JP3513472B2 - 水締切り装置を備えた水道用管継手 - Google Patents

水締切り装置を備えた水道用管継手

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JP3513472B2
JP3513472B2 JP2000212624A JP2000212624A JP3513472B2 JP 3513472 B2 JP3513472 B2 JP 3513472B2 JP 2000212624 A JP2000212624 A JP 2000212624A JP 2000212624 A JP2000212624 A JP 2000212624A JP 3513472 B2 JP3513472 B2 JP 3513472B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水締切り装置を備
えた水道用管継手に関し、特に洗濯機用ホ−スを水道管
に接続するためのワンタッチ式管継手に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より流体締切り装置を備えた管継手
には、多数の提案がなされている(例えば、昭和62
年、発明協会発行「特許からみた管・管継手」および特
許第2623443号公報等参照)。
【0003】例えば、実公昭55−34391号公報で
示す代表的な流体締切り装置を備えた管継手50Aにつ
いて述べると、図7において上流側継手体50から下流
側管体51を切離すと、両者の中間に設けたポペット弁
(弁棒を板状にしたもの)52がコイルスプリング(圧
縮コイルスプリング、すなわち、バネを圧縮するように
荷重が作用するタイプのコイルバネのこと)53の伸び
弾力により直ちに閉弁して、上流側継手体50からの流
体(ガス)を締切るようにしている。すなわち、この管
継手50Aには流体締切り装置を備えている。
【0004】更に詳しく述べると、上流側継手体50の
下流側(2次側)には管継手本体54の螺着部が螺合し
ていて、この管継手本体54と前記上流側継手体50と
の間に弾性弁座55が設けてあり、この弁座55に前記
ポペット弁52のカサ部が着座するようになっている。
【0005】したがって、このポペット弁52のカサ部
のカサ表面をバネ受の1つとするコイルスプリング53
が伸び弾圧し、ポペット弁52の着座を担持している。
【0006】また、前記管継手本体54には、複数のロ
ックボ−ル56、56…が周設され、かつ、これらのロ
ックボ−ル56を作動させるスリ−ブ57が外嵌してい
る。
【0007】したがって、かかる流体締切り装置を備え
た管継手50Aによれば、先ず、スリ−ブ57を把持し
てスリ−ブスプリング58の弾力に抗して、上流側へス
ライドさせ、そのまま指先で保持する。
【0008】次いで、管継手本体54に下流側管体51
の差口部をロックボ−ル56を周辺に逃がしながら手で
押込み、その押込み力でポペット弁52の板状弁棒59
を上流側へ移動させ、弁座55に着座しているポペット
弁52のカサ部を弁座55から離反し、開弁する。
【0009】そして、把持しているスリ−ブ57を離す
と、スリ−ブスプリング58によりスリ−ブ57が戻
り、下流側管体51をロックボ−ル56によりロックす
る。その結果、上流側継手体50と下流側管体51とは
連通する。
【0010】次に、かかる流体締切り装置を備えた管継
手51Aの基本思想を用いた管継手30Aを、洗濯機用
ホ−ス31と水道用のバルブ(47)との間に適用し
て、洗濯機用ホ−ス31の不測の外れによる放水を防止
する装置について述べる。
【0011】図6において、上流側継手体(水栓本体用
エルボ)30から下流側管体(洗濯機用ホ−ス)31を
不用意に外すと、両者の中間に設けた合成樹脂製(AB
S製)ポペット弁32がコイルスプリング33の伸び弾
力により直ちに閉弁して、上流側継手体30からの水道
水を締切るようにしている。すなわち、この管継手30
Aには水締切り装置を備えている。
【0012】更に詳しく述べると、上流側継手体30の
下流側には管継手本体34の螺着部が螺合していて、こ
の管継手本体34の略中央上流側には弁座(不図示)を
形成しており、この弁座に前記ポペット弁32のカサ部
の若干下流側に嵌着したOリング(シ−ルリング)35
が着座閉弁するようになっている。
【0013】したがって、このポペット弁32のカサ部
の上流面(カサ表面)をバネ受としたコイルスプリング
33の伸び弾力が、ポペット弁32の着座を担持してい
る。
【0014】一方、洗濯機用ホ−ス31の先端部には、
合成樹脂製(ABS製)スリ−ブ37を外嵌した合成樹
脂製ジョィントカラ−(受口部)36を固着し、このジ
ョィントカラ−36には複数のロックボ−ル(不図示、
図7参照)を周設している。
【0015】そして、このスリ−ブ37を下流側にスリ
−ブスプリング(不図示、図7参照)の弾力に抗して下
流側に手動でスライドさせると、これらのロックボ−ル
はスリ−ブ37の径方向の押圧から解放される。
【0016】したがって、このスリ−ブ37を把持して
下流側にスライドさせたまま、ジョィントカラ−36
を、管継手本体54に一体形成した下流側の差口部38
に外嵌すると、これらのロックボ−ルは差口部38に設
けたロックボ−ル溝40の外周に位置するので、スリ−
ブ37を手から離すと、スリ−ブスプリング(不図示)
によって戻り、これらのロックボ−ルを外周から押圧し
てロックボ−ル溝40に押込む。
【0017】その結果、洗濯機用ホ−ス31と管継手本
体34とは結合でき、スリ−ブ37を下流側にスライド
させない限り、外れることはない。
【0018】したがって、この洗濯機用ホ−ス31に用
いる管継手30Aでは、ロックボ−ルが洗濯機用ホ−ス
31のジョィントカラ−36の方に設けているが、前記
図7と同様ワンタッチで着脱自在に結合することができ
る。
【0019】更に云えば、この管継手30Aでは、先
ず、スリ−ブ37を把持してスリ−ブスプリング(不図
示)の弾力に抗して下流側へスライドさせ、そのままで
保持してジョィントカラ−36を差口部38に外嵌し
て、管継手本体34の中央に周設したフランジ41に当
接する迄押込む。
【0020】そのとき、ジョィントカラ−36の縮径段
部(不図示、図7参照)の押込み力により、ポペット弁
32の弁棒39の先端側を押圧してポペット弁32を上
流側へ移動させる。その結果、弁座(不図示)に着座し
ている、ポペット弁32のOリング35は弁座から離反
して開弁するので、洗濯機用ホ−ス31と管継手本体3
4とは連通する。
【0021】ここにおいて、この管継手30Aのポペッ
ト弁32の弁棒39を、ジョィントカラ−36の縮径段
部(不図示)によりコイルスプリング33の伸び弾力に
抗して上流側に移動させるために、縮径段部が充分当接
可能とし、しかも、ポペット弁32を移動させる、次の
ような別体の合成樹脂製(ABS製)ポペット弁ガイド
42を特に介在させている。
【0022】すなわち、このポペット弁ガイド42は、
中心に貫通孔44を設け、この貫通孔44にポペット弁
32の弁棒39の縮径軸43を挿入している。また、こ
のポペット弁ガイド42には、放射状に十字の羽根(案
内突起)45が一体成形され、この十字状羽根45の間
の空間によって通水路を形成して、洗濯機用ホ−ス31
への流量を確保している。
【0023】なお、図6中、46はエルボ(上流側継手
体30)に設けた袋ナットで、この袋ナット46により
壁出し型水栓(アングル型止水弁)47にエルボ(3
0)を着脱自在に螺着する。また、48は合成樹脂製ス
リ−ブ37に一体成形したフックで、このフック48を
管継手本体34のフランジ41に樹脂弾性により係脱自
在に係止させ、洗濯機用ホ−ス31の不用意な外れを更
に防止する。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
水締切り装置を備えた管継手30Aでは、ポペット弁3
2とポペット弁ガイド42とを別体で構成しているの
で、Cリングも必要となり部品点数を増やす、という問
題があった。
【0025】そのため、ポペット弁32とポペット弁ガ
イド42とは、共に合成樹脂であることに着目し、これ
を一体成形した管継手も提案されているが、かかる提案
の管継手でも、コイルスプリングはポペット弁のカサ表
面を一方のバネ受とし、上流側継手体の通水路の開口端
外周を他方のバネ受としているので、水道水はコイルス
プリング内を流れることになる。
【0026】したがって、開弁時にコイルスプリングの
コイルが互に圧接すると、洗濯機用ホ−スへの流量が阻
害される、という問題があった。特に、経年による水垢
等による目詰りによって流量が阻害される、という問題
があった。
【0027】そこで本発明の主たる目的は、ポペット弁
の閉弁にはコイルスプリング(SUS製圧縮コイルバ
ネ)の伸び弾力の他に、水道圧が作用することから、こ
のコイルスプリングのコイル平均径やコイル棒の直径を
それぞれ小径(図6の従来例より小径)にしたバネ常数
の小のものを使用して、ひいては、閉弁の補助用として
使用することにより、前記問題を解決しようとすること
であり、また、本発明の副たる目的は、ポペット弁の開
弁を流量阻害をすることなく確実に行うことである。
【0028】
【課題を解決するための手段】そのため本発明は、1)
下流側に差口部をもつ金属製管継手本体における通水路
用貫通孔に、弁座を設けると共に、該貫通孔をスライド
し、かつ、下流側に延設し、しかも、該下流端を複数本
の自由端とする弁棒部が貫通孔を案内するポペット弁型
止水ストッパ−を設け、該止水ストッパ−の、密着変形
するシ−ル性の高いシ−ルリングを前記弁座に着座閉弁
・離反開弁するようにし、該着座を、水道圧とコイルス
プリングの弾力とで行うと共に、離反を、前記差口部に
嵌合する接続用管体側の押込み力により行う水締切り装
置を備えた水道用管継手において、前記止水ストッパ−
のポペット弁を合成樹脂製とし、該ポペット弁の弁棒部
の外周を縮径状にして段部を形成し、該段部を、外周に
嵌挿した前記コイルスプリングの下流側のバネ受とし、
該ポペット弁に前記シ−ルリングを嵌着する一方、前記
弁座の下流側に貫通孔を縮径する縮径リングを切削加工
して形成し、該縮径リングの下流側の段部を前記コイル
スプリングの上流側のバネ受とし、該縮径リングの上流
側段部に、前記ポペット弁のカサ裏面側に形成した当接
部を当接させるようにして、前記弁棒部が合成樹脂製で
かつ、えぐられ細身になって弯曲しやすい変形や、前記
シ−ルリングの着座時の密着変形を制限することによ
り、離反開弁作動を確実にするようにしたことを特徴と
する水締切り装置を備えた水道用管継手にあり、また、
2)前記管継手の上流側に、つまみ型ハンドルを有する
セラミック水栓を螺着して一体化し、全体の軸方向をコ
ンパクトにした請求項1に記載の水締切り装置を備えた
水道用管継手にあり、また、3)前記管継手を既設水道
側に接続し、前記差口部に嵌合する管体を洗濯機用ホ−
スとして、該ホ−スの不測の外れにより水道水の放水を
防止した請求項に記載の水締切り装置を備えた水道用
管継手を要旨とするものである。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明を添付図面に示す実施例の
形態例により詳細に述べる。図1は本発明の実施の形態
例の全体断面図、図2は図1の説明図、図3は図1の管
継手本体の断面図、図4は図1の止水ストッパ−の詳細
図で、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は要部
底面図、(D)は右側面図、図5は図1の接続管用スト
ッパ−の詳細図で、(A)は正面図、(B)は断面図で
あって、従来例、特に図6で示す従来例と同一部分まま
たは共通部分は省略しているので、これを補充する必要
がある。
【0030】本実施の形態例の水締切り装置を備えた水
道用のワンタッチ式管継手1Aは、既設の単水栓の蛇
口、湯水混合水栓の自在スパウトまたはアングル弁のエ
ルボ等の水道用の上流側通水部材と、洗濯機用ホ−ス等
とを着脱自在に接続(挿脱)するためのワンタッチ式管
継手に好都合であって、特に、この水道用の管継手1A
は、既設の上流側通水部材が如何なるものでも、たと
え、螺着するネジの種類が異なっても(例えば管用平行
ネジとメ−トルネジ)、アダプタ−を介在すれば使用で
きる汎用性のある単品の管継手に好都合である。
【0031】図1において、この管継手1Aは管継手本
体1と、ポペット弁(きのこ形弁)たる止水ストッパ−
(ポペット弁型止水ストッパ−ともいう)2と、コイル
スプリング3と、管継手本体1に付設された、いわゆる
逆止弁付セラミック水栓(セラミックコックともいう)
4と、のみから構成されている。
【0032】特に、この止水ストッパ−2は、図6で示
したポペット弁32とポペット弁ガイド42とを一体に
樹脂成形し、その代り弁棒部を若干大径に構成してい
る。したがって、管継手1Aとして、部品点数を節減し
て安価にし、その組立も間違いなく容易にし(素人が単
品購入により往々にして分解する場合あり)、その上、
軸方向を短寸化してコンパクトにし、ひいては、単品と
しして好都合にしている。
【0033】また、この止水ストッパ−2のガイド部5
の外周に下流側のバネ受6を形成し、前記コイルスプリ
ング3の一方のバネ受としているので、このコイルスプ
リング3は通水路7から外れた位置にセットされ流量を
阻害することがない。
【0034】そして、この止水ストッパ−2の下流側に
一体延設した弁棒部たるガイド部5の下流側は図4に示
すように、その下流端を自由端とした複数本の、一体成
形した案内足8A,8B…で形成し、その下流端の少な
くとも1つは管継手本体1より常時突出している。この
突出部に不図示の洗濯機用ホ−スのジョィントカラ−
(図6参照)の縮径段部が当接するようになっている。
【0035】したがって、この管継手1Aを適宜の上流
側通水部材に、セラミック水栓4を介して螺着し、この
管継手1Aに小径の洗濯機用ホ−スを挿入接続すると、
止水ストッパ−2がコイルスプリング3の弾力および水
道圧に抗して開弁し、洗濯機と連通する。そのとき、コ
イルスプリング3のコイルが縮んで互に圧接されても、
通水路7とは関係ない位置にセットされているので、所
定の流量を確保することができる。
【0036】特に、コイルスプリング3の一方のバネ受
6は弁棒部に形成したので、図6等のカサ部と違い、コ
イル径を小径とし、それだけバネ常数が小となり互に圧
接しやすくなるが、通水路7とは無関係であるため流量
を阻害しない。
【0037】また、この洗濯機用ホ−スを管継手1Aか
ら不用意に外すと、止水ストッパ−2はコイルスプリン
グ4の弾力と水道圧とで戻り、止水ストッパ−2のシ−
ルリング(Oリング)(9)が、管継手本体1における
通水路7用貫通孔13の軸方向略中央に設けた弁座10
に着座して閉弁するので、水締切りができる。
【0038】したがって、この水道用の管継手1Aで
は、管継手本体1、止水ストッパ−2、コイルスプリン
グ3、シ−ルリング9、逆止弁付セラミック水栓4の5
個のみ(数個のみ)の部品で構成し、きわめて簡単化・
堅牢化して汎用性をもたせ、かつ、安価にできる。
【0039】その結果、この水道用の管継手1Aは、そ
の管体(ホ−ス)の先端部に設けたロックボ−ルと、止
水ストッパ−用当接部とをもつ管体(ホ−ス)の接続に
好都合となり、信頼性の高い管継手1Aを提供すること
ができる。
【0040】次に、この管継手1Aの詳細を述べる。先
ず、止水ストッパ−2は合成樹脂(POM)製の射出一
体成形品であって、全長約30mm、カサ部11の径約
12mmφ、ガイド部5の長さ約26mm、ガイド部5
のコイルスプリング3の嵌挿部の径約9mmφとなって
おり、特に、このガイド部5の外周にコイルスプリング
3が嵌挿するので、このコイルスプリング3のコイル径
を小径とすると共に、管継手1Aの軸方向を短縮し、き
わめてコンパクトに構成できる。
【0041】この止水ストッパ−2は、図6で示す管継
手30Aにおけるポペット弁32とポペット弁ガイド4
2とを一体成形したもので、この止水ストッパ−2のポ
ペット弁のカサ部11のカサ表面(上流側端面)には若
干の先細りテ−パ(膨らみ)を形成するのみで、バネ受
を形成していない。
【0042】したがって、カサ部11にはそのカサ周面
にシ−ルリング9を嵌着するのみで、きわめて簡素化し
ている。
【0043】この止水ストッパ−2の弁棒部たるガイド
部5の外周には、軸方向約半分の所から上流側を縮径状
にして段部を形成し、この段部を、コイルスプリング3
の下流側のバネ受6としている。
【0044】ここで、上流側のバネ受12は、図1およ
び図2、特にA矢印円部において、管継手本体1の中心
部に穿設した貫通孔13に形成した弁座10より下流側
近傍に、その貫通孔13を縮径するように形成した縮径
リング14の下流側の段部によって構成している。この
縮径リング14は貫通孔13等を切削加工する時に形成
するので、部品を増やさず何らのコストアップにならな
い。
【0045】一方、この縮径リング14の上流側の段部
を、止水ストッパ−2のカサ部11のカサ裏面(または
その下流側)の当接部15として形成し、止水ストッパ
−2のシ−ルリング9の着座時の押圧変形を制限をして
いる。
【0046】すなわち、かかる着座時の押圧規制がなけ
れば、止水ストッパ−2のカサ部11のカサ表面には、
水道圧が常時作用しているため、シ−ルリング9を常時
押圧し、シ−ルリング9は容易に変形して、カサ部11
のカサ裏面と、下流側に縮径したテ−パからなる弁座1
0と、の間にカミ込まれる。
【0047】そのため、洗濯機用ホ−スを管継手1Aに
外嵌してワンタッチ式に接続しようとしてガイド部5の
自由端を上流方向に押圧しても、このシ−ルリング9の
カミ込みにより、案内足8が弯曲し、目視できないこと
もあって止水ストッパ−2が開弁しないおそれがあり、
または一部開弁して流量を阻害するおそれがある。
【0048】特に、一般の止水ストッパ−も含め、止水
ストッパ−2はABSやPOM樹脂製であり、通水路7
を形成するため、えぐられて細身になっていることか
ら、止水ストッパ−2の弁棒部は弯曲し易い。
【0049】ところが、本実施の形態例の管継手1Aで
は、弁座10の下流側近傍にカサ裏面の当接部15を形
成したので、止水ストッパ−2のカサ表面に水道圧が常
時作用しシ−ルリング9を容易に変形させて密着閉弁
(密閉)していても、このシ−ルリング9の変形を、シ
−ル性を発揮させながら制限し、ひいては、着座時の押
圧規制を行っているので、前記のような開弁作動の不具
合を生じない。
【0050】したがって、この縮径リング14は、コイ
ルスプリング3の上流側のバネ受12と、カサ裏面の当
接部15とを共用し、コンパクト化している。
【0051】なお、図2における止水ストッパ−2のガ
イド部5では、カサ部11のカサ裏面から十字状の羽根
を延設したもので、その自由端はいずれも、管継手本体
1の下流端より閉弁時、突出しているものである。
【0052】次に、止水ストッパ−2のガイド部5の詳
細を述べる。特に図4において、この止水ストッパ−2
のカサ部11のカサ表面には若干の先細りテ−パを形成
して開弁時の流れを円滑にしており、カサ周面にはOリ
ング溝を形成して、カサ部11のカサ厚さに比べ断面積
の太いシ−ルリング9を外嵌しているが、かかるカサ部
11に対し、下流側に一体成形した弁棒部たるガイド部
5は、3本の長寸板状案内足8A,8B,8Cをカサ裏
面から直接延設している。
【0053】すなわち、中央の第1の長寸板状案内足8
Aは、カサ部5のカサ裏面の径より若干小寸の板巾(板
断面における長辺)をもち、弁棒部径上に位置してい
て、しかも、弁棒部軸方向に長寸にして、管継手本体1
の下流端より常時、突出させている。したがって、この
第1の案内足8Aで開弁時にはカサ部11を裏面から支
持している。
【0054】そして、この第1の案内足8Aの自由端に
は、洗濯機用ホ−スのジョイントカラ−の縮径段部(い
ずれも不図示)が当接するジョイントカラ−当接部16
を一体形成している。
【0055】このジョイントカラ−当接部16より18
0度反対側の案内足8Aの部分はえぐられていて、後記
のこじあけに寄与している。
【0056】このジョイントカラ−当接部16は図4
(D)の右側面からみてカサ部5の外径より突出した扇
部16Aと、その2本の足16B,16Bとで形成し、
組立時、貫通孔13に設けた縮径リング14に対し容易
にくぐらせながら、洗濯機用ホ−スのジョイントカラ−
の縮径段部の押込み力(開弁力)を偏移してモ−メント
を発生させるようにして、しかも、確実に受けるように
している。
【0057】要するに、弁棒部に、接続管体側の押込み
力によりモ−メントを発生させるようにしている。
【0058】その結果、カサ部11のカサ裏面は、管継
手本体1の縮径リング14のカサ裏面の当接部15のリ
ングの一部(ジョイントカラ−当接部16より180度
反対側の部分)を支点に斜めに開き、つまり、密着して
いるシ−ルリング9をテコの原理でこじあけ、ひいては
確実に開弁作動するようにしている。
【0059】また、この第1の案内足8Aの両側の軸心
位置には、その基部がリブ状に延設された第2、第3の
案内足8B,8Cを設けている。したがって、カサ部1
1の近傍では、第1の案内足8Aと第2、第3の案内足
8B,8Cとで略十字の羽根を形成してカサ裏面から直
接延設している。
【0060】なお、これらの第2、第3の案内足8B,
8Cは同形であるので、その一つを述べる。
【0061】第2の案内足8Bも長寸板状(第1の長寸
板より短い)になっていて、第1の案内足8Aの側面か
ら直交して軸心上で延設され、リブ状に構成されてい
る。
【0062】この第2の案内足8Bにはカサ部11側の
若干の部分を残して、その自由端を形成するため軸心側
をえぐっている。この自由端には管継手本体1の貫通孔
13の内周に良好に案内する貫通孔当接部17を一体形
成している。
【0063】この貫通孔当接部17は、特に図4(D)
に示すように、前記第1の案内足8Aのジョイントカラ
−当接部16より約90度離れた(両)反対側に形成
し、開弁後のジョイントカラ−当接部16に対する押し
込み力によるモ−メントを矯正し、こじあけ後の止水ス
トッパ−2の開弁時の軸方向スライドを円滑にしてい
る。
【0064】この貫通孔当接部17は弦月体で構成し、
その円弧外面径は、カサ部11のカサ裏面径より若干大
にし、かつ、前記第1の案内足8Aの扇部16Aの外径
より小にしている。
【0065】以上の第1、第2、第3の案内足8A,8
B,8Cには、軸方向約半分の所から上流側をそれぞれ
縮径状にして段部を形成し、これらの段部をコイルスプ
リング3の下流側のバネ受6としている。
【0066】次に、管継手本体1の詳細を述べる。特
に、図1、図3および図5において、この管継手本体1
は、黄銅棒(金属棒)の切削加工品であって、その下流
側には、前記止水ストッパ−2が収容され、かつ、洗濯
機用ホ−スのジョイントカラ−が外嵌される差口部1
8、ロックボ−ル溝19および接続管用ストッパ−嵌合
部20が下流側から順次周設している。
【0067】また、上流側には、止水ストッパ−2のカ
サ部11がスライドし、かつ、開弁時に水道水の流れを
円滑に迂回する、通水路7たる拡大水室21が形成さ
れ、これに続いて上流側にセラミック水栓4を螺着する
メネジ部22が設けられている。このメネジ部22にセ
ラミック水栓4の円筒状のジョイント部材27が螺着し
ている。
【0068】前記接続管用ストッパ−嵌合部20にはフ
ランジ状の接続管用ストッパ−23が外嵌され、金属バ
ネ製Cリング24で抜止めしている。
【0069】この接続管用ストッパ−23は合成樹脂
(ABS)製で、安価に構成すると共に、後記のセラミ
ック水栓4の合成樹脂製つまみ型ハンドル104に合せ
て良好なデザインとしている。
【0070】この接続管用ストッパ−23のボス部の上
流側には複数の切欠部25,25…を設けて、前記接続
管用ストッパ−嵌合部20に対し樹脂弾性により密着し
て回動しないようにしている。
【0071】また、ボス部の下流側には前記Cリング2
4が嵌合するCリング凹溝26を設けている。したがっ
て、一体切削形成した金属製接続管用ストッパ−より安
価にしながら強固に固着している。
【0072】次に、逆止弁106付セラミック水栓4の
詳細を述べる。この逆止弁106付セラミック水栓4は
本出願人が既に開発し、市販して好評を博しているもの
であるが、前記ワンタッチ式管継手1Aと軸方向をコン
パクトにして一体化し、この管継手1Aの上流側に必須
の開閉弁としている。
【0073】もし、この管継手1Aの上流側にアングル
弁等の開閉弁がないときには、突出等の場所をとらず好
都合に取付けられる。
【0074】殊に、逆止弁106を内蔵しているので、
洗濯機用ホ−スとの接続時に2重の逆止弁となり、汚水
等の逆流に対する安全性・信頼性を高めることができ
る。
【0075】さて、この逆止弁付セラミック水栓4は図
1において、円筒状金属製水栓本体100に、上流側の
固定用のセラミック製シ−ルディスク101と下流側の
回転用セラミック製シ−ルディスク102とを摺接自在
に並設して収容している。
【0076】これらのシ−ルディスク101,102に
はそれぞれ連通孔103,103を設けており、固定用
セラミック製シ−ルディスク101は水栓本体100か
らのノックピン104の挿入で固定され、回転用セラミ
ック製シ−ルディスク102は、90度の範囲で回転さ
せ、丁度コックのレバ−のような回転にさせるための、
つまみ型ハンドル104の足105を挿入している。
【0077】このつまみ型ハンドル104の回転により
開閉したり、通水量を調節したりしている。そして、こ
のつまみ型ハンドル104は水栓本体100の外周に案
内されて回転する。
【0078】これらのシ−ルディスク101,102
は、いずれも浅底コップ状に形成され、コップの底が接
合するディスクになっているので、ディスク(円板)に
よる軸方向をコンパクトにし、しかもコップ内に逆止弁
106の逆止弁本体107や、管継手1Aのメネジ部2
2に螺着するジョイント部材27の上流側がそれぞれ挿
入されて、これまた、軸方向をコンパクトにしている。
このジョイント部材27のオネジは水栓本体100にも
螺着している。
【0079】また、逆止弁106は小短管状の逆止弁本
体107の弁座108に、きのこ弁109がコイルバネ
110で汚水等が管継手1Aから逆流すると閉弁する。
この逆止弁本体107の一方のオネジは水栓本体100
に螺着している。
【0080】そして、この逆止弁本体107の他方のオ
ネジ111は既設の上流側通水部材に螺着するようにな
っている。したがって、セラミック水栓4付の管継手1
Aを螺着により取付けることができる。
【0081】
【発明の効果】本発明によると、接続管用管体側の押込
み力により開弁するポペット弁のカサ裏面側を、貫通孔
に形成した縮径リングに当接させたので、ポペット弁の
合成樹脂製弁棒部が弯曲し易くても、ポペット弁のシ−
ル性の高いシ−ルリングの密着変形し易くても、その変
形を制限することにより、シ−ルリングの食い込みを防
ぎ、ポペット弁の開弁作動を円滑に、かつ、確実にする
ことができる。
【0082】また、縮径リングを金属製管継手本体の切
削加工時に形成したので、特に部品点数を増さず、カサ
部のカサ裏面側をそのままにしても、また、若干の加工
しても、全体の加工費をコストアップさせない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の全体断面図である。
【図2】図1の説明図で、(B)は(A)の底面図であ
る。
【図3】図1の管継手本体の断面図である。
【図4】図1の止水ストッパ−の詳細図で、(A)は正
面図、(B)は側面図、(C)は要部底面図、(D)は
右側面図である。
【図5】図1の接続管用ストッパ−の詳細図で、(A)
は正面図、(B)は断面図である。
【図6】従来例である。
【図7】従来例である。
【符号の説明】
1…管継手本体、2…止水ストッパ−、5…ガイド部、
7…通水路、11…カサ部、13…貫通孔、14…縮径
リング
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 37/40 E03C 1/02 F16K 15/18 F16L 37/46 F16L 37/23

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下流側に差口部をもつ金属製管継手本体
    における通水路用貫通孔に、弁座を設けると共に、該貫
    通孔をスライドし、かつ、下流側に延設し、しかも、該
    下流端を複数本の自由端とする弁棒部が貫通孔を案内す
    るポペット弁型止水ストッパ−を設け、 該止水ストッパ−の、密着変形するシ−ル性の高いシ−
    ルリングを前記弁座に着座閉弁・離反開弁するように
    し、該着座を、水道圧とコイルスプリングの弾力とで行
    うと共に、離反を、前記差口部に嵌合する接続用管体側
    の押込み力により行う水締切り装置を備えた水道用管継
    手において、 前記止水ストッパ−のポペット弁を合成樹脂製とし、
    ポペット弁の弁棒部の外周を縮径状にして段部を形成
    し、該段部を、外周に嵌挿した前記コイルスプリングの
    下流側のバネ受とし、該ポペット弁に前記シ−ルリング
    を嵌着する一方、前記弁座の下流側に貫通孔を縮径する
    縮径リングを切削加工して形成し、該縮径リングの下流
    側の段部を前記コイルスプリングの上流側のバネ受と
    し、該縮径リングの上流側段部に、前記ポペット弁のカ
    サ裏面側に形成した当接部を当接させるようにして、
    記弁棒部が合成樹脂製でかつ、えぐられ細身になって弯
    曲しやすい変形や、前記シ−ルリングの着座時の密着
    形を制限することにより、離反開弁作動を確実にするよ
    うにしたことを特徴とする水締切り装置を備えた水道用
    管継手。
  2. 【請求項2】 前記管継手の上流側に、つまみ型ハンド
    ルを有するセラミック水栓を螺着して一体化し、全体の
    軸方向をコンパクトにした請求項1に記載の水締切り装
    置を備えた水道用管継手。
  3. 【請求項3】 前記管継手を既設水道側に接続し、前記
    差口部に嵌合する管体を洗濯機用ホ−スとして、該ホ−
    スの不測の外れにより水道水の放水を防止した請求項
    に記載の水締切り装置を備えた水道用管継手。
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