JPH08219545A - 給湯追い焚き制御可能な浴槽システム - Google Patents
給湯追い焚き制御可能な浴槽システムInfo
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- JPH08219545A JPH08219545A JP7021670A JP2167095A JPH08219545A JP H08219545 A JPH08219545 A JP H08219545A JP 7021670 A JP7021670 A JP 7021670A JP 2167095 A JP2167095 A JP 2167095A JP H08219545 A JPH08219545 A JP H08219545A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】浴槽本体への熱湯の出湯を防止することができ
る給湯追い焚き制御可能な浴槽システムに関する。 【構成】給湯機と、浴槽水循環機器とを共通の循環流路
に接続し、追い焚き運転時の浴槽内への浴湯の吐出温度
の上限値を設定し、追い焚き運転時に上限値を越えない
ように前記給湯機及び/又は浴槽水循環機器を制御す
る。従って、給湯機追い焚き運転時の熱湯吐出をなく
し、入浴者の不快感、火傷の可能性をなくすことができ
る。
る給湯追い焚き制御可能な浴槽システムに関する。 【構成】給湯機と、浴槽水循環機器とを共通の循環流路
に接続し、追い焚き運転時の浴槽内への浴湯の吐出温度
の上限値を設定し、追い焚き運転時に上限値を越えない
ように前記給湯機及び/又は浴槽水循環機器を制御す
る。従って、給湯機追い焚き運転時の熱湯吐出をなく
し、入浴者の不快感、火傷の可能性をなくすことができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽本体への熱湯の出
湯を防止することができる給湯追い焚き制御可能な浴槽
システムに関する。
湯を防止することができる給湯追い焚き制御可能な浴槽
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽システムの一形態として、両
端をそれぞれ浴槽本体の吸込口と吐出口とに接続した浴
湯循環流路に、それぞれポンプを具備する給湯機と浴槽
水循環機器とを取付けた給湯追い焚き制御可能な浴槽シ
ステムがあり、かかる浴槽システムの一つとして実開平
1-97148号公報に記載されているシステムがある。
端をそれぞれ浴槽本体の吸込口と吐出口とに接続した浴
湯循環流路に、それぞれポンプを具備する給湯機と浴槽
水循環機器とを取付けた給湯追い焚き制御可能な浴槽シ
ステムがあり、かかる浴槽システムの一つとして実開平
1-97148号公報に記載されているシステムがある。
【0003】この浴槽システムは、実質的に、強制循環
式加熱器の入水用管路及び出湯用管路を気泡噴流発生ユ
ニットの循環管に接続し、強制循環式加熱器による追い
焚きを検知して気泡噴流発生ユニットの循環用ポンプを
運転させる構成に特徴を有する。
式加熱器の入水用管路及び出湯用管路を気泡噴流発生ユ
ニットの循環管に接続し、強制循環式加熱器による追い
焚きを検知して気泡噴流発生ユニットの循環用ポンプを
運転させる構成に特徴を有する。
【0004】また、かかる構成によって、同浴槽システ
ムは、追い焚き時に給湯機のポンプと同時に気泡発生ユ
ニットの循環用ポンプも同時に作動して、浴槽からの低
温湯を給湯機からの熱湯に混合して噴出ノズルから浴槽
内に噴出することができ、火傷などを防止することがで
きる。
ムは、追い焚き時に給湯機のポンプと同時に気泡発生ユ
ニットの循環用ポンプも同時に作動して、浴槽からの低
温湯を給湯機からの熱湯に混合して噴出ノズルから浴槽
内に噴出することができ、火傷などを防止することがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した公報
に記載の浴槽システムは、未だ、以下の解決すべき課題
を有していた。
に記載の浴槽システムは、未だ、以下の解決すべき課題
を有していた。
【0006】即ち、追い焚き単独運転時であっても、給
湯機のポンプのみならず、気泡噴流発生ユニットの循環
用ポンプを、常時作動する必要があるため、非経済的で
あった。
湯機のポンプのみならず、気泡噴流発生ユニットの循環
用ポンプを、常時作動する必要があるため、非経済的で
あった。
【0007】本発明は、上記した課題を解決することが
でき、浴槽本体への熱湯の出湯を確実に防止することが
できる給湯追い焚き制御可能な浴槽システムを提供する
ことを目的とする。
でき、浴槽本体への熱湯の出湯を確実に防止することが
できる給湯追い焚き制御可能な浴槽システムを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、給湯機と、浴
槽水循環機器とを共通の循環流路に接続し、追い焚き運
転時の浴槽内への浴湯の吐出温度の上限値を設定し、追
い焚き運転時に上限値を越えないように前記給湯機及び
/又は浴槽水循環機器を制御したことを特徴とする給湯
追い焚き制御可能な浴槽システムに係るものである。
槽水循環機器とを共通の循環流路に接続し、追い焚き運
転時の浴槽内への浴湯の吐出温度の上限値を設定し、追
い焚き運転時に上限値を越えないように前記給湯機及び
/又は浴槽水循環機器を制御したことを特徴とする給湯
追い焚き制御可能な浴槽システムに係るものである。
【0009】本発明は、また、上記した構成を有する給
湯追い焚き制御可能な浴槽システムにおいて、以下の制
御を可能としたことにも特徴を有する。
湯追い焚き制御可能な浴槽システムにおいて、以下の制
御を可能としたことにも特徴を有する。
【0010】浴湯の吐出温度の上限値を、浴槽内の浴
湯温度に基づいて該浴湯温度より高い温度に設定する。
湯温度に基づいて該浴湯温度より高い温度に設定する。
【0011】浴湯の吐出温度の上限値を越えないよう
に、給湯機の加熱量を制御する。
に、給湯機の加熱量を制御する。
【0012】浴湯の吐出温度の上限値を越えないよう
に、浴湯の循環流量を制御する。
に、浴湯の循環流量を制御する。
【0013】浴湯の吐出温度の上限値を越えないよう
に、給湯追い焚き運転を断続運転する。
に、給湯追い焚き運転を断続運転する。
【0014】給湯機追い焚き運転開始時に、浴湯の吐
出温度が上限値を越える場合には、他の浴槽水循環器を
作動させて浴湯の循環流量をふやし、浴湯の吐出温度を
上限値以内に制御する。
出温度が上限値を越える場合には、他の浴槽水循環器を
作動させて浴湯の循環流量をふやし、浴湯の吐出温度を
上限値以内に制御する。
【0015】
【実施例】以下、添付図 (図1〜図7) に示す実施例を
参照して本発明に係る給湯追焚制御可能な浴槽システム
について説明する。
参照して本発明に係る給湯追焚制御可能な浴槽システム
について説明する。
【0016】(実施例1) (構成)まず、図1を参照して、本実施例に係る給湯追焚
制御可能な浴槽システムSの構成を概念的に説明する。
制御可能な浴槽システムSの構成を概念的に説明する。
【0017】図1に示すように、浴槽システムSは、三
つの機能部ユニット、即ち、気泡発生装置U1と、給湯機
U2と、浄化・殺菌・保温装置U3とを、循環流路Cに配置
して構成した場合である。
つの機能部ユニット、即ち、気泡発生装置U1と、給湯機
U2と、浄化・殺菌・保温装置U3とを、循環流路Cに配置
して構成した場合である。
【0018】浴槽本体10に接続される循環流路Cは、図
1に示すように、白抜矢印で示される気泡発生流路C
1と、実線矢印で示される給湯流路C2と、点線矢印で示
される浄化・殺菌・保温流路C3とから構成される。
1に示すように、白抜矢印で示される気泡発生流路C
1と、実線矢印で示される給湯流路C2と、点線矢印で示
される浄化・殺菌・保温流路C3とから構成される。
【0019】ここに、気泡発生流路C1は、始端を浴槽本
体10の吸込口11に接続した吸込配管12の終端を気泡発生
装置U1内に配設したポンプP1の吸込口13に接続するとと
もに、始端を同ポンプP1の吐出口14に接続した吐出配管
15の終端を分岐吐出配管16,17の始端に接続するととも
に、両分岐吐出配管16,17 の終端を、噴出ノズルから構
成される浴槽本体10の背側吐出口18と足側吐出口19にそ
れぞれ接続することによって構成している。
体10の吸込口11に接続した吸込配管12の終端を気泡発生
装置U1内に配設したポンプP1の吸込口13に接続するとと
もに、始端を同ポンプP1の吐出口14に接続した吐出配管
15の終端を分岐吐出配管16,17の始端に接続するととも
に、両分岐吐出配管16,17 の終端を、噴出ノズルから構
成される浴槽本体10の背側吐出口18と足側吐出口19にそ
れぞれ接続することによって構成している。
【0020】また、図示しないが、背側吐出口18と足側
吐出口19とには、それぞれ、エジェクタ効果を利用して
空気を噴出浴湯中に混入するための空気吸込配管が接続
されている。
吐出口19とには、それぞれ、エジェクタ効果を利用して
空気を噴出浴湯中に混入するための空気吸込配管が接続
されている。
【0021】さらに、分岐吐出配管16,17 は、その始端
近傍に、それぞれ、開閉弁20,21 を取付けている。
近傍に、それぞれ、開閉弁20,21 を取付けている。
【0022】次に、給湯流路C2は、浴槽本体10から給湯
機U2内に配設したポンプP2までの吸込配管を、上記した
気泡発生流路C1の吸込配管12と、吐出配管15と、足側の
分岐吐出配管17と、始端を同分岐吐出配管17に接続する
とともに、終端をポンプP2の吸込口22に接続した給湯用
吸込配管18とから構成するとともに、その吐出配管を、
始端をポンプP1の吐出口23に接続するとともに、その終
端を気泡発生流路C1の足側吐出配管17の終端に接続した
給湯用吐出配管24から構成している。
機U2内に配設したポンプP2までの吸込配管を、上記した
気泡発生流路C1の吸込配管12と、吐出配管15と、足側の
分岐吐出配管17と、始端を同分岐吐出配管17に接続する
とともに、終端をポンプP2の吸込口22に接続した給湯用
吸込配管18とから構成するとともに、その吐出配管を、
始端をポンプP1の吐出口23に接続するとともに、その終
端を気泡発生流路C1の足側吐出配管17の終端に接続した
給湯用吐出配管24から構成している。
【0023】給湯流路C2をこのように形成することによ
って、本実施例では、給湯機U2を気泡発生装置U1と実質
的に直列に接続することができる。
って、本実施例では、給湯機U2を気泡発生装置U1と実質
的に直列に接続することができる。
【0024】また、給湯流路C2は、給湯用吸込配管22a
の終端に給水配管24a の終端を接続しており、同給水配
管24a はその中途に開閉弁24b を取付けている。
の終端に給水配管24a の終端を接続しており、同給水配
管24a はその中途に開閉弁24b を取付けている。
【0025】なお、給湯機U2は、給湯機ケーシング内
に、ポンプP2のみならず、バーナー装置40や熱交換器41
を具備するものである。
に、ポンプP2のみならず、バーナー装置40や熱交換器41
を具備するものである。
【0026】次に、浄化・殺菌・保温流路C3は、浴槽本
体10から浄化・殺菌・保温装置U3内に配設したポンプP3
までの吸込配管を、上記した気泡発生流路C1の吸込配管
12と、始端を吸込配管12の中途を接続するとともに、終
端をポンプP3の吸込口25に接続した浄化・殺菌・保温用
吸込配管26とから構成するとともに、その吐出配管を、
始端をポンプP2の吐出口27に接続するとともに、その終
端を気泡発生流路C1の足側吐出配管17の終端に接続した
浄化・殺菌・保温用吐出配管28から構成している。
体10から浄化・殺菌・保温装置U3内に配設したポンプP3
までの吸込配管を、上記した気泡発生流路C1の吸込配管
12と、始端を吸込配管12の中途を接続するとともに、終
端をポンプP3の吸込口25に接続した浄化・殺菌・保温用
吸込配管26とから構成するとともに、その吐出配管を、
始端をポンプP2の吐出口27に接続するとともに、その終
端を気泡発生流路C1の足側吐出配管17の終端に接続した
浄化・殺菌・保温用吐出配管28から構成している。
【0027】浄化・殺菌・保温流路C3をこのように形成
することによって、本実施例では、浄化・殺菌・保温装
置U3を気泡発生装置U1と実質的に並列に接続することが
できる。
することによって、本実施例では、浄化・殺菌・保温装
置U3を気泡発生装置U1と実質的に並列に接続することが
できる。
【0028】なお、図示しないが、浄化・殺菌・保温装
置U3は、そのケーシング内に、ポンプP3のみならず、浄
化装置や、加熱装置や、紫外線殺菌装置を具備するもの
である。
置U3は、そのケーシング内に、ポンプP3のみならず、浄
化装置や、加熱装置や、紫外線殺菌装置を具備するもの
である。
【0029】また、本実施例では、始端を気泡発生流路
C1の終端側に接続するとともに、終端を給湯用吸込配管
22a の中途に接続した給湯用バイパス配管29を設けてい
る。
C1の終端側に接続するとともに、終端を給湯用吸込配管
22a の中途に接続した給湯用バイパス配管29を設けてい
る。
【0030】従って、給湯流路C2における、浴槽本体10
から給湯機U2内に配設したポンプP2までの吸込配管を、
気泡発生流路C1の吸込配管12→給湯用パイパス配管29→
給湯用吸込配管22a から構成することもできる。
から給湯機U2内に配設したポンプP2までの吸込配管を、
気泡発生流路C1の吸込配管12→給湯用パイパス配管29→
給湯用吸込配管22a から構成することもできる。
【0031】この場合、給湯機U2と気泡発生装置U1とは
並列に接続されることになる。
並列に接続されることになる。
【0032】さらに、本実施例では、上記した循環流路
Cに、図1に示すように、複数の逆止弁V1〜V4を設けて
いる。
Cに、図1に示すように、複数の逆止弁V1〜V4を設けて
いる。
【0033】第1逆止弁V1は、気泡発生流路C1の吸込配
管12上であって、給湯用バイパス管29が分岐する分岐部
30の上流側をなす個所に設けられている。
管12上であって、給湯用バイパス管29が分岐する分岐部
30の上流側をなす個所に設けられている。
【0034】第2逆止弁V2は、足側分岐吐出配管17上で
あって、給湯用吸込配管22a が分岐する分岐部31と、給
湯用吐出配管24が足側分岐吐出配管17に接続される接続
部32との間をなす個所に設けられている。
あって、給湯用吸込配管22a が分岐する分岐部31と、給
湯用吐出配管24が足側分岐吐出配管17に接続される接続
部32との間をなす個所に設けられている。
【0035】第3逆止弁V3は、浄化・殺菌・保温吸込配
管26の中途に設けられている。
管26の中途に設けられている。
【0036】第4逆止弁V4は、給湯用バイパス配管29の
中途に設けられている。
中途に設けられている。
【0037】次に、図2〜図6に、上記した概念的な構
成を具現化した浴槽システムSを示す。
成を具現化した浴槽システムSを示す。
【0038】まず、図2〜図4を参照して、浴槽本体10
と、三つの機能部ユニットU1, U2,U3との配置関係につ
いて説明すると、浴槽本体10は、浴室の壁体Wの内側面
に沿って配設されている。
と、三つの機能部ユニットU1, U2,U3との配置関係につ
いて説明すると、浴槽本体10は、浴室の壁体Wの内側面
に沿って配設されている。
【0039】一方、給湯機U2と、浄化・殺菌・保温装置
U3とは、壁体Wの外側面に沿って、浴槽本体10の背側と
対向する位置に配設されており、気泡発生装置U1は、壁
体Wの外側面に沿って、浴槽本体10の足側と対向する位
置に配設されている。
U3とは、壁体Wの外側面に沿って、浴槽本体10の背側と
対向する位置に配設されており、気泡発生装置U1は、壁
体Wの外側面に沿って、浴槽本体10の足側と対向する位
置に配設されている。
【0040】また、給湯機U2は壁体Wの外側面に取付け
られるとともに、気泡発生装置U1と浄化・殺菌・保温装
置U3とは、ともに、床面F上に設置されている。そし
て、この浄化・殺菌・保温装置U2と、気泡発生装置U3と
の間には配管接続ボックスXが床面F上に設置されてい
る。
られるとともに、気泡発生装置U1と浄化・殺菌・保温装
置U3とは、ともに、床面F上に設置されている。そし
て、この浄化・殺菌・保温装置U2と、気泡発生装置U3と
の間には配管接続ボックスXが床面F上に設置されてい
る。
【0041】次に、浴槽本体10及び上記した三つの機能
部ユニットU1, U2, U3周りの配管構造について説明する
と、浴槽本体10は、図1、図4及び図5に示すように、
その一側側壁下部に一個の吸込口11と、二個の背側及び
足側吐出口18,19 とを同一側壁に突設するとともに、こ
れらの吸込口11及び吐出口18,19 に、吸込配管12及び背
側及び足側吐出配管16,17 の一端を連通連結している。
部ユニットU1, U2, U3周りの配管構造について説明する
と、浴槽本体10は、図1、図4及び図5に示すように、
その一側側壁下部に一個の吸込口11と、二個の背側及び
足側吐出口18,19 とを同一側壁に突設するとともに、こ
れらの吸込口11及び吐出口18,19 に、吸込配管12及び背
側及び足側吐出配管16,17 の一端を連通連結している。
【0042】また、図2に示すように、浴槽本体10は、
その上部周縁リブの下面に空気吸引部41a を設けてお
り、同空気吸引部41a には、一端を背側及び足側吐出口
18,19に連通連結した空気吸引管40a の他端が連通連結
されている。
その上部周縁リブの下面に空気吸引部41a を設けてお
り、同空気吸引部41a には、一端を背側及び足側吐出口
18,19に連通連結した空気吸引管40a の他端が連通連結
されている。
【0043】図3に示すように、吸込配管12及び背側及
び足側吐出配管16,17 は壁体Wに設けた開口42を通して
壁体Wの外側に導出され、これらの配管12,16,17に、配
管接続ボックスXを介して、給湯機U2の給湯用吸込配管
18及び給湯用吐出配管24と、浄化・殺菌・保温装置U3の
吸込配管26及び吐出配管28とが連通連結されている。
び足側吐出配管16,17 は壁体Wに設けた開口42を通して
壁体Wの外側に導出され、これらの配管12,16,17に、配
管接続ボックスXを介して、給湯機U2の給湯用吸込配管
18及び給湯用吐出配管24と、浄化・殺菌・保温装置U3の
吸込配管26及び吐出配管28とが連通連結されている。
【0044】また、図3及び図4に示すように、浴槽10
を具備する浴室内にはシャワー49が配設されている。
を具備する浴室内にはシャワー49が配設されている。
【0045】さらに、図3及び図4に示すように、壁体
Wの浴槽本体側壁面には統一制御基板を内蔵する単一の
リモートコントローラRが設けられており、同リモート
コントローラRは、制御配線50,51,52を介して、給湯機
U2, 浄化・殺菌・保温装置U3, 気泡発生装置U1のポンプ
等駆動部やシャワー49等に接続されている。
Wの浴槽本体側壁面には統一制御基板を内蔵する単一の
リモートコントローラRが設けられており、同リモート
コントローラRは、制御配線50,51,52を介して、給湯機
U2, 浄化・殺菌・保温装置U3, 気泡発生装置U1のポンプ
等駆動部やシャワー49等に接続されている。
【0046】従って、入浴者は、入浴しながらリモート
コントローラRを容易かつ簡単に操作でき、全ての浴槽
水循環機器U1〜U3を任意の組合せで作動することがで
き、好みのブロー形態で入浴を楽しむことができ、か
つ、連続保温運転や、浄化運転や、追い焚き運転等を行
うことができる。
コントローラRを容易かつ簡単に操作でき、全ての浴槽
水循環機器U1〜U3を任意の組合せで作動することがで
き、好みのブロー形態で入浴を楽しむことができ、か
つ、連続保温運転や、浄化運転や、追い焚き運転等を行
うことができる。
【0047】次に、リモートコントローラRの構造につ
いて、図7を参照して具体的に説明する。
いて、図7を参照して具体的に説明する。
【0048】図示するように、リモートコントローラR
は、その操作面60上に多数のスイッチ群S1〜S17 と、動
作ディスプレイDと、動作表示ランプL1〜L5と、ワイヤ
レスリモコン受信部Eとを設けている。
は、その操作面60上に多数のスイッチ群S1〜S17 と、動
作ディスプレイDと、動作表示ランプL1〜L5と、ワイヤ
レスリモコン受信部Eとを設けている。
【0049】ここに、S1は電源スイッチ、S2はシャワー
優先スイッチ、S3は呼出しブザースイッチ、S4は入浴ス
イッチ、S5は給湯機追い焚きスイッチ、S6は連続保温ス
イッチ、S7は浄化スイッチ、S8はブロー運転スイッチ、
S9は差し湯スイッチ、S10 は差し水スイッチ、S11 は足
し湯スイッチ、S12 は給湯温度設定スイッチ、S13 はふ
ろ温度設定スイッチ、S14 はふろ水位設定スイッチ、S1
5,16は設定値変更スイッチ、S17 はメンテナンススイッ
チである。
優先スイッチ、S3は呼出しブザースイッチ、S4は入浴ス
イッチ、S5は給湯機追い焚きスイッチ、S6は連続保温ス
イッチ、S7は浄化スイッチ、S8はブロー運転スイッチ、
S9は差し湯スイッチ、S10 は差し水スイッチ、S11 は足
し湯スイッチ、S12 は給湯温度設定スイッチ、S13 はふ
ろ温度設定スイッチ、S14 はふろ水位設定スイッチ、S1
5,16は設定値変更スイッチ、S17 はメンテナンススイッ
チである。
【0050】上記したスイッチを押すと、その動作内容
ないし現在の設定値が動作ディスプレイDに表示される
ことになり、また、動作表示ランプL1〜L5が点滅するこ
とになる。
ないし現在の設定値が動作ディスプレイDに表示される
ことになり、また、動作表示ランプL1〜L5が点滅するこ
とになる。
【0051】また、ワイヤレスリモコン受信部Eは、入
浴者に、リモートコントローラRの操作面60上のスイッ
チ群S1〜S17 を押すことなく、ワイヤレスリモコンを操
作することによって、所望の動作を行わせるため設けた
ものである。
浴者に、リモートコントローラRの操作面60上のスイッ
チ群S1〜S17 を押すことなく、ワイヤレスリモコンを操
作することによって、所望の動作を行わせるため設けた
ものである。
【0052】(動作)次に、上記した構成を有する給湯追
焚制御可能な浴槽システムSの動作制御、特に、浴槽本
体Bへの熱湯の出湯を確実に防止することが動作制御に
ついて説明する。
焚制御可能な浴槽システムSの動作制御、特に、浴槽本
体Bへの熱湯の出湯を確実に防止することが動作制御に
ついて説明する。
【0053】入浴運転スイッチS4を作動して、図1に示
すように、全ての機能部ユニットU1〜U3のポンプP1〜P3
を同時に作動させると、浴湯は、給湯流路C2のみなら
ず、気泡発生流路C1と浄化・殺菌・保温流路C3を通して
も流れることになり、かつ、給湯流路C2の給湯用吐出配
管24と浄化・殺菌・保温流路C3の浄化・殺菌・保温用吐
出配管28の終端は、それぞれ、気泡発生流路C1の足側吐
出配管17に連通連結されているので、給湯流路C2からの
熱湯は、足側吐出配管17を流れる低温の浴湯及び浄化・
殺菌・保温用吐出配管28を流れる低温の浴湯と合流する
ことになる。
すように、全ての機能部ユニットU1〜U3のポンプP1〜P3
を同時に作動させると、浴湯は、給湯流路C2のみなら
ず、気泡発生流路C1と浄化・殺菌・保温流路C3を通して
も流れることになり、かつ、給湯流路C2の給湯用吐出配
管24と浄化・殺菌・保温流路C3の浄化・殺菌・保温用吐
出配管28の終端は、それぞれ、気泡発生流路C1の足側吐
出配管17に連通連結されているので、給湯流路C2からの
熱湯は、足側吐出配管17を流れる低温の浴湯及び浄化・
殺菌・保温用吐出配管28を流れる低温の浴湯と合流する
ことになる。
【0054】かかる追い焚き運転時において、浴槽本体
10内への浴湯の吐出温度の上限値がリモートコントロー
ラRで設定されており、その上限値を越えないように、
上記した循環流路内を流れる浴湯の循環量を制御する。
10内への浴湯の吐出温度の上限値がリモートコントロー
ラRで設定されており、その上限値を越えないように、
上記した循環流路内を流れる浴湯の循環量を制御する。
【0055】従って、足側吐出配管17の吐出口19から浴
槽本体10内へ噴出される浴湯の温度も効果的に低下する
ことになり、熱湯噴出による入浴者の不快感や火傷の可
能性を無くすことができる。また、浴槽本体10の噴出ノ
ズルを取り替えることなく給湯機U2を追加できる。
槽本体10内へ噴出される浴湯の温度も効果的に低下する
ことになり、熱湯噴出による入浴者の不快感や火傷の可
能性を無くすことができる。また、浴槽本体10の噴出ノ
ズルを取り替えることなく給湯機U2を追加できる。
【0056】また、機能部ユニットU1〜U3の全てを同時
に作動させなくても、給湯機U2の作動時に、残りの機能
部ユニットU1又はU3のいずれかを作動することによって
同様に熱湯を希釈して足側吐出配管17の吐出口19から浴
槽本体10内へ噴出される浴湯の温度も効果的に低下する
ことになり、熱湯噴出による入浴者の不快感や火傷の可
能性をなくすことができる。
に作動させなくても、給湯機U2の作動時に、残りの機能
部ユニットU1又はU3のいずれかを作動することによって
同様に熱湯を希釈して足側吐出配管17の吐出口19から浴
槽本体10内へ噴出される浴湯の温度も効果的に低下する
ことになり、熱湯噴出による入浴者の不快感や火傷の可
能性をなくすことができる。
【0057】この浴湯の循環流量の制御は、後述する給
湯機U2の加熱量が制御できない場合に特に有効である。
即ち、浴湯の循環流量を制御することによって給湯機U2
の追い焚き運転制御が可能であり、給湯機U2の最低加熱
能力が大きい場合でも、浴湯の吐出温度の上限値以内に
制御でき、快適な入浴ができる。
湯機U2の加熱量が制御できない場合に特に有効である。
即ち、浴湯の循環流量を制御することによって給湯機U2
の追い焚き運転制御が可能であり、給湯機U2の最低加熱
能力が大きい場合でも、浴湯の吐出温度の上限値以内に
制御でき、快適な入浴ができる。
【0058】次に、本実施例では、給湯機追い焚き運転
スイッチS5を押して単独追い焚き運転を行う場合には、
給湯機U2の熱交換器の燃焼量、即ち加熱量を制御して、
浴槽本体10内への浴湯の吐出温度を低く設定することも
できる。
スイッチS5を押して単独追い焚き運転を行う場合には、
給湯機U2の熱交換器の燃焼量、即ち加熱量を制御して、
浴槽本体10内への浴湯の吐出温度を低く設定することも
できる。
【0059】即ち、単独追い焚き運転時においても、足
側吐出配管17の吐出口19から浴槽本体10内へ噴出される
浴湯の温度を、浴槽本体10内への浴湯の吐出温度の上限
値を越えない温度に設定することにより、熱湯噴出によ
る入浴者への不快感や火傷の可能性をなくすことができ
る。
側吐出配管17の吐出口19から浴槽本体10内へ噴出される
浴湯の温度を、浴槽本体10内への浴湯の吐出温度の上限
値を越えない温度に設定することにより、熱湯噴出によ
る入浴者への不快感や火傷の可能性をなくすことができ
る。
【0060】また、浴槽本体10内への浴湯の吐出温度を
設定を給湯機U2の加熱量の制御により行う場合は、かか
る制御は簡単なので、安価な制御が可能となる。
設定を給湯機U2の加熱量の制御により行う場合は、かか
る制御は簡単なので、安価な制御が可能となる。
【0061】さらに、この給湯機U2の加熱量の制御は、
浴湯の循環流量が増加できない場合に特に有効であり、
給湯機U2の加熱量を制御することによって給湯機U2の制
御を容易に行うことができ、かつ、循環流量を増加せず
に浴湯の吐出温度の上限値以内に制御できるため、強す
ぎる噴出水流による不快感を防止できる。
浴湯の循環流量が増加できない場合に特に有効であり、
給湯機U2の加熱量を制御することによって給湯機U2の制
御を容易に行うことができ、かつ、循環流量を増加せず
に浴湯の吐出温度の上限値以内に制御できるため、強す
ぎる噴出水流による不快感を防止できる。
【0062】また、上記した単独追い焚き運転制御にお
いて、浴槽本体10への浴湯の吐出温度の上限値は、好ま
しくは、浴湯本体10内の浴湯温度に基づいて、同浴湯温
度より所定温度だけ高い温度に設定することもできる。
いて、浴槽本体10への浴湯の吐出温度の上限値は、好ま
しくは、浴湯本体10内の浴湯温度に基づいて、同浴湯温
度より所定温度だけ高い温度に設定することもできる。
【0063】この場合、浴湯本体10内の浴湯温度が低め
の場合は、給湯機U2からの浴湯の吐出温度の上限値を低
めに設定する一方で、浴湯本体10内の浴湯温度が高めの
場合は、高めの浴湯温度の場合は給湯機U2からの浴湯の
吐出温度の上限値を高めに設定できる。例えば、浴湯温
度に加える所定温度を10℃とした場合、比較的低い入浴
温度 (37℃) の時には比較的低い上限温度 (47℃) で吐
出でき、比較的高い入浴温度 (45℃) の時には比較的高
い上限温度 (55℃) で吐出できる。このように、入浴温
度により吐出温度の上限が設定されているため、急な追
い焚きにならず快適に入浴できる。
の場合は、給湯機U2からの浴湯の吐出温度の上限値を低
めに設定する一方で、浴湯本体10内の浴湯温度が高めの
場合は、高めの浴湯温度の場合は給湯機U2からの浴湯の
吐出温度の上限値を高めに設定できる。例えば、浴湯温
度に加える所定温度を10℃とした場合、比較的低い入浴
温度 (37℃) の時には比較的低い上限温度 (47℃) で吐
出でき、比較的高い入浴温度 (45℃) の時には比較的高
い上限温度 (55℃) で吐出できる。このように、入浴温
度により吐出温度の上限が設定されているため、急な追
い焚きにならず快適に入浴できる。
【0064】また、浴湯本体10の浴湯温度に一定倍率を
掛けて給湯機U2からの浴湯の吐出温度の上限値を設定し
てもよい。この場合、一定倍率を1.2 とすると、浴湯温
度が37℃の場合は浴湯の吐出温度の上限値は44℃とな
り、浴湯温度が45℃の場合は浴湯の吐出温度の上限値は
54℃となり、急な追い焚きにならず、快適に入浴できる
ことになる。上記倍率は浴湯温度が低めの時はやや大き
くし、高めの時はやや小さめにしてもよい。
掛けて給湯機U2からの浴湯の吐出温度の上限値を設定し
てもよい。この場合、一定倍率を1.2 とすると、浴湯温
度が37℃の場合は浴湯の吐出温度の上限値は44℃とな
り、浴湯温度が45℃の場合は浴湯の吐出温度の上限値は
54℃となり、急な追い焚きにならず、快適に入浴できる
ことになる。上記倍率は浴湯温度が低めの時はやや大き
くし、高めの時はやや小さめにしてもよい。
【0065】本実施例における給湯機追い焚き運転にお
けるその他の好ましい運転制御形態について説明する
と、給湯機追い焚き運転を開始後、加熱量、浴湯の循環
流量を制御により浴湯の吐出温度を上限値以内に制御で
きない場合には、給湯追い焚き運転を断続運転するよう
にしてもよい。このように追い焚き運転を断続運転する
ことによって、最小の加熱量が大きい給湯機U2でも快適
な追い焚きができる。
けるその他の好ましい運転制御形態について説明する
と、給湯機追い焚き運転を開始後、加熱量、浴湯の循環
流量を制御により浴湯の吐出温度を上限値以内に制御で
きない場合には、給湯追い焚き運転を断続運転するよう
にしてもよい。このように追い焚き運転を断続運転する
ことによって、最小の加熱量が大きい給湯機U2でも快適
な追い焚きができる。
【0066】また、給湯機追い焚き運転開始時に、浴湯
の吐出温度が予め設定した上限値を越える場合には、他
の浴槽水循環器U1, U3を作動させて浴湯の循環流量をふ
やし、浴湯の吐出温度を上限値以内に制御することがで
きる。かかる制御によって、給湯機U2の最大循環流量が
小さい場合でも、浴湯の吐出温度の上限値以内に制御で
き、快適な入浴が可能となる。
の吐出温度が予め設定した上限値を越える場合には、他
の浴槽水循環器U1, U3を作動させて浴湯の循環流量をふ
やし、浴湯の吐出温度を上限値以内に制御することがで
きる。かかる制御によって、給湯機U2の最大循環流量が
小さい場合でも、浴湯の吐出温度の上限値以内に制御で
き、快適な入浴が可能となる。
【0067】即ち、通常の単独追い焚き運転時において
も、給湯機追い焚き運転開始時に、他の浴槽水循環機器
である気泡発生装置U1又は浴湯浄化・殺菌・保温装置U3
のいずれか一つを低速循環運転するように制御すること
によって、熱湯を希釈することができ、足側吐出配管17
の吐出口19から浴槽本体10内へ噴出される浴湯の温度も
効果的に低下することになり、熱湯噴出による入浴者の
不快感や火傷の可能性をなくすことができる。
も、給湯機追い焚き運転開始時に、他の浴槽水循環機器
である気泡発生装置U1又は浴湯浄化・殺菌・保温装置U3
のいずれか一つを低速循環運転するように制御すること
によって、熱湯を希釈することができ、足側吐出配管17
の吐出口19から浴槽本体10内へ噴出される浴湯の温度も
効果的に低下することになり、熱湯噴出による入浴者の
不快感や火傷の可能性をなくすことができる。
【0068】さらに、本実施例では、給湯機U2とポンプ
P2は、給湯機追い焚き運転スイッチS5がON時に他の浴槽
水循環機器U1, U3が作動している場合は、給湯機追い焚
き運転を開始し、給湯機追い焚き運転中に他の浴槽水循
環機器U1, U3の作動を停止した場合には給湯機追い焚き
運転も停止する様に制御することもできる。
P2は、給湯機追い焚き運転スイッチS5がON時に他の浴槽
水循環機器U1, U3が作動している場合は、給湯機追い焚
き運転を開始し、給湯機追い焚き運転中に他の浴槽水循
環機器U1, U3の作動を停止した場合には給湯機追い焚き
運転も停止する様に制御することもできる。
【0069】この場合も、熱湯を希釈することができ、
足側吐出配管17の吐出口19から浴槽本体10内へ噴出され
る浴湯の温度も効果的に低下することになり、熱湯噴出
による入浴者の不快感や火傷の可能性をなくすことがで
きる。
足側吐出配管17の吐出口19から浴槽本体10内へ噴出され
る浴湯の温度も効果的に低下することになり、熱湯噴出
による入浴者の不快感や火傷の可能性をなくすことがで
きる。
【0070】(実施例2)本実施例は、図8に示すよう
に、浴槽システムSを、気泡発生装置U1と給湯機U2の二
つの機能部ユニットを、循環流路Cに配置して構成した
場合である。
に、浴槽システムSを、気泡発生装置U1と給湯機U2の二
つの機能部ユニットを、循環流路Cに配置して構成した
場合である。
【0071】本実施例においても、給湯機追い焚き運転
スイッチS5を押して単独追い焚き運転を行う場合には、
給湯機U2の熱交換器の燃焼量、即ち加熱量を制御して、
浴槽本体10内への浴湯の吐出温度を低く設定することも
できる。
スイッチS5を押して単独追い焚き運転を行う場合には、
給湯機U2の熱交換器の燃焼量、即ち加熱量を制御して、
浴槽本体10内への浴湯の吐出温度を低く設定することも
できる。
【0072】従って、単独追い焚き運転時においても、
足側吐出配管17の吐出口19から浴槽本体10内へ噴出され
る浴湯の温度も効果的に低下することになり、熱湯噴出
による入浴者の不快感や火傷の可能性をなくすことがで
きる。
足側吐出配管17の吐出口19から浴槽本体10内へ噴出され
る浴湯の温度も効果的に低下することになり、熱湯噴出
による入浴者の不快感や火傷の可能性をなくすことがで
きる。
【0073】また、給湯機U2と同時に気泡発生装置U1を
作動することによって、給湯機U2で生成した熱湯が直接
浴槽本体10内の浴湯中へ噴出するのを確実に防止するこ
とができる。
作動することによって、給湯機U2で生成した熱湯が直接
浴槽本体10内の浴湯中へ噴出するのを確実に防止するこ
とができる。
【0074】従って、浴湯本体10内に入浴者がそのまま
入った場合であっても、火傷を生じるおそれはないこと
はもちろん、快適な気泡発生入浴を楽しむことができる
と考えられる。
入った場合であっても、火傷を生じるおそれはないこと
はもちろん、快適な気泡発生入浴を楽しむことができる
と考えられる。
【0075】(実施例3)本実施例は、図9に示すよう
に、浴槽システムSを、浄化・殺菌・保温装置U3と給湯
機U2の二つの機能部ユニットを、循環流路Cに配置して
構成した場合である。
に、浴槽システムSを、浄化・殺菌・保温装置U3と給湯
機U2の二つの機能部ユニットを、循環流路Cに配置して
構成した場合である。
【0076】なお、図中、35はバイパス流路、V5は給湯
用吸込配管22a の中途に取付けた流量制御部としての逆
止弁、V6は浄化・殺菌・保温用吐出配管28のの中途に取
付けた流量制御部としての逆止弁である。
用吸込配管22a の中途に取付けた流量制御部としての逆
止弁、V6は浄化・殺菌・保温用吐出配管28のの中途に取
付けた流量制御部としての逆止弁である。
【0077】本実施例においても、給湯機追い焚き運転
スイッチS5を押して単独追い焚き運転を行う場合には、
給湯機U2の熱交換器の燃焼量、即ち加熱量を制御して、
浴槽本体10内への浴湯の吐出温度を低く設定することも
できる。
スイッチS5を押して単独追い焚き運転を行う場合には、
給湯機U2の熱交換器の燃焼量、即ち加熱量を制御して、
浴槽本体10内への浴湯の吐出温度を低く設定することも
できる。
【0078】従って、単独追い焚き運転時においても、
足側吐出配管17の吐出口19から浴槽本体10内へ噴出され
る浴湯の温度も効果的に低下することになり、熱湯噴出
による入浴者の不快感や火傷の可能性をなくすことがで
きる。
足側吐出配管17の吐出口19から浴槽本体10内へ噴出され
る浴湯の温度も効果的に低下することになり、熱湯噴出
による入浴者の不快感や火傷の可能性をなくすことがで
きる。
【0079】また、給湯機U2と同時に浄化・殺菌・保温
装置U3を作動することによって、給湯機U2で生成した熱
湯が直接浴槽本体10内の浴湯中へ噴出するのを確実に防
止することができる。
装置U3を作動することによって、給湯機U2で生成した熱
湯が直接浴槽本体10内の浴湯中へ噴出するのを確実に防
止することができる。
【0080】従って、浴湯本体10内に入浴者がそのまま
入った場合であっても、火傷を生じるおそれはないこと
はもちろん、快適な気泡発生入浴を楽しむことができる
と考えられる。
入った場合であっても、火傷を生じるおそれはないこと
はもちろん、快適な気泡発生入浴を楽しむことができる
と考えられる。
【0081】
【発明の効果】上記した構成により、本発明は以下の効
果を奏する。
果を奏する。
【0082】本発明に係る給湯追い焚き制御可能な浴
槽システムでは、給湯機と、浴槽水循環機器とを共通の
循環流路に接続し、追い焚き運転時の浴槽内への浴湯の
吐出温度の上限値を設定し、追い焚き運転時に上限値を
越えないように前記給湯機及び/又は浴槽水循環機器を
制御している。
槽システムでは、給湯機と、浴槽水循環機器とを共通の
循環流路に接続し、追い焚き運転時の浴槽内への浴湯の
吐出温度の上限値を設定し、追い焚き運転時に上限値を
越えないように前記給湯機及び/又は浴槽水循環機器を
制御している。
【0083】従って、給湯機追い焚き運転時の熱湯吐出
をなくし、入浴者の不快感、火傷の可能性をなくすこと
ができる。また、浴槽の噴出ノズルを取り替えることな
く給湯機を追加できる。
をなくし、入浴者の不快感、火傷の可能性をなくすこと
ができる。また、浴槽の噴出ノズルを取り替えることな
く給湯機を追加できる。
【0084】上記した浴湯の吐出温度の上限値を、浴
槽内の浴湯温度に基づいて該浴湯温度より高い温度に設
定するようにした場合は、低めの浴湯温度の場合は上限
値を低めに設定し、高めの浴湯温度の場合は上限値を高
めに設定できるため、急な追い焚きにならず快適に入浴
できる。
槽内の浴湯温度に基づいて該浴湯温度より高い温度に設
定するようにした場合は、低めの浴湯温度の場合は上限
値を低めに設定し、高めの浴湯温度の場合は上限値を高
めに設定できるため、急な追い焚きにならず快適に入浴
できる。
【0085】上記した給湯機追い焚き運転制御におい
て、浴湯の吐出温度の上限値を越えないように給湯機の
加熱量を制御することによって制御を容易に行うことが
でき、かつ、循環流量を増加せずに浴湯の吐出温度の上
限値以内に制御できるため、強すぎる噴出水流による不
快感を防止できる。
て、浴湯の吐出温度の上限値を越えないように給湯機の
加熱量を制御することによって制御を容易に行うことが
でき、かつ、循環流量を増加せずに浴湯の吐出温度の上
限値以内に制御できるため、強すぎる噴出水流による不
快感を防止できる。
【0086】一方、浴湯の吐出温度の上限値を越えな
いように浴湯の循環流量を制御することによって給湯機
追い焚き運転制御が可能であり、給湯機の最低加熱能力
が大きい場合でも、浴湯の吐出温度の上限値以内に制御
でき、快適な入浴ができる。
いように浴湯の循環流量を制御することによって給湯機
追い焚き運転制御が可能であり、給湯機の最低加熱能力
が大きい場合でも、浴湯の吐出温度の上限値以内に制御
でき、快適な入浴ができる。
【0087】また、浴湯の吐出温度の上限値を越えな
いように給湯追い焚き運転を断続運転することができ
る。このように追い焚き運転を断続運転することによっ
て、最小の加熱量が大きい給湯機でも快適な追い焚きが
できる。
いように給湯追い焚き運転を断続運転することができ
る。このように追い焚き運転を断続運転することによっ
て、最小の加熱量が大きい給湯機でも快適な追い焚きが
できる。
【0088】さらに、給湯機追い焚き運転開始時に、
浴湯の吐出温度が上限値を越える場合には、他の浴槽水
循環器を作動させて浴湯の循環流量をふやし、浴湯の吐
出温度を上限値以内に制御することができる。かかる制
御によって、給湯機の最大循環流量が小さい場合でも、
浴湯の吐出温度の上限値以内に制御でき、快適な入浴が
可能となる。
浴湯の吐出温度が上限値を越える場合には、他の浴槽水
循環器を作動させて浴湯の循環流量をふやし、浴湯の吐
出温度を上限値以内に制御することができる。かかる制
御によって、給湯機の最大循環流量が小さい場合でも、
浴湯の吐出温度の上限値以内に制御でき、快適な入浴が
可能となる。
【図1】本発明に係る給湯追焚制御可能な浴槽システム
の概念的構成説明図である。
の概念的構成説明図である。
【図2】同システムの全体斜視図である。
【図3】同平面図である。
【図4】同断面側面図である。
【図5】浴槽本体の一部切欠側面図である。
【図6】浴槽本体の端面図である。
【図7】制御装置を内蔵するリモートコントローラの正
面図である。
面図である。
【図8】ほかの実施例に係る給湯追焚制御可能な浴槽シ
ステムの概念的構成説明図である。
ステムの概念的構成説明図である。
【図9】ほかの実施例に係る給湯追焚制御可能な浴槽シ
ステムの概念的構成説明図である。
ステムの概念的構成説明図である。
A 給湯追焚制御可能な浴槽システム R リモートコントローラ S5 給湯器追い焚き運転スイッチ U2 給湯機 P2 ポンプ C 循環流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 英次 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 寺岡 高生 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】給湯機と、浴槽水循環機器とを共通の循環
流路に接続し、追い焚き運転時の浴槽内への浴湯の吐出
温度の上限値を設定し、追い焚き運転時に上限値を越え
ないように前記給湯機及び/又は浴槽水循環機器を制御
したことを特徴とする給湯追い焚き制御可能な浴槽シス
テム。 - 【請求項2】浴湯の吐出温度の上限値を、浴槽内の浴湯
温度に基づいて該浴湯温度より高い温度に設定したこと
を特徴とする請求項1記載の給湯追い焚き制御可能な浴
槽システム。 - 【請求項3】浴湯の吐出温度の上限値を越えないよう
に、給湯機の加熱量を制御することを特徴とする請求項
1記載の給湯追い焚き制御可能な浴槽システム。 - 【請求項4】浴湯の吐出温度の上限値を越えないよう
に、浴湯の循環流量を制御することを特徴とする請求項
1記載の給湯追い焚き制御可能な浴槽システム。 - 【請求項5】浴湯の吐出温度の上限値を越えないよう
に、給湯追い焚き運転を断続運転することを特徴とする
請求項1記載の給湯追い焚き制御可能な浴槽システム。 - 【請求項6】給湯機追い焚き運転開始時に、浴湯の吐出
温度が上限値を越える場合には、他の浴槽水循環器を作
動させて浴湯の循環流量をふやし、浴湯の吐出温度を上
限値以内に制御することを特徴とする請求項4記載の給
湯追い焚き制御可能な浴槽システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7021670A JPH08219545A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 給湯追い焚き制御可能な浴槽システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7021670A JPH08219545A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 給湯追い焚き制御可能な浴槽システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08219545A true JPH08219545A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12061488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7021670A Pending JPH08219545A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 給湯追い焚き制御可能な浴槽システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08219545A (ja) |
-
1995
- 1995-02-09 JP JP7021670A patent/JPH08219545A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040511 |