JPH08216880A - 鉄道車両用空気ばね装置 - Google Patents

鉄道車両用空気ばね装置

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JPH08216880A
JPH08216880A JP2269195A JP2269195A JPH08216880A JP H08216880 A JPH08216880 A JP H08216880A JP 2269195 A JP2269195 A JP 2269195A JP 2269195 A JP2269195 A JP 2269195A JP H08216880 A JPH08216880 A JP H08216880A
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air spring
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height sensor
center
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Makoto Ienaka
誠 家中
Norio Nihei
則夫 二瓶
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Bridgestone Corp
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Bridgestone Corp
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    • B60G17/019Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by the type of sensor or the arrangement thereof
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高さ検知手段を小型化し、空気ばね全体の小
型化を実現する。 【構成】 台車1〜5と、台車上に配設した車体6と
を、車幅方向に間隔をおいて位置する一対の空気ばね7
によって相互連結し、前記車体6を、両空気ばね間で、
それの幅方向中央部に突設されて台車1〜5に嵌まり込
むピン8を中心として、その台車1〜5に対して揺動可
能ならしめ、空気ばね7を、上下の面板11,12と、
それらの両面板に気密に連結した筒状可撓膜体13と、
それらにより画成される空気室14への加圧空気の給排
口と、その空気室内で、上面板11に取付けた高さセン
サ22と、下面板12に取付けられて、高さセンサ22
からの信号を反射する反射板23とを具えるものとし、
高さセンサ22および反射板23を、空気ばねの中心位
置より、車幅中央部側に偏らせて位置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄道車両用の高さセ
ンサ付き空気ばね装置に関するものであり、特には、空
気ばね装置の小型化を可能ならしめるものである。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両に適用される空気ばねの高さ、
ひいては、台車と車体との間隔の制御は、通常は、空気
ばねに供給される空気の容量を調節することによって行
われており、この場合において、空気ばねの実際の高さ
は、空気ばねの上下の端面を機械的に連結する検出機構
を用いて測定することが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、鉄道車両に
適用される最近の空気ばねは、上下方向のみならず、前
後および左右方向にもまた大きく変形することから、前
記検出機構を、これらの前後および左右方向の変形に十
分に追従させてなお、空気ばねの高さを正確に測定すべ
く機能させる場合には、その検出機構の構造が複雑にな
るとともに、占有スペースが大きくなり、しかも検出機
構が高価になるという問題があった。
【0004】そこで、出願人は先に、従来技術の有する
このような問題点を解決した空気ばねを、特願平6−2
55356号として提案した。この空気ばねは、上面板
および下面板のそれぞれに、筒状可撓膜体のそれぞれの
端部を気密に連結するとともに、それらの面板のいずれ
か一方にゴム積層体を連結し、また、それぞれの面板と
筒状可撓膜体とで画成される空気室への加圧空気の給排
口を設けるとともに、その給排口を経て、空気室に対す
る加圧空気の給排を行う給排制御手段を設けたものにお
いて、空気室の内側で、いずれか一方の面板に高さセン
サを、そして他方の面板に、その高さセンサからの信号
を反射する反射板をそれぞれ取付けたものであり、これ
によれば、とくには、非接触式の高さセンサを用いるこ
とで、空気ばねの前後および左右方向への変形量の多少
にかかわらず、それの高さを、簡単にして小型で、かつ
安価な高さ測定手段によって、正確かつ迅速に検知する
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鉄道用車両
において、たとえば、このような空気ばねの一対によ
り、台車と、その台車上に配設した車体とを車幅方向に
間隔をおいた位置で相互連結するとともに、その車体
を、両空気ばね間で、それの幅方向中央部に突設されて
台車に嵌まり込むピンを中心として、その台車に対し
て、たとえば水平面内で揺動可能ならしめた場合には、
空気ばねの前後方向の変位は、車体中央のピンを中心と
した、台車に対する車体の揺動運動によって発生するこ
とになり、従って、空気ばねの高さ検知手段の配設位置
によっては、その高さ検知手段、ひいては、空気ばね全
体の大型化が余儀なくされるという問題があった。
【0006】この発明は、このような問題点を解決すべ
くなされたものであり、空気ばねの前後方向の変形量が
大きくなってもなお、高さ検知手段の、一方の面板に取
付けた高さセンサと、他方の面板に取付けた反射板との
相対変位量を十分少ならしめることによって空気ばねの
小型化を可能ならしめた鉄道車両用空気ばね装置を提供
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の鉄道車両用空
気ばね装置は、台車と、この台車上に配設した車体と
を、車幅方向に間隔をおいて位置する一対の空気ばねに
よって相互連結するとともに、前記車体を、両空気ばね
間で、それの幅方向中央部に突設されて台車に嵌まり込
むピンを中心として、その台車に対して揺動可能ならし
めた鉄道車両において、前記空気ばねを、上下に対をな
すそれぞれの面板と、それらの両面板にそれぞれの端部
を気密に連結した筒状可撓膜体と、それぞれの面板およ
び筒状可撓膜体により画成される空気室への加圧空気の
給排口と、その空気室内で、いずれか一方の面板に取付
けた高さセンサと、他方の面板に取付けられて、高さセ
ンサからの信号を反射する反射板とで構成し、前記高さ
センサおよび反射板のそれぞれを、空気ばねの中心位置
より車幅中央部側に偏らせて位置させたものである。
【0008】
【作用】この空気ばね装置では、高さセンサおよび反射
板からなる高さ検知手段を、空気ばね中心より、車幅中
央部側に偏らせて位置させることにより、たとえばボル
スタレス台車に対する車体の、ピンを中心とした相対揺
動に際する、高さセンサと反射板との相対変位量を、そ
の高さ検知手段を空気ばね中心より、車幅方向外側に配
設した場合に比してはるかに小さくすることができ、こ
の結果として、反射板の設置領域を有効に狭めることが
できるので、高さ検知手段を十分に小型化して、空気ば
ねの全体を、高さ検知手段に制約されることのない所要
寸法とすることができる。
【0009】
【実施例】以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1(a)はこの発明の実施例を示す略線縦断
面図であり、図中1は輪軸を、2は台車枠を、そして3
は下面の少なくとも一部に弧状曲面を有する振子梁をそ
れぞれ示す。ここで、輪軸1上には、軸ばね4を介して
台車枠2を配設し、そして、その台車枠2上には、ころ
5を介して振子梁3を配設する。この振子梁3は、たと
えば、それの上方に配設した車体6への遠心力の作用に
際し、ころ5上を、振り子のように図の左右方向に変位
して、乗客への遠心力の作用を緩和する。
【0010】またここでは、振子梁3とその上方の車体
6とを、車幅方向に間隔をおいて位置する一対の空気ば
ね7によって相互連結するとともに、その車体6の幅方
向中央部でそこから下方へ突設したピン8を、両空気ば
ね7間で、台車、ひいては、振子梁3に嵌め込み、これ
によって、車体6の、その振子梁3の上面と実質的に平
行な面内での揺動を可能ならしめる。
【0011】図1(b)は、空気ばね7の、このような
取付け状態を、車体を取除いて示す略線平面図であり、
その車体6の、振子梁3に対する揺動は、そこに形成し
た差込穴9内へ車体ピン8を差込んだ状態で、車体6
が、その差込穴9の中心を揺動中心として図に矢印Aで
示すように、図の時計周りおよび反時計周りに相対変位
することにより行われ、この結果として、それぞれの空
気ばね7は車体6の前後方向に大きく変形されることに
なる。
【0012】図2は、以上のように適用される空気ば
ね、なかでも、図1(b)の左側に示す空気ばね7を例
示する縦断面図であり、ここでは、上下の面板11,1
2のそれぞれに、筒状可撓膜体13の上下の端部を気密
に連結して、それらの面板11,12と筒状可撓膜体1
3とで囲繞される空気室14を画成する。
【0013】またここでは、下面板12の下面に、全体
としてほぼ円筒形状をなす、任意構成部材としてのゴム
積層体15を同心連結し、このゴム積層体15の下端に
位置するストッパープレート16に、図示しない補助タ
ンクに接続される接続口部17を、ゴム積層体15の下
方へ筒状に突出させて設ける。
【0014】この一方で、上面板11の中央部には加圧
空気の給排口18を設け、この給排口18を、給排制御
手段19を介して加圧空気供給手段20に接続する。な
おこの例では、下面板12に可変絞り弁21を配設し、
これにより、空気室14と補助タンクとの圧力差が所定
値を越えたときにだけ、それら両者の連結、ひいては、
それらの間での加圧空気の流動を可能ならしめる。
【0015】この可変絞り弁21は、具体的には図3に
示すように、下面板12に取付けたカップ状ハウジング
21aの周壁および底壁のそれぞれに通孔21bを設
け、そして、そのハウジング内に、ばね21cによって
相互に離隔する方向に付勢された弁体21dとばね座部
材21eとを、それらに貫通するボルト21fの拘束下
で配置して、ばね座部材21eを底壁通孔21bの周り
に、そして、弁体21dを、ハウジング21aに取付け
た内向フランジ21gおよびボルト21fの上端部に取
付けた弁座21hのそれぞれに着座させ、さらに、その
弁体21dを、それとハウジング底壁との間に介装し
た、ばね定数の大きな他のばね21iによって内向フラ
ンジ21gおよび弁座21hに強く押圧することによっ
て構成したものである。
【0016】このような可変絞り弁21において、空気
室14の内圧P1 が補助タンク側の内圧P2 より大きく
なると、弁体21dおよび弁座21hが図3(b)に示
すように、それぞれのばね21c,21iのばね力に抗
して一体的に下降変位し、このことにて、その弁体21
dと内向フランジ21gとの間に圧力差に応じた間隙が
生じるので、空気室内の加圧空気は、その間隙から、ハ
ウジング21aに設けた通孔21bを経て補助タンク側
へ流入する。
【0017】この一方で、補助タンク側の内圧P2 が空
気室内圧P1 より大きくなると、ばね座部材21eおよ
びボルト21fが、図3(c)に示すように、弁座21
hとともに、一方のばね21cのばね力に抗して上昇変
位して、その弁座21hと弁体21dとの間の圧力差に
応じた隙間をもたらし、これにより、補助タンク側の加
圧空気がハウジング通孔21bからその隙間を経て空気
室14へ流入する。
【0018】さらにここでは、空気室14の内側でその
空気室14の中心位置、いいかえれば空気ばね7の中心
位置よりも、図1,2の差込孔9側に偏らせた位置に
て、上面板11に、例えば、光学式の高さセンサ22を
取付けるとともに、下面板12の、その高さセンサ22
と対向する位置に反射板23を取付ける。この反射板2
3は、図4に平面図で例示するように、上下の面板1
1,12の相互に、前後および左右方向の相対変位が生
じても、高さセンサ22から発せられた光を、その高さ
センサ22に向けて確実に反射するに十分な表面積を有
する。
【0019】ここにおいて、上下の面板11,12の前
後方向の変位は、前述したように、振子梁3の差込穴9
を中心とする、車体6の揺動運動に起因して発生するの
で、反射板23を、所定の幅を有するとともに、前記差
込穴9を中心とする円弧形状とした場合には、反射板の
トータル表面積を有効に低減させてなお、各方向の相対
変位に十分に対応させることができる。
【0020】このような構成の下で、高さセンサ22
は、そこから発せられた光が、反射板23を経て再びそ
こへ戻るときの光の強さを計測することによって空気室
14の高さ、直接的には、高さセンサ22と反射板23
との間の距離を検知することができる。従って、ゴム積
層体15より上方に位置する空気ばね部分の高さは、前
記検知結果に、上下の面板部分の所定の厚さを加算する
ことによって求めることができる。
【0021】ここで、高さセンサ22を下面板12に、
そして反射板23を上面板11にそれぞれ取付けること
もでき、このことによっても前述したと同様の作用をも
たらすことができる。
【0022】さらに図示例では、これも空気室14の内
側で、上面板11に、空気室内圧を測定する圧力センサ
24を取付ける。なお、この圧力センサ24は、給排口
18と給排制御手段19との間の配管の途中に配設する
ことも可能である。
【0023】このように構成してなる空気ばねにおいて
は、それの高さ、いいかえれば上面板11の上面から、
ゴム積層体15の下面までの距離の測定は、たとえば、
高さセンサ22を作用させることによって、空気室高
さ、ひいては、空気ばねの、ゴム積層体15より上方に
位置する部分全体の高さを検知し、また圧力センサ24
からの圧力信号に基づいて、ゴム積層体15の高さの、
基準値に対する変化量、ひいては、ゴム積層体15の現
実の高さを演算し、その後、それらの両高さを加算する
ことによって行うことができる。
【0024】なお、空気室内圧と、ゴム積層体15の高
さ変化量との関係は、たとえば、5kgf/cm2 のと
きのゴム積層体15の高さを基準高さとした場合は、図
5にグラフで例示するようになるので、グラフに示され
る高さ変化量をゴム積層体15の基準高さに加算するこ
とによってゴム積層体15の現実の高さを簡単に演算す
ることができる。ところで、ゴム積層体15の基準高さ
と、それの高さ変化量とを予め加算した場合には、圧力
センサ24によって測定された空気室内圧に基づいて、
ゴム積層体15の現実の高さを直ちに求めることができ
る。
【0025】かくしてここでは、高さセンサおよび反射
板からなる、小型にして簡単で、しかも安価な高さ検知
手段を用いることで、空気ばねの前後および左右方向の
水平変形量のいかんにかかわらず、空気ばねの現実の高
さを、空気ばね全体としての嵩、重量などを実質的に増
加させることなしに正確にかつ迅速に測定することがで
きる。
【0026】しかも、この発明によれば、空気ばねの鉄
道用車両への適用状態において、高さセンサ22および
反射板23からなる高さ検知手段を、空気ばね7の中心
位置より、車幅中央部側に偏らせて位置させていること
から、空気ばね7の大きな前後方向変形に対しても、高
さセンサ22と反射板23との前後方向の相対変位量を
十分小ならしめることができ、これがため、高さ検知手
段の小型化、ひいては、空気ばね全体の、高さ検知手段
に影響されることのない小型化を実現することができ
る。
【0027】より具体的には、図1(b)に示すところ
において、差込穴9の中心から空気ばね7の中心までの
距離をたとえば875mmとした状態の下で、高さ検知
手段を、空気ばね中心の内側方向へ30mm偏らせた場
合の揺動半径は845mmとなるに対し、空気ばね中心
の外側方向へ30mm偏らせた場合の揺動半径は905
mmとなる。ここで、空気ばね7の中心が前後方向に1
00mm変位したとすると、そのときの車体揺動角度は
6.5゜となる。従って、揺動角度が6.5゜であると
きの揺動半径が905mmの場合の近似弧長と、845
mmの場合の近似弧長との差は、 (905× tan6.5゜)−(845× tan6.5゜)
≒6.8mm となり、空気ばね中心の内側方向に偏らせて反射板23
を配設した場合には、外側方向に偏らせてそれを配設す
る場合に比して、反射板23の長さを有効に短縮して、
高さ検知手段を小型化することができる。
【0028】
【発明の効果】かくして、この発明によれば、高さセン
サと反射板との相対変位量を有効に低減して、それらか
らなる高さ検知手段を小型化することができ、この結果
として、空気ばねの全体を、高さ検知手段に制約される
ことなく、十分小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す略線縦断面図および略
線平面図である。
【図2】空気ばねを例示する縦断面図である。
【図3】可変絞り弁の作用を示す断面図である。
【図4】反射板の配設例を示す平面図である。
【図5】空気室内圧に対するゴム積層体の高さ変化量を
示すグラフである。
【符号の説明】
1 輪軸 2 台車枠 3 振子梁 4 軸ばね 5 ころ 6 車体 7 空気ばね 8 ピン 9 差込穴 11 上面板 12 下面板 13 筒状可撓膜体 14 空気室 15 ゴム積層体 18 給排口 19 給排制御手段 20 加圧空気供給手段 21 可変絞り弁 22 高さセンサ 23 反射板 24 圧力センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車と、この台車上に配設した車体と
    を、車幅方向に間隔をおいて位置する一対の空気ばねに
    よって相互連結するとともに、前記車体を、両空気ばね
    間で、それの幅方向中央部に突設されて台車に嵌まり込
    むピンを中心として、その台車に対して揺動可能ならし
    めた鉄道車両において、 前記空気ばねを、上下に対をなすそれぞれの面板と、そ
    れらの両面板にそれぞれの端部を気密に連結した筒状可
    撓膜体と、それぞれの面板および筒状可撓膜体により画
    成される空気室への加圧空気の給排口と、その空気室内
    で、いずれか一方の面板に取付けた高さセンサと、他方
    の面板に取付けられて、高さセンサからの信号を反射す
    る反射板とで構成し、前記高さセンサおよび反射板のそ
    れぞれを、空気ばねの中心位置より、車幅中央部側に偏
    らせて位置させてなる鉄道車両用空気ばね装置。
JP2269195A 1995-02-10 1995-02-10 鉄道車両用空気ばね装置 Pending JPH08216880A (ja)

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