JPH0821937B2 - データ通信システム - Google Patents

データ通信システム

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JPH0821937B2
JPH0821937B2 JP63197736A JP19773688A JPH0821937B2 JP H0821937 B2 JPH0821937 B2 JP H0821937B2 JP 63197736 A JP63197736 A JP 63197736A JP 19773688 A JP19773688 A JP 19773688A JP H0821937 B2 JPH0821937 B2 JP H0821937B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 データ通信システムに関し、特にコマンド/レスポン
ス形式の通信プロトコルを持ち信頼性向上のため複数の
親局装置と複数の子局との間で1対1又は1対多の通信
を行うデータ通信システムに関し、 コマンド/レスポンス形式の通信プロトコルを持ち、
複数の親局装置と複数の子局との間で1対1又は1対多
の通信を行うデータ通信システムにおいて、1本の回線
により、複数の親局装置が通信障害(エラー)を起こさ
ずに同一の子局データを処理できるようにすることを目
的とし、 1本の回線を全親局装置に分岐接続する親局側回線分
岐部と、該回線を全子局に分岐接続する子局側回線分岐
部とを備え、各親局装置が、通信権を獲得した時に通信
制御部として、また通信権を獲得していない時は通信傍
受部として機能する通信処理部を含み、全親局装置にお
いて同一の子局データを処理するよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、データ通信システムに関し、特にコマンド
/レスポンス形式の通信プロトコルを持ち信頼性向上の
ため複数の親局装置と複数の子局との間で1対1又は1
対多の通信を行うデータ通信システムに関するものであ
る。
HDLC回線等のようなコマンド/レスポンス形式の通信
プロトコルを持つデータ通信システムによって遠隔地と
のデータのやりとりを行う必要があるシステム、例えば
ダム監視システム(中央管理事務所に設けた親局装置に
より、ダムの各所のゲート開度、周辺の水位計等のデー
タを収集するシステム)あるいはビル管理システム(中
央監視室の親局装置により、ビル内各所の電力量、空調
機の動作状態等を収集/遠隔制御するシステム)では、
ダムゲートの開/閉、ダム貯水量の変動あるいはビルの
温度変化等のデータを24時間無停止で連続的に収集記録
する必要があり、このため親局装置の万一の異常に備
え、その信頼性を向上させるために複数の親局装置を設
け、それぞれの親局装置で複数の子局のデータを1対1
又は1対多の関係で処理している。
〔従来の技術〕
従来、HDLC回線等のようなコマンド/レスポンス形式
の通信プロトコル(即ち、第4図に示すように親局装置
101が通信の制御権を持ち、親局装置101から通信開始指
令Aを送り、子局111〜113からの了解応答を受信後、デ
ータ送信指令Bを送り、子局111〜113からデータを受信
した後、正しく受信した旨の通知Cを送るなど、親局装
置と子局との間でハンドシェイクを行っているような回
線)を持つデータ通信システムを使用するダムコントロ
ールシステムなどの場合、子局1局分のデータ欠測は別
の子局からのデータにより類推できることなどの理由で
ある程度許容される。従って、本来、子局の通信ユニッ
トは多重化する必要があまりなく、1ユニットで充分で
あった。
しかしながら、親局装置の停止は、その停止中、シス
テム内の全データの収集ができなくなるため絶対に許さ
れず、このため複数の親局装置を設置してシステム内の
全データの欠測を防止していた。
この場合、複数の親局装置に対し各子局の同一データ
を送信する必要があるが、第5図に示すように複数の親
局装置101、102を1つの回線上に接続すると親局装置10
1、102の制御が回線上で衝突(点D)してしまい、子局
111では正常にデータを受けられないこと、また親局装
置102からは制御を行っていないのに子局111からデータ
が送られてきたと親局装置102が検知し(点E)、親局
装置102の通信制御異常となること、などから、その通
信プロトコル上複数の親局装置を1つの回線に接続する
ことはできなかった。
そのため第6図に示すように、回線14を親局装置101
〜103の数だけ用意するとともに各子局111〜113には各
親局装置101〜103にそれぞれ対応した回線14に接続され
る複数の通信ユニット15を設けることにより、各親局装
置101〜103がそれぞれに対応した回線14及び通信ユニッ
ト15を介して各子局111〜113のデータをそれぞれ独自に
収集していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記のような従来のデータ通信システムで
は、親局装置の数だけ回線が必要となること、回線
が1つであれば1ユニットでよい各子局の通信ユニット
が回線の数、即ち、親局装置の数だけ必要となること、
親局装置の数だけ備えた複数の通信ユニットを子局で
扱わなければならないため、複数ユニット分の処理能力
を持つ子局が必要となること、からコストが高いという
問題点があった。
また、複数の回線のデータ収集のタイミングがそれぞ
れ独立であることから、各親局装置が収集するデータの
同時性が失われ、親局装置間での処理結果が異なってし
まう場合があるという問題点もあった。
従って、本発明は、コマンド/レスポンス形式の通信
プロトコルを持ち、複数の親局装置と複数の子局との間
で1対1又は1対多の通信を行うデータ通信システムに
おいて、1本の回線により、複数の親局装置が通信障害
(エラー)を起こさずに同一の子局データを処理できる
ようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明に係るデータ通信
システムは、第1図の原理図に示すように、1本の回線
14を全親局装置101〜103に分岐接続する親局側回線分岐
部121と、該回線14を全子局111〜114に分岐接続する子
局側回線分岐部122とを備え、各親局装置101〜103が、
通信権を獲得した時に通信制御部11として、また通信権
を獲得していない時は通信傍受部13として機能する通信
処理部20を含み、全親局装置101〜103において同一の子
局データを処理するように構成されている。
また、本発明では無線回線を使用すれば回線分岐部12
を使用せずに済むことになる。
〔作用〕 第1図においては、例えば親局装置101が通信権を持
っていることから通信処理部20は通信制御部11として機
能しており、この通信制御部11が回線分岐部121、122を
介して1本の回線14により複数の子局111〜114と接続さ
れている。そして、その所定通信プロトコルによって通
信を行い、収集したデータを親局装置101でデータ処理
している。
この時、その他の親局装置102、103では、親局装置10
1と各子局111〜114との通信を、回線14と回線分岐部121
により分岐接続され通信傍受部13として機能している通
信処理部20が傍受し、それぞれにおいて親局装置101の
受信データと同一のデータを処理している。
ここで傍受の方法を第2図に基づいて説明すると、親
局装置101より送信された送信開始指令A(又はC)
は、1本の回線14により各子局111(又は112)に送信さ
れるとともに回線分岐部121により回線14と分岐接続さ
れている親局装置102及び103で傍受される。その後、子
局111(又は112)が了解応答B(又はD)を送信する
と、親局装置101がこれを受信して通信権を設定すると
ともに親局装置102及び103もこれを傍受し、送信準備が
完了したことを全親局装置101〜103で知ることができ
る。
そして、通信権を獲得した親局装置101の通信制御部1
1からデータ送信指令Eが発せられ、これを親局装置102
及び103で傍受するとともに、親局装置101で子局111か
らのデータFを受信する一方、親局装置102及び103でデ
ータFを傍受する。
このように1つの親局装置と各子局111〜113の通信を
他の親局装置が傍受するという方法であることから、傍
受している親局装置からは、通信権獲得のための指令は
発せられないこととなり、通信障害が防止されるととも
に、全親局装置101〜103が処理するデータは全く同じも
のになり、データの同時性が確保できる。
また、本発明では、同一周波数無線回線を使用するこ
とにより回線分岐部121、122を使用せずに済む。
〔実施例〕
以下、本発明に係るデータ通信システムの実施例を説
明する。
第3図は、本発明に係るデータ通信システムの一実施
例の構成を示すブロック図であり、101及び102は通信制
御部11及び通信傍受部13としての機能を併せ持つ通信処
理部20及びデータ処理部(データ記憶部及びデータ印字
部を含む)16をそれぞれ有する親局装置、14は親局装置
101、102と後述する子局とを接続している回線、121は
1本の回線14を分岐して子局からのデータを親局装置10
1、102に伝える親局側回線分岐部、122は回線14を分岐
して親局からのデータを子局111〜114にそれぞれ伝えて
行く子局側分岐部である。
次に、この構成の動作を説明すると、第3図は通常時
を示しており、親局装置101が通信権をもっていると仮
定する。従って、親局装置101では通信処理部20の通信
制御部11としての機能が主、通信傍受部13としての機能
が従となり、主機能を果たす通信制御部11が回線分岐部
122、回線14、及び回線分岐部121を通じて各子局111〜1
14の水位データ、開度データ等を収集しデータ処理部16
で処理している。
一方、親局装置102では通信権を獲得していないので
通信処理部20は通信傍受部13の機能が主、通信制御部11
の機能が従となっている。そして、この通信傍受部13が
各子局111〜114から親局装置101へ送られたデータを回
線分岐部121を介して傍受し親局装置101と同様にデータ
処理部16で処理している。従って、親局装置101と親局
装置102では常に同一の子局データを処理しているデュ
アルシステムになっている。そしてまた、通信権のない
親局装置からのポーリング動作は発生されなくなる。
尚、今、親局装置101に障害が発生した場合、親局装
置102の通信処理部20が親局装置101と102の間に設けた
インターフェース30を介して親局装置101の障害を検出
する。すると、通信権が親局装置101から親局装置102に
移り、親局装置102の通信処理部20の通信制御部11とし
ての機能が主となり通信を継続する。親局装置102はこ
の時まで、親局装置101と同一のデータを傍受していた
のであるから、通信権獲得後も引き続きデータ処理を行
うことができ、子局から見ると何ら異常なくデータを伝
送していることになる。
上記の実施例では、有線回線により行うための回線分
岐部121、122が必要となっているが、親局装置と子局と
のデータ通信を無線回線で行う場合には、回線分岐部12
1、122が不必要となる。即ち、通信権を持った親局装置
101の通信制御部11が無線回線により各子局111〜114と
通信し、通信権を持たない親局装置102では、親局装置1
01の通信処理部20と同一周波数で通信処理部20の通信傍
受部13が子局データを傍受できることになる。
尚、上記の実施例では2つの親局装置を例にとった
が、3つ以上の親局装置を用いた場合にも同様に摘要で
きることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係るデータ通信システ
ムでは、複数の親局装置の内、通信権を持つものが1本
の回線により各子局とデータ通信を行ってデータ処理し
ている時、他の親局装置でも上記回線を分岐する回線分
岐部を介して傍受した同一データをデータ処理できるよ
うに構成したので、下記の特有の効果を得ることができ
る。
i)1本の回線で複数の親局装置にデータを送信するこ
とが可能となるため、データの安全確保を少ない数の回
線と子局の通信ユニットで達成でき、子局の処理能力を
小さなものにできることからコストを低減できる。
ii)各親局装置で収集・処理する子局データの同時性の
保証が可能となる。
iii)傍受していることにより、通信権の無い親局装置
からの誤ったポーリングが無くなること、あるいは混線
による通信障害を防止できる。
また、本発明では、上記の効果に加えて、無線回線を
用いれば回線分岐部を必要としないことによるコスト低
減が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るデータ通信システムを示す原理
図、 第2図は、本発明に係るデータ通信システムの通信傍受
の方法の説明図、 第3図は、本発明に係るデータ通信システムの一実施例
の構成ブロック図、 第4図は、通信プロトコルの例の説明図、 第5図は、1つの回線で複数の親局装置を持てないこと
の説明図、 第6図は、従来例を示すブロック図、である。 第1図において、 11…通信制御部、121、122…回線分岐部、13…通信傍受
部、14…回線、20…通信処理部、101〜103…親局装置、
111〜114…子局。 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コマンド/レスポンス形式の通信プロトコ
    ルを持ち、複数の親局装置(101〜103)と複数の子局
    (111〜114)との間で1対1又は1対多の通信を行うデ
    ータ通信システムにおいて、 1本の回線(14)を全親局装置(101〜103)に分岐接続
    する親局側回線分岐部(121)と、 該回線(14)を全子局(111〜114)に分岐接続する子局
    側回線分岐部(122)とを備え、 各親局装置(101〜103)が、通信権を獲得した時に通信
    制御部(11)として、また通信権を獲得していない時は
    通信傍受部(13)として機能する通信処理部(20)を含
    み、 全親局装置(101〜103)において同一の子局データを処
    理することを特徴としたデータ通信システム。
  2. 【請求項2】コマンド/レスポンス形式の通信プロトコ
    ルを持ち、複数の親局装置(101〜103)と複数の子局
    (111〜114)との間で1対1又は1対多の同一周波数に
    よる無線通信を行うデータ通信システムにおいて、 各親局装置(101〜103)が、通信権を獲得した時に通信
    制御部(11)として、また通信権を獲得していない時は
    通信傍受部(13)として機能する通信処理部(20)を含
    み、 全親局装置(101〜103)において同一の子局データを処
    理することを特徴としたデータ通信システム。
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