053】この後、所定の位置に青、緑、赤色ストラ
イプパターンの色素層11が形成されたガラス基板10
上に、このオーバーコートペーストをポリエステル30
0メッシュのスクリーン版を用いて、パターン全域を含
むようにベタで膜厚20μmを塗布した。
【0054】次いで、大気中420℃で60分間と64
0℃で30分間の連続した工程で焼成し、色素層とオー
バーコート層の有機成分を蒸発かつ燃焼させて除去し、
低融点ガラスフリットを軟化させ、ガラス基板10上に
青、緑、赤色の色素層とオーバーコート層が順次積層し
た構造のカラーフィルタを製造した(図1)。
【0055】以上の工程により、基板10と各色の色素
層とオーバーコート層とが相互にシーリングされ顔料の
密着力が強く上面が平滑なカラーフィルタが製造され
た。この表面凹凸を測定した結果1μm以内の平坦性に
優れるものであった。また、ガラス基板10の熱膨張係
数が48×10-7で小さかったが、低融点ガラスフリッ
トとの熱膨張係数差が3×10-7でマッチングができて
おり、各色色素層やオーバーコート層自身のクラックの
発生といった問題は発生しておらず良好なカラーフィル
タ基板を製造することができた。
【0056】<実施例4>ガラス原料としてPbO55
%、SiO2 35%、B2 3 5%、Na2 O2. 5
%、F2 2. 5%の比率の平均粒径7〜3μmの低融点
ガラスフリット(軟化点620℃、熱膨張係数は53×
10-7)と、実施例2で得られた共重合体樹脂(メタク
リル酸40/メチルメタクリレート40/2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート20)の固形分100重量部に
対し、各色の顔料を500重量部、上記低融点ガラスフ
リット300重量部、ジペンタエリスリトールヘキサア
クリレート(東亞合成製:多官能アクリルモノマーM4
00)80重量部、光重合開始剤(東京化成製:2、2
−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン)30重量
部の比率で混合し、青、緑、赤の各色の感光性ペースト
をそれぞれ調整した。
【0057】上記感光性ペーストをベタでOA−ガラス
基板10上へ塗布し、露光、現像を繰り返し行い青、
緑、赤の各色ストライプパターン11B、11G、11
Rを形成した。次いで上記の低融点ガラスフリットを用
いたオーバーコートペーストを用いて、パターン全域を
含むようにベタで塗布した。こうしてオーバーコート層
まで形成した後に、大気中420℃で60分間と640
℃で30分間の連続した工程で焼成し、色素層とオーバ
ーコート層中の有機成分を蒸発かつ燃焼させて除去し、
更に低融点ガラスフリットを溶融させ、ガラス基板10
上に青、緑、赤の各色の色素層とオーバーコート層とが
順次積層した構造のカラーフィルタを製造した(図
1)。
【0058】以上の工程により、ガラス基板10と各色
の色素層とオーバーコート層とが相互にシーリングされ
且つ表面凹凸が1μm以内で、またクラックや基板のそ
りが生じていない優れたカラーフィルタであった。この
カラーフィルタ基板上面に透明電極を配線した結果、ピ
ンホールや断線などの欠陥がなくまた、色素層の剥離、
変色、クラックなど発生しないものであった。
【0059】<比較例1>低融点ガラスフリット(岩城
ガラス製:「TO72」軟化点521℃、熱膨張係数6
8×10ー7)100重量部、アサヒ化成製青色顔料10
0重量部、エチルセルロース(関東化学製)5重量部、
α−テルピネオール(関東化学製)40重量を混合して
ビーズミル分散した青色ペーストを調整した。
【0060】このペーストをソーダライムガラス基板1
0上に、300メッシュのスクリーン印刷版を用いて印
刷し、青色ストライプパターンを形成した。以下同様に
繰り返し緑色、赤色ストライプパターンを形成した。
【0061】次にこれを大気中580℃で30分間焼成
することにより、色素層が顔料と低融点ガラスから構成
されたカラーフィルタを得た。このカラーフィルタ表面
凹凸は深さが約10μmのあって、透明電極の配線を行
った結果、配線電極にピンホールや断線が生じ、また色
素層においも剥離、変色、クラックといった欠陥が発生
した。
【0062】<比較例2>青色顔料としてアサヒ化成製
「アサヒスーパーブルーCR」を、緑色顔料として大日
精化製「TMカラー #3330」を、また赤色顔料と
して大日精化製「TMカラー TOR」を用いて、それ
ぞれの顔料100重量部のみを、媒体であるエチルセル
ロース(関東化学製)3重量部、α−テルピネオール
(関東化学製)20重量部を混合してビーズミル分散し
青、緑、赤の各色ペーストを調製した。そして、この各
色ペーストをソーダライムガラス基板10上に、300
メッシュのスクリーン印刷版を用いてそれぞれストライ
プパターン状に膜厚8μmで形成した。
【0063】次に、これを空気中420℃で60分間の
工程で焼成し、ペースト中の媒体であるα−テルピネオ
ール及びエチルセルロースを蒸発且つ燃焼させて除去
し、青、緑、赤色の色素層11をガラス基板10上に形
成した。
【0064】また、低融点ガラスフリット(岩城ガラス
製:「TO72」)100重量部、エチルセルロース
(関東化学製)3重量部、α−テルピネオール(関東化
学製)20重量を混合してビーズミル分散したオーバー
コートペーストを調整した。
【0065】次いで、所定の位置に色素層11が形成さ
れたガラス基板10上に、このオーバーコートガラスペ
ーストを300メッシュのスクリーン印刷版を用いて、
パターン全域を含むようにベタで膜厚20μmになるよ
うに塗布した。
【0066】そして、これを空気中420℃で60分間
と580℃で30分間の連続した工程で焼成し、ガラス
ペーストペースト中のエチルセルロース及びα−テルプ
ネオールを蒸発且つ燃焼させて除去し、更に低融点ガラ
スフリットを溶融させた。
【0067】こうして製造したカラーフィルタは色素層
層自身に密着力がないために、焼成後にフィルター層が
浮き上がったり又は色素層が欠けるといった不良が所々
に生じていた。また表面平滑性を測定したところ、色素
層の存在しない部位と色素層上との凹凸差が3乃至6μ
m、色素層上面内で1乃至3μmとなっており、電極を
配線した結果ピンホール、断線が確認された。
【0068】<比較例3>実施例2で得られた共重合体
樹脂(メタクリル酸40/メチルメタクリレート40/
2−ヒドロキシエチルメタクリレート20)の固形分1
00重量部に対し、各色の顔料を500重量部、低融点
ガラスフリット(岩城ガラス製:「TO72」軟化点5
21℃、熱膨張係数68×10ー7)300重量部、ジペ
ンタエリスリトールヘキサアクリレート(東亞合成製:
多官能アクリルモノマーM400)80重量部、光重合
開始剤(東京化成製:2、2−ジメトキシ−2−フェニ
ルアセトフェノン)30重量部の比率で混合し、青、
緑、赤の各色の感光性ペーストをそれぞれ調整した。
【0069】上記感光性ペーストをベタでOA−ガラス
基板10(熱膨張係数68×10ー7)上へ塗布し、露
光、現像を繰り返し行い青、緑、赤の各色ストライプパ
ターン11B、11G、11Rを形成した。次いで上記
の低融点ガラスフリットを用いたオーバーコートペース
トを用いて、パターン全域を含むようにベタで塗布し
た。こうしてオーバーコート層まで形成した後に、大気
中420℃で60分間と580℃で30分間の連続した
工程で焼成し、色素層とオーバーコート層中の有機成分
を蒸発かつ燃焼させて除去し、更に低融点ガラスフリッ
トを溶融させ、ガラス基板10上に青、緑、赤の各色の
色素層とオーバーコート層とが順次積層した構造のカラ
ーフィルタを製造した。
【0070】以上の工程により、ガラス基板10と各色
の色素層とオーバーコート層とが相互にシーリングされ
たカラーフィルタが製造されたが、この場合基板の熱膨
張係数の方が小さいために熱膨張係数差をマッチングさ
せることができなく、各色色素層やオーバーコート層自
身へのクラック、ガラス基板のそり、配線した電極には
ピンホール、断線などの欠陥、色素層の変色が多数発生
していた。このカラーフィルタの分光透過率の測定結果
を図10に示す。
【0071】
【発明の効果】本発明のカラーフィルタおよびそのカラ
ーフィルタを製造し得る本発明の製造方法によれば、ガ
ラス基板上対して分光特性を低下させることなく色素層
をクラックや歪みがなく密着させることが可能で、また
表面平滑性に優れたカラーフィルタを得ることができ
る。このため、後工程で形成される電極あるいは誘電体
層の断線やピンホール、この工程に於ける色素層への変
色、クラック、剥離を抑制することができ、ディスプレ
イとしての信頼性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラーフィルタの断面図である。
【図2】本発明の一実施例であるカラーフィルタの製造
を示す過程図である。
【図3】本発明の一実施例であるカラーフィルタの製造
を示す過程図である。
【図4】本発明の一実施例であるカラーフィルタの製造
を示す過程図である。
【図5】本発明の一実施例であるカラーフィルタの分光
透過率測定結果を示すグラフである。
【図6】本発明の一実施例であるカラーフィルタの製造
を示す過程図である。
【図7】本発明の一実施例であるカラーフィルタの製造
を示す過程図である。
【図8】本発明の一実施例であるカラーフィルタの製造
を示す過程図である。
【図9】本発明の一実施例であるカラーフィルタの製造
を示す過程図である。
【図10】従来の一実施例であるカラーフィルタの分光
透過率測定結果を示すグラフである。
【符号の説明】
10‥‥基板 11‥‥色素層 12‥‥オーバーコート層 12P‥‥オーバーコートペースト 13‥‥マスク 14‥‥紫外線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板と、基板上に形成されたオーバーコー
    ト層間に色素層が規則的に配置されたカラーフィルタで
    あって、該色素層は無機顔料を含み、又色素層及びオー
    バーコート層はPbO50〜65%、SiO2 25〜3
    5%を含有する低融点ガラスで構成されていることを特
    徴とするカラーフィルタ。
  2. 【請求項2】前記色素層中の低融点ガラスの割合が無機
    顔料に対して、30〜400重量%であることを特徴と
    する請求項1記載のカラーフィルタ。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載のカラーフィルタの
    製造方法において、色素層が、無機顔料、粒径10μm
    以下の低融点ガラスフリット、バインダー樹脂、溶剤か
    ら構成される色素ペーストを用いて規則的に基板上の所
    定の位置に形成し、次いで、焼成を行い有機成分の除去
    と低融点ガラスフリットの軟化を行い、基板と色素層と
    をシーリングさせることを特徴とするカラーフィルタの
    製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1又は2に記載のカラーフィルタの
    製造方法において、焼成を行い基板上へシーリングした
    色素層上へ、粒径10μm以下の低融点ガラスフリッ
    ト、バインダー樹脂、溶剤から構成されるオーバーコー
    トペーストを用いて、色素層上と基板上の全面を覆うよ
    うにオーバーコート層を形成し、次いで焼成を行って、
    オーバーコートペーストの有機成分の除去と低融点ガラ
    スフリットの軟化を行い、色素層とオーバーコート層と
    基板間とを相互にシーリングし、且つ上面平滑とするこ
    とを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1又は2に記載のカラーフィルタの
    製造方法において、色素層を無機顔料、粒径10μm以
    下の低融点ガラスフリット、バインダー樹脂、溶剤から
    構成される色素ペーストを用いて規則的に基板上の所定
    の位置に形成し、次いで、粒径10μm以下の低融点ガ
    ラスフリット、バインダー樹脂、溶剤から構成されるオ
    ーバーコートペーストを用いて、色素層上と基板上の全
    面を覆うようにオーバーコート層を形成し、この後焼成
    を行って、色素層とオーバーコート層の有機成分の除去
    と低融点ガラスフリットの軟化を一括して行い、色素
    層、オーバーコート層及び基板間とを相互にシーリング
    し、且つ上面平滑とすることを特徴とするカラーフィル
    タの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006048012A (ja) * 2004-06-28 2006-02-16 Sumitomo Chemical Co Ltd 着色感光性樹脂組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006048012A (ja) * 2004-06-28 2006-02-16 Sumitomo Chemical Co Ltd 着色感光性樹脂組成物
JP4720318B2 (ja) * 2004-06-28 2011-07-13 住友化学株式会社 着色感光性樹脂組成物

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