JPH08219389A - ガスボンベ - Google Patents

ガスボンベ

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JPH08219389A
JPH08219389A JP7051773A JP5177395A JPH08219389A JP H08219389 A JPH08219389 A JP H08219389A JP 7051773 A JP7051773 A JP 7051773A JP 5177395 A JP5177395 A JP 5177395A JP H08219389 A JPH08219389 A JP H08219389A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内殻と外殻との二層構造を有するガスボンベ
において、ノズル取付用口金の内殻との結合強度を高め
る。 【構成】 ガスバリア性を有する内殻2と、内殻2を覆
うように設けた耐圧性の外殻3と、内殻2の首部2に内
装したノズル取付用口金6とを有するガスボンベであっ
て、外殻3中に延びるフランジ部9cを有する筒状部材
9を配置して、口金6に加わる外力の大部分を筒状部材
9で受け止めるようにし、口金6の内殻2からの抜け落
ちを防止したガスボンベ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種のガスボンベ、特
に自動車等に搭載するのに好適なガスボンベに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、米国その他の諸外国で、天然ガス
を燃料とする自動車が低公害車として注目されている。
そのような自動車には、一般にCNGタンク(Comp
ressed Natural Gas Tank)と
呼ばれるガスボンベが搭載される。
【0003】そのような自動車用ガスボンベは、従来、
スチールやアルミニウム合金等の金属で作られている
が、金属製のものは重く、燃費を低下させる。加えて、
天然ガスの単位重量あたりの発熱量はガソリンの半分程
度にすぎないから、無補給で走行できる距離をガソリン
車並に高めようとするとガソリンの場合の約2倍もの天
然ガスを搭載しなければならず、これがまた車両総重量
を増大させ、燃費を低下させている。そのため、燃費向
上の一策として、ガスボンベの軽量化が検討されてい
る。
【0004】ところで、特公平5−88665号公報に
は、ガスバリア性を有するプラスチック製の内殻を、耐
圧性のFRP(繊維強化プラスチック)製外殻で覆って
いるガスボンベが記載されている。このガスボンベは、
本質的にプラスチックからなるものであるから金属製の
ものにくらべてかなり軽量であり、これを自動車用の天
然ガスボンベとして用いると、燃費の向上が期待でき
る。
【0005】このようなガスボンベにおいては、ボンベ
内へガスを充填したり、ボンベ内からガスを取り出すた
めのノズルを取り付けるために、ノズル取付用の口金が
設けられる。口金は、通常、内殻と一体的に結合される
が、ノズルを口金に螺合させるために口金は通常金属製
であり、内殻は軽量化のために口金とは異種の材料(上
記のようなプラスチック、あるいはFRPや軽金属)か
ら構成されるので、内殻と口金との間の結合強度が重要
になる。特に、口金に外部から衝撃力が加わった場合に
も、口金が内殻から抜け落ちないだけの結合強度が要求
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のような要望に応えるべく、耐圧性を保持しつつ軽量化
をはかった、本質的に、内殻、外殻の二層構造からなる
ガスボンベにおいて、実質的に、ノズル取付用口金の内
殻との結合強度を十分に高めることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的に沿う本発明の
ガスボンベは、ガスバリア性を有する内殻と、該内殻を
覆うように設けた耐圧性の外殻と、前記内殻の首部に内
装したノズル取付用の口金とを有するガスボンベであっ
て、前記首部の外側に、鍔部と、該鍔部に続く筒状部
と、該筒状部の外周面から前記外殻中に延びるフランジ
部とを有する筒状部材を設けたことを特徴とするものか
らなる。
【0008】図1および図2は、本発明の一実施態様に
係るガスボンベを示している。図1において、ガスボン
ベ1は、ガスバリア性を有する内殻2と、この内殻2を
覆うように設けた耐圧性の外殻3とを有する。このガス
ボンベ1は、全体として胴部Aと、それに続く鏡板部B
と、ノズル取付部4と、ボス5とを有している。ノズル
取付部4においては、内殻2とは異種材料から構成され
る、ノズル取付用の口金6が、内殻2の首部2aに内装
されて内殻2と一体的に結合されており、その口金6に
ノズル7が締結により取り付けられている。
【0009】上記において、内殻2は、ガス漏れを防ぐ
作用をもつ。また、後述するように耐圧性の外殻を形成
するときの芯体としても作用する。
【0010】この内殻2は、たとえばポリエチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂、ポリアミド樹脂、ABS樹
脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリアセタール
樹脂、ポリカーボネート樹脂等の樹脂で作られている。
耐衝撃性に優れるという意味では、ABS樹脂が好まし
い。そのような樹脂製の内殻2は、たとえば、周知のブ
ロー成形法によって製造でき、ブロー成形の際に口金6
と一体的に結合できる。複合ブロー成形法を用い、ガス
シール性に優れる、たとえばポリアミド樹脂の層を、剛
性に優れる、たとえば高密度ポリエチレン樹脂の層で挟
んだ多層構造とすることもできる。また、内殻2は、F
RPで作られていてもよい。そのようなFRP製の内殻
2は、たとえば、後述するような、外殻3に用いる補強
繊維の、繊維長2〜10mm程度の短繊維を含む樹脂を
射出成形することによって製造することができる。さら
に、内殻2は金属、たとえば薄いアルミニウム合金やマ
グネシウム合金等の軽合金から構成されていてもよい。
【0011】内殻2は、上述したようにガス漏れを防ぐ
作用をもっている。かかる作用を向上させるために、内
表面および/または外表面にガスバリア層を形成するの
も好ましい。たとえば、ブロー成形に際して吹込ガスと
してフッ素を含む窒素ガスを用いると、内殻2の内表面
にフッ素樹脂の被膜からなるガスバリア層を形成するこ
とができる。また、外表面に銅、ニッケル、クロム等の
金属のメッキ被膜を形成してガスバリア層とすることも
できる。金属メッキ被膜の形成は、電解メッキ法や無電
解メッキ法によることができる。内殻2を複合ブロー成
形法によって製造する場合、内側にガスバリア性に優れ
たポリアミド樹脂等の層を配し、外側に、易メッキ性
の、たとえばABS樹脂の層を配して金属メッキ被膜の
成形を容易にすることもできる。
【0012】内殻には、また、その内面に2.5〜5c
m程度の間隔で周方向に延びるリング状のリブを設ける
ことができる。そのような内殻は、たとえば、リブ付の
プラスチック製の半割の内殻を作り、それらを接合、一
体化することによって得ることができる。このリブは、
内殻の強度を向上させ、後述するFRPの外殻の形成時
における内殻の変形を防ぎ、外殻を形成するFRP層の
補強繊維の蛇行や偏在による外殻の強度低下や強度のば
らつき、ひいては耐圧性能の低下を防ぐのに役立つ。
【0013】再び図1を参照するに、本実施態様では、
内殻2の胴部Aには、後述する補強繊維糸をフープ巻し
たり、そのような補強繊維糸の織物等と樹脂とを複合し
てなるFRP製の補強層8が形成されている。この補強
層8は、鏡板部Bの一部まで延びていてもよい。もっと
も、この発明においては、補強層8を有することが必須
ではない。
【0014】一方、外殻3は、耐圧性能をもたせると同
時に、ガスボンベ1全体の軽量化をはかるという観点か
ら、FRPで構成することが好ましい。そのようなFR
P製の外殻3は、上述した内殻2を、いわゆるマンドレ
ルとして、その周りに周知のフィラメントワインディン
グ法やテープワインディング法によって樹脂を含む補強
繊維糸の巻層を形成し、成形することによって構成する
ことができる。このとき、補強層8がある場合にはその
表面をも含めた内殻2の外表面を平均高さが10〜20
0μm程度の粗面に形成しておくと、ワインディング時
における補強繊維糸の滑りを防止でき、補強繊維の分布
の乱れを少なくできるので好ましい。
【0015】補強繊維糸としては、炭素繊維糸やガラス
繊維糸、有機高弾性率繊維(たとえばポリアラミド繊
維)等の高強度、高弾性率繊維糸の少なくとも1種を用
いることができる。これらの補強繊維糸は、屈曲による
応力集中を小さくし、ボイドの発生を少なくすることが
できるという意味で、開繊性に優れる無撚繊維糸である
のが好ましい。そして、そのような補強繊維糸のなかで
も、比強度、比弾性率に優れ、ワインディング時におけ
る糸切れや毛羽の発生がほとんどなく、生産性の向上は
もとより、糸の継目や毛羽の混入による強度特性の低下
や耐衝撃性能の低下を防止できるようになる、炭素繊維
糸が好ましい。
【0016】また、樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノール
樹脂等の熱硬化性樹脂や、ポリアミド樹脂、ポリエチレ
ンテレフタレート樹脂、ABS樹脂、ポリエーテルケト
ン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリ−4−
メチルペンテン−1樹脂、ポリプロピレン樹脂等の熱可
塑性樹脂を用いることができる。
【0017】再び図1を参照するとともに図2を参照し
て説明する。本実施態様においては、図2に示すよう
に、口金6は、その軸方向底部にラッパ状に広がる係止
部6aを有しており、内殻2の首部2aが係止部6aか
ら口金6の外周部まで延びている。この内殻2の、首部
2aを含めた部位の内周面と、口金6の外周面とが、一
体的に結合されている。口金6が、たとえば金属からな
り、内殻2が、たとえばプラスチックからなる場合、内
殻2のブロー成形時に、口金6と内殻2とを一体的に結
合できる。口金6の内側には、ガス通路6bとともにノ
ズル締結用のねじ6cが形成されており、口金6の外周
面には、環状に延びる突起6dが形成されている。
【0018】この口金6の材質としては、特に限定され
ないが、ノズル7が螺合されるので金属製が好ましく、
たとえば、鉄、アルミニウム、ステンレス、チタン等が
挙げられる。
【0019】口金6の外周側で、かつ、内殻2の首部2
aの外側には、内側に向けて延び、かつ、環状に延びる
鍔部9aと、内殻2の首部2aの外周を覆うように延び
る筒状部9bと、筒状部9bの外周面から外殻3中に延
びる環状のフランジ部9cとからなる筒状部材9が設け
られている。本実施態様では、フランジ部9cは筒状部
9bの外周面から垂直に立ち上がっているが、図2の上
下方向いずれかの方向に少し傾けて立ち上げてもよい。
また、フランジ部9cの先端形状は、図示の如く平坦な
形状の他、鋭利に尖った形状、丸みをもたせた形状等で
あってもよい。さらに、本実施態様では、フランジ部9
cは全周にわたって連続的に環状に延びているが、周方
向に断続的な配置、つまり周方向に円弧状に延びる突起
状のフランジを複数配設する構造としてもよい。
【0020】筒状部材9の鍔部9aの軸方向外側には、
口金6の外周面に螺合する締付け具10(締付けナッ
ト)が設けられている。この締付け具10による締付け
によって、筒状部材9の鍔部9aは締付け具10と内殻
首部2aの端面(上端面)との間に挟圧されて固定され
ている。したがって、固定された筒状部材9の鍔部9a
は、実質的に、口金6に螺合された締付け具10を介し
て、口金6の外周面に係合されている。
【0021】上記のようなガスボンベ1の製造において
は、たとえば内殻2がプラスチック製で口金6が金属製
である場合、内殻2のブロー成形時に、成形される内殻
2と口金6とが一体的に結合されブロー成形後に、内殻
2の首部2aに筒状部材9を被せ、その上から締付け具
10を締め付けていくことにより、筒状部材9が所定の
位置に固定される。この状態で、ノズル取付用の口金6
と底部側のボス5とを回転軸として利用し、内殻2を芯
体として、内殻2を覆うように外殻3成形される。外殻
3がFRP製である場合には、公知のフィラメントワイ
ンディング法やテープワインディング法を用いて、内殻
2の周囲に耐圧性の外殻3を成形できる。このとき、少
なくとも、筒状部材9のフランジ部9cが外殻3中に埋
設されるように、外殻3を成形する。
【0022】上記のように構成されたガスボンベ1にお
いては、口金6に外部から、たとえば衝撃力等の荷重が
加わった場合、その荷重は、口金6と内殻首部2aとの
間の結合面はもちろんのこと、口金6に螺合された締付
け具10を介して筒状部材9によっても受けられる。筒
状部材9のフランジ部9cは、外殻3中に埋設されてお
り、外殻3は耐圧性の材料で構成されているので、筒状
部材9と外殻3との共働により、筒状部材9によって上
記荷重のうちの大きな成分が受け止められることにな
る。つまり、フランジ部9cがつっかい棒の役目を果た
す。その結果、口金6自身に加わる荷重成分が大幅に軽
減され、口金6の内殻2の首部2aからボンベ内方向へ
抜け落ちが確実に防止される。すなわち、結果的に、口
金6と内殻2との結合強度が大幅に高められる。
【0023】図3に、図2の変形例を示すが、本実施態
様においては、口金6と内殻2との結合部におけるガス
シール性を高めるために、内殻2の首部2aの端面2b
上において、口金6の外周上に、押圧により弾性変形す
る環状のシールリング11が嵌着されている。シールリ
ング11の材質としては、たとえば、天然ゴムや、シリ
コンゴム、フッ素ゴム等の合成ゴム、4フッ化エチレ
ン、ポリアミド、ポリエチレン、ポリエステル等の樹脂
が挙げられ、さらには、ステンレスやアルミニウム、
銅、チタン等の金属も使用可能である。筒状部材9は、
このシールリング11を押圧する押圧部材としての役目
も兼ねている。その他の構成は、実質的に図2に示した
構成と同じである。
【0024】このような構成においても、筒状部材9の
フランジ部9cは外殻3によって固定、支持されるの
で、口金6に加わった外部荷重の大きな成分が、締付け
具10を介して筒状部材9で受け止められる。したがっ
て、口金6の抜け落ちが確実に防止される。
【0025】また、図4に別の実施態様を示す、本実施
態様においては、鍔部21a、筒状部21bフランジ部
21cを備えた筒状部材21の鍔部21aの内周面が、
口金6の外周面に直接螺合されている。したがって、図
3に示したような締付け具10は設けられていない。そ
の他の構成は、図3に示した構成に準じる。但し、本実
施態様においては、外殻22は筒状部材21全体を覆う
部位まで形成されることが好ましい。
【0026】このような構成においても、筒状部材21
のフランジ部21cが外殻22によって固定、支持され
るので、口金6に加わった外部荷重の大部分が直接筒状
部材21で受け止められることになり、口金6の抜け落
ち等が確実に防止される。
【0027】なお、本発明に係るガスボンベに充填され
るガスの種類としては、特に限定されず、前述の如き天
然ガスの他、窒素や酸素、ヘリウムガス等が挙げられ
る。
【0028】また、内殻と筒状部材との結合強度も高め
て、筒状部材の固定強度を一層増すために、筒状部材と
内殻口部外周面との間や、シールリングと該シールリン
グが押圧される面との間に、接着剤を塗布して接合強度
を強化することもできる。接着剤としては、たとえば、
エポキシ系、アクリル系、ポリウレタン系、ポリエステ
ル系等の熱硬化性接着剤が挙げられ、なかでも、反応形
アクリル系接着剤である嫌気性接着剤が好ましい。その
ような嫌気性接着剤には、ポリエーテル形とエステル形
があり、ポリエーテル形の代表的なものとしてテトラエ
チレングリコールジメタアクリレートがあり、エステル
形の代表的なものとしてトリメチロールプロパントリメ
タアクリレート、ブタンジオール1,4−ジメタアクリ
レート、2,2,4−トリメチル1,3−ペンタンジオ
ールジメタアクリレート、ポリエステルアクリレート等
がある。
【0029】
【実施例】
実施例1、比較例1 図1、図2に示した構造で、かつ、容量50リットルの
ガスボンベを作成した。比較例1では、筒状部材として
フランジ部9cが無いものを用い(つまり、従来構造と
同等の構造とし)、実施例1ではフランジ部9cを有す
る筒状部材9を用いた。口金6に、軸方向に静的な外部
荷重を加え、その外部荷重を徐々に増大させていったと
ころ、比較例1では100kgの荷重で口金が抜け落ち
たが(5kg/cm2 の荷重)、フランジ部9cを有す
る実施例1では、1トンの荷重まで耐えることができ
た。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガスボン
ベによるときは、内殻と口金との結合部において、耐圧
性の外殻中へと延びるフランジ部を有する筒状部材を設
け、口金に加わる外部荷重の大部分を筒状部材で受け止
めることができるようにしたので、口金に加わる実荷重
を低減して、口金の抜け落ち等の発生を確実に防止する
ことができる。
【0031】また、本発明に係るガスボンベは、上記の
ような筒状部材を所定位置に固定した後に、内殻の周り
に従来と同様の方法で外殻を形成できるので、容易に、
かつ、低コストで所望のガスボンベを製造することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係るガスボンベの縦断面
図である。
【図2】図1のガスボンベの口金部周辺の拡大部分縦断
面図である。
【図3】本発明の別の実施態様に係るガスボンベの部分
縦断面図である。
【図4】本発明のさらに別の実施態様に係るガスボンベ
の部分縦断面図である。
【符号の説明】
1 ガスボンベ 2 内殻 2a 内殻の首部 3、22 外殻 4 ノズル取付部 5 ボス 6 ノズル取付用口金 7 ノズル 8 補強層 9 筒状部材 9a、21a 鍔部 9b、21b 筒状部 9c、21c フランジ部 10 締付け具 11 シールリング

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスバリア性を有する内殻と、該内殻を
    覆うように設けた耐圧性の外殻と、前記内殻の首部に内
    装したノズル取付用の口金とを有するガスボンベであっ
    て、前記首部の外側に、鍔部と、該鍔部に続く筒状部
    と、該筒状部の外周面から前記外殻中に延びるフランジ
    部とを有する筒状部材を設けたことを特徴とするガスボ
    ンベ。
  2. 【請求項2】 前記フランジ部が環状に延びている、請
    求項1のガスボンベ。
  3. 【請求項3】 前記首部の端面上において前記口金にシ
    ールリングが嵌着されており、前記鍔部が前記シールリ
    ングを首部の端面方向に押圧している、請求項1または
    2のガスボンベ。
  4. 【請求項4】 前記筒状部材の鍔部の外側に、前記口金
    に螺合する、前記筒状部材の締付け具が設けられてい
    る、請求項1ないし3のいずれかに記載のガスボンベ。
  5. 【請求項5】 前記鍔部が前記口金に螺合されている、
    請求項1ないし3のいずれかに記載のガスボンベ。
  6. 【請求項6】 前記内殻がプラスチックで、前記外殻が
    FRPで構成されている、請求項1ないし5のいずれか
    に記載のガスボンベ。
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