JPH08215922A - 棒状材切断装置 - Google Patents

棒状材切断装置

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JPH08215922A
JPH08215922A JP2169495A JP2169495A JPH08215922A JP H08215922 A JPH08215922 A JP H08215922A JP 2169495 A JP2169495 A JP 2169495A JP 2169495 A JP2169495 A JP 2169495A JP H08215922 A JPH08215922 A JP H08215922A
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JP
Japan
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stopper
shaped material
cutting
rod
roller
Prior art date
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Ceased
Application number
JP2169495A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiaki Sugiyama
文昭 杉山
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KYOWA CHIYOKUSEN KOGYOSHO KK
Original Assignee
KYOWA CHIYOKUSEN KOGYOSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の棒状材切断装置は、切断長さが制約を
受ける等の問題があったので、本発明はかかる課題を解
決することを目的とする。 【構成】 台板11の一側に切断プレス1を設置し他側
にローラコンベアCを設けると共に一対の支持柱12を
設け、複数の平面19a,19bなどによって多角柱形
状に形成される取付け台19の両端に回転軸22を設
け、一対の支持柱12に設けた軸受21に回転軸22を
回動可能且つ軸方向移動可能に挿入し、各載置面19
a,19bなどに長手方向に延びる溝20を設け、溝2
0内に挿入されたボルト25で位置決めされたストッパ
24を固定し、ストッパ24をローラコンベアC上に位
置せしめる回転駆動部28を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄筋などの小径棒状材
を、複数種類の切断長さに切断する際に使用される棒状
材切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄筋などの小径棒状材を切断する従来の
棒状材切断装置は、図3の一部破断斜視図に示すよう
に、切断プレス1の一側(図3において左側)に、切断
プレス1のベッド面とほぼ同一高さの搬送面を有するロ
ーラコンベア2と、ストッパ装置3が配設される。ロー
ラコンベア2は、間隔を挟んで相対する一対のコンベア
フレーム4の水平方向に複数の軸受(図示しない)が設
けられ、この軸受に、ローラ5の両端部に設けられた軸
部5aが回転可能に支承される。
【0003】ストッパ装置3は、ローラコンベア2の下
方に設置される基台6と、基台6の上面に取り付けられ
る複数のエアシリンダ7と、エアシリンダ7のピストン
棒7aの先端に固着されるストッパ8とにより構成され
る。切断プレス1の切断位置は、固定された下刃9と上
下動可能な上刃10との間にあり、この切断位置からス
トッパ8までの距離が小径棒状材Wの切断長さとなる。
【0004】小径棒状材Wの切断を簡単に説明すると、
小径棒状材Wの切断長さに相当する位置にあるエアシリ
ンダ7を作動し、ストッパ8をローラコンベア2の搬送
面より上方に突出させ、小径棒状材Wを、切断プレス1
のベッド面を経由して、ローラコンベア2に搬入し、先
端をストッパ8に当接した後に、上刃10を下降して小
径棒状材Wを切断する。所定の長さに切断された小径棒
状材Wは、ローラコンベア2に隣接するシュート(図示
しない)により、或いは、作業者が把持して外側に排出
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の棒
状材切断装置には、次のような課題が残されていた。 (1) ストッパ8には、小径棒状材Wを当接したとき、及
び、切断したときに衝撃的な圧力が加わり、この圧力が
ピストン棒を屈曲させる方向に働くので、エアシリンダ
7の性能,寿命を低下させる問題がある。 (2) ストッパ8の位置はローラ5に干渉しない位置に制
約されるので、小径棒状材Wを所定の長さに切断できな
い場合がある。
【0006】(3) 今まで使用していたストッパを下降さ
せ、他のストッパを上昇させることにより、小径棒状材
Wの切断長さを変えることができるが、相隣るストッパ
装置3の間隔はストッパ装置3の巾寸法より小さくする
ことができないので、僅かに長さの異なる小径棒状材W
を切断することができない問題がある。本発明は、かか
る課題を解決することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の棒状材切断装置は、台板の上面の一側に切
断プレスを設置し、上記台板の上面の他側に一対の支持
柱を立設し、該一対の支持柱の間に、上記切断プレスで
切断された棒状材を搬出するローラコンベアを設け、複
数の平面によって多角柱形状に形成され、上記各平面に
長手方向に延びる溝が設けられる取付け台の両端部に、
上記一対の支持柱に回動可能に挿入される回転軸を設
け、上記取付け台と一方の上記支持柱の間に上記取付け
台を上記切断プレス方向に付勢する衝撃吸収用弾性体を
設け、上記取付け台を回転する回転駆動部を設け、上記
溝に沿って位置調整可能に設けられ上記ローラコンベア
の上方に突出するストッパと、該ストッパを固定する締
結ボルトにより棒錠材位置決め部を構成した。
【0008】上記ローラコンベアは、上記一対の支持柱
に両端部を固着される横梁と、該横梁を摺動可能なロー
ラ台と、該ローラ台に回転可能に支承されるローラとに
より構成することができる。又、上記取付け台の各平面
に、棒状材の切断長さを表示する目盛りを設けるとよ
い。
【0009】
【作用】上記のように構成された棒状材切断装置は、棒
状材の切断長さが複数種類である場合に、切断プレスの
切断刃から各ストッパまでの距離が各棒状材の切断長さ
となるように各ストッパを位置決めし、ボルトにより緊
締する。1つのストッパの固定位置は、他のストッパの
固定位置に影響されないので、寸法差の少ない棒状材の
切断が可能になる。各平面に棒状材の切断長さを表示す
る目盛りを設けた場合には、ストッパの位置決めが容易
になる。
【0010】次に、切断しようとする棒状材の切断長さ
に位置決めしたストッパがローラコンベア上に突出する
ように、回転駆動部を回転する。次に、切断プレスから
ローラコンベア上に搬出された棒状材をストッパに当て
る。棒状材をストッパに当てて位置決めした後に、切断
プレスを稼働して棒状材を所定長さに切断する。このと
き、ストッパに加わる衝撃力は衝撃吸収用弾性体に緩和
される。
【0011】棒状材の切断長さを変更する場合には、回
転駆動部の回転により、次の切断長さに相当するストッ
パをローラコンベア上に突出させる。このとき、ローラ
コンベアが、横梁を摺動可能なローラ台に設けられたロ
ーラである場合には、ローラをストッパの干渉を避ける
位置に退避させておくことができる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
すると、図1は本発明の棒状材切断装置の斜視図であ
り、図2は棒状材切断装置の正面図である。なお、従来
例と同一の部品に関しては同一符号を付してその詳細説
明を省略する。図1に示すように、台板11の右側に下
刃9と上刃10を有する切断プレス1が設置され、台板
11の左側に一対の支持柱12が配設される。
【0013】一対の支持柱12に横梁13の両端が固着
され、横梁13には、複数(本実施例では2個)のロー
ラ台14に設けられた角孔15が摺動可能に挿通され、
ローラ台14の上面の両端から突出する起立壁16に支
軸17の両端部が固着され、支軸17の中間部はフリー
ローラ18に挿入される。この横梁13,ローラ台1
4,フリーローラ18によりローラコンベアCが構成さ
れる。
【0014】取付け台19は、複数の平面19aにより
多角柱形状に形成され、各平面19aに長手方向に延び
るT型の溝20が設けられ、両端には、支持柱12に設
けられた軸受21(図2参照)に回転可能,且つ軸方向
に移動可能に挿入される回転軸22が設けられる。取付
け台19の長手方向には、切断プレス1の切断位置から
の距離を表示する目盛り23が設けられる(図2参
照)。
【0015】取付け台19の各平面19aに、L字形状
に形成され、T型溝20に沿って位置調整可能なストッ
パ24が設けられ、ストッパ24を貫通するボルト25
の頭部25aがT型溝20に挿入され、ボルト25に螺
合するナット26によりストッパ24が取付け台19に
固定される。このストッパ24,ボルト25及びナット
26により棒状材位置決め部Dが構成される。
【0016】図2に示すように、取付け台19の長さ
は、支持柱12,12の間隔寸法よりも短く、取付け台
19の左側端面と支持柱12との間に、ばね等の衝撃吸
収用弾性体27が挿入される。従って、取付け台19は
右側端面が、切断プレス1に近い支持柱12に当接する
方向に付勢される。
【0017】左側の回転軸22には、取付け台19の各
平面(19a,19bなど)が正面に向くように、回転
並びに位置決めする回転駆動部28が設けられる。回転
駆動部28は、モータと回転角度を検出してモータを停
止するセンサによって構成した電気的駆動機構でもよ
く、或いは、手動ハンドルと位置決めノックピンとによ
り構成される簡単な手動操作機構でもよい。
【0018】以上のように構成された棒状材切断装置に
よる小径の棒状材(鉄筋材)Wの切断動作を説明する。
棒状材Wの切断長さの種類に応じて、必要な数だけのス
トッパ24を位置決めし、ボルト25により緊締する。
このとき、この切断長さが目盛り21に表示されている
ので、ストッパ23に位置決めが容易である。回転駆動
部28により取付け台19が回転し、棒状材Wの切断長
さに位置調整されたストッパ24をローラコンベアCの
真上にもってくる。
【0019】切断プレスからローラコンベアCに送り出
された棒状材Wをストッパ24に当てた後に、切断プレ
ス1によって棒状材Wを切断すると、棒状材Wが所望の
長さに切断される。ストッパ24に押し当てられる棒状
材Wは、他のストッパ24に干渉することはない。又、
切断プレス1の切断の衝撃力は、衝撃吸収用弾性体25
によって緩和される。
【0020】棒状材Wの切断長さを変更する場合には、
回転駆動部28により、次の切断長さに相当するストッ
パ23を有する平面19bをローラコンベア上に位置せ
しめて、同様の動作を行えばよい。かくして、平面(1
9a,19bなど)の数に相当する種類の棒状材Wを効
率よく加工することができる。それ以上の種類の棒状材
Wを加工する場合には、ストッパ24の位置を変更して
行う。
【0021】ローラコンベアCを、本実施例のように、
水平方向に移動可能なフリーローラ18とした場合に
は、回転駆動部28により取付け台19を回転するとき
に、フリーローラ18をストッパ24と干渉しない位置
に設けておけばよい。或いは、ローラコンベアCのフリ
ーローラ18が均等間隔に配置された場合には、シリン
ダ等でローラコンベアC全体をストッパ24と干渉しな
い位置に移動するようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) 本発明の棒状材切断装置は、従来のように、エアシ
リンダの性能,寿命を低下させる問題がないので、耐久
性が向上した。 (2) 従来のように、ストッパの位置を、ローラに干渉す
ることなく任意の位置に位置決めできるので、小径棒状
材Wを任意の長さに切断できるようになった。 (3) 又、各ストッパの位置は相互に干渉することなく決
められるので、僅かに長さの異なる小径棒状材を切断す
ることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の棒状材切断装置の斜視図である。
【図2】棒状材切断装置をローラコンベアを除去して見
た正面図である。
【図3】従来の棒状材切断装置の一部破断斜視図であ
る。
【符号の説明】
W 棒状材 C ローラコンベア D 位置決め部 1 切断プレス 11 台板 12 支持柱 13 横梁 18 ローラ 19 取付け台 19a 平面 20 溝 21 軸受 22 回転軸 23 目盛り 24 ストッパ 27 衝撃吸収用弾性体 28 回転駆動部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台板の上面の一側に切断プレスを設置
    し、上記台板の上面の他側に一対の支持柱を立設し、該
    一対の支持柱の間に、上記切断プレスで切断された棒状
    材を搬出するローラコンベアを設け、 複数の平面によって多角柱形状に形成され、上記各平面
    に長手方向に延びる溝が設けられる取付け台の両端部
    に、上記一対の支持柱に回動可能に挿入される回転軸を
    設け、上記取付け台と一方の上記支持柱の間に上記取付
    け台を上記切断プレス方向に付勢する衝撃吸収用弾性体
    を設け、上記取付け台を回転する回転駆動部を設け、 上記溝に沿って位置調整可能に設けられ上記ローラコン
    ベアの上方に突出するストッパと、該ストッパを固定す
    る締結ボルトにより棒錠材位置決め部を構成したことを
    特徴とする棒状材切断装置。
  2. 【請求項2】 上記ローラコンベアは、上記一対の支持
    柱に両端部を固着される横梁と、該横梁を摺動可能なロ
    ーラ台と、該ローラ台に回転可能に支承されるローラと
    により構成されることを特徴とする請求項1記載の棒状
    材切断装置。
  3. 【請求項3】 上記取付け台の各平面に、棒状材の切断
    長さを表示する目盛りを設けることを特徴とする請求項
    1又は2記載の棒状材切断装置。
JP2169495A 1995-02-09 1995-02-09 棒状材切断装置 Ceased JPH08215922A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111496308A (zh) * 2020-04-29 2020-08-07 山东千森木业集团有限公司 一种板材生产用自动化切割装置
CN111633266A (zh) * 2020-06-13 2020-09-08 胜华金属股份有限公司 一种铜棒加工用定距截断装置
CN114850570A (zh) * 2022-05-25 2022-08-05 浙江嘉轩机械有限公司 一种柱状件切断装置

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