JPH08217652A - 酸化染毛剤組成物 - Google Patents
酸化染毛剤組成物Info
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- JPH08217652A JPH08217652A JP32437095A JP32437095A JPH08217652A JP H08217652 A JPH08217652 A JP H08217652A JP 32437095 A JP32437095 A JP 32437095A JP 32437095 A JP32437095 A JP 32437095A JP H08217652 A JPH08217652 A JP H08217652A
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- hair dye
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウリカーゼを用いた一剤型の酸化染毛剤組成
物において、ウリカーゼの安定性を向上させる。 【解決手段】 酸化染料、尿酸、および、所望により、
アスコルビン酸より正で尿酸より負の電極電位を有する
還元剤を含有させ、そのpHを6.7〜9.5に調整す
る。
物において、ウリカーゼの安定性を向上させる。 【解決手段】 酸化染料、尿酸、および、所望により、
アスコルビン酸より正で尿酸より負の電極電位を有する
還元剤を含有させ、そのpHを6.7〜9.5に調整す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウリカーゼを用い
た一剤型の酸化染毛剤組成物、さらに詳しくは、ウリカ
ーゼを安定に含有し、かつ優れた染毛効果を有する酸化
染毛剤組成物に関する。
た一剤型の酸化染毛剤組成物、さらに詳しくは、ウリカ
ーゼを安定に含有し、かつ優れた染毛効果を有する酸化
染毛剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の酸化染毛剤では、染料を酸化重合
させて発色させ、また毛髪の脱色を行うための酸化剤と
して過酸化水素、過ホウ酸ナトリウム、過炭酸ナトリウ
ム等が使用されていた。しかしながら、このような酸化
剤は、その強度の酸化力ゆえに毛髪に対して多大な損傷
を与え、その結果、毛髪に対して枝毛、切れ毛、パサツ
キ等の理美容学的に重要な問題を生じうる。また施術の
間に顔面や手等の皮膚に接触する機会があるため、人に
よっては皮膚障害を起こすこともある。そのような問題
を酵素の穏やかな酸化作用に着目して解決したものとし
て、本発明者らは、酸素を受容体とする二電子還元型オ
キシダーゼおよびその基質である供与体を含有し、その
酵素的酸化反応による酸化染料の酸化を染毛に用いる染
毛剤組成物を提案した(特開昭63−246313
号)。
させて発色させ、また毛髪の脱色を行うための酸化剤と
して過酸化水素、過ホウ酸ナトリウム、過炭酸ナトリウ
ム等が使用されていた。しかしながら、このような酸化
剤は、その強度の酸化力ゆえに毛髪に対して多大な損傷
を与え、その結果、毛髪に対して枝毛、切れ毛、パサツ
キ等の理美容学的に重要な問題を生じうる。また施術の
間に顔面や手等の皮膚に接触する機会があるため、人に
よっては皮膚障害を起こすこともある。そのような問題
を酵素の穏やかな酸化作用に着目して解決したものとし
て、本発明者らは、酸素を受容体とする二電子還元型オ
キシダーゼおよびその基質である供与体を含有し、その
酵素的酸化反応による酸化染料の酸化を染毛に用いる染
毛剤組成物を提案した(特開昭63−246313
号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その後さらに検討を重
ねた結果、特開昭63−246313号の染毛剤組成物
のうちウリカーゼについて、ある種の成分の組合せを選
択することにより、ウリカーゼの安定性が向上した、よ
り実用性に富んだ染毛剤組成物が得られた。
ねた結果、特開昭63−246313号の染毛剤組成物
のうちウリカーゼについて、ある種の成分の組合せを選
択することにより、ウリカーゼの安定性が向上した、よ
り実用性に富んだ染毛剤組成物が得られた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ウリカーゼを
用いた一剤型の酸化染毛剤組成物であって、酸化染料、
尿酸、および、所望により、アスコルビン酸より正で尿
酸より負の電極電位を有する還元剤を含有し、かつその
pHが6.7〜9.5であることを特徴とする一剤型の酸
化染毛剤組成物を提供するものである。
用いた一剤型の酸化染毛剤組成物であって、酸化染料、
尿酸、および、所望により、アスコルビン酸より正で尿
酸より負の電極電位を有する還元剤を含有し、かつその
pHが6.7〜9.5であることを特徴とする一剤型の酸
化染毛剤組成物を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の酸化染毛剤組成物中に含
有されるウリカーゼは、別名、尿酸オキシダーゼとも呼
ばれる酸化酵素であり、霊長類以外の哺乳動物の肝臓、
腎臓、脾臓等に多く含有される二電子還元型オキシダー
ゼである。含有させるべきウリカーゼの濃度は、本発明
の組成物中に1〜1000I.U./g、好ましくは、1
00〜250I.U./gの範囲である。1I.U./gよ
りも少ない含有量では十分な染毛効果が得られず、一
方、1000I.U./gを超えても染毛効果がそれに応
じてさらに増大することもなくコスト的に得策でない。
ここに、本明細書中に用いる酵素活性の単位「I.U.」
は、国際単位を表し、25℃、pH8.5の条件下にお
いて1分間に1μmolの尿酸を生成物に転換する酵素活
性の量をいう。
有されるウリカーゼは、別名、尿酸オキシダーゼとも呼
ばれる酸化酵素であり、霊長類以外の哺乳動物の肝臓、
腎臓、脾臓等に多く含有される二電子還元型オキシダー
ゼである。含有させるべきウリカーゼの濃度は、本発明
の組成物中に1〜1000I.U./g、好ましくは、1
00〜250I.U./gの範囲である。1I.U./gよ
りも少ない含有量では十分な染毛効果が得られず、一
方、1000I.U./gを超えても染毛効果がそれに応
じてさらに増大することもなくコスト的に得策でない。
ここに、本明細書中に用いる酵素活性の単位「I.U.」
は、国際単位を表し、25℃、pH8.5の条件下にお
いて1分間に1μmolの尿酸を生成物に転換する酵素活
性の量をいう。
【0006】ウリカーゼの基質である尿酸も本発明の酸
化染毛剤組成物における必須成分である。したがって、
本発明の酸化染毛剤組成物は、ウリカーゼと、供与体と
しての基質である尿酸を使用時に適当な条件下で反応さ
せることにより、その酵素的酸化反応により毛髪中にて
酸化染料を重合し、色素を生成し、染着するものであ
る。なお、本明細書中で「尿酸」とは、その塩も包含す
る。酸化染毛剤組成物における該尿酸の含有量は、好ま
しくは、0.1〜5.0重量%とする。供与体たる尿酸の
含有量も酵素と同様に、前記範囲より少ない含有量では
十分な染毛効果が得られず、より多い量を含有させても
有利とはならない。
化染毛剤組成物における必須成分である。したがって、
本発明の酸化染毛剤組成物は、ウリカーゼと、供与体と
しての基質である尿酸を使用時に適当な条件下で反応さ
せることにより、その酵素的酸化反応により毛髪中にて
酸化染料を重合し、色素を生成し、染着するものであ
る。なお、本明細書中で「尿酸」とは、その塩も包含す
る。酸化染毛剤組成物における該尿酸の含有量は、好ま
しくは、0.1〜5.0重量%とする。供与体たる尿酸の
含有量も酵素と同様に、前記範囲より少ない含有量では
十分な染毛効果が得られず、より多い量を含有させても
有利とはならない。
【0007】また、本発明の組成物においては、好まし
くは、特定の還元剤を含有させる。該還元剤は、適当な
抗酸化作用を有しつつ酵素反応による染毛作用を阻害し
ないことが必要で、アスコルビン酸より正で尿酸より負
の電極電位を有するものである。かかる還元剤として
は、後記の測定法により、約−80mV〜約68mVの
電極電位を有するもの、例えば、dl−システイン、チ
オグリコール酸、N−アセチル−L−システイン、亜硫
酸ナトリウムが挙げられ、これらの塩も包含される。酸
化染毛剤組成物における該還元剤の含有量は、好ましく
は、0.5重量%以下とする。なお、還元剤を使用せず
とも、厳密な嫌気性条件下で、所望の組成物を得ること
が可能であるが、通常、製造の容易性から還元剤を含有
させることが好ましい。
くは、特定の還元剤を含有させる。該還元剤は、適当な
抗酸化作用を有しつつ酵素反応による染毛作用を阻害し
ないことが必要で、アスコルビン酸より正で尿酸より負
の電極電位を有するものである。かかる還元剤として
は、後記の測定法により、約−80mV〜約68mVの
電極電位を有するもの、例えば、dl−システイン、チ
オグリコール酸、N−アセチル−L−システイン、亜硫
酸ナトリウムが挙げられ、これらの塩も包含される。酸
化染毛剤組成物における該還元剤の含有量は、好ましく
は、0.5重量%以下とする。なお、還元剤を使用せず
とも、厳密な嫌気性条件下で、所望の組成物を得ること
が可能であるが、通常、製造の容易性から還元剤を含有
させることが好ましい。
【0008】本発明の酸化染毛剤組成物では、そのpH
を6.7〜9.5に調整する。今回、かかるpH調整によ
り、ウリカーゼが安定化され、かつ優れた染毛効果を有
することが判明した。本発明で用いることができるpH
調整剤としては、例えば、水酸化カリウムおよびモノエ
タノールアミンが挙げられ、それらは単独で、あるいは
組み合わせて用いることができる。
を6.7〜9.5に調整する。今回、かかるpH調整によ
り、ウリカーゼが安定化され、かつ優れた染毛効果を有
することが判明した。本発明で用いることができるpH
調整剤としては、例えば、水酸化カリウムおよびモノエ
タノールアミンが挙げられ、それらは単独で、あるいは
組み合わせて用いることができる。
【0009】本発明において、酸化染料は、その種類、
配合量を特に限定するものではなく、公知のものから選
択できる。例えば、医薬部外品原料規格(1991年6
月、(監修)厚生省薬務局審査課、(編集)財団法人日
本公定書協会、(発行)株式会社 薬事日報社)に記載
されている5−アミノオルトクレゾール、3,3'−イミ
ノジフェノール、塩酸2,4−ジアミノフェノール、塩
酸トルエン−2,5−ジアミン、塩酸パラフェニレンジ
アミン、塩酸N−フェニルパラフェニレンジアミン、塩
酸メタフェニレンジアミン、オルトアミノフェノール、
カテコール、酢酸N−フェニルパラフェニレンジアミ
ン、2,6−ジアミノピリジン、1,5−ジヒドロキシナ
フタレン、ジフェニルアミン、トルエン−2,5−ジア
ミン、トルエン−3,4−ジアミン、α−ナフトール、
パラアミノフェノール、パラフェニレンジアミン、パラ
メチルアミノフェノール、ハイドロキノン、ピロガロー
ル、N−フェニルパラフェニレンジアミン、フロログル
シン、メタアミノフェノール、メタフェニレンジアミ
ン、硫酸5−アミノオルトクレゾール、硫酸オルトアミ
ノフェノール、硫酸オルトクロルパラフェニレンジアミ
ン、硫酸4,4'−ジアミノジフェニルアミン、硫酸2,
4−ジアミノフェノール、硫酸トルエン−2,5−ジア
ミン、硫酸パラアミノフェノール、硫酸パラフェニレン
ジアミン、硫酸パラメチルアミノフェノール、硫酸メタ
アミノフェノール、硫酸メタフェニレンジアミン、塩酸
2,4−ジアミノフェノキシエタノール、5−(2−ヒ
ドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノールを適宜
の量で用いることができる。
配合量を特に限定するものではなく、公知のものから選
択できる。例えば、医薬部外品原料規格(1991年6
月、(監修)厚生省薬務局審査課、(編集)財団法人日
本公定書協会、(発行)株式会社 薬事日報社)に記載
されている5−アミノオルトクレゾール、3,3'−イミ
ノジフェノール、塩酸2,4−ジアミノフェノール、塩
酸トルエン−2,5−ジアミン、塩酸パラフェニレンジ
アミン、塩酸N−フェニルパラフェニレンジアミン、塩
酸メタフェニレンジアミン、オルトアミノフェノール、
カテコール、酢酸N−フェニルパラフェニレンジアミ
ン、2,6−ジアミノピリジン、1,5−ジヒドロキシナ
フタレン、ジフェニルアミン、トルエン−2,5−ジア
ミン、トルエン−3,4−ジアミン、α−ナフトール、
パラアミノフェノール、パラフェニレンジアミン、パラ
メチルアミノフェノール、ハイドロキノン、ピロガロー
ル、N−フェニルパラフェニレンジアミン、フロログル
シン、メタアミノフェノール、メタフェニレンジアミ
ン、硫酸5−アミノオルトクレゾール、硫酸オルトアミ
ノフェノール、硫酸オルトクロルパラフェニレンジアミ
ン、硫酸4,4'−ジアミノジフェニルアミン、硫酸2,
4−ジアミノフェノール、硫酸トルエン−2,5−ジア
ミン、硫酸パラアミノフェノール、硫酸パラフェニレン
ジアミン、硫酸パラメチルアミノフェノール、硫酸メタ
アミノフェノール、硫酸メタフェニレンジアミン、塩酸
2,4−ジアミノフェノキシエタノール、5−(2−ヒ
ドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノールを適宜
の量で用いることができる。
【0010】また、通常酸化染料と共に用いられること
の多い2−アミノ−4−ニトロフェノール、2−アミノ
−5−ニトロフェノール、1−アミノ−4−メチルアミ
ノアントラキノン、塩酸ニトロパラフェニレンジアミ
ン、1,4−ジアミノアントラキノン、ニトロパラフェ
ニレンジアミン、ピクラミン酸、ピクラミン酸ナトリウ
ム、硫酸2−アミノ−5−ニトロフェノール、レゾルシ
ノール、硫酸ニトロパラフェニレンジアミン、硫酸パラ
ニトロオルトフェニレンジアミン、硫酸パラニトロメタ
フェニレンジアミン等の直接染料も広義には酸化染料に
包含され用いることができる。これらの中で、本発明の
組成物に用いる好ましい酸化染料は、パラフェニレンジ
アミンおよびその塩、パラアミノフェノール、オルトア
ミノクレゾール、硫酸パラメチルパラアミノフェノー
ル、メタアミノフェノール、パラニトロオルトフェニレ
ンジアミン、2,6−ジアミノピリジン、レゾルシノー
ル、オルトアミノフェノール、塩酸メタフェニレンジア
ミンである。これらの染料は、単独または2種以上を組
み合わせて使用できる。
の多い2−アミノ−4−ニトロフェノール、2−アミノ
−5−ニトロフェノール、1−アミノ−4−メチルアミ
ノアントラキノン、塩酸ニトロパラフェニレンジアミ
ン、1,4−ジアミノアントラキノン、ニトロパラフェ
ニレンジアミン、ピクラミン酸、ピクラミン酸ナトリウ
ム、硫酸2−アミノ−5−ニトロフェノール、レゾルシ
ノール、硫酸ニトロパラフェニレンジアミン、硫酸パラ
ニトロオルトフェニレンジアミン、硫酸パラニトロメタ
フェニレンジアミン等の直接染料も広義には酸化染料に
包含され用いることができる。これらの中で、本発明の
組成物に用いる好ましい酸化染料は、パラフェニレンジ
アミンおよびその塩、パラアミノフェノール、オルトア
ミノクレゾール、硫酸パラメチルパラアミノフェノー
ル、メタアミノフェノール、パラニトロオルトフェニレ
ンジアミン、2,6−ジアミノピリジン、レゾルシノー
ル、オルトアミノフェノール、塩酸メタフェニレンジア
ミンである。これらの染料は、単独または2種以上を組
み合わせて使用できる。
【0011】本発明の酸化染毛剤組成物では、染毛効果
を向上させるには、染料が酸化重合する際に自由な電子
移動を要し、それを達成するためには組成物中に60重
量%以上の水分を含有させなければならない。さらに、
本発明の酸化染毛剤組成物には、所望により、界面活性
剤、油性成分、増粘剤、溶剤、キレート剤、香料等の成
分を含有させることもできる。
を向上させるには、染料が酸化重合する際に自由な電子
移動を要し、それを達成するためには組成物中に60重
量%以上の水分を含有させなければならない。さらに、
本発明の酸化染毛剤組成物には、所望により、界面活性
剤、油性成分、増粘剤、溶剤、キレート剤、香料等の成
分を含有させることもできる。
【0012】また、キサンタンガム、特に、蛋白分解酵
素および金属塩を含有しないキサンタンガムが、尿酸の
分散剤として適していることが判明した。したがって、
本発明においては、そのようなキサンタンガムを尿酸の
分散剤として使用することも好ましい。
素および金属塩を含有しないキサンタンガムが、尿酸の
分散剤として適していることが判明した。したがって、
本発明においては、そのようなキサンタンガムを尿酸の
分散剤として使用することも好ましい。
【0013】つぎに、試験例を挙げて、本発明の酸化染
毛剤組成物に適当なpH調整範囲、含有しうる還元剤、
pH調整剤および水分量について説明する。 試験例1 組成物のpHと酵素安定性および染毛効果との関係 窒素雰囲気下(嫌気条件下)にて種々のpHに調整した
試験用染毛剤を、40℃にて20日間保存してその時に
おける酵素活性・pH・染毛効果を測定し、酵素活性お
よび染毛効果の保存安定性の観点からpHの調整範囲を
求めた。 方法
毛剤組成物に適当なpH調整範囲、含有しうる還元剤、
pH調整剤および水分量について説明する。 試験例1 組成物のpHと酵素安定性および染毛効果との関係 窒素雰囲気下(嫌気条件下)にて種々のpHに調整した
試験用染毛剤を、40℃にて20日間保存してその時に
おける酵素活性・pH・染毛効果を測定し、酵素活性お
よび染毛効果の保存安定性の観点からpHの調整範囲を
求めた。 方法
【0014】
【表1】
【0015】表1に示した各々の成分を予め窒素置換し
たボックス内で混合し、適宜pH調整したもの、およ
び、それを20g容量のアルミチューブに充填して40
℃の恒温下にて20日間保存したものを各々試験試料と
して以下の試験に供した。 ウリカーゼ活性の経時安定性の評価 各々の試験試料約1gを窒素置換しつつ精製水20gに
溶解し、その0.3mlを25℃のバルク液(1mM尿酸
/50mMホウ酸-KOH緩衝液(pH8.5))3ml
の入ったクラーク型溶存酸素計のセルに付す。この時、
酵素反応により減少する溶存酸素の減少速度を測定し、
製造直後の組成物の酵素活性を100とした速度の相対
的比較によって酵素活性残存率を評価した。 pHの測定 試験試料を精製水で10倍希釈し、pHを測定した。 染毛試験 試験試料を、容積比にて、ヤギ毛毛束:試験試料=1:
2の浴比でヤギ毛毛束に供し、相対湿度90%、30℃
の条件下にて30分間染毛処理し、その後、水洗し乾燥
してJIS標準色票にて染毛効果を評価した。これらの
結果を表2に示す。
たボックス内で混合し、適宜pH調整したもの、およ
び、それを20g容量のアルミチューブに充填して40
℃の恒温下にて20日間保存したものを各々試験試料と
して以下の試験に供した。 ウリカーゼ活性の経時安定性の評価 各々の試験試料約1gを窒素置換しつつ精製水20gに
溶解し、その0.3mlを25℃のバルク液(1mM尿酸
/50mMホウ酸-KOH緩衝液(pH8.5))3ml
の入ったクラーク型溶存酸素計のセルに付す。この時、
酵素反応により減少する溶存酸素の減少速度を測定し、
製造直後の組成物の酵素活性を100とした速度の相対
的比較によって酵素活性残存率を評価した。 pHの測定 試験試料を精製水で10倍希釈し、pHを測定した。 染毛試験 試験試料を、容積比にて、ヤギ毛毛束:試験試料=1:
2の浴比でヤギ毛毛束に供し、相対湿度90%、30℃
の条件下にて30分間染毛処理し、その後、水洗し乾燥
してJIS標準色票にて染毛効果を評価した。これらの
結果を表2に示す。
【0016】
【表2】
【0017】表2から明らかなごとく、pH6.7〜9.
5においては、酵素活性および染毛効果ともに安定であ
り、その範囲を外れると該活性および該効果が顕著に低
下することが明らかとなった。したがって、本発明の酸
化染毛剤組成物のpH調整範囲を6.7〜9.5とした。
5においては、酵素活性および染毛効果ともに安定であ
り、その範囲を外れると該活性および該効果が顕著に低
下することが明らかとなった。したがって、本発明の酸
化染毛剤組成物のpH調整範囲を6.7〜9.5とした。
【0018】試験例2 還元剤の評価 一般的に化粧品原料に用いられる種々の還元剤が染毛効
果に及ぼす影響と、該還元剤の電極電位とをあわせて試
験し、本発明の酸化染毛剤組成物が含有しうる還元剤の
選択、ならびに、その場合における適当な電極電位を設
定した。 A.還元剤が染毛効果に及ぼす影響 方法 表3の各染料ベース5gに、酵素溶液0.5ml(20
00I.U./ml)および尿酸0.05gを添加してよ
く撹拌し、この染毛剤を直ちに重さ2g、長さ10cm
のヤギ毛毛束に塗布し、30℃、相対湿度90%の条件
下にて30分間処理した後、水洗およびシャンプー洗浄
して乾燥し、観察した。処理したヤギ毛毛束の染毛効果
は目視により、以下の基準で評価した。 ◎ 濃い暗褐色に染まった ○ 暗褐色に染まった △ 薄い暗褐色に染まった × ほとんど染まらない B.還元剤の電極電位の測定 Aで用いた還元剤の電極電位を各々測定し、本発明の組
成物が含有しうる還元剤の電極電位の範囲を設定した。 方法 表3記載の染料ベースとは別に、該表記載の種々の還元
剤を窒素置換しつつ最終濃度500μMに調整し、その
電極電位を電位差滴定により求めた。試験Aならびに試
験Bの結果およびその測定条件をあわせて表3に示す。
果に及ぼす影響と、該還元剤の電極電位とをあわせて試
験し、本発明の酸化染毛剤組成物が含有しうる還元剤の
選択、ならびに、その場合における適当な電極電位を設
定した。 A.還元剤が染毛効果に及ぼす影響 方法 表3の各染料ベース5gに、酵素溶液0.5ml(20
00I.U./ml)および尿酸0.05gを添加してよ
く撹拌し、この染毛剤を直ちに重さ2g、長さ10cm
のヤギ毛毛束に塗布し、30℃、相対湿度90%の条件
下にて30分間処理した後、水洗およびシャンプー洗浄
して乾燥し、観察した。処理したヤギ毛毛束の染毛効果
は目視により、以下の基準で評価した。 ◎ 濃い暗褐色に染まった ○ 暗褐色に染まった △ 薄い暗褐色に染まった × ほとんど染まらない B.還元剤の電極電位の測定 Aで用いた還元剤の電極電位を各々測定し、本発明の組
成物が含有しうる還元剤の電極電位の範囲を設定した。 方法 表3記載の染料ベースとは別に、該表記載の種々の還元
剤を窒素置換しつつ最終濃度500μMに調整し、その
電極電位を電位差滴定により求めた。試験Aならびに試
験Bの結果およびその測定条件をあわせて表3に示す。
【0019】
【表3】
【0020】表3の結果から明らかなごとく、尿酸、亜
硫酸ナトリウム、チオグリコール酸およびN−アセチル
−L−システイン、dl−システインは良好な染毛効果
を奏し、アスコルビン酸ナトリウムは十分な効果を奏し
ない。また、本発明の必須成分である尿酸が酵素基質と
して作用する観点より、含有しうる還元剤はアスコルビ
ン酸より正で尿酸以下の、約−80mVないし約68m
Vの電極電位が適当であることが明らかとなった。
硫酸ナトリウム、チオグリコール酸およびN−アセチル
−L−システイン、dl−システインは良好な染毛効果
を奏し、アスコルビン酸ナトリウムは十分な効果を奏し
ない。また、本発明の必須成分である尿酸が酵素基質と
して作用する観点より、含有しうる還元剤はアスコルビ
ン酸より正で尿酸以下の、約−80mVないし約68m
Vの電極電位が適当であることが明らかとなった。
【0021】試験例3 pH調整剤の評価 方法 表4に示すように、pH調整剤(アルカリ剤)を変更し
て、染毛効果(染着性)を調べた。種々のpH調整剤に
てpHを8.5に調整した組成物(染毛剤ペースト)を
密閉容器に充填し、40℃にて120日間保存した。そ
の後、取り出した染毛剤ペースト4gを、直ちに重さ2
g、長さ10cmのヤギ毛毛束に塗布し、30℃、相対
湿度90%の条件下にて30分間処理した後、水洗、シ
ャンプー洗浄して乾燥した。処理したヤギ毛毛束の染毛
効果を以下の基準にて目視にて評価した。 ◎ 濃い暗褐色に染まった ○ 暗褐色に染まった △ 薄い暗褐色に染まった × ほとんど染まらない その結果を表4に示す。
て、染毛効果(染着性)を調べた。種々のpH調整剤に
てpHを8.5に調整した組成物(染毛剤ペースト)を
密閉容器に充填し、40℃にて120日間保存した。そ
の後、取り出した染毛剤ペースト4gを、直ちに重さ2
g、長さ10cmのヤギ毛毛束に塗布し、30℃、相対
湿度90%の条件下にて30分間処理した後、水洗、シ
ャンプー洗浄して乾燥した。処理したヤギ毛毛束の染毛
効果を以下の基準にて目視にて評価した。 ◎ 濃い暗褐色に染まった ○ 暗褐色に染まった △ 薄い暗褐色に染まった × ほとんど染まらない その結果を表4に示す。
【0022】
【表4】
【0023】表4から明らかなごとく、水酸化カリウム
およびモノエタノールアミンでpHを調整した場合にお
いてのみ優れた染毛効果が認められた。
およびモノエタノールアミンでpHを調整した場合にお
いてのみ優れた染毛効果が認められた。
【0024】試験例4 組成物中の水分量と染毛効果との関係 本発明の酸化染毛剤組成物は、染料の酸化重合時に必要
となる電子の移動を確保し染毛効果を向上させるため、
一定の水分量を要すると考えられた。そこで、組成物中
の水分量を適宜変化させた場合の染毛効果について評価
し、該酸化染毛剤組成物が要する水分量を求めた。 方法 表5および表6に示すごとき、精製水を1,3−ブチレ
ングリコールまたはグリセリンに適宜置換した種々の試
験試料を調製し、その5gを2gのヤギ毛毛束および羊
毛布に塗布し、30℃、相対湿度90%の条件下にて3
0分間染毛処理を行い、その後水洗し乾燥した。この乾
燥したヤギ毛毛束および羊毛布を、JISの標準色票に
より明度を測定して染毛効果を評価した。その結果も表
5および表6に示す。
となる電子の移動を確保し染毛効果を向上させるため、
一定の水分量を要すると考えられた。そこで、組成物中
の水分量を適宜変化させた場合の染毛効果について評価
し、該酸化染毛剤組成物が要する水分量を求めた。 方法 表5および表6に示すごとき、精製水を1,3−ブチレ
ングリコールまたはグリセリンに適宜置換した種々の試
験試料を調製し、その5gを2gのヤギ毛毛束および羊
毛布に塗布し、30℃、相対湿度90%の条件下にて3
0分間染毛処理を行い、その後水洗し乾燥した。この乾
燥したヤギ毛毛束および羊毛布を、JISの標準色票に
より明度を測定して染毛効果を評価した。その結果も表
5および表6に示す。
【0025】
【表5】
【0026】
【表6】
【0027】表5および表6から明らかなごとく、1,
3−ブチレングリコールまたはグリセリン、いずれを精
製水の代替として用いた場合においても、水分量が60
%未満となると顕著に染毛効果が低下した。したがっ
て、本発明の酸化染毛剤組成物が含有する水分は60重
量%以上とする。
3−ブチレングリコールまたはグリセリン、いずれを精
製水の代替として用いた場合においても、水分量が60
%未満となると顕著に染毛効果が低下した。したがっ
て、本発明の酸化染毛剤組成物が含有する水分は60重
量%以上とする。
【0028】以下、本発明の酸化染毛剤組成物の製造に
ついて説明する。本発明の酸化染毛剤組成物は、常法に
従って、液体、ペースト状、ゲル、クリーム、エアゾル
等の一剤型組成物として製造される。適用の容易さか
ら、エアゾルが好ましい。例えば、本発明の酸化染毛剤
組成物は、以下のごとくに製造される。窒素雰囲気下
で、尿酸、ウリカーゼ、還元剤、精製水およびpH調整
剤以外の成分を、約60℃にて精製水の一部に混合溶解
する。しばらく混合溶解を行い、成分が均一に混合した
ら約30℃まで冷却し、これに精製水の一部に懸濁させ
た尿酸および還元剤を添加し、pH調整剤で該組成物の
pHを6.7〜9.5に調整する。最後に精製水の残分に
溶解したウリカーゼを混合すると本発明の酸化染毛剤組
成物が得られる。また、前記の還元剤を使用しない場合
にも、厳密な窒素等の不活性ガス雰囲気下(嫌気条件下)
で同様に行うことができる。
ついて説明する。本発明の酸化染毛剤組成物は、常法に
従って、液体、ペースト状、ゲル、クリーム、エアゾル
等の一剤型組成物として製造される。適用の容易さか
ら、エアゾルが好ましい。例えば、本発明の酸化染毛剤
組成物は、以下のごとくに製造される。窒素雰囲気下
で、尿酸、ウリカーゼ、還元剤、精製水およびpH調整
剤以外の成分を、約60℃にて精製水の一部に混合溶解
する。しばらく混合溶解を行い、成分が均一に混合した
ら約30℃まで冷却し、これに精製水の一部に懸濁させ
た尿酸および還元剤を添加し、pH調整剤で該組成物の
pHを6.7〜9.5に調整する。最後に精製水の残分に
溶解したウリカーゼを混合すると本発明の酸化染毛剤組
成物が得られる。また、前記の還元剤を使用しない場合
にも、厳密な窒素等の不活性ガス雰囲気下(嫌気条件下)
で同様に行うことができる。
【0029】かく得られる本発明の酸化染毛剤組成物
は、使用に便利な一剤型であり、密封容器に保存し、使
用に際しては、そのまま適用することにより、ヒトの白
髪の染毛に好適に使用することができる。
は、使用に便利な一剤型であり、密封容器に保存し、使
用に際しては、そのまま適用することにより、ヒトの白
髪の染毛に好適に使用することができる。
【0030】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。 実施例1 下記成分中、尿酸、ウリカーゼおよびpH調整剤を除く
成分を減圧下、精製水に混合溶解し、窒素置換した。こ
れに尿酸を添加し、水酸化カリウムで該組成物のpHを
9.0に調整した。最後にウリカーゼを混合してゲル状
の本発明の染毛剤組成物を得た。 成 分 配合量(重量%) パラフェニレンジアミン 0.6 パラアミノフェノール 0.2 メタアミノフェノール 0.1 ポリオキシエチレン(4.2)ラウリルエーテル 3.0 キサンタンガム 2.0 ウリカーゼ(20I.U./mg) 0.6 尿酸カリウム 2.2 チオグリコール酸 0.2 水酸化カリウム、精製水 バランス (水酸化カリウムでpH9.0に調整) この組成物をヒトの白髪に塗布し、30℃にて30分間
処理し、水洗、シャンプー洗浄して乾燥したところ、ヒ
トの白髪はグレー系に染毛された。
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。 実施例1 下記成分中、尿酸、ウリカーゼおよびpH調整剤を除く
成分を減圧下、精製水に混合溶解し、窒素置換した。こ
れに尿酸を添加し、水酸化カリウムで該組成物のpHを
9.0に調整した。最後にウリカーゼを混合してゲル状
の本発明の染毛剤組成物を得た。 成 分 配合量(重量%) パラフェニレンジアミン 0.6 パラアミノフェノール 0.2 メタアミノフェノール 0.1 ポリオキシエチレン(4.2)ラウリルエーテル 3.0 キサンタンガム 2.0 ウリカーゼ(20I.U./mg) 0.6 尿酸カリウム 2.2 チオグリコール酸 0.2 水酸化カリウム、精製水 バランス (水酸化カリウムでpH9.0に調整) この組成物をヒトの白髪に塗布し、30℃にて30分間
処理し、水洗、シャンプー洗浄して乾燥したところ、ヒ
トの白髪はグレー系に染毛された。
【0031】実施例2 下記成分を用い、実施例1の製法に従い、モノエタノー
ルアミンでpH8.5に調整して、ヘアクリームタイプ
の本発明の染毛剤組成物を得た。 成 分 配合量(重量%) パラフェニレンジアミン 0.1 塩酸メタフェニレンジアミン 0.5 1,3−ブチレングリコール 2.0 モノステアリン酸デカグリセリル 3.0 セチルアルコール 0.5 ステアリン酸 0.8 キサンタンガム 1.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 尿酸 1.0 亜硫酸ナトリウム 0.08 ウリカーゼ(20I.U./mg) 1.0 モノエタノールアミン、精製水 バランス (モノエタノールアミンでpH8.5に調整) この組成物をヒトの白髪に10〜30分間処理し、水
洗、シャンプー洗浄して乾燥する処理を毎日施したとこ
ろ、試験10日後にヒトの白髪は青紫系の色に染毛され
た。
ルアミンでpH8.5に調整して、ヘアクリームタイプ
の本発明の染毛剤組成物を得た。 成 分 配合量(重量%) パラフェニレンジアミン 0.1 塩酸メタフェニレンジアミン 0.5 1,3−ブチレングリコール 2.0 モノステアリン酸デカグリセリル 3.0 セチルアルコール 0.5 ステアリン酸 0.8 キサンタンガム 1.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 尿酸 1.0 亜硫酸ナトリウム 0.08 ウリカーゼ(20I.U./mg) 1.0 モノエタノールアミン、精製水 バランス (モノエタノールアミンでpH8.5に調整) この組成物をヒトの白髪に10〜30分間処理し、水
洗、シャンプー洗浄して乾燥する処理を毎日施したとこ
ろ、試験10日後にヒトの白髪は青紫系の色に染毛され
た。
【0032】実施例3 下記の成分を用い、実施例1の製法に従い、モノエタノ
ールアミンでpH8.75に調整して、クリームタイプ
の本発明の染毛剤組成物を得た。 成 分 配合量(重量%) パラフェニレンジアミン 2.0 塩酸メタフェニレンジアミン 0.1 メタアミノフェノール 0.8 亜硫酸ナトリウム 0.08 ポリオキシエチレン(10)セチルエーテル 8.0 ステアリルアルコール 2.5 オレイルアルコール 5.0 ベヘニルアルコール 2.0 セチルアルコール 2.0 塩化セチルトリメチルアンモニウム 1.0 グリセリン 2.0 ウリカーゼ(20I.U./mg) 1.5 尿酸 5.0 モノエタノールアミン、精製水 バランス (モノエタノールアミンでpH8.75に調整) この組成物をヒトの白髪に塗布し、30℃にて30分間
処理し、水洗、シャンプー洗浄して乾燥したところ、ヒ
トの白髪はグレー系に染毛された。
ールアミンでpH8.75に調整して、クリームタイプ
の本発明の染毛剤組成物を得た。 成 分 配合量(重量%) パラフェニレンジアミン 2.0 塩酸メタフェニレンジアミン 0.1 メタアミノフェノール 0.8 亜硫酸ナトリウム 0.08 ポリオキシエチレン(10)セチルエーテル 8.0 ステアリルアルコール 2.5 オレイルアルコール 5.0 ベヘニルアルコール 2.0 セチルアルコール 2.0 塩化セチルトリメチルアンモニウム 1.0 グリセリン 2.0 ウリカーゼ(20I.U./mg) 1.5 尿酸 5.0 モノエタノールアミン、精製水 バランス (モノエタノールアミンでpH8.75に調整) この組成物をヒトの白髪に塗布し、30℃にて30分間
処理し、水洗、シャンプー洗浄して乾燥したところ、ヒ
トの白髪はグレー系に染毛された。
【0033】実施例4 下記の成分を用い、実施例1の製法に従い、水酸化カリ
ウムでpH8.5に調整して、トリートメントタイプの
本発明の染毛剤組成物を得た。 成 分 配合量(重量%) パラフェニレンジアミン 0.04 オルトアミノフェノール 0.02 パラアミノフェノール 0.2 塩化セチルトリメチルアンモニウム 2.5 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.0 ミリスチン酸イソプロピル 7.0 セチルアルコール 5.0 ステアリルアルコール 2.0 流動パラフィン 4.0 液状ラノリン 0.5 プロピレングリコール 0.5 ウリカーゼ(20I.U./mg) 1.0 尿酸 2.0 チオグリコール酸 0.06 水酸化カリウム、精製水 バランス (水酸化カリウムでpH8.5に調整) この組成物をヒトの白髪に塗布し、30分間処理して、
水洗、シャンプー洗浄して乾燥したところ、ヒトの白髪
は茶系に染色された。また、従来の実際のヘアトリート
メント処理と同様に、予めシャンプー洗浄したヒトの白
髪にこの組成物を塗布し、30〜40℃にて5〜10分
間処理し、その後に水洗する処理を10日間行ったとこ
ろ、ヒトの白髪が赤色系に染色された。
ウムでpH8.5に調整して、トリートメントタイプの
本発明の染毛剤組成物を得た。 成 分 配合量(重量%) パラフェニレンジアミン 0.04 オルトアミノフェノール 0.02 パラアミノフェノール 0.2 塩化セチルトリメチルアンモニウム 2.5 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.0 ミリスチン酸イソプロピル 7.0 セチルアルコール 5.0 ステアリルアルコール 2.0 流動パラフィン 4.0 液状ラノリン 0.5 プロピレングリコール 0.5 ウリカーゼ(20I.U./mg) 1.0 尿酸 2.0 チオグリコール酸 0.06 水酸化カリウム、精製水 バランス (水酸化カリウムでpH8.5に調整) この組成物をヒトの白髪に塗布し、30分間処理して、
水洗、シャンプー洗浄して乾燥したところ、ヒトの白髪
は茶系に染色された。また、従来の実際のヘアトリート
メント処理と同様に、予めシャンプー洗浄したヒトの白
髪にこの組成物を塗布し、30〜40℃にて5〜10分
間処理し、その後に水洗する処理を10日間行ったとこ
ろ、ヒトの白髪が赤色系に染色された。
【0034】実施例5 還元剤を含有しないこと以外は実施例1の製法に従い、
下記の成分を用いて、モノエタノールアミンでpH9.
0に調整して、ゲル状組成物を得た。 成 分 配合量(重量%) パラフェニレンジアミン 0.6 パラアミノフェノール 0.2 メタアミノフェノール 0.1 ポリオキシエチレン(4.2)ラウリルエーテル 3.0 キサンタンガム 2.0 ウリカーゼ(20I.U./mg) 0.6 尿酸カリウム 2.2 水酸化カリウム、精製水 バランス (水酸化カリウムでpH9.0に調整) この組成物をヒトの白髪に塗布し、30℃にて30分間
処理し、水洗、シャンプー洗浄して乾燥したところ、ヒ
トの白髪はグレー系に染毛された。
下記の成分を用いて、モノエタノールアミンでpH9.
0に調整して、ゲル状組成物を得た。 成 分 配合量(重量%) パラフェニレンジアミン 0.6 パラアミノフェノール 0.2 メタアミノフェノール 0.1 ポリオキシエチレン(4.2)ラウリルエーテル 3.0 キサンタンガム 2.0 ウリカーゼ(20I.U./mg) 0.6 尿酸カリウム 2.2 水酸化カリウム、精製水 バランス (水酸化カリウムでpH9.0に調整) この組成物をヒトの白髪に塗布し、30℃にて30分間
処理し、水洗、シャンプー洗浄して乾燥したところ、ヒ
トの白髪はグレー系に染毛された。
【0035】実施例6 還元剤を含有しないこと以外は実施例1の製法に従い、
下記成分を用い、モノエタノールアミンでpH8.5に
調整して、ヘアゲルタイプの本発明の染毛剤組成物を得
た。 成 分 配合量(重量%) パラフェニレンジアミン 0.1 塩酸メタフェニレンジアミン 0.5 プロピレングリコール 1.0 グリシン 0.8 キサンタンガム 2.0 2−アルキル−N−カルボキシメチル−N− 2.5 ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン 尿酸 1.0 ウリカーゼ(20I.U./mg) 0.4 エデト酸二ナトリウム 0.2 モノエタノールアミン、精製水 バランス (モノエタノールアミンでpH8.5に調整) この組成物をヒトの白髪に10〜30分間処理し、水
洗、シャンプー洗浄して乾燥する処理を毎日施したとこ
ろ、試験10日後にヒトの白髪は青紫系の色に染毛され
た。
下記成分を用い、モノエタノールアミンでpH8.5に
調整して、ヘアゲルタイプの本発明の染毛剤組成物を得
た。 成 分 配合量(重量%) パラフェニレンジアミン 0.1 塩酸メタフェニレンジアミン 0.5 プロピレングリコール 1.0 グリシン 0.8 キサンタンガム 2.0 2−アルキル−N−カルボキシメチル−N− 2.5 ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン 尿酸 1.0 ウリカーゼ(20I.U./mg) 0.4 エデト酸二ナトリウム 0.2 モノエタノールアミン、精製水 バランス (モノエタノールアミンでpH8.5に調整) この組成物をヒトの白髪に10〜30分間処理し、水
洗、シャンプー洗浄して乾燥する処理を毎日施したとこ
ろ、試験10日後にヒトの白髪は青紫系の色に染毛され
た。
【0036】実施例7 下記成分を用い、窒素置換下で水酸化カリウムによりp
H8.7に調整してLPGガス(5.1kg/cm2)を
内容液の約4重量%添加し閉缶して、エアゾルタイプの
本発明の染毛剤組成物を得た。 成 分 配合量(重量%) パラフェニレンジアミン 1.5 パラアミノフェノール 0.1 メタアミノフェノール 0.12 塩酸メタフェニレンジアミン 0.08 グリシン 0.8 モノオレイン酸デカグリセリル 3.0 尿酸 1.0 ウリカーゼ(20I.U./mg) 1.0 水酸化カリウム、精製水 バランス (水酸化カリウムでpH8.7に調整) この組成物をヒトの白髪に適用し、30℃にて30分間
処理し、水洗、シャンプー処理して乾燥したところ、ヒ
トの白髪はグレー系に染毛された。
H8.7に調整してLPGガス(5.1kg/cm2)を
内容液の約4重量%添加し閉缶して、エアゾルタイプの
本発明の染毛剤組成物を得た。 成 分 配合量(重量%) パラフェニレンジアミン 1.5 パラアミノフェノール 0.1 メタアミノフェノール 0.12 塩酸メタフェニレンジアミン 0.08 グリシン 0.8 モノオレイン酸デカグリセリル 3.0 尿酸 1.0 ウリカーゼ(20I.U./mg) 1.0 水酸化カリウム、精製水 バランス (水酸化カリウムでpH8.7に調整) この組成物をヒトの白髪に適用し、30℃にて30分間
処理し、水洗、シャンプー処理して乾燥したところ、ヒ
トの白髪はグレー系に染毛された。
【0037】実施例8 実施例1の製法に従い、下記成分を用い、モノエタノー
ルアミンでpH8.5に調整して、ヘアゲルタイプの本
発明の染毛剤組成物を得た。 成 分 配合量(重量%) パラフェニレンジアミン 0.1 塩酸メタフェニレンジアミン 0.5 プロピレングリコール 1.0 グリシン 0.8 キサンタンガム 2.0 2−アルキル−N−カルボキシメチル−N− 2.5 ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン 尿酸 1.0 亜硫酸ナトリウム 0.08 ウリカーゼ(20I.U./mg) 1.0 モノエタノールアミン、精製水 バランス (モノエタノールアミンでpH8.5に調整) この組成物をヒトの白髪に10〜30分間処理し、水
洗、シャンプー洗浄して乾燥する処理を毎日施したとこ
ろ、試験10日後にヒトの白髪は青紫系の色に染毛され
た。
ルアミンでpH8.5に調整して、ヘアゲルタイプの本
発明の染毛剤組成物を得た。 成 分 配合量(重量%) パラフェニレンジアミン 0.1 塩酸メタフェニレンジアミン 0.5 プロピレングリコール 1.0 グリシン 0.8 キサンタンガム 2.0 2−アルキル−N−カルボキシメチル−N− 2.5 ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン 尿酸 1.0 亜硫酸ナトリウム 0.08 ウリカーゼ(20I.U./mg) 1.0 モノエタノールアミン、精製水 バランス (モノエタノールアミンでpH8.5に調整) この組成物をヒトの白髪に10〜30分間処理し、水
洗、シャンプー洗浄して乾燥する処理を毎日施したとこ
ろ、試験10日後にヒトの白髪は青紫系の色に染毛され
た。
【0038】実施例9 下記成分を用い、窒素置換下で水酸化カリウムによりp
H8.7に調整してLPGガス(5.1kg/cm2)を
内容液の約4重量%添加し閉缶して、エアゾルタイプの
本発明の染毛剤組成物を得た。 成 分 配合量(重量%) パラフェニレンジアミン 1.5 パラアミノフェノール 0.1 メタアミノフェノール 0.12 塩酸メタフェニレンジアミン 0.08 グリシン 0.8 グリセリン 1.0 亜硫酸ナトリウム 0.12 キサンタンガム 0.6 モノオレイン酸デカグリセリル 1.0 尿酸 0.6 ウリカーゼ(20I.U./mg) 0.8 水酸化カリウム、精製水 バランス (水酸化カリウムでpH8.7に調整) この組成物をヒトの白髪に適用し、30℃にて30分間
処理し、水洗、シャンプー処理して乾燥したところ、ヒ
トの白髪はグレー系に染毛された。
H8.7に調整してLPGガス(5.1kg/cm2)を
内容液の約4重量%添加し閉缶して、エアゾルタイプの
本発明の染毛剤組成物を得た。 成 分 配合量(重量%) パラフェニレンジアミン 1.5 パラアミノフェノール 0.1 メタアミノフェノール 0.12 塩酸メタフェニレンジアミン 0.08 グリシン 0.8 グリセリン 1.0 亜硫酸ナトリウム 0.12 キサンタンガム 0.6 モノオレイン酸デカグリセリル 1.0 尿酸 0.6 ウリカーゼ(20I.U./mg) 0.8 水酸化カリウム、精製水 バランス (水酸化カリウムでpH8.7に調整) この組成物をヒトの白髪に適用し、30℃にて30分間
処理し、水洗、シャンプー処理して乾燥したところ、ヒ
トの白髪はグレー系に染毛された。
【0039】試験例5 染毛効果およびウリカーゼ活性の経時的安定性の評価 成 分 配合量(重量%) パラフェニレンジアミン 1.5 パラアミノフェノール 0.1 メタアミノフェノール 0.08 塩酸メタフェニレンジアミン 0.12 グリシン 0.8 グリセリン 3.0 キサンタンガム 1.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 亜硫酸ナトリウム 0.13 モノオレイン酸デカグリセリル 3.0 尿酸 1.0 ウリカーゼ(20I.U./mg) 1.0 水酸化カリウム、精製水 バランス (水酸化カリウムでpH8.5に調整する) 実施例1と同様の方法により上記成分から製造した酸化
染毛剤組成物を、不活性ガス雰囲気下で密閉容器に充填
し、これを40℃にて2ヶ月、4ヶ月および6ヶ月間保
存して、組成物の染毛効果ならびに組成物中のウリカー
ゼ活性を評価した。
染毛剤組成物を、不活性ガス雰囲気下で密閉容器に充填
し、これを40℃にて2ヶ月、4ヶ月および6ヶ月間保
存して、組成物の染毛効果ならびに組成物中のウリカー
ゼ活性を評価した。
【0040】A.染毛効果の経時安定性の評価 試験例2と同様に試験を行い、以下の基準により評価し
た。 ◎ 濃い灰色に染まった ○ 灰色に染まった △ 薄い灰色に染まった × ほとんど染まらない B.染着効果の経時安定性の評価 染毛効果の試験方法に準じて、25℃、RH75%の条
件下にて試験用白布(JIS L0803 染色堅牢度試
験用添付白布 呼び番号1羊毛)を30分間染着し、J
IS標準色票により明度を測定し、染着効果を評価し
た。 C.ウリカーゼ活性の経時安定性の評価 試験例1と同様の方法にて酵素活性を測定した。これら
の結果をまとめて表7に示す。
た。 ◎ 濃い灰色に染まった ○ 灰色に染まった △ 薄い灰色に染まった × ほとんど染まらない B.染着効果の経時安定性の評価 染毛効果の試験方法に準じて、25℃、RH75%の条
件下にて試験用白布(JIS L0803 染色堅牢度試
験用添付白布 呼び番号1羊毛)を30分間染着し、J
IS標準色票により明度を測定し、染着効果を評価し
た。 C.ウリカーゼ活性の経時安定性の評価 試験例1と同様の方法にて酵素活性を測定した。これら
の結果をまとめて表7に示す。
【0041】
【表7】
【0042】表7から明らかなごとく、本発明の酸化染
毛剤組成物においては、ウリカーゼ活性ならびにそれに
よる染毛効果が経時的に安定化されることが示された。
毛剤組成物においては、ウリカーゼ活性ならびにそれに
よる染毛効果が経時的に安定化されることが示された。
【0043】
【発明の効果】本発明により、ウリカーゼを安定に含有
し、かつ優れた染毛効果を発揮する一剤型の酸化染毛剤
組成物が提供される。
し、かつ優れた染毛効果を発揮する一剤型の酸化染毛剤
組成物が提供される。
Claims (14)
- 【請求項1】 ウリカーゼを用いた一剤型の酸化染毛剤
組成物であって、酸化染料と、尿酸と、所望により、ア
スコルビン酸より正で尿酸より負の電極電位を有する還
元剤とを含有し、かつそのpHが6.7〜9.5であるこ
とを特徴とする一剤型の酸化染毛剤組成物。 - 【請求項2】 アスコルビン酸より正で尿酸より負の電
極電位を有する還元剤を含有する請求項1記載の酸化染
毛剤組成物。 - 【請求項3】 pH調整剤として、水酸化カリウムおよ
び/またはモノエタノールアミンを含有してなる請求項
2記載の酸化染毛剤組成物。 - 【請求項4】 酸化染料を約0.1〜5.0重量%、尿酸
を約0.1〜5.0重量%、および還元剤を0.5重量%
以下含有してなる請求項2記載の酸化染毛剤組成物。 - 【請求項5】 水を60重量%以上含有してなる請求項
2記載の酸化染毛剤組成物。 - 【請求項6】 ウリカーゼを100〜250I.U./g
の濃度で含有してなる請求項2記載の酸化染毛剤組成
物。 - 【請求項7】 エアゾルの形態の組成物である請求項2
記載の酸化染毛剤組成物。 - 【請求項8】 アスコルビン酸より正で尿酸より負の電
極電位を有する還元剤を含有しない請求項1記載の酸化
染毛剤組成物。 - 【請求項9】 pH調整剤として、水酸化カリウムおよ
び/またはモノエタノールアミンを含有してなる請求項
8記載の酸化染毛剤組成物。 - 【請求項10】 酸化染料を約0.1〜5.0重量%、尿
酸を約0.1〜5.0重量%含有してなる請求項8記載の
酸化染毛剤組成物。 - 【請求項11】 水を60重量%以上含有してなる請求
項8記載の酸化染毛剤組成物。 - 【請求項12】 ウリカーゼを100〜250I.U./
gの濃度で含有してなることを特徴とする請求項8記載
の酸化染毛剤組成物。 - 【請求項13】 エアゾルの形態の組成物である請求項
8記載の酸化染毛剤組成物。 - 【請求項14】 ウリカーゼと酸化染料を用いた一剤型
の酸化染毛剤組成物において、尿酸と、所望により、ア
スコルビン酸より正で尿酸より負の電極電位を有する還
元剤とを添加し、かつ組成物のpHを6.7〜9.5に調
整することを特徴とするウリカーゼ配合一剤型の酸化染
毛剤組成物におけるウリカーゼの安定化方法。
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JP32437095A JPH08217652A (ja) | 1994-12-16 | 1995-12-13 | 酸化染毛剤組成物 |
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JP (1) | JPH08217652A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1995-12-13 JP JP32437095A patent/JPH08217652A/ja active Pending
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