JPH08213720A - 配線基板 - Google Patents
配線基板Info
- Publication number
- JPH08213720A JPH08213720A JP7017591A JP1759195A JPH08213720A JP H08213720 A JPH08213720 A JP H08213720A JP 7017591 A JP7017591 A JP 7017591A JP 1759195 A JP1759195 A JP 1759195A JP H08213720 A JPH08213720 A JP H08213720A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring board
- grooves
- shaped grooves
- dividing
- divided
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/0097—Processing two or more printed circuits simultaneously, e.g. made from a common substrate, or temporarily stacked circuit boards
Landscapes
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 反りを防止することができ、しかも分割が
し易い配線基板を提供する。 【構成】 積層板からなる基板の表面と裏面に相対向し
てV字溝21,22が形成され、このV字溝21,22か
ら基板が分割可能となっている配線基板10において、
V字溝21,22間の内層部に且つ分割溝に沿って延び
た貫通孔23,24を設けたものである。
し易い配線基板を提供する。 【構成】 積層板からなる基板の表面と裏面に相対向し
てV字溝21,22が形成され、このV字溝21,22か
ら基板が分割可能となっている配線基板10において、
V字溝21,22間の内層部に且つ分割溝に沿って延び
た貫通孔23,24を設けたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、表面と裏面に分割溝
を設け、この分割溝から分割可能となっている配線基板
に関する。
を設け、この分割溝から分割可能となっている配線基板
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、積層した基板内に導体パター
ンを設けて配線等の高密度化を図った配線基板が知られ
ている。この積層した配線基板1は、図12に示すよう
に、表面1aと裏面1bとにV字溝4,5が形成され、図
示しない電子部品等を実装した後、V字溝4,5から分
割して各種の装置に組み込むようになっている。
ンを設けて配線等の高密度化を図った配線基板が知られ
ている。この積層した配線基板1は、図12に示すよう
に、表面1aと裏面1bとにV字溝4,5が形成され、図
示しない電子部品等を実装した後、V字溝4,5から分
割して各種の装置に組み込むようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな配線基板1にあっては、V字溝4,5の深さが浅く
V字溝4,5の厚さが厚いと、小さい力では配線基板1
をV字溝4,5から分割することができない。このた
め、大きい力を加えて分割するが、V字溝4,5の近辺
にランド等が印刷されていると、このランド等に大きな
張力が加わり、ランド等の箔が剥がれてしまう。このた
め、ランドに実装した電子部品がランドとともに基板1
から剥離してしまう問題がある。
うな配線基板1にあっては、V字溝4,5の深さが浅く
V字溝4,5の厚さが厚いと、小さい力では配線基板1
をV字溝4,5から分割することができない。このた
め、大きい力を加えて分割するが、V字溝4,5の近辺
にランド等が印刷されていると、このランド等に大きな
張力が加わり、ランド等の箔が剥がれてしまう。このた
め、ランドに実装した電子部品がランドとともに基板1
から剥離してしまう問題がある。
【0004】さらに、折り取る際にV字溝4,5近辺に
実装した電子部品に応力が加わると、電子部品に亀裂が
生じたり破損したりする問題がある。
実装した電子部品に応力が加わると、電子部品に亀裂が
生じたり破損したりする問題がある。
【0005】一方、配線基板1のV字溝4,5を深くし
てV字溝4,5間の厚さを薄くして小さな力で分割する
ことができるようにすると、半田処理工程(フロー,リ
フロー)での熱により配線基板1が実装電子部品の自重
でV字溝4,5から反りが生じ、搬送コンベアから落下
してしまう等の問題がある。
てV字溝4,5間の厚さを薄くして小さな力で分割する
ことができるようにすると、半田処理工程(フロー,リ
フロー)での熱により配線基板1が実装電子部品の自重
でV字溝4,5から反りが生じ、搬送コンベアから落下
してしまう等の問題がある。
【0006】また、V字溝4,5間を薄くして配線基板
1にスクリーン印刷を施すと、上記と同様に反が生じ、
この反りにより半田の印刷量のバラツキが大きくなり、
半田不足が生じて半田不足による導通不良が生じる問題
がある。
1にスクリーン印刷を施すと、上記と同様に反が生じ、
この反りにより半田の印刷量のバラツキが大きくなり、
半田不足が生じて半田不足による導通不良が生じる問題
がある。
【0007】さらに、V字溝4,5間の厚さが薄いと、
手差し作業による電子部品の実装時に不用意な外力が配
線基板1に加わった場合、配線基板1がV字溝4,5か
ら割れてしまう問題もある。
手差し作業による電子部品の実装時に不用意な外力が配
線基板1に加わった場合、配線基板1がV字溝4,5か
ら割れてしまう問題もある。
【0008】そこで、図13に示すように、V字溝4,
5の深さを浅くしてV字溝4,5間の厚さを厚くして配
線基板1を反りにくくするとともに、このV字溝4,5
内に貫通孔7を設けて配線基板1をV字溝4,5から分
割し易くしたものがある(実開平2−75765号公報
参照)。
5の深さを浅くしてV字溝4,5間の厚さを厚くして配
線基板1を反りにくくするとともに、このV字溝4,5
内に貫通孔7を設けて配線基板1をV字溝4,5から分
割し易くしたものがある(実開平2−75765号公報
参照)。
【0009】しかし、貫通孔7を設けているためV字溝
4,5方向(矢印方向)の残り代が少なくなっているの
で、配線基板1はV字溝4,5から反ってしまうという
問題があった。
4,5方向(矢印方向)の残り代が少なくなっているの
で、配線基板1はV字溝4,5から反ってしまうという
問題があった。
【0010】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、反りを防止することができ、しか
も分割がし易い配線基板を提供することにある。
もので、その目的は、反りを防止することができ、しか
も分割がし易い配線基板を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、積層板からなる基板の表面と裏面に相対
向して分割溝が形成され、この分割溝から基板が分割可
能となっている配線基板において、前記分割溝間の内層
部に且つ分割溝に沿って延びた空隙部を設けたことを特
徴とする。
達成するため、積層板からなる基板の表面と裏面に相対
向して分割溝が形成され、この分割溝から基板が分割可
能となっている配線基板において、前記分割溝間の内層
部に且つ分割溝に沿って延びた空隙部を設けたことを特
徴とする。
【0012】
【作用】この発明は、分割溝の間の内層部に且つ分割溝
に沿って延びた空隙部を設けたものであるから、分割溝
間の厚さが厚くなり、また、分割溝に沿った残り代を十
分に取ることができるので、配線基板は分割溝から反り
にくいものとなる。しかも、分割溝間に設けた空隙部に
より分割溝間の見かけの厚さは薄いので、分割溝からの
分割が容易なものとなる。
に沿って延びた空隙部を設けたものであるから、分割溝
間の厚さが厚くなり、また、分割溝に沿った残り代を十
分に取ることができるので、配線基板は分割溝から反り
にくいものとなる。しかも、分割溝間に設けた空隙部に
より分割溝間の見かけの厚さは薄いので、分割溝からの
分割が容易なものとなる。
【0013】
【実施例】以下、この発明に係る配線基板の実施例を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【0014】図1および図2において、10は配線基板
であり、この配線基板10は例えば7枚の積層板11〜
17から構成されている。各積層板11〜17は例えば
ガラスエポキシ樹脂からなる厚さ例えば0.3mmの平板
状の板であり、積層板13,15の両面には銅箔による
導体パターン11a,13a,15a,17aが形成されてお
り、配線等の高密度化が図られている。なお導体パター
ン11a,13a,15a,17aは後述するV字溝21,22
の位置には形成されていない。
であり、この配線基板10は例えば7枚の積層板11〜
17から構成されている。各積層板11〜17は例えば
ガラスエポキシ樹脂からなる厚さ例えば0.3mmの平板
状の板であり、積層板13,15の両面には銅箔による
導体パターン11a,13a,15a,17aが形成されてお
り、配線等の高密度化が図られている。なお導体パター
ン11a,13a,15a,17aは後述するV字溝21,22
の位置には形成されていない。
【0015】配線基板10の表面10aと裏面10bには
分割用のV字溝21,22が設けられている。また、V
字溝21,22間の内層部には、V字溝21,22に沿う
とともにV字溝21,22と同じ長さの貫通孔(空隙
部)23,24が設けられている。
分割用のV字溝21,22が設けられている。また、V
字溝21,22間の内層部には、V字溝21,22に沿う
とともにV字溝21,22と同じ長さの貫通孔(空隙
部)23,24が設けられている。
【0016】この貫通孔23,24は、図3に示すよう
に、積層板11〜17を積層して加圧プレスすることに
よって設けるものである。すなわち、積層板13,15
を二つに予め分割しておき、この分割した積層板13
A,13B,15A,15Bを互いに所定距離離間させて
積層板12,14に載置することにより貫通孔23,24
を設けた状態にする。そして、これら積層した積層板1
1〜17を加熱プレスすることにより一枚の配線板10
が作成されると同時に貫通孔23,24も設けられるこ
ととなる。
に、積層板11〜17を積層して加圧プレスすることに
よって設けるものである。すなわち、積層板13,15
を二つに予め分割しておき、この分割した積層板13
A,13B,15A,15Bを互いに所定距離離間させて
積層板12,14に載置することにより貫通孔23,24
を設けた状態にする。そして、これら積層した積層板1
1〜17を加熱プレスすることにより一枚の配線板10
が作成されると同時に貫通孔23,24も設けられるこ
ととなる。
【0017】V字溝21,22は、積層板11〜17を
加熱プレスした後に加工装置(図示せず)により設けるも
のである。
加熱プレスした後に加工装置(図示せず)により設けるも
のである。
【0018】そして、V字溝21,22を設けた配線基
板10は電子部品等を実装して半田付け等を行った後、
V字溝21,22から配線基板10A,10Bを図4に示
すように分割する。
板10は電子部品等を実装して半田付け等を行った後、
V字溝21,22から配線基板10A,10Bを図4に示
すように分割する。
【0019】ところで、配線基板10のV字溝21,2
2間の厚さは、貫通孔21,22の高さM分だけ厚くな
るが、V字溝21,22間の見かけの厚さは薄い。すな
わち、V字溝21,22間の見かけの厚さHはH=L−
2Mであり、貫通孔21,22の高さ2M分だけ薄くな
っているので配線基板10はV字溝21,22から分割
することが容易なものとなる。なお、Mは積層板13,
15の厚さでもある。
2間の厚さは、貫通孔21,22の高さM分だけ厚くな
るが、V字溝21,22間の見かけの厚さは薄い。すな
わち、V字溝21,22間の見かけの厚さHはH=L−
2Mであり、貫通孔21,22の高さ2M分だけ薄くな
っているので配線基板10はV字溝21,22から分割
することが容易なものとなる。なお、Mは積層板13,
15の厚さでもある。
【0020】すなわち、V字溝22から亀裂が入って縦
方向に順次進行し、この亀裂が貫通孔23に達すると、
貫通孔23の高さだけ見かけのV字溝21,22間の厚
さが薄くなる。つまり、厚さR1,R2,R1の配線基板を
順番に分割していくことに他ならないので、この分割の
際に配線基板10に働く弾性応力は小さなものとなる。
このため、V字溝21,22近辺に実装した電子部品(図
示せず)を損傷せずに配線基板10A,10Bを分割する
ことができることとなる。なお、R1はV字溝21,22
から貫通孔23,24までの距離、R2は積層板14の厚
さである。
方向に順次進行し、この亀裂が貫通孔23に達すると、
貫通孔23の高さだけ見かけのV字溝21,22間の厚
さが薄くなる。つまり、厚さR1,R2,R1の配線基板を
順番に分割していくことに他ならないので、この分割の
際に配線基板10に働く弾性応力は小さなものとなる。
このため、V字溝21,22近辺に実装した電子部品(図
示せず)を損傷せずに配線基板10A,10Bを分割する
ことができることとなる。なお、R1はV字溝21,22
から貫通孔23,24までの距離、R2は積層板14の厚
さである。
【0021】この分割の際に配線基板10に働く弾性応
力は小さなものとなるので、V字溝21,22近辺に応
力に弱い電子部品を配置することが可能となる。
力は小さなものとなるので、V字溝21,22近辺に応
力に弱い電子部品を配置することが可能となる。
【0022】また、貫通孔23,24は、V字溝21,2
2に沿うとともに同じ長さに設けられているので、配線
基板10A,10Bを分割する際に、配線基板10の内
層に剥離が起きることを防止でき、分割面の見栄えもよ
くなる。
2に沿うとともに同じ長さに設けられているので、配線
基板10A,10Bを分割する際に、配線基板10の内
層に剥離が起きることを防止でき、分割面の見栄えもよ
くなる。
【0023】一方、V字溝21,22間の厚さLが見か
けの厚さHより貫通孔21,22の分2Mだけ厚くなっ
ており、しかもV字溝21,22と同じ長さの残り代1
0Cがあるので、配線基板10はV字溝21,22から
反りにくいものとなる。
けの厚さHより貫通孔21,22の分2Mだけ厚くなっ
ており、しかもV字溝21,22と同じ長さの残り代1
0Cがあるので、配線基板10はV字溝21,22から
反りにくいものとなる。
【0024】したがって、半田処理工程(フロー,リフ
ロー)での熱により配線基板10が実装電子部品の自重
でV字溝21,22から反ってしまうことがなく、反り
によって配線基板10が搬送コンベアから落下してしま
うことがなくなる。
ロー)での熱により配線基板10が実装電子部品の自重
でV字溝21,22から反ってしまうことがなく、反り
によって配線基板10が搬送コンベアから落下してしま
うことがなくなる。
【0025】また、配線基板10にスクリーン印作を施
しても、反りが生じないことにより半田の印刷量のバラ
ツキを小さく抑えることができ、半田不足による導通不
良を未然に防止することができる。
しても、反りが生じないことにより半田の印刷量のバラ
ツキを小さく抑えることができ、半田不足による導通不
良を未然に防止することができる。
【0026】さらに、V字溝21,22間に貫通孔23,
24が設けられているので、手差し作業による電子部品
の実装時に不用意な外力が配線基板10に加わってV字
溝22に亀裂が生じても、この亀裂は貫通孔24によっ
て食い止められる状態となるので、配線基板10がV字
溝21,22から割れてしまうことが防止されることと
なる。
24が設けられているので、手差し作業による電子部品
の実装時に不用意な外力が配線基板10に加わってV字
溝22に亀裂が生じても、この亀裂は貫通孔24によっ
て食い止められる状態となるので、配線基板10がV字
溝21,22から割れてしまうことが防止されることと
なる。
【0027】上記実施例では、貫通孔23,24を2つ
設けているが1つでもよく、また、積層板の枚数が多い
場合には、3つ以上設けることも可能である。
設けているが1つでもよく、また、積層板の枚数が多い
場合には、3つ以上設けることも可能である。
【0028】図5および図6は他の実施例を示したもの
であり、この実施例では配線基板10のV字溝21,2
2間に閉塞した空隙部31,32を設けたものである。
この空隙部31,32は、図7に示すように、積層板1
3,15に開口31A,32Bを形成することにより設け
るものである。
であり、この実施例では配線基板10のV字溝21,2
2間に閉塞した空隙部31,32を設けたものである。
この空隙部31,32は、図7に示すように、積層板1
3,15に開口31A,32Bを形成することにより設け
るものである。
【0029】図8は1枚の配線基板40から8個の配線
基板41〜48を分割するものを示したものである。5
1〜53は縦方向に設けたV字溝であり、54〜56は
横方向に設けたV字溝である。各V字溝51〜56の位
置には、図5および図6に示すものと同様にして設けら
れた閉塞された空隙部60〜71が設けられている。
基板41〜48を分割するものを示したものである。5
1〜53は縦方向に設けたV字溝であり、54〜56は
横方向に設けたV字溝である。各V字溝51〜56の位
置には、図5および図6に示すものと同様にして設けら
れた閉塞された空隙部60〜71が設けられている。
【0030】上記実施例の貫通孔23,24および空隙
部31,32,60〜71の断面形状は4角形であるが、
図9〜図11に示すように、空隙部81,91,101の
断面形状を円形、ひし形、6角形等にしてもよい。この
ようにすることにより、V字溝21,22から配線基板
80,90,100の分割がさらに容易なものとなる。な
お、図10および図11においてV字溝21,22は省
略してある。
部31,32,60〜71の断面形状は4角形であるが、
図9〜図11に示すように、空隙部81,91,101の
断面形状を円形、ひし形、6角形等にしてもよい。この
ようにすることにより、V字溝21,22から配線基板
80,90,100の分割がさらに容易なものとなる。な
お、図10および図11においてV字溝21,22は省
略してある。
【0031】この場合、空隙部81は積層板80C,8
0D,80F,80Gに半円形状の溝81a,81bを設け
ることにより形成する。同様に、空隙部91も2枚の積
層板92,93に3角計状の溝91a,91bを設けること
により形成する。
0D,80F,80Gに半円形状の溝81a,81bを設け
ることにより形成する。同様に、空隙部91も2枚の積
層板92,93に3角計状の溝91a,91bを設けること
により形成する。
【0032】空隙部101は、積層板102,104に
3角計状の溝101a,101bを設け、積層板103を
2つに分割してこれら積層板102,103A,103
B,104を重ねて形成したものである。
3角計状の溝101a,101bを設け、積層板103を
2つに分割してこれら積層板102,103A,103
B,104を重ねて形成したものである。
【0033】
【効果】この発明によれば、積層板からなる基板の表面
と裏面に相対向して分割溝が形成され、この分割溝から
基板が分割可能となっている配線基板において、前記分
割溝間の内層部に且つ分割溝に沿って延びた空隙部を設
けたものであるから、分割溝間の厚さが厚くなり、ま
た、分割溝に沿った残り代を十分に取ることができるの
で、配線基板は分割溝から反りにくいものとなる。
と裏面に相対向して分割溝が形成され、この分割溝から
基板が分割可能となっている配線基板において、前記分
割溝間の内層部に且つ分割溝に沿って延びた空隙部を設
けたものであるから、分割溝間の厚さが厚くなり、ま
た、分割溝に沿った残り代を十分に取ることができるの
で、配線基板は分割溝から反りにくいものとなる。
【0034】また、分割溝間に設けた空隙部により分割
溝間の見かけの厚さは薄いので、分割溝からの分割が容
易なものとなる。
溝間の見かけの厚さは薄いので、分割溝からの分割が容
易なものとなる。
【0035】さらに、分割溝間に空隙部が設けられてい
るので、不用意な外力が配線基板に加わって分割溝に亀
裂が生じても、この亀裂は空隙部によって食い止められ
る状態となるので、配線基板が分割溝から割れてしまう
ことが防止される。
るので、不用意な外力が配線基板に加わって分割溝に亀
裂が生じても、この亀裂は空隙部によって食い止められ
る状態となるので、配線基板が分割溝から割れてしまう
ことが防止される。
【図1】この発明にかかる配線基板を示した斜視図であ
る。
る。
【図2】図1の配線基板の断面図である。
【図3】図1の配線基板の積層状態を示した斜視図であ
る。
る。
【図4】配線基板を分割した際の分割面を示した説明図
である。
である。
【図5】他の実施例の配線基板を示した斜視図である。
【図6】図5に示した配線基板の平面図である。
【図7】図5の配線基板の積層状態を示した斜視図であ
る。
る。
【図8】1枚の配線基板を複数個に分割する場合を示し
た説明図である。
た説明図である。
【図9】空隙部の断面形状を円形にした場合を示した説
明図である。
明図である。
【図10】空隙部の断面形状をひし形にした場合を示し
た説明図である。
た説明図である。
【図11】空隙部の断面形状を6角形にした場合を示し
た説明図である。
た説明図である。
【図12】従来の配線基板を示した斜視図である。
【図13】従来の他の配線基板を示した斜視図である。
10 配線基板 11〜17 積層板 21 V字溝(分割溝) 22 V字溝(分割溝) 23 貫通孔(空隙部) 24 貫通孔(空隙部)
Claims (3)
- 【請求項1】積層板からなる基板の表面と裏面に相対向
して分割溝が形成され、この分割溝から基板が分割可能
となっている配線基板において、 前記分割溝間の内層部に且つ分割溝に沿って延びた空隙
部を設けたことを特徴とする配線基板。 - 【請求項2】前記表面の分割溝と裏面の分割溝を結ぶ方
向に前記空隙部を複数配置したことを特徴とする請求項
1の配線基板。 - 【請求項3】前記空隙部は、基板の一端面から他端面に
貫通した貫通孔で形成されていることを特徴とする請求
項1の配線基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7017591A JPH08213720A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 配線基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7017591A JPH08213720A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 配線基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08213720A true JPH08213720A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=11948148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7017591A Pending JPH08213720A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 配線基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08213720A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007242939A (ja) * | 2006-03-09 | 2007-09-20 | Denso Corp | セラミック積層基板の製造方法 |
JP2008034584A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Kyocera Corp | 複数個取り配線基板、配線基板、電子装置 |
JP2008258195A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-23 | Kyocera Corp | 配線基板、流路形成配線基板、構造体、ならびに流路形成配線基板の製造方法 |
JP2010177320A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Kyocera Corp | 多数個取り配線基板 |
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1995
- 1995-02-06 JP JP7017591A patent/JPH08213720A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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