JPH08215564A - N−ビニルコハク酸イミドの製造方法 - Google Patents
N−ビニルコハク酸イミドの製造方法Info
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- JPH08215564A JPH08215564A JP7023631A JP2363195A JPH08215564A JP H08215564 A JPH08215564 A JP H08215564A JP 7023631 A JP7023631 A JP 7023631A JP 2363195 A JP2363195 A JP 2363195A JP H08215564 A JPH08215564 A JP H08215564A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】本発明は、アルカリ金属元素および/またはア
ルカリ土類金属元素と、ケイ素とを含有してなる酸化物
であることを特徴とする、N−(β−ヒドロキシエチ
ル)コハク酸イミドを気相分子内脱水反応させ、直接一
段反応でN−ビニルコハク酸イミドに転化する際に用い
る、N−(β−ヒドロキシエチル)コハク酸イミドの気
相分子内脱水反応用触媒および該触媒を用いるN−ビニ
ルコハク酸イミドの製造方法である。 【効果】 本発明の触媒を用いれば、溶媒や副原料を一
切用いること無くN−(β−ヒドロキシエチル)コハク
酸イミドから直接一段反応で連続的にN−ビニルコハク
酸イミドを製造でき、副原料由来の廃棄物の発生もな
く、簡便かつ安全なN−ビニルコハク酸イミドの製造が
可能となる。
ルカリ土類金属元素と、ケイ素とを含有してなる酸化物
であることを特徴とする、N−(β−ヒドロキシエチ
ル)コハク酸イミドを気相分子内脱水反応させ、直接一
段反応でN−ビニルコハク酸イミドに転化する際に用い
る、N−(β−ヒドロキシエチル)コハク酸イミドの気
相分子内脱水反応用触媒および該触媒を用いるN−ビニ
ルコハク酸イミドの製造方法である。 【効果】 本発明の触媒を用いれば、溶媒や副原料を一
切用いること無くN−(β−ヒドロキシエチル)コハク
酸イミドから直接一段反応で連続的にN−ビニルコハク
酸イミドを製造でき、副原料由来の廃棄物の発生もな
く、簡便かつ安全なN−ビニルコハク酸イミドの製造が
可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、N−(β−ヒドロキシ
エチル)コハク酸イミドをN−ビニルコハク酸イミドに
転化する際に用いる、N−(β−ヒドロキシエチル)コ
ハク酸イミドの気相分子内脱水反応用触媒、およびN−
ビニルコハク酸イミドの製造方法に関する。
エチル)コハク酸イミドをN−ビニルコハク酸イミドに
転化する際に用いる、N−(β−ヒドロキシエチル)コ
ハク酸イミドの気相分子内脱水反応用触媒、およびN−
ビニルコハク酸イミドの製造方法に関する。
【0002】N−ビニルコハク酸イミドは、繊維染色助
剤、写真用薬剤、樹脂添加剤等の原料となるポリN−ビ
ニルコハク酸イミドおよびその共重合体の原料モノマー
として有用な化合物である。
剤、写真用薬剤、樹脂添加剤等の原料となるポリN−ビ
ニルコハク酸イミドおよびその共重合体の原料モノマー
として有用な化合物である。
【0003】
【従来の技術】N−ビニルコハク酸イミドの製造方法と
して、米国特許第2231887号明細書にはコハク酸
イミドとアセチレンの反応が開示されている。
して、米国特許第2231887号明細書にはコハク酸
イミドとアセチレンの反応が開示されている。
【0004】この方法は、加圧下に液相で行われている
が、アセチレンが高圧下で分解爆発を起こす可能性があ
ることや、反応の制御が複雑であるという問題を有す
る。
が、アセチレンが高圧下で分解爆発を起こす可能性があ
ることや、反応の制御が複雑であるという問題を有す
る。
【0005】そこで、アセチレンを用いない、N−ビニ
ルコハク酸イミドの製造方法として、N−(α−アルコ
キシエチル)コハク酸イミドを脱アルコールしてN−ビ
ニルコハク酸イミドとする方法(J.Org.Che
m.,Vol.23,672−675,1958)や、
N−(β−アセトキシエチル)コハク酸イミドを脱酢酸
してN−ビニルコハク酸イミドとする方法(Bull.
Chem.Soc.Jap.,Vol.39,2494
−2499,1966)が提案されている。
ルコハク酸イミドの製造方法として、N−(α−アルコ
キシエチル)コハク酸イミドを脱アルコールしてN−ビ
ニルコハク酸イミドとする方法(J.Org.Che
m.,Vol.23,672−675,1958)や、
N−(β−アセトキシエチル)コハク酸イミドを脱酢酸
してN−ビニルコハク酸イミドとする方法(Bull.
Chem.Soc.Jap.,Vol.39,2494
−2499,1966)が提案されている。
【0006】しかし、これらの方法では、反応原料を製
造するために高価なビニルエーテルを必要としたり、反
応原料の製造に多大な労力を要するなど生産性や経済性
が低い上に、脱離基由来の副生成物が多量に発生すると
いう問題がある。
造するために高価なビニルエーテルを必要としたり、反
応原料の製造に多大な労力を要するなど生産性や経済性
が低い上に、脱離基由来の副生成物が多量に発生すると
いう問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の従来
技術における種々の問題点を解消し、簡便で安全かつ安
価にN−ビニルコハク酸イミドを製造する方法として、
汎用化学品であるコハク酸とモノエタノールアミンから
安価かつ容易に製造できるN−(β−ヒドロキシエチ
ル)コハク酸イミドを脱水反応させN−ビニルコハク酸
イミドに転化する方法(下記反応式(2))を提供する
ものである。
技術における種々の問題点を解消し、簡便で安全かつ安
価にN−ビニルコハク酸イミドを製造する方法として、
汎用化学品であるコハク酸とモノエタノールアミンから
安価かつ容易に製造できるN−(β−ヒドロキシエチ
ル)コハク酸イミドを脱水反応させN−ビニルコハク酸
イミドに転化する方法(下記反応式(2))を提供する
ものである。
【0008】
【化2】
【0009】本発明の目的は、N−(β−ヒドロキシエ
チル)コハク酸イミドを反応原料とし、副原料や溶媒を
一切用いずに、気相において直接一段でN−ビニルコハ
ク酸イミドに高転化率で、極めて高選択的に転化できる
N−(β−ヒドロキシエチル)コハク酸イミドの気相分
子内脱水反応用触媒を提供することにある。
チル)コハク酸イミドを反応原料とし、副原料や溶媒を
一切用いずに、気相において直接一段でN−ビニルコハ
ク酸イミドに高転化率で、極めて高選択的に転化できる
N−(β−ヒドロキシエチル)コハク酸イミドの気相分
子内脱水反応用触媒を提供することにある。
【0010】また本発明の他の目的は、N−(β−ヒド
ロキシエチル)コハク酸イミドを反応原料とし、副原料
や溶媒を一切用いずに、気相において直接一段でN−ビ
ニルコハク酸イミドに高転化率で、極めて高選択的に転
化するN−(β−ヒドロキシエチル)コハク酸イミドの
製造方法を提供することにある。
ロキシエチル)コハク酸イミドを反応原料とし、副原料
や溶媒を一切用いずに、気相において直接一段でN−ビ
ニルコハク酸イミドに高転化率で、極めて高選択的に転
化するN−(β−ヒドロキシエチル)コハク酸イミドの
製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、N−(β
−ヒドロキシエチル)コハク酸イミドを気相において直
接一段で脱水反応させ得る方法および触媒について鋭意
検討する中、アルカリ金属元素および/またはアルカリ
土類金属元素とケイ素とを含有してなる酸化物を触媒に
用いると、N−(β−ヒドロキシエチル)コハク酸イミ
ドが、従来になく高転化率で高選択的に長期にわたり安
定的に、N−ビニルコハク酸イミドに転化できることを
見いだし、本発明を完成するに至った。
−ヒドロキシエチル)コハク酸イミドを気相において直
接一段で脱水反応させ得る方法および触媒について鋭意
検討する中、アルカリ金属元素および/またはアルカリ
土類金属元素とケイ素とを含有してなる酸化物を触媒に
用いると、N−(β−ヒドロキシエチル)コハク酸イミ
ドが、従来になく高転化率で高選択的に長期にわたり安
定的に、N−ビニルコハク酸イミドに転化できることを
見いだし、本発明を完成するに至った。
【0012】すなわち本発明は、アルカリ金属元素およ
び/またはアルカリ土類金属元素とケイ素とを含有して
なる酸化物であることを特徴とする、N−(β−ヒドロ
キシエチル)コハク酸イミドをN−ビニルコハク酸イミ
ドに転化する際に用いる、N−(β−ヒドロキシエチ
ル)コハク酸イミドの気相分子内脱水反応用触媒であ
る。
び/またはアルカリ土類金属元素とケイ素とを含有して
なる酸化物であることを特徴とする、N−(β−ヒドロ
キシエチル)コハク酸イミドをN−ビニルコハク酸イミ
ドに転化する際に用いる、N−(β−ヒドロキシエチ
ル)コハク酸イミドの気相分子内脱水反応用触媒であ
る。
【0013】また本発明の製造方法は、N−(β−ヒド
ロキシエチル)コハク酸イミドをN−ビニルコハク酸イ
ミドに転化する際に、前記気相分子内脱水反応用触媒を
用いることを特徴とするものである。
ロキシエチル)コハク酸イミドをN−ビニルコハク酸イ
ミドに転化する際に、前記気相分子内脱水反応用触媒を
用いることを特徴とするものである。
【0014】
【作用】以下に本発明を詳しく説明する。
【0015】本発明の触媒は、下記反応式(2)
【0016】
【化3】
【0017】で表されるN−(β−ヒドロキシエチル)
コハク酸イミドのN−ビニルコハク酸イミドへの気相分
子内脱水反応に極めて有効に作用する。なお原料のN−
(β−ヒドロキシエチル)コハク酸イミドのイミド環の
3位および4位には、水素以外にメチル基、エチル基、
プロピル基等の置換基を有していてもよい。
コハク酸イミドのN−ビニルコハク酸イミドへの気相分
子内脱水反応に極めて有効に作用する。なお原料のN−
(β−ヒドロキシエチル)コハク酸イミドのイミド環の
3位および4位には、水素以外にメチル基、エチル基、
プロピル基等の置換基を有していてもよい。
【0018】触媒活性は、長時間連続で反応しても殆ど
低下しない。また仮に、コーキング等で劣化しても、空
気を通しコークを燃焼すれば活性は回復する。
低下しない。また仮に、コーキング等で劣化しても、空
気を通しコークを燃焼すれば活性は回復する。
【0019】本発明の触媒は、アルカリ金属元素および
/またはアルカリ土類金属元素と、ケイ素とを含有して
なる酸化物であり、好ましくは下記一般式(1)
/またはアルカリ土類金属元素と、ケイ素とを含有して
なる酸化物であり、好ましくは下記一般式(1)
【0020】
【化4】
【0021】(式中、Mはアルカリ金属元素およびアル
カリ土類金属元素からなる群より選ばれる1種以上の元
素、Siはケイ素、XはB、AlおよびPからなる群よ
り選ばれる1種以上の元素、Oは酸素を表す。また添字
a、b、c、dは、a=1のときb=1〜100、c=
0〜1の範囲をとり、dはa、b、cの値および各種構
成元素の結合状態により定まる数値である。)で表され
る酸化物である。
カリ土類金属元素からなる群より選ばれる1種以上の元
素、Siはケイ素、XはB、AlおよびPからなる群よ
り選ばれる1種以上の元素、Oは酸素を表す。また添字
a、b、c、dは、a=1のときb=1〜100、c=
0〜1の範囲をとり、dはa、b、cの値および各種構
成元素の結合状態により定まる数値である。)で表され
る酸化物である。
【0022】アルカリ金属元素および/またはアルカリ
土類金属元素に対するケイ素の割合は、アルカリ金属元
素および/またはアルカリ土類金属元素の種類にもよる
が通常は原子比で1〜100倍の範囲であり、好ましく
は5〜50倍の範囲である。
土類金属元素に対するケイ素の割合は、アルカリ金属元
素および/またはアルカリ土類金属元素の種類にもよる
が通常は原子比で1〜100倍の範囲であり、好ましく
は5〜50倍の範囲である。
【0023】また、必要に応じて添加するB、Alおよ
びPからなる群より選ばれる1種以上の元素Xの、アル
カリ金属元素および/またはアルカリ土類金属元素に対
する割合は、アルカリ金属元素および/またはアルカリ
土類金属元素の種類およびケイ素の割合にもよるが、通
常は原子比で0〜1が適当である。
びPからなる群より選ばれる1種以上の元素Xの、アル
カリ金属元素および/またはアルカリ土類金属元素に対
する割合は、アルカリ金属元素および/またはアルカリ
土類金属元素の種類およびケイ素の割合にもよるが、通
常は原子比で0〜1が適当である。
【0024】触媒調製法としては、特に限定されるもの
ではなく、従来公知のあらゆる方法が適用できる。触媒
の必須成分の一つであるアルカリ金属元素および/また
はアルカリ土類金属元素は、その原料として、酸化物、
水酸化物、ハロゲン化物、塩類(炭酸塩、硝酸塩、カル
ボン酸塩、リン酸塩、硫酸塩等)および金属などが用い
られる。もう一方の必須成分であるケイ素は、その原料
として酸化ケイ素、ケイ酸、ケイ酸塩類(アルカリ金属
ケイ酸塩、アルカリ土類金属ケイ酸塩等)、ケイ素含有
モレキュラシーブス(アルミノシリケート、シリコアル
ミノホスフェート等)および有機ケイ酸エステルなどが
用いられる。さらに、必要に応じて加えられる第3成分
Xの原料としては、酸化物、水酸化物、ハロゲン化物、
塩類(炭酸塩、硝酸塩、カルボン酸塩、リン酸塩、硫酸
塩等)および金属などが用いられる。
ではなく、従来公知のあらゆる方法が適用できる。触媒
の必須成分の一つであるアルカリ金属元素および/また
はアルカリ土類金属元素は、その原料として、酸化物、
水酸化物、ハロゲン化物、塩類(炭酸塩、硝酸塩、カル
ボン酸塩、リン酸塩、硫酸塩等)および金属などが用い
られる。もう一方の必須成分であるケイ素は、その原料
として酸化ケイ素、ケイ酸、ケイ酸塩類(アルカリ金属
ケイ酸塩、アルカリ土類金属ケイ酸塩等)、ケイ素含有
モレキュラシーブス(アルミノシリケート、シリコアル
ミノホスフェート等)および有機ケイ酸エステルなどが
用いられる。さらに、必要に応じて加えられる第3成分
Xの原料としては、酸化物、水酸化物、ハロゲン化物、
塩類(炭酸塩、硝酸塩、カルボン酸塩、リン酸塩、硫酸
塩等)および金属などが用いられる。
【0025】本発明の触媒の調製法例を挙げれば、
(1)アルカリ金属元素および/またはアルカリ土類金
属元素源とケイ素源を水中に溶解もしくは懸濁させ、攪
拌下加熱濃縮し、乾燥後成型し、焼成を経て触媒とする
方法。(2)アルカリ金属元素および/またはアルカリ
土類金属元素源の水溶液中に酸化ケイ素成型体を浸した
後、加熱乾固し、乾燥、焼成を経て触媒とする方法。
(3)各種ケイ酸塩あるいはケイ素含有酸化物に、アル
カリ金属元素および/またはアルカリ土類金属元素源の
水溶液を加え混合した後、乾燥、成型、焼成を経て触媒
とする方法。(4)ケイ素含有モレキュラシーブスに、
アルカリ金属元素および/またはアルカリ土類金属元素
をイオン交換法によりドープした後、乾燥、成型、焼成
を経て触媒とする方法等がある。
(1)アルカリ金属元素および/またはアルカリ土類金
属元素源とケイ素源を水中に溶解もしくは懸濁させ、攪
拌下加熱濃縮し、乾燥後成型し、焼成を経て触媒とする
方法。(2)アルカリ金属元素および/またはアルカリ
土類金属元素源の水溶液中に酸化ケイ素成型体を浸した
後、加熱乾固し、乾燥、焼成を経て触媒とする方法。
(3)各種ケイ酸塩あるいはケイ素含有酸化物に、アル
カリ金属元素および/またはアルカリ土類金属元素源の
水溶液を加え混合した後、乾燥、成型、焼成を経て触媒
とする方法。(4)ケイ素含有モレキュラシーブスに、
アルカリ金属元素および/またはアルカリ土類金属元素
をイオン交換法によりドープした後、乾燥、成型、焼成
を経て触媒とする方法等がある。
【0026】なお、触媒に第3成分Xを含有させるに
は、アルカリ金属元素および/またはアルカリ土類金属
元素源、および/またはケイ素源中にX成分を含有する
原料を用いても良いし、触媒調製途中でX成分原料を加
えても良い。
は、アルカリ金属元素および/またはアルカリ土類金属
元素源、および/またはケイ素源中にX成分を含有する
原料を用いても良いし、触媒調製途中でX成分原料を加
えても良い。
【0027】また該触媒は、公知の坦体(例えば、アル
ミナ、シリコンカーバイド等)に坦持または混合して用
いることもできる。
ミナ、シリコンカーバイド等)に坦持または混合して用
いることもできる。
【0028】該触媒の焼成温度は、用いる触媒原料の種
類にもよるが、300〜1000℃の広い範囲をとれ、
好ましくは400〜800℃の範囲である。
類にもよるが、300〜1000℃の広い範囲をとれ、
好ましくは400〜800℃の範囲である。
【0029】また本発明の製造方法は、N−(β−ヒド
ロキシエチル)コハク酸イミドをN−ビニルコハク酸イ
ミドに転化する際に、前記気相分子内脱水反応用触媒を
前述のごとく用いるものである。
ロキシエチル)コハク酸イミドをN−ビニルコハク酸イ
ミドに転化する際に、前記気相分子内脱水反応用触媒を
前述のごとく用いるものである。
【0030】本発明で反応原料に用いるN−(β−ヒド
ロキシエチル)コハク酸イミドは、あらゆる方法で合成
された物を用いることが出来る。例えば、コハク酸イミ
ドとエチレンカーボネートとの反応、あるいはコハク酸
または無水コハク酸とモノエタノールアミンとの反応で
得られたN−(β−ヒドロキシエチル)コハク酸イミド
が好適に使用できる。またN−(β−ヒドロキシエチ
ル)コハク酸イミドのイミド環の3位および4位には、
水素以外にメチル基、エチル基、プロピル基等の置換基
を有していてもよい。
ロキシエチル)コハク酸イミドは、あらゆる方法で合成
された物を用いることが出来る。例えば、コハク酸イミ
ドとエチレンカーボネートとの反応、あるいはコハク酸
または無水コハク酸とモノエタノールアミンとの反応で
得られたN−(β−ヒドロキシエチル)コハク酸イミド
が好適に使用できる。またN−(β−ヒドロキシエチ
ル)コハク酸イミドのイミド環の3位および4位には、
水素以外にメチル基、エチル基、プロピル基等の置換基
を有していてもよい。
【0031】本発明の実施にあたり反応器は、固定床流
通型、流動床型のいずれでも使用できる。反応は、原料
N−(β−ヒドロキシエチル)コハク酸イミドが、気相
状態を維持し得る反応温度および反応圧力下で行う。反
応圧力は通常、常圧または減圧であるが、加圧も可能で
ある。反応温度は、他の反応条件によっても異なるが、
300〜500℃、好ましくは350〜450℃の範囲
が適当である。反応温度が300℃より低いと原料N−
(β−ヒドロキシエチル)コハク酸イミドの転化率が大
幅に低下し、500℃より高いと目的N−ビニルコハク
酸イミドの選択率が著しく低下する。原料N−(β−ヒ
ドロキシエチル)コハク酸イミドは、窒素、ヘリウム、
アルゴン、炭化水素等の、目的反応に不活性な物質によ
る希釈および/または減圧により、N−(β−ヒドロキ
シエチル)コハク酸イミドの分圧を5〜600mmHg
として触媒層に供給する。原料N−(β−ヒドロキシエ
チル)コハク酸イミドの空間速度(GHSV)は、他の
反応条件によっても異なり、通常1〜1000h-1、好
ましくは10〜500h-1の範囲である。
通型、流動床型のいずれでも使用できる。反応は、原料
N−(β−ヒドロキシエチル)コハク酸イミドが、気相
状態を維持し得る反応温度および反応圧力下で行う。反
応圧力は通常、常圧または減圧であるが、加圧も可能で
ある。反応温度は、他の反応条件によっても異なるが、
300〜500℃、好ましくは350〜450℃の範囲
が適当である。反応温度が300℃より低いと原料N−
(β−ヒドロキシエチル)コハク酸イミドの転化率が大
幅に低下し、500℃より高いと目的N−ビニルコハク
酸イミドの選択率が著しく低下する。原料N−(β−ヒ
ドロキシエチル)コハク酸イミドは、窒素、ヘリウム、
アルゴン、炭化水素等の、目的反応に不活性な物質によ
る希釈および/または減圧により、N−(β−ヒドロキ
シエチル)コハク酸イミドの分圧を5〜600mmHg
として触媒層に供給する。原料N−(β−ヒドロキシエ
チル)コハク酸イミドの空間速度(GHSV)は、他の
反応条件によっても異なり、通常1〜1000h-1、好
ましくは10〜500h-1の範囲である。
【0032】
【実施例】以下、実施例により、本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらにより何等限定されるものでは
ない。
するが、本発明はこれらにより何等限定されるものでは
ない。
【0033】なお、実施例中の転化率、選択率、および
単流収率は、次の定義に従う。
単流収率は、次の定義に従う。
【0034】
【数1】
【0035】実施例1 (触媒調製)水酸化リチウム(1水和物)4.2gを水
50gに溶解させ、90℃で加熱、攪拌しながら、酸化
ケイ素30gを加え、加熱濃縮後、空気中120℃で2
0時間乾燥した。得られた固体を9〜16メッシュに破
砕し、空気中500℃で2時間焼成し、酸素を除く原子
比でLi1Si10なる組成の触媒を調製した。
50gに溶解させ、90℃で加熱、攪拌しながら、酸化
ケイ素30gを加え、加熱濃縮後、空気中120℃で2
0時間乾燥した。得られた固体を9〜16メッシュに破
砕し、空気中500℃で2時間焼成し、酸素を除く原子
比でLi1Si10なる組成の触媒を調製した。
【0036】(反応)この触媒5mlを、内径10mm
のステンレス製反応管に充填した後、400℃の溶融塩
浴に浸漬し、該反応管内にN−(β−ヒドロキシエチ
ル)コハク酸イミドを、その分圧が38mmHgとなる
まで窒素で希釈した原料ガスを、N−(β−ヒドロキシ
エチル)コハク酸イミドの空間速度100h-1 で供給
し、常圧で反応を行った。供給開始1時間後の反応管出
口ガスをメタノールに捕集し、ガスクロマトグラフによ
り分析した結果、N−(β−ヒドロキシエチル)コハク
酸イミドの転化率、N−ビニルコハク酸イミドの選択率
および単流収率は、それぞれ43.1モル%,81.0
モル%,34.9モル%であった。
のステンレス製反応管に充填した後、400℃の溶融塩
浴に浸漬し、該反応管内にN−(β−ヒドロキシエチ
ル)コハク酸イミドを、その分圧が38mmHgとなる
まで窒素で希釈した原料ガスを、N−(β−ヒドロキシ
エチル)コハク酸イミドの空間速度100h-1 で供給
し、常圧で反応を行った。供給開始1時間後の反応管出
口ガスをメタノールに捕集し、ガスクロマトグラフによ
り分析した結果、N−(β−ヒドロキシエチル)コハク
酸イミドの転化率、N−ビニルコハク酸イミドの選択率
および単流収率は、それぞれ43.1モル%,81.0
モル%,34.9モル%であった。
【0037】実施例2−5 (触媒調製)実施例1において水酸化リチウム(1水和
物)4.2gを、水酸化ナトリウム2.0g(実施例
2)、硝酸カリウム5.06g(実施例3)、硝酸ルビ
ジウム7.38g(実施例4)、硝酸セシウム9.75
g(実施例5)、硝酸バリウム13.1g(実施例6)
に変更した他は実施例1と同様にして表1に記載の触媒
(酸素を除く原子比で表記)を調製した。
物)4.2gを、水酸化ナトリウム2.0g(実施例
2)、硝酸カリウム5.06g(実施例3)、硝酸ルビ
ジウム7.38g(実施例4)、硝酸セシウム9.75
g(実施例5)、硝酸バリウム13.1g(実施例6)
に変更した他は実施例1と同様にして表1に記載の触媒
(酸素を除く原子比で表記)を調製した。
【0038】(反応)これらの触媒を用いて、反応温度
を変えた他は実施例1と同様にして反応を行った。供給
開始1時間後のN−(β−ヒドロキシエチル)コハク酸
イミドの転化率、N−ビニルコハク酸イミドの選択率お
よび単流収率を表1に示した。
を変えた他は実施例1と同様にして反応を行った。供給
開始1時間後のN−(β−ヒドロキシエチル)コハク酸
イミドの転化率、N−ビニルコハク酸イミドの選択率お
よび単流収率を表1に示した。
【0039】
【表1】
【0040】比較例1 実施例1において触媒を酸化ケイ素(500℃、2時間
焼成品)とした他は同様にして反応および分析を行っ
た。供給開始1時間後のN−(β−ヒドロキシエチル)
コハク酸イミドの転化率、N−ビニルコハク酸イミドの
選択率および単流収率は、それぞれ16.3モル%,9
4.2モル%,15.4モル%であった。
焼成品)とした他は同様にして反応および分析を行っ
た。供給開始1時間後のN−(β−ヒドロキシエチル)
コハク酸イミドの転化率、N−ビニルコハク酸イミドの
選択率および単流収率は、それぞれ16.3モル%,9
4.2モル%,15.4モル%であった。
【0041】実施例7 (触媒調製)硝酸セシウム0.97gを水40gに溶解
させた液中に、球状シリカゲル(5−10メッシュ)3
0gを2時間浸漬した。その後、湯浴上で加熱乾固し、
空気中120℃で20時間乾燥後、空気中600℃で2
時間焼成して酸素を除く原子比でCs1Si100なる組成
の触媒を調製した。
させた液中に、球状シリカゲル(5−10メッシュ)3
0gを2時間浸漬した。その後、湯浴上で加熱乾固し、
空気中120℃で20時間乾燥後、空気中600℃で2
時間焼成して酸素を除く原子比でCs1Si100なる組成
の触媒を調製した。
【0042】(反応)この触媒を用いて、反応温度を4
10℃、供給N−(β−ヒドロキシエチル)コハク酸イ
ミドの分圧を76mmHg、空間速度を200h-1とし
た他は実施例1と同様にして反応および分析を行った。
供給開始1時間後のN−(β−ヒドロキシエチル)コハ
ク酸イミドの転化率、N−ビニルコハク酸イミドの選択
率および単流収率は、それぞれ75.2モル%,93.
6モル%,70.4モル%であった。
10℃、供給N−(β−ヒドロキシエチル)コハク酸イ
ミドの分圧を76mmHg、空間速度を200h-1とし
た他は実施例1と同様にして反応および分析を行った。
供給開始1時間後のN−(β−ヒドロキシエチル)コハ
ク酸イミドの転化率、N−ビニルコハク酸イミドの選択
率および単流収率は、それぞれ75.2モル%,93.
6モル%,70.4モル%であった。
【0043】実施例8 (触媒調製)硝酸セシウム19.5gとホウ酸4.9g
を水100gに溶解させた液中に、酸化ケイ素30.0
gを加え、湯浴上で加熱混合しながら濃縮乾固した。次
いで、空気中120℃で20時間乾燥し、9−16メッ
シュに破砕後空気中500℃で2時間焼成して、酸素を
除く原子比でCs1Si5B0.8なる組成の触媒を調製し
た。
を水100gに溶解させた液中に、酸化ケイ素30.0
gを加え、湯浴上で加熱混合しながら濃縮乾固した。次
いで、空気中120℃で20時間乾燥し、9−16メッ
シュに破砕後空気中500℃で2時間焼成して、酸素を
除く原子比でCs1Si5B0.8なる組成の触媒を調製し
た。
【0044】(反応)この触媒を用いて、実施例1と同
様にして反応を行った。供給開始1時間後のN−(β−
ヒドロキシエチル)コハク酸イミドの転化率、N−ビニ
ルコハク酸イミドの選択率および単流収率は、それぞれ
87.2モル%,85.8モル%,74.8モル%であ
った。
様にして反応を行った。供給開始1時間後のN−(β−
ヒドロキシエチル)コハク酸イミドの転化率、N−ビニ
ルコハク酸イミドの選択率および単流収率は、それぞれ
87.2モル%,85.8モル%,74.8モル%であ
った。
【0045】実施例9 (触媒調製)硝酸セシウム19.5gとリン酸第2アン
モニウム4.0gを水100gに溶かした液中に、リン
酸アルミニウム1.2gおよび酸化ケイ素30gを加
え、湯浴上で加熱混合しながら濃縮乾固した。次いで、
空気中120℃で20時間乾燥し、9−16メッシュに
破砕後、空気中600℃で2時間焼成して、酸素を除く
原子比でCs1Si5Al0.1P0.4なる組成の触媒を調製
した。
モニウム4.0gを水100gに溶かした液中に、リン
酸アルミニウム1.2gおよび酸化ケイ素30gを加
え、湯浴上で加熱混合しながら濃縮乾固した。次いで、
空気中120℃で20時間乾燥し、9−16メッシュに
破砕後、空気中600℃で2時間焼成して、酸素を除く
原子比でCs1Si5Al0.1P0.4なる組成の触媒を調製
した。
【0046】(反応)この触媒を用いて、反応温度を3
80℃に変更した他は実施例1と同様にして反応および
分析を行った。供給開始1時間後のN−(β−ヒドロキ
シエチル)コハク酸イミドの転化率、N−ビニルコハク
酸イミドの選択率および単流収率は、それぞれ82.9
モル%,92.2モル%,76.4モル%であった。。
80℃に変更した他は実施例1と同様にして反応および
分析を行った。供給開始1時間後のN−(β−ヒドロキ
シエチル)コハク酸イミドの転化率、N−ビニルコハク
酸イミドの選択率および単流収率は、それぞれ82.9
モル%,92.2モル%,76.4モル%であった。。
【0047】実施例10 (触媒調製)炭酸セシウム8.1gを水50gに溶解さ
せた液中に、酸化ケイ素30.0gを加え、湯浴上で加
熱混合しながら濃縮乾固した。次いで、空気中120℃
で20時間乾燥し、9−16メッシュに破砕後空気中5
00℃で2時間焼成して、酸素を除く原子比でCs1S
i10なる組成の触媒を調製した。
せた液中に、酸化ケイ素30.0gを加え、湯浴上で加
熱混合しながら濃縮乾固した。次いで、空気中120℃
で20時間乾燥し、9−16メッシュに破砕後空気中5
00℃で2時間焼成して、酸素を除く原子比でCs1S
i10なる組成の触媒を調製した。
【0048】(反応)この触媒5mlをステンレス製反
応管に充填した後、400℃の溶融塩浴に浸した。次い
で、該反応管内を真空ポンプで減圧し、N−(β−ヒド
ロキシエチル)コハク酸イミドを出口圧38mmHg、
空間速度100hr-1の条件で供給した。反応を50時
間連続して行った後、原料供給を停止し、窒素を導入し
て解圧し、次いで24時間空気を流通し触媒に析出した
炭素状物質を燃焼することにより触媒を再生した。その
後、再び前述の反応条件に戻し、50時間連続反応を行
った。供給開始1時間、20時間、50時間後および再
生後1時間、20時間、50時間後のN−(β−ヒドロ
キシエチル)コハク酸イミドの転化率、N−ビニルコハ
ク酸イミドの選択率および単流収率を表2に示した。
応管に充填した後、400℃の溶融塩浴に浸した。次い
で、該反応管内を真空ポンプで減圧し、N−(β−ヒド
ロキシエチル)コハク酸イミドを出口圧38mmHg、
空間速度100hr-1の条件で供給した。反応を50時
間連続して行った後、原料供給を停止し、窒素を導入し
て解圧し、次いで24時間空気を流通し触媒に析出した
炭素状物質を燃焼することにより触媒を再生した。その
後、再び前述の反応条件に戻し、50時間連続反応を行
った。供給開始1時間、20時間、50時間後および再
生後1時間、20時間、50時間後のN−(β−ヒドロ
キシエチル)コハク酸イミドの転化率、N−ビニルコハ
ク酸イミドの選択率および単流収率を表2に示した。
【0049】
【表2】
【0050】
【発明の効果】本発明の触媒を用いれば、溶媒や副原料
を一切用いること無く、N−(β−ヒドロキシエチル)
コハク酸イミドから直接一段反応で連続的にN−ビニル
コハク酸イミドを高転化率で極めて高選択的に製造で
き、副原料由来の廃棄物の発生もなく、簡便かつ安全な
N−ビニルコハク酸イミドの製造が可能となる。
を一切用いること無く、N−(β−ヒドロキシエチル)
コハク酸イミドから直接一段反応で連続的にN−ビニル
コハク酸イミドを高転化率で極めて高選択的に製造で
き、副原料由来の廃棄物の発生もなく、簡便かつ安全な
N−ビニルコハク酸イミドの製造が可能となる。
【0051】また本発明の製造方法を用いれば、溶媒や
副原料を一切用いること無く、N−(β−ヒドロキシエ
チル)コハク酸イミドから直接一段反応で連続的にN−
ビニルコハク酸イミドを高転化率で極めて高選択的に製
造でき、副原料由来の廃棄物の発生もなく、簡便かつ安
全なN−ビニルコハク酸イミドの製造が可能となる。
副原料を一切用いること無く、N−(β−ヒドロキシエ
チル)コハク酸イミドから直接一段反応で連続的にN−
ビニルコハク酸イミドを高転化率で極めて高選択的に製
造でき、副原料由来の廃棄物の発生もなく、簡便かつ安
全なN−ビニルコハク酸イミドの製造が可能となる。
Claims (3)
- 【請求項1】 アルカリ金属元素および/またはアルカ
リ土類金属元素と、ケイ素とを含有してなる酸化物であ
ることを特徴とする、N−(β−ヒドロキシエチル)コ
ハク酸イミドをN−ビニルコハク酸イミドに転化する際
に用いる、N−(β−ヒドロキシエチル)コハク酸イミ
ドの気相分子内脱水反応用触媒。 - 【請求項2】 前記触媒が、下記一般式(1) 【化1】 (式中、Mはアルカリ金属元素およびアルカリ土類金属
元素からなる群より選ばれる1種以上の元素、Siはケ
イ素、XはB、AlおよびPからなる群より選ばれる1
種以上の元素、Oは酸素を表す。また添字a、b、c、
dは、a=1のときb=1〜100、c=0〜1の範囲
をとり、dはa、b、cの値および各種構成元素の結合
状態により定まる数値である。)で表される酸化物であ
る請求項1に記載の触媒。 - 【請求項3】 N−(β−ヒドロキシエチル)コハク酸
イミドをN−ビニルコハク酸イミドに転化する際に、請
求項1または2に記載の触媒を用いることを特徴とする
N−ビニルコハク酸イミドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7023631A JPH08215564A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | N−ビニルコハク酸イミドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7023631A JPH08215564A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | N−ビニルコハク酸イミドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08215564A true JPH08215564A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12115942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7023631A Pending JPH08215564A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | N−ビニルコハク酸イミドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08215564A (ja) |
-
1995
- 1995-02-13 JP JP7023631A patent/JPH08215564A/ja active Pending
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