JPH0821379A - スクロール型流体機械 - Google Patents

スクロール型流体機械

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Publication number
JPH0821379A
JPH0821379A JP15136694A JP15136694A JPH0821379A JP H0821379 A JPH0821379 A JP H0821379A JP 15136694 A JP15136694 A JP 15136694A JP 15136694 A JP15136694 A JP 15136694A JP H0821379 A JPH0821379 A JP H0821379A
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JP
Japan
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scroll
eccentric cam
motor
crankshaft
movable scroll
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15136694A
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English (en)
Inventor
Kenichi Saito
健一 斉藤
Hiromichi Ueno
広道 上野
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】起動時の液圧縮を確実に防止する。 【構成】可動スクロール3の背面にクランク軸4の偏心
軸部41を受け入れる軸受筒33を設け、クランク軸4
の端部に、軸受筒33に嵌合される偏心カム6を配設し
て、偏心カム6とクランク軸4との間に、クランク軸4
の回転駆動に伴い偏心カム6を、可動スクロール3及び
固定スクロール2の各渦巻体21,31の渦巻間隙間を
変化させる方向に揺動させながら回転させるように偏心
軸部41を設ける。クランク軸4を回転駆動させるモー
タMを極数変換可能となし、該モータMを運転起動時に
おいて、所定時間、液圧縮回避可能な低速回転となる極
数で運転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクロール型流体機械
における各スクロールの渦巻体の隙間制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、固定スクロールと可動スクロール
とを有し、駆動軸に偏心カムを介して前記可動スクロー
ルを連動させて該可動スクロールを固定スクロールに対
し公転させ、そして、前記偏心カムの揺動による渦巻体
の隙間制御により、各スクロールの渦巻体で形成される
渦巻室が液圧縮等により異常高圧となる問題を回避でき
るようにしたスクロール型流体機械は、例えば特公平5
−7521号公報に記載のように知られている。
【0003】このスクロール型流体機械は、図9に示す
ように、ケーシングEに、渦巻体A1,B1を有する可
動スクロールAと固定スクロールBとから成る圧縮要素
CFを内装し、前記可動スクロールAの鏡板A3の背面
側中心に軸受筒A2を突設する一方、固定スクロールB
の中心と同じ軸心を有するクランク軸Cの端部に、該ク
ランク軸Cの軸心に対し偏心させた偏心軸部C1を設け
て、前記クランク軸Cと前記可動スクロールAとの間
に、前記軸受筒A2に嵌合され、前記偏心軸部C1を嵌
合する偏心穴D1を有する偏心カムDを介在させてい
る。
【0004】また、前記偏心軸部C1は、図10のよう
に、その中心O2と前記偏心カムDの中心、即ち、前記
可動スクロールの中心O1とを結ぶ直線が、前記各渦巻
体A1,B1の接触部における流体圧力による前記可動
スクロールAにかかる接線方向ガス荷重Ftの作用方向
に対し前記可動スクロールAの中心O1を中心にして回
転方向xに、
【0005】
【数1】0°<θ<90° の範囲で所定角度θ傾かせると共に、通常運転時に、前
記クランク軸Cの回転駆動によって生じる前記可動スク
ロールAにかかる遠心力Fcが前記接線方向ガス荷重F
tによって得られる力Ft・tanθと、前記接線方向
ガス荷重Ftに対し半径方向に作用する半径方向ガス荷
重Frとを足した力よりも大きくなるように位置させて
設けている。
【0006】従って、前記クランク軸Cの回転駆動によ
り前記偏心軸部C1が嵌合される前記偏心カムDが連動
し、この偏心カムDを嵌合する前記軸受筒A2を偏心回
転させることにより、前記可動スクロールAを公転運動
させるのであるのであるが、このとき、前記偏心カムD
が前記軸受筒A2内に回転自由に嵌合されると共に、前
記偏心軸部C1も、前記偏心カムDの偏心穴D1に回転
自由に嵌合されていることと、前記偏心カムDに前記可
動スクロールAにかかる遠心力Fcが作用し、かつ、前
記半径方向ガス荷重Frと力Ft・tanθとを足した
力が前記遠心力Fcにくらべ小さいことから、前記遠心
力Fcにより、前記偏心カムDが偏心回転しながら、前
記可動スクロールAの中心O1を前記偏心軸部C1の中
心O2を中心にして回転方向xに向けて移動させること
になるので、前記クランク軸Cの中心Oと前記可動スク
ロールAの中心O1との間の距離が増大するのである。
【0007】この結果、前記可動スクロールAの渦巻体
A1が、固定スクロールの渦巻体に接触することにな
り、各渦巻体間のシール力が得られることになる。
【0008】また、前記各渦巻体A1,B1により形成
される圧縮室内が異常高圧状態となるとき、前記遠心力
Fcは変化せず、前記半径方向ガス荷重Frも殆ど変化
しないのに対し、前記接線方向ガス荷重Ftが増大する
ことから、前記中心O−O1間の距離を増大させようと
する力、つまり、Ft・tanθが、前記接線方向ガス
荷重Ftの増大に伴い大きくなり、前記中心O−O1
の距離が減少されることになる。従って、異常高圧時に
は、前記各渦巻体は離反する方向に作用することにな
り、シール力がゼロ又は負となって、高圧流体を各渦巻
体の隙間から逃がすことになり、圧縮室内の異常高圧を
回避することができるのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の前記
偏心カムDを有するスクロール型流体機械では、前記ク
ランク軸Cと可動スクロールAとの間に偏心カムDを介
在させ、前記偏心軸部C1及び前記可動スクロールAの
軸受筒A2を前記したように配設したことにより、圧縮
室内の異常高圧を回避することができる構造となってい
るが、前記可動スクロールAは、圧縮機停止時に一定位
置で停止しないため、例えばスクロール圧縮機等を長時
間停止しているときに、寝込みにより、前記各渦巻体A
1,B1間に液冷媒が浸入している場合に、圧縮機を起
動させると、前記偏心カムDの逃げが遅れて、液圧縮が
回避しきれず、前記渦巻体A1,B1の割れ等の損傷が
依然として起こる問題があった。
【0010】本発明は、上記問題に鑑みて成したもの
で、その目的は、各スクロールにおける圧縮室の運転開
始時の異常高圧を確実に回避して、渦巻体等の損傷を防
止することができるスクロール型流体機械を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、渦巻体21,31を有する
固定スクロール2と可動スクロール3とを備え、前記可
動スクロール3の背面にクランク軸4の偏心軸部41を
受け入れる軸受筒33を設け、該軸受筒33に前記偏心
軸部41を回転自由に嵌合させるスクロール型流体機械
において、前記クランク軸4の端部に、前記軸受筒33
に嵌合される偏心カム6を配設して、該偏心カム6とク
ランク軸4との間に、前記クランク軸4の回転駆動に伴
い前記偏心カム6を、前記可動スクロール3の渦巻体3
1と前記固定スクロール2の渦巻体21との渦巻間隙間
を変化させる方向に揺動させながら回転させる前記偏心
軸部41を設ける一方、前記クランク軸4を回転駆動さ
せるモータMを極数変換可能となし、該モータMを運転
起動時において、所定時間、液圧縮回避可能な低速回転
となる極数で運転するようにしたのである。
【0012】請求項2記載の発明は、前記クランク軸4
と前記偏心カム6との一方に該偏心カム6の揺動を規制
するリミットピン7を突設し、他方に前記リミットピン
7が嵌合する係合溝8を形成すると共に、該係合溝8の
大きさを、前記リミットピン7が前記係合溝8内で、前
記可動スクロール3の渦巻体31と前記固定スクロール
2の渦巻体21との間の渦巻隙間を所定の範囲で変化可
能と成す大きさとして、前記係合溝8と前記リミットピ
ン7との間に、運転停止時に、前記固定スクロール2の
渦巻体21に対し、前記可動スクロール3の渦巻体31
を離反させるばね力を有するバネ9を介在させたのであ
る。
【0013】請求項3記載の発明は、前記可動スクロー
ル3及び固定スクロール2の渦巻体21,31間に形成
する圧縮室5での液圧縮条件を検知する液圧縮検知手段
Jと、該液圧縮検知手段Jの検知によりモータMを、液
圧縮回避可能な低速回転となる極数で運転する運転制御
装置Gとを備えたのである。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明では、運転停止時に、前記
各渦巻体21,31により形成される圧縮室5内に液冷
媒が浸入していても、運転起動時には、前記モータMを
定常運転時よりも低速回転で液圧縮を回避できる所定の
時間だけ運転するようにしているから、低速回転によ
り、一回転する間の各渦巻体21,31の間からの流体
の漏れ時間を長くすることができるので、起動トルクを
小さくできながら、圧縮室内の液状流体を徐々に排出で
き、しかも、前記偏心カム6を、前記圧縮室5内の圧力
に応じて各渦巻体21,31の隙間を広げる方向に揺動
させることができるので、起動時の液圧縮を良好に回避
して、各渦巻体21,31の損傷を防止できるし、前記
モータMの回転速度の変更を極数を切り換えるだけの簡
単な構成としているので、容量制御を目的として用いる
インバータ制御により回転速度の変更を可能とした場合
に比べても、コストを軽減できるのである。
【0015】請求項2記載の発明では、運転停止時に、
前記圧縮室5内に液冷媒が浸入していても、運転起動時
には、前記バネ9により前記リミットピン7を、前記各
渦巻体21,31間の隙間が所定の隙間に広がった状態
になるように前記係合溝8内に位置させることができ、
従って、前記各渦巻体21,31を常に所定の隙間に広
げた状態で起動させられるから、前記可動スクロール3
が公転駆動しても、各渦巻体21,31の隙間から液を
逃がしながら運転することができ、起動時の液圧縮をよ
り確実に回避することができるのである。
【0016】請求項3記載の発明では、前記液圧縮検知
手段Jにより液圧縮を検知して、前記運転制御装置Gに
より前記モータMを低速回転となる極数で運転するよう
にしたから、起動時のみならず、運転中に液冷媒を吸い
込んで液圧縮する場合でも、前記モータMを低速運転さ
せられ、液圧縮による問題を回避できる。
【0017】
【実施例】本発明の実施例について図面に基づいて説明
する。図1に示す実施例は、スクロール型流体機械とし
て圧縮機に適用したものであり、密閉ケーシング1の内
方上部に圧縮要素CFを、内方下部にモータMを配設し
ており、前記圧縮要素CFを、ハウジング11を介して
前記ケーシング1に支持するようにしている。
【0018】また、前記圧縮要素CFは、前記ハウジン
グ11の上部に固定する固定スクロール2と、この固定
スクロール2と前記ハウジング11との間に介装され、
かつ、前記モータMのクランク軸4に連結される可動ス
クロール3とを備えており、これら各スクロール2,3
は、それぞれ鏡板22,32と該鏡板22,32の一側
外面に固定された渦巻体21,31とから成り、前記各
スクロール2,3をその各渦巻体21,31が互いに噛
み合うように上下対設させ、前記固定スクロール2に対
する前記可動スクロール3の公転駆動により、前記各渦
巻体21,31間に形成される圧縮室5の容積を変化さ
せ、前記ケーシング1内に開口させる吸入管12から吸
入されるガス流体を前記圧縮室5へ吸入して例えば圧縮
するようにしている。
【0019】そして、前記固定スクロール2の鏡板22
の中央部に吐出口23を開口させ、該吐出口23に外部
吐出管13を接続することにより、前記固定スクロール
2に対する可動スクロール3の公転駆動により、前記吸
入管12から前記ケーシング1内に導入されたガス流体
を前記圧縮室5に吸入して圧縮し、前記固定スクロール
2の吐出口23から前記外部吐出管13を介してケーシ
ング外部に吐出するようにしている。
【0020】しかして、図1乃至図3に示した実施例
は、前記クランク軸4の端部に、その軸心に対し偏心す
る偏心軸部41を突設すると共に、前記クランク軸4の
軸端に、前記偏心軸部41に揺動可能に嵌合され、前記
クランク軸4の回転駆動により偏心回転する偏心カム6
を配設する一方、前記可動スクロール3の鏡板32の下
面中央部に、前記偏心カム6を介して前記偏心軸部41
を受け入れる軸受筒33を一体形成して、この軸受筒3
3内に、前記偏心軸部41を嵌合した前記偏心カム6を
嵌合させて、前記軸受筒33を軸受支持した偏心カム機
構を用いたものである。
【0021】さらに、詳記すると、前記クランク軸4の
軸心Oは固定スクロール2の中心と一致させる一方、前
記クランク軸4の偏心軸部41に前記偏心カム6を揺動
可能に嵌合し、その上で、前記偏心カム6に前記可動ス
クロールの軸受筒33を嵌合したもので、図3に示すよ
うに、前記可動スクロール3の中心O1を、前記偏心カ
ム6の中心O3と前記クランク軸4の中心Oとを結ぶ線
上で、前記偏心カム6の中心O3から反クランク軸4中
心側に偏心位置させて、前記可動スクロール3の中心O
1を前記固定スクロール2の中心Oに対し偏心させるよ
うにし、前記可動スクロール3の中心O1が、図3の二
点破線で示すように、前記固定スクロール2の中心Oの
周りを公転する公転運動により、前記圧縮室5で圧縮で
きるようにするのである。
【0022】そして、前記クランク軸4に突設する前記
偏心軸部41は、前記クランク軸4の回転駆動に伴い前
記偏心カム6を、前記可動スクロール3の渦巻体31と
前記固定スクロール2の渦巻体21との渦巻間隙間を変
化させる方向に揺動させながら偏心回転させられる位置
に突設するのである。図3に示す実施例では、定常運転
時、前記クランク軸4の回転駆動に伴って、前記偏心カ
ム6が前記偏心軸部41の軸心O2を中心にして遠心力
で回転方向xに向かって揺動するように、即ち、前記偏
心軸部41を、図3のように、その中心O2と前記可動
スクロール3の中心O1とを結ぶ直線が、前記各渦巻体
21,31の接触部における流体圧力による前記可動ス
クロール3にかかる接線方向ガス荷重Ftの作用方向に
対し前記可動スクロールAの中心O1を中心にして回転
方向xに、
【0023】
【数1】0°<θ<90° の範囲で所定角度θ傾かせると共に、通常運転時に、前
記クランク軸4の回転駆動によって生じる前記可動スク
ロール3にかかる遠心力Fcが前記接線方向ガス荷重F
tによって得られる力Ft・tanθと、前記接線方向
ガス荷重Ftに対し半径方向に作用する半径方向ガス荷
重Frとを足した力よりも大きくなるように位置させて
設けるのである。
【0024】そして、通常運転時は、前記偏心カム6
を、前記遠心力Fcにより前記固定スクロール2の中心
Oと可動スクロール3の中心O1とが離反する方向に揺
動させることにより、前記可動スクロール3の渦巻体3
1を、前記固定スクロール2の渦巻体21に近づくよう
にして渦巻体隙間を狭くするように成すのである。
【0025】さらに、前記偏心カム6における前記クラ
ンク軸4の端面との対向面に、図2乃至図4に示すよう
に、前記偏心カム6の揺動を規制するリミットピン7を
突設する一方、前記クランク軸4の端面に、図2乃至図
4及び図7に示すように、前記リミットピン7を受け入
れる係合溝8を形成するのである。
【0026】すなわち、前記リミットピン7は、前記偏
心カム6に圧入等により固定し、前記係合溝8は、前記
偏心カム6が、前記クランク軸4の回転駆動に伴って偏
心回転する際、該偏心カム6が、さらに前記偏心軸部4
1を中心にして各渦巻体21,31を接触させる方向に
揺動しようとするので、前記偏心カム6に設ける前記リ
ミットピン7がこの揺動に伴って移動しようとするO2
を中心とした該リミットピン7の軌跡に沿った円弧状の
溝に形成するのである。
【0027】そして、その係合溝8の長さは、前記偏心
カム6の偏心回転中、該偏心カム6が前記偏心軸部41
を中心に揺動する際、前記固定スクロール2の渦巻体2
1と、前記可動スクロール3の渦巻体31との隙間を最
小の所定隙間に維持する位置で、前記リミットピン7が
接触して前記偏心カム6の遠心力Fcによる回転方向x
への揺動の動きが規制されるように、一端側の前記係合
溝8の溝壁81を設定し、さらに、前記各渦巻体21,
31間に形成する圧縮室5の内圧が異常上昇した時に、
前記偏心カム6に作用する内圧による荷重が遠心力Fc
に打ち勝って、前記可動スクロール3の中心O1が前記
偏心軸部41の中心O2を中心に移動して前記固定スク
ロール2の中心Oに近づき、前記可動スクロール3の渦
巻体31を前記固定スクロール2の渦巻体21に対し離
反する方向に所定の逃げ揺動量、具体的には、前記固定
スクロール2の中心Oと可動スクロール3の中心O1
を結ぶ公転半径Rの範囲内で揺動できるように、前記リ
ミットピン7が所定の長さ移動できる逃げ空間83を確
保して、他端側の溝壁82を設定するのである。
【0028】斯くすることにより、実施例では、前記偏
心カム6の揺動により、前記各渦巻体21,31間の隙
間を制御して、定常運転時には、前記各渦巻体21,3
1間の隙間を最小に維持して運転して前記可動スクロー
ル3を安定した状態で公転駆動させ、かつ、各渦巻体2
1,31同士の接触が起こらないので、強い当たりや、
接触による擦れなどが原因で生じる運転音を低減するこ
とができながら、前記圧縮室5の内圧が異常上昇したと
き、前記係合溝8の逃げ空間83の逃げ量の範囲で各渦
巻体21,31の隙間を広げて高圧流体をこの隙間から
逃がすことにより、液圧縮等を回避できるようにしてい
る。
【0029】さらに、実施例では、前記クランク軸4を
回転駆動させるモータMを、極数変換可能に駆動させら
れるようにしており、該モータMの運転起動時におい
て、所定時間、液圧縮回避可能な低速回転となる極数で
運転するようにしている。
【0030】具体的には、前記モータMを2極と4極と
に極数変換可能に構成して、図8に示す運転制御装置G
により、前記モータMの運転起動時に、5秒間、4極で
運転するように、極数変換器Hを作動させ、この後、2
極に切り換えて運転するように成すのであって、定常運
転時は、2極運転によって、前記モータMを3600rp
mで回転させ、起動時においては4極運転により180
0rpmで5秒間、前記モータMを回転させるのである。
【0031】従って、運転停止時に、前記各渦巻体2
1,31により形成される圧縮室5内に液冷媒が浸入し
ていても、運転起動時には、前記モータMを定常運転時
よりも低速回転で液圧縮を回避できる所定の時間だけ運
転するようにしているから、低速回転により、一回転す
る間の各渦巻体21,31の間からの流体の漏れ時間を
長くすることができるので、起動トルクを小さくできな
がら、圧縮室内の液状流体を徐々に排出できながら、前
記圧縮室5内の圧力に応じて前記偏心カム6を、各渦巻
体21,31の隙間を広げる方向に揺動させることがで
きるので、起動時の液圧縮を良好に回避して、各渦巻体
21,31の損傷を防止できるし、前記モータMの回転
速度の変更を極数を切り換えるだけの簡単な構成として
いるので、容量制御を目的として用いるインバータ制御
により回転速度の変更を可能とした場合に比べても、コ
ストを軽減できるのである。
【0032】また、実施例では、前記係合溝8と前記リ
ミットピン7との間に、運転停止時に、前記固定スクロ
ール2の渦巻体21に対し、前記可動スクロール3の渦
巻体31を離反させるバネ力を有するバネ9を介在させ
ている。
【0033】具体的には、図5乃至図7に示すように、
前記係合溝8の回転方向前方側に位置する前記溝壁81
側端部に、該溝壁81に開口し、前記バネ9の一端側を
保持するバネ収容溝84を、前記接線方向ガス荷重Ft
の作用方向線に対し、所定角度αを有するように形成
し、該バネ収容溝84に、前記バネ9の一端を保持さ
せ、他端を前記係合溝8内に回転方向後方側に位置する
前記溝壁82に向けて突出させて、前記係合溝8内に前
記リミットピン7を内装したとき、該リミットピン7
を、運転停止時に、前記係合溝8における前記溝壁82
に押しつけ、運転起動により、前記リミットピン7を前
記溝壁81に接触するように成し、運転停止時に、前記
固定スクロール2の渦巻体21に対し、前記可動スクロ
ール3の渦巻体31を離反させるように前記偏心カム6
を揺動させるように成すのである。
【0034】つまり、前記バネ9のバネ力を、次式のよ
うに設定するのであって、前記バネ9のバネ定数をk、
バネ9の初期長さをX0、バネ9の運転停止時に縮んだ
ときの長さをX1、バネ9の運転起動後に縮んだ長さを
X2、接線方向ガス荷重Ftの作用方向線に対するバネ
9の軸方向線との間の角度をα、前記可動スクロール3
の重量をMos、前記偏心カム6の重量をMcam、前記可
動スクロール3の公転半径をR、前記可動スクロール3
中心O2が前記固定スクロール2中心Oに近づく移動に
よる公転半径方向の移動量をr、前記クランク軸4の角
速度をωとし、前記バネ9の運転停止時のバネ荷重Fb
【0035】
【数2】Fb=k(X0−X1)cosα とすると、前記バネ9は、
【0036】
【数3】Fb=k(X0−X1)cosα>(Mos+
Mcam) を満たすように、即ち、前記可動スクロール3の重量と
偏心カム6の重量とを足した重量を動かすことができる
バネ力を有すると共に、起動時の可動スクロール3の遠
心力Fcを、
【0037】
【数4】Fc=Mos・(R−r)・ω2 とすると、起動時には、前記リミットピン7を、遠心力
Fcがバネ力に打ち勝って回転方向xに移動させるよう
に、
【0038】
【数5】Fc−Fb>0 を満足するバネ力を有する前記バネ9を前記係合溝8内
に内装するのである。
【0039】しかも、定常運転状態にあるときは、
【0040】
【数6】Fc−Fr−Ft・tanθ−k(X0−X
2)cosα>0 を満足するようにバネ力を設定して、定常運転時におい
ては、前記偏心カム6を、各渦巻体21,31が近接す
る方向に作用させるように成すのである。
【0041】しかして実施例では、前記可動スクロール
3を、前記クランク軸4の回転駆動により、前記偏心カ
ム6を介して公転駆動させ、しかも、前記係合溝8に前
記リミットピン7を係合させて、該リミットピン7が前
記係合溝8内で、前記可動スクロール3の渦巻体31と
前記固定スクロール2の渦巻体21との間の渦巻隙間を
所定の範囲で変化可能と成すようにしたから、前記可動
スクロール3の渦巻体31と前記固定スクロール2の渦
巻体21との渦巻間隙間を制御できるし、しかも、前記
係合溝8と前記リミットピン7との間に、運転停止時
に、前記固定スクロール2の渦巻体21に対し、前記可
動スクロール3の渦巻体31を離反させるバネ力を有す
る前記バネ9を介在させたから、運転停止時に、前記圧
縮室5内に液冷媒が浸入していても、運転起動時には、
前記バネ9により前記リミットピン7を前記溝壁82に
接触させて、前記各渦巻体21,31間の隙間を、常に
所定の隙間に広げた状態で起動させられるから、前記可
動スクロール3が公転駆動しても、各渦巻体21,31
の隙間から液を逃がしながら運転することができるの
で、起動時の液圧縮を確実に回避することができるの
で、各渦巻体21,31の損傷を防止できるのである。
【0042】前記実施例では、前記偏心カム6に形成す
る前記リミットピン7を、前記バネ9により前記クラン
ク軸4に形成する前記係合溝8の回転方向後方側に位置
する前記溝壁82に押しつけるようにしたが、前記リミ
ットピン7を、前記バネ9により前記係合溝8の回転方
向後方側に位置する前記溝壁82に引き付けるようにし
てもよい。
【0043】また、前記実施例では、前記リミットピン
7を前記偏心カム6に固定し、前記係合溝8を前記クラ
ンク軸4に形成したが、前記リミットピン7を前記クラ
ンク軸4に固定し、前記偏心カム6に前記係合溝8を形
成するようにしてもよい。
【0044】さらに、前記実施例では、前記モータMを
極数変換するために、前記運転制御装置Gにおいて、そ
の制御を前記モータMの起動時に所定の時間、4極運転
を行うように設定したが、前記可動スクロール3及び固
定スクロール2の渦巻体21,31間に形成する圧縮室
5での液圧縮条件を検知する所定の液圧縮検知手段Jを
設けて、この液圧縮検知手段Jの検知により前記運転制
御装置Gを作動させて、前記モータMを、液圧縮回避可
能な低速回転となる極数で運転するように駆動させるよ
うにしてもよい。
【0045】前記液圧縮検知手段Jとしては、図8に示
すように、前記ケーシング1内部の底部油溜の液面を検
知する液面検知器J1、前記ケーシング1の胴体温度を
検知するケーシング胴体温度検知器J2、圧縮機を有す
る冷凍システムの蒸発器での温度又はその周辺温度を検
知する検知器J3、デフロスト運転開始及び終了を検知
する検知器J4等があげられる。
【0046】前記液面検知器J1は、前記ケーシング1
内部の底部油溜の液面高さを静電容量法、または、超音
波エコー法等を用いて検知するものであり、前記液面検
知器J1の検知により、前記運転制御装置Gにおいて前
記油溜の液面高さが所定の高さより高くなったときに、
前記モータMを低速回転となる極数に変換するように設
定するのである。
【0047】また、前記ケーシング1の胴体温度を検知
するケーシング胴体温度検知器J2は、前記ケーシング
1の胴体における前記油溜近く上方において胴体温度を
検知するように成すのであって、この胴体温度が所定の
温度より低いときに、前記モータMを低速回転となる極
数に変換するように前記運転制御装置Gを設定するので
ある。
【0048】さらに、冷凍システムの蒸発器での温度又
はその周辺温度を検知する検知器J3は、前記蒸発器の
出口側の配管温度を検知するか、また、前記蒸発器の出
口側における周辺の温度を検知するようにしており、こ
の蒸発器の温度検知器J3と前記ケーシング胴体温度検
知器J2との検知結果により、前記モータMを低速回転
となる極数に変換するように前記運転制御装置Gを設定
するのであって、前記蒸発器側の温度とケーシング側の
温度との温度差が所定の温度差より大きくなったとき
に、前記モータMを低速回転となる極数に変換するよう
に成すのである。
【0049】また、デフロスト運転開始及び終了を検知
する検知器J4は、冷凍システムを冷暖房可能な構造に
している場合、室外熱交換器の除霜運転(デフロスト運
転)を行うときに、前記圧縮機のケーシング1に液冷媒
が液バックする可能性があるので、この液バックによる
液圧縮を防止するための検知器J4であり、該検知器J
4は、デフロスト運転を制御する運転制御装置に接続
し、該運転制御装置でのデフロスト運転制御に基づいて
前記モータMの極数変換を行うようにするのである。
【0050】以上の液圧縮検知手段Jの検知結果による
前記モータMの運転制御は、前記各検知器を単独で使用
するようにしてもよいし、複数の検知器を組み合わせて
前記モータMの運転制御を行うようにしてもよい。
【0051】従って、前記液圧縮検知手段Jにより液圧
縮を検知して、前記運転制御装置Gにより前記モータM
を低速回転となる極数で運転するようにしたから、多量
の液冷媒があるときにのみ前記モータMを低速回転で運
転することができ、前記モータMを効率よく運転するこ
とができるのである。
【0052】また、通常運転時においても、極数を選択
できるようにすれば、負荷に応じて容量制御運転が可能
となる。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、運転停止
時に、前記各渦巻体21,31により形成される圧縮室
5内に液冷媒が浸入していても、運転起動時には、前記
モータMを定常運転時よりも低速回転で液圧縮を回避で
きる所定の時間だけ運転するようにしているから、低速
回転により、一回転する間の各渦巻体21,31の間か
らの流体の漏れ時間を長くすることができるので、起動
トルクを小さくできながら、圧縮室内の液状流体を徐々
に排出でき、しかも、前記偏心カム6を、前記圧縮室5
内の圧力に応じて各渦巻体21,31の隙間を広げる方
向に揺動させることができるので、起動時の液圧縮を良
好に回避して、各渦巻体21,31の損傷を防止できる
し、前記モータMの回転速度の変更を極数を切り換える
だけの簡単な構成としているので、容量制御を目的とし
て用いるインバータ制御により回転速度の変更を可能と
した場合に比べても、コストを軽減できるのである。
【0054】請求項2記載の発明によれば、運転停止時
に、前記圧縮室5内に液冷媒が浸入していても、運転起
動時には、前記バネ9により前記リミットピン7を、前
記各渦巻体21,31間の隙間が所定の隙間に広がった
状態になるように前記係合溝8内に位置させることがで
き、従って、前記各渦巻体21,31を常に所定の隙間
に広げた状態で起動させられるから、前記可動スクロー
ル3が公転駆動しても、各渦巻体21,31の隙間から
液を逃がしながら運転することができ、起動時の液圧縮
をより確実に回避することができるのである。
【0055】請求項3記載の発明によれば、前記液圧縮
検知手段Jにより液圧縮を検知して、前記運転制御装置
Gにより前記モータMを低速回転となる極数で運転する
ようにしたから、起動時のみならず、運転中に液冷媒を
吸い込んで液圧縮する場合でも、前記モータMを低速運
転させられ、液圧縮による問題を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクロール型流体機械における実施例
を示す圧縮機の部分断面図。
【図2】同実施例の駆動時における要部拡大縦断面図。
【図3】図2におけるI−I線横断面図。
【図4】図3のII−II線における要部縦断面図。
【図5】実施例の停止時における要部横断面図。
【図6】図5のIII−III線における要部縦断面図。
【図7】同実施例のクランク軸の端面を示す上面図。
【図8】モータの運転制御を示す説明図。
【図9】従来のスクロール型流体機械を示す部分縦断面
図。
【図10】従来のスクロール型流体機械の固定スクロー
ルと可動スクロールとの作用説明図。
【符号の説明】
2 固定スクロール 21 渦巻体 3 可動スクロール 31 渦巻体 33 軸受筒 4 クランク軸 41 偏心軸部 5 圧縮室 6 偏心カム 7 リミットピン 8 係合溝 9 バネ M モータ J 液圧縮検知手段 G 運転制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】渦巻体(21)(31)を有する固定スク
    ロール(2)と可動スクロール(3)とを備え、前記可
    動スクロール(3)の背面にクランク軸(4)の偏心軸
    部(41)を受け入れる軸受筒(33)を設け、該軸受
    筒(33)に前記偏心軸部(41)を回転自由に嵌合さ
    せるスクロール型流体機械において、前記クランク軸
    (4)の端部に、前記軸受筒(33)に嵌合される偏心
    カム(6)を配設して、該偏心カム(6)とクランク軸
    (4)との間に、前記クランク軸(4)の回転駆動に伴
    い前記偏心カム(6)を、前記可動スクロール(3)の
    渦巻体(31)と前記固定スクロール(2)の渦巻体
    (21)との渦巻間隙間を変化させる方向に揺動させな
    がら回転させる前記偏心軸部(41)を設ける一方、前
    記クランク軸(4)を回転駆動させるモータ(M)を極
    数変換可能となし、該モータ(M)を運転起動時におい
    て、所定時間、液圧縮回避可能な低速回転となる極数で
    運転することを特徴とするスクロール型流体機械。
  2. 【請求項2】クランク軸(4)と偏心カム(6)との一
    方に該偏心カム(6)の揺動を規制するリミットピン
    (7)を突設し、他方に前記リミットピン(7)が嵌合
    する係合溝(8)を形成すると共に、該係合溝(8)の
    大きさを、前記リミットピン(7)が前記係合溝(8)
    内で、前記可動スクロール(3)の渦巻体(31)と前
    記固定スクロール(2)の渦巻体(21)との間の渦巻
    隙間を所定の範囲で変化可能と成す大きさとして、前記
    係合溝(8)と前記リミットピン(7)との間に、運転
    停止時に、前記固定スクロール(2)の渦巻体(21)
    に対し、前記可動スクロール(3)の渦巻体(31)を
    離反させるばね力を有するバネ(9)を介在させている
    請求項1記載のスクロール型流体機械。
  3. 【請求項3】固定スクロール(2)及び可動スクロール
    (3)の渦巻体(21)(31)間に形成する圧縮室
    (5)での液圧縮条件を検知する液圧縮検知手段(J)
    と、該液圧縮検知手段(J)の検知によりモータ(M)
    を、液圧縮回避可能な低速回転となる極数で運転する運
    転制御装置(G)とを備えている請求項1記載のスクロ
    ール型流体機械。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6505034B1 (en) * 1999-12-20 2003-01-07 Nokia Ip Inc. Adaptive ARQ feedback bandwidth allocation
WO2005035989A1 (en) * 2003-10-15 2005-04-21 Atlas Copco Airpower N.V. Improved water-injected screw-type compressor
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