JPH08213813A - アンテナ給電ケース - Google Patents

アンテナ給電ケース

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Publication number
JPH08213813A
JPH08213813A JP1632495A JP1632495A JPH08213813A JP H08213813 A JPH08213813 A JP H08213813A JP 1632495 A JP1632495 A JP 1632495A JP 1632495 A JP1632495 A JP 1632495A JP H08213813 A JPH08213813 A JP H08213813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
outer peripheral
peripheral wall
groove
antenna feeding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1632495A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Ogawa
大助 小川
Tsuyoshi Hisamatsu
強 久松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1632495A priority Critical patent/JPH08213813A/ja
Publication of JPH08213813A publication Critical patent/JPH08213813A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は屋外に設置するアンテナ給電ケース
に関し、低コストで防水性を高めることを目的とする。 【構成】 ケース本体1と、このケース本体1に蝶番3
にて連結されたケース蓋2よりなり、ケース本体1の外
周壁1aの上端部に外方向に低くなる傾斜1bを形成
し、ケース蓋2の外周壁2aの端面に前記外周壁1aの
上端部が嵌まる溝2bを形成するとともに、溝26内全
周にわたり前記傾斜1bに密着するV字型突起2cを形
成した構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋外に設置されるアン
テナの給電ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、アンテナの給電ケースは、ケース
本体とケース蓋が一体で構成され、ケース蓋が蝶番によ
って開閉できるようになっている。これは設置作業時に
簡便なケース蓋の開閉とケース蓋の落下を防ぐことによ
り、二次的な作業性の向上がはかれる。
【0003】以下に従来のアンテナ給電ケースの構成を
図面を参照しながら示す。図4、図5および図6は、従
来のアンテナ給電ケースを示し、図4はアンテナ給電ケ
ースの全体を示す斜視図であり、図5はアンテナ給電ケ
ースの縦断面図、図6は要部の拡大断面図である。
【0004】図4、図5および図6において、1はケー
ス本体であり、外周壁1aの上縁部に外方向に下降する
傾斜部1bを持っている。2はケース蓋であり、上記外
周壁2aの端面にケース本体1の外周壁1aが嵌合する
溝2bを有している。3はケース蓋2を枢支する蝶番、
4はケース本体1とケース蓋2とを固定するフックであ
る。
【0005】以上のように構成されたアンテナ給電ケー
スについて、以下その動作を説明する。ケース本体1へ
蝶番3によって連結されているケース蓋2を閉め、フッ
ク4にて固定すると、ケース本体1の外周壁1aとケー
ス蓋2の外周壁2aの溝2bとが嵌合される。また、図
示しないがケース本体1とケース蓋2の密閉性確保には
パッキンを装着し、ケース本体1とケース蓋2を完全に
密着させるものもある(実開平2−64213号公
報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、蝶番3を支点にフック4にて固定する構
造のため、嵌合しやすいようにケース本体1の外周壁1
aとケース蓋2の溝2bとの間に隙間が設定されてお
り、完全な密閉構造ではなく、雨水等が容易にケース本
体1内へ浸入するという問題を有していた。また、ケー
ス蓋2の溝2bにパッキンを装着し完全に密閉する構成
では、コストが上がるという問題も有していた。
【0007】本発明は上記問題を解決するもので、パッ
キンなど特別な部品を使用することなく、ケース本体と
ケース蓋のみの構成で防水性を高めることができるアン
テナ給電ケースを提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のアンテナ給電ケースは、外周壁をもつケース
本体と、外周壁端面にケース本体の外周壁上端が嵌まる
溝をもつケース蓋よりなり、前記ケース本体の外周壁の
上端部全周に外方向に下降してゆく傾斜を形成し、上記
ケース蓋の溝内にケース本体の外周壁の上端部の傾斜部
に密着するV字形状の突起を形成した構成とする。
【0009】
【作用】本発明のアンテナ給電ケースは、上記した構成
によってケース蓋を閉めると溝に設けたV字型突起の先
端がケース本体の外周壁の上端部の傾斜部になじんで完
全に密閉され、雨水の浸入を防ぐこととなる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例のアンテナ給電ケース
に付いて図面を参照しながら説明する。図1は本発明の
一実施例のアンテナ給電ケースの全体を示す斜視図、図
2は同アンテナ給電ケースの縦断面図、図3はその要部
を示す拡大断面図である。
【0011】図1、図2および図3において1は外周壁
1aの上端部全周に外方向に下降する傾斜1bを持つケ
ース本体である。2は外周壁2aの端面に上記ケース本
体1の外周壁1aの上端部と嵌まり合う溝2bをもつケ
ース蓋であり、その溝2b内全周にわたりV字型突起2
cを有している。3は上記ケース本体1とケース蓋2を
連結させる蝶番、4は固定するフックである。
【0012】以上のように構成されたアンテナ給電ケー
スについて以下にその動作を説明する。まずケース本体
1へ蝶番3によって連結されているケース蓋2を閉め、
フック4にて固定すると、ケース本体1の外周壁1aの
上端部とケース蓋2の外周壁2a端面の溝2bが全周に
おいて嵌合する。その際、ケース蓋2の溝2bに設けら
れたV字型突起2cの先端がケース本体1の外周壁1a
の上端部の傾斜1bに全周にわたりなじみ密着し、優れ
た防水性を確保することができる。なお、ケース蓋2の
材質は、柔軟で弾性のあるポリオレフィン系樹脂等を使
用することにより、V字型突起2bがなじみ易く、さら
に防水性が向上する。
【0013】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなよう
に、本発明のアンテナ給電ケースによれば、ケース本体
の外周壁の上端部全周に、外方向に下降してゆく傾斜を
形成し、ケース蓋には外周壁端面に形成した溝内に、上
記ケース本体の傾斜部に密着するV字型突起を形成した
ため、嵌合を容易にする溝の幅が大きくても優れた防水
性を実現することができる。また、特別な部品を使用す
ることがなく、コストアップにならずに安価なアンテナ
給電ケースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のアンテナ給電ケースの斜視
【図2】同アンテナ給電ケースの縦断面図
【図3】同アンテナ給電ケースの要部を示す拡大断面図
【図4】従来のアンテナ給電ケースの斜視図
【図5】同アンテナ給電ケースの縦断面図
【図6】同アンテナ給電ケースの要部を示す拡大断面図
【符号の説明】
1 ケース本体 1a 外周壁 1b 傾斜 2 ケース蓋 2b 外周壁 2b 溝 2c V字型突起 3 蝶番 4 固定用フック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体と、これに蝶番で開閉自在な
    ケース蓋よりなり、ケース本体の外周壁の上端部全周に
    外方向に下降してゆく傾斜を形成し、蓋ケースの外周壁
    の端面に上記ケース本体の外周壁の上端部が嵌まり合う
    溝を形成し、前記溝の内部全周にわたり前記傾斜部に密
    着するV字型突起を形成したことを特徴とするアンテナ
    給電ケース。
  2. 【請求項2】 V字型突起は柔軟で、かつ弾性をもつ材
    質により形成された請求項1記載のアンテナ給電ケー
    ス。
JP1632495A 1995-02-03 1995-02-03 アンテナ給電ケース Pending JPH08213813A (ja)

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JP1632495A JPH08213813A (ja) 1995-02-03 1995-02-03 アンテナ給電ケース

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JPH08213813A true JPH08213813A (ja) 1996-08-20

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JP (1) JPH08213813A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004363747A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Mitsumi Electric Co Ltd アンテナ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004363747A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Mitsumi Electric Co Ltd アンテナ装置

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