JPH08218482A - 汚水会所枡への汚水の流入を防止する方法及びそれに使用する器具 - Google Patents
汚水会所枡への汚水の流入を防止する方法及びそれに使用する器具Info
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- JPH08218482A JPH08218482A JP7044955A JP4495595A JPH08218482A JP H08218482 A JPH08218482 A JP H08218482A JP 7044955 A JP7044955 A JP 7044955A JP 4495595 A JP4495595 A JP 4495595A JP H08218482 A JPH08218482 A JP H08218482A
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Abstract
汚水会所枡を空にして、その修理等を容易に実施できる
ようにする。 【構成】 汚水会所枡1に汚水4を排出する配管2にド
ラム状器具3を取り付けて使用するものであり、このド
ラム状器具3は、ゴム弾性ある皮膜からなる円筒状部分
5と、該円筒状部分5の両端開口部を閉鎖する円盤状部
分6からなり、平板状部分6を貫通して両端がドラム状
器具3から突出するように小管7が取り付けられ、か
つ、平板状部分6の少なくとも一方に空気栓8が取り付
けられている。ドラム状器具3は、円筒状部分5が配管
2の内周に沿って位置するように配置し、空気栓8から
空気を吹き込み、円筒状部分5を膨らませて、配管2内
に密着固定して使用するもので、ドラム状器具3の小管
7の外側先端に排出管9を取り付け、ポンプ10によっ
て、該排出管9から汚水4を外部に排出できる。
Description
入する汚水会所枡の修理時等に、汚水が汚水会所枡に流
入するのを防止して、その修理等を効率よく実施できる
ようにする方法及びそれに使用する器具に関する。
入する汚水に含まれる酸やアルカリ等の薬品でコンクリ
ートが侵され、部分的に穴が開いたり、ひび割れを生
じ、そこから汚水が流出し、周囲環境を汚染する危険性
がある。そこで、一定期間毎に、汚水会所枡の破損状態
を検査したり、修理する必要があるが、その修理のため
には、汚水会所枡を空にしなければならない。個々の家
庭の汚水会所枡であれば、家庭排水が出ないように管理
して、その間に汚水会所枡を検査又は修理することも可
能であるが、集合住宅等では、多くの配管から多種多様
な汚水が流入するので、それらの流入を完全に防止し
て、汚水会所枡を空にすることは、不可能に近く、汚水
会所枡の検査や修理を効果的に実施することはできなか
った。
に通じる配管内の汚水の流れを止めることなく、汚水会
所枡を空にして、その修理等を容易に実施できるように
するための方法、及びそれに使用する器具を提供するこ
とを目的とする。
に汚水を排出する配管に、ドラム状器具を取り付け、該
ドラム状器具で配管から排出される汚水を外部に流出さ
せ、汚水会所枡の修理中は、汚水会所枡に汚水が流入し
ないようにすることによって、上記目的を達成した。
性ある皮膜からなる円筒状部分と、該円筒状部分の両端
開口部を閉鎖する円板状部分からなるものであり、この
ドラム状器具には、円板状部分を貫通して両端がドラム
状器具から突出するように小管を取り付け、しかも前記
円板状部分の少なくとも一方にドラム状器具の内部に空
気を吹き込むための空気栓を取り付けたものである。
出する配管の中に、その円筒状部分が該配管の内周に沿
って位置するように設置して使用されるもので、空気栓
からドラム状器具内部に空気を吹き込み、円筒状部分を
膨らませて、配管の内周に密着させ、配管から流出する
汚水は、ドラム状器具の小管を通してのみ流出可能とさ
せる。小管の外側先端には排出管を取り付け、ポンプに
よって、該排出管から汚水を外部に排出することができ
る。
水を、ドラム状器具の小管を通して外部に排出可能とな
るため、家庭排水等の汚水が配管を通して流れるのを止
めなくても、汚水会所枡を空にすることができ、非常に
効率よく、その修理を可能とする。
1のAに示されるように、家庭排水等の汚水4が、配管
2を通して、汚水会所枡1に流入するようになってい
る。本発明では、この配管2にドラム状器具3を取り付
け、配管2から排出される汚水4を、該ドラム状器具3
の小管7を通して、外部に流出させ、汚水会所枡1に汚
水4が流入しないようにするものである。
うに、ゴム弾性ある皮膜からなる円筒状部分5(ゴムチ
ューブ)と、円筒状部分5の両端開口部を閉鎖する円板
状部分6(肉厚のゴム板)からなるものであり、円板状
部分6を貫通して両端がドラム状器具3から突出するよ
うに小管7が取り付けられており、円板状部分6の一方
にドラム状器具3の内部に空気を吹き込むための空気栓
8が取り付けられている。
に密着性よく接合され、ドラム状貴部3の内部の空気が
外に漏れないようになっている。
と後の両方からネジで締めつけることによって、ゴム特
性により、機密性が高まるが、更に、その部分には接着
剤等を適用して、より完全な機密性を得ている。なお、
空気栓8と円板状部分6の接合部分も、同様に機密性よ
く形成される。
部分5が該配管2の内周に沿って位置するように設置さ
れ、空気栓8から空気を吹き込み、円筒状部分5を膨ら
ませることにより、配管2の内部に密着性よく固定配置
される。その状態で、ドラム状器具3の小管7の外側先
端に排出管9(ゴム管等)を取り付け、ポンプ10によ
って、該排出管9から汚水4を外部に排出することが可
能となる(図1のA参照)。
の配管2から排出されるので、これら配管2に個々にド
ラム状器具3を取り付け、別個のポンプ10によって、
各汚水4を外部に流出させてもよいが、図2の如きアタ
ッチメント11をポンプ10に取り付け、複数の配管2
から流出する(すなわち複数のドラム状器具3から流出
する)汚水4を、一個のポンプ10で処理できるように
してもよい。
吸水口にネジ込み式で使用できるものであり、円筒型の
吸水口アタッチメントに円形の鉄板12を溶接したもの
で、この鉄板12には、鉄製の内ネジ式ソケット13が
複数個溶接されている。また、このソケット13には、
竹の子型のジョイント14をネジ込み、このジョイント
14に排出管9を取り付けて使用するが、使用しないソ
ケット13はメクラネジで封鎖できるようになってい
る。従って、汚水会所枡1に、汚水4を排出する配管2
の数及び配管2からポンプ10に汚水4を導く排出管9
の径に応じて、このアタッチメント11のソケット13
を選択使用できる。
複数の配管2から流出する汚水4を1個のポンプ10で
効率よく外部に排出できるので、非常に操作性がよくな
る。
サクションホース15でポンプに接合して使用するよう
に形成してもよい。
水等の汚水4を汚水会所枡1に流入させる配管2の内部
に設置することにより、汚水4をドラム状器具3の小管
7を通して、ポンプ・アップすることにより、外部に流
出させることができるので、家庭排水等の流出を止めな
くても、汚水会所枡1を空にでき、その修理等を作業性
よく実施できるようになる。従って、本発明の方法は、
従来、完全に汚水の流入を防止することができなかった
ため、修理が困難とされていた、集合住宅の汚水会所枡
1の修理等に非常に効果的に適用できる。また、本発明
のドラム状器具3は、空気の吹き込みにより、円筒状部
分5を膨らませて、配管2の内面に密着させることがで
きるので、扱い易い。更に、小管7により汚水4を外部
に流出させることができるので、小管7を適当な径に形
成することにより、汎用的な排出管9とポンプ10によ
り、容易に汚水4を外部に流出できるものとなる。ドラ
ム状器具3の円筒状部分5の径も任意に設定でき、どの
ような配管2にも適用できるものとすることができる。
の使用状態を示す断面図、Bはドラム状器具の斜視図で
ある。
の一例を示す斜視図である。
の一例を示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 汚水会所枡1に汚水4を排出する配管2
にドラム状器具3を取り付け、該ドラム状器具3で配管
2から排出される汚水4を外部に流出させ、汚水会所枡
1に汚水4が流入しないようにするものであって、ドラ
ム状器具3が、ゴム弾性ある皮膜からなる円筒状部分5
と、円筒状部分5の両端開口部を閉鎖する円板状部分6
からなるものであり、このドラム状器具3には、円板状
部分6を貫通して両端がドラム状器具3から突出するよ
うに小管7が取り付けられていること、及び円板状部分
6の少なくとも一方にドラム状器具3の内部に空気を吹
き込むための空気栓8が取り付けられているものであ
り、前記配管2の中に、ドラム状器具3を、前記円筒状
部分5が配管2の内周に沿って位置するように設置し、
前記空気栓8から空気を吹き込み、円筒状部分5を膨ら
ませて、配管2の内周に密着させ、前記ドラム状器具3
の小管7の外側先端に排出管9を取り付け、ポンプ10
によって、該排出管9から汚水4を外部に排出すること
を特徴とする、汚水会所枡への汚水の流入を防止する方
法。 - 【請求項2】 円筒状部分5がゴム弾性ある皮膜からな
り、該円筒状部分5の両端開口部が円板状部分6で閉鎖
されたドラム状器具3であって、前記円板状部分6を貫
通して両端がドラム状器具3から突出するように小管7
が取り付けられており、かつ、前記円板状部分6の少な
くとも一方にドラム状器具3の内部に空気を吹き込むた
めの空気栓8が取り付けられていることを特徴とする、
汚水会所枡1に汚水4を排出する配管2に取り付け、配
管2から排出される汚水4を外部に流出させ、汚水会所
枡1に汚水4が流入しないようにするための器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7044955A JP2698803B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 汚水会所枡への汚水の流入を防止する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7044955A JP2698803B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 汚水会所枡への汚水の流入を防止する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08218482A true JPH08218482A (ja) | 1996-08-27 |
JP2698803B2 JP2698803B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=12705917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7044955A Expired - Lifetime JP2698803B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 汚水会所枡への汚水の流入を防止する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2698803B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10006043A1 (de) * | 2000-02-10 | 2001-08-30 | Subway Rohrsanierungs Gmbh | Vorrichtung zum Behandeln von in einer in einen zu sanierenden Kanal mündenden Rohrleitung anfallender Flüssigkeit |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3072198U (ja) * | 2000-03-31 | 2000-10-06 | 株式会社三国エージェント | 施錠補強構造 |
-
1995
- 1995-02-08 JP JP7044955A patent/JP2698803B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3072198U (ja) * | 2000-03-31 | 2000-10-06 | 株式会社三国エージェント | 施錠補強構造 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10006043A1 (de) * | 2000-02-10 | 2001-08-30 | Subway Rohrsanierungs Gmbh | Vorrichtung zum Behandeln von in einer in einen zu sanierenden Kanal mündenden Rohrleitung anfallender Flüssigkeit |
DE10006043B4 (de) * | 2000-02-10 | 2005-05-19 | Subway Rohrsanierungs Gmbh | Mobile Vorrichtung zum Behandeln von in einer in einen zu sanierenden Kanal mündenden Rohrleitung anfallenden Flüssigkeit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2698803B2 (ja) | 1998-01-19 |
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