JPH08218421A - 土木用作業機 - Google Patents

土木用作業機

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JPH08218421A
JPH08218421A JP2905695A JP2905695A JPH08218421A JP H08218421 A JPH08218421 A JP H08218421A JP 2905695 A JP2905695 A JP 2905695A JP 2905695 A JP2905695 A JP 2905695A JP H08218421 A JPH08218421 A JP H08218421A
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Wataru Yugawa
亘 湯川
幸雄 ▲高▼木
Yukio Takagi
Katsuya Kazebayashi
克也 風林
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Nippon Road Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台で運搬積込み作業、整地作業、残土処理
作業を行なう。 【構成】 走行装置5に対して360度回転可能な機体
1に、油圧装置27により上下動可能なバケットアーム
19と、バケットアーム19の間から前方へ延長される
と共に、先端にブレード15を備え油圧装置41により
上下動可能なブレードアーム37とを設け、前記バケッ
トアーム19に、油圧装置21により水平姿勢から傾斜
姿勢へ変位可能なバケット13を設ける一方、前記ブレ
ードアーム37を、油圧装置65により前記ブレード1
5がバケット13に対して接近又は後退するよう中折れ
可能な第1アーム61と第2アーム63とで構成したこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、運搬積込み機能、整
地機能、残土処理機能が得られる土木用作業機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の土木用作業機にあっては、例え
ば、運搬積込み用のバケットを備えたショベルローダや
均一に整地する排土板を備えたブルドーザー等があり、
いずれも専用の作業機となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の土木用作業機に
あっては、専用の作用機となっている所から、例えば、
ショベルローダで路面を平らに整地することはできなか
った。この場合、例えば、バケットにかわる排土板等の
アタッチメントを用意しておき、そのアタッチメントを
交換することで複数の作業に対応できる作業機も公知と
なっているが、各アタッチメントは重量があるため、そ
の交換作業が非常に面倒であるし、簡単に交換できない
のがネックとなっている。
【0004】一方、作業完了後に残る舗装材料等の残土
処理は機械化されておらず、作業員等の人手に頼ってい
るのが現状である。
【0005】そこで、この発明は、アタッチメントを用
いなくても運搬積込み機能、整地機能、残土処理機能が
得られる土木用作業機を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、走行装置に対して360度回転可能な
機体に、油圧装置により上下動可能なバケットアーム
と、バケットアームの間から前方へ延長されると共に、
先端にブレードを備え、油圧装置により上下動可能なブ
レードアームとを設け、前記バケットアームに、油圧装
置により水平姿勢から傾斜姿勢へ変位可能なバケットを
設ける一方、前記ブレードアームを、油圧装置により前
記ブレードがバケットに対して接近又は後退するよう中
折れ可能な第1アームと第2アームとで構成してある。
【0007】
【作用】かかる土木用作業機によれば、ブレードアーム
を上昇させて非作業状態とした後、バケットアームを下
降させることで、バケットによる運搬積込み作業が行な
えるようになる。
【0008】次に、バケットアームを上昇させて非作動
状態とした後、ブレードアームを下降し、作動状態とす
ることで、ブレードによる整地作業が行なえるようにな
る。
【0009】次に、バスケットアームを下降させて、例
えば、舗装完了後に残った残土の手前にバケットをほぼ
水平姿勢の状態にセットした後、ブレードを、残土を挾
んでバケットと対向し合う位置まで下降させ、続いてブ
レードを、バケット側へ接近させれば、残土をバケット
内へ入れられるようになる。
【0010】以下、ブレードをバケットに対して接近、
後退を何回か繰返すことで、バケット内へ残土を一杯に
入れられるようになり、ブレードとバケットによる残土
処理作業が行なえる。
【0011】
【実施例】以下、図1乃至図6の図面を参照しながらこ
の発明の実施例を具体的に説明する。
【0012】図中1は土木用作業機3の機体、5はクロ
ーラタイプの走行装置をそれぞれ示しており、機体1
は、作業時においてアウトリガー6により固定支持され
るようになっている。走行装置5は、エンジン(図示し
ていない)からの動力によって走行可能となっている。
なお、走行装置5はクローラタイプに特定されることな
く、ホイールタイプでも可能である。
【0013】機体1は旋回装置7により、走行装置5に
対して360度旋回可能となっている。
【0014】旋回装置7は、図2破線で示す如く機体1
側に設けられたリングギヤ9とリングギヤ9に噛み合う
走行装置5側に設けられた駆動ギヤ11とから成り、駆
動ギヤ11に図外の駆動部から正転又は逆転の回転動力
が与えられ、リングギヤ9が回転することで、図4に示
す如く、機体1の旋回運動が可能となる。
【0015】一方、機体1には、バケット13とブレー
ド15とが設けられている。
【0016】バケット13は、取付軸17により回動自
在に機体1に支持されたバケットアーム19の先端に装
着支持され、第1の油圧装置21により作動制御され
る。
【0017】第1の油圧装置21は、シリンダ23とシ
リンダ23に対して伸縮するピストン25とから成り、
ピストン25はバケット13側に、シリンダ23はバケ
ットアーム19側にそれぞれ枢支されている。したがっ
て、ピストン25の伸縮に対応してバケット13は、図
1実線の水平姿勢から鎖線の運搬姿勢及び図6の傾斜姿
勢まで変位可能となる。
【0018】バケットアーム19は、第2の油圧装置2
7により上下及び旋回可能に作動制御される。第2の油
圧装置27は、シリンダ31とシリンダ31に対して伸
縮するピストン33とから成り、ピストン33はバケッ
トアーム19側に、シリンダ31は機体1側にそれぞれ
枢支されている。したがって、ピストン33が縮小する
ことで、図1実線で示す如く下降した作動状態になると
共に、ピストン33が伸長することで、図6に示す如く
上昇した非作動状態への切換制御が可能となる。
【0019】一方、ブレード15は、板状に形成される
と共に、ブレードアーム37の先端に装着され、ブレー
ドアーム37の基部39は、第3、第4の油圧装置4
1,43により上下及び旋回可能に支持されている。
【0020】ブレード15は、モータ45とモータ45
の回転動力を減速してブレード15の支持軸48に減速
して伝導する減速機構47とから成る回転装置49によ
り360度回転自在に作動制御され、ブレード面15a
が希望する向きにセットできるようになっている。
【0021】また、ブレード15は、複数のリンク杆3
5を介してリンク機構を構成するピストン50及びシリ
ンダ52とから成る油圧装置54によって、図1に示す
如く垂直線Xに対してブレード15の角度を自由に制御
できるようになっている。
【0022】第3の油圧装置41は、シリンダ51と、
シリンダ51に対して伸縮するピストン53とから成
り、ピストン53はブレードアーム37側に、シリンダ
51は機体1側にそれぞれ枢支されている。したがっ
て、ピストン53が縮小することで、図1実線で示す如
く下降した作動状態になると共に、ピストン53が伸長
することで、図6に示す如く、上昇した非作動状態への
切換制御が可能となる。
【0023】第4の油圧装置43は、シリンダ55と、
シリンダ55に対して伸縮するピストン57とから成
り、ピストン57はブレードアーム37の基部39に、
シリンダ55は機体1側にそれぞれ枢支されている。し
たがって、ピストン57が伸長及び縮小することで、図
4鎖線で示す如く所定角度θ旋回可能となる。
【0024】ブレードアーム37は、結合軸59により
結合された第1アーム61と第2アーム63とで形成さ
れると共に、第5の油圧装置65により結合軸59を回
動中心として中折れ自在に制御される。
【0025】第5の油圧装置65はシリンダ67とシリ
ンダ67に対して伸縮するピストン69とから成り、ピ
ストン69は第2アーム63側に、シリンダ67は第1
アーム61側にそれぞれ枢支されている。したがって、
図1鎖線で示す如くピストン69が伸長することで第1
と第2アーム61,63は中折れし、先端のブレード1
5はバケット13に対して接近するようになっている。
また、ピストン69を縮小させることでブレード15
は、バケット13に対して復退が可能となる。
【0026】このように構成された土木用作業機によれ
ば、図3に示す如くブレードアーム37を上昇させて非
作動状態とした後、バケットアーム19を下降、上昇さ
せることで、バケット13による運搬積込み作業が行な
えるようになる。
【0027】次に、図4に示す如くバケットアーム19
を若干上昇させてバケット13を非作動状態とした後、
ブレードアーム37を下降し、バケットアーム37を所
定角度旋回させることでブレード15による整地作業が
行なえるようになる。
【0028】次に、図5に示す如くバケットアーム19
を下降させて、例えば、舗装完了後に残った残土Wの手
前にバケット13をほぼ水平姿勢の状態にセットした
後、続いて、ブレード15を残土Wを挾んでバケット1
3と対応し合う位置まで下降させ、ブレード15をバケ
ット13側へ接近させれば、残土Wをバケット13内へ
入れられるようになる。以下、ブレード15をバケット
13に対して接近、後退を何回か繰返すことで、バケッ
ト13内へ残土を一杯に入れられるようになり、ブレー
ド15とバケット13による残土処理作業が行なえる。
【0029】一方、作業完了後は、図6に示す如くバケ
ットアーム19及びブレードアーム37を上昇させた非
作動状態とすることで何等支障なく土木用作業機3をト
レーラ等に積み込めるようになり、目的の場所への移動
が行なえるようになる。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、バケットによる運搬積込み作業とブレードによる整
地作業を行なうことができる。
【0031】また、ブレードとバケットとの組合せ作業
により残土処理が容易に行なえるようになり、残土処理
作業の機械化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施した土木用作業機全体の側面
図。
【図2】土木用作業機の平面図。
【図3】バケットによる作業を示した説明図。
【図4】ブレードによる整地作業を示した説明図。
【図5】ブレードとバケットによる残土処理作業の説明
図。
【図6】ブレードとバケットを上昇させた状態を示す説
明図。
【符号の説明】
1 機体 5 走行装置 13 バケット 15 ブレード 19 バケットアーム 21 油圧装置 27 油圧装置 37 ブレードアーム 41 油圧装置 61 第1アーム 63 第2アーム 65 油圧装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置に対して360度回転可能な機
    体に、油圧装置により上下動可能なバケットアームと、
    バケットアームの間から前方へ延長されると共に先端に
    ブレードを備え、油圧装置により上下動可能なブレード
    アームとを設け、前記バケットアームに、油圧装置によ
    り水平姿勢から傾斜姿勢へ変位可能なバケットを設ける
    一方、前記ブレードアームを、油圧装置により前記ブレ
    ードがバケットに対して接近又は後退するよう中折れ可
    能な第1アームと第2アームとで構成したことを特徴と
    する土木用作業機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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