JPH08215787A - カップ状部品の成形方法及び成形装置 - Google Patents

カップ状部品の成形方法及び成形装置

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JPH08215787A
JPH08215787A JP24319695A JP24319695A JPH08215787A JP H08215787 A JPH08215787 A JP H08215787A JP 24319695 A JP24319695 A JP 24319695A JP 24319695 A JP24319695 A JP 24319695A JP H08215787 A JPH08215787 A JP H08215787A
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JP
Japan
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cup
mandrel
shaped component
molding
outer periphery
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JP24319695A
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Hideyuki Nagai
秀幸 永井
Masaki Nakajima
將木 中島
Michio Maruki
三千男 丸木
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Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コストを低くすることができ、カップ状部品の
耐久性を向上させることができるカップ状部品の成形方
法及び成形装置を提供する。 【解決手段】マンドレル11の先端に素材18を固定
し、前記マンドレル11を回転させながら素材18の周
縁部を前記マンドレル11の外周に押し付けてカップ状
部品を成形し、このとき、前記マンドレル11の外周に
凹部成形金型を突出させて、圧縮加工によって前記カッ
プ状部品の内周に凹部を形成する。この場合、一つの工
程で内周に凹部を有するカップ状部品を形成することが
できるので、作業が簡素化され、コストを低くすること
ができる。また、前記カップ状部品は素材18の周縁部
を前記マンドレル11の外周に押し付けることによって
形成されるとともに、前記凹部は圧縮加工によって形成
されるので、素材18が硬化する。したがって、カップ
状部品の耐久性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カップ状部品の成
形方法及び成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自動変速機においてはプ
ラネタリギヤユニットが使用され、該プラネタリギヤユ
ニットはサンギヤ、ピニオン、リングギヤ及びキャリヤ
から成る。そして、前記サンギヤ、リングギヤ及びキャ
リヤの各要素をクラッチ、ブレーキ等の摩擦係合要素に
よって選択的に作動させることによって、変速を行うこ
とができるようになっている。
【0003】そして、前記クラッチは、ドラム、該ドラ
ムに対して相対的に回転自在に配設された内側回転体、
前記ドラムとスプライン係合させられた複数の外側薄
板、前記内側回転体とスプライン係合させられた複数の
内側薄板、及び前記外側薄板と内側薄板とを押圧して前
記クラッチを係合させるための油圧サーボから成る。ま
た、前記外側薄板は、ドラムの内周にスナップリングを
装着することによって保持される。
【0004】ところで、前記ドラムはカップ状の形状を
有し、内周に、前記外側薄板とスプライン係合するため
の内歯、及び前記スナップリングを保持するための溝が
形成される。そして、塑性加工によってカップ状部材を
成形するとともに内歯を形成し、その後、切削によって
前記溝を形成するようになっている。また、塑性加工に
よってカップ状部材を成形すると同時に内歯を形成し、
その後、押出加工によって溝を形成する成形方法も提供
されている(特公昭58−18528号公報参照)。
【0005】そして、前記ドラムをブレーキ用として使
用する場合には、外周に配設されるバンドブレーキとの
間の発熱を防止するために、プレス加工によって複数の
潤滑孔が形成される(特開平2−129456号公報参
照)。さらに、前記ドラムを回転せたときに最外径が一
定になるように、ドラムの外周が切削され、研削され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のカップ状部品の成形方法においては、いずれも、塑
性加工によるカップ状部材の成形、溝又は潤滑孔の形
成、及び外周の研削の三つの工程が必要になるので、作
業が煩わしいだけでなく、コストが高くなってしまう。
【0007】また、切削によって溝を形成する成形方法
の場合は、切削作業を容易にしようとすると、内歯の硬
度を高くすることができない。したがって、耐久性がそ
の分低下してしまう。本発明は、前記従来のカップ状部
品の成形方法の問題点を解決して、コストを低くするこ
とができ、カップ状部品の耐久性を向上させることがで
きるカップ状部品の成形方法及び成形装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のカ
ップ状部品の成形方法においては、マンドレルの先端に
素材を固定し、前記マンドレルを回転させながら素材の
周縁部を前記マンドレルの外周に押し付けてカップ状部
品を成形し、このとき、前記マンドレルの外周に凹部成
形金型を突出させて、圧縮加工によって前記カップ状部
品の内周に凹部を形成する。
【0009】本発明の他のカップ状部品の成形方法にお
いては、さらに、前記マンドレルは外周に複数の歯型を
備え、該歯型はカップ状部品の内周に内歯を形成する。
本発明の更に他のカップ状部品の成形方法においては、
さらに、前記凹部成形金型は、前記歯型間に突出させら
れ、圧縮加工によって前記内歯に凹部を形成する。
【0010】本発明の更に他のカップ状部品の成形方法
においては、さらに、内周に凹部が形成されたカップ状
部品の外周に切削及び研削の一方を施すことによって、
前記凹部とカップ状部品の外周側とを連通させて孔を形
成する。本発明の更に他のカップ状部品の成形方法にお
いては、さらに、前記素材の周縁部は、成形ローラをマ
ンドレルに沿って相対的に移動させることによって、前
記マンドレルの外周に押し付けられる。
【0011】本発明の更に他のカップ状部品の成形方法
においては、さらに、前記凹部成形金型は、前記マンド
レル内にテールストックを挿入することによって突出さ
せられる。本発明のカップ状部品の成形装置において
は、回転自在に支持されたマンドレルと、該マンドレル
の先端に素材を固定する素材固定手段と、前記素材の周
縁部を前記マンドレルの外周に押し付けてカップ状部品
を成形する圧縮手段と、前記マンドレルに対して進退自
在に配設され、前記カップ状部品の成形時において前記
マンドレルの外周に突出させられる凹部成形金型とを有
する。
【0012】本発明の他のカップ状部品の成形装置にお
いては、さらに、前記マンドレルは外周に複数の歯型を
備える。本発明の更に他のカップ状部品の成形装置にお
いては、さらに、前記凹部成形金型は前記歯型間に突出
させられる。本発明の更に他のカップ状部品の成形装置
においては、さらに、カップ状部品の外周に切削及び研
削の一方を施す施削手段を有する。
【0013】本発明の更に他のカップ状部品の成形装置
においては、さらに、前記圧縮手段は、回転自在に支持
され、前記マンドレルに沿って相対的に移動自在に配設
された成形ローラである。本発明の更に他のカップ状部
品の成形装置においては、さらに、前記マンドレルと対
向させてテールストックが配設され、前記マンドレルに
は円筒形溝が形成され、該円筒形溝に対して前記テール
ストックが挿脱自在に配設される。
【0014】そして、該テールストックを前記円筒形溝
に挿入することによって前記凹部成形金型が前記マンド
レルの外周に突出させられる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
第1の実施の形態におけるカップ状部品の成形装置の第
1の状態図、図2は本発明の第1の実施の形態における
カップ状部品の成形装置の第2の状態図、図3は本発明
の第1の実施の形態におけるマンドレルの断面図、図4
は本発明の第1の実施の形態における溝成形金型の断面
図である。なお、図3の右半分はカップ状部品の成形装
置の第1の状態を、左半分はカップ状部品の成形装置の
第2の状態を示す。
【0016】図において、11は回転自在に支持された
円筒形のマンドレルであり、該マンドレル11は径大部
12、径小部13、及び前記径大部12と径小部13と
の間に形成された歯金型部14から成る。そして、該歯
金型部14の円周方向における複数箇所には、軸方向に
延びる歯型15が図示しないカップ状部品の内歯の数だ
け形成され、各歯型15間には溝16が形成される。ま
た、前記径小部13の先端には、環状の素材18を収容
するための環状段部19が形成される。なお、この場
合、前記カップ状部品はクラッチのドラムとして使用さ
れる。
【0017】前記マンドレル11の中央には径小部13
から歯金型部14にかけて円筒形溝21が形成され、該
円筒形溝21の開口からテールストック20を挿入する
ことができるようになっている。そして、前記円筒形溝
21の底部において、該円筒形溝21の内側とマンドレ
ル11の外側とを連通する複数の溝成形ブロック収容室
22がカップ状部品の内歯の数だけ形成される。また、
前記溝成形ブロック収容室22は、スプリング収容部2
3、該スプリング収容部23の内方において円筒形溝2
1と連通するカム摺(しゅう)動部24、及び前記スプ
リング収容部23の外方において前記各溝16に臨んで
開口する溝成形金型摺動部25から成る。
【0018】そして、前記溝成形ブロック収容室22に
溝成形ブロック31及びスプリング36が収容される。
前記溝成形ブロック31は、前記カム摺動部24を貫通
して延びるカム部32、前記スプリング収容部23に配
設されたスプリング係止部33、及び前記溝成形金型摺
動部25を貫通して延びる凹部成形金型としての溝成形
金型34から成る。
【0019】該溝成形金型34は、図4に示すように、
先端の平面34a、マンドレル11の径小部13側の傾
斜面34b、マンドレル11の径大部12側の垂直面3
4c、及びマンドレル11の径大部12側の傾斜面34
dから成る。また、前記スプリング36はスプリング係
止部33と係止し、溝成形ブロック31をマンドレル1
1の中心側に付勢する。
【0020】そして、前記カム部32は先端にテーパ面
T1を有し、該テーパ面T1は、前記マンドレル11の
径大部12側に近くなるほど内側に突出する形状を有す
る。一方、前記溝成形金型34は、前記溝16内に突出
させられたときに隣接する各歯型15間を埋めることが
できるように幅広に形成される。また、前記テールスト
ック20の先端には、前記テーパ面T1に対応させてテ
ーパ面T2が形成される。
【0021】したがって、前記テールストック20をマ
ンドレル11に対して相対的に前進(図における左方に
移動) させると、テーパ面T2とテーパ面T1とが当接
し、その後、前記テールストック20を更に前進させる
と、前記溝成形ブロック31がテールストック20によ
ってスプリング36の付勢力に抗して押し上げられ、図
1、及び図3の右半分に示すように、前記溝成形金型3
4を溝16内に突出させる。
【0022】ところで、前記テールストック20をマン
ドレル11に対して相対的に前進させると、前記素材1
8は、環状段部19に係止させられた状態でマンドレル
11の径小部13とテールストック20の肩部20aと
によって強く挟持される。なお、径小部13及び肩部2
0aによって素材固定手段が構成される。そして、前記
マンドレル11、及び圧縮手段としての図示しない成形
ローラを図における左方に移動させると、図1に示すよ
うに素材18はマンドレル11に押し付けられてカップ
状に変形する。このとき、前記素材18の一部が溝16
内に進入し、図示しない内歯が形成される。また、前記
溝16内に突出させられた溝成形金型34によって、前
記内歯に図示しない溝が形成される。この場合、該溝は
図4の溝成形金型34に対応する形状を有する。
【0023】次に、カップ状部品の成形方法の工程につ
いて説明する。図5は本発明の第1の実施の形態におけ
るカップ状部品の成形方法の第1工程図、図6は本発明
の第1の実施の形態におけるカップ状部品の成形方法の
第2工程図、図7は本発明の第1の実施の形態における
カップ状部品の成形方法の第3工程図、図8は本発明の
第1の実施の形態におけるカップ状部品の成形方法の第
4工程図、図9は本発明の第1の実施の形態におけるカ
ップ状部品の成形方法の第5工程図、図10は本発明の
第1の実施の形態におけるカップ状部品の成形方法の第
6工程図である。
【0024】図5に示す第1工程において、マンドレル
11は基準位置S1から距離Z1だけ離れたワークセッ
ト位置に置かれ、一方、テールストック20はマンドレ
ル11から離される。そして、素材18が、マンドレル
11とテールストック20との間に挿入され、環状段部
19にセットされる。このとき、前記テールストック2
0の先端は円筒形溝21内に進入していないので、前記
溝成形金型34は溝16内に突出させられていない。な
お、51は定位置において回転自在に配設された成形ロ
ーラである。該成形ローラ51は、マンドレル11の外
周縁に対応させて、マンドレル11の円周方向における
複数箇所に配設される。また、52は移動自在に配設さ
れた環状のワークストリッパであり、前記マンドレル1
1はワークストリッパ52を貫通して延在する。
【0025】次に、図6に示す第2工程において、マン
ドレル11は前進 (図における右方に移動)させられて
基準位置S1から距離Z2だけ離れた加工開始位置に置
かれ、一方、テールストック20も前進 (図における左
方に移動)させられ、先端が前記円筒形溝21内に進入
させられる。このとき、素材18は、環状段部19にセ
ットされているので、マンドレル11とテールストック
20とが前進させられるのに伴って、径小部13及び肩
部20aによって強く挟持される。
【0026】また、前記テールストック20の先端が円
筒形溝21内に進入すると、溝成形金型34が溝16内
に突出させられるとともに、素材18が成形ローラ51
に当接させられる。そして、図7に示す第3工程におい
て、マンドレル11は更に前進させられて基準位置S1
から距離Z3だけ離れた加工位置に置かれ、一方、テー
ルストック20はマンドレル11の前進に伴って後退
(図における右方に移動)させられる。この場合、テー
ルストック20の先端は前記円筒形溝21内に進入させ
られた状態を維持する。このとき、素材18は成形ロー
ラ51によってフローフォーミング加工を受け、変形さ
せられる。
【0027】そして、該フローフォーミング加工中は、
前記各成形ローラ51が素材18をマンドレル11に対
して押圧する。その結果、塑性変形によって素材18の
周縁部が倒され、水平方向に延びてカップ状にされる。
このようにして、カップ状部品53が成形される。した
がって、前記溝16内に素材18の一部が進入し、溝1
6の形状に対応する内歯がカップ状部品53の内周に形
成される。また、このとき、溝成形金型34が溝16内
に突出させられているので、溝成形金型34の形状に対
応する溝が前記内歯に形成される。
【0028】続いて、図8に示す第4工程において、マ
ンドレル11は更に前進させられて基準位置S1から距
離Z4だけ離れた加工終了位置に置かれ、一方、テール
ストック20はマンドレル11の前進に伴って後退させ
られる。このとき、前記ワークストリッパ52はマンド
レル11と共に前進させられ、前記ワークストリッパ5
2と成形ローラ51との間にわずかな距離を置いた位置
で前記マンドレル11及びワークストリッパ52は停止
させられ、成形ローラ51によるフローフォーミング加
工は終了される。
【0029】続いて、図9に示す第5工程において、マ
ンドレル11は後退(図における左方に移動)させられ
て基準位置S1から距離Z5だけ離れた戻り位置に置か
れ、一方、テールストック20は第4工程の位置に留ま
る。このとき、前記ワークストリッパ52もマンドレル
11と共に後退させられ、所定の位置において停止させ
られる。
【0030】そして、図10に示す第6工程において、
マンドレル11は更に後退させられて基準位置S1から
距離Z6だけ離れたワークアンクランプ位置に置かれ、
一方、ワークストリッパ52は第5工程の位置に留ま
る。したがって、カップ状部品53はマンドレル11か
ら取り外される。このようにして、カップ状部品53を
成形することができる。
【0031】次に、前記成形方法によって成形されたカ
ップ状部品53をブレーキのドラムとして使用した第2
の実施の形態について説明する。この場合、カップ状部
品53の外周には、ブレーキバンドが配設され、該ブレ
ーキバンドを締めたり緩めたりすることによってブレー
キを係脱することができるようになっている。
【0032】そして、前記カップ状部品53とブレーキ
バンドとの間における発熱を防止するために、ドラムに
複数の潤滑孔が形成され、カップ状部品53の内側から
潤滑油が供給される。図11は本発明の第2の実施の形
態におけるカップ状部品の断面図、図12は本発明の第
2の実施の形態におけるカップ状部品の正面図である。
【0033】図において、61はカップ状部品であり、
ブレーキのドラムとして使用される。該カップ状部品6
1は内側に図示しないクラッチを形成し、外側に図示し
ないブレーキを形成する。そのために、カップ状部品6
1はカップ状の形状を有し、内周に、図示しない複数の
外側薄板とスプライン係合するための内歯62、及び図
示しないスナップリングを保持するための図示しない溝
が形成される。また、各内歯62間に歯溝64が形成さ
れ、該各歯溝64における内周から外周に向けて複数の
潤滑孔63が形成される。
【0034】次に、第2の実施の形態における成形装置
について説明する。図13は本発明の第2の実施の形態
におけるカップ状部品の成形装置の第1の状態図、図1
4は本発明の第2の実施の形態におけるカップ状部品の
成形装置の第2の状態図、図15は本発明の第2の実施
の形態におけるマンドレルの断面図、図16は本発明の
第2の実施の形態におけるマンドレルの投影図、図17
は本発明の第2の実施の形態におけるカップ状部品の成
形状態を示す図、図18は本発明の第2の実施の形態に
おけるカップ状部品の原型を示す要部断面図、図19は
本発明の第2の実施の形態におけるカップ状部品の原型
の切削加工状態を示す図である。なお、図15の左半分
はカップ状部品の成形装置の第1の状態を、右半分はカ
ップ状部品の成形装置の第2の状態を示す。
【0035】図において、71は回転自在に支持された
円筒形のマンドレルであり、該マンドレル71は径大部
72、径小部73、及び前記径大部72と径小部73と
の間に形成された歯金型部74から成る。そして、該歯
金型部74の円周方向における複数箇所には軸方向に延
びる歯型75がカップ状部品61の内歯の数だけ形成さ
れ、各歯型75間には溝76が形成される。
【0036】前記マンドレル71の中央には径小部73
から歯金型部74にかけて円筒形溝81が形成され、該
円筒形溝81の開口からセンタリングピース80を挿入
することができるようになっている。そして、前記円筒
形溝81の底部において、該円筒形溝81の内側とマン
ドレル71の外側とを連通する複数の図示しない孔成形
ブロック収容室がカップ状部品61の潤滑孔63の数だ
け形成される。なお、この場合、カップ状部品61の各
内歯62間にそれぞれ複数の潤滑孔63が形成されるの
で、前記孔成形ブロック収容室もそれに対応して形成さ
れる。
【0037】そして、前記各孔成形ブロック収容室に孔
成形ブロック91及びスプリング96が収容される。前
記孔成形ブロック91は、前記センタリングピース80
と対向させて形成されたカム部92、及びマンドレル7
1を貫通して延びる凹部成形金型としての孔成形金型9
4から成る。また、前記スプリング96は、孔成形ブロ
ック91をマンドレル71の中心側に付勢する。
【0038】そして、前記カム部92は先端にテーパ面
T3を有し、該テーパ面T3は、前記マンドレル71の
径大部72側に近くなるほど内側に突出する形状を有す
る。一方、前記孔成形金型94は、潤滑孔63と同じ径
に形成される。また、前記センタリングピース80の先
端には、前記テーパ面T3に対応させてテーパ面T4が
形成される。
【0039】したがって、テールストック82をマンド
レル71に対して相対的に前進(図13における左方に
移動) させ、センタリングピース80が前進させられ、
テーパ面T3とテーパ面T4とが当接し、その後、前記
テールストック82を更に前進させると、前記孔成形ブ
ロック91がセンタリングピース80によってスプリン
グ96の付勢力に抗して押し上げられ、図14、及び図
15の右半分に示すように、前記孔成形金型94を歯型
75から突出させる。その結果、マンドレル71は図1
6に示すように投影される。なお、83は、歯型75か
ら孔成形金型94の先端が突出させられた状態を示す投
影である。
【0040】ところで、前記テールストック82をマン
ドレル71に対して相対的に前進させると、素材78
は、センタリングピース80の後端に係止させられた状
態でマンドレル71の径小部73とテールストック82
の凸部82aとによって強く挟持される。なお、径小部
73及び凸部82aによって素材固定手段が構成され
る。そして、前記マンドレル71、及び圧縮手段として
の図示しない成形ローラを図における左方に移動させる
と、図17に示すように前記素材78はマンドレル71
に押し付けられてカップ状に変形する。
【0041】その結果、図18に示すようなカップ状部
品61の原型85が形成される。該原型85は、径方向
における内方に突出する内歯部分86、該各内歯部分8
6間に形成される歯溝部分87、及び該歯溝部分87か
ら径方向における外方に形成される凹部88から成る。
前記内歯部分86は、前記素材78の一部がマンドレル
71の溝76内に進入することによって形成され、前記
凹部88は、前記歯型75から孔成形金型94の先端を
突出させることによって形成される。
【0042】そして、図19に示すように、前記原型8
5を、施削手段としてのバイト89によって外周から凹
部88までの厚さよりわずかに深く切削及び研削の一方
を行うことによって、前記歯溝64に潤滑孔63を形成
することができる。なお、本実施の形態においては、孔
成形金型94を使用して歯溝64に潤滑孔63を形成す
るようになっているが、同時に溝成形金型34(図8)
を使用して溝を形成することもできる。
【0043】次に、潤滑孔63の変形例について説明す
る。図20は本発明の第2の実施の形態における潤滑孔
の第1の変形例を示す図、図21は本発明の第2の実施
の形態における潤滑孔の第2の変形例を示す図、図22
は本発明の第2の実施の形態における潤滑孔の第3の変
形例を示す図、図23は本発明の第2の実施の形態にお
ける潤滑孔の第4の変形例を示す図である。
【0044】図において、95、97、99、101は
カップ状部材、96、98、100、102は潤滑孔で
ある。この場合、前記カップ状部材95、97、99、
101と潤滑油の供給源との間の距離、前記カップ状部
材95、97、99、101の寸法、機能等によって必
要になる潤滑油の量が決まる。そこで、該潤滑油の量に
対応させて潤滑孔96、98、100、102の形状、
寸法、配列、数等が変更される。
【0045】次に、カップ状部品95、97、99、1
01の成形方法の工程について説明する。図24は本発
明の第2の実施の形態におけるカップ状部品の成形方法
の第1工程図、図25は本発明の第2の実施の形態にお
けるカップ状部品の成形方法の第2工程図、図26は本
発明の第2の実施の形態におけるカップ状部品の成形方
法の第3工程図、図27は本発明の第2の実施の形態に
おけるカップ状部品の成形方法の第4工程図である。な
お、説明の都合上、センタリングピース80とテールス
トック82とを一体化させている。
【0046】図24に示す第1工程において、マンドレ
ル71は基準位置S1から距離Z1だけ離れたワークセ
ット位置に置かれ、一方、テールストック82はマンド
レル71から離される。そして、素材78が、マンドレ
ル71とテールストック82との間に挿入され、セット
される。このとき、前記センタリングピース80の先端
は円筒形溝81内に進入していないので、孔成形金型9
4は歯型75(図15)から突出させられていない。
【0047】次に、図25に示す第2工程において、マ
ンドレル71は前進 (図における右方に移動)させられ
て基準位置S1から距離Z3だけ離れた加工位置に置か
れ、一方、テールストック82も前進 (図における左方
に移動)させられ、センタリングピース80の先端が前
記円筒形溝81内に進入させられる。このとき、素材7
8は、マンドレル71とテールストック82とが前進さ
せられるのに伴って、径小部73及び凸部82aによっ
て強く挟持される。
【0048】また、前記センタリングピース80の先端
が円筒形溝81内に進入し、孔成形金型94は前記歯型
75から突出させられるとともに、素材78が成形ロー
ラ51に当接させられる。そして、図26に示す第3工
程において、マンドレル71は同じ加工位置に置かれ、
成形ローラ51が前進 (図における左方に移動)させら
れる。このとき、センタリングピース80の先端は前記
円筒形溝81内に進入させられた状態を維持する。した
がって、素材78は前記成形ローラ51によってフロー
フォーミング加工を受け、変形させられる。
【0049】そして、該フローフォーミング加工中は、
前記各成形ローラ51が素材78をマンドレル71に対
して押圧する。その結果、塑性変形によって素材78の
周縁部が倒され、水平方向に延びてカップ状にされる。
このようにして、カップ状部品61(図19)が成形さ
れる。したがって、前記溝76内に素材78の一部が進
入し、溝76の形状に対応する内歯部分86(図18)
がカップ状部品61の原型85の内周に形成される。ま
た、このとき、孔成形金型94が前記歯型75から突出
させられているので、歯溝部分87に凹部88が形成さ
れる。
【0050】続いて、図27に示す第4工程において、
前記原型85の外周に沿ってバイト89が前進させら
れ、原型85の外周を切削する。なお、本発明は前記実
施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づい
て種々変形させることが可能であり、それらを本発明の
範囲から排除するものではない。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、カップ状部品の成形方法においては、マンドレル
の先端に素材を固定し、前記マンドレルを回転させなが
ら素材の周縁部を前記マンドレルの外周に押し付けてカ
ップ状部品を成形し、このとき、前記マンドレルの外周
に凹部成形金型を突出させて、圧縮加工によって前記カ
ップ状部品の内周に凹部を形成する。
【0052】この場合、一つの工程で内周に凹部を有す
るカップ状部品を形成することができるので、作業が簡
素化され、コストを低くすることができる。また、前記
カップ状部品は素材の周縁部を前記マンドレルの外周に
押し付けることによって形成されるとともに、前記凹部
は圧縮加工によって形成されるので、素材が硬化する。
したがって、カップ状部品の耐久性を向上させることが
できる。
【0053】本発明の他のカップ状部品の成形方法にお
いては、さらに、前記マンドレルは外周に複数の歯型を
備え、該歯型はカップ状部品の内周に内歯を形成する。
この場合、一つの工程で内歯を有するカップ状部品を形
成することができるので、作業が簡素化され、コストを
低くすることができる。本発明の更に他のカップ状部品
の成形方法においては、さらに、凹部成形金型は、前記
歯型間に突出させられ、圧縮加工によって前記内歯に凹
部を形成する。
【0054】この場合、前記内歯に凹部が形成されるの
で、該凹部にスナップリング等をセットすることができ
る。本発明の更に他のカップ状部品の成形方法において
は、さらに、内周に凹部が形成されたカップ状部品の外
周に切削及び研削の一方を施すことによって、前記凹部
とカップ状部品の外周側とを連通させて孔を形成する。
【0055】この場合、カップ状部品の外周に切削及び
研削の一方を施すのと同時に孔を形成することができる
ので、作業を簡素化することができるだけでなく、コス
トを低くすることができる。本発明の更に他のカップ状
部品の成形方法においては、さらに、前記素材の周縁部
は、成形ローラをマンドレルに沿って相対的に移動させ
ることによって、前記マンドレルの外周に押し付けられ
る。
【0056】したがって、マンドレルを回転させるとと
もに、成形ローラをマンドレルに沿って相対的に移動さ
せることによって、カップ状部品の内周に内歯及び溝を
形成することができる。本発明の更に他のカップ状部品
の成形方法においては、さらに、前記凹部成形金型は、
前記マンドレル内にテールストックを挿入することによ
って突出させられる。
【0057】したがって、前記マンドレル内にテールス
トックを挿入して前記凹部成形金型を突出させ、凹部を
形成することができるとともに、マンドレルとテールス
トックとによって素材を挟持して固定することができ
る。また、加工終了後においては、テールストックをマ
ンドレルから退けることによって、前記凹部成形金型を
引き込むことができるので、カップ状部品をマンドレル
から容易に取り出すことができる。
【0058】本発明のカップ状部品の成形装置において
は、回転自在に支持されたマンドレルと、該マンドレル
の先端に素材を固定する素材固定手段と、前記素材の周
縁部を前記マンドレルの外周に押し付けてカップ状部品
を成形する圧縮手段と、前記マンドレルに対して進退自
在に配設され、前記カップ状部品の成形時において前記
マンドレルの外周に突出させられる凹部成形金型とを有
する。
【0059】この場合、一つの工程で内周に凹部を有す
るカップ状部品を形成することができるので、作業が簡
素化され、コストを低くすることができる。また、前記
カップ状部品は素材の周縁部を前記マンドレルの外周に
押し付けることによって形成されるとともに、前記凹部
は圧縮加工によって形成されるので、素材が硬化する。
したがって、カップ状部品の耐久性を向上させることが
できる。
【0060】本発明の他のカップ状部品の成形装置にお
いては、さらに、前記マンドレルは外周に複数の歯型を
備える。この場合、一つの工程で内歯を有するカップ状
部品を形成することができるので、作業が簡素化され、
コストを低くすることができる。本発明の更に他のカッ
プ状部品の成形装置においては、さらに、前記凹部成形
金型は前記歯型間に突出させられる。
【0061】この場合、前記内歯に凹部が形成されるの
で、該凹部にスナップリング等をセットすることができ
る。本発明の更に他のカップ状部品の成形装置において
は、さらに、カップ状部品の外周に切削及び研削の一方
を施す施削手段を有する。この場合、カップ状部品の外
周に切削及び研削の一方を施すのと同時に孔を形成する
ことができるので、作業を簡素化することができるだけ
でなく、コストを低くすることができる。
【0062】本発明の更に他のカップ状部品の成形装置
においては、さらに、前記圧縮手段は、回転自在に支持
され、前記マンドレルに沿って相対的に移動自在に配設
された成形ローラである。したがって、マンドレルを回
転させるとともに、成形ローラをマンドレルに沿って相
対的に移動させることによって、カップ状部品の内周に
内歯及び溝を形成することができる。
【0063】本発明の更に他のカップ状部品の成形装置
においては、さらに、前記マンドレルと対向させてテー
ルストックが配設され、前記マンドレルには円筒形溝が
形成され、該円筒形溝に対して前記テールストックが挿
脱自在に配設される。そして、該テールストックを前記
円筒形溝に挿入することによって前記凹部成形金型が前
記マンドレルの外周に突出させられる。
【0064】したがって、前記マンドレル内にテールス
トックを挿入して前記凹部成形金型を突出させ、凹部を
形成することができるとともに、マンドレルとテールス
トックとによって素材を挟持して固定することができ
る。また、加工終了後においては、テールストックをマ
ンドレルから退けることによって、前記凹部成形金型を
引き込むことができるので、カップ状部品をマンドレル
から容易に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるカップ状部
品の成形装置の第1の状態図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるカップ状部
品の成形装置の第2の状態図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるマンドレル
の断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における溝成形金型
の断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるカップ状部
品の成形方法の第1工程図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるカップ状部
品の成形方法の第2工程図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態におけるカップ状部
品の成形方法の第3工程図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態におけるカップ状部
品の成形方法の第4工程図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態におけるカップ状部
品の成形方法の第5工程図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態におけるカップ状
部品の成形方法の第6工程図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態におけるカップ状
部品の断面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態におけるカップ状
部品の正面図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態におけるカップ状
部品の成形装置の第1の状態図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態におけるカップ状
部品の成形装置の第2の状態図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態におけるマンドレ
ルの断面図である。
【図16】本発明の第2の実施の形態におけるマンドレ
ルの投影図である。
【図17】本発明の第2の実施の形態におけるカップ状
部品の成形状態を示す図である。
【図18】本発明の第2の実施の形態におけるカップ状
部品の原型を示す要部断面図である。
【図19】本発明の第2の実施の形態におけるカップ状
部品の原型の切削加工状態を示す図である。
【図20】本発明の第2の実施の形態における潤滑孔の
第1の変形例を示す図である。
【図21】本発明の第2の実施の形態における潤滑孔の
第2の変形例を示す図である。
【図22】本発明の第2の実施の形態における潤滑孔の
第3の変形例を示す図である。
【図23】本発明の第2の実施の形態における潤滑孔の
第4の変形例を示す図である。
【図24】本発明の第2の実施の形態におけるカップ状
部品の成形方法の第1工程図である。
【図25】本発明の第2の実施の形態におけるカップ状
部品の成形方法の第2工程図である。
【図26】本発明の第2の実施の形態におけるカップ状
部品の成形方法の第3工程図である。
【図27】本発明の第2の実施の形態におけるカップ状
部品の成形方法の第4工程図である。
【符号の説明】
11、71 マンドレル 13、73 径小部 15、75 歯型 18、78 素材 20、82 テールストック 20a 肩部 21、81 円筒形溝 34 溝成形金型 51 成形ローラ 53、61、95、97、99、101 カップ状部
品 76 溝 78 素材 82a 凸部 88 凹部 89 バイト 94 孔成形金型

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンドレルの先端に素材を固定し、前記
    マンドレルを回転させながら素材の周縁部を前記マンド
    レルの外周に押し付けてカップ状部品を成形し、このと
    き、前記マンドレルの外周に凹部成形金型を突出させ
    て、圧縮加工によって前記カップ状部品の内周に凹部を
    形成することを特徴とするカップ状部品の成形方法。
  2. 【請求項2】 前記マンドレルは外周に複数の歯型を備
    え、該歯型はカップ状部品の内周に内歯を形成する請求
    項1に記載のカップ状部品の成形方法。
  3. 【請求項3】 前記凹部成形金型は、前記歯型間に突出
    させられ、圧縮加工によって前記内歯に凹部を形成する
    請求項2に記載のカップ状部品の成形方法。
  4. 【請求項4】 内周に凹部が形成されたカップ状部品の
    外周に切削及び研削の一方を施すことによって、前記凹
    部とカップ状部品の外周側とを連通させて孔を形成する
    請求項1又は2に記載のカップ状部品の成形方法。
  5. 【請求項5】 前記素材の周縁部は、成形ローラをマン
    ドレルに沿って相対的に移動させることによって、前記
    マンドレルの外周に押し付けられる請求項1〜4のいず
    れか1項に記載のカップ状部品の成形方法。
  6. 【請求項6】 前記凹部成形金型は、前記マンドレル内
    にテールストックを挿入することによって突出させられ
    る請求項1〜5のいずれか1項に記載のカップ状部品の
    成形方法。
  7. 【請求項7】 回転自在に支持されたマンドレルと、該
    マンドレルの先端に素材を固定する素材固定手段と、前
    記素材の周縁部を前記マンドレルの外周に押し付けてカ
    ップ状部品を成形する圧縮手段と、前記マンドレルに対
    して進退自在に配設され、前記カップ状部品の成形時に
    おいて前記マンドレルの外周に突出させられる凹部成形
    金型とを有することを特徴とするカップ状部品の成形装
    置。
  8. 【請求項8】 前記マンドレルは外周に複数の歯型を備
    える請求項7に記載のカップ状部品の成形装置。
  9. 【請求項9】 前記凹部成形金型は前記歯型間に突出さ
    せられる請求項8に記載のカップ状部品の成形装置。
  10. 【請求項10】 カップ状部品の外周に切削及び研削の
    一方を施す施削手段を有する請求項7又は8に記載のカ
    ップ状部品の成形装置。
  11. 【請求項11】 前記圧縮手段は、回転自在に支持さ
    れ、前記マンドレルに沿って相対的に移動自在に配設さ
    れた成形ローラである請求項7〜10のいずれか1項に
    記載のカップ状部品の成形装置。
  12. 【請求項12】 前記マンドレルと対向させてテールス
    トックが配設され、前記マンドレルには円筒形溝が形成
    され、該円筒形溝に対して前記テールストックが挿脱自
    在に配設されるとともに、該テールストックを前記円筒
    形溝に挿入することによって前記凹部成形金型が前記マ
    ンドレルの外周に突出させられる請求項7〜11のいず
    れか1項に記載のカップ状部品の成形装置。
JP24319695A 1994-12-16 1995-09-21 カップ状部品の成形方法及び成形装置 Withdrawn JPH08215787A (ja)

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