JPH08213972A - ダイバーシティ送受信方式 - Google Patents

ダイバーシティ送受信方式

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JPH08213972A
JPH08213972A JP7041260A JP4126095A JPH08213972A JP H08213972 A JPH08213972 A JP H08213972A JP 7041260 A JP7041260 A JP 7041260A JP 4126095 A JP4126095 A JP 4126095A JP H08213972 A JPH08213972 A JP H08213972A
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JP
Japan
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circuit
signal
delay
time
error
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JP7041260A
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Inventor
Junichi Araki
淳一 荒木
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 限りある無線周波数を有効に利用することが
できると共にコストダウンを図ることができ、さらに、
1対多の通信におけるダイバーシティをも可能にしたダ
イバーシティ送受信方式を提供する。 【構成】 送信装置1は、入力信号S1を2つに分岐す
るハイブリッド回路10と、分岐された経路β側の入力
信号S1を遅延させる遅延回路11と、入力信号S1と
遅延信号S2とを時分割多重する時分割多重化回路12
とを有している。一方、受信装置2は、送信装置1から
の無線信号S5を受信して、2つの信号S7,S8に分
離する多重分離回路23と、経路α側の非遅延信号S7
を遅延する遅延回路24と、遅延信号S8,S8´のス
ロット毎に誤りを検出する誤り検出回路26と、誤り検
出回路26の制御信号Cが示す誤りの無いタイムスロッ
トのみを出力するスイッチ25とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時分割多元接続(TD
MA)を利用し、片側一周波数のみの送受信系で送受信
可能なダイバーシティ送受信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無線通信におけるダイバーシティ
技術としては、大別して、スペースダイバーシティと、
周波数ダイバーシティと、偏波ダイバーシティ及び角度
ダイバーシティの四つの方式がある。
【0003】スペースダイバーシティ方式としては、ア
ンテナを空間的に離し、二つの受信入力のうち、品質の
良いものに切り換える方式と、二つの受信入力を合成す
る方式とがある。例えば、特開平3−274828号公
報記載の技術では、空間的に離して配設される二つの空
中線と、これらの空中線に接続される受信回路と、包給
線レベルが最も大きいパスを受信している受信回路を選
択するパス切換器と、この選択される受信回路の受信信
号が入力されるトランスバーサル自動等化器とを備えて
いる。そして、トランスバーサル自動等化器は、あるパ
スから別のパスにパス切換器が切り替わる際、切り換わ
る直前のトランスバーサル自動等化器の等化係数を記憶
器に記憶させ、次回、あるパスにパス切換器が切り換わ
った際、記憶させた等化係数に基づいて等化を行う構成
を採っている。
【0004】また、特開平4−291830号公報記載
の技術では、スペースダイバーシティを構成する複数の
受信系と、受信系が同時に受信する各受信波の復調信号
の直流成分を求め、受信波のアイアパーチャを個別に測
定する測定手段と、その測定結果を比較し、受信系のう
ち、アイアパーチャが最大に開いた受信波に対応する受
信系の出力を選択する選択切換手段とを備えた構成とな
っている。
【0005】周波数ダイバーシティ方式は、同時に回線
品質の劣化が生じないように、搬送周波数の異なる二波
を用いて、合成法または切替法によって、受信信号を取
り出す方式である。偏波ダイバーシティ方式は、垂直及
び水平偏波によって、フェージング発生の様子が異なる
ことを利用した方式であるが、実用化された例はほとん
どない。角度ダイバーシティ方式は、アンテナの一次放
射器を二個ずらしておき、異なった空間に照射し、角度
を傾けたアンテナでその信号を受信することにより、ダ
イバーシティ効果を得ようとする方式である。
【0006】また、時分割多元接続方式は、衛星通信に
用いられる方式で、複数の地球局(無線局)が同一の衛
星上の中継器(トランスポンダ)を使用する必要がある
ことから、衛星回線を時間領域内で分割して利用するよ
うにした方式である。このような技術は、「ディジタル
マイクロ波通信」(桑原守二監修 昭和59年5月25
日 株式会社企画センター発行)等の文献に公表されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のダイバ
ーシティ技術、特に周波数ダイバーシティ方式では、数
チャンネル(1〜N)の現用回線に対して1チャンネル
の予備回線が必要である。しかし、利用できる周波数に
は限度があるので、大都市でのマイクロ波無線や、利用
率の高い周波数帯を使用する場合には、周波数利用の面
から見ると非常に効率が悪い。また、周波数ダイバーシ
ティを実現するためには、1系統余分に送受信機が必要
であり、コストが余計にかかることとなる。
【0008】スペースダイバーシティでは、アンテナを
空間的に離して受信するが、二つのアンテナがとれる間
隔には限度があるので、マイクロ波通信の伝送距離が長
くなればなる程、二つのアンテナからの受信入力に差が
なくなってしまい、ダイバーシティ効果が減少してしま
う。また、角度ダイバーシティ方式では、二本のアンテ
ナの角度を異ならしめているので、その受信能力が、ス
ペースダイバーシティ方式に比べて著しく劣ってしま
う。
【0009】本発明は上記問題点にかんがみてなされた
もので、限りある無線周波数を有効に利用することがで
きると共にコストダウンを図ることができ、さらに、一
対多の通信におけるダイバーシティをも可能にしたダイ
バーシティ送受信方式の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、送信装置と受信装置とを備え、ダイバー
シティ方式で送受信を行うダイバーシティ送受信方式に
おいて、上記送信装置が、複数に分岐した所定信号のい
ずれかを所定時間だけ遅延させた後、上記複数の所定信
号を一本の搬送周波数に時分割多重して送信する構成
で、上記受信装置が、上記送信装置からの時分割多重信
号を受信して、上記複数の所定信号に分離し、この分離
された複数の所定信号の遅延を修正した後、各スロット
毎に誤りを検出し、誤りの無いスロットを順次出力する
構成としてある。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載のダイバ
ーシティ送受方式において、上記送信装置が、上記所定
信号を複数に分岐するハイブリッド回路と、上記ハイブ
リッド回路で分岐された上記複数の所定信号のいずれか
を所定時間だけ遅延させる第1の遅延回路と、上記複数
の所定信号を一本の搬送周波数に時分割多重する時分割
多重化回路とを有し、上記受信装置が、上記送信装置か
らの時分割多重信号を受信して、上記複数の所定信号に
分離する多重分離回路と、上記分離された複数の所定信
号の遅延を修正する第2の遅延回路と、上記修正された
複数の所定信号のスロット毎に誤りを検出し、誤りの無
いスロットを順次出力する切換回路とを有する構成とし
てある。
【0012】請求項3の発明は、請求項2記載のダイバ
ーシティ送受信方式において、上記切換回路が、上記修
正された複数の所定信号の各タイムスロットの誤り検出
を行い、誤りの無いスロットを示す制御信号を出力する
誤り検出回路と、上記誤り検出回路の制御信号が示すタ
イムスロットのみを出力するスイッチとを有する構成と
してある。
【0013】請求項4の発明は、請求項3記載のダイバ
ーシティ送受信方式において、上記誤り検出回路が、パ
リティチェックによる誤り検出を行う構成としてある。
【0014】
【作用】請求項1の発明によれば、送信装置において、
複数に分岐した所定信号のいずれかが所定時間だけ遅延
された後、一本の搬送周波数に時分割多重されて送信さ
れる。そして、受信装置において、受信された時分割多
重信号が複数の所定信号に分離される。この分離された
複数の所定信号の遅延は受信装置で修正された後、各ス
ロット毎の誤りが検出され、誤りの無いスロットが受信
装置から順次出力される。
【0015】請求項2の発明によれば、送信装置のハイ
ブリッド回路において、所定信号が複数に分岐され、第
1の遅延回路において、分岐された複数の所定信号のい
ずれかが所定時間だけ遅延される。そして、時分割多重
化回路において、複数の所定信号が一本の搬送周波数に
時分割多重されて、送信される。すると、受信装置の多
重分離回路において、送信装置からの時分割多重信号が
受信され、複数の所定信号に分離される。そして、第2
の遅延回路において、分離された複数の所定信号の遅延
が修正され、切換回路によって、修正された複数の所定
信号がスロット毎に誤り検出され、誤りの無いスロット
が順次出力される。
【0016】請求項3の発明によれば、切換回路の検出
回路によって、修正された複数の所定信号の各タイムス
ロットの誤り検出が行われ、誤りの無いスロットを示す
制御信号が出力される。そして、スイッチによって、誤
り検出回路の制御信号が示すタイムスロットのみが出力
される。
【0017】請求項4の発明によれば、誤り検出回路に
おいて、パリティチェックによる誤り検出が行われる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の一実施例に係るダイバー
シティ送受信方式を示すブロック図である。このダイバ
ーシティ送受信方式は、図1に示すように、無線信号の
送受信を行うための送信装置1と受信装置2とで構成さ
れる。
【0019】送信装置1は、ハイブリッド回路10(図
1中、「H」と記す)と、遅延回路11(第1の遅延回
路)と、時分割多重化回路12と、変調器13(図1
中、「MOD」と記す)と、アンテナ15を介して無線
信号を送信するための送信器14(図1中、「TX」と
記す)とを備えている。
【0020】ハイブリッド回路10は、入力信号S1を
分岐して、経路αと経路βとに出力するための回路であ
る。遅延回路11は、その入力側がハイブリッド回路1
0の経路β側に接続されており、入力された入力信号S
1を1タイムスロットづつ遅延させ、その遅延信号S2
を出力するための回路である。時分割多重化回路12
は、その入力側がハイブリッド回路10の出力側と遅延
回路11の出力側とに接続されており、入力された入力
信号S1と遅延信号S2とを時分割した後、対応タイム
スロットを多重化し、そのフレームS3を出力するため
の回路である。
【0021】変調器13は、その入力側が時分割多重化
回路12の出力側に接続されており、入力されたフレー
ムS3を順次変調し、その変調信号S4を出力するため
の機器である。送信器14は、その入力側が変調器13
の出力側に接続されており、入力された変調信号S4に
所定の冗長符号を付加し、無線信号S5としてアンテナ
15から送信するための機器である。
【0022】一方、受信装置2は、アンテナ20を介し
て無線信号を受信するための受信器21(図1中、「R
X」と記す)と、復調器22(図1中、「DEM」と記
す)と、多重分離回路23と、遅延回路24(第2の遅
延回路)と、切換回路を構成するスイッチ25(図1
中、「SW」と記す)及び誤り検出回路26(図1中、
「PT」と記す)とを備えている。
【0023】受信器21は、送信装置1から送信された
無線信号S5をアンテナ20を介して受信するための機
器である。復調器22は、その入力側が受信器21の出
力側に接続されており、入力されたフレーム状の無線信
号S5を順次復調し、そのフレーム状の復調信号S6を
出力するための機器である。多重分離回路23は、その
入力側が復調器22の出力側に接続されており、入力さ
れた復調信号S6を各タイムスロットで、非遅延信号S
7と遅延信号S8とに分岐して、それぞれの信号を経路
αと経路βとに出力するための回路である。
【0024】遅延回路24は、その入力側が多重分離回
路23の経路α側に接続されており、入力された非遅延
信号S7を1タイムスロットづつ遅延させて、遅延信号
S8とフレームが揃った遅延信号S8´を出力するため
の回路である。スイッチ25は、その入力側が多重分離
回路23と遅延回路24の出力側に接続されており、誤
り検出回路26の制御によって、入力信号をタイムスロ
ット毎切り換えて出力信号S9を出力するスイッチであ
る。誤り検出回路26も、その入力側が多重分離回路2
3と遅延回路24の出力側に接続されている。この誤り
検出回路26は、入力された遅延信号S8及び遅延信号
S8´の中の対応するタイムスロットを、予め付加され
た上記冗長符号に基づいてパリティチェックをして、誤
り検出を行い、誤りの無い方のスロットを出力するよう
に制御する制御信号Cをスイッチ25に出力する回路で
ある。
【0025】次に、本実施例の動作について説明する。
図2及び図3は、本実施例のダイバーシティ送受信方式
が示す送受信の動作説明図である。まず、送信動作につ
いて述べる。図2は送信装置における送信動作を示して
いる。図1及び図2において、入力信号S1がハイブリ
ッド回路10に入力されると、入力信号S1が経路αと
経路βとに分岐出力される。経路βに出力された入力信
号S1は、遅延回路11によって、1タイムスロットづ
つ遅延され、遅延信号S2として、時分割多重化回路1
2に出力される。
【0026】そして、この遅延信号S2と経路αの入力
信号S1とが時分割多重化回路12に入力されると、こ
れらの入力信号S1と遅延信号S2とが時分割された
後、多重化され、フレームS3となって出力変調器13
に出力される。すなわち、図2に示すように、1フレー
ム目には、経路αのスロットA1が含まれ、2フレーム
目には、経路βのスロットA1と経路αのスロットA2
が多重化された状態で含まれ、これらのフレームS3が
時分割多重化回路12から順次出力される。変調器13
に入力されたフレームS3は順次変調され、その変調信
号S4が送信器14に出力される。そして、送信器14
において、変調信号S4に所定の冗長符号が付加され、
無線信号S5としてアンテナ15から受信装置2に送信
される。
【0027】次いで、受信動作について述べる。図3は
受信装置における受信動作を示している。図1及び図3
において、送信装置1からの無線信号S5は、アンテナ
20を介して受信器21で受信され、復調器22から復
調信号S6として多重分離回路23に出力される。多重
分離回路23に入力された復調信号S6は、非遅延信号
S7と遅延信号S8とに分岐され、それぞれの信号が経
路αと経路βとに出力される。すなわち、経路β側の遅
延信号S8が、経路α側の非遅延信号S7に対して1タ
イムスロットづつ遅延した状態にある。そして、経路α
の非遅延信号S7は、遅延回路24に入力されて、1タ
イムスロットづつ遅延され、遅延信号S8´として出力
される。すなわち、ここで、時間的遅延が修正され、遅
延信号S8と遅延信号S8´との各タイムスロットが揃
えられる。
【0028】これらの遅延信号S8と遅延信号S8´と
は、スイッチ25と誤り検出回路26とに出力され、誤
り検出回路26において、各タイムスロット毎の誤り検
出がされる。すなわち、まず、最初の遅延信号S8´の
スロットA1と遅延信号S8のスロットA1とを、予め付
加された上記冗長符号に基づいてパリティチェックを
し、遅延信号S8´のスロットA1に誤りが無ければ、
このスロットを出力するように制御する制御信号Cが誤
り検出回路26からスイッチ25に出力される。このよ
うな検出が、遅延信号S8´のスロットA2と遅延信号
S8のスロットA2,遅延信号S8´のスロットA3と遅
延信号S8のスロットA3・・・に対して順次行われ、
その都度、誤り検出回路26からスイッチ25に制御信
号Cが出力される。これにより、スイッチ25が切換動
作を行い、誤りの無いスロットA1,A2,A3・・・の
みが順に出力される。
【0029】上述したように、本実施例のダイバーシテ
ィ送受信方式によれば、時分割多重化回路12及び多重
分離回路23による時分割多元接続(TDMA)を用
い、かつ二つの経路α及び経路βで遅延回路11及び遅
延回路24による遅延を行うことによって生じる時間的
ずれを利用したダイバーシティ技術を採用しているの
で、片側1搬送周波数のみでダイバーシティの効果を得
ることができ、この結果、限り有る限りある無線周波数
を有効に利用することができる。また、近年のマイクロ
波集積回路技術(MIC)を用いて構成することができ
るので、装置のコストダウンを図ることができる。
【0030】なお、本発明は、上記実施例の限定される
ものではなく、発明の要旨の範囲内において、種々の変
形が可能である。例えば、本実施例では、図2に示した
ように、1フレーム当たり2スロットの時分割多重を行
ったが、1フレーム当たり多数のスロットで時分割多重
を行うようにすることで、一対多(Point to
Multipoint)の通信におけるダイバーシティ
も可能にすることができる。このようにすることで、ト
ラヒック量のあまり多くないルーラル地域の無線通信
や、正確性を重視したデータ通信の分野において、特に
有効に利用することができる。また、本実施例では、二
つの経路を設け、一方の経路に一つの遅延回路を設けた
構成としたが、三つ以上の経路と二以上の遅延回路とを
設けた構成とすることができることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明のダイバーシティ送
受信方式によれば、送信装置と受信装置とにおいて時分
割多元接続を用い、かつ、遅延を行うことによって生じ
る時間的ずれを利用したダイバーシティ技術を採用して
いるので、片側一搬送周波数のみでダイバーシティの効
果を得ることができ、この結果、限りある無線周波数を
有効に利用することができるという効果がある。また、
送信装置及び受信装置を、近年のマイクロ波集積回路技
術(MIC)を用いて構成することができるので、装置
のコストダウンを図ることができる。さらに、時分割多
元接続を用いているので、一対多の通信におけるダイバ
ーシティも可能にすることができる。このようにするこ
とで、トラヒック量のあまり多くないルーラル地域の無
線通信や、正確性を重視したデータ通信の分野におい
て、特に有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るダイバーシティ送受信
方式を示すブロック図である。
【図2】本実施例のダイバーシティ送受信方式が示す送
信装置における送信動作を示す図である。
【図3】本実施例のダイバーシティ送受信方式が示す受
送信装置における受信動作を示す図である。
【符号の説明】
1 送信装置 2 受信装置 10 ハイブリッド回路 11,24 遅延回路 12 時分割多重化回路 23 多重分離回路 25 スイッチ 26 誤り検出回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年8月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】上述したように、本実施例のダイバーシテ
ィ送受信方式によれば、時分割多重化回路12及び多重
分離回路23による時分割多元接続(TDMA)を用
い、かつ二つの経路α及び経路βで遅延回路11及び遅
延回路24による遅延を行うことによって生じる時間的
ずれを利用したダイバーシティ技術を採用しているの
で、片側1搬送周波数のみでダイバーシティの効果を得
ることができ、この結果、限りある無線周波数を有効に
利用することができる。また、近年のマイクロ波集積回
路技術(MIC)を用いて構成することができるので、
装置のコストダウンを図ることができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信装置と受信装置とを備え、ダイバー
    シティ方式で送受信を行うダイバーシティ送受信方式に
    おいて、 上記送信装置は、複数に分岐した所定信号のいずれかを
    所定時間だけ遅延させた後、上記複数の所定信号を一本
    の搬送周波数に時分割多重して送信する構成であり、 上記受信装置は、上記送信装置からの時分割多重信号を
    受信して、上記複数の所定信号に分離し、この分離され
    た複数の所定信号の遅延を修正した後、各スロット毎に
    誤りを検出し、誤りの無いスロットを順次出力する構成
    である、 ことを特徴としたダイバーシティ送受信方式。
  2. 【請求項2】 上記送信装置は、 上記所定信号を複数に分岐するハイブリッド回路と、 上記ハイブリッド回路で分岐された上記複数の所定信号
    のいずれかを所定時間だけ遅延させる第1の遅延回路
    と、 上記複数の所定信号を一本の搬送周波数に時分割多重す
    る時分割多重化回路とを有し、 上記受信装置は、 上記送信装置からの時分割多重信号を受信して、上記複
    数の所定信号に分離する多重分離回路と、 上記分離された複数の所定信号の遅延を修正する第2の
    遅延回路と、 上記修正された複数の所定信号のスロット毎に誤りを検
    出し、誤りの無いスロットを順次出力する切換回路とを
    有する、 請求項1記載のダイバーシティ送受信方式。
  3. 【請求項3】 上記切換回路は、 上記修正された複数の所定信号の各タイムスロットの誤
    り検出を行い、誤りの無いスロットを示す制御信号を出
    力する誤り検出回路と、 上記誤り検出回路の制御信号が示すタイムスロットのみ
    を出力するスイッチと、 を有する請求項2記載のダイバーシティ送受信方式。
  4. 【請求項4】 上記誤り検出回路は、パリティチェック
    による誤り検出を行う構成である、 請求項3記載のダイバーシティ送受信方式。
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