JPH08215381A - カード式パチンコ機における打球発射装置 - Google Patents

カード式パチンコ機における打球発射装置

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JPH08215381A
JPH08215381A JP5964995A JP5964995A JPH08215381A JP H08215381 A JPH08215381 A JP H08215381A JP 5964995 A JP5964995 A JP 5964995A JP 5964995 A JP5964995 A JP 5964995A JP H08215381 A JPH08215381 A JP H08215381A
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Kenji Takagi
健治 高木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カード式パチンコ機における打球発射装置
の作動を、当該カード式パチンコ機に遊技者が対向して
いることを非接触状態で検出した場合に行う。 【構成】 カード式パチンコ機(40)に遊技者が対向
していることを非接触状態で検出する非接触遊技検出手
段(4)と、他の球弾発装置起動手段(27)を起動す
る検出手段(9)、(8)、(10)とによりカード式
パチンコ機(40)の発射装置を作動状態とする構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カード式パチンコ機に
おける打球発射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカード式パチンコ機における打球
発射装置は、遊技球を発射するための操作ハンドルにセ
ンサーをもうけ、このセンサーからの検出信号がある場
合にはパチンコ機をカード処理機の状態とは独立して打
球発射装置を起動して遊技球を弾発可能とし、センサー
からの検出信号がない場合には遊技者が遊技していない
ものとして打球発射装置の起動を禁止して遊技球の弾発
を不能なものとし、遊技者がパチンコ機を操作し遊技し
ていない場合にはカード式パチンコ機が弾発状態にされ
る不具合を防止していた。
【0003】しかしながら、ある種の物体、何らかの行
為を操作ハンドルに与えセンサを検出状態に維持させる
といった不正行為が行われた場合、遊技者がカード式パ
チンコ機に対面して実際には操作していないにも係わら
ず遊技球が弾発可能とされる不具合を生じていた。
【0004】また、従来のカード式パチンコ機における
打球発射装置は、遊技者が操作ハンドルを操作し接触し
た時点で、打球発射装置が起動されるように構成されて
いるため、遊技者が未だカードを当該パチンコ機にセッ
トしていないにも係わらず打球発射装置に電源が投入さ
れ、パチンコ球が弾発できない状態での無用な電力の消
費される状態となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、カー
ド式パチンコ機に遊技者が対面し、かつ当該カード式パ
チンコ機にカードがセットされている場合にパチンコ球
を遊技盤に向けて弾発する打球発射装置を起動する、パ
チンコ機における打球発射装置を提供することにある。
【0006】本発明のほかの目的は、カード式パチンコ
機に遊技者が対面し球貸し検出手段が検出状態にあると
き、パチンコ球を遊技盤に向けて弾発可能とするカード
式パチンコ機における打球発射装置を提供することにあ
る。
【0007】本発明の別の目的は、カード式パチンコ機
に遊技者が対面し、かつ当該カード式パチンコ機のカー
ド処理部にセットされたカードのデーターに基づいて演
算処理されたた金額データー若しくは持ち球データーが
カード式パチンコ機においてパチンコ球を弾発可能とす
る予め定められた設定値を維持している場合に、パチン
コ球を遊技盤に向けて弾発可能とするカード式パチンコ
機における打球発射装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のカード式パチン
コ機における打球発射装置は、上記課題を解決するため
に、当該カード式パチンコ機に遊技者が対向しているこ
とを非接触状態で検出する遊技者検出手段と、当該パチ
ンコ機に附設されたカード処理部にカードがあることを
検出するカード検出手段とを設け、前記遊技者検出手段
とカード検出手段との何れもが検出状態にあるときに、
パチンコ球を遊技盤に向けて発射する球弾発装置を起動
状態に切り換える球弾発装置起動手段を設けたことを特
徴とする。
【0009】また、本発明のカード式パチンコ機におけ
る打球発射装置はカード式パチンコ機に遊技者が対向し
ていることを非接触状態で検出する遊技者検出手段と、
当該パチンコ機に附設されたカード処理部の球貸し検出
手段とを設け、前記遊技者検出手段と球貸し検出手段と
の何れもが検出状態にあるときに、パチンコ球を遊技盤
に向けて発射する球弾発装置を起動状態に切り換える球
弾発装置起動手段を設けたことを特徴とする。
【0010】さらに、本発明のカード式パチンコ機にお
ける打球発射装置はカード式パチンコ機に遊技者が対向
していることを非接触状態で検出する遊技者検出手段
と、該パチンコ機に附設されカードに記憶されたカード
データーを読みとるカードリーダーと、該カードリーダ
ーに読みとられた金額データー若しくは持球データーが
パチンコ球の弾発を可能とする予め定められた設定値に
を満たすことを判定し打球許可信号を出力する打球許可
手段とを設けると伴に、前記遊技者検出手段と打球許可
手段との何れもが検出状態にあり許可状態にあるときに
パチンコ球を遊技盤に向けて発射する球発射装置を起動
状態に切り換える球弾発装置起動手段との設けられたこ
とを特徴とするカード式パチンコ機における打球発射装
置を設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】遊技者検出手段は当該カード式パチンコ機に対
面して遊技している遊技者の有無を非接触で検出する。
カード検出手段は当該カード式パチンコ機に付設された
カード処理部にカードがセットされているかを検出す
る。球貸し検出手段は当該カード式パチンコ機に付設さ
れたカード処理部の球貸し手段への球貸し要求を検出す
る。打球許可手段はカードに記録され、球貸し操作に基
づいて演算処理された金額データー若しくは持ち球デー
ターがパチンコ球を弾罰可能とする予め定められた設定
値を満たしている場合に打球許可信号を出力する。
【0012】球弾発起動手段は遊技者検出手段が非接触
で遊技者を検出すると伴にカード検出手段がカードを検
した場合にパチンコ球を遊技盤に向けて発射する打球発
射装置を起動する。また、球弾発装置起動手段は非接触
で遊技者検出手段が遊技者を検出すると伴に球貸し検出
手段が球貸しを検出した場合にパチンコ球を遊技盤に向
けて発射する打球発射装置を起動する。またさらに、球
弾発装置起動手段は遊技者検出手段が非接触で遊技者を
検出すると伴に打球許可手段が打球許可信号を出力した
場合にパチンコ球を遊技盤に向けて発射する打球発射装
置を起動する。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。第1図は、実施例におけるカード式パチンコ機(4
0)の正面図である。その前面枠の上部に遊技盤(4
1)を透視するガラス(38)を備えた金枠(42)が
開閉自在に装着され金枠(42)の下方には取り付け盤
(45)が開閉自在に装着され取り付け盤(45)には
球払出口(49)を有する上皿(44)が設けられてい
る。
【0014】また、取り付け盤(45)には球貸し検出
スイッチ(12)が設けられ、当該カード式パチンコ機
のカード処理部(7)にカード(39)がセットされた
場合にこの球貸し検出スイッチ(12)への操作により
所定個数のパチンコ球が弾発可能に供給される。
【0015】また、前面枠の下部右側には打球ハンドル
(59)が設けられ打球ハンドル(59)の握り部は導
電性樹脂からなり打球ハンドル(59)への操作を遊技
者の手の接触により検出する為のタッチ端子(18)と
して構成されている。前面枠の下部中央部右寄りにはパ
チンコ機に遊技者が対向していることを非接触状態で検
出するための焦電型赤外線センサー(5)からなる遊技
者検出手段(4)が設けられている。
【0016】なお、焦電型赤外線センサー(5)はパチ
ンコ機前面の熱分布を赤外線信号により検出し出力す
る。
【0017】第3図は、実施例における打球発射装置
(37)の制御系を示す要部ブロック図である。打球発
射装置(37)には打球発射装置(37)の中心制御処
理を行うCPU(3)とCPU(3)が実行するための
プログラムの格納されたROM(1)及び処理データー
やプログラム等を一時的に保持する書き換え可能なRA
M(2)と、各種入出力装置とCPU(3)との仲介処
理をする入出力部(70)が設けられている。
【0018】この入出力部(70)には遊技者を非接触
状態で検出する遊技者検出手段(4)が接続されてい
る。遊技者検出手段(4)は本実施例においては焦電型
赤外線センサー(5)で構成されるが、超音波検出手段
(5)や、フォトセンサーで構成しても良い。また、入
出力部(70)には、カード処理部(7)が接続されて
いる。カード処理部(7)はカード検出手段(9)、球
貸し検出手段(10)、打球許可手段(8)がそれぞれ
接続されている。入出力部(70)には、打球検出手段
(8)が接続されている。打球検出手段(8)はカード
式パチンコ機(40)の打球部(55)で待機するパチ
ンコ球(52)を検出する待機球検出手段(14)若し
くは打球可能状態を所定時間維持するための打球検出維
持手段(15)が設けられている。
【0019】叉更に、入出力部(70)には、操作部
(16)が接続されている。この操作部(16)は遊技
者のカード式パチンコ機(40)に対する打球操作をす
るための操作部(16)であって、弾発力の調整状態を
検出するための弾発力調整検出手段(19)、あるいは
遊技者の操作部(16)打球ハンドル(59)への接触
を検出するタッチ検出手段(17)が設けられている。
タッチ検出手段(17)にはタッチ端子(18)が、弾
発力調整検出手段(19)にはハンドル回動量検出スイ
ッチ(20)が接続されている。
【0020】一方入出力部(70)の出力側にはリレー
作動回路(21)が接続されリレー作動回路(21)に
はリレー接点(24)が設けられている。このリレー接
点(24)は打球発射装置(37)の電源部(23)と
打球モーター(25)の閉回路に接続されこの接点(2
4)の開閉により打球モーター(25)に電源を供給し
たり電源供給を禁止したりする。以上のブロックにおい
てCPU(3),ROM(1),RAM(2),入出力
部(70)、リレー作動回路(21)により球弾発装置
起動手段(27)が構成されている。
【0021】以上の構成において焦電型赤外線センサー
(5)は人体から発せられる赤外線の波長が9μ〜10
μmの範囲内にあることに基づいて該センサー(5)よ
り検出され出力された信号がこれらの波長に対して予め
設定された上限値若しくは下限値の範囲内にあるか否か
により人体の有無を判別する。焦電型赤外線センサー
(5)により検出された赤外線が人体を確認する波長で
ある場合にはCPU(3)は判別結果を真として遊技者
が当該カード式パチンコ機(40)に対向していること
を設定する。これにより遊技者検出信号が出力される状
態となる。
【0022】遊技者検出手段(4)は非接触状態で遊技
者を検出する構成としてこのほかに遊技者に対して超音
波を発信し遊技者により反射される受信波の有無により
遊技者を検出する超音波検出手段(6)や、投光部と受
光部を備えたフォトセンサーとし、投光部側より投光さ
れた光が遊技者を介して遮蔽され受光部側で受光されな
いことに基づいて遊技者を検出する(非接触)遊技者検
出手段(4)が構成できる。
【0023】尚、焦電型赤外線センサー(5)とフォト
センサーとを組み合わせたり、焦電型赤外線センサー
(5)と超音波検出手段(6)を組み合わせ、あるいは
超音波検出手段(6)とフォトセンサーとを組み合わせ
各遊技者検出センサーそれぞれの不具合を相互に補完す
る構成としてもよい。
【0024】非接触遊技者検出手段(4)には当該カー
ド式パチンコ機(40)に遊技者が対向していることを
定期的に繰り返して検出する繰り返し検出手段を設けて
も良い。繰り返し検出手段は焦電型赤外線センサー
(5)の受光面をパルスモーターにより回転駆動される
円盤スリットにより断続して遮蔽する事により、自動的
に遊技者が当該カード式パチンコ機に対向しているかを
繰り返し定期的に検出する。
【0025】繰り返し検出手段の第二の例は、焦電型赤
外線センサーの受光面を液晶面で覆い、この液晶面を液
晶面制御手段により表示制御し、赤外線を透過状態と非
透過状態とに繰り返し切り換えることにより、遊技者を
定期的に繰り返し検出し直す構成としても良い。
【0026】カード処理部(7)は、当該カード式パチ
ンコ機(40)に付設され、カード(39)に記録され
データーを読み込むカードリーダー(11)、カードリ
ーダー(11)により読み込まれたデーターを演算処理
する演算制御部、当該カード式パチンコ機(40)の各
種制御部との通信制御を司る通信制御部、当該カードに
記録された金額データーや持ち球データーに基づいてパ
チンコ球を打球部に供給することを要求するための球貸
しスイッチ(12)などにより構成されている。なお、
上記カードリーダー(11)を球貸し要求操作や、入賞
の発生に基づいて遊技者に払い出されるところの賞品球
を金額データー若しくは持ち球データーに演算し置き換
え更新された更新データーを再びカード(39)に記録
し直すリードアンドライターとしても良い。
【0027】球貸し検出スイッチ(12)は当該カード
式パチンコ機(40)においてその操作回数に対応して
所定個数のパチンコ球を打球可能に設定するためのスイ
ッチ(12)であり、たとえばその一回の操作により2
5個のパチンコ球を打球部に給出指令し二回のスイッチ
操作により50個のパチンコ球を打球部に給出指令す
る。また、球貸し検出スイッチ(12)は球貸し検出手
段(10)として機能し球貸し検出スイッチ(12)へ
の操作に基ずいて球貸し動作の有無を検出し球貸し検出
信号を出力する。
【0028】カード検出手段(9)は、カードリーダー
(ライター)(11)のカード挿入口に対設されカード
(39)がカード挿入口内に入ってその端部がカード挿
入構内に設けられたカード検出スイッチ(71)を作用
するとカード検出スイッチ(71)のオンオフ動作によ
りカードの有無が検出されカード検出信号を出力する。
図23。
【0029】次に打球許可手段(8)について説明す
る。打球許可手段(8)はカード処理部(7)のカード
リーダー(11)により読みとられたカード(39)の
金額データー若しくは持ち球データーが、球貸し検出ス
イッチ(12)への操作信号によって更新された場合を
含め、予め定められた設定値を満足する場合にのみ打球
許可信号をカード処理部(7)より弾発装置起動手段
(CPU(3),RAM(2)、ROM(1)、入出力
部(70)等)に出力するための手段である。
【0030】カード処理部(7)のカードリーダー(1
1)に挿入するカード(39)には遊技者が遊技場の販
売所で購入した購入金額に応じて金額データーや持ち球
データーが磁気化手段により記録されている。また、球
貸し検出スイッチ(12)へのパチンコ球購入のための
操作によって、カード処理部(7)で処理された金額デ
ーターや持ち球データーは、打球部(55)への所定個
数のパチンコ球の給出(打球の設定)に操作の都度対応
して減算更新される。
【0031】なお、実施の態様により、入賞の発生によ
りカード式パチンコ機(40)の球払出制御部(28)
の(賞品球払出装置)、賞品球制御部(30)により遊
技者に賞品球を払い出さない構成とする場合には、賞品
球相当分の金額データー又は持ち球データーを、さきの
カード(39)のカード処理部(7)カードリーダー
(11)への挿入設定に基づいて読み込まれた金額デー
ター若しくは持ち球データーに加算更新する。加算更新
された金額データー若しくは持ち球データーはカードラ
イターにより書き換える。
【0032】入賞の発生により球受皿(48)に賞品球
を賞品球払出装置(30)より給出する構成の場合は、
読み込み設定された金額データーや持ち球データーは加
算されず、球貸し検出スイッチ(12)への操作に対応
して初期設定された金額データーや持ち球データーは減
算され更新記憶される。カードには減算された更新デー
ターがカードライターにより書き換え処理される。
【0033】以上のデーター更新により、初期設定され
た金額データーや持ち球データーが減算され、予め設定
されたパチンコ球を打球部(55)に給出可能とする金
額データーあるいは持ち球データーを遊技の結果現在デ
ーター値が満たさない状態に演算処理されると、打球許
可手段(8)が予め設定された打球許可値と現在データ
ー値とを比較判定し、現在データー値が打球許可値を越
えない場合には、打球許可手段(8)は打球不許可信号
を出力する。図21、図24
【0034】現在データー値が打球許可値を越える場合
には、打球許可手段(8)が打球許可信号を出力する。
図21、図24。打球許可手段(8)の打球許可信号は
カード処理部(7)を介して、球弾発装置起動手段(入
出力部(70)、CPU(3)、RAM(2)、ROM
(1)、リレー作動回路(21)などにより構成され
る)(27)に入力される。
【0035】打球検出手段(13)は、カード式パチン
コ機(40)に設けれた打球部(55)の打球供給通路
(53)に対設され、打球供給通路(53)を通過し若
しくは打球供給通路(53)上で待機するパチンコ球
(52)を検出する。
【0036】打球供給通路(53)には投光部と受光部
を備えたフォトカプラ(72)が配設されている。打球
供給通路(53)上を通過するハチンコ球(52)によ
り、当該フォトカプラ(72)の投光部より投ぜられた
光線が遮断され受光部において受光されない場合、打球
検出手段(13)は打球(発射)部(55)にパチンコ
球(52)が打球として待機状態にあることを検出し打
球検出信号を出力する。
【0037】打球検出手段(13)の他の構成として
は、近接スイッチによりパチンコ球(52)の存在を検
出をする構成、マイクロスイッチにより打球の有無を確
認する手段があり、また、これら検出スイッチの設置個
所としては、打球発射レール(51)上の打球待機位
置、打球を発射レール(51)上へ間欠的に繰り出す
(間欠)球送り手段(56)による球送り動作を検出す
る箇所、パチンコ球の受け皿(44)上等がある。
【0038】打球検出手段(13)は、打球部(55)
を通過し打球部(55)で待機する打球を検出するもの
であるが、打球の検出状態が打球の転動や繰り出し作用
及び打球槌の弾発動作を考慮して安定的に維持しようと
する場合には、打球検出維持手段を設けても良い。
【0039】打球検出維持手段は、発射レール(51)
上で待機する打球(52)が打球モーター(25)の回
転軸に軸止された打球槌係動カムにより係動作用され打
球モーター(25)の回転に伴って打球を一個あて、公
知の球弾発装置が遊技盤(41)に向けて発射するに要
する時間分、タイマー手段により打球検出状態を維持す
る。また、球送り手段(56)による打球の間欠送り動
作時間分、タイマー手段により打球検出状態を維持する
構成としてもよい。
【0040】さらに、球受け皿(44)上のパチンコ球
(52)が発射レール(51)上の打球待機位置にまで
転出するに要する時間分、又はそれ以上、パチンコ球の
給出作用時間を考慮して所定時間分を打球検出維持手段
(15)の計時カウンターに設定する構成としても良
い。
【0041】リレー作動回路(21)は、ROM(1)
に記憶された球弾発装置起動手段(27)の要部を指令
制御する弾発装置起動プログラムの処理に従って、打球
用電源部(23)と打球モーター(25)との電源回路
をリレー作動回路(21)の出力端に接続されたリレー
接点(24)により開閉する。
【0042】第一に、非接触状態で遊技者を検出する遊
技者検出手段(4)により当該カード式パチンコ機(4
0)に遊技者が対向して遊技していることを検出する遊
技者検出信号が、CPU(3)に入力されているととも
に、当該カード式パチンコ機(40)のカードリーダー
(11)にカード(39)がセットされたことをカード
検出手段(9)、カード検出スイッチ(71)が検出し
カード検出信号がCPU(3)に入力されると前記弾発
装置起動プログラムはリレー作動回路(21)を駆動状
態とする。
【0043】第二に、非接触状態で遊技者を検出する遊
技者検出手段(4)により当該カード式パチンコ機(4
0)に遊技者が対向し遊技していることが検出され遊技
者検出信号がCPU(3)に入力されていると伴に、遊
技者による当該カード式パチンコ機(40)への球貸し
操作が球貸し検出スイッチ(12)の動作に基づいて検
出され球貸し状態が球貸し検出手段(10)により検出
され、球貸し検出信号がCPU(3)に入力されると前
記弾発装置起動プログラムはリレー作動回路(21)を
駆動する。
【0044】第三に、遊技者を非接触状態で検出する遊
技者検出手段(4)が当該カード式パチンコ機(40)
に対向していることを検出し遊技者検出手段(4)が遊
技者検出信号をCPU(3)に出力するとともに、当該
カード式パチンコ機(40)に付設されたカード処理部
(7)で現在保持記憶されている金額データー若しくは
持ち球データーが打球部(55)に打球を供給できる予
め設定されたデーター値を満たしていると打球許可手段
(8)が演算判別すると、打球許可手段(8)は打球許
可信号をCPU(3)に出力し、CPU(3)はROM
(1)に記憶されている前記球弾発起動プログラムに基
づいてリレー作動回路(21)を駆動する。
【0045】操作部(16)は、遊技者による当該カー
ド式パチンコ機(40)への操作を検出する。操作部
(16)には遊技者が打球ハンドル(59)にタッチす
ると打球ハンドル操作信号を接触状態で検出するタッチ
検出手段(17)が設けられている。また、打球ハンド
ル(59)の回動変位を検出する位置には弾発力調整検
出手段(19)が設けられ打球ハンドル(59)の回動
操作に対応して弾発力の調整状態を検出する手段が設け
られている。
【0046】この操作部(16)により検出される遊技
者の当該カード式パチンコ機のタッチ検出手段(17)
への接触操作、あるいは弾発力調整検出手段(19)に
よる所定の弾発力の設定状態の検出に基づいて、CPU
(3)に打球ハンドル(59)操作(接触)検出信号を
出力され、あるいは、弾発力設定状態がCPU(3)に
出力できれる。
【0047】第4図、第5図、第6図は、弾発力の調整
状態及びパチンコ球の供給状態を表した図であって、図
示しないパチンコ球の供給部より給出されたパチンコ球
を球受け皿(44)および打球供給通路(53)でいっ
たん収容しその後間欠球送り手段(56)の間欠球送り
動作に対応して、打球が一球毎に打球発射レール(5
1)上の打球待機位置に転出する構成である。
【0048】いわゆる封入式パチンコ機で一定量のパチ
ンコ球を当該カード式パチンコ機内で循環して使用する
形式のカード式パチンコ機にあっては、パチンコ球の供
給部より給出されたパチンコ球を貯留するための球受け
皿(44)を設けなくても良く、供給部より給出された
パチンコ球を打球部(55)の球送り手段(56)に救
出する構造とする。
【0049】第4図、第5図、第6図において、遊技者
が打球ハンドル(59)をを回動操作すると、打球ハン
ドル(59)の回動軸に付設された打球槌係動部が打球
槌(54)の一端を打球スプリング(57)に抗して引
っ張り打球槌(54)に附勢される弾発力が打球ハンド
ル(59)の回動量と伴に増加する。
【0050】打球ハンドル(59)の回動軸の周辺に設
けられた打球ハンドル回動検出スイッチ(60)は弾発
力調整検出手段(19)であり、打球ハンドル回動検出
スイッチ(60)は一対のフォトセンサにより構成され
打球ハンドル(59)の回動軸の周縁に設けられたスリ
ット(61)が、打球ハンドル(59)の回動と伴に回
転移動し前記フォトセンサー(60)より投ぜられてい
た光線を遮蔽すると所定の弾発力設定がされたものとし
て弾発力調整検出信号を出力する。
【0051】なお、パチンコ球の発射力 弾発力の調整
手段は、パチンコ球を電気量の増減に基づいて強弱調整
して弾発し発射する手段でも良い。
【0052】パチンコ球の発射力を電気的に強弱多少調
整する手段は、電磁ソレノイドの磁化力を可変抵抗器で
抵抗値を変化させアナログ的に調整する手段でもよく。
またパチンコ球の発射力を段階的に磁化力を切り換える
ことにより調整するデジタル制御手段のいづれでもよ
い。
【0053】この電気的、パチンコ球弾発力(発射力)
調整手段においては、パチンコ球の発射力調整状態を調
整操作された前記抵抗値、若しくは調整された磁化力の
レベルを弾発力に対応して検出する構成とする。この電
気的、球発射力調整手段によれば摺動抵抗や可変抵抗を
採用する事ができる。可変抵抗を採用した場合には、可
変抵抗の操作体(打球ハンドル)を遊技者が常時接触し
操作していなくても、いったん遊技者が調整設定したパ
チンコ球の発射力が安定的に維持される。この場合、当
該カード式パチンコ機に非接触状態で遊技者を検出する
前記遊技者検出手段(4)により、遊技者が打球ハンド
ル(59)を接触操作していなくても、前記カード検出
手段(9)からのカード検出信号や球貸し検出手段(1
0)からの球貸し検出信号若しくは打球許可手段(8)
からの打球許可信号が得られた場合には球弾発装置起動
手段(27)がカード式パチンコ機における球の弾発を
維持する効果を生じる。
【0054】また、打球ハンドルをステップスイッチで
構成し、ステップスイッチへの遊技者の操作回数毎にパ
チンコ球の発射力を段階的(デジタル的)に強めていく
構成をとることもできる。この場合にも可変抵抗器と同
様に、遊技者がスイッチ(打球ハンドル)を間欠的に操
作する事が可能となり、常時スイッチを操作し接触状態
とすることなく、遊技者がいったん調整し設定したパチ
ンコ球の発射力が安定的に維持でき上記と同様な構成効
果とすることができる。。
【0055】第2図はカード式パチンコ機(40)の全
体構成を表したブロック図である。第3図において説明
した遊技者検出手段(4)、カード処理部(7)のカー
ド検出手段(9)、球貸し検出手段(10)、打球許可
手段(8)、打球検出手段(13)、操作部(16)、
タッチ検出手段(17)、弾発力調整検出手段(19)
等のそれぞれが接続されると伴に、球弾発装置起動手段
(27)が打球発射装置(37)に接続されている。
【0056】打球発射装置(37)は、既述のパチンコ
球の給出部、球受け皿(44)、打球供給通路(5
3)、球送り手段(56)、打球発射レール(51)、
打球ハンドル(59)、打球槌(54)、打球用電源
(23)、打球用モーター(25)を関連制御して球貸
し手段より給出されたパチンコ球を一球毎に遊技盤面
(41)に向けて発射する。
【0057】球払出制御部(28)には、賞品球制御部
(30)と打球供給部(29)とが設けられ、賞品球制
御部(30)は、遊技盤面(41)に設けられた入賞口
にパチンコ球が落入し入賞が発生した場合に、予め定め
られた一定の数の賞品球を遊技者に払い出す為の制御部
で、打球供給部(29)は、遊技者からの球貸し要求に
応じて、所定個数のパチンコ球を球受け皿(打球供給通
路)(44)に給出する。
【0058】メイン制御部(31)は、遊技盤面(4
1)に設けられた入賞口の可変制御や、入賞球の検出制
御、図柄表示手段 表示ランプ LED 拡声手段の制
御や、各種発生する入賞態様や、当たり状態の判定制
御、不正行為や異常状態の制御、既述のカード処理部
(7)、前記球払出制御部(28)や下記サブ制御部
(33)相互間における通信制御をメインで司どるもの
で、内部に中央処理制御手段、記憶手段、入出力制御手
段が設けられている。
【0060】サブ制御部(33)は、表示制御部(3
4) 表示ランプ 発光ダイオード、音声制御部(3
5)、入賞装置駆動部(36)により、表示、拡声、可
変動作をメイン制御部(31)からの指令に基づいてカ
ード式パチンコ機(40)において実行する。
【0061】この構成においては、カード処理部(7)
へのカード(39)のセット、球貸し検出スイッチ(1
2)への球貸し要求操作に基づいて、打球とするための
パチンコ球の給出は、球払出制御部(28)の打球供給
部(29)を駆動制御して行う構成としたが、当該カー
ド式パチンコ機(40)に対設されるカード式球貸し装
置に打球供給部(29)を設け、当該カード処理部
(7)にカード(39)がセットされ球貸し検出スイッ
チ(12)が操作されることに対応して、球貸し装置よ
り打球とするパチンコ球をカード式パチンコ機(40)
の打球部(55)、打球供給通路(53)に給出する構
成としても良い。
【0062】以下、図7、図8、図17、図18を参照
して、本実施例における動作状態を説明する。図7は、
カード検出手段(9)によってカード検出信号(A1)
がON状態となり、非接触遊技者検出手段(4)により
遊技者検出信号(B1)がON状態になった場合に、球
弾発装置起動手段(27)からの球弾発装置起動信号
(C1)はCPU(3)がROM(1)に記録された球
弾発起動プログラムの判別処理によって図示、時刻t1
より時刻t2の期間内においてON状態とされる、
【0063】図8において、ROM(1)に記憶された
球弾発起動プログラムは、STEP1において当該カー
ド式パチンコ機のカード処理部(7)にカード(39)
がセットされ、STEP2において、焦電型赤外線セン
サー(5)により構成される遊技者検出手段(4)が遊
技者検出を判別して後、STEP3においてカード検出
手段(9)により検出されたカード検出情報が判別処理
され、カード検出情報と遊技者検出情報のいづれもがY
ESである場合にはSTEP4において打球発射装置
(37)を起動処理する。
【0063】図17は、球貸し検出手段(10)によっ
て球貸し検出信号(A2)がON状態となり、非接触遊
技者検出手段(4)によって遊技者検出信号(B2)が
ON状態になった場合に球弾発装置起動手段(27)か
らの球弾発装置起動信号(C2)は、CPU(3)がR
OM(1)に記録された球弾発起動プログラムの判別処
理によって図示、時刻t1より時刻t2の期間内におい
てON状態とされる。
【0064】図9において、ROM(1)に記憶された
球弾発装置起動プログラムは、STEP1において当該
カード式パチンコ機のカード処理部(7)にカード(3
9)がセットされ、STEP2において焦電型赤外綿セ
ンサー(5)により構成される遊技者検出手段(4)が
遊技者検出を判別して後、STEP3において球貸し検
出手段(10)により検出された球貸し検出情報が判別
処理され、球貸し検出情報と遊技者検出情報のいづれも
がYESである場合にはSTEP4において打球発射装
置(37)を起動処理する。。
【0065】図18は、打球許可手段(8)によって打
球許可信号(A3)がON状態とされ非接触遊技者検出
手段(4)によって遊技者検出信号(B3)がON状態
とされた場合、球弾発装置起動手段(27)からの球弾
発装置起動信号(C3)は、CPU(3)がROM
(1)に記録した球弾発起動プログラムの判別処理によ
って図示、時刻t1より時刻t2の期間内においてON
状態とする.
【0066】図10において、ROM(1)に記憶され
た球弾発装置起動プログラムは、STEP1において当
該カード式パチンコ機のカード処理部(7)にカード
(39)がセットされ、STEP2において焦電型赤外
線センサー(5)により構成される遊技者検出手段
(4)が遊技者検出を判別して後、STEP3において
打球許可手段(8)により検出された打球許可情報が判
別処理され、打球許可情報と遊技者検出情報のいづれも
がYESである場合にはSTEP4において打球発射装
置(37)を起動処理する。
【0067】他の実施例について説明する。既述のカー
ド式パチンコ機における打球発射装置においては、カー
ドがカード検出手段(9)により検出状態にある場合
や、球貸し検出手段(10)が球貸し状態を検出してい
る場合、遊技者が非接触状態で遊技者検出手段(4)に
より検出されたことを条件として球弾発装置起動手段
(27)によりカード式パチンコ機(40)における打
球発射装置(37)を起動状態とする技術手段であっ
た。
【0068】このほか、カード処理部(7)よりカード
(39)のセット状態が解かれても、あるいは球貸し検
出スイッチ(12)に対する球貸し操作が存在しなくな
っても、遊技者が非接触状態で検出されていれば、所定
の条件が満たされる限り、球弾発装置起動手段(27)
を作動状態に維持させる構成としても良い。
【0069】この打球発射可能状態の維持は、当該カー
ド式パチンコ機(40)のカード処理部(7)にカード
(39)をセットした後カードリーダー(11)により
読み込まれた金額データーや持ち球データー、若しく
は、読み込まれた金額データーや持ち球データーがその
後の球貸し検出スイッチ(12)への操作に対応して減
算演算された結果にあっても、パチンコ球の弾発を可能
とする為に予め定められた既述の設定値以上である場合
には、打球モーター(25)(打球用ソレノイドであっ
ても同じ)に電源(23)を供給するためのリレー作動
回路(21)を駆動状態に維持する打球発射維持手段を
(26)球弾発装置起動手段(27)とともに設けるこ
とにより構成する。
【0070】また、当該カード式パチンコ機(40)に
おける打球部(55)にパチンコ球がある場合には球弾
発装置起動手段(27)を作動状態に維持する構成とし
ても良い。
【0071】既述の打球供給通路(53)、打球発射レ
ール(51)、球送り手段(56)において打球の検出
が打球検出手段(13)により検出状態(タイマー手段
(打球検出維持手段)により打球検出が維持されている
状態を含む)とされている場合には、打球検出信号の出
力を受けカード検出手段(9)がカード処理部(7)に
おけるカード(39)の存在をを検出しなくなった後に
おいて、若しくは球貸し検出スイッチ(12)よりの球
貸し検出手段(10)からの球貸し検出信号が無くなっ
た後においても球弾発装置起動手段(27)を作動状態
に維持する打球発射維持手段(26)を球弾発装置起動
手段(27)とともに設ける。
【0072】球弾発装置起動手段(27)に設ける打球
発射維持手段(26)はCPU(3)に接続されるRO
M(1)の打球発射維持プログラムにより構成される。
【0073】以下、実施例についての動作内容を図面と
伴にさらに説明する。図13は、非接触遊技者検出手段
(4)を構成する焦電型赤外線センサー(5)により遊
技者検出信号(A4)がON状態にされ球発射維持手段
(26)により打球許可信号(D4)がON状態にされ
た場合、カード検出手段(9)によってカード検出信号
(B4)がON状態でなくカード処理部(7)のカード
リーダー(11)にカード(39)がセットされていな
くても、球弾発装置起動手段(27)からの球弾発装置
起動信号(4)はCPU(3)がROM(1)に記録さ
れた球発射維持プログラムの判別処理によって図示、時
刻t1より時刻t2の期間内においてON状態とされ
る。
【0074】図11は、ROMに記憶された球発射維持
プログラムである。STEP1において当該カード式パ
チンコ機(40)に附設されたカード処理部にカード
(39)がセットされカードリーダー(11)より金額
データーもしくは持ち球データーが読み込まれた後カー
ド(39)が外されリセットされる。STEP2におい
て遊技者が球貸し検出スイッチ(12)を操作して球貸
し要求を行った後、球貸し検出スイッチ(12)は球貸
し待ち状態に転移する。
【0075】STEP3において焦電型赤外線センサー
(5)を有する非接触遊技者検出手段(4)により検出
された遊技者検出情報が判別処理される。STEP4に
おいて、STEP1で読み込まれた金額データー若しく
は持ち球データーSTEP2で球貸し要求された金額デ
ーター若しくは持ち球データーをCPU(3)での演算
処理の結果得られた演算値が当該カード式パチンコ機
(40)の打球発射装置(37)を作動状態で維持する
か否かが判別処理される。
【0076】STEP5において、STEP3、STE
P4で行われた判別処理がともに真で当該カード式パチ
ンコ機(40)に遊技者が対向し勝つ打球許可信号が送
信されている場合には、球発射維持プログラムは球弾発
装置起動手段(27)を打球発射起動状態で維持する。
【0077】図19は同じく、非接触遊技者検出手段
(4)によって、遊技者検出信号(A5)が出力され、
打球発射維持手段(26)により打球許可信号(D5)
が出力されている場合、球貸し検出手段(10)が球貸
し検出信号(B5)を出力していなくても、球発射維持
手段(26)から球弾発装置起動信号(C5)が出力さ
れるタイミングを示した、図11は、球発射維持手段
(26)の球発射維持プログラムの処理手順を示す。
【0078】図20は、非接触遊技者検出手段(4)で
ある焦電型赤外線センサー(5)によって、遊技者検出
信号(A6)がON状態に出力されて打球発射維持手段
(26)でROM(1)に記憶された球発射維持プログ
ラムにより、打球検出信号(D6)が打球部(55)に
パチンコ球(52)が待機していることを待機球検出手
段(14)が検出している時刻t1から時刻t2までO
N状態で出力されている場合には、カード処理部(7)
のカードリーダー(11)に設けられたカード検出手段
(9)によりカード検出信号(B6)が常時出力されて
いなくても、また球貸し検出スイッチ(12)、球貸し
検出手段(10)により球貸し検出信号(B6)が常時
操作されON状態で出力されていなくても、球発射維持
手段(26)の球発射維持プログラムは球弾発装置起動
信号(C6)を時刻t1からt2までの期間ON状態で
出力する。
【0079】また、図12の球発射維持手段(26)に
おける球発射維持プログラムは、STEP1においてカ
ードリーダー(11)によりカード(39)がセットさ
れ金額データー若しくは持ち球データーが読み込まれて
後、カードリーダー(11)よりカード(39)が取り
外され、STEP2において球貸し検出スイッチ(1
2)への遊技者による球貸し操作が行われその後球貸し
の待機状態とされても、STEP3において焦電型赤外
線センサー(5)により当該カード式パチンコ機(4
0)に遊技者が対向していることが非接触状態で検出さ
れ、STEP4において打球部(55)の待機球検出手
段(14)が打球を検出した場合には、STEP5にお
いて打球の発射起動状態が維持される。
【0080】これらの構成によれば、常時当該カード式
パチンコ機(40)のカード処理部(7)にカード(3
9)をセットしていなくても遊技者が非接触状態で検出
されていれば、打球が打球検出手段(13)により検出
されていることを条件として、カード式ハチンコ機(4
0)における打球発射装置(37)を打球発射可能状態
で維持できる効果を生じる。
【0081】また、当該カード式パチンコ機(40)に
おけるカード処理部(7)にガード(39)を常時セッ
トしていなくても、遊技者が非接触状態で検出されてい
れば、球を発射可能とするため予め定められた設定値を
金額データー若しくは、持ち球データーが満たされてい
ることを条件として、カード式パチンコ機(40)にお
ける打球発射装置(37)を打球発射状態に維持できる
効果を生ずる。
【0082】また、当該カード式パチンコ機(40)に
おいて球貸し操作状態を常に維持していなくても、遊技
者が当該パチンコ機(40)に対向していることが非接
触状態で検出されていれば、打球検出手段(13)によ
り打球が検出されていることを条件として、カード式パ
チンコ機(40)における打球発射装置(37)を打球
発射可能状態に維持できる効果がある。
【0083】さらに、当該カード式パチンコ機(40)
において常に球貸し状態が維持されていなくても、非接
触遊技者検出手段(4)により当該カード式パチンコ機
(40)に遊技者が対向していることが検出されている
場合には、球を発射可能とするために予め定められた設
定値を金額データー若しくは持ち球データーが満たして
いることを条件として、カード式パチンコ機(40)に
おける打球発射装置(37)を打球発射可能状態に維持
できる効果がある
【0084】図14は、既述の実施例の球弾発装置起動
手段(27)、球発射維持手段(26)とともに、打球
発射モーター(25)(打球用ソレノイドである場合も
ある)打球モーター用電原回路に、操作部(16)に設
けられたタッチ検出手段(17)を設け、球弾発装置起
動手段(27)が球弾発起動状態となる場合にも遊技者
の打球ハンドル(59)への操作をタッチ検出手段(1
7)が検出した場合のみ打球モーター(25)に電源を
投入する構成と、図14(c)
【0085】球弾発装置起動手段(27)(26)が起
動状態となる場合にも球弾発力調整手段(19)がハン
ドル回動検出スイッチ(20)の動作に基づいて所定の
弾発力が設定された場合のみ打球モーター(25)に電
源を投入する構成と、図14(a)。球弾発装置起動手
段(27)(26)が起動状態となる場合でも、打球部
(55)において待機するパチンコ球を待機球検出手段
(14)によりなる打球検出手段(13)が検出しない
場合は、打球モーター(25)に電源を投入しない構成
を示した。図14(b)
【0086】この構成によれば、遊技者が非接触状態で
検出されていても、遊技者がカード式パチンコ機を操作
していなければ、他の球弾発装置起動手段起動条件が満
たされていても発射装置を有効に起動することができな
い効果がある。また、カード式パチンコ機(40)の打
球部(55)にパチンコ球(52)が打球待機状態とさ
れて場合には球弾発装置起動手段(27)で設定された
球弾発許可条件が満たされていても打球発射装置に不必
要に電源を投入しない効果がある。
【0087】第15図、(a)(b)(c)および第1
6図は、球弾発装置起動手段(27)と、タッチ検出手
段(17)、球弾発力調整検出手段(19)、打球検出
手段(13)それぞれを選択的に接続した構成でこれら
の少なくとも3種類以上の組み合わせ手段による条件装
置でその条件満足を待って打球発射装置を起動可能とす
ることができる。
【0088】なお、上記実施例で打球モーターの電源回
路をリレー接点により開閉する構成として説明したが、
発射装置用のCPUを設けこのCPUにより発射装置の
入出力ラインを作動状態若しくは非作動状態に切り換え
る構成としても良い。
【0089】実施例の記載において(46)は、遊技者
がカード式パチンコ機(40)における遊技を終了さ
せ、金額若しくは貸し球データーを精算する際に使用す
る精算スイッチ(46)であり、(47)は、金額デー
ター若しくは持ち球データーを表示するためのカードデ
ーター表示体である。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、カード式パチンコ機に
遊技者が対向していることを非接触状態で検出する遊技
者検出手段と、当該カード式パチンコ機に附設されたカ
ード処理部にカードがあることを検出するカード検出手
段とを設けると伴に、前記遊技者検出手段とカード検出
手段との何れもが検出状態にあるときに、パチンコ球を
遊技盤に向けて発射する球弾発装置を作動状態に切り換
える球弾発装置起動手段を設けたため、カード式パチン
コ機に遊技者が対面し、かつ当該カード式パチンコ機に
カードがセットされている場合にパチンコ球を遊技盤に
向けて弾発する打球発射装置を起動するパチンコ機にお
ける打球発射装置が提供できる効果がある。
【0091】また、本発明によれば、遊技者が当該カー
ド式パチンコ機の操作部に対して接触若しくは操作して
いなくても、遊技者がカード式パチンコ機に対向し当該
カード式パチンコ機のカード処理部でカードが検出され
れば、打球発射装置を起動する事ができる効果があると
伴に、遊技者が当該カード式パチンコ機に対向していな
いにも係わらず不必要に打球発射装置が作動されること
もなく省電力かが図れることに加え不正な遊技者が操作
部打球ハンドルを操作状態に作為しても当該カード式パ
チンコ機に遊技者が対向しておらずカードを検出させな
ければ打球発射装置は作動されない効果を生じる。
【0092】また、別の発明によれば、カード式パチン
コ機に遊技者が対向していることを非接触状態で検出す
る遊技者検出手段と、当該カード式パチンコ機に附設さ
れたカード処理部に球貸し検出手段とを設けると伴に、
前記遊技者検出手段と球貸し検出手段との何れもが検出
状態にあるときに、パチンコ球を遊技盤に向けて発射す
る球弾発装置を作動状態に切り換える球弾発装置起動手
段を設けたこのため、カード式パチンコ機に遊技者が対
面し球貸し検出手段が検出状態にあるとき、パチンコ球
を遊技盤に向けて弾発可能とする効果を生ずる。
【0093】また、別の発明によれば、遊技者が当該カ
ード式パチンコ機の操作部に対して接触若しくは操作し
ていなくても、遊技者がカード式パチンコ機に対向し当
該カード式パチンコ機の球貸し検出手段により球貸しが
検出されれば、打球発射装置を起動する事ができる効果
があると伴に、遊技者が当該カード式パチンコ機に対向
していないにも係わらず不必要に打球発射装置が作動さ
れることもなく省電力かが図れることに加え不正な遊技
者が操作部打球ハンドルを操作状態に作為しても当該カ
ード式パチンコ機に遊技者が対向しておらず球貸しを検
出させなければ打球発射装置は作動されない効果を生じ
る。
【0094】またさらにほかの発明は、カード式パチン
コ機に遊技者が対向していることを非接触状態で検出す
る遊技者検出手段と、該カード式パチンコ機に附設され
たカード処理部のカードリーダーと、該カードリーダー
に読みとられた金額データー若しくは持球データーがパ
チンコ球の弾発を可能とする予め定められた設定値にを
満たすことを判定し打球許可信号を出力する打球許可手
段とを設けると伴に、前記遊技者検出手段と打球許可手
段との何れもが検出状態にあり許可状態にあるときにパ
チンコ球を遊技盤に向けて発射する球発射装置を起動状
態に切り換える球弾発装置作動手段との設けた、このた
めカード式パチンコ機に遊技者が対面し、かつ当該カー
ド式パチンコ機のカード処理部にセットされたカードの
データーに基づいて演算処理されたた金額データー若し
くは持ち球データーがカード式パチンコ機においてパチ
ンコ球を弾発可能とする予め定められた設定値を維持し
ている場合に、パチンコ球を遊技盤に向けて弾発可能と
できる効果がある。
【0095】また、ほかの発明によれば、遊技者が当該
カード式パチンコ機の操作部に対して接触若しくは操作
していなくても、遊技者がカード式パチンコ機に対向し
当該カード式パチンコ機の打球許可手段により打球許可
状態が検出されれば、打球発射装置を起動する事ができ
る効果があると伴に、遊技者が当該カード式パチンコ機
に対向していないにも係わらず不必要に打球発射装置が
作動されることもなく省電力かが図れることに加え不正
な遊技者が操作部打球ハンドルを操作状態に作為しても
当該カード式パチンコ機に遊技者が対向しておらず打球
許可信号を出さなければ打球発射装置は作動されない効
果を生じる。
【0096】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるカード式パチンコ機の
正面図
【図2】本発明の実施例に係るカード式パチンコ機の要
部ブロック図。
【図3】本発明の実施例における打球発射装置に係る要
部ブロック図。
【図4】実施例の打球部における動作状態を示す図
【図5】実施例の打球部における動作状態を示す図
【図6】実施例の打球部における動作状態を示す図
【図7】実施例における球弾発装置起動手段の作動状態
を示すタイミングチャート
【図8】実施例におけるROMに記憶された球弾発起動
プログラムのフローチャート
【図9】実施例におけるROMに記憶された球弾発起動
プログラムのタイムチャート
【図10】実施例のにROMに記憶された球弾発起動プ
ログラムのフーローチャート図
【図11】実施例のにROMに記憶された球弾発起動プ
ログラムのフローチャート図
【図12】本発明の実施例のROMに記憶された球弾発
起動プログラムのフローチャート図
【図13】本発明の実施例における球弾発装置作動手段
の作動状態を打球発射維持手段との関係を含めて示すフ
ローチャート図
【図14】本発明の実施例における打球装置の回路図
【図15】本発明の実施例における球発射装置の電源回
路図
【図16】本発明の実施例における球発射装置の電源回
路図
【図17】実施例における球弾発装置起動手段の作動状
態を示すタイミングチャート
【図18】実施例における球弾発装置起動手段の作動状
態を示すタイミングチャート
【図19】実施例における球弾発装置起動手段の作動状
態を示すタイミングチャート
【図20】実施例における球弾発装置起動手段の作動状
態を示すタイミングチャート
【図21】実施例における演算更新状態および打球許可
の設定状態を表す図
【図22】実施例におけるカードの状態図
【図23】実施例におけるカードの検出状態、非検出状
態を表す図
【図24】実施例における打球許可手段の打球許可設定
を例示する図
【符号の説明】
1 ROM 2 RAM 3 CPU 4 (非接触)遊技者検出手段 5 焦電型赤外線センサー 6 超音波検出センサー 7 カード処理部 8 打球許可手段 9 カード検出手段 10 球貸し検出手段 11 カードリーダー 12 球貸し検出スイッチ 13 打球検出手段 14 待機球検出手段 15 打球検出維持手段 16 操作部 17 タッチ検出手段 18 タッチ端子 19 球弾発調整検出手段 20 ハンドル回動量検出スイッチ 21 リレー作動回路 22 リレー 23 電源部 24 リレー接点 25 打球モーター 26 打球発射維持手段 27 球弾発装置起動手段 28 球払出制御部 29 打球供給部 30 賞品球制御部 31 メイン制御部 32 入賞球検出部 33 サブ制御部 34 表示制御部 35 音声制御部 36 入賞装置駆動部 37 打球発射装置 38 ガラス 39 カード 40 カード式パチンコ機 41 遊技盤 42 金枠 43 カード式球貸し装置 44 上皿(球受け皿) 45 取り付け盤 46 清算スイッチ 47 金額持ち球表示体 48 球受け皿 49 球払出口 50 球払出口 51 打球発射レール 52 パチンコ球 53 打球供給通路 54 打球槌 55 打球(発射)部 56 間欠球送り手段 57 打球スプリング 59 打球ハンドル 60 打球ハンドル回動検出スイッチ(フォトセン
サ) 61 スリット 70 入出力部 71 カード検出スイッチ 72 フォトカプラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 カード式パチンコ機における打球発射
装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カード式パチンコ機に
おける打球発射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカード式パチンコ機における打球
発射装置は、遊技球を発射するための操作ハンドルにセ
ンサーをもうけ、このセンサーからの検出信号がある場
合にはパチンコ機をカード処理機の状態とは独立して打
球発射装置を起動して遊技球を弾発可能とし、センサー
からの検出信号がない場合には遊技者が遊技していない
ものとして打球発射装置の起動を禁止して遊技球の弾発
を不能なものとし、遊技者がパチンコ機を操作し遊技し
ていない場合にはカード式パチンコ機が弾発状態にされ
る不具合を防止していた。
【0003】しかしながら、ある種の物体、何らかの行
為を操作ハンドルに与えセンサを検出状態に維持させる
といった不正行為が行われた場合、遊技者がカード式パ
チンコ機に対面して実際には操作していないにも係わら
ず遊技球が弾発可能とされる不具合を生じていた。
【0004】また、従来のカード式パチンコ機における
打球発射装置は、遊技者が操作ハンドルを操作し接触し
た時点で、打球発射装置が起動されるように構成されて
いるため、遊技者が未だカードを当該パチンコ機にセッ
トしていないにも係わらず打球発射装置に電源が投入さ
れ、パチンコ球が弾発できない状態での無用な電力の消
費される状態となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、カー
ド式パチンコ機に遊技者が対面し、かつ当該カード式パ
チンコ機にカードがセットされている場合にパチンコ球
を遊技盤に向けて弾発する打球発射装置を起動するパチ
ンコ機における打球発射装置を提供することにある。
【0006】本発明のほかの目的は、カード式パチンコ
機に遊技者が対面し球貸し検出手段が検出状態にあると
き、パチンコ球を遊技盤に向けて弾発可能とするカード
式パチンコ機における打球発射装置を提供することにあ
る。
【0007】本発明の別の目的は、カード式パチンコ機
に遊技者が対面し、かつ当該カード式パチンコ機のカー
ド処理部にセットされたカードのデーターに基づいて演
算処理されたた金額データー若しくは持ち球データーが
カード式パチンコ機においてパチンコ球を弾発可能とす
る予め定められた設定値を維持している場合に、パチン
コ球を遊技盤に向けて弾発可能とするカード式パチンコ
機における打球発射装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のカード式パチン
コ機における打球発射装置は、上記課題を解決するため
に、当該カード式パチンコ機に遊技者が対向しているこ
とを非接触状態で検出する遊技者検出手段と、当該パチ
ンコ機に附設されたカード処理部にカードがあることを
検出するカード検出手段とを設け、前記遊技者検出手段
とカード検出手段との何れもが検出状態にあるときに、
パチンコ球を遊技盤に向けて発射する球弾発装置を起動
状態に切り換える球弾発装置起動手段を設けたことを特
徴とする。
【0009】また、本発明のカード式パチンコ機におけ
る打球発射装置はカード式パチンコ機に遊技者が対向し
ていることを非接触状態で検出する遊技者検出手段と、
当該パチンコ機に附設されたカード処理部の球貸し検出
手段とを設け、前記遊技者検出手段と球貸し検出手段と
の何れもが検出状態にあるときに、パチンコ球を遊技盤
に向けて発射する球弾発装置を起動状態に切り換える球
弾発装置起動手段を設けたことを特徴とする。
【0010】さらに、本発明のカード式パチンコ機にお
ける打球発射装置はカード式パチンコ機に遊技者が対向
していることを非接触状態で検出する遊技者検出手段
と、該パチンコ機に附設されカードに記憶されたカード
データーを読みとるカードリーダーと、該カードリーダ
ーに読みとられた金額データー若しくは持球データーが
パチンコ球の弾発を可能とする予め定められた設定値に
を満たすことを判定し打球許可信号を出力する打球許可
手段とを設けると伴に、前記遊技者検出手段と打球許可
手段との何れもが検出状態にあり許可状態にあるときに
パチンコ球を遊技盤に向けて発射する球発射装置を起動
状態に切り換える球弾発装置起動手段との設けられたこ
とを特徴とするカード式パチンコ機における打球発射装
置を設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】遊技者検出手段は当該カード式パチンコ機に対
面して遊技している遊技者の有無を非接触で検出する。
カード検出手段は当該カード式パチンコ機に付設された
カード処理部にカードがセットされているかを検出す
る。球貸し検出手段は当該カード式パチンコ機に付設さ
れたカード処理部の球貸し手段への球貸し要求を検出す
る。打球許可手段はカードに記録され、球貸し操作に基
づいて演算処理された金額データー若しくは持ち球デー
ターがパチンコ球を弾発可能とする予め定められた設定
値を満たしている場合に打球許可信号を出力する。
【0012】球弾発起動手段は遊技者検出手段が非接触
で遊技者を検出すると伴にカード検出手段がカードを検
した場合にパチンコ球を遊技盤に向けて発射する打球発
射装置を起動する。また、球弾発装置起動手段は非接触
で遊技者検出手段が遊技者を検出すると伴に球貸し検出
手段が球貸しを検出した場合にパチンコ球を遊技盤に向
けて発射する打球発射装置を起動する。またさらに、球
弾発装置起動手段は遊技者検出手段が非接触で遊技者を
検出すると伴に打球許可手段が打球許可信号を出力した
場合にパチンコ球を遊技盤に向けて発射する打球発射装
置を起動する。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。第1図は、実施例におけるカード式パチンコ機(4
0)の正面図である。その前面枠の上部に遊技盤(4
1)を透視するガラス(38)を備えた金枠(42)が
開閉自在に装着され金枠(42)の下方には取り付け盤
(45)が開閉自在に装着され取り付け盤(45)には
球払出口(49)を有する上皿(44)が設けられてい
る。
【0014】また、取り付け盤(45)には球貸し検出
スイッチ(12)が設けられ、当該カード式パチンコ機
のカード処理部(7)にカード(39)がセットされた
場合にこの球貸し検出スイッチ(12)への操作により
所定個数のパチンコ球が弾発可能に供給される。
【0015】また、前面枠の下部右側には打球ハンドル
(59)が設けられ打球ハンドル(59)の握り部は導
電性樹脂からなり打球ハンドル(59)への操作を遊技
者の手の接触により検出する為のタッチ端子(18)と
して構成されている。前面枠の下部中央部右寄りにはパ
チンコ機に遊技者が対向していることを非接触状態で検
出するための焦電型赤外線センサー(5)からなる遊技
者検出手段(4)が設けられている。
【0016】なお、焦電型赤外線センサー(5)はパチ
ンコ機前面の熱分布を赤外線信号により検出し出力す
る。
【0017】第3図は、実施例における打球発射装置
(37)の制御系を示す要部ブロック図である。打球発
射装置(37)には打球発射装置(37)の中心制御処
理を行うCPU(3)とCPU(3)が実行するための
プログラムの格納されたROM(1)及び処理データー
やプログラム等を一時的に保持する書き換え可能なRA
M(2)と、各種入出力装置とCPU(3)との仲介処
理をする入出力部(70)が設けられている。
【0018】この入出力部(70)には遊技者を非接触
状態で検出する遊技者検出手段(4)が接続されてい
る。遊技者検出手段(4)は本実施例においては焦電型
赤外線センサー(5)で構成されるが、超音波検出手段
(5)や、フォトセンサーで構成しても良い。また、入
出力部(70)には、カード処理部(7)が接続されて
いる。カード処理部(7)はカード検出手段(9)、球
貸し検出手段(10)、打球許可手段(8)がそれぞれ
接続されている。入出力部(70)には、打球検出手段
(8)が接続されている。打球検出手段(8)はカード
式パチンコ機(40)の打球部(55)で待機するパチ
ンコ球(52)を検出する待機球検出手段(14)若し
くは打球可能状態を所定時間維持するための打球検出維
持手段(15)が設けられている。
【0019】叉更に、入出力部(70)には、操作部
(16)が接続されている。この操作部(16)は遊技
者のカード式パチンコ機(40)に対する打球操作をす
るための操作部(16)であって、弾発力の調整状態を
検出するための弾発力調整検出手段(19)、あるいは
遊技者の操作部(16)打球ハンドル(59)への接触
を検出するタッチ検出手段(17)が設けられている。
タッチ検出手段(17)にはタッチ端子(18)が、弾
発力調整検出手段(19)にはハンドル回動量検出スイ
ッチ(20)が接続されている。
【0020】一方入出力部(70)の出力側にはリレー
作動回路(21)が接続されリレー作動回路(21)に
はリレー接点(24)が設けられている。このリレー接
点(24)は打球発射装置(37)の電源部(23)と
打球モーター(25)の閉回路に接続されこの接点(2
4)の開閉により打球モーター(25)に電源を供給し
たり電源供給を禁止したりする。以上のブロックにおい
てCPU(3),ROM(1),RAM(2),入出力
部(70)、リレー作動回路(21)により球弾発装置
起動手段(27)が構成されている。
【0021】以上の構成において焦電型赤外線センサー
(5)は人体から発せられる赤外線の波長が9μ〜10
μmの範囲内にあることに基づいて該センサー(5)よ
り検出され出力された信号がこれらの波長に対して予め
設定された上限値若しくは下限値の範囲内にあるか否か
により人体の有無を判別する。焦電型赤外線センサー
(5)により検出された赤外線が人体を確認する波長で
ある場合にはCPU(3)は判別結果を真として遊技者
が当該カード式パチンコ機(40)に対向していること
を設定する。これにより遊技者検出信号が出力される状
態となる。
【0022】遊技者検出手段(4)は非接触状態で遊技
者を検出する構成としてこのほかに遊技者に対して超音
波を発信し遊技者により反射される受信波の有無により
遊技者を検出する超音波検出手段(6)や、投光部と受
光部を備えたフォトセンサーとし、投光部側より投光さ
れた光が遊技者を介して遮蔽され受光部側で受光されな
いことに基づいて遊技者を検出する(非接触)遊技者検
出手段(4)が構成できる。
【0023】尚、焦電型赤外線センサー(5)とフォト
センサーとを組み合わせたり、焦電型赤外線センサー
(5)と超音波検出手段(6)を組み合わせ、あるいは
超音波検出手段(6)とフォトセンサーとを組み合わせ
各遊技者検出センサーそれぞれの不具合を相互に補完す
る構成としてもよい。
【0024】非接触遊技者検出手段(4)には当該カー
ド式パチンコ機(40)に遊技者が対向していることを
定期的に繰り返して検出する繰り返し検出手段を設けて
も良い。繰り返し検出手段は焦電型赤外線センサー
(5)の受光面をパルスモーターにより回転駆動される
円盤スリットにより断続して遮蔽する事により、自動的
に遊技者が当該カード式パチンコ機に対向しているかを
繰り返し定期的に検出する。
【0025】繰り返し検出手段の第二の例は、焦電型赤
外線センサーの受光面を液晶面で覆い、この液晶面を液
晶面制御手段により表示制御し、赤外線を透過状態と非
透過状態とに繰り返し切り換えることにより、遊技者を
定期的に繰り返し検出し直す構成としても良い。
【0026】カード処理部(7)は、当該カード式パチ
ンコ機(40)に付設され、カード(39)に記録され
データーを読み込むカードリーダー(11)、カードリ
ーダー(11)により読み込まれたデーターを演算処理
する演算制御部、当該カード式パチンコ機(40)の各
種制御部との通信制御を司る通信制御部、当該カードに
記録された金額データーや持ち球データーに基づいてパ
チンコ球を打球部に供給することを要求するための球貸
しスイッチ(12)などにより構成されている。なお、
上記カードリーダー(11)を球貸し要求操作や、入賞
の発生に基づいて遊技者に払い出されるところの賞品球
を金額データー若しくは持ち球データーに演算し置き換
え更新された更新データーを再びカード(39)に記録
し直すリードアンドライターとしても良い。
【0027】球貸し検出スイッチ(12)は当該カード
式パチンコ機(40)においてその操作回数に対応して
所定個数のパチンコ球を打球可能に設定するためのスイ
ッチ(12)であり、たとえばその一回の操作により2
5個のパチンコ球を打球部に給出指令し二回のスイッチ
操作により50個のパチンコ球を打球部に給出指令す
る。また、球貸し検出スイッチ(12)は球貸し検出手
段(10)として機能し球貸し検出スイッチ(12)へ
の操作に基づいて球貸し動作の有無を検出し球貸し検出
信号を出力する。
【0028】カード検出手段(9)は、カードリーダー
(ライター)(11)のカード挿入口に対設されカード
(39)がカード挿入口内に入ってその端部がカード挿
入構内に設けられたカード検出スイッチ(71)を作用
するとカード検出スイッチ(71)のオンオフ動作によ
りカードの有無が検出されカード検出信号を出力する。
図23。
【0029】次に打球許可手段(8)について説明す
る。打球許可手段(8)はカード処理部(7)のカード
リーダー(11)により読みとられたカード(39)の
金額データー若しくは持ち球データーが、球貸し検出ス
イッチ(12)への操作信号によって更新された場合を
含め、予め定められた設定値を満足する場合にのみ打球
許可信号をカード処理部(7)より弾発装置起動手段
(CPU(3),RAM(2)、ROM(1)、入出力
部(70)等)に出力するための手段である。
【0030】カード処理部(7)のカードリーダー(1
1)に挿入するカード(39)には遊技者が遊技場の販
売所で購入した購入金額に応じて金額データーや持ち球
データーが磁気化手段により記録されている。また、球
貸し検出スイッチ(12)へのパチンコ球購入のための
操作によって、カード処理部(7)で処理された金額デ
ーターや持ち球データーは、打球部(55)への所定個
数のパチンコ球の給出(打球の設定)に操作の都度対応
して減算更新される。
【0031】なお、実施の態様により、入賞の発生によ
りカード式パチンコ機(40)の球払出制御部(28)
の(賞品球払出装置)、賞品球制御部(30)により遊
技者に賞品球を払い出さない構成とする場合には、賞品
球相当分の金額データー又は持ち球データーを、さきの
カード(39)のカード処理部(7)カードリーダー
(11)への挿入設定に基づいて読み込まれた金額デー
ター若しくは持ち球データーに加算更新する。加算更新
された金額データー若しくは持ち球データーはカードラ
イターにより書き換える。
【0032】入賞の発生により球受皿(48)に賞品球
を賞品球払出装置(30)より給出する構成の場合は、
読み込み設定された金額データーや持ち球データーは加
算されず、球貸し検出スイッチ(12)への操作に対応
して初期設定された金額データーや持ち球データーは減
算され更新記憶される。カードには減算された更新デー
ターがカードライターにより書き換え処理される。
【0033】以上のデーター更新により、初期設定され
た金額データーや持ち球データーが減算され、予め設定
されたパチンコ球を打球部(55)に給出可能とする金
額データーあるいは持ち球データーを遊技の結果現在デ
ーター値が満たさない状態に演算処理されると、打球許
可手段(8)が予め設定された打球許可値と現在データ
ー値とを比較判定し、現在データー値が打球許可値を越
えない場合には、打球許可手段(8)は打球不許可信号
を出力する。図21、図24
【0034】現在データー値が打球許可値を越える場合
には、打球許可手段(8)が打球許可信号を出力する。
図21、図24。打球許可手段(8)の打球許可信号は
カード処理部(7)を介して、球弾発装置起動手段(入
出力部(70)、CPU(3)、RAM(2)、ROM
(1)、リレー作動回路(21)などにより構成され
る)(27)に入力される。
【0035】打球検出手段(13)は、カード式パチン
コ機(40)に設けれた打球部(55)の打球供給通路
(53)に対設され、打球供給通路(53)を通過し若
しくは打球供給通路(53)上で待機するパチンコ球
(52)を検出する。
【0036】打球供給通路(53)には投光部と受光部
を備えたフォトカプラ(72)が配設されている。打球
供給通路(53)上を通過するハチンコ球(52)によ
り、当該フォトカプラ(72)の投光部より投ぜられた
光線が遮断され受光部において受光されない場合、打球
検出手段(13)は打球(発射)部(55)にパチンコ
球(52)が打球として待機状態にあることを検出し打
球検出信号を出力する。
【0037】打球検出手段(13)の他の構成として
は、近接スイッチによりパチンコ球(52)の存在を検
出をする構成、マイクロスイッチにより打球の有無を確
認する手段があり、また、これら検出スイッチの設置個
所としては、打球発射レール(51)上の打球待機位
置、打球を発射レール(51)上へ間欠的に繰り出す
(間欠)球送り手段(56)による球送り動作を検出す
る箇所、パチンコ球の受け皿(44)上等がある。
【0038】打球検出手段(13)は、打球部(55)
を通過し打球部(55)で待機する打球を検出するもの
であるが、打球の検出状態が打球の転動や繰り出し作用
及び打球槌の弾発動作を考慮して安定的に維持しようと
する場合には、打球検出維持手段を設けても良い。
【0039】打球検出維持手段は、発射レール(51)
上で待機する打球(52)が打球モーター(25)の回
転軸に軸止された打球槌係動カムにより係動作用され打
球モーター(25)の回転に伴って打球を一個あて、公
知の球弾発装置が遊技盤(41)に向けて発射するに要
する時間分、タイマー手段により打球検出状態を維持す
る。また、球送り手段(56)による打球の間欠送り動
作時間分、タイマー手段により打球検出状態を維持する
構成としてもよい。
【0040】さらに、球受け皿(44)上のパチンコ球
(52)が発射レール(51)上の打球待機位置にまで
転出するに要する時間分、又はそれ以上、パチンコ球の
給出作用時間を考慮して所定時間分を打球検出維持手段
(15)の計時カウンターに設定する構成としても良
い。
【0041】リレー作動回路(21)は、ROM(1)
に記憶された球弾発装置起動手段(27)の要部を指令
制御する弾発装置起動プログラムの処理に従って、打球
用電源部(23)と打球モーター(25)との電源回路
をリレー作動回路(21)の出力端に接続されたリレー
接点(24)により開閉する。
【0042】第一に、非接触状態で遊技者を検出する遊
技者検出手段(4)により当該カード式パチンコ機(4
0)に遊技者が対向して遊技していることを検出する遊
技者検出信号が、CPU(3)に入力されているととも
に、当該カード式パチンコ機(40)のカードリーダー
(11)にカード(39)がセットされたことをカード
検出手段(9)、カード検出スイッチ(71)が検出し
カード検出信号がCPU(3)に入力されると前記弾発
装置起動プログラムはリレー作動回路(21)を駆動状
態とする。
【0043】第二に、非接触状態で遊技者を検出する遊
技者検出手段(4)により当該カード式パチンコ機(4
0)に遊技者が対向し遊技していることが検出され遊技
者検出信号がCPU(3)に入力されていると伴に、遊
技者による当該カード式パチンコ機(40)への球貸し
操作が球貸し検出スイッチ(12)の動作に基づいて検
出され球貸し状態が球貸し検出手段(10)により検出
され、球貸し検出信号がCPU(3)に入力されると前
記弾発装置起動プログラムはリレー作動回路(21)を
駆動する。
【0044】第三に、遊技者を非接触状態で検出する遊
技者検出手段(4)が当該カード式パチンコ機(40)
に対向していることを検出し遊技者検出手段(4)が遊
技者検出信号をCPU(3)に出力するとともに、当該
カード式パチンコ機(40)に付設されたカード処理部
(7)で現在保持記憶されている金額データー若しくは
持ち球データーが打球部(55)に打球を供給できる予
め設定されたデーター値を満たしていると打球許可手段
(8)が演算判別すると、打球許可手段(8)は打球許
可信号をCPU(3)に出力し、CPU(3)はROM
(1)に記憶されている前記球弾発起動プログラムに基
づいてリレー作動回路(21)を駆動する。
【0045】操作部(16)は、遊技者による当該カー
ド式パチンコ機(40)への操作を検出する。操作部
(16)には遊技者が打球ハンドル(59)にタッチす
ると打球ハンドル操作信号を接触状態で検出するタッチ
検出手段(17)が設けられている。また、打球ハンド
ル(59)の回動変位を検出する位置には弾発力調整検
出手段(19)が設けられ打球ハンドル(59)の回動
操作に対応して弾発力の調整状態を検出する手段が設け
られている。
【0046】この操作部(16)により検出される遊技
者の当該カード式パチンコ機のタッチ検出手段(17)
への接触操作、あるいは弾発力調整検出手段(19)に
よる所定の弾発力の設定状態の検出に基づいて、CPU
(3)に打球ハンドル(59)操作(接触)検出信号を
出力され、あるいは、弾発力設定状態がCPU(3)に
出力できれる。
【0047】第4図、第5図、第6図は、弾発力の調整
状態及びパチンコ球の供給状態を表した図であって、図
示しないパチンコ球の供給部より給出されたパチンコ球
を球受け皿(44)および打球供給通路(53)でいっ
たん収容しその後間欠球送り手段(56)の間欠球送り
動作に対応して、打球が一球毎に打球発射レール(5
1)上の打球待機位置に転出する構成である。
【0048】いわゆる封入式パチンコ機で一定量のパチ
ンコ球を当該カード式パチンコ機内で循環して使用する
形式のカード式パチンコ機にあっては、パチンコ球の供
給部より給出されたパチンコ球を貯留するための球受け
皿(44)を設けなくても良く、供給部より給出された
パチンコ球を打球部(55)の球送り手段(56)に救
出する構造とする。
【0049】第4図、第5図、第6図において、遊技者
が打球ハンドル(59)をを回動操作すると、打球ハン
ドル(59)の回動軸に付設された打球槌係動部が打球
槌(54)の一端を打球スプリング(57)に抗して引
っ張り打球槌(54)に附勢される弾発力が打球ハンド
ル(59)の回動量と伴に増加する。
【0050】打球ハンドル(59)の回動軸の周辺に設
けられた打球ハンドル回動検出スイッチ(60)は弾発
力調整検出手段(19)であり、打球ハンドル回動検出
スイッチ(60)は一対のフォトセンサにより構成され
打球ハンドル(59)の回動軸の周縁に設けられたスリ
ット(61)が、打球ハンドル(59)の回動と伴に回
転移動し前記フォトセンサー(60)より投ぜられてい
た光線を遮蔽すると所定の弾発力設定がされたものとし
て弾発力調整検出信号を出力する。
【0051】なお、パチンコ球の発射力 弾発力の調整
手段は、パチンコ球を電気量の増減に基づいて強弱調整
して弾発し発射する手段でも良い。
【0052】パチンコ球の発射力を電気的に強弱多少調
整する手段は、電磁ソレノイドの磁化力を可変抵抗器で
抵抗値を変化させアナログ的に調整する手段でもよく。
またパチンコ球の発射力を段階的に磁化力を切り換える
ことにより調整するデジタル制御手段のいづれでもよ
い。
【0053】この電気的、パチンコ球弾発力(発射力)
調整手段においては、パチンコ球の発射力調整状態を調
整操作された前記抵抗値、若しくは調整された磁化力の
レベルを弾発力に対応して検出する構成とする。この電
気的、球発射力調整手段によれば摺動抵抗や可変抵抗を
採用する事ができる。可変抵抗を採用した場合には、可
変抵抗の操作体(打球ハンドル)を遊技者が常時接触し
操作していなくても、いったん遊技者が調整設定したパ
チンコ球の発射力が安定的に維持される。この場合、当
該カード式パチンコ機に非接触状態で遊技者を検出する
前記遊技者検出手段(4)により、遊技者が打球ハンド
ル(59)を接触操作していなくても、前記カード検出
手段(9)からのカード検出信号や球貸し検出手段(1
0)からの球貸し検出信号若しくは打球許可手段(8)
からの打球許可信号が得られた場合には球弾発装置起動
手段(27)がカード式パチンコ機における球の弾発を
維持する効果を生じる。
【0054】また、打球ハンドルをステップスイッチで
構成し、ステップスイッチへの遊技者の操作回数毎にパ
チンコ球の発射力を段階的(デジタル的)に強めていく
構成をとることもできる。この場合にも可変抵抗器と同
様に、遊技者がスイッチ(打球ハンドル)を間欠的に操
作する事が可能となり、常時スイッチを操作し接触状態
とすることなく、遊技者がいったん調整し設定したパチ
ンコ球の発射力が安定的に維持でき上記と同様な構成効
果とすることができる。。
【0055】第2図はカード式パチンコ機(40)の全
体構成を表したブロック図である。第3図において説明
した遊技者検出手段(4)、カード処理部(7)のカー
ド検出手段(9)、球貸し検出手段(10)、打球許可
手段(8)、打球検出手段(13)、操作部(16)、
タッチ検出手段(17)、弾発力調整検出手段(19)
等のそれぞれが接続されると伴に、球弾発装置起動手段
(27)が打球発射装置(37)に接続されている。
【0056】打球発射装置(37)は、既述のパチンコ
球の給出部、球受け皿(44)、打球供給通路(5
3)、球送り手段(56)、打球発射レール(51)、
打球ハンドル(59)、打球槌(54)、打球用電源
(23)、打球用モーター(25)を関連制御して球貸
し手段より給出されたパチンコ球を一球毎に遊技盤面
(41)に向けて発射する。
【0057】球払出制御部(28)には、賞品球制御部
(30)と打球供給部(29)とが設けられ、賞品球制
御部(30)は、遊技盤面(41)に設けられた入賞口
にパチンコ球が落入し入賞が発生した場合に、予め定め
られた一定の数の賞品球を遊技者に払い出す為の制御部
で、打球供給部(29)は、遊技者からの球貸し要求に
応じて、所定個数のパチンコ球を球受け皿(打球供給通
路)(44)に給出する。
【0058】メイン制御部(31)は、遊技盤面(4
1)に設けられた入賞口の可変制御や、入賞球の検出制
御、図柄表示手段 表示ランプ LED 拡声手段の制
御や、各種発生する入賞態様や、当たり状態の判定制
御、不正行為や異常状態の制御、既述のカード処理部
(7)、前記球払出制御部(28)や下記サブ制御部
(33)相互間における通信制御をメインで司どるもの
で、内部に中央処理制御手段、記憶手段、入出力制御手
段が設けられている。
【0060】サブ制御部(33)は、表示制御部(3
4) 表示ランプ 発光ダイオード、音声制御部(3
5)、入賞装置駆動部(36)により、表示、拡声、可
変動作をメイン制御部(31)からの指令に基づいてカ
ード式パチンコ機(40)において実行する。
【0061】この構成においては、カード処理部(7)
へのカード(39)のセット、球貸し検出スイッチ(1
2)への球貸し要求操作に基づいて、打球とするための
パチンコ球の給出は、球払出制御部(28)の打球供給
部(29)を駆動制御して行う構成としたが、当該カー
ド式パチンコ機(40)に対設されるカード式球貸し装
置に打球供給部(29)を設け、当該カード処理部
(7)にカード(39)がセットされ球貸し検出スイッ
チ(12)が操作されることに対応して、球貸し装置よ
り打球とするパチンコ球をカード式パチンコ機(40)
の打球部(55)、打球供給通路(53)に給出する構
成としても良い。
【0062】以下、図7、図8、図17、図18を参照
して、本実施例における動作状態を説明する。図7は、
カード検出手段(9)によってカード検出信号(A1)
がON状態となり、非接触遊技者検出手段(4)により
遊技者検出信号(B1)がON状態になった場合に、球
弾発装置起動手段(27)からの球弾発装置起動信号
(C1)はCPU(3)がROM(1)に記録された球
弾発起動プログラムの判別処理によって図示、時刻t1
より時刻t2の期間内においてON状態とされる、
【0063】図8において、ROM(1)に記憶された
球弾発起動プログラムは、STEP1において当該カー
ド式パチンコ機のカード処理部(7)にカード(39)
がセットされ、STEP2において、焦電型赤外線セン
サー(5)により構成される遊技者検出手段(4)が遊
技者検出を判別して後、STEP3においてカード検出
手段(9)により検出されたカード検出情報が判別処理
され、カード検出情報と遊技者検出情報のいづれもがY
ESである場合にはSTEP4において打球発射装置
(37)を起動処理する。
【0063】図17は、球貸し検出手段(10)によっ
て球貸し検出信号(A2)がON状態となり、非接触遊
技者検出手段(4)によって遊技者検出信号(B2)が
ON状態になった場合に球弾発装置起動手段(27)か
らの球弾発装置起動信号(C2)は、CPU(3)がR
OM(1)に記録された球弾発起動プログラムの判別処
理によって図示、時刻t1より時刻t2の期間内におい
てON状態とされる。
【0064】図9において、ROM(1)に記憶された
球弾発装置起動プログラムは、STEP1において当該
カード式パチンコ機のカード処理部(7)にカード(3
9)がセットされ、STEP2において焦電型赤外線セ
ンサー(5)により構成される遊技者検出手段(4)が
遊技者検出を判別して後、STEP3において球貸し検
出手段(10)により検出された球貸し検出情報が判別
処理され、球貸し検出情報と遊技者検出情報のいづれも
がYESである場合にはSTEP4において打球発射装
置(37)を起動処理する。。
【0065】図18は、打球許可手段(8)によって打
球許可信号(A3)がON状態とされ非接触遊技者検出
手段(4)によって遊技者検出信号(B3)がON状態
とされた場合、球弾発装置起動手段(27)からの球弾
発装置起動信号(C3)は、CPU(3)がROM
(1)に記録した球弾発起動プログラムの判別処理によ
って図示、時刻t1より時刻t2の期間内においてON
状態とする。
【0066】図10において、ROM(1)に記憶され
た球弾発装置起動プログラムは、STEP1において当
該カード式パチンコ機のカード処理部(7)にカード
(39)がセットされ、STEP2において焦電型赤外
線センサー(5)により構成される遊技者検出手段
(4)が遊技者検出を判別して後、STEP3において
打球許可手段(8)により検出された打球許可情報が判
別処理され、打球許可情報と遊技者検出情報のいづれも
がYESである場合にはSTEP4において打球発射装
置(37)を起動処理する。
【0067】他の実施例について説明する。既述のカー
ド式パチンコ機における打球発射装置においては、カー
ドがカード検出手段(9)により検出状態にある場合
や、球貸し検出手段(10)が球貸し状態を検出してい
る場合、遊技者が非接触状態で遊技者検出手段(4)に
より検出されたことを条件として球弾発装置起動手段
(27)によりカード式パチンコ機(40)における打
球発射装置(37)を起動状態とする技術手段であっ
た。
【0068】このほか、カード処理部(7)よりカード
(39)のセット状態が解かれても、あるいは球貸し検
出スイッチ(12)に対する球貸し操作が存在しなくな
っても、遊技者が非接触状態で検出されていれば、所定
の条件が満たされる限り、球弾発装置起動手段(27)
を作動状態に維持させる構成としても良い。
【0069】この打球発射可能状態の維持は、当該カー
ド式パチンコ機(40)のカード処理部(7)にカード
(39)をセットした後カードリーダー(11)により
読み込まれた金額データーや持ち球データー、若しく
は、読み込まれた金額データーや持ち球データーがその
後の球貸し検出スイッチ(12)への操作に対応して減
算演算された結果にあっても、パチンコ球の弾発を可能
とする為に予め定められた既述の設定値以上である場合
には、打球モーター(25)(打球用ソレノイドであっ
ても同じ)に電源(23)を供給するためのリレー作動
回路(21)を駆動状態に維持する打球発射維持手段を
(26)球弾発装置起動手段(27)とともに設けるこ
とにより構成する。
【0070】また、当該カード式パチンコ機(40)に
おける打球部(55)にパチンコ球がある場合には球弾
発装置起動手段(27)を作動状態に維持する構成とし
ても良い。
【0071】既述の打球供給通路(53)、打球発射レ
ール(51)、球送り手段(56)において打球の検出
が打球検出手段(13)により検出状態(タイマー手段
(打球検出維持手段)により打球検出が維持されている
状態を含む)とされている場合には、打球検出信号の出
力を受けカード検出手段(9)がカード処理部(7)に
おけるカード(39)の存在をを検出しなくなった後に
おいて、若しくは球貸し検出スイッチ(12)よりの球
貸し検出手段(10)からの球貸し検出信号が無くなっ
た後においても球弾発装置起動手段(27)を作動状態
に維持する打球発射維持手段(26)を球弾発装置起動
手段(27)とともに設ける。
【0072】球弾発装置起動手段(27)に設ける打球
発射維持手段(26)はCPU(3)に接続されるRO
M(1)の打球発射維持プログラムにより構成される。
【0073】以下、実施例についての動作内容を図面と
伴にさらに説明する。図13は、非接触遊技者検出手段
(4)を構成する焦電型赤外線センサー(5)により遊
技者検出信号(A4)がON状態にされ球発射維持手段
(26)により打球許可信号(D4)がON状態にされ
た場合、カード検出手段(9)によってカード検出信号
(B4)がON状態でなくカード処理部(7)のカード
リーダー(11)にカード(39)がセットされていな
くても、球弾発装置起動手段(27)からの球弾発装置
起動信号(4)はCPU(3)がROM(1)に記録さ
れた球発射維持プログラムの判別処理によって図示、時
刻t1より時刻t2の期間内においてON状態とされ
る。
【0074】図11は、ROMに記憶された球発射維持
プログラムである。STEP1において当該カード式パ
チンコ機(40)に附設されたカード処理部にカード
(39)がセットされカードリーダー(11)より金額
データーもしくは持ち球データーが読み込まれた後カー
ド(39)が外されリセットされる。STEP2におい
て遊技者が球貸し検出スイッチ(12)を操作して球貸
し要求を行った後、球貸し検出スイッチ(12)は球貸
し待ち状態に転移する。
【0075】STEP3において焦電型赤外線センサー
(5)を有する非接触遊技者検出手段(4)により検出
された遊技者検出情報が判別処理される。STEP4に
おいて、STEP1で読み込まれた金額データー若しく
は持ち球データーSTEP2で球貸し要求された金額デ
ーター若しくは持ち球データーをCPU(3)での演算
処理の結果得られた演算値が当該カード式パチンコ機
(40)の打球発射装置(37)を作動状態で維持する
か否かが判別処理される。
【0076】STEP5において、STEP3、STE
P4で行われた判別処理がともに真で当該カード式パチ
ンコ機(40)に遊技者が対向しかつ打球許可信号が送
信されている場合には、球発射維持プログラムは球弾発
装置起動手段(27)を打球発射起動状態で維持する。
【0077】図19は同じく、非接触遊技者検出手段
(4)によって、遊技者検出信号(A5)が出力され、
打球発射維持手段(26)により打球許可信号(D5)
が出力されている場合、球貸し検出手段(10)が球貸
し検出信号(B5)を出力していなくても、球発射維持
手段(26)から球弾発装置起動信号(C5)が出力さ
れるタイミングを示した、図11は、球発射維持手段
(26)の球発射維持プログラムの処理手順を示す。
【0078】図20は、非接触遊技者検出手段(4)で
ある焦電型赤外線センサー(5)によって、遊技者検出
信号(A6)がON状態に出力されて打球発射維持手段
(26)でROM(1)に記憶された球発射維持プログ
ラムにより、打球検出信号(D6)が打球部(55)に
パチンコ球(52)が待機していることを待機球検出手
段(14)が検出している時刻t1から時刻t2までO
N状態で出力されている場合には、カード処理部(7)
のカードリーダー(11)に設けられたカード検出手段
(9)によりカード検出信号(B6)が常時出力されて
いなくても、また球貸し検出スイッチ(12)、球貸し
検出手段(10)により球貸し検出信号(B6)が常時
操作されON状態で出力されていなくても、球発射維持
手段(26)の球発射維持プログラムは球弾発装置起動
信号(C6)を時刻t1からt2までの期間ON状態で
出力する。
【0079】また、図12の球発射維持手段(26)に
おける球発射維持プログラムは、STEP1においてカ
ードリーダー(11)によりカード(39)がセットさ
れ金額データー若しくは持ち球データーが読み込まれて
後、カードリーダー(11)よりカード(39)が取り
外され、STEP2において球貸し検出スイッチ(1
2)への遊技者による球貸し操作が行われその後球貸し
の待機状態とされても、STEP3において焦電型赤外
線センサー(5)により当該カード式パチンコ機(4
0)に遊技者が対向していることが非接触状態で検出さ
れ、STEP4において打球部(55)の待機球検出手
段(14)が打球を検出した場合には、STEP5にお
いて打球の発射起動状態が維持される。
【0080】これらの構成によれば、常時当該カード式
パチンコ機(40)のカード処理部(7)にカード(3
9)をセットしていなくても遊技者が非接触状態で検出
されていれば、打球が打球検出手段(13)により検出
されていることを条件として、カード式ハチンコ機(4
0)における打球発射装置(37)を打球発射可能状態
で維持できる効果を生じる。
【0081】また、当該カード式パチンコ機(40)に
おけるカード処理部(7)にガード(39)を常時セッ
トしていなくても、遊技者が非接触状態で検出されてい
れば、球を発射可能とするため予め定められた設定値を
金額データー若しくは、持ち球データーが満たされてい
ることを条件として、カード式パチンコ機(40)にお
ける打球発射装置(37)を打球発射状態に維持できる
効果を生ずる。
【0082】また、当該カード式パチンコ機(40)に
おいて球貸し操作状態を常に維持していなくても、遊技
者が当該パチンコ機(40)に対向していることが非接
触状態で検出されていれば、打球検出手段(13)によ
り打球が検出されていることを条件として、カード式パ
チンコ機(40)における打球発射装置(37)を打球
発射可能状態に維持できる効果がある。
【0083】さらに、当該カード式パチンコ機(40)
において常に球貸し状態が維持されていなくても、非接
触遊技者検出手段(4)により当該カード式パチンコ機
(40)に遊技者が対向していることが検出されている
場合には、球を発射可能とするために予め定められた設
定値を金額データー若しくは持ち球データーが満たして
いることを条件として、カード式パチンコ機(40)に
おける打球発射装置(37)を打球発射可能状態に維持
できる効果がある
【0084】図14は、既述の実施例の球弾発装置起動
手段(27)、球発射維持手段(26)とともに、打球
発射モーター(25)(打球用ソレノイドである場合も
ある)打球モーター用電原回路に、操作部(16)に設
けられたタッチ検出手段(17)を設け、球弾発装置起
動手段(27)が球弾発起動状態となる場合にも遊技者
の打球ハンドル(59)への操作をタッチ検出手段(1
7)が検出した場合のみ打球モーター(25)に電源を
投入する構成と、図14(c)
【0085】球弾発装置起動手段(27)(26)が起
動状態となる場合にも球弾発力調整手段(19)がハン
ドル回動検出スイッチ(20)の動作に基づいて所定の
弾発力が設定された場合のみ打球モーター(25)に電
源を投入する構成と、図14(a)。球弾発装置起動手
段(27)(26)が起動状態となる場合でも、打球部
(55)において待機するパチンコ球を待機球検出手段
(14)によりなる打球検出手段(13)が検出しない
場合は、打球モーター(25)に電源を投入しない構成
を示した。図14(b)
【0086】この構成によれば、遊技者が非接触状態で
検出されていても、遊技者がカード式パチンコ機を操作
していなければ、他の球弾発装置起動手段起動条件が満
たされていても発射装置を有効に起動することができな
い効果がある。また、カード式パチンコ機(40)の打
球部(55)にパチンコ球(52)が打球待機状態とさ
れて場合には球弾発装置起動手段(27)で設定された
球弾発許可条件が満たされていても打球発射装置に不必
要に電源を投入しない効果がある。
【0087】第15図、(a)(b)(c)および第1
6図は、球弾発装置起動手段(27)と、タッチ検出手
段(17)、球弾発力調整検出手段(19)、打球検出
手段(13)それぞれを選択的に接続した構成でこれら
の少なくとも3種類以上の組み合わせ手段による条件装
置でその条件満足を待って打球発射装置を起動可能とす
ることができる。
【0088】なお、上記実施例で打球モーターの電源回
路をリレー接点により開閉する構成として説明したが、
発射装置用のCPUを設けこのCPUにより発射装置の
入出力ラインを作動状態若しくは非作動状態に切り換え
る構成としても良い。
【0089】実施例の記載において(46)は、遊技者
がカード式パチンコ機(40)における遊技を終了さ
せ、金額若しくは貸し球データーを精算する際に使用す
る精算スイッチ(46)であり、(47)は、金額デー
ター若しくは持ち球データーを表示するためのカードデ
ーター表示体である。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、カード式パチンコ機に
遊技者が対向していることを非接触状態で検出する遊技
者検出手段と、当該カード式パチンコ機に附設されたカ
ード処理部にカードがあることを検出するカード検出手
段とを設けると伴に、前記遊技者検出手段とカード検出
手段との何れもが検出状態にあるときに、パチンコ球を
遊技盤に向けて発射する球弾発装置を作動状態に切り換
える球弾発装置起動手段を設けたため、カード式パチン
コ機に遊技者が対面し、かつ当該カード式パチンコ機に
カードがセットされている場合にパチンコ球を遊技盤に
向けて弾発する打球発射装置を起動するパチンコ機にお
ける打球発射装置が提供できる効果がある。
【0091】また、本発明によれば、遊技者が当該カー
ド式パチンコ機の操作部に対して接触若しくは操作して
いなくても、遊技者がカード式パチンコ機に対向し当該
カード式パチンコ機のカード処理部でカードが検出され
れば、打球発射装置を起動する事ができる効果があると
伴に、遊技者が当該カード式パチンコ機に対向していな
いにも係わらず不必要に打球発射装置が作動されること
もなく省電力化が図れることに加え不正な遊技者が操作
部打球ハンドルを操作状態に作為しても当該カード式パ
チンコ機に遊技者が対向しておらずカードを検出させな
ければ打球発射装置は作動されない効果を生じる。
【0092】また、別の発明によれば、カード式パチン
コ機に遊技者が対向していることを非接触状態で検出す
る遊技者検出手段と、当該カード式パチンコ機に附設さ
れたカード処理部に球貸し検出手段とを設けると伴に、
前記遊技者検出手段と球貸し検出手段との何れもが検出
状態にあるときに、パチンコ球を遊技盤に向けて発射す
る球弾発装置を作動状態に切り換える球弾発装置起動手
段を設けたこのため、カード式パチンコ機に遊技者が対
面し球貸し検出手段が検出状態にあるとき、パチンコ球
を遊技盤に向けて弾発可能とする効果を生ずる。
【0093】また、別の発明によれば、遊技者が当該カ
ード式パチンコ機の操作部に対して接触若しくは操作し
ていなくても、遊技者がカード式パチンコ機に対向し当
該カード式パチンコ機の球貸し検出手段により球貸しが
検出されれば、打球発射装置を起動する事ができる効果
があると伴に、遊技者が当該カード式パチンコ機に対向
していないにも係わらず不必要に打球発射装置が作動さ
れることもなく省電力かが図れることに加え不正な遊技
者が操作部打球ハンドルを操作状態に作為しても当該カ
ード式パチンコ機に遊技者が対向しておらず球貸しを検
出させなければ打球発射装置は作動されない効果を生じ
る。
【0094】またさらにほかの発明は、カード式パチン
コ機に遊技者が対向していることを非接触状態で検出す
る遊技者検出手段と、該カード式パチンコ機に附設され
たカード処理部のカードリーダーと、該カードリーダー
に読みとられた金額データー若しくは持球データーがパ
チンコ球の弾発を可能とする予め定められた設定値にを
満たすことを判定し打球許可信号を出力する打球許可手
段とを設けると伴に、前記遊技者検出手段と打球許可手
段との何れもが検出状態にあり許可状態にあるときにパ
チンコ球を遊技盤に向けて発射する球発射装置を起動状
態に切り換える球弾発装置作動手段との設けた、このた
めカード式パチンコ機に遊技者が対面し、かつ当該カー
ド式パチンコ機のカード処理部にセットされたカードの
データーに基づいて演算処理されたた金額データー若し
くは持ち球データーがカード式パチンコ機においてパチ
ンコ球を弾発可能とする予め定められた設定値を維持し
ている場合に、パチンコ球を遊技盤に向けて弾発可能と
できる効果がある。
【0095】また、ほかの発明によれば、遊技者が当該
カード式パチンコ機の操作部に対して接触若しくは操作
していなくても、遊技者がカード式パチンコ機に対向し
当該カード式パチンコ機の打球許可手段により打球許可
状態が検出されれば、打球発射装置を起動する事ができ
る効果があると伴に、遊技者が当該カード式パチンコ機
に対向していないにも係わらず不必要に打球発射装置が
作動されることもなく省電力化が図れることに加え不正
な遊技者が操作部打球ハンドルを操作状態に作為しても
当該カード式パチンコ機に遊技者が対向しておらず打球
許可信号を出さなければ打球発射装置は作動されない効
果を生じる。
【0096】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるカード式パチンコ機の
正面図
【図2】本発明の実施例に係るカード式パチンコ機の要
部ブロック図。
【図3】本発明の実施例における打球発射装置に係る要
部ブロック図。
【図4】実施例の打球部における動作状態を示す図
【図5】実施例の打球部における動作状態を示す図
【図6】実施例の打球部における動作状態を示す図
【図7】実施例における球弾発装置起動手段の作動状態
を示すタイミングチャート
【図8】実施例におけるROMに記憶された球弾発起動
プログラムのフローチャート
【図9】実施例におけるROMに記憶された球弾発起動
プログラムのタイムチャート
【図10】実施例におけるROMに記憶された球弾発起
動プログラムのフーローチャート図
【図11】実施例におけるROMに記憶された球弾発起
動プログラムのフローチャート図
【図12】本発明の実施例のROMに記憶された球弾発
起動プログラムのフローチャート図
【図13】本発明の実施例における球弾発装置作動手段
の作動状態を打球発射維持手段との関係を含めて示すフ
ローチャート図
【図14】本発明の実施例における打球装置の回路図
【図15】本発明の実施例における球発射装置の電源回
路図
【図16】本発明の実施例における球発射装置の電源回
路図
【図17】実施例における球弾発装置起動手段の作動状
態を示すタイミングチャート
【図18】実施例における球弾発装置起動手段の作動状
態を示すタイミングチャート
【図19】実施例における球弾発装置起動手段の作動状
態を示すタイミングチャート
【図20】実施例における球弾発装置起動手段の作動状
態を示すタイミングチャート
【図21】実施例における演算更新状態および打球許可
の設定状態を表す図
【図22】実施例におけるカードの状態図
【図23】実施例におけるカードの検出状態、非検出状
態を表す図
【図24】実施例における打球許可手段の打球許可設定
を例示する図
【図25】実施例の打球部における動作状態を示す図。
【符号の説明】 1 ROM 2 RAM 3 CPU 4 (非接触)遊技者検出手段 5 焦電型赤外線センサー 6 超音波検出センサー 7 カード処理部 8 打球許可手段 9 カード検出手段 10 球貸し検出手段 11 カードリーダー 12 球貸し検出スイッチ 13 打球検出手段 14 待機球検出手段 15 打球検出維持手段 16 操作部 17 タッチ検出手段 18 タッチ端子 19 球弾発調整検出手段 20 ハンドル回動量検出スイッチ 21 リレー作動回路 22 リレー 23 電源部 24 リレー接点 25 打球モーター 26 打球発射維持手段 27 球弾発装置起動手段 28 球払出制御部 29 打球供給部 30 賞品球制御部 31 メイン制御部 32 入賞球検出部 33 サブ制御部 34 表示制御部 35 音声制御部 36 入賞装置駆動部 37 打球発射装置 38 ガラス 39 カード 40 カード式パチンコ機 41 遊技盤 42 金枠 43 カード式球貸し装置 44 上皿(球受け皿) 45 取り付け盤 46 清算スイッチ 47 金額持ち球表示体 48 球受け皿 49 球払出口 50 球払出口 51 打球発射レール 52 パチンコ球 53 打球供給通路 54 打球槌 55 打球(発射)部 56 間欠球送り手段 57 打球スプリング 59 打球ハンドル 60 打球ハンドル回動検出スイッチ(フォトセン
サ) 61 スリット 70 入出力部 71 カード検出スイッチ 72 フォトカプラ
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】
【図17】
【図18】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図19】
【図20】
【図14】
【図15】
【図16】
【図21】
【図24】
【図22】
【図23】
【図6】
【図25】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード式パチンコ機に遊技者が対向して
    いることを非接触状態で検出する遊技者検出手段と、当
    該カード式パチンコ機に附設されたカード処理部にカー
    ドがあることを検出するカード検出手段とを設けると伴
    に、前記遊技者検出手段とカード検出手段との何れもが
    検出状態にあるときに、パチンコ球を遊技盤に向けて発
    射する球弾発装置を作動状態に切り換える球弾発装置起
    動手段を設けたことを特徴とするカード式パチンコ機に
    おける打球発射装置。
  2. 【請求項2】 カード式パチンコ機に遊技者が対向して
    いることを非接触状態で検出する遊技者検出手段と、当
    該カード式パチンコ機に附設されたカード処理部に球貸
    し検出手段とを設けると伴に、前記遊技者検出手段と球
    貸し検出手段との何れもが検出状態にあるときに、パチ
    ンコ球を遊技盤に向けて発射する球弾発装置を作動状態
    に切り換える球弾発装置起動手段を設けたことを特徴と
    するカード式パチンコ機における打球発射装置。
  3. 【請求項3】 カード式パチンコ機に遊技者が対向して
    いることを非接触状態で検出する遊技者検出手段と、該
    カード式パチンコ機に附設されたカード処理部のカード
    リーダーと、該カードリーダーに読みとられた金額デー
    ター若しくは持球データーがパチンコ球の弾発を可能と
    する予め定められた設定値にを満たすことを判定し打球
    許可信号を出力する打球許可手段とを設けると伴に、前
    記遊技者検出手段と打球許可手段との何れもが検出状態
    にあり許可状態にあるときにパチンコ球を遊技盤に向け
    て発射する球発射装置を起動状態に切り換える球弾発装
    置作動手段との設けられたことを特徴とするカード式パ
    チンコ機における打球発射装置。
JP5964995A 1995-02-10 1995-02-10 カード式パチンコ機における打球発射装置 Pending JPH08215381A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110170169A (zh) * 2019-06-05 2019-08-27 腾讯科技(深圳)有限公司 信息的展示方法和装置、存储介质、电子装置

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