JPH08215942A - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JPH08215942A
JPH08215942A JP4833095A JP4833095A JPH08215942A JP H08215942 A JPH08215942 A JP H08215942A JP 4833095 A JP4833095 A JP 4833095A JP 4833095 A JP4833095 A JP 4833095A JP H08215942 A JPH08215942 A JP H08215942A
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box receiver
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component
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JP4833095A
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Inventor
Mitsuru Harada
充 原田
Shigeru Fujita
茂 藤田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品供給のために収容箱を入れ替える際の待
ち時間を無くし、組立作業の効率化を図った部品供給装
置を提供する。 【構成】 部品Wを収容された第1の収容箱1aを載置
する第1の収容箱受け2aと、部品Wを収容された第2
の収容箱1bを載置する第2の収容箱受け2bを備え、
第1の収容箱受け2aと第2の収容箱受け2bを上下二
段に配置するとともに、第1の収容箱受け2aと第2の
収容箱受け2bを組立機の部品取出し位置P2 に交互に
移送する手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組立ロボットなどに組
立部品を供給するための部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の部品供給装置としては、例えば、
特開平1−40236号公報や特開平1−40226号
公報に記載のものが知られている。前者の部品供給装置
は、部品ストック部と部品チェンジ部との間に空の収容
箱と実の収容箱を入れ替える渡し手段を設けるととも
に、この渡し手段の下方に位置して空の収容箱を受けて
排出する手段を設けものである。また、後者の部品供給
装置は、部品ストック部と部品チェンジ部の間に、部品
チェンジ部の収容箱内の部品の数が減少すると部品チェ
ンジ部の収容箱と部品ストック部の収容箱とを入れ替え
る手段を設けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の部品供給装置は、部品チェンジ部が1個所であ
るため、収容箱を入れ替える際に組立ロボットに待ち時
間が生じてしまい、組立作業の効率が悪いという問題が
あった。
【0004】本発明は、前記のような問題を解決するた
めになされたもので、部品供給のために収容箱を入れ替
える際の待ち時間を無くし、組立作業の効率化を図った
部品供給装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の部品供給装置は、部品を収容された第1の
収容箱を載置する第1の収容箱受けと、部品を収容され
た第2の収容箱を載置する第2の収容箱受けを備え、前
記第1の収容箱受けと第2の収容箱受けを上下二段に配
置するとともに、前記第1の収容箱受けと第2の収容箱
受けを組立機の部品取出し位置に交互に移送する手段を
設けたことを特徴とする。
【0006】また、組立機の部品取出し位置に移送され
た収容箱受けに載置された収容箱からすべての部品が取
り出された時に、当該収容箱受けを部品供給位置まで後
退させるように指示する手段を備えたものである。
【0007】また、組立機の部品取出し位置に移送され
た収容箱受けに載置された収容箱から組立機が部品を取
り出している間に、他方の収容箱受けを部品供給位置に
移送する手段を備えたものである。
【0008】
【作用】上下二段に配置された2つの収容箱受けは組立
機の部品取出し位置に交互に移送される。したがって、
一方の収容箱受けに載置された収容箱内の部品が無くな
ると、これに替わって他方の収容箱受けが組立機の部品
取出し位置に移動されるので、収容箱の交替に待ち時間
を生じることがなくなる。また、組立機が部品取出し位
置にある収容箱内の部品を他方の収容箱に邪魔されるこ
となく、上方から取ることができる。
【0009】また、組立機の部品取出し位置に移送され
た収容箱受けに載置された収容箱からすべての部品が取
り出された時に、当該収容箱受けを部品供給位置まで後
退させるように指示する。したがって、収容箱内の部品
が無くなった時に、収容箱受けを速やかに部品供給位置
に移動することができる。
【0010】また、組立機の部品取出し位置に移送され
た収容箱受けに載置された収容箱から組立機が部品を取
り出している間に、他方の収容箱受けを部品供給位置に
移送する。したがって、組立機によって部品を取り出さ
れている間に、他方の収容箱受けに部品の入った収容箱
を載せ替えることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について、図1〜
図8を参照して説明する。図1は上側の収容箱受けが組
立ロボットの部品取出し位置まで前進した状態の全体斜
視図、図2は下側の収容箱受けが組立ロボットの部品取
出し位置まで前進した状態の全体斜視図、図3は実施例
の平面図、図4は実施例の正面図、図5は実施例の側面
図、図6はエアシリンダとベルト部分の平面図、図7は
その側面図、図8はエアシリンダの一部切欠側面図であ
る。
【0012】この第1実施例に係る部品供給装置は、図
2,図3にその全体斜視図を示すように、組立部品Wを
収容した収容箱1a,1bを載置する2つの収容箱受け
2a,2bを上下二段に備えており、下側収容箱受け2
bが部品供給位置P1 に位置するときに上側収容箱受け
2aが組立ロボットの部品取出し位置P2 に位置し(図
1)、上側収容箱受け2aが部品供給位置P1 に位置す
るときに下側収容箱受け2bが組立ロボットの部品取出
し位置P2 に位置する(図2)ように、エアシリンダ
3,4によってそれぞれ交互に移送するようにしたもの
である。
【0013】すなわち、図面を参照して、前記第1実施
例の構成を説明すると、上側収容箱受け2aは、スライ
ドフレーム5に設けられた収容箱ガイド6,6にスライ
ダ7,7により摺動自在に取り付けられており、スライ
ドフレーム5上で前後方向へ自由に動けるようになって
いる。さらに、この上側収容箱受け2aを取り付けられ
たスライドフレーム5は、スライダ8によってフレーム
ガイド9上に摺動自在に載せられており、スライドフレ
ーム5全体がフレームガイド9上で前後方向へ自由に動
けるようになっている。
【0014】前記スライドフレーム5の中央には、エア
シリンダ3が移動方向に掛け渡されている。上側収容箱
受け2aは、その裏面においてこのエアシリンダ3のス
ライダ10に固着され、スライダ10が移動されたと
き、これと一体になって移動するように構成されてい
る。このエアシリンダ3は、図8に示すように、非磁性
パイプ11内に永久磁石12を摺動自在に嵌挿するとと
もに、この非磁性パイプ11の周囲に、永久磁石13を
内蔵したスライダ10を摺動自在に嵌合したもので、左
右のエア供給口14a,14bから高圧空気を選択的に
注入することにより、その空気圧によって非磁性パイプ
11内の永久磁石12を右または左へ移動せしめ、この
移動する永久磁石12の磁力でスライダ10内の永久磁
石13を引っ張ることにより、スライダ10を左右へ移
動させるようにしたものである。
【0015】また、前記スライドフレーム5の移動方向
の両端面には滑車15,16が固設され、それぞれの滑
車にはベルト17,18が通されている。このベルト1
7,18の一方の端部はベルト固定具19,20によっ
て上側収容箱受け2aの裏面適宜位置にそれぞれ固定さ
れ、他方の端部はベルト固定具21,22によって架台
23の上段部38の前後方向両端の適宜位置にそれぞれ
固定されている。
【0016】下側収容箱受け2bは、前記スライドフレ
ーム5の下部に位置して、架台23の中段部39部分に
配置されている。この下側収容箱受け2bは、その裏面
を中段部39の前後方向に掛け渡されたエアシリンダ4
のスライダ24に固着されている。このエアシリンダ4
は、前述した図8のエアシリンダ3と同様の構造になる
もので、エアシリンダ4の左右端に設けられたエア供給
口から高圧空気を選択的に注入することにより、その空
気圧によって内蔵された永久磁石を右または左へ移動せ
しめ、この移動する永久磁石の磁力でスライダ24に内
蔵した永久磁石を引っ張ることにより、スライダ24を
左右へ移動させるようにしたものである。
【0017】架台23の上段部38の所定位置には、図
3に示すように、スライドフレーム5の移動位置を検知
するための位置検知光電スイッチ25a,25bが設け
られており、移動されてくるスライドフレーム5のスト
ッパ27についたドグ42によって光が遮られることに
より、スイッチが作動するようになっている。また、こ
の位置検知光電スイッチ25a,25bの横にはそれぞ
れショックアブソーバ26が設けられており、スライド
フレーム5のストッパ27が当たる際の衝撃を吸収して
いる。
【0018】部品供給位置P1 側には、上側収容箱1
a,下側収容箱1bを検出するための収容箱検知センサ
28,29が設けられており、収容箱1a,1bに貼ら
れているIDシール(図示なし)のID情報を読み取る
ことにより、上側収容箱受け2aおよび下側収容箱受け
2bに収容箱1a,1bが載せられたことを検出すると
ともに、この載せられた収容箱1a,1bに収容されて
いる組立部品の種別を識別できるようになっている。
【0019】なお、30〜33はエアシリンダ3,4に
駆動用の高圧空気を送給するためのエアチューブであっ
て、チューブガイド34によって保護されている。35
はエアコンプレッサ、36はエアチューブ30〜33へ
の高圧空気の送給を切り換えるバルブ、37はバルブの
切り換えと装置全体の動作制御を行なう制御部である。
【0020】次に、前記構成になる第1実施例の部品供
給動作を説明する。まず最初に、現在、上側収容箱受け
2aならびに下側収容箱受け2bが部品供給位置P1
組立ロボットの部品取出し位置P2 のどちら側に位置し
ているかを初期条件として制御部37に入力する。い
ま、上側収容箱受け2aならびに下側収容箱受け2bは
図1のような状態にあるものとして、以下の説明を進め
る。
【0021】次に、所定の組立部品Wを収容した収容箱
1bを部品供給位置P1 にある下側収容箱受け2bにセ
ットし、図示外のスイッチなどを押してセット完了信号
を入力すると、収容箱検知センサ29は下側収容箱受け
2bに載せられた収容箱1bのIDシールのID情報を
読み取り、制御部37に送る。制御部37は、このID
情報に基づいて、下側収容箱受け2bに収容箱1bがセ
ットされたこと、およびこの収容箱1b内に収容されて
いる組立部品Wを識別する。
【0022】前記のように、組立部品Wを収容した収容
箱1bが下側収容箱受け2bにセットされた状態におい
て組立ロボット(図示略)から部品要求信号が入力され
ると、制御部37はバルブ36を制御し、エアチューブ
30からエアシリンダ3に高圧空気を送給開始するとと
もに、エアチューブ33からエアシリンダ4に高圧空気
を送給開始する。
【0023】エアチューブ30からエアシリンダ3に高
圧空気が送給されると、エアシリンダ3のスライダ10
は部品供給位置P1 側に向かって移動を開始する。した
がって、このスライダ10に固着された上側収容箱受け
2aも、収容箱ガイド6,6に案内されて部品供給位置
1 側に向かって移動を開始する。
【0024】このとき、上側収容箱受け2aの裏面のベ
ルト固定具20にその一端を固定されたベルト18は、
滑車16を介して他端側のベルト固定具22を引っ張る
ように作用する。このため、上側収容箱受け2aが部品
供給位置P1 側に向かって移動するに従って、フレーム
ガイド9上に移動自在に載せられているスライドフレー
ム5がベルト18によって引かれ、部品供給位置P1
に向かって移動する。
【0025】前記上側収容箱受け2aが、図2に示す部
品供給位置P1 まで到達すると、スライドフレーム5の
ストッパ27についたドグ42が位置検知光電スイッチ
25a(図3参照)の光を遮り、位置検知光電スイッチ
25aから位置決め完了信号が出力される。
【0026】一方、下側のエアシリンダ4のスライダ2
4は、エアチューブ33から高圧空気が送給開始される
と、前記上側収容箱受け2aとは逆に、組立ロボットの
部品取出し位置P2 に向かって移動し、前記上側収容箱
受け2aが部品供給位置P1に到達すると同時に、下側
収容箱受け2bも組立ロボットの部品取出し位置P2
到達する。
【0027】上記のようにして、下側収容箱受け2bが
組立ロボットの部品取出し位置P2に停止されると、図
示を略した組立ロボットが稼働開始され、そのアームを
伸縮回動して下側収容箱受け2bに載った収容箱1b
(図2には図示せず)内から組立部品Wを取り出し、所
望の組立作業を実行する。
【0028】この組立作業が行なわれている間に、部品
供給位置P1 にある上側収容箱受け2aには、次に使う
組立部品Wを収容した収容箱1aを載せ、組立ロボット
の部品供給要求に備えて待機させる。
【0029】組立ロボットによる組立作業が進み、組立
ロボットの部品取出し位置P2 にある収容箱1b内の組
立部品Wの全数あるいは所定数の取り出しが終了する
と、組立ロボットは制御部37へ収容箱取替え指令信号
を送る。
【0030】制御部37は、この収容箱取替え指令信号
を受信すると、バルブ36を制御し、エアチューブ31
からエアシリンダ3に高圧空気を送給開始するととも
に、エアチューブ32からエアシリンダ4に高圧空気を
送給開始する。
【0031】エアチューブ31からシリンダ3に高圧空
気が送給されると、シリンダ3のスライダ10は組立ロ
ボットの部品取出し位置P2 側に向かって移動を開始す
る。したがって、このスライダ10に固着された上側収
容箱受け2aも、収容箱ガイド6,6に案内されて組立
ロボットの部品取出し位置P2 側に向かって移動を開始
する。
【0032】このとき、上側収容箱受け2aの裏面のベ
ルト固定具19にその一端を固定されたベルト17は、
滑車15を介して他端側のベルト固定具21を引っ張る
ように作用する。このため、上側収容箱受け2aが組立
ロボットの部品取出し位置P 2 側に向かって移動するに
従って、フレームガイド9上に移動自在に載せられてい
るスライドフレーム5もベルト17によって引かれ、組
立ロボットの部品取出し位置P2 側に向かって移動す
る。
【0033】前記のようにして、上側収容箱受け2aが
図1に示す組立ロボットの部品取出し位置P2 まで到達
すると、スライドフレーム5のストッパ27についたド
グ42が位置検知光電スイッチ25b(図3参照)の光
を遮り、位置検知光電スイッチ25bから位置決め完了
信号が出力される。
【0034】一方、下側のエアシリンダ4のスライダ2
4は、エアチューブ32から高圧空気が送給開始される
と、前記上側収容箱受け2aとは逆に、部品供給位置P
1 に向かって移動を開始し、前記上側収容箱受け2aが
組立ロボットの部品取出し位置P2 に到達すると同時
に、下側収容箱受け2bも部品供給位置P1 に到達す
る。
【0035】上記のようにして、上側収容箱受け2aが
組立ロボットの部品取出し位置P2に停止されると、図
示を略した組立ロボットが稼働開始され、そのアームを
伸縮回動して上側収容箱受け2aに載った収容箱1a
(図1には図示せず)内から組立部品Wを取り出し、所
望の組立作業を実行する。
【0036】この組立作業が行なわれている間に、部品
供給位置P1 にある下側収容箱受け2bには、次に使う
組立部品Wを収容した収容箱1bを載せ、組立ロボット
の部品供給要求に備えて待機させる。以上述べた部品供
給動作のフローを図9および図10に示す。
【0037】上記第1実施例の部品供給装置は、図11
(A)(B)に示すように、一方の収容箱受けが部品供
給位置P2 において組立ロボットに組立部品を供給して
いる間に、部品供給位置P1 において他方の収容箱受け
に次に必要な組立部品を収容した収容箱を載置して待機
させ、組立ロボットから収容箱取替え指令信号が出力さ
れたときに、この待機している収容箱受けを組立ロボッ
トの部品取出し位置P 2 に移送することにより、次の組
立部品を供給する。このため、組立部品の供給が短時間
の内にスムーズに行なわれる。
【0038】また、上下2つの収容箱受け2a,2bは
1 ,P2 位置に交互に移送されるので、P1 ,P2
置において上側収容箱受け2aが下側収容箱受け2bの
上方に位置して邪魔をするようなことがなくなる。この
ため、下側収容箱受け2bに対する部品取り出しと収容
箱の載せ替え作業もスムーズに行うことができる。
【0039】図12は、前記第1実施例における上側収
容箱受け2aの移送ストロークの説明図である。この図
から分かるように、エアシリンダ3のスライダ10の移
動距離をLとするとき、上側収容箱受け2aはその2倍
の2Lという大きな移送ストロークを得ることができ
る。
【0040】図13〜図15に本発明の第2実施例を示
す。なお、これら図13〜図15は、上側収容箱受け2
a部分のみを示したもので、下側収容箱受け2b部分に
ついては第1実施例と同様であるので図示を省略した。
また、第1実施例と同一の作用をなす同一の機構部品に
は同一の符号を付して示した。
【0041】この第2実施例の部品供給装置は、図13
および図14に示すように、上側収容箱受け2a用のエ
アシリンダ3をスライドフレーム5の横に位置して架台
23の上段部38に固定配置するとともに、上側収容箱
受け2aとスライドフレーム5はそれぞれスライダ4
0,41によって摺動自在とし、エアシリンダ3のスラ
イダ10をスライドフレーム5に固着することにより、
スライドフレーム5を移動させるようにしたものであ
る。したがって、上側収容箱2aは、スライドフレーム
5の移動に従ってベルト17,18で引っ張られ、図1
5中に矢印で示すように左右方向へ移動する。
【0042】この第2実施例の場合、エアシリンダ3を
スライドフレーム5の横に配置しているので、前記第1
実施例のものよりも上側収容箱受け2aとスライドフレ
ーム5部分の上下方向の厚さを薄くすることができる。
【0043】図16〜図18に本発明の第3実施例を示
す。図16は略示全体斜視図、図17は架台の全体斜視
図である。なお、第1実施例と同一の作用をなす同一の
機構部品には同一の符号を付して示した。
【0044】この第3実施例の部品供給装置は、第1実
施例(図1および図2参照)における下側収容箱受け2
bについても、上側収容箱受け2aと同じく、スライド
フレーム5,エアシリンダ3,スライダ10,ベルト1
7,18からなるスライドフレーム式の移送機構を採用
したものである。このように上下の収容箱受け2a,2
bにスライドフレーム式の移送機構を採用した場合、こ
れら上下の移送機構を組み付ける架台42は、図17に
示すように各段を同一の棚形状に構成することができ、
各段の棚にスライド式移送機構を組み付けるためのフレ
ームガイド9をそれぞれ設けるだけで済む。このため、
架台42の棚の数を増やしていくだけで、多段構成の部
品供給装置を簡単に作ることができる。
【0045】図18(A)(B)に、前記第3実施例の
部品供給装置における上下の収容箱受け2a,2bの移
送状態図を示す。この図から分かるように、第3実施例
の場合、下側収容箱受け2bにもスライド式の移送機構
を採用しているため、第1実施例における架台23の中
段部39(図1参照)のような下側収容箱受け支持用の
出っ張り部が不要となり、架台42は図17に示したよ
うに出っ張りのない直方体形状とすることができる。こ
のため、移送方向の寸法をそれだけ短くすることがで
き、部品供給装置全体の形状をより小型化することがで
きる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よるときは、上下二段に配置された2つの収容箱受けが
組立機の部品取出し位置に交互に移送されるので、収容
箱の交替に待ち時間を生じることがなくなり、組立効率
を向上することができる。また、組立機が部品取出し位
置になる収容箱内の部品を他方の収容箱に邪魔されるこ
となく、上方から取ることができる。さらに、第1の収
容箱受けと第2の収容箱受けを上下二段に配置している
ので、装置の専有面積が小さくなり、小型化を図ること
ができる。
【0047】また、請求項2の発明によるときは、組立
機の部品取出し位置に移送された収容箱受けに載置され
た収容箱からの部品の取り出しが終了した時に、当該収
容箱受けを部品供給位置まで後退させるように指示する
ようにしているので、収容箱内の部品が無くなった時に
収容箱を速やかに交替することができ、作業効率を向上
することができる。
【0048】また、請求項3の発明によるときは、組立
機が部品を取り出している間に、他方の収容箱受けを部
品供給位置に移送するようにしているので、作業効率を
さらに向上することができる。また、一方の収容箱受け
から部品を取り出すときに組立機が他方の収容箱受けに
接触することがなくなり、安全性と作業効率を向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例において上側収容箱受けが組立ロボ
ットの部品取出し位置まで前進した状態の全体斜視図で
ある。
【図2】第1実施例において下側収容箱受けが組立ロボ
ットの部品取出し位置まで前進した状態の全体斜視図で
ある。
【図3】第1実施例の平面図である。
【図4】第1実施例の正面図である。
【図5】第1実施例の側面図である。
【図6】第1実施例のエアシリンダとベルト部分の平面
図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】エアシリンダの一部切欠側面図である。
【図9】第1実施例の動作のフローチャートである。
【図10】第1実施例の動作のフローチャート(図9の
続き)である。
【図11】第1実施例における上下の収容箱受けの移送
状態図である。
【図12】第1実施例における上側収容箱受けの移送ス
トロークの説明図である。
【図13】第2実施例の略示平面図である。
【図14】第2実施例の略示側面図である。
【図15】第2実施例における上側収容箱の移送ストロ
ークの説明図である。
【図16】第3実施例の一部を省略した略示全体斜視図
である。
【図17】第3実施例における架台の全体斜視図であ
る。
【図18】第3実施例における上下の収容箱受けの移送
状態図である。
【符号の説明】
1a,1b 収容箱 2a 上側収容箱受け 2b 下側収容箱受け 3 上側収容箱受け用のエアシリンダ 4 下側収容箱受け用のエアシリンダ 5 スライドフレーム 6 収容箱ガイド 7 スライダ 8 スライダ 9 フレームガイド 10 スライダ 15,16 滑車 17,18 ベルト 25a,25b 位置検知光電スイッチ 30〜33 エアチューブ 35 エアコンプレッサ 36 バルブ 37 制御部 40,41 スライダ W 組立部品 P1 部品供給位置 P2 組立ロボットの部品取出し位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品を収容された第1の収容箱を載置す
    る第1の収容箱受けと、 部品を収容された第2の収容箱を載置する第2の収容箱
    受けを備え、 前記第1の収容箱受けと第2の収容箱受けを上下二段に
    配置するとともに、 前記第1の収容箱受けと第2の収容箱受けを組立機の部
    品取出し位置に交互に移送する手段を設けたことを特徴
    とする部品供給装置。
  2. 【請求項2】 組立機の部品取出し位置に移送された収
    容箱受けに載置された収容箱からの部品の取り出しが終
    了した時に、当該収容箱受けを部品供給位置まで後退さ
    せるように指示する手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の部品供給装置。
  3. 【請求項3】 組立機の部品取出し位置に移送された収
    容箱受けに載置された収容箱から組立機が部品を取り出
    している間に、他方の収容箱受けを部品供給位置に移送
    する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の部品
    供給装置。
JP4833095A 1994-12-13 1995-03-08 部品供給装置 Pending JPH08215942A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010530309A (ja) * 2007-05-31 2010-09-09 ウィンターボーン,インク. 工作機械用の改良型往復運動装置
CN105501847A (zh) * 2015-12-16 2016-04-20 嵊州市银河铝业有限公司 一种用于铝材生产线的传送装置
CN107662100A (zh) * 2017-11-09 2018-02-06 深圳市策维科技有限公司 一种手机组装流水线

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CN105501847A (zh) * 2015-12-16 2016-04-20 嵊州市银河铝业有限公司 一种用于铝材生产线的传送装置
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