JPH08215257A - 安楽ベット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 人間の立像そのまま仰むけに寝た姿をベット
に仕組んだもので腰から尻にかけた出張りをそのままマ
ットを切り抜きそこに枠を５段階に区別したものを備え
た所に尻を沈めると、肩甲骨から、背骨、大腿骨、脹ら
脛、踵に至るまで水平線になるので体重が平均に分割さ
れるので、この種のベットは健康な人と病人や老人を問
わず一般的に理想である、なお下部に便器を設ける事で
病人や寝たきり老人には寝疲れは感じない、床づれはな
い、排便は自由に出来る安全な安楽ベットを提供する。 【構成】 ベット（１）中央部に長方形の切り込んでレ
ール（３）を設けるレール（３）にランクをつけた枠
（４）を設け、５段階に分ける、以上が健康な人びとが
使うベットである、施設の入居者や寝たきり老人や病院
の寝たきり患者等の爲に枠（４）の下部に便器（８）を
設定する、そして枠（４）の上部には囲い（６）を設け
てそれを布で覆う、これは使用者のプライバシーを尊敬
する爲に施す、又囲い（６）内部に冷暖房（１０）も備
える事を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、ベッドの中央にレー
ルをつけて枠を設け、下部に便器を設置して介護者の世
話にならず自立が出来るベッドに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、入院患者や身体障害者の近情は御
厠やしびんオムツ、これ等は大量の資材を有し、人件費
も多大である。畳やベッド及びマットレス等の床擦れ問
題。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 （イ） 寝たきり患者や老人は意思表示があっても体の
動きが伴なわないので恥じを承知で下半身の大、小便の
世話を他人に委ねるのだ。 （ロ） ベッドは本来水平だからお尻の大きい人ほど、
尾底骨周辺や大腿骨周辺の中心部が上に突き上げられ
る。その姿は（ヘ）の字に等しい、その重みが床擦れと
して人人は苦しむのだ。 （ハ） 昼夜８回もオムツ交換されては安眠も出来な
い。 （ニ） オムツ交換で直接肌に触れると介護者は風邪や
悪性疥癬の仲介をする。大量の資材（オムツ）と大くの
人件費を投入している。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】ベット（１）の中央部に
レール（３）を設けて自由自在に開閉を調節の出来る枠
（４）を設置する。そして、枠（４）の下部に便器
（５）を設置する、そしてこれを使用する時は下半身の
肌着は脱ぐこと、そして枠（４）の上に囲い（６）を設
置する。本発明は、以上のような構成よりなる安楽ベッ
トである。

【０００５】

【作用】下半身を脱衣して仰むけや横臥になる時、腰や
尻の形と大小を枠で調節して寝る、そして囲いをつける
と内部は見えないので便意を感じたら自由に排便が出来
る、下部に便器がある、又床擦れは尻の出張りを枠に沈
めると、真に体形は水平になるので体重は全体で支える
から床擦れは出来ない安楽ベットである。

【０００６】

【実施例】以下 本発明の実施例について説明する。 （イ） ベット（１）の中央部を切り抜いてレール
（３）を設置する、自由自在に開閉を調節出来る枠
（４）を付ける。 （ロ） 枠（４）は５段階になる、特大から極小まで仕
切ってある、材質は柔らかいスポンジーで楕円型で尻の
大小に合わせて付けたり外したり出来る。 （ハ） これを使用する時、下半身の肌着類は全部脱衣
する、それは患者や園者や身体障害者達の精神的苦痛や
プライバシー等に勝つために必要である。 （ニ） 枠（４）を中心に上部は囲い（６）をつけて見
通しを遮断するため、下部は便器（５）を設定する。 （ホ） 健康な人もこれを使用するとより姿勢が良くな
る、それに長時間寝ても寝疲れしない、安眠が出来ま
す。 本発明は以上のような構造でこれを使用するときは、下
半身の肌着は脱衣する、枠（４）に尻の形ちとサイズを
合わせて仰むけに寝ると一番重い尻を中心に下から楕円
形で尻を支えるので体重は分散されるので床擦れはなく
なる。従来、尻の大きい人程、（ヘ）の字型に持ち上げ
られる、寝疲れをしたり、床擦れが生じた、出っ尻の分
だけ枠（４）に沈めると（肩甲骨、背骨、大腿骨、尾底
骨、太もも、ふくらはぎ、足）水平になります。又身体
障害者や患者が便意を催したら自分の意思に従って排便
も出来る、枠（４）を中心にして上部に囲い（６）を設
置する、それはプライベートを重んじてつけた、下部に
便器を設定する、入院患者や養老施設の入園者や身体障
害者達の介助員の主な業務はオムツ交換が主体になる、
オムツ替えは下半身を露出して介助員に身を委ねてい
る、老人だって恥かしいのだ、恥辱をじっと我慢してい
るのだ、これを使用する時は寝ていて排便、誰にも見ら
れない、安心して休養が出来る理想ベット。

【０００７】

【発明の効果】寝たきり老人や患者、身体障害者体が便
意を催したら人の世話にならずに自分の意思で自由に排
便が出来る、その排便は下部の便器で受け止められる。
枠（４）の定義は楕円型で上方は尾底骨や腰骨に体重の
負担をなくすため、下部は大小便をしても汚さないた
め、尻の大小によって区分してセットされる。人は起立
した時の姿勢が本来の人間の姿です、起立した人を横か
ら見れば腰から尻にかけて肉付きがあるが、その出っ尻
を枠（４）でセットして仰むけに寝ると真に体形は水平
になる、健康な人にも、万人向けの安楽ベットである。
介助員からオムツ交換が不用になったら、昼夜で７０％
は人件費が削減できる、資材も削減されます、又介助員
が仲介となって運ぶ悪性伝染病やカゼ、疥癬等もなくな
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図（仰むけになる人体）

【図２】本発明の正面図（枠（４）に落ち着く尻、上部
に囲い（６）、下部便器（５））

【図３】本発明の斜視図（枠（４）の全貌とその繋ぎ）

【図４】本発明の平面図（枠（４）は利用者のサイズに
よって自由に取り換える）

【符号の説明】

１ ベット ２ 仰むけの人体 ３ Ｌ型のレール ４ 枠（イ−台特大、ロ−大、ハ−中、ニ−小 ホ−
極小） ５ 便器 ６ 囲い ７ 小便 ８ 大便 ９ 繋ぎ

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成８年４月６日

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】追加

【補正内容】

【書類名】 明細書

【発明の名称】 安楽ベット

【特許請求の範囲】

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、ベットのマットを切
り込みサイズに合わせて枠（４）をつけることで使用出
来る、寝たきり老人や病人に対しては下部に便器（８）
を設ける、排便は自由に自力で出来る、人の世話になら
ないで済む、成人も健康ベットとして使用が出来る、万
人向きで特に女性には最適である。

【０００２】

【従来の技術】従来、この式はなかった、入院患者や身
体障害者の近情は便器や尿瓶やオムツ等の使用をしてい
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 （イ） 寝たきり患者や高齢痴呆老人は意思表示があっ
ても体の動きが伴なわないので恥じを承知で下半身の大
小便の始末を地人に委ねている。 （ロ） ベットは水平だから腰部や尻の大きい人は中心
部が上へ突き上げられるのでその姿は（ヘ）の字に等し
く、床擦れや寝づかれを生じる。 （ハ） 寝たきりの人には排便処理がつきものでオムツ
交換で安眠もできない。 （ニ） 入院、入居者の多いため悪性の伝染病や悪性の
疥癬等、オムツ交換で患者や入居者と直接肌を触れる為
に介護者は仲介者となってしまう。 （ホ） オムツの大量な出費と人件費の出費等 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】ベット（１）の中央部に
長方形にレール（３）を設ける、長方形のレール（３）
を覆うように枠（４）を付ける、それをサイズを付ける
特大から極小まで５段階になる、個人差に応じて使用す
る、用途は病院の寝たきり患者や特別老護施設園の入居
者が対象となる、その下部に便器（５）を設置する、そ
れを使用するに際して下半身の肌着は脱ぐこと、そして
枠（４）の上に囲い（６）を設ける、囲い（６）の内部
に冷暖房を完備する、ハンドル（１６）を使用してベッ
ト（１）の上半身を起伏する、その適所を選んで起伏を
定めボルト（１５）を止め穴（１４）に差し込めば起伏
の位置を固定される、ベットの動きを防ぐための予備柱
（１１）を使用する、その下部にゴム（１２）をつけ
る、マットだけ使用する時、尻をセットして寝ると疲れ
ない、若い健康な人でも直立の姿勢そのままの姿で寝る
ので最適である、万人向きの健康マットである。本発明
は、以上のような構成よりなる安楽ベットである。

【０００５】

【作用】病院や施設園の寝たきり患者や入居者は、これ
を使用する時、下半身の着物を脱ぐこと、次に尻のサイ
ズを計り、枠（４）の形も解りセットすると準備完了し
て仰むきに寝る、その上部に臍から膝まで囲い（６）を
つけその上から布か毛布を被せる、被せることでプライ
バシーを守る、又枠（４）に冷暖房を備える、枠（４）
の下部に便器（５）を設定する。枠（４）と便器（５）
を除けば、マットだけ万人向きになる

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 （イ） ベット（１）の中央に長方形に切り抜いてレー
ル（３）を設定する、そこに枠（４）をつける、これは
特大から極小まで５段階に別れている。 （ロ） これを使用する時、下半身の着物は脱で使用す
る、そしてその上部に臍から膝までに囲い（６）をつけ
その上から布か毛布を被せる （ハ） 枠（４）を中心に上部は囲い（６）をつけて見
通しを遮断するために用いる、枠（４）の下部に便器
（５）を設定する、 （ニ） 囲い（６）の内部には冷暖房を完備する、その
ことで利用者も安全より安楽な生活も出来よう、 （ホ） ベット（１）の上半身を起すのもハンドル（１
６）でワンタッチで起す、ベット（１）固定は柱（１
１）を押し出すのはハンドル（１３）でワンタッチする
と下部にゴム（１２）があるのでしっかり固定する、以
後ボルト（１５）をさす （ヘ） 健康な人が利用するとき、直立してお尻の出た
分枠（４）内に委ねると直立の姿勢で寝れるので疲れず
により姿勢が良くなる安楽ベット。 本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、
下半身の着物を脱で使用する、枠（４）は特大から極小
まで段階に区別してある各自は尻の大きさを枠（４）の
サイズに合わせて尻の出張りを枠（４）に入れると背中
と腰と太股とふくらはぎとかかとが水平になるので体重
も平均に分散するので寝疲れなく安眠が出来る、床擦れ
はない、この枠（４）の下部へ便器（５）を設定すれば
排便排尿も自由に出来る、成人特に女性が使用すれば姿
勢が正しくなる。

【０００７】

【発明の効果】重患者や痴呆老人が自由に排便が出来る
のでオムツ不用になり、安眠が出来る、介護者のオムツ
換えがなくなるのでより多くの老人のお世話が出来る、
オムツ代、洗濯代が無用、介護者の人件費７０％削減で
きる、時として介護者は常に悪性伝染病やカゼ、疥癬の
仲介が減少する、一般家庭にも便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図 仰むけになる人体。

【図２】本発明の正面図 枠（４）に沈んだお尻、上
部に囲い（６）下部便器（５）

【図３】本発明の斜視図 枠（４）の全貌とその繋ぎ

【図４】本発明の平面図 枠（４）は利用者のサイズ
によって自由に取り換える

【図５】本発明の正面図 上半身を起すハンドル、ベ
ットを固定する柱とすべり止め

【図６】本発明の正面図 囲い（６）の内に冷暖房完
備、それを布で覆う

【符号の説明】 １ ベット ２ 仰むけの人体 ３ Ｌ型のレール ４ 枠（イ、特大 ロ、大 ハ、中 ニ、小 ホ、極
小）の５段階 ５ 便器 ６ 囲い ７ 小便 ８ 大便 ９ 繋ぎ １０ 冷暖房を備える １１ すべり止めの柱 １２ ゴム １３ 柱を押し出すハンドル、上半身を起すハンドル １４ ボルトを差し込む穴 １５ ハンドルを止めるボルト

【手続補正３】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】追加

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

【図６】

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ベッド（１）の中央部にレール（３）を
   設け、自由自在に開閉が出来る枠（４）をつける、主な
   利用分野は病院の寝たきり患者や、施設園の入居者等、
   枠（４）は各人に合わせて設置する、その下部に便器
   （８）を設置する、利用に対して下半身に肌着をつけな
   い、枠（４）の上に囲い（６）を設ける、便器（８）を
   除けば少年から青年達の姿勢を正す健康ベッド。