JPH08218275A - 高吸水性織物及びその製造方法 - Google Patents
高吸水性織物及びその製造方法Info
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- JPH08218275A JPH08218275A JP7051864A JP5186495A JPH08218275A JP H08218275 A JPH08218275 A JP H08218275A JP 7051864 A JP7051864 A JP 7051864A JP 5186495 A JP5186495 A JP 5186495A JP H08218275 A JPH08218275 A JP H08218275A
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Abstract
実現することにある。 【構成】乾燥状態で織目に空間4を設けた状態で、織物
組織2に高吸水樹脂3を設けたことを特徴とする。
Description
保水材等に適用される高吸水性織物及びその製造方法に
関するものである。
して織布を用いることは各種公報類に散見されるが、基
材として織布を用いることができるという程度の記載で
あり、実際に製品化されたものはない。
クリル酸塩系の粉末状のものであり、そのままでは織物
の形態にもっていくことができないからである。繊維状
のものも一部存在するが、これは単繊維の紡績糸で強度
や繊度の問題で製織が困難であることによる。また、一
般的でない分コスト的にも不利である。
吸水性樹脂のモノマーを含浸させ重合させるプロセスの
ものが一部に出ている。
利と思われるが、しなやかさや構造の最適化といった面
で機能の調整幅に限界があった。
するためになされたもので、その目的とするところは、
高吸水樹脂を織物に付着させた高吸水性織物を実現する
ことにある。
に、本発明の高吸水性織物は、乾燥状態で織目に空間を
設けた状態で、織物組織に高吸水樹脂を設けたことを特
徴とする。
に付着されていることを特徴とする。
いることを特徴とする。
織り込まれていることを特徴とする。
基材に未架橋樹脂を付着させた後、該未架橋樹脂を架橋
反応させて吸水性繊維とし、該吸水性繊維によって製織
することを特徴とする。
水性繊維とし、該プレ吸水性繊維によって織物を製織し
た後に、前記プレ吸水性繊維を架橋反応させることを特
徴とする。
溶性性樹脂を架橋反応させ、その後スリット加工するこ
とを特徴とする。
を架橋反応させた後製織することを特徴とする。
脂を付着させた後、付着した未架橋樹脂を架橋反応させ
ることを特徴とする。
設して土壌保水材として用いることを特徴とする。
けた状態で、織物組織に高吸水樹脂を結合しているの
で、高吸水樹脂は織目の空間内で自由に膨潤し、吸水効
率が高い。
れるので、膨潤した高吸水樹脂が脱落しにくい。
で、取扱いに便利である。
させれば、高吸水樹脂の表面積を大きくできる。
ば、脱落防止効果が高い。
り込めば、製織工程と同時に高吸水樹脂を組み込むこと
ができる。
ため、粗めの組織や二重織り等、後加工では難しい織物
組織が設計可能となり、通気性、透過性、給紙性等各機
能性の制御が容易となる。
せ、その後三次元架橋構造とすれば、製造がもっとも簡
単あり、使い分けの対応が早くできる。
着させてプレ吸水性繊維とし、該プレ吸水性繊維によっ
て織物を製織し、未架橋の高吸水樹脂を架橋反応させて
三次元架橋構造とすれば、架橋反応を製織後に行うので
糸がしなやかな状態で取り扱うことができる。
ムを加工し、該フィルムの高吸水樹脂を架橋反応させて
三次元架橋構造とし、その後、スリット加工を施すよう
にすれば、フィルムをスリットするので、紡糸等と比べ
てコスト的、品質的に有利である。また、フィラメント
糸等と異なり太い繊度のものが容易に得られるため、製
織コストについても有利となる。
して土壌保水材として用いる場合には、高吸水樹脂によ
って水分が吸水されると共に保水性に図ることができ
る。
層が完全に分離されなくて済み、したがって、通気性も
あり、バクテリア、虫類、水分、養分等の自由な移動が
維持される。また、土に馴染ませることにより、地滑り
等の土壌の流出も防止することができる。また、植物の
根がより水分が保持されている場所へ伸びていくことが
可能となる。
性織物の織目の空間が狭くなるので、水分の移動を遅
れ、蒸発速度を抑制することができる。
明する。
物を示している。
の織物2に結合される高吸水樹脂3とから構成されてい
る。高吸水樹脂3は、乾燥状態で織目に空間4を設けた
状態で織物組織に結合している。
目抜き平織り、図1(d)に示すような三軸織り、同図1
(e)に示すようなメッシュ編み等の種々の組織を適用で
きる。
着される。
2(a)に示すようなフィラメント原糸(以下普通糸)、
図2(b)〜(d)に示すような撚り糸、図2(e)〜(g)に
示すような仮撚り糸等の嵩高糸(以下加工糸)が考えら
れる。撚り糸には、図2(b)に示すようなZ撚り、図2
(c)に示すようなS撚り、図2(d)に示すような合撚り
等がある。
着しており、樹脂がゲル化する時の膨潤を阻害するもの
がないため、吸水性が良好である。
に摩擦や屈曲を受けると樹脂の脱落が発生するおそれが
ある。
期待できないものの、撚ることにより形成される螺旋状
の溝が樹脂を保持することとなり、繊維の表面積が大き
くなる分樹脂の密着性が高まる。ただ、普通糸と同様に
繊維束の外側に樹脂が付着しているので、付着状態は依
然として不安定である。
は一旦織物にしてから樹脂を付着することが好ましい。
に付着しているため、ゲル化時の膨潤に制約を受けるこ
とになるが、樹脂の脱落は抑えることができる。
する際に、張力が加わるため長手方向に伸びてしまい、
吸水時に膨潤し難くなり吸水効率が落ちてしまう。そこ
で、図2(f)に示すように樹脂を保持する加工糸と張力
を受け持つ芯糸を組み合わせたり、図2(g)に示すよう
に樹脂をバインダの役目として用いて、伸びないように
して加工糸の嵩高静を常に保つことにより吸水効率を良
くすることが好ましい。
せる等して繊維との密着性を高める必要がある。
く、図3に示すように、吸水性樹脂で形成した吸水性糸
5を、織物2にその組織の一部として織り込むようにし
てもよく、また、図示しないが、織物組織全てを吸水性
糸5で構成してもよい。
糸に別の高吸水樹脂を付着させるものと、糸全部を高吸
水樹脂で成形するものの両方が含まれる。
で織目に空間を設けた状態で、織物組織に高吸水樹脂を
設けているので、図1(b),(c)に示すように、高吸水
樹脂3は織目の空間4内で自由に膨潤し、吸水効率が高
い。
収されるので、膨潤した際に高吸水樹脂3が脱落しにく
い。
うに付着させているので、高吸水樹脂3の表面積を大き
くでき吸水効率が高い。
いて、図4及び図5に基づいて説明する。
た後、架橋反応させて高吸水性繊維とし、この高吸水性
繊維によって製織するものである(図4(a),図5(a)
参照)。樹脂の付着法には、含浸,スプレー,フォーム
加工等がある。
ベルで吸水化処理をしてしまうので、たとえば、粗めの
組織や二重織り等、後加工では難しい織物組織が設計可
能となり、通気性、透過性、吸水性等各種機能性のコン
トロールが容易となる。
終結させてしまうため仕上がりが硬く、製織中に樹脂の
脱落が多くなり、柔軟性のある樹脂を開発する必要があ
る。
て乾燥させ、乾燥したプレ吸水性繊維によって織物を製
織した後に、架橋反応させるものである(図4(b),図
5(b)参照)。
物設計の範囲が広がり、求められる機能に細かく対応す
ることが可能になる。さらに、架橋反応を製織後に行う
ので、糸がわりとしなやかなで状態で取り扱うことがで
きる。
後の後処理の工程で架橋と二段階の熱処理が必要でエネ
ルギ効率が悪くなる。また、吸水性能の再現性に問題が
ある。
加工した後、水溶性性樹脂を架橋反応させ、その後スリ
ット加工して製織するものである(図4(c),図5(c)
参照)。
るので、紡糸等に比べコスト的、品質的に有利である。
また、フィラメント糸等と異なり太い繊度のものが容易
に得られるため、製織コストについても有利となる。
には使用できない。そこで、緯糸ならば打ち込めると思
われたが伸度が高く、織物の状態にならなかった。一軸
延伸やブレンドで伸度や強度を高める必要がある。
し、該紡糸した糸を架橋反応させて高吸水性繊維とした
後製織するものである(図4(d),図5(d)参照)。
率をよくすることができるし、樹脂の脱落の問題もな
い。フィルムヤーンと比べるとできた織物の柔軟性の面
で優れる。条件さえ決まれば、量的に必要な時には性能
的、コスト的に有利な製法といえる。
しく安定してできない。また、吸水前、吸水後共に強度
が小さいので、他の繊維とのハイブリッドにより補強す
る必要がある。紡糸工程のため多品種少量による技術的
対応が難しくなる。
この織物に樹脂を付着させた後、付着した樹脂を架橋反
応させるものである(図4(e),図5(e)参照)。
適所による使い分けの対応が早くできる。また、大量生
産が可能なことや、工程が少ない分コスト的にも有利で
ある。
制約がでてくる。糸の段階からの織物設計と比べて各機
能性のコントロールの調整幅が狭くなる。したがって、
吸水性樹脂の開発が重要となる。
TーA〜Eとして区別した。MATとは、Moisuture Ab
sobent Textileの略である。
照射と架橋剤の存在下による熱処理の2種類が好適であ
る。架橋剤を用いる例としては、架橋剤の共重合により
架橋構造を導入する方法等がある。
マの場合は、重合時の自己架橋によって吸水化を図るも
ので、架橋反応は電子線を照射することによって行う。
この場合は、繊維との密着性に優れゲル強度も高い。吸
水性の制御は照射強度により調節でき非常に反応効率の
高い方法である。
場合には、架橋剤を用いて架橋構造を導入する。この場
合は、樹脂が開発初期段階のものであり、様々な課題が
残されているが、製法としてはシンプルで、一般的手段
を適用できるので、技術的、コスト的に有利である。
イド系ポリマの場合は、官能基の後架橋によって吸水化
されるもので、電子線照射によって架橋化する。
けない、しかし、特に吸水性繊維に付着させる場合、吸
水性能の発現が不安定となる。
されるものではなく、加水分解により三次元架橋構造を
形成する方法等、公知の種々の方法を適用することがで
きる。
は、本高吸水性織物を潅水用の土壌保水材として用いた
場合を模式的に示している。
り込み、水分蒸発速度を抑制し、潅水効率を高めること
である。
吸水性織物1の上層と下層とに区分される。潅水する
と、重力作用によって水が地中に浸透し、高吸水織物を
通過する際に、高吸水樹脂によって水分が効率的に吸水
されると共に保水される。
層が完全に分離されなくて済み、したがって、通気性も
あり、バクテリア、虫類、水分、養分等の自由な移動が
維持される。また、土に馴染ませることにより、地滑り
等の土壌の流出も防止することができる。また、植物の
根がより水分が保持されている場所へ伸びていくことが
可能となる。
していく場合には、水分の蒸発量が多くなる程、高吸水
性織物を通る水分が多くなるために織目の空間が狭くな
り(図1(c),図6(d)参照)、水分の移動が遅れて蒸
発速度を抑制することができる。
吸水性織物の保水性も重要であるが、水分を取り込むた
めに透過性、浸透性が重要なファクタとなる。
評価できる試験方法を考案した。
ィルタ20に標準砂21を所定量入れ、次いで円形とし
た試料22を配置する。その上に同僚の標準砂23を入
れたものを準備する。
のを比較用のブランクとし、他に比較用として、フィル
ム(以下C1/1と略記)と高吸水性樹脂粉末を準備し
た。高吸水性樹脂粉末は層状に撒いたもの(以下AE/
Fと略記)と、砂とを均一に混ぜ合わせたもの(以下A
E/F混と略記)の二種類とし、計6種類について評価
を行った。
の潅水を行うと同時にストップウォッチで時間の計測を
始め、水が砂層を通って最初の一滴が落下する迄を透過
時間とした。この透過時間が短いということは、水分が
砂全体に素早く吸収されることを意味する。透過性の善
し悪しは、試料22から下の砂層にどれだけ水分を取り
込めるかということになる。
自体の吸水性の他に、高吸水性織物1から下層への水分
吸収性が重要になるものと思われる。
水した水分が浸透していき、その水位が砂の表面と一致
する迄の時間を計測した。浸透に時間が掛かるとういこ
とは、水分は垂直方向に吸収されずに水平方向に逃げて
いってしまうことを意味する。こうなると、高吸水性織
物上層の砂は水分で飽和状態となり流れていってしまっ
たり、浸水状態が生じ植物の生育にとって好ましくない
といえる。したがって、高吸水性織物層で水分の吸収が
止まるということは避けなければならない。これは通気
性の確保やバクテリアの移動を妨げず生きた土にすると
いうことからも重要である。
(a)に示す。
浸透性時間共に早いことが分かる。この数値を指標とし
て他を比較すると、C1/1は吸水性フィルムである
が、透過時間は52.36秒、浸透時間は246秒と両
方共に時間を要している。本来は透過時間、浸透時間共
にさらに時間が掛かるか、あるいはタイムオーバー(約
30分超)になると思われた。
ラスフィルタ壁面から漏れて出る水分があったものと考
えられる。
織物であるが、どちらもタイムオーバーという結果とな
った。AE/F層のSAPを層状に撒いた場合も同様の
結果となり、水分が透過できるための工夫が必要である
と言える。
とういメッシュ構造の高吸水性織物であり、透過時間に
関しては、26.57秒とブランクの遜色ない値を示し
ている。伸津時間については、吸水性樹脂のゲル化によ
る膨潤が始まるせいか、82.03秒と若干時間を有し
ている。
り透過、浸透性の制御が可能となる。しかし、一方で
は、保水性を損なうことにもつながり、この辺のバラン
スが高吸水樹脂の設計では重要となってくる。
に均一に混ぜたものであるが、浸透性に関してはブラン
クよりもすぐれていることが分かる。これは高吸水性樹
脂が粉末状で砂全体に散りばめられており、水分と接す
る表面積が大きいために、吸水速度が高くなって浸透時
間の短縮につながったものと考えられる。しかしなが
ら、現実的に高吸水性樹脂粉末を均一に分散させるには
かなりの労力を必要とする。
性織物層全体でどれだけ保持することができるかを評価
するものである。
浸透せずに溜まった水分を除き、ガラスフィルタ中に溜
まった水分を精秤し保水量を求めた。次式により保水率
を算出する。
(g)}×100 保水性試験は、図9(b)に示すように、浸透性試験後、
30分間常温にて放置した後に測定し、これを初期保水
率(0時間)とした。次いで、80[°C]オーブン中
で乾燥の促進を行い、2時間置きに8時間迄の保水率を
測定した。ガラスフィルタ下部にゴム栓24をしたの
は、下方からの水分蒸発を防ぐためである。
(b)に示す。
水時に高吸水性樹脂層での水分の遮断が起こっており、
下の砂層に水分を取り込めず低い初期保水率となった。
水分蒸発が始まると、高吸水性樹脂に吸水した分、ブラ
ンクと比べて緩やかな保水率低下となっている。6時間
を経過する頃からは、水分の大半が高吸水性樹脂層に吸
収されているため、水分蒸発速度がかなり遅くなってい
る。AE/F混では、初期保水率も高く、水分蒸発速度
も抑えられており保水効果として優れていることが分か
った。
水率は、AE/F混の中間的な性質が認められる。
は、乾燥状態で織目に空間を設けた状態で、織物組織に
高吸水樹脂を結合しているので、高吸水樹脂は織目の空
間内で自由に膨潤し、吸水効率が高い。
れるので、膨潤した高吸水樹脂が脱落しにくい。
で、取扱いに便利である。
させれば、高吸水樹脂の表面積を大きくできる。
ば、脱落防止効果が高い。
り込めば、製織工程と同時に高吸水樹脂を組み込むこと
ができる。
ため、粗めの組織や二重織り等、後加工では難しい織物
組織が設計可能となり、通気性、透過性、給紙性等各機
能性の制御が容易となる。
せ、その後三次元架橋構造とすれば、製造がもっとも簡
単あり、使い分けの対応が早くできる。
着させてプレ吸水性繊維とし、該プレ吸水性繊維によっ
て織物を製織し、未架橋の高吸水樹脂を架橋反応させて
三次元架橋構造とすれば、架橋反応を製織後に行うの
で、糸がしなやかな状態で取り扱うことができる。
ムを加工し、該フィルムの高吸水樹脂を架橋反応させて
三次元架橋構造とし、その後、スリット加工を施すよう
にすれば、フィルムをスリットするので、紡糸等と比べ
てコスト的、品質的に有利である。また、フィラメント
糸等と異なり太い繊度のものが容易に得られるため、製
織コストについても有利となる。
して土壌保水材として用いる場合には、高吸水樹脂によ
って水分が吸水されると共に保水性に図ることができ
る。
層が完全に分離されなくて済み、したがって、通気性も
あり、バクテリア、虫類、水分、養分等の自由な移動が
維持される。また、土に馴染ませることにより、地滑り
等の土壌の流出も防止することができる。また、植物の
根がより水分が保持されている場所へ伸びていくことが
可能となる。
性織物の織目の空間が狭くなるので、水分の移動を遅
れ、蒸発速度を抑制することができる。
である。
図である。
図である。
試験装置を示す図である。
る。
Claims (11)
- 【請求項1】乾燥状態で織目に空間を設けた状態で、織
物組織に高吸水樹脂を設けたことを特徴とする高吸水性
織物。 - 【請求項2】高吸水樹脂は織物の織り糸表面を覆うよう
に付着されていることを特徴とする請求項1に記載の高
吸水性織物。 - 【請求項3】高吸水樹脂は織り糸の繊維中に含浸されて
いることを特徴とする請求項1に記載の高吸水性織物。 - 【請求項4】高吸水樹脂は糸状に成形され、織物組織に
織り込まれていることを特徴とする請求項1に記載の高
吸水性織物。 - 【請求項5】高吸水樹脂によって織り糸が構成され、こ
の高吸水樹脂の織り糸によって製織されていることを特
徴とする請求項1に記載の高吸水性織物。 - 【請求項6】原糸基材に未架橋樹脂を付着させた後、該
未架橋樹脂を架橋反応させて吸水性繊維とし、該吸水性
繊維によって製織することを特徴とする高吸水性織物の
製造方法。 - 【請求項7】原糸基材に未架橋樹脂を付着させてプレ吸
水性繊維とし、該プレ吸水性繊維によって織物を製織し
た後に、前記プレ吸水性繊維を架橋反応させることを特
徴とする高吸水性織物の製造方法。 - 【請求項8】水溶性樹脂からフィルムを加工した後、水
溶性性樹脂を架橋反応させ、その後スリット加工するこ
とを特徴とする高吸水性織物の製造方法。 - 【請求項9】水溶性樹脂から溶融紡糸し、該紡糸した糸
を架橋反応させた後製織することを特徴とする高吸水性
織物の製造方法。 - 【請求項10】原糸基材によって製織し、この織物に未
架橋樹脂を付着させた後、付着した未架橋樹脂を架橋反
応させることを特徴とする高吸水性織物の製造方法。 - 【請求項11】請求項1,2,3,4または5に記載の
高吸水性織物を土中に埋設して土壌保水材として用いる
ことを特徴とする高吸水性織物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05186495A JP3488538B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 高吸水性織物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05186495A JP3488538B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 高吸水性織物及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08218275A true JPH08218275A (ja) | 1996-08-27 |
JP3488538B2 JP3488538B2 (ja) | 2004-01-19 |
Family
ID=12898744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05186495A Expired - Fee Related JP3488538B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 高吸水性織物及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3488538B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0837191A2 (en) * | 1996-09-27 | 1998-04-22 | Kuraray Co., Ltd. | Fabric for plant life |
-
1995
- 1995-02-15 JP JP05186495A patent/JP3488538B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0837191A2 (en) * | 1996-09-27 | 1998-04-22 | Kuraray Co., Ltd. | Fabric for plant life |
EP0837191A3 (en) * | 1996-09-27 | 1998-12-09 | Kuraray Co., Ltd. | Fabric for plant life |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3488538B2 (ja) | 2004-01-19 |
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