JPH0821580A - 水締切り装置を備えた水道用管継手 - Google Patents
水締切り装置を備えた水道用管継手Info
- Publication number
- JPH0821580A JPH0821580A JP6180745A JP18074594A JPH0821580A JP H0821580 A JPH0821580 A JP H0821580A JP 6180745 A JP6180745 A JP 6180745A JP 18074594 A JP18074594 A JP 18074594A JP H0821580 A JPH0821580 A JP H0821580A
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- JP
- Japan
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- valve
- joint
- water
- pipe
- poppet valve
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水道ホ−スと、浄水器に突出した挿入短管と
を、水締切り装置を備えた管継手で接続する。 【構成】 水道ホ−スと浄水器に突設した挿入短管2と
を接続する管継手4に、水締切り装置を内蔵し、この管
継手4は規格に合った黄銅製、水締切り装置はアセタ−
ル樹脂製ポペット弁10とした。この管継手4は上手の
継手体4aと下手の継手体4bを螺着して構成し、上手
の継手体4aにポペット弁10を内蔵し、下手の継手体
4bに通常のロックボ−ル7とこれを作動するスリ−ブ
8とを設け、浄水器の挿入短管2を管継手4に挿入する
と、作動体16を介してポペット弁10が開弁する。そ
のため、手荒な挿入でも小型のポペット弁10は正確に
開閉する。
を、水締切り装置を備えた管継手で接続する。 【構成】 水道ホ−スと浄水器に突設した挿入短管2と
を接続する管継手4に、水締切り装置を内蔵し、この管
継手4は規格に合った黄銅製、水締切り装置はアセタ−
ル樹脂製ポペット弁10とした。この管継手4は上手の
継手体4aと下手の継手体4bを螺着して構成し、上手
の継手体4aにポペット弁10を内蔵し、下手の継手体
4bに通常のロックボ−ル7とこれを作動するスリ−ブ
8とを設け、浄水器の挿入短管2を管継手4に挿入する
と、作動体16を介してポペット弁10が開弁する。そ
のため、手荒な挿入でも小型のポペット弁10は正確に
開閉する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水締切り装置を備えた
水道用管継手に関するものである。
水道用管継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来より流体締切り装置を備
えた管継手には、多数の提案がなされている(例えば、
昭和62年,発明協会発行「特許からみた管・管継手」
参照)。
えた管継手には、多数の提案がなされている(例えば、
昭和62年,発明協会発行「特許からみた管・管継手」
参照)。
【0003】例えば、実公昭55−34391号公報で
は、図3に示すように上流側継手体1から下流側管体2
を切離すと、両者の中間に設けたポペット弁3が直ちに
閉弁して、上流側継手体1からの流体(ガス)を締切る
ようにしている。
は、図3に示すように上流側継手体1から下流側管体2
を切離すと、両者の中間に設けたポペット弁3が直ちに
閉弁して、上流側継手体1からの流体(ガス)を締切る
ようにしている。
【0004】更に詳しく述べると、上流側継手体1の下
流側には継手本体4Aが螺着され、この継手本体4Aと
上流側継手体1との間に弾性弁座5を設けている。この
弁座5にポペット弁3のカサが着座するようになってい
る。このポペット弁3のカサ表面にポペットスプリング
6が弾圧し、着座を保持している。前記継手本体4Aに
は複数のロックボ−ル7が周設され、かつ、これらのロ
ックボ−ル7を作動させるスリ−ブ8が外嵌合されてい
る。
流側には継手本体4Aが螺着され、この継手本体4Aと
上流側継手体1との間に弾性弁座5を設けている。この
弁座5にポペット弁3のカサが着座するようになってい
る。このポペット弁3のカサ表面にポペットスプリング
6が弾圧し、着座を保持している。前記継手本体4Aに
は複数のロックボ−ル7が周設され、かつ、これらのロ
ックボ−ル7を作動させるスリ−ブ8が外嵌合されてい
る。
【0005】したがって、かかる管継手によれば、先
ず、スリ−ブ8を把持して、スリ−ブスプリング9の弾
力に抗し、上流方向へ摺動させ、そのまま保持する。次
いで、下流側管体2を継手本体4Aに押込み、ポペット
弁3の弁棒を押圧して開弁する。そして、スリ−ブ8を
離すと、スリ−ブスプリング9によりスリ−ブ8が戻
り、下流側管体2をロックボ−ル7によってロックす
る。その結果、上流側継手体1と下流側管体2とは連通
する。
ず、スリ−ブ8を把持して、スリ−ブスプリング9の弾
力に抗し、上流方向へ摺動させ、そのまま保持する。次
いで、下流側管体2を継手本体4Aに押込み、ポペット
弁3の弁棒を押圧して開弁する。そして、スリ−ブ8を
離すと、スリ−ブスプリング9によりスリ−ブ8が戻
り、下流側管体2をロックボ−ル7によってロックす
る。その結果、上流側継手体1と下流側管体2とは連通
する。
【0006】しかしながら、かかる管継手では、また、
他の一般の管継手でも、ポペット弁3の弁箱が上流側継
手体1と兼用して構成されているので、市販の安価な合
成樹脂製ポペット弁が採用できず、しかも、かかる管継
手を水道管に用いようとすれば、管継手はJIS等の規
格によりその材質が制約されているので、そのまま利用
することができない、という問題があった。
他の一般の管継手でも、ポペット弁3の弁箱が上流側継
手体1と兼用して構成されているので、市販の安価な合
成樹脂製ポペット弁が採用できず、しかも、かかる管継
手を水道管に用いようとすれば、管継手はJIS等の規
格によりその材質が制約されているので、そのまま利用
することができない、という問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、かかる
問題を解決しようとしてなされたもので、その要旨とす
るところは、水道管と水使用機器とを接続する黄銅製管
継手(4)を、上流側のバルブ用継手体(4a)と、該
バルブ用継手体(4a)と螺着する下流側のボ−ル用継
手体(4b)とで構成し、該バルブ用継手体(4a)
に、弁座(11a)を設けた円筒状弁箱(11)と、該
弁座(11a)に着座するポペット弁体(12)と、該
ポペット弁体(12)の弁棒に嵌合され、かつ、カサ裏
面を押圧するポペットスプリング(13)と、該ポペッ
トスプリング(13)を受け、かつ、弁箱(11)を覆
蓋する通水口(18)付バネ受(14)と、からなるア
セタ−ル樹脂製ポペット弁(10)を着脱自在に内蔵
し、前記ボ−ル用継手体(4b)に、フランジ状ストッ
パ−(24)が設けられ、かつ、押込む下流側管体
(2)が当接される案内筒(22)と、先端に設け、か
つ、前記ポペット弁体(12)のカサ表面中央に嵌合さ
れるロッド(17)と、からなる作動体(16)を摺動
自在に内蔵し、該作動体(16)に、前記ポペット弁
(10)の閉弁方向に弾圧する作動体スプリング(2
3)を設けると共に、前記ボ−ル用継手体(4b)に、
複数のロックボ−ル(7)とこれらのロックボ−ル
(7)を作動させるスリ−ブ(8)を設けたことを特徴
とする水締切り装置を備えた水道用管継手にある。
問題を解決しようとしてなされたもので、その要旨とす
るところは、水道管と水使用機器とを接続する黄銅製管
継手(4)を、上流側のバルブ用継手体(4a)と、該
バルブ用継手体(4a)と螺着する下流側のボ−ル用継
手体(4b)とで構成し、該バルブ用継手体(4a)
に、弁座(11a)を設けた円筒状弁箱(11)と、該
弁座(11a)に着座するポペット弁体(12)と、該
ポペット弁体(12)の弁棒に嵌合され、かつ、カサ裏
面を押圧するポペットスプリング(13)と、該ポペッ
トスプリング(13)を受け、かつ、弁箱(11)を覆
蓋する通水口(18)付バネ受(14)と、からなるア
セタ−ル樹脂製ポペット弁(10)を着脱自在に内蔵
し、前記ボ−ル用継手体(4b)に、フランジ状ストッ
パ−(24)が設けられ、かつ、押込む下流側管体
(2)が当接される案内筒(22)と、先端に設け、か
つ、前記ポペット弁体(12)のカサ表面中央に嵌合さ
れるロッド(17)と、からなる作動体(16)を摺動
自在に内蔵し、該作動体(16)に、前記ポペット弁
(10)の閉弁方向に弾圧する作動体スプリング(2
3)を設けると共に、前記ボ−ル用継手体(4b)に、
複数のロックボ−ル(7)とこれらのロックボ−ル
(7)を作動させるスリ−ブ(8)を設けたことを特徴
とする水締切り装置を備えた水道用管継手にある。
【0008】
【実施例】本発明を添付図面に示す実施例により詳細に
説明する。図1は本発明の第1の実施例の部分断面図、
図2は第2の実施例の部分断面図であり、従来例を示す
図3と同一部分には同一符号を付してある。
説明する。図1は本発明の第1の実施例の部分断面図、
図2は第2の実施例の部分断面図であり、従来例を示す
図3と同一部分には同一符号を付してある。
【0009】本実施例は、水道管と水使用機器(例え
ば、浄水器や皿洗い器等)とを接続する管継手に好都合
であって、特に、水使用機器に突設したジョイント短管
と水道ホ−スとを切離したとき、水道水が四散しないよ
うに水締切りをする管継手に好都合である。
ば、浄水器や皿洗い器等)とを接続する管継手に好都合
であって、特に、水使用機器に突設したジョイント短管
と水道ホ−スとを切離したとき、水道水が四散しないよ
うに水締切りをする管継手に好都合である。
【0010】図1において、不図示の上流側管体(例え
ば、水道用メタルホ−ス)が螺着して接続されている継
手本体4Aは、上流側のバルブ用継手体4aと下流側の
ボ−ル用継手体4bとが螺着されて一体的に構成されて
いる。これらのバルブ用継手体4aとボ−ル用継手体4
bとは、黄銅棒を切削して作られている。
ば、水道用メタルホ−ス)が螺着して接続されている継
手本体4Aは、上流側のバルブ用継手体4aと下流側の
ボ−ル用継手体4bとが螺着されて一体的に構成されて
いる。これらのバルブ用継手体4aとボ−ル用継手体4
bとは、黄銅棒を切削して作られている。
【0011】バルブ用継手体4aの軸方向中央にはポペ
ット弁10が内蔵されている。このポペット弁10は、
径約13mmφ、軸長約22mmの円筒状弁箱11と、
この弁箱11の一端に設けた弁座11aに着座するOリ
ング付ポペット弁体12と、このポペット弁体12の弁
棒に嵌合され、かつ、カサ裏面を弾圧するポペットスプ
リング13と、このポペットスプリング13のバネ受1
4と、から大略構成されている。
ット弁10が内蔵されている。このポペット弁10は、
径約13mmφ、軸長約22mmの円筒状弁箱11と、
この弁箱11の一端に設けた弁座11aに着座するOリ
ング付ポペット弁体12と、このポペット弁体12の弁
棒に嵌合され、かつ、カサ裏面を弾圧するポペットスプ
リング13と、このポペットスプリング13のバネ受1
4と、から大略構成されている。
【0012】このポペット弁体12のカサ表面中央には
凹部15が設けられ、後述の作動体16の先端に設けた
ロッド17が嵌合している。また、バネ受14は4個の
通水口18をもつディスク状に構成され、かつ、弁棒の
ガイドにもなって弁箱11を覆蓋している。
凹部15が設けられ、後述の作動体16の先端に設けた
ロッド17が嵌合している。また、バネ受14は4個の
通水口18をもつディスク状に構成され、かつ、弁棒の
ガイドにもなって弁箱11を覆蓋している。
【0013】これらの弁箱11、ポペット弁体12、お
よびバネ受14は、耐疲労性、耐摩耗性および耐クリ−
プ性の良好な、かつ、熱変形温度の高いアセタ−ル(ポ
リアセタ−ル)樹脂でできている。勿論、同種の合成樹
脂を用いてもよい。このポペット弁10はバルブ用継手
体4aの縮径段部19とスナップリング20とで挟まれ
て着脱自在に内蔵されている。
よびバネ受14は、耐疲労性、耐摩耗性および耐クリ−
プ性の良好な、かつ、熱変形温度の高いアセタ−ル(ポ
リアセタ−ル)樹脂でできている。勿論、同種の合成樹
脂を用いてもよい。このポペット弁10はバルブ用継手
体4aの縮径段部19とスナップリング20とで挟まれ
て着脱自在に内蔵されている。
【0014】前記作動体16は、その先端に設けたロッ
ド17と、通水口21をもつリブと、押込まれる下流管
体2が当接する案内筒22と、この案内筒22に設けた
フランジ状ストッパ−24と、から構成されている。こ
の作動体16はボ−ル用継手体4bに摺動自在に内蔵さ
れ、作動体スプリング23の弾力でポペット弁10の閉
弁方向に弾圧されている。そのため、前記ストッパ−2
4は下流側管体2を引抜いたとき、作動体スプリング2
3の弾力で作動体16が飛出さないようにしている。し
たがって、ロッド17も凹部15から外れることはな
く、次回の押込みも誤作動をしない。
ド17と、通水口21をもつリブと、押込まれる下流管
体2が当接する案内筒22と、この案内筒22に設けた
フランジ状ストッパ−24と、から構成されている。こ
の作動体16はボ−ル用継手体4bに摺動自在に内蔵さ
れ、作動体スプリング23の弾力でポペット弁10の閉
弁方向に弾圧されている。そのため、前記ストッパ−2
4は下流側管体2を引抜いたとき、作動体スプリング2
3の弾力で作動体16が飛出さないようにしている。し
たがって、ロッド17も凹部15から外れることはな
く、次回の押込みも誤作動をしない。
【0015】このボ−ル用継手体4bには、比較的大き
いリップシ−ル25が内嵌され下流側管体2をシ−ルし
ている。したがって、下流側管体2を手荒に(軸方向で
なく)挿入することも可能であって、しかもシ−ルを完
全にしている。また、ボ−ル用継手体4bには、複数の
ロックボ−ル7が周方向に並列して嵌合するボ−ル受2
6を設けている。このロックボ−ル7は、ボ−ル用継手
体4bに外嵌されたスリ−ブ8の摺動によって下流側管
体2をロックしたり、解除したりする。このスリ−ブ8
にはスリ−ブスプリング9が弾圧している。なお、下流
側管体2の外周には、ロックボ−ル係合溝27が設けら
れている。また、図中、28はスリ−ブ8の摺動抵抗を
減ずる溝、29はパッキン、30はストッパ−Oリング
を示す。
いリップシ−ル25が内嵌され下流側管体2をシ−ルし
ている。したがって、下流側管体2を手荒に(軸方向で
なく)挿入することも可能であって、しかもシ−ルを完
全にしている。また、ボ−ル用継手体4bには、複数の
ロックボ−ル7が周方向に並列して嵌合するボ−ル受2
6を設けている。このロックボ−ル7は、ボ−ル用継手
体4bに外嵌されたスリ−ブ8の摺動によって下流側管
体2をロックしたり、解除したりする。このスリ−ブ8
にはスリ−ブスプリング9が弾圧している。なお、下流
側管体2の外周には、ロックボ−ル係合溝27が設けら
れている。また、図中、28はスリ−ブ8の摺動抵抗を
減ずる溝、29はパッキン、30はストッパ−Oリング
を示す。
【0016】次に、この実施例の作用を述べる。ボ−ル
用継手体4bに作動体16および作動体スプリング23
を内蔵する。次いで、スリ−ブ8を外嵌して、このボ−
ル用継手体4bとバルブ用継手体4aとを螺着する。作
動体16のロッド17をポペット弁体12の凹部15に
嵌入し、ポペット弁10をスナップリング20で止め、
管継手4と水道ホ−スとを接続する。
用継手体4bに作動体16および作動体スプリング23
を内蔵する。次いで、スリ−ブ8を外嵌して、このボ−
ル用継手体4bとバルブ用継手体4aとを螺着する。作
動体16のロッド17をポペット弁体12の凹部15に
嵌入し、ポペット弁10をスナップリング20で止め、
管継手4と水道ホ−スとを接続する。
【0017】以上のような管継手4に、下流側管体2を
押込んで作動体16を図1中点線の位置、約4mmだけ
移動させる。その結果、ポペット弁10が開弁すると共
に、ロックボ−ル7により下流側管体2を抜止めロック
する。この押込みは、必ずしも下流側管体2または管継
手4がその軸線に沿った力で移動しないので、ポペット
弁10にこじれた力が作用し勝ちとなるが、本実施例に
よれば、作動体16を介在させ、この作動体16の案内
筒22をボ−ル用継手体4bで案内して摺動し、その
上、ロッド17がカサ中央の凹部15を押圧するので、
合成樹脂製の小型のポペット弁10はこじれることなく
開弁する。
押込んで作動体16を図1中点線の位置、約4mmだけ
移動させる。その結果、ポペット弁10が開弁すると共
に、ロックボ−ル7により下流側管体2を抜止めロック
する。この押込みは、必ずしも下流側管体2または管継
手4がその軸線に沿った力で移動しないので、ポペット
弁10にこじれた力が作用し勝ちとなるが、本実施例に
よれば、作動体16を介在させ、この作動体16の案内
筒22をボ−ル用継手体4bで案内して摺動し、その
上、ロッド17がカサ中央の凹部15を押圧するので、
合成樹脂製の小型のポペット弁10はこじれることなく
開弁する。
【0018】また、スリ−ブ8を上流方向に摺動させた
後、下流側管体12または管継手4を引抜き、他の皿洗
器等に接続する場合、作動体16は作動体スプリング2
3の弾力で、ポペット弁体12はポペットスプリング1
3の弾力で、それぞれ別々に戻り、すなわち、ポペット
スプリング13で作動体16を戻さないので、ポペット
弁10は完全に閉弁し、水締切りが良好になる。すなわ
ち、元コックを締める手間が省けると共に、元コックと
管継手4との間に残留する水が流出しない。
後、下流側管体12または管継手4を引抜き、他の皿洗
器等に接続する場合、作動体16は作動体スプリング2
3の弾力で、ポペット弁体12はポペットスプリング1
3の弾力で、それぞれ別々に戻り、すなわち、ポペット
スプリング13で作動体16を戻さないので、ポペット
弁10は完全に閉弁し、水締切りが良好になる。すなわ
ち、元コックを締める手間が省けると共に、元コックと
管継手4との間に残留する水が流出しない。
【0019】次に、第2の実施例について述べる。第1
の実施例と相違する点は、作動体スプリング23をボ−
ル用継手体4bの方に設け、作動体16の軸方向長を短
縮している。そのため、案内筒22の、下流側管体2の
当接部にフランジ状ストッパ−31を設け、下流側管体
2を引抜くと、このストッパ−31がリップシ−ル25
に当接して作動体16が飛出さないようにしている。
の実施例と相違する点は、作動体スプリング23をボ−
ル用継手体4bの方に設け、作動体16の軸方向長を短
縮している。そのため、案内筒22の、下流側管体2の
当接部にフランジ状ストッパ−31を設け、下流側管体
2を引抜くと、このストッパ−31がリップシ−ル25
に当接して作動体16が飛出さないようにしている。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、次の有益な効果を期待
することができる。 管継手を黄銅製とし、ポペット弁をアセタ−ル樹脂製
としたので、水道に用いることができるのは勿論、ポペ
ット弁の弁箱も専用としてアセタ−ル樹脂製ポペット弁
を独立させるので、市販の安価なポペット弁を採用する
ことができ、ひいては、管継手を安価にすることができ
ると共に、損傷等により取換えることもできる。 作動体を介してポペット弁を開閉するので、下流側管
体の手荒な押込みや引抜きをしても、ポペット弁の開閉
にくるいが生じない。 作動体とポペット弁のスプリングを別々にしたので、
小型のポペット弁用スプリングで確実に閉弁することが
でき、ひいてはポペット弁が小型となり、この小型のポ
ペット弁を管継手に内蔵しても嵩張らない。 フランジ状ストッパ−を設けたので、作動体スプリン
グにより作動体が摺動しても飛出しがなく、次回も円滑
に作動できる。 水道の元コックより相当離れた位置に設置した複数の
水使用機器に対し、その使用変更をしても、本発明の管
継手によれば水道水の噴出がない。
することができる。 管継手を黄銅製とし、ポペット弁をアセタ−ル樹脂製
としたので、水道に用いることができるのは勿論、ポペ
ット弁の弁箱も専用としてアセタ−ル樹脂製ポペット弁
を独立させるので、市販の安価なポペット弁を採用する
ことができ、ひいては、管継手を安価にすることができ
ると共に、損傷等により取換えることもできる。 作動体を介してポペット弁を開閉するので、下流側管
体の手荒な押込みや引抜きをしても、ポペット弁の開閉
にくるいが生じない。 作動体とポペット弁のスプリングを別々にしたので、
小型のポペット弁用スプリングで確実に閉弁することが
でき、ひいてはポペット弁が小型となり、この小型のポ
ペット弁を管継手に内蔵しても嵩張らない。 フランジ状ストッパ−を設けたので、作動体スプリン
グにより作動体が摺動しても飛出しがなく、次回も円滑
に作動できる。 水道の元コックより相当離れた位置に設置した複数の
水使用機器に対し、その使用変更をしても、本発明の管
継手によれば水道水の噴出がない。
【図1】本発明の実施例である。
【図2】本発明の他の実施例である。
【図3】従来例である。
2…下流側管体、4…管継手、4A…継手本体、4a…
バルブ用継手体、4b…ボ−ル用継手体、7…ロックボ
−ル、8…スリ−ブ、10…ポペット弁、11…弁箱、
12…ポペット弁体、13…ポペットスプリング、14
…バネ受、16…作動体、17…ロッド、18…通水
口、22…案内筒、23…作動体スプリング、24…ス
トッパ−
バルブ用継手体、4b…ボ−ル用継手体、7…ロックボ
−ル、8…スリ−ブ、10…ポペット弁、11…弁箱、
12…ポペット弁体、13…ポペットスプリング、14
…バネ受、16…作動体、17…ロッド、18…通水
口、22…案内筒、23…作動体スプリング、24…ス
トッパ−
Claims (1)
- 【請求項1】 水道管と水使用機器とを接続する黄銅製
管継手(4)を、上流側のバルブ用継手体(4a)と、
該バルブ用継手体(4a)と螺着する下流側のボ−ル用
継手体(4b)とで構成し、 該バルブ用継手体(4a)に、 弁座(11a)を設けた円筒状弁箱(11)と、該弁座
(11a)に着座するポペット弁体(12)と、該ポペ
ット弁体(12)の弁棒に嵌合され、かつ、カサ裏面を
押圧するポペットスプリング(13)と、該ポペットス
プリング(13)を受け、かつ、弁箱(11)を覆蓋す
る通水口(18)付バネ受(14)と、からなるアセタ
−ル樹脂製ポペット弁(10)を着脱自在に内蔵し、 前記ボ−ル用継手体(4b)に、 フランジ状ストッパ−(24)が設けられ、かつ、押込
む下流側管体(2)が当接される案内筒(22)と、先
端に設け、かつ、前記ポペット弁体(12)のカサ表面
中央に嵌合されるロッド(17)と、からなる作動体
(16)を摺動自在に内蔵し、該作動体(16)に、前
記ポペット弁(10)の閉弁方向に弾圧する作動体スプ
リング(23)を設けると共に、 前記ボ−ル用継手体(4b)に、複数のロックボ−ル
(7)とこれらのロックボ−ル(7)を作動させるスリ
−ブ(8)を設けたことを特徴とする水締切り装置を備
えた水道用管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6180745A JP2623443B2 (ja) | 1994-07-09 | 1994-07-09 | 水締切り装置を備えた水道用管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005140240A (ja) * | 2003-11-06 | 2005-06-02 | Max Co Ltd | カプラにおけるシール機構 |
JP2014025555A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Nifco Inc | 管継手構成部材、及び、管継手 |
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1994
- 1994-07-09 JP JP6180745A patent/JP2623443B2/ja not_active Expired - Fee Related
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