JPH08214307A - 符号化装置 - Google Patents

符号化装置

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JPH08214307A
JPH08214307A JP1611995A JP1611995A JPH08214307A JP H08214307 A JPH08214307 A JP H08214307A JP 1611995 A JP1611995 A JP 1611995A JP 1611995 A JP1611995 A JP 1611995A JP H08214307 A JPH08214307 A JP H08214307A
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frame
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JP1611995A
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Koji Hirabayashi
康二 平林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動き補償付きフレーム間差分DCT符号をフ
レーム内DCT符号に変換する。 【構成】 入力端子10に入力する動き補償付きフレー
ム間差分DCT符号は、可変長復号化回路12及び逆量
子化回路14により部分的に復号される。加算器16
は、回路14の出力に変換係数合成回路34の出力を加
算して出力する。メモリ制御回路32は加算器16の出
力をメモリ28,30の、ローカル・デコード・データ
用の方に書き込む。加算器16の出力は量子化回路18
及び可変長符号化回路20により再符号化される。ベク
トル符号復号化回路26は入力端子24からの動きベク
トル符号を復号化し、その結果に応じて回路32はメモ
リ28又は30から参照フレームの1又は複数の変換係
数ブロックを読み出し、回路34はそのブロック・デー
タから加算器16で必要な1つの変換係数ブロックのデ
ータを算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、符号化装置に関し、よ
り具体的には、直交変換を含む差分符号化された画像デ
ータを、画面内の符号化画像データに変換する符号化装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像圧縮技術では、離散コサイン変換
(DCT)が標準的に利用されている。例えば、静止画
像の標準的な符号化方式であるJPEG方式では、画像
を8×8画素のブロックに分割し、離散コサイン変換し
た後、量子化及び可変長符号化する。符号自体は、ブロ
ック毎に概ね完結しており、1つのブロック内及び1フ
レーム内で画像データを復元できる。
【0003】他方、動画像符号化方式の標準方式の1つ
であるITU−T勧告H.261では、始めの1フレー
ムはほぼJPEG方式と同様にフレーム内符号化する
が、それ以後のフレームについては前フレームを参照画
像とし、符号化ブロックに類似した前フレームのブロッ
クに対する差分値を離散コサイン変換する。前フレーム
から選択されたブロックと符号化ブロックとのずれ情報
を動きベクトルとして、一緒に送信する。復号側では、
前フレームの復元した画像データを保存し、新たに復号
化された差分画像データに、動きベクトルに従って前フ
レームの画像データを足すことで、当該フレームの画像
データを復元する。
【0004】フレーム間差分符号化された動画像データ
は、最初のフレームから順番に復号していかなければな
らず、途中のフレームから又は途中のフレームのみを復
号することはできない。従って、編集には不向きであ
る。この欠点を克服する方法として、各フレームをJP
EG方式で符号化する方式、所謂、Motion−JP
EGが注目されている。
【0005】勧告H.261のようなフレーム間差分符
号化方式と、Motion−JPEGのようなフレーム
内符号化方式とでは、圧縮効率の点では前者がかなり有
利であるが、編集及び加工の扱いやすさでは、後者が断
然有利になる。どちらを用いるかは利用形態によること
になる。即ち、伝送(CD−ROMなどの記憶媒体に記
憶する場合を含む。)の場合には、前者が一般に利用さ
れ、逐次的に再生表示するだけの利用方法では問題無い
が、この画像データを編集加工しようとすると、このま
までは先に述べたように困難があり、いったん、生画像
データに復元するか、又は加工編集に適した圧縮方式
(例えば、Motion−JPEG)の圧縮データに変
換するかしかない。前者の場合、データ量が膨大になる
ので、現実的でなく、後者の方法が採用されるであろ
う。
【0006】また、編集加工した画像データを伝送しよ
うとする場合には、データ量が少なくて済むフレーム間
差分符号化方式が便利であり、フレーム内符号化方式の
符号化画像データをフレーム間差分符号化方式に変換す
る必要がある。
【0007】動画像符号化方式には、他に、MPEG方
式(MPEG1及びMPEG2)がある。この方式は、
基本的には動き補償フレーム間差分符号化方式を採用し
つつ、適宜の間隔でフレーム内符号化方式を挿入するも
のであり、圧縮率と編集加工の容易さの両方に配慮した
ものになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような状況では、
フレーム間符号化データをフレーム内符号化データに変
換し、また、その逆に変換する変換装置が望まれる。通
常は、各符号データを復号して生画像データを復元し、
それを所望の符号化方式で符号化すればよい。即ち、一
方の方式の完全な復号化器と、他方の方式の完全な符号
化器があればよい。
【0009】先に説明した符号化方式では何れも同一の
DCT変換を利用しており、画像の空間データを復元し
なくても、DCT変換係数まで戻すだけで、原画像の必
要な情報が得られるはずである。即ち、理論的には符号
化データをDCT変換係数の段階まで復号し、得られた
DCT変換係数を所望の符号化方式に合致するように変
換することができれば、復号の際のDCT逆変換と符号
化の際のDCT変換を省略でき、変換に必要な演算を大
幅に簡略化できる。
【0010】しかし、動き補償したフレーム間差分符号
化データをフレーム内符号化データに変換しようとする
と、次の問題が発生する。即ち、動き補償では、参照ブ
ロックが、符号化ブロックの境界とは無関係の位置に設
定されるのに対し、変換係数としては、参照画面上で符
号化ブロックと同じ境界のブロック(変換係数ブロッ
ク)単位で求められるので、参照ブロックは一般に、複
数の変換係数ブロックをまたぐことになり、結局、その
複数の変換係数ブロックの部分について空間データに戻
し、更にDCT変換してDCT変換係数データを得る必
要があり、非常に面倒な処理になる。
【0011】本発明は、このような面倒な処理を要さず
に、画面間差分符号データを画面内符号データに変換す
る符号化装置を提示することを目的とする。
【0012】本発明はまた、動き補償付き画面間差分符
号データを動き補償無しの画面間差分符号データに変換
する符号化装置を提示することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る符号化装置
は、画面間差分データをブロック単位で直交変換し、符
号化された符号化データを入力する入力手段と、前記符
号化データを直交変換係数ブロック・データに復号化す
る復号化手段と、参照画像データを記憶するメモリ手段
と、前記メモリ手段に記憶されている参照画像データか
ら、前記差分データを得る際に使われたブロック・デー
タを選択する選択手段と、前記選択手段により選択され
たブロック・データの変換係数ブロック・データを前記
復号手段により復号された変換係数ブロック・データに
合成する合成手段と、前記合成手段により合成された変
換係数ブロック・データを符号化する符号化手段とを有
することを特徴とする。
【0014】
【作用】上記手段により、直交変換及びその逆変換を経
ることなしに、入力の符号データを所望の他の符号デー
タに変換できる。即ち、直交変換及びその逆変換のため
の演算手段が不要になるので、安価で小さいな装置とし
て提供できるようになる。また、参照画像メモリ手段と
符号化画像メモリ手段は、所定の符号形式でデータを記
憶するので、メモリ容量が小さくて済む。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図である。本実施例では、動き補償フレーム間差分
DCT符号化データをフレーム内DCT符号化データに
変換する。何れも、処理単位は8×8画素のブロックで
あるとする。入力及び出力の何れの符号化方式も、DC
T変換係数データは、量子化され、可変長符号化される
ものとする。伝送路などを伝送したデータは、図示しな
いビットストリーム・デコーダにより動きベクトル符号
と可変長符号に分離される。
【0017】図1の構成を説明する。10は動き補償フ
レーム間差分DCT符号(可変長符号)(いうまでもな
いが、最初のフレームでは、フレーム内DCT符号であ
る。)の入力端子、12は入力端子10からの可変長符
号を復号化する可変長復号化回路、14は可変長復号化
回路12の出力を逆量子化する逆量子化回路、16は、
逆量子化回路14の出力に前フレームの予測値(変換係
数)を加算する加算器、18は加算器16の出力を量子
化する量子化回路、20は量子化回路18の出力を可変
長符号化する可変長符号化回路、22は可変長符号化回
路20の出力(目的とするフレーム内DCT符号)を外
部に出力する出力端子である。
【0018】量子化回路18の量子化ステップ・サイズ
及び可変長符号化回路20の符号化方式又はパラメータ
は、目的とするフレーム内DCT符号に応じて決定され
る。
【0019】24は、入力端子10に入力する動き補償
フレーム間差分DCT符号に付随する動きベクトル符号
の入力端子、26は入力端子24からの動きベクトル符
号を復号化するベクトル符号復号化回路である。
【0020】28,30は参照フレームの変換係数デー
タ及び現在変換処理中の変換係数データ(ローカル・デ
コード・データ)を記憶するメモリ、32はメモリ2
8,30の書き込み及び読み出しを制御するメモリ制御
回路、34はメモリ制御回路32によりメモリ28又は
30から読み出された参照フレームの変換係数データ
を、逆量子化回路14の出力データの属するブロックと
同じブロック位置の変換係数データに合成し、加算器1
6に印加する変換係数合成回路である。変換係数合成回
路34は、本実施例の最も主要な要素であり、詳細な機
能は後で詳しく説明する。
【0021】メモリ28,30の一方が参照フレームの
変換係数データを記憶するのに使用されているとき、他
方は、現在変換処理中の変換係数データ(ローカル・デ
コード・データ)の記憶するのに使用され、この役割
は、フレーム単位で交互に切り換えられる。メモリ制御
回路32は、加算器16の出力をメモリ28又は30に
書き込むと共に、ベクトル符号復号化回路26の出力に
従い、DCT変換係数の差分値をDCT変換係数値に戻
すのに必要な変換係数データをメモリ28(又は30)
から読み出し、変換係数合成回路34に印加する。
【0022】図1に示す実施例の全体的な動作を説明す
る。最初のフレームはフレーム内符号化されているの
で、動きベクトル符号は存在しておらず、例外的な動作
になる。可変長復号化回路12は、入力端子10からの
可変長符号を復号化し、逆量子化回路14は回路12の
出力を逆量子化する。逆量子化回路14の出力は、原画
像データのDCT変換係数データになっているので、加
算器16は、逆量子化回路14の出力をそのまま出力す
る。
【0023】量子化回路18は、加算器16の出力を任
意の量子化ステップ・サイズで量子化し、可変長符号化
回路20は量子化回路18の出力を可変長符号化する。
可変長符号化回路20の出力は、目的とするフレーム内
DCT符号であり、出力端子22から外部に出力され
る。
【0024】加算器16の出力はまた、メモリ制御回路
32に印加され、メモリ28,30の、ローカル・デコ
ード・データ用としている方に書き込まれる。
【0025】第2フレーム以降では、次のように動作す
る。即ち、可変長復号化回路12は、入力端子10から
の可変長符号を復号化し、逆量子化回路14は可変長復
号化回路12の出力を逆量子化する。逆量子化回路14
の出力は、フレーム間差分値のDCT変換係数になって
いる。
【0026】他方、入力端子24に動きベクトル符号が
入力し、ベクトル符号復号化回路26は入力端子24か
らの動きベクトル符号を復号化し、メモリ制御回路32
に印加する。メモリ制御回路32はこれに応じて、メモ
リ28,30の、参照フレームの変換係数データを記憶
するメモリから、逆量子化回路14が現在出力するフレ
ーム間差分値のDCT変換係数をフレーム内でのDCT
変換係数に戻すのに必要な1又は複数の変換係数ブロッ
クの全変換係数データを読み出し、変換係数合成回路3
4に印加する。変換係数合成回路34は、メモリ制御回
路32からの変換係数データから、逆量子化回路14が
現在出力するフレーム間差分値のDCT変換係数の属す
る変換係数ブロックと同じ変換係数ブロックの変換係数
を算出し、逆量子化回路14の出力順序に同期して加算
器16に印加する。
【0027】加算器16は、逆量子化回路14の出力に
変換係数合成回路34の出力を加算して出力する。これ
により、詳細な理由は後述するが、加算器16の出力
は、逆量子化回路14の出力するフレーム間差分値のD
CT変換係数をフレーム内でのDCT変換係数に戻した
ものになっている。メモリ制御回路32は加算器16の
出力をメモリ28(又は30)に順次記憶するので、メ
モリ28(又は30)には、どのフレームでも、フレー
ム間差分値のDCT変換係数でなく、フレーム内でのD
CT変換係数データが格納される。先に述べたように、
現在、変換動作中のフレームのDCT変換係数を記憶す
るメモリ28(又は30)は、次のフレームでは、参照
フレームの変換係数データを記憶するメモリとして扱わ
れる。
【0028】量子化回路18は加算器16の出力を任意
の量子化ステップ・サイズで量子化し、可変長符号化回
路20は量子化回路18の出力を可変長符号化する。可
変長符号化回路20の出力は、目的とするフレーム内D
CT符号であり、出力端子22から外部に出力される。
【0029】次に、参照フレームから読み出すべき変換
係数ブロックの選択方法を説明する。メモリ制御回路3
2には、図示を省略したが、現在、復号・再符号化中の
ブロックのフレーム内での位置を示す情報が与えられて
いる。そのブロック位置がブロック座標、即ちブロック
単位で(M,N)であるとする。そのブロックの左上の
画素の座標は、画素単位で(8M,8N)になる。動き
ベクトルが(x,y)であるとき、 Mc=(8M+x)/8 Nc=(8N+y)/8 とする。但し、Mc,Ncは整数であり、小数部分は切
り捨てられる。
【0030】選択すべき参照ブロックの位置は次の通り
になる。即ち、x,yが共に8で割り切れないとき(ケ
ース0)、(Mc,Nc)、(Mc+1,Nc)、(M
c,Nc+1)及び(Mc+1,Nc+1)の4つのブ
ロックを選択する。xのみが8で割り切れないとき(ケ
ース1)、(Mc,Nc)及び(Mc+1,Nc)の2
つのブロックを選択する。yのみが8で割り切れないと
き(ケース2)、(Mc,Nc)及び(Mc,Nc+
1)の2つのブロックを選択する。x,yが共に8で割
り切れなるとき(ケース3)、(Mc,Nc)のブロッ
クを選択する。
【0031】ここで、変数m,nを下記式のように定義
する。即ち、 m=(8M+x)%8 n=(8N+y)%8 ここで、%は剰余の演算子である。m,nは0乃至7の
整数値をとる。
【0032】このようにメモリ制御回路32は、ケース
0〜3に従い、1乃至4個の変換係数ブロックの選択
し、選択したブロックの変換係数データを、参照フレー
ムの変換係数データを記憶するメモリ28(又は30)
から読み出し、変換係数合成回路34に供給する。メモ
リ制御回路32はまた、m,nの値も変換係数合成回路
34に供給する。
【0033】変換係数合成回路34は、メモリ制御回路
32からの変換係数データから、加算器16で必要とさ
れるブロック位置の変換係数データを次のように算出す
る。合成回路34は、予め用意された8行8列の14個
の変換行列Li,Ri(但し、i=1〜7)の中から、
メモリ制御回路32からのm,nの値に従い最大で4つ
の変換行列を選択する。詳細は後述するが、mに対し
て、変換行列LmをPLとし、変換行列RmをPRとす
る。m=0のときには、変換行列を使用しないので、選
択は不要である。nに対しては、変換行列LnをQL
し、変換行列RnをQRとする。nについても、n=0
のときには、変換行列を使用しないので、選択は不要で
ある。
【0034】最終的に求める変換係数ブロックをEとす
ると、Eは、ケース0〜3に応じて以下のようにして求
められる。
【0035】ケース0(x,yが共に8で割り切れな
い。)の場合、先に選択した4つの変換係数ブロックを
図2(a)に示すようにA,B,C,Dと名付ける。
A,B,C,Dは、各々、8次DCT基底による2次元
DCT変換係数からなるブロックである。これらと、
m,nに応じて選択した8行8列の変換行列PL,PR
L,QRとから、求めるべきEは、下記式で与えられ
る。即ち、 E=(QL・A+QR・C)PL t+(QL・B+QR・D)PR t である。
【0036】ケース1(xのみ8で割り切れる。)の場
合、先に選択した2つの変換係数ブロックを図2(b)
に示すようにA,Cとすると、求めるべきEは、下記式
で与えられる。即ち、 E=QL・A+QR・C である。
【0037】ケース2(yのみ8で割り切れる。)の場
合、先に選択した2つの変換係数ブロックを図2(c)
に示すようにA,Bとすると、求めるべきEは、下記式
で与えられる。即ち、 E=A・PL t+B・PR t である。
【0038】ケース3(x,yが共に8で割り切れ
る。)の場合、先に選択した1つの変換係数ブロックを
図2(d)に示すようにAとすると、求めるべきEは、
Aそのものである。即ち、 E=Aである。
【0039】次に、変換行列Li,Ri(但し、i=1
〜7)と、PL,PR,QL,QRの選択理由を説明する。
8次DCTの基底関数群を φ={φ0,φ1,φ2,・・・,φ7} とする。φiは、8個の離散値からなる8次元のベクト
ルである。φに対して、関数群の集合{σi}と{λi
を下記のように定義する。即ち、 {σi}={σ0,σ1,σ2,・・・,σ7} {λi}={λ0,λ1,λ2,・・・,λ7} である。
【0040】σi,λiは各々が関数群である。例えば、 σi={σi,0,σi,1,σi,2,・・・,σi,7} であり、σi,jは、8次元のベクトルである。
【0041】あるベクトルv=(v0,v1,・・・,v
n-2,vn-1,vn)の各要素を左にk個ずらしてv’=
(v2,v3,・・・,,vn,0,0)とする演算を、
v’=v<<kと表記し、逆に、右にk個ずらして、
v’=(0,0,v0,・・・,vn-2)とする演算を、
v’=v>>kと表現することにする。この表現を用い
ると、σi,j,λi,jは、下記式で定義される。即ち、 σi,j=φj<<i λi,j=φj<<j である。
【0042】これらを用いて、行列群Li,Ri(但
し、i=1〜7)を以下のように定義する。
【0043】
【数1】
【0044】次に、行列群Li,Riにより、目的の変
換係数データを求めることができることを説明する。8
画素の、空間的に連続する2つの領域をA,Bとし、そ
のDCT変換係数を各々、 a=(a0,a1,a2,・・・,a7) b=(b0,b1,b2,・・・,b7) とする。
【0045】A,B間にまたがる同じサイズのブロック
Eを考える。このブロックEは1−k:kでA,B間に
またがるものとする。ブロックEのDCT変換係数をe
とし、更に、ブロックEの内でAに重なる部分をEa、
Bに重なる部分をEbとする。即ち、 E=Ea+Eb である。これらには、下記式の関係が成立する。
【0046】
【数2】
【0047】一方、
【0048】
【数3】
【0049】が成立するから、
【数2】は以下のように変形できる。即ち、
【0050】
【数4】
【0051】このように、一次元上のA,Bの変換係数
a,bから、A,Bにまたがる領域Eの変換係数eを求
めることができる。各ケース0〜3について先に説明し
た変換式は、ここで説明した変換式を2次元DCTに拡
張したものである。
【0052】このようにして、本実施例では、動き補償
フレーム間差分DCT符号化データを、DCT逆変換及
びDCT変換を行なうことなしに、フレーム内DCT符
号化データに変換できる。本実施例は、勧告H.261
の符号化データをMotion−JPEG方式の符号化
データに変換するのにも適用できることは明らかであ
る。
【0053】図3は、本発明の第2実施例の概略構成ブ
ロック図である。図3において、40は動き補償フレー
ム間差分DCT符号(可変長符号)(先の実施例と同様
に、最初のフレームでは、フレーム内DCT符号であ
る。)の入力端子、42は入力端子40からの可変長符
号を復号化する可変長復号化回路、44は可変長復号化
回路42の出力を逆量子化する逆量子化回路、46は、
逆量子化回路14の出力に前フレームの予測値(変換係
数)を加算する加算器、48は加算器46の出力を量子
化する量子化回路、50は量子化回路48の出力を可変
長符号化する可変長符号化回路、52は可変長符号化回
路50の出力(目的とするフレーム内DCT符号)を外
部に出力する出力端子である。
【0054】量子化回路48の量子化ステップ・サイズ
及び可変長符号化回路50の符号化方式又はパラメータ
は、目的とするフレーム内DCT符号に応じて決定され
る。
【0055】54は、入力端子40に入力する動き補償
フレーム間差分DCT符号に付随する動きベクトル符号
の入力端子、56は入力端子54からの動きベクトル符
号を復号化するベクトル符号復号化回路である。
【0056】58,60は参照フレームの画像データ及
び現在変換処理中のフレームの画像データ(ローカル・
デコード・データ)をフレーム内符号化データの形式で
記憶するメモリ、62はメモリ58,60の書き込み及
び読み出しを制御するメモリ制御回路、64はメモリ制
御回路62によりメモリ58又は同60から読み出され
た参照フレームの符号データを可変長復号化する可変長
復号化回路、66は可変長復号化回路64の出力を逆量
子化する逆量子化回路である。可変長復号化回路64は
可変長符号化回路50に対応し、逆量子化回路66は量
子化回路48に対応する。
【0057】68は、逆量子化回路66の出力から、逆
量子化回路44の出力データの属するブロックと同じブ
ロック位置の変換係数データを合成し、加算器16に印
加する変換係数合成回路である。変換係数合成回路68
の機能は、図1に示す実施例の変換係数合成回路34と
基本的に同じである。
【0058】メモリ58,60はメモリ28,30と同
様に、一方が参照フレームのデータを記憶し、他方が現
在変換処理中のデータ(ローカル・デコード・データ)
を記憶し、この役割は、フレーム単位で交互に切り換え
られる。メモリ28,30が変換係数データを記憶する
のに対して、メモリ58,60はフレーム内符号化デー
タを記憶するので、メモリ58,60の記憶容量はメモ
リ28,30のそれに比べて少なくて済む。メモリ制御
回路62は、可変長符号化回路50の出力を、元のブロ
ック境界を考慮することなしに、順番にメモリ28又は
30に書き込む。メモリ制御回路62はまた、ベクトル
符号復号化回路56の出力に従い、参照フレームの符号
データを記憶するメモリ58(又は同60)の符号デー
タをメモリ58(又は同60)から読み出し、可変長復
号化回路64に印加する。
【0059】図3に示す実施例の全体的な動作を説明す
る。図1に示す実施例の場合と同様に、最初のフレーム
はフレーム内符号化されているので、動きベクトル符号
は存在しておらず、例外的な動作になる。可変長復号化
回路42は、入力端子40からの可変長符号を復号化
し、逆量子化回路44は可変長復号化回路42の出力を
逆量子化する。逆量子化回路44の出力は、原画像デー
タのDCT変換係数データになっており、加算器46
は、逆量子化回路44の出力をそのまま出力する。
【0060】量子化回路48は、加算器46の出力を任
意の量子化ステップ・サイズで量子化し、可変長符号化
回路50は量子化回路48の出力を可変長符号化する。
可変長符号化回路50の出力は目的とするフレーム内D
CT符号であり、出力端子52から外部に出力されると
共に、メモリ制御回路62によりメモリ58又は同60
に順番に書き込まれる。
【0061】第2フレーム以降では、以下のように動作
する。即ち、可変長復号化回路42は、入力端子40か
らの可変長符号を復号化し、逆量子化回路44は可変長
復号化回路42の出力を逆量子化する。逆量子化回路4
4の出力は、フレーム間差分値のDCT変換係数になっ
ている。
【0062】他方、入力端子54に動きベクトル符号が
入力し、ベクトル符号復号化回路56は入力端子54か
らの動きベクトル符号を復号化し、メモリ制御回路62
に印加する。メモリ制御回路62はこれに応じて、メモ
リ58,60の、参照フレームのフレーム内符号化デー
タを記憶するメモリから複数の符号化データを読み出
し、可変長復号化回路64に印加する。メモリ58,6
0から読み出すべきデータの決定法については、後述す
る。可変長復号化回路64は可変長符号を復号化し、逆
量子化回路66は可変長復号化回路64の出力を逆量子
化する。逆量子化回路66の出力は参照フレームの変換
係数データになっている。
【0063】変換係数合成回路68は、逆量子化回路6
6からの変換係数データから、変換係数合成回路34と
同様に、逆量子化回路44が現在出力するフレーム間差
分値のDCT変換係数の属する変換係数ブロックと同じ
変換係数ブロックの変換係数を算出し、逆量子化回路4
4の出力順序に同期して加算器46に印加する。
【0064】加算器46は、逆量子化回路44の出力に
変換係数合成回路68の出力を加算して出力する。これ
により、加算器46の出力は加算器16の場合と同様
に、逆量子化回路44の出力するフレーム間差分値のD
CT変換係数をフレーム内でのDCT変換係数に戻した
ものになっている。
【0065】量子化回路48は加算器46の出力を任意
の量子化ステップ・サイズで量子化し、可変長符号化回
路50は量子化回路48の出力を可変長符号化する。可
変長符号化回路20の出力は、目的とするフレーム内D
CT符号であり、出力端子22から外部に出力される。
【0066】メモリ制御回路62は可変長符号化回路5
0の出力をローカル・デコード・データ用に使用するメ
モリ58(又は60)に順次記憶する。これにより、メ
モリ58(又は60)には、どのフレームでも、フレー
ム内のDCT変換係数符号が格納される。先に述べたよ
うに、現在、変換動作中のフレームのDCT変換係数を
記憶するメモリ58(又は60)は、次のフレームで
は、参照フレームの符号データを記憶するメモリとして
扱われる。
【0067】参照フレームの符号データを記憶するメモ
リ58(又は同60)から読み出すべき複数の符号デー
タを決定する方法を説明する。参照フレームの符号デー
タは、ブロック毎に語長が一定でないので、空間に対し
て一意に決定できない。しかし、ブロックの先頭及び/
又は末尾には、ブロックを識別するユニークなコードが
必ず付加されているので、このコードを目安に、任意の
順番のブロックの符号データを抽出できる。図1に示す
実施例と同様に、ブロック位置を表わす変数M,N,M
c,Ncを定義し、画像の横方向のブロック数をKとす
ると、各ケース0〜3に応じて、可変長復号化回路64
に供給すべき符号データを以下のように決定できる。
【0068】ケース0では、(K・Nc+Mc)だけ読
み飛ばし、次と次を読み出し、(B−2)だけ読み飛ば
し、次と次を読み出す。読み出したブロックの符号デー
タを可変長復号化回路64に供給する。
【0069】ケース1では、(K・Nc+Mc)だけ読
み飛ばし、次を読み出し、(B−1)だけ読み飛ばし、
次を読み出す。読み出したブロックの符号データを可変
長復号化回路64に供給する。
【0070】ケース2では、(K・Nc+Mc)だけ読
み飛ばし、次と次を読み出す。読み出したブロックの符
号データを可変長復号化回路64に供給する。
【0071】ケース3では、(K・Nc+Mc)だけ読
み飛ばし、次を読み出す。読み出したブロックの符号デ
ータを可変長復号化回路64に供給する。
【0072】このような読み飛ばしにより、変換係数合
成回路68が必要とする全変換係数データの符号データ
がメモリ58(又は同60)から読み出される。読み出
された符号データは可変長復号化回路64及び逆量子化
回路66により変換係数データに変換されて、変換係数
合成回路68に印加される。変換係数合成回路68は、
変換係数合成回路34と同様に動作し、先に説明したよ
うに加算器46に参照フレームの変換係数データを印加
する。
【0073】本実施例では、参照面とローカル・デコー
ドの両方を符号状態でメモリ58,60に記憶するの
で、必要なメモリ容量が非常に小さくて済む。また、参
照面を、DCT逆変換後の空間画像データとして記憶す
る方式に比べると、フレーム内符号化の符号化効率と同
じ効率でメモリ容量を小さく出来る。即ち、フレーム内
符号化の圧縮率が1/20であれば、1/20のメモリ
容量で良い。
【0074】図4は、本発明の第3実施例の概略構成ブ
ロック図を示す。この実施例では、動き補償付きフレー
ム間差分DCT符号を、動き補償無しフレーム間差分D
CT符号に変換する。
【0075】図4の構成を説明する。110は動き補償
フレーム間差分DCT符号(可変長符号)(先の実施例
と同様に、最初のフレームではフレーム内DCT符号で
ある。)の入力端子、112は入力端子110からの可
変長符号を復号化する可変長復号化回路、114は可変
長復号化回路112の出力を逆量子化する逆量子化回
路、116は、逆量子化回路114の出力に前フレーム
の予測値(変換係数)を加算する加算器、117は加算
器116の出力から参照フレームの変換係数データを減
算する減算器、118は減算器117の出力を量子化す
る量子化回路、120は量子化回路118の出力を可変
長符号化する可変長符号化回路、122は可変長符号化
回路120の出力(目的とする動き補償無しのフレーム
間差分DCT符号)を外部に出力する出力端子である。
【0076】量子化回路118の量子化ステップ・サイ
ズ及び可変長符号化回路120の符号化方式又はパラメ
ータは、目的とするフレーム間差分DCT符号に応じて
決定される。
【0077】124は、入力端子110に入力する動き
補償フレーム間差分DCT符号に付随する動きベクトル
符号の入力端子、126は入力端子124からの動きベ
クトル符号を復号化するベクトル符号復号化回路であ
る。
【0078】128,130は参照フレームの変換係数
データ及び現在変換処理中の変換係数データ(ローカル
・デコード・データ)を記憶するメモリ、132はメモ
リ128,130の書き込み及び読み出しを制御するメ
モリ制御回路、134はメモリ制御回路132によりメ
モリ128又は130から読み出された参照フレームの
変換係数データを、逆量子化回路114の出力データの
属するブロックと同じブロック位置の変換係数データに
合成し、加算器116に印加する変換係数合成回路であ
る。変換係数合成回路134は、図1に示す実施例にお
ける変換係数合成回路34と全く同じに動作する。
【0079】メモリ128,130は、メモリ28,3
0と全く同じように利用される。即ち、メモリ128,
130の一方が参照フレームの変換係数データを記憶す
るのに使用されているとき、他方は、現在変換処理中の
変換係数データ(ローカル・デコード・データ)の記憶
するのに使用され、この役割は、フレーム単位で交互に
切り換えられる。
【0080】メモリ制御回路132は、メモリ制御回路
32と同様に、加算器116の出力をメモリ128又は
130に書き込むと共に、ベクトル符号復号化回路12
6の出力に従い、DCT変換係数の差分値をDCT変換
係数値に戻すのに必要な変換係数データをメモリ128
(又は130)から読み出し、変換係数合成回路34に
印加する。メモリ制御回路132は更に、加算器116
の出力に同期して、参照フレームにおける同じ符号化ブ
ロックの変換係数データを減算器117に出力する。
【0081】図4に示す実施例の全体的な動作を説明す
る。最初のフレームはフレーム内符号化されているの
で、動きベクトル符号は存在しておらず、例外的な動作
になる。可変長復号化回路112は、入力端子110か
らの可変長符号を復号化し、逆量子化回路114は可変
長復号化回路112の出力を逆量子化する。逆量子化回
路114の出力は、原画像データのDCT変換係数デー
タになっているので、加算器116は、逆量子化回路1
4の出力をそのまま出力し、減算器117も加算器11
6の出力をそのまま出力する。
【0082】量子化回路118は、減算器116の出力
を任意の量子化ステップ・サイズで量子化し、可変長符
号化回路120は量子化回路118の出力を可変長符号
化する。可変長符号化回路120の出力は、最初のフレ
ームであることからフレーム内DCT符号になってお
り、出力端子122から外部に出力される。
【0083】加算器116の出力はまた、メモリ制御回
路132に印加され、メモリ128,130の、ローカ
ル・デコード・データ用としている方に書き込まれる。
【0084】第2フレーム以降では、次のように動作す
る。即ち、可変長復号化回路112は、入力端子110
からの可変長符号を復号化し、逆量子化回路114は可
変長復号化回路112の出力を逆量子化する。逆量子化
回路114の出力は、フレーム間差分値のDCT変換係
数になっている。
【0085】他方、入力端子124に動きベクトル符号
が入力し、ベクトル符号復号化回路126は入力端子1
24からの動きベクトル符号を復号化し、メモリ制御回
路132に印加する。メモリ制御回路132はこれに応
じて、メモリ制御回路32と同様に、メモリ128,1
30の、参照フレームの変換係数データを記憶するメモ
リから、逆量子化回路114が現在出力するフレーム間
差分値のDCT変換係数をフレーム内でのDCT変換係
数に戻すのに必要な1又は複数の変換係数ブロックの全
変換係数データを読み出し、変換係数合成回路134に
印加する。変換係数合成回路134は、変換係数合成回
路34と同様に、メモリ制御回路132からの変換係数
データから、逆量子化回路114が現在出力するフレー
ム間差分値のDCT変換係数の属する変換係数ブロック
と同じ変換係数ブロックの変換係数を算出し、逆量子化
回路114の出力順序に同期して加算器116に印加す
る。
【0086】加算器116は、逆量子化回路114の出
力に変換係数合成回路134の出力を加算して出力す
る。これにより、加算器116の出力は、逆量子化回路
14の出力するフレーム間差分値のDCT変換係数をフ
レーム内でのDCT変換係数に戻したものになってい
る。メモリ制御回路132は加算器116の出力をメモ
リ128(又は130)に順次記憶するので、メモリ1
28(又は130)には、どのフレームでも、フレーム
間差分値のDCT変換係数でなく、フレーム内でのDC
T変換係数データが格納される。先に述べたように、現
在、変換動作中のフレームのDCT変換係数を記憶する
メモリ128(又は130)は、次のフレームでは、参
照フレームの変換係数データを記憶するメモリとして扱
われる。
【0087】メモリ制御回路132はまた、加算器11
6の出力する符号化ブロックと同じ位置のブロックの変
換係数データを参照フレームから読み出し、減算器11
7に印加する。減算器117は、加算器116の出力か
らメモリ制御回路132からの変換係数データを減算す
る。これにより、減算器117の出力は、動き補償を行
なわないフレーム間差分DCT変換係数になっている。
【0088】量子化回路118は、減算器117の出力
を任意の量子化ステップ・サイズで量子化し、可変長符
号化回路120は量子化回路118の出力を可変長符号
化する。可変長符号化回路120の出力は、目的とする
動き補償無しのフレーム間差分DCT符号であり、出力
端子122から外部に出力される。
【0089】上記実施例では、フレーム画像で説明した
が、フィールド画像でも適用できることは明らかであ
る。
【0090】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、異なる符号化方式間の変換で、画
面間符号化データを、直交変換及びその逆変換を経ずに
直接、他の符号化データに変換できるようになった。そ
の変換のために必要なメモリ容量が少なくて済むので、
安価で小さな回路装置で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図2】 変換係数合成回路34の動作説明図である。
【図3】 本発明の第2実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図4】 本発明の第3実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【符号の説明】
10:動き補償フレーム間差分DCT符号の入力端子 12:可変長復号化回路 14:逆量子化回路 16:加算器 18:量子化回路 20:可変長符号化回路 22:出力端子 24:動きベクトル符号の入力端子 26:ベクトル符号復号化回路 28,30:メモリ 32:メモリ制御回路 34:変換係数合成回路 40:動き補償フレーム間差分DCT符号の入力端子 42:可変長復号化回路 44:逆量子化回路 46:加算器 48:量子化回路 50:可変長符号化回路 52:出力端子 54:動きベクトル符号の入力端子 56:ベクトル符号復号化回路 58,60:メモリ 62:メモリ制御回路 64:可変長復号化回路 66:逆量子化回路 68:変換係数合成回路 110:動き補償フレーム間差分DCT符号の入力端子 112:可変長復号化回路 114:逆量子化回路 116:加算器 117:減算器 118:量子化回路 120:可変長符号化回路 122:出力端子 124:動きベクトル符号の入力端子 126:ベクトル符号復号化回路 128,130:メモリ 132:メモリ制御回路 134:変換係数合成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/32

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面間差分データをブロック単位で直交
    変換し、符号化された符号化データを入力する入力手段
    と、 前記符号化データを直交変換係数ブロック・データに復
    号化する復号化手段と、 参照画像データを記憶するメモリ手段と、 前記メモリ手段に記憶されている参照画像データから、
    前記差分データを得る際に使われたブロック・データを
    選択する選択手段と、 前記選択手段により選択されたブロック・データの変換
    係数ブロック・データを前記復号手段により復号された
    変換係数ブロック・データに合成する合成手段と、 前記合成手段により合成された変換係数ブロック・デー
    タを符号化する符号化手段とを有することを特徴とする
    符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリ手段には前記合成手段より出
    力された直交変換係数データを記憶している請求項1に
    記載の符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリ手段には前記符号化手段によ
    り符号化された符号化データを記憶している請求項1に
    記載の符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記入力手段より入力される符号化デー
    タは動き補償画面間符号化されたデータであり、前記入
    力手段により符号化データと共に動き補償情報も入力さ
    れており、前記選択手段は前記動き補償データに基づい
    てブロック・データを選択している請求項1乃至3の何
    れか1項に記載の符号化装置。
JP1611995A 1994-05-26 1995-02-02 符号化装置 Withdrawn JPH08214307A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100459712C (zh) * 2001-09-18 2009-02-04 微软公司 图像和视频编码用的改进的块变换和量化

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100459712C (zh) * 2001-09-18 2009-02-04 微软公司 图像和视频编码用的改进的块变换和量化
CN100463522C (zh) * 2001-09-18 2009-02-18 微软公司 图像和视频编码用的改进的块变换和量化

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