JPH08212890A - 高周波発振型近接スイッチ - Google Patents
高周波発振型近接スイッチInfo
- Publication number
- JPH08212890A JPH08212890A JP32215195A JP32215195A JPH08212890A JP H08212890 A JPH08212890 A JP H08212890A JP 32215195 A JP32215195 A JP 32215195A JP 32215195 A JP32215195 A JP 32215195A JP H08212890 A JPH08212890 A JP H08212890A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- core
- proximity switch
- high frequency
- type proximity
- Prior art date
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- Granted
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- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高周波発振型近接スイッチにおいて、検出ヘ
ッド部のコアとコイルとの隙間が生じないようにするこ
と。 【解決手段】 コア２はコイル４の検出面を除いて磁性
プラスチック材料によりコイル４を取り囲むようにす
る。そして図２のようにコイルとコアを一体に成形す
る。
ッド部のコアとコイルとの隙間が生じないようにするこ
と。 【解決手段】 コア２はコイル４の検出面を除いて磁性
プラスチック材料によりコイル４を取り囲むようにす
る。そして図２のようにコイルとコアを一体に成形す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は高周波発振型近接ス
イッチに関し、特にコアの構造に特徴を有する高周波発
振型近接スイッチに関するものである。
イッチに関し、特にコアの構造に特徴を有する高周波発
振型近接スイッチに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来高周波発振型近接スイッチ１は、図
３に示すように筒状のコイルケース２の前面に環状の溝
を有するフェライトコア３が設けられ、その溝内にコイ
ル４が取付けられる。そしてコイル４はケース内のプリ
ント基板５上に実装された電子回路部６と接続されてい
る。又コイルケース２内の空隙部にはエポキシ樹脂等の
充填樹脂７が充填され、コイルケース２は外周にネジ溝
を有するベース金具８に保持されて構成されている。
３に示すように筒状のコイルケース２の前面に環状の溝
を有するフェライトコア３が設けられ、その溝内にコイ
ル４が取付けられる。そしてコイル４はケース内のプリ
ント基板５上に実装された電子回路部６と接続されてい
る。又コイルケース２内の空隙部にはエポキシ樹脂等の
充填樹脂７が充填され、コイルケース２は外周にネジ溝
を有するベース金具８に保持されて構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかるにこのような従
来の高周波発振型近接スイッチでは、コイルケース２内
の前面に設けられるフェライトコア３はフェライト材を
コアとして成形する際圧縮し、焼き入れを行っている。
従ってフェライトコアの寸法精度が樹脂成形に比べて悪
くなる。又他の部品との一体成形ができないのでフェラ
イトコア自体を組み立てた後コイルとを組み合わせる必
要がある。従って図３に示すように検出コイルとコアと
の間に隙間が生じて磁束の広がりが悪くなり、近接スイ
ッチの感度が低下するという欠点があった。
来の高周波発振型近接スイッチでは、コイルケース２内
の前面に設けられるフェライトコア３はフェライト材を
コアとして成形する際圧縮し、焼き入れを行っている。
従ってフェライトコアの寸法精度が樹脂成形に比べて悪
くなる。又他の部品との一体成形ができないのでフェラ
イトコア自体を組み立てた後コイルとを組み合わせる必
要がある。従って図３に示すように検出コイルとコアと
の間に隙間が生じて磁束の広がりが悪くなり、近接スイ
ッチの感度が低下するという欠点があった。
【０００４】本発明はこのような従来の高周波発振型近
接スイッチの問題点に鑑みてなされたものであって、検
出ヘッド部のコアをコイルとの間隙が生じないようにす
ることを技術的課題とする。
接スイッチの問題点に鑑みてなされたものであって、検
出ヘッド部のコアをコイルとの間隙が生じないようにす
ることを技術的課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明はコア内に埋設さ
れたコイルを含む検出ヘッド部と、該コイルを含む発振
回路を有し発振状態の変化に基づいて物体の近接を検知
する電子回路部がプリント基板上に実装された高周波発
振型近接スイッチであって、コアは磁性プラスチックを
用いてあらかじめ形成されたコイルの検出面を除いてコ
イルを取り囲んで一体成形して構成したことを特徴とす
るものである。
れたコイルを含む検出ヘッド部と、該コイルを含む発振
回路を有し発振状態の変化に基づいて物体の近接を検知
する電子回路部がプリント基板上に実装された高周波発
振型近接スイッチであって、コアは磁性プラスチックを
用いてあらかじめ形成されたコイルの検出面を除いてコ
イルを取り囲んで一体成形して構成したことを特徴とす
るものである。
【０００６】このような特徴を有する本発明によれば、
近接スイッチのコアを磁性プラスチックで成形しコアと
一体成形してケースの前面に保持するようにしている。
このためコイルとコアの間の隙間が生じなくなる。
近接スイッチのコアを磁性プラスチックで成形しコアと
一体成形してケースの前面に保持するようにしている。
このためコイルとコアの間の隙間が生じなくなる。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１は本発明の一実施形態による
高周波発振型近接スイッチの検出ヘッド部を示す図であ
る。本発明ではコア３は磁性プラスチック材料で成形す
るものとする。そしてコア３はあらかじめ成形されたコ
イル４の検出面を除いて磁性プラスチック材料によりコ
イル４を取り囲むようにして図２に示すようにコイル及
びコアを一体に成形する。このときコイルの双方の端部
に接続した一対のピンを図２に示すようにコア３の後方
に突出させる。こうすればフェライトコアとコイルとの
隙間がなく検出ヘッド部として構成することができる。
そして図１に示すようにコイル４の両端をプリント基板
５上に実装された電子回路部に接続し、ベース金具８内
を充填樹脂７により被って近接スイッチとして構成す
る。こうすればコイルとコアとの隙間がなく近接スイッ
チを構成することができる。
高周波発振型近接スイッチの検出ヘッド部を示す図であ
る。本発明ではコア３は磁性プラスチック材料で成形す
るものとする。そしてコア３はあらかじめ成形されたコ
イル４の検出面を除いて磁性プラスチック材料によりコ
イル４を取り囲むようにして図２に示すようにコイル及
びコアを一体に成形する。このときコイルの双方の端部
に接続した一対のピンを図２に示すようにコア３の後方
に突出させる。こうすればフェライトコアとコイルとの
隙間がなく検出ヘッド部として構成することができる。
そして図１に示すようにコイル４の両端をプリント基板
５上に実装された電子回路部に接続し、ベース金具８内
を充填樹脂７により被って近接スイッチとして構成す
る。こうすればコイルとコアとの隙間がなく近接スイッ
チを構成することができる。
【０００８】
【発明の効果】そのため本発明によれば、コアの寸法精
度が向上するだけでなく検出コイルと一体成形すること
により検出コイルとコアとの位置が固定され、コイルと
コアとの間の隙間をなくすることができる。又磁束の広
がり等の特性を向上させることができるという効果も得
られる。
度が向上するだけでなく検出コイルと一体成形すること
により検出コイルとコアとの位置が固定され、コイルと
コアとの間の隙間をなくすることができる。又磁束の広
がり等の特性を向上させることができるという効果も得
られる。
【図１】本発明の一実施形態による近接スイッチを示す
断面図である。
断面図である。
【図２】本実施形態のコイルとコアを一体成形した状態
を示す図である。
を示す図である。
【図３】従来の高周波発振型近接スイッチを示す断面図
である。
である。
１ 近接スイッチ ２ コイルケース ３ フェライトコア ４ コイル ５ プリント基板 ６ 電子回路部 ７ 充填樹脂 ８ ベース金具
Claims (2)
- 【請求項１】 コア内に埋設されたコイルを含む検出ヘ
ッド部と、該コイルを含む発振回路を有し発振状態の変
化に基づいて物体の近接を検知する電子回路部がプリン
ト基板上に実装された高周波発振型近接スイッチにおい
て、 前記コアはあらかじめ形成された前記コイルの検出面を
除き前記コイルを取り囲んで磁性プラスチックを用いて
一体成形して構成したことを特徴とする高周波発振型近
接スイッチ。 - 【請求項２】 前記コアは、前記コイルの検出面の背後
に前記コイルの両端部を接続したピンを同時に一体成形
したものであることを特徴とする請求項１記載の高周波
発振型近接スイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7322151A JP2636818B2 (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | 高周波発振型近接スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7322151A JP2636818B2 (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | 高周波発振型近接スイッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08212890A true JPH08212890A (ja) | 1996-08-20 |
| JP2636818B2 JP2636818B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=18140510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7322151A Expired - Fee Related JP2636818B2 (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | 高周波発振型近接スイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2636818B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59194534A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-05 | Omron Tateisi Electronics Co | 近接スイッチ |
| JPS642339U (ja) * | 1987-06-24 | 1989-01-09 |
-
1995
- 1995-11-15 JP JP7322151A patent/JP2636818B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59194534A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-05 | Omron Tateisi Electronics Co | 近接スイッチ |
| JPS642339U (ja) * | 1987-06-24 | 1989-01-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2636818B2 (ja) | 1997-07-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |