JPH08213860A - 車載テレビジョン受像機のアンテナアンプ制御回路 - Google Patents

車載テレビジョン受像機のアンテナアンプ制御回路

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JPH08213860A
JPH08213860A JP1721495A JP1721495A JPH08213860A JP H08213860 A JPH08213860 A JP H08213860A JP 1721495 A JP1721495 A JP 1721495A JP 1721495 A JP1721495 A JP 1721495A JP H08213860 A JPH08213860 A JP H08213860A
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JP
Japan
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signal
electric field
antenna
detection signal
detection
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JP1721495A
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Inventor
Seiichi Saito
誠一 斉藤
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】強電界受信時の受信性能を上げるとともにダイ
バーシティの誤動作を防ぐことを目的とする。 【構成】予め、走行経路の受信電界強度を選局用マイク
ロプロセッサ6内の格納手段に格納しておく。位置検出
装置9からの位置情報から、予め格納して置いた電界強
度のデータを照合する。また、RF・AGC電圧と所定
の電圧とをマイクロプロセッサ6内で比較し、双方の結
果から強電界であるか否かを判定する。強電界の場合
は、ダイバ制御用マイクロプロセッサ10からダイバー
シティ制御の停止命令を選択回路11の制御端子C2へ
供給する。このとき、選局用マイクロプロセッサ6から
減衰器2の制御端子へ減衰情報400を供給する。強電
界時に入力信号を所定の値まで絞り、増幅器3へ供給す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載テレビジョン受像
機などの受信機に用いられる増幅器の制御回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車載テレビジョン受像機(以下、車載T
V)の使用環境は過酷なほど厳しい上に、一般の民生据
置TV並の受信性能をユーザから求められている。特
に、弱電界時での受信性能の悪化は、家庭内で民生TV
を見ているだけの一般のユーザにとっては、受信性能が
悪いという認識しか持たないことが多いため、開発段階
から弱電界時の受信性能の向上に注力している。
【0003】弱電界時の受信性能の向上には、パワーゲ
インが大きく、NFの小さなETチューナを使用して受
信回路を構成するとともに、アンテナ、TVチューナ間
のケーブルロスを最小限に抑えるために、TVチューナ
本体をアンテナ直下に設置するのが理想的である。しか
しながら、最近ではTV、オーディオ、GPS(Globa
l Poitioning System)を統合したシステムの商品化
が活発となり、特にTV、オーディオを一体化した製品
が商品化されるに至って、その設置場所が車内センタコ
ンソールに限定されるものが現れてきた。ところで、受
信アンテナは、ルーフアンテナが一般的であるが、これ
らのアンテナでキャッチされたTV電波をセンタコンソ
ールなどに設置されたTVチューナ部まで伝送する場合
には、その信号ケーブルが長くなるため、ここでの損失
が無視できなくなり、ケーブルロスによって受信感度が
悪化する。また、アンテナの特性インピーダンスは、受
信帯域全域に渡って、一様に得られているものはなく、
帯域の端では特性値がずれているのが通常であるため、
接続される高周波増幅回路の入力インピーダンスの条件
によっては、帯域の端では、定在波が発生して,VSW
R(VOLTAGESTANDING WAVE RATIO)の劣化を招く
ことがある。特に、伝送ケーブルの長さが長いとその影
響度合いは大きい。
【0004】この為ケーブルの損失を補い、アンテナと
後段に接続される高周波増幅回路とのインピーダンス整
合を行う目的でアンテナアンプをアンテナ直後に挿入す
ることがある。
【0005】ここで、従来の車載TVの一般的な高周波
受信回路部を図3に示す。TV電波を捕らえるアンテナ
1、アンテナ1でキャッチされたTV信号を増幅するア
ンテナアンプ4、アンテナアンプ4から出力されるTV
信号の中から希望のチャンネルを選局するETチューナ
5、映像・音声処理回路7が直列に接続され、アンテナ
アンプ4とETチューナ5間は、シールドケーブル20
0で結ばれる。
【0006】また、ETチューナ5の局部発振周波数
は、選局用マイクロプロセッサ6からのPLLデータに
よって支配されるPLL回路8によって制御され、希望
のチャンネルが選局される。また、前記アンテナアンプ
4には、初段に減衰器2が設けられ、後段に増幅回路3
を持った構成となっており、減衰器2はユーザのマニュ
アル操作または、ETチューナのRF・AGC電圧から
の制御信号100を減衰器2の制御端子C1に供給し
て、制御されるしくみになっている。
【0007】上記のように構成されたTV高周波受信回
路において、アンテナアンプの働きを詳細に説明する。
アンテナアンプ4の働きは上記のごとく、アンテナ1と
ETチューナ5およびシールドケーブル200とのイン
ピーダンスマッチングをとることと、シールドケーブル
200による損失を補うのが大きな目的である。
【0008】ここでシールドケーブル200における損
失は、UHF帯で最大5dB程度で電気的には、この程
度のゲインを増幅器3に持たせれば良い。しかし、ゲイ
ンと雑音指数NFは、相反する性質があるため、雑音指
数NFが相対的に大きくなり、S/Nが落ち、受信性能
が劣化するという問題があった。
【0009】また、これらの用途に使われる増幅器は、
回路構成が簡単な、広帯域増幅器を用いることが多く、
混変調特性の悪化からビート縞やウインドワイパなどの
受信障害が起こり易くなる事から、見かけ上の受信性能
を劣化させるという問題があった。これらの受信障害
は、特に入力信号が大きな時に顕著に見られ、強電界時
の入力信号を低く抑えることが必要となる。この為、増
幅器3の前段に減衰器2を置き、入力信号を絞ることな
どが行われている。
【0010】この減衰器3を制御する方法としては、ユ
ーザが自ら操作キーなどによりマニュアル操作する場合
と、電子同調チューナ(以下、ETチューナという)5
にて受信信号強度を検出し、この検出信号に応答して、
ETチューナ5が減衰器2の制御端子C1へ制御信号を
供給するようなAGC制御とに大別される。
【0011】マニュアルにて制御を行う場合は、ユーザ
の判断によって減衰器2の制御を行うため、回路的には
切り替えスイッチを付加すればよく、もっともコストの
かからない方法ではあるが、ゲインの切り替えが非常に
煩わしいといった欠点を持っている。
【0012】また、AGC制御では図3に示したよう
に、RF・AGC電圧(ETチューナからの出力信号1
00)を用いて、減衰器2を制御するのが最も一般的
で、比較的、簡単に強電界時の混信性能を改善できる
が、増幅器の混変調特性劣化によるスプリアスなどによ
りAGCが誤応答して必要以上にゲインを上げたり、ま
たは落としたり、走行中の急激な電界変動あるいはスプ
リアスで変化する電界により画面が不安定になるなどの
問題があった。さらに、最近では、受信性能を上げるた
めにアンテナダイバーシティなどが用いられる。このア
ンテナダイバシティは、複数のアンテナの受信信号によ
り選択的にアンテナを切り替えて受信性能を向上するも
のであるが、アンテナ切り換え制御タイミングとAGC
応答のタイミングが同一になると制御動作が不安定にな
り、ダイバーシティが誤動作するなどの問題があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上の様なアンテナア
ンプ制御回路では、強電界時の受信性能を上げる(すな
わち飽和レベルでの動作を防止する)ため、アンテナア
ンプの前段にアッテネータ(減衰器)などを付加し、入
力信号を絞ることなどが行われるが、マニュアル操作で
は、ユーザが煩雑な操作を要するという問題があった。
また、AGCを用いると、急激かつ高速な電界の変動で
画面が不安定になったり、スプリアスなどで誤応答し、
総合的な受信性能を悪化させるという問題があった。
【0014】さらにダイバーシティを用いた受信機の場
合、AGCを併用するとダイバーシティが誤動作すると
いう問題があった。
【0015】本発明は、上記課題に鑑みて為されたもの
であって、強電界受信時の受信性能を上げるとともにダ
イバーシティの誤動作を防ぐことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
よる車載テレビジョン受像機のアンテナアンプ制御回路
は、走行中の車の位置を検出するための位置検出手段
と、アンテナにて受信された信号をアンテナ出力端部に
て増幅する増幅手段と、制御端子を備え、前記増幅手段
に前置され、前記増幅手段の動作範囲内の信号に変換し
て出力するための減衰手段と、前記増幅手段からの受信
信号強度を検出するための検出手段と、前記検出手段か
ら所定の期間、継続して得られる信号強度の平均値と所
定の信号強度とを比較し、前者が後者よりも大きい場合
には、第1の検出信号を、前者が後者よりも小さい場合
には、第2の検出信号を出力する比較手段と、前記位置
検出手段からの信号に基づいて、予め格納された地域の
電界強度のデータを照合して、電界強度が強電界である
地域である場合に第3の検出信号を出力する照合手段を
含み、前記照合手段からの第3の検出信号および前記比
較手段からの第1の検出信号、双方が得られたときの
み、前記減衰手段の制御端子へ減衰情報を供給するため
の制御手段と、を具備したことを特徴とするものであ
る。
【0017】請求項2記載の車載テレビジョン受像機の
アンテナアンプ制御回路は、走行中の車の位置を検出す
るための位置検出手段と、各アンテナにて受信された信
号を各アンテナ出力端部にて増幅する増幅手段と、制御
端子を備え、前記各増幅手段に前置され、前記各増幅手
段の動作範囲内の信号に変換して出力するための減衰手
段と、制御端子を備え、各アンテナにて受信された信号
が各アンテナに対応する増幅手段に至るまでの複数の経
路のうち、一経路を選択的に得、この信号を出力するた
めの選択手段と、前記選択手段からの受信信号強度を検
出するための検出手段と、前記検出手段から所定の期
間、継続して得られる信号強度の平均値と所定の信号強
度とを比較し、前者が後者よりも大きい場合には、第1
の検出信号を、前者が後者よりも小さい場合には、第2
の検出信号を出力する比較手段と、前記位置検出手段か
らの信号に基づいて、予め格納された地域の電界強度の
データを照合して、電界強度が強電界である地域である
場合には第3の検出信号を、弱電界である地域である場
合には第4の検出信号を出力する照合手段を含み、前記
照合手段からの第3の検出信号および前記比較手段から
の第1の検出信号が得られたときのみ、前記減衰手段へ
減衰情報を供給する一方、前記第1の検出信号および第
3の検出信号、双方が得られた場合、あるいは第2およ
び第4の検出信号、双方が得られた場合、前記選択手段
の制御端子へ選択された信号の一経路を、前記信号が得
られてから所定の期間、保持するための制御信号を供給
するための制御手段と、を具備したことを特徴とするも
のである。
【0018】
【作用】請求項1記載の本発明の車載テレビジョン受像
機のアンテナアンプ制御回路においては、照合手段およ
び検出手段、双方にて強電界を判定でき、強電界時すな
わち、増幅手段の飽和レベルに入力信号が達するときの
み、入力信号を減衰させ、増幅手段の動作範囲の信号に
自動的に変換することができる。
【0019】請求項2記載の本発明においては、強電界
あるいは弱電界であることが、照合手段および検出手段
の双方にて判定でき、減衰器へ制御信号を供給する前後
の所定の期間、選択手段の動作を停止でき、受信信号の
経路を保持できる。
【0020】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は、本発明に係る車載テレビジョン受像機のアンテナ
アンプ制のアンテナアンプの制御回路の一実施例であ
る。図3と同様の構成要素には、同一の符号を付して説
明を加える。
【0021】位置検出手段9とRF・AGC電圧の出力
信号100をマイクロプロセッサ6を介して減衰器2の
制御端子C1へ供給している以外、図3と同様の構成で
ある。
【0022】なお、位置検出手段は、たとえばサインポ
ストあるいはビーコン(電波標識)とGPSなどから位
置情報を得て、地図データから地域を確認する装置など
にて構成されているものとする。また、選局用マイクロ
プロセッサ6は、予め走行地域の電界強度の測定データ
を格納するための格納手段、位置検出手段からの位置情
報に基づき走行地域が強電界地域であるか否かの照合手
段およびRF・AGC電圧から受信信号強度を検出する
ための比較手段を備えている。このマイクロプロサッセ
にて制御手段を構成している。
【0023】図1の作用を説明する。図3では、RF・
AGC電圧を直接、減衰器2の制御端子C1へ供給して
いたが、本実施例では、選局用マイクロプロセッサ6に
て、一旦処理し、制御端子C1へ制御信号400を供給
するようにしている。従来では、急激な変動により、誤
動作するという問題があったが、本出願人は、この問題
を回避するため、RF・AGC電圧100を所定の期
間、継続して検出し、その平均電圧と予め、設定された
所定の電圧を比較し、選局用マイクロプロセッサ6から
制御端子C1へ制御信号400を供給するようにしてあ
る。
【0024】さらに、誤判定を回避するため、電界強度
分布を予め、格納手段に格納して置き、位置検出手段9
からの位置情報から走行地域が強電界地域であるか否か
を選局用マイクロプロセッサ6内にて照合し、この照合
結果から強電界地域であるか否かを判定している。
【0025】本実施例では、強電界の照合結果を一次判
定として、RF・AGC電圧100を所定期間観測し、
平均電圧と所定の電圧とを比較するようにしている。し
たがって、強電界地域であることが、照合手段および比
較手段、双方により検出された場合のみ、制御端子へ制
御信号を供給するようにできる。したがって、スプリア
スなどによる誤動作を防止でき、確実にAGCを動作さ
せることができる。また、弱電界時には、減衰器2の動
作を停止し、信号を所定のゲインにて増幅できるため、
最良の受信感度を確保することができる。
【0026】なお、本発明では、照合結果を一次判定と
しているが、RF・AGC電圧から選局用マイクロプロ
セッサ6にて平均電圧を検出した後、確認データとして
強電界地域の照合結果を用いるようにしても良い。
【0027】図2は、本発明に係る車載テレビジョン受
像機のアンテナアンプの制御回路の他の実施例である。
図2に示すように、4本のアンテナ1を選択的に切り替
えて信号を受信する構成となっている。たとえば4本の
アンテナ1の内、最も受信強度の大きなものを選択する
よう、ダイバーシティ制御用のマイクロプロセッサ10
から制御信号が選択手段11の制御端子C2へ供給され
る。なお、各アンテナの出力段には、アンテナアンプ4
が設けられている。受信信号が各アンテナ1から各増幅
器3を介して選択手段11へ供給されるようになってお
り、制御信号400に基づいて、受信信号の一経路が決
定されるようになっている。さらに選択手段11から受
信信号はETチューナ5に供給される。ここで、所定の
チャネルの信号が選択され、検波回路(図示せず)によ
り検波された検波電圧(RF・AGC電圧)100を選
局用マイクロプロセッサ6にて検出するようになってい
る。なお、選局は、PLL方式にて行われており、局部
発振回路(図示せず)の発振周波数を所定の値に制御す
るように選局用マイクロプロセッサ6から制御信号30
0をPLL回路8へ供給している。
【0028】一方、選局用マイクロプロセッサ6には、
位置検出手段から位置情報が供給されており、この位置
情報により走行している地域の位置データが検出され
る。この位置検出手段9は、たとえばサインポストある
いはビーコン(電波標識)などから位置情報を得てお
り、この信号と、選局用マイクロプロセッサ6内に予
め、格納されている電界強度の地域データとを選局用マ
イクロプロセッサ6にて照合するようになっている。ま
た、ETチューナ5のAGC・RF電圧出力端子からの
信号100が選局用マイクロプロセッサ6に供給されて
おり、選局マイクロプロセッサ6内の比較手段にて、受
信信号の電界強度が所定の電界強度よりも大きいか、小
さいかを検出するようになっている。照合結果と比較手
段の結果からマイクロプロセッサ6は、制御信号400
を減衰器2へ供給するようになっている。また、制御信
号600をダイバーシティ制御用マイクロプロセッサ
10にも供給しており、メインの選局用マイクロプロセ
ッサ6からの指令を受け、ダイバシティ制御用のプロセ
ッサ10が選択手段11の制御端子C2へ制御信号を供
給するようになっている。このようにして受信されたT
V信号が音声・映像信号処理回路7へ供給される。
【0029】図2の作用を説明する。本実施例では、従
来の急激な変動によるAGCの応答特性を緩慢にするた
め、AGCの検波電圧100を所定の期間、継続して平
均化し、この検波した電圧が所定の値を越えたときの
み、AGCが動作するようにしている。また、AGCの
動作を確実にするため、走行している地域が強電界であ
るか、否かを位置検出手段からの信号に基づいて行える
ようにしてある。
【0030】すなわち、双方から受信電界が強電界であ
ることを検出したときのみ、減衰器2へ制御信号400
を供給して、入力信号を絞り、AGCを駆けるようにし
ている。
【0031】このとき、ダイバーシティ制御動作タイミ
ングとAGCによるアンプ制御のタイミングが同一とな
って、ダイバシティが誤動作しないように、受信経路を
一経路に所定の期間、保持するような制御信号をダイバ
ーシティ制御用マイクロプロセッサ10から選択手段1
1へ供給している。
【0032】このような構成にすることにより、AGC
とダイバーシティを強電界時に併用した場合に起きた従
来の誤動作を回避できる。
【0033】また、強電界地域から弱電界地域へ抜けた
ことが判定された場合にも、選択手段11へ、信号の経
路を所定の期間保持するような制御信号を供給してい
る。したがって、AGC動作の過渡期間、ダイバーシテ
ィの制御を停止するようにできるため、併用による誤動
作がなくなる。
【0034】なお、本発明においては、位置検出手段9
からのデータに基づき、予め取得したデータとの比較を
行い、弱電界あるいは強電界の判定を行っているが、本
発明はこれに限定されず、位置情報に基づき、地図デー
タなどから分布を算出し、算出結果から照合を行うよう
にしても良い。これにより、地図データなどが更新され
ると、その地域地域に応じて対応できるようになる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、自動
的に強電界時にAGCを動作させることができるため、
ユーザの煩雑な操作を省略できる。AGCを平均的な検
出レベルにて駆けるため、瞬時変動などにより誤動作が
なくなる。
【0036】また、受信信号の経路を所定の期間、保持
できるためAGC動作の過渡期に起こるダイバシティ動
作の誤動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車載TVのアンテナアンプ制御回
路の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明による車載TVのアンテナアンプ制御回
路の他の実施例を示すブロック図である。
【図3】従来の車載TVのアンテナアンプの制御回路の
ブロック図である。
【符号の説明】
2…減衰器 3…増幅器 5…ETチューナ 6…選局用マイクロプロセッサ 9…位置検出装置 10…ダイバーシティ用マイクロプロセッサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行中の車の位置を検出するための位置検
    出手段と、 アンテナにて受信された信号をアンテナ出力端部にて増
    幅する増幅手段と、 制御端子を備え、前記増幅手段に前置され、前記増幅手
    段の動作範囲内の信号に変換して出力するための減衰手
    段と、 前記増幅手段からの受信信号強度を検出するための検出
    手段と、 前記検出手段から所定の期間、継続して得られる信号強
    度の平均値と所定の信号強度とを比較し、前者が後者よ
    りも大きい場合には、第1の検出信号を、前者が後者よ
    りも小さい場合には、第2の検出信号を出力する比較手
    段と、 前記位置検出手段からの信号に基づいて、予め格納され
    た地域の電界強度のデータを照合して、電界強度が強電
    界である地域である場合に第3の検出信号を出力する照
    合手段を含み、前記照合手段からの第3の検出信号およ
    び前記比較手段からの第1の検出信号、双方が得られた
    ときのみ、前記減衰手段の制御端子へ減衰情報を供給す
    るための制御手段と、 を具備したことを特徴とする車載テレビジョン受像機の
    アンテナアンプ制御回路。
  2. 【請求項2】走行中の車の位置を検出するための位置検
    出手段と、 各アンテナにて受信された信号を各アンテナ出力端部に
    て増幅する増幅手段と、 制御端子を備え、前記各増幅手段に前置され、前記各増
    幅手段の動作範囲内の信号に変換して出力するための減
    衰手段と、 制御端子を備え、各アンテナにて受信された信号が各ア
    ンテナに対応する増幅手段に至るまでの複数の経路のう
    ち、一経路を選択的に得、この信号を出力するための選
    択手段と、 前記選択手段からの受信信号強度を検出するための検出
    手段と、 前記検出手段から所定の期間、継続して得られる信号強
    度の平均値と所定の信号強度とを比較し、前者が後者よ
    りも大きい場合には、第1の検出信号を、前者が後者よ
    りも小さい場合には、第2の検出信号を出力する比較手
    段と、 前記位置検出手段からの信号に基づいて、予め格納され
    た地域の電界強度のデータを照合して、電界強度が強電
    界である地域である場合には第3の検出信号を、弱電界
    である地域である場合には第4の検出信号を出力する照
    合手段を含み、前記照合手段からの第3の検出信号およ
    び前記比較手段からの第1の検出信号が得られたときの
    み、前記減衰手段へ減衰情報を供給する一方、前記第1
    の検出信号および第3の検出信号、双方が得られた場
    合、あるいは第2および第4の検出信号、双方が得られ
    た場合、前記選択手段の制御端子へ選択された信号の一
    経路を、前記信号が得られてから所定の期間、保持する
    ための制御信号を供給するための制御手段と、 を具備したことを特徴とする車載テレビジョン受像機の
    アンテナアンプ制御回路。
JP1721495A 1995-02-03 1995-02-03 車載テレビジョン受像機のアンテナアンプ制御回路 Pending JPH08213860A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007306523A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Pioneer Electronic Corp Agc回路及び受信装置等
JP2018148322A (ja) * 2017-03-02 2018-09-20 古河電気工業株式会社 送受信システム

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