JPH08215514A - 濾材用ネットおよび濾材収納体 - Google Patents

濾材用ネットおよび濾材収納体

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Publication number
JPH08215514A
JPH08215514A JP7022136A JP2213695A JPH08215514A JP H08215514 A JPH08215514 A JP H08215514A JP 7022136 A JP7022136 A JP 7022136A JP 2213695 A JP2213695 A JP 2213695A JP H08215514 A JPH08215514 A JP H08215514A
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JP
Japan
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net
filter
filter media
opening
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7022136A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Ishizawa
稔 石沢
Kouki Chiba
講紀 千葉
Toshiaki Enomoto
利明 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
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Publication of JPH08215514A publication Critical patent/JPH08215514A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴槽水用循環浄化装置において、濾材の層の
形成、浄化機能の保持、および濾材の洗浄作業の簡略化
を目的とした濾材用ネットおよび濾材収納体を提供す
る。 【構成】 濾材4の径よりも小さな網目22bを有する
袋状体22と、この袋状体22の開口部23に配され、
開口部23を開閉する開閉手段24とを備える濾材用ネ
ット21に、濾材用ネット21の容積の60%程度の容
積の濾材4が収納されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、濾材用ネットおよび濾
材収納体に係わり、特に、浴槽水用循環浄化装置の濾材
に適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】浴槽内に貯留された浴槽水を浄化して繰
り返し使用することは、浴槽水の大幅な節約のみなら
ず、浴槽水の交換や、浴槽水の汚れに伴う浴槽の掃除等
の作業を軽減するという点からも効果的である。
【0003】浴槽水をポンプ等を用いて吸引してこれを
濾過した後、浴槽内に環流して浴槽水を連続的に浄化す
る装置の例として、実開昭63−69949号公報が提
案されている。この装置を図5に示す。図において、符
号Aは浴槽水用循環浄化装置、1はポンプ、2は浴槽、
3は容器、4は濾材、5は給水パイプ、6は排水パイプ
である。
【0004】図5の例において、浴槽水用循環浄化装置
Aのポンプ1を作動させると、浴槽2の浴槽水が吸引さ
れて給水パイプ5から容器3の内部に送り込まれて濾材
4により濾過され、浄化された浴槽水が排水パイプ6を
経由して浴槽2に戻される。このような行程を連続的に
行なうことにより、浴槽水の浄化がなされるというもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、濾材4とし
ては例えばゼオライト、珪藻土、軽石等の多孔質吸着体
が使用されるが、これらの多孔質吸着体は長期間使用さ
れれば吸着した浴槽水中の浮遊物によって孔が閉塞さ
れ、吸着力が低下する。そこで、濾材4を容器3から取
り出し、洗浄して浮遊物を洗い流す必要がある。しかし
ながら、濾材4が粒状で容器3に直接収容されている
と、容器3から取り出す際に手で直接掴み取らなければ
ならず面倒であるとともに、濾材4が浮遊物を多く吸着
した状態となっているので直接手を触れるのは不衛生で
ある。さらに、濾材4の再生時には取り出した濾材4を
水で洗浄するのが有効であるが、濾材4がばらばらにな
ってしまうので洗浄作業性が低下し易く、かつ流失する
恐れが大きくなる。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、以下の目的を有するものである。 容器内等への濾過層の形成を容易にする。 濾過層の浄化機能の保持を行なうこと。 濾材の洗浄作業を簡単に行なうこと。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の濾材用ネット
は、濾材が通り抜けられない網目を有する生地が袋状体
に加工され、この袋状体の開口部に開閉手段が設けられ
ていることを特徴とするものである。ここで、開閉手段
を構成するものとして以下のものが挙げられる。 ジッパーを取り付けて開閉を行なう。 マジックファスナーを取り付けて開閉を行なう。 開口部の縁に沿って紐を通し、この紐を引き締めたり
緩めたりして開閉を行なう。
【0008】また、本発明の濾材収納体は、前記濾材ネ
ットの内部に、該濾材ネットの容積の60%程度の濾材
が収納されていることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の濾材用ネットは、開口部から所定の量
の濾材を内部に収納し、開閉手段を閉じて使用する。袋
状体の網目は濾材の径よりも小さく、濾材が外部に通り
抜けることがなく、濾材が納められた濾材用ネットごと
容器内に収容する。容器内に収容された濾材は浄化層を
形成してより多くの浮遊物の捕集が行なえる状態とな
る。
【0011】濾材の洗浄を行なう際には、濾材用ネット
ごと容器から取り出し、さらに濾材用ネットごと洗浄水
にさらして濾材を洗浄する。ここで、濾材の容積が濾材
用ネットの容積の60%程度に設定されているので、個
々の濾材が濾材用ネットの中で自由に動き、洗浄水に十
分さらされて浮遊物が洗い流される。もし、濾材用ネッ
トの容積が濾材の容積とほぼ等しければ、個々の濾材は
一見ひとつの塊りのようになってしまい、濾材用ネット
に近い濾材には洗浄水が十分にあたるものの、中心付近
にある濾材には洗浄水が十分に届かず、汚れが落ちにく
くなるが、これらの不具合が解消される。
【0012】使用と洗浄を繰り返し、洗浄後も濾材の吸
着力が回復しなくなったら、内部から濾材を取り出して
新しい濾材と交換して使用する。濾材用ネットは開閉自
在なので濾材を交換することで破れたりするまで何度で
も再利用が可能である。また、洗浄の際に濾材を取り出
して濾材だけを洗浄し、洗浄後はまた濾材用ネットに戻
して使用することもできる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の濾材用ネット21および濾材
収納体の第1実施例を図1および図2に示して説明す
る。図1において、符号20は濾材収納体、21は濾材
用ネット、22は袋状体、23は開口部、24は開閉手
段(ジッパー)である。
【0014】濾材収納体20は、濾材用ネット21の内
部に粒状、ペレット状等の濾材4が収納されたものであ
る。濾材用ネット21は、網目を有する袋状体22と、
この袋状体22の開口部23に取り付けられ、この開口
部23を開閉する開閉手段24とを備えている。
【0015】袋状体22は、図2に示すように、耐水
性、洗濯時の耐久性に優れた繊維(例えばナイロン繊
維、ポリエチレンテレフタレート繊維等)からなる糸2
2aによって編まれており、その網目22bは濾材4の
径よりも十分に小さく、かつ浴槽水の通り抜けを妨げな
いように設定されている。
【0016】濾材用ネット21の容積は500ml程度
であるのに対して、濾材4の占める容積は300ml程
度であって、濾材4の容積は濾材用ネット21の容積の
60%程度に設定されている。
【0017】上記のように構成された濾材用ネット21
の内部に所定の量の濾材4を納め、濾材収納体20とし
て使用する。この濾材収納体20を容器3に収容配置す
れば、所定の厚さの濾材4の層(浄化層)が形成され、
浴槽水が浄化層を流通して浄化が行なわれる。
【0018】浴槽水用循環浄化装置を長期間使用し、濾
材4の洗浄を行う際には、濾材収納体20を取り出し、
そのまま洗浄水ですすぐ。洗浄が終了したら水を切って
容器3に戻し、再度使用する。
【0019】本実施例にて説明した濾材収納体20によ
れば、濾材4が濾材用ネット21に収納されているの
で、濾材4をひとまとめに扱え、濾材4の容器3への収
容・取り出しが簡単に行なえる。
【0020】濾材収納体20を容器3に収容すると、容
器3内に濾材4の層が形成されるので、浴槽水がこの層
を流通して浄化が行なわれる。
【0021】濾材4の容積が濾材用ネット21の容積の
60%程度に設定されているので、洗浄の際、濾材4が
濾材用ネット21の中で自由に動いて洗浄水に十分にさ
らされ、濾材4に吸着された浮遊物を洗い流すことがで
きる。
【0022】さらに、開口部23には開閉手段24が取
り付けられているので、濾材4を濾材用ネット21から
取り出して洗うこともできる。また、濾材4の吸着力が
低下した場合は濾材4だけを入れ替えて濾材用ネット2
1の再利用が可能である。
【0023】図3は、本発明の濾材用ネットおよび濾材
収納体の第2実施例を示している。濾材用ネット40
は、開口部43に開閉手段(マジックファスナー)41
が取り付けられたものである。この開閉手段41には、
洗浄時に容易に開かないように強力なものが採用されて
いる。
【0024】図4は、本発明の濾材用ネットおよび濾材
収納体の第3実施例を示している。濾材用ネット50
は、開口部53の周囲に開閉手段(紐)51が通され、
この開閉手段51を締緩することによって開閉を行なう
ものである。閉時には紐51を結んで使用する。
【0025】
【発明の効果】本発明の濾材収納体によれば、以下のよ
うな効果を奏する。 濾材が濾材用ネットに収納されているので、濾材をひ
とまとめに扱え、容器への収容、取り出しが、簡単に行
なえる。 濾材収納体を容器に収容すると、容器内に濾材の層が
形成され、浴槽水がこの層を流通して浄化が行なわれ
る。 濾材の容積が濾材用ネットの60%程度に設定されて
いるので、洗浄の際、濾材が濾材用ネットの中で自由に
動いて洗浄水に十分にさらされ、濾材に吸着された浮遊
物を洗い流すことができる。 開閉手段が設けられているので、濾材用ネットから濾
材の出し入れが可能であり、濾材のみの洗浄、濾材の交
換が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の濾材用ネットの第1実施例を示す斜視
図である。
【図2】図1の拡大図である。
【図3】本発明の濾材用ネットの第2実施例を示す斜視
図である。
【図4】本発明の濾材用ネットの第3実施例を示す斜視
図である。
【図5】浴槽水用循環浄化装置の従来例を示す正断面図
である。
【符号の説明】
4 濾材 20 濾材収納体 21 濾材用ネット 22 袋状体 22b 網目 23 開口部 24,41,51 開閉手段(ジッパー,マジックファ
スナー,紐)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濾材が収容される濾材用ネットであっ
    て、 濾材の径よりも小さな網目を有する袋状体と、この袋状
    体の開口部に配され、該開口部を開閉する開閉手段とを
    具備することを特徴とする濾材用ネット。
  2. 【請求項2】 開閉手段としてジッパーを備えることを
    特徴とする請求項1記載の濾材用ネット。
  3. 【請求項3】 開閉手段としてマジックファスナーを備
    えることを特徴とする請求項1記載の濾材用ネット。
  4. 【請求項4】 濾材の径よりも小さな網目を有する袋状
    体の内部に、該袋状体の60%程度の濾材が収納されて
    いることを特徴とする濾材収納体。
JP7022136A 1995-02-09 1995-02-09 濾材用ネットおよび濾材収納体 Withdrawn JPH08215514A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7022136A JPH08215514A (ja) 1995-02-09 1995-02-09 濾材用ネットおよび濾材収納体

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JP7022136A JPH08215514A (ja) 1995-02-09 1995-02-09 濾材用ネットおよび濾材収納体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08215514A true JPH08215514A (ja) 1996-08-27

Family

ID=12074479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7022136A Withdrawn JPH08215514A (ja) 1995-02-09 1995-02-09 濾材用ネットおよび濾材収納体

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JP (1) JPH08215514A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6908550B2 (en) * 2003-05-21 2005-06-21 Steven M. Silverstein Filter bag
JP2021094060A (ja) * 2019-12-13 2021-06-24 株式会社ヤマト 温浴設備

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6908550B2 (en) * 2003-05-21 2005-06-21 Steven M. Silverstein Filter bag
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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020507