JPH08212849A - 導線位置シフト機構 - Google Patents
導線位置シフト機構Info
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- JPH08212849A JPH08212849A JP7293757A JP29375795A JPH08212849A JP H08212849 A JPH08212849 A JP H08212849A JP 7293757 A JP7293757 A JP 7293757A JP 29375795 A JP29375795 A JP 29375795A JP H08212849 A JPH08212849 A JP H08212849A
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 簡単な構成で、複数の導線で構成するハーネ
スのコネクタとの接続関係の変更を可能とする。 【解決手段】 導線ガイド装置18,20が選択された
少なくとも一つの導線を予め選択された第一のコネクタ
に対する接続位置と第二のコネクタの第一のコネクタの
接続位置に対応しない接続位置間に接続される配線用ハ
ーネスを製造する。可動導線ガイド部材を第一の配設位
置と第二の配設位置間においてシフトさせ可動導線ガイ
ド部材に導入された導線を第一のコネクタの接続位置と
第二のコネクタの第一のコネクタの接続位置とは非対応
の接続位置に接続する。
スのコネクタとの接続関係の変更を可能とする。 【解決手段】 導線ガイド装置18,20が選択された
少なくとも一つの導線を予め選択された第一のコネクタ
に対する接続位置と第二のコネクタの第一のコネクタの
接続位置に対応しない接続位置間に接続される配線用ハ
ーネスを製造する。可動導線ガイド部材を第一の配設位
置と第二の配設位置間においてシフトさせ可動導線ガイ
ド部材に導入された導線を第一のコネクタの接続位置と
第二のコネクタの第一のコネクタの接続位置とは非対応
の接続位置に接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、導線、配線用ハ
ーネス等の電気コネクタの組み付け技術に関するもので
ある。特に、本発明は、配線用ハーネスの製造工程にお
ける対向するコネクタ間の位置にて選択された導線をシ
フトする装置に関するものである。
ーネス等の電気コネクタの組み付け技術に関するもので
ある。特に、本発明は、配線用ハーネスの製造工程にお
ける対向するコネクタ間の位置にて選択された導線をシ
フトする装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】配線用ハーネスは、導線の両端に第一及
び第二のコネクタを装着することによって、一ないし複
数の導線の終端処理を行うことによって製造される。一
般に、配線用ハーネスにおいて、導線は相互にほぼ平行
に延びており、第一の導線は、第一のコネクタの第一の
接続位置と第二のコネクタの第一の接続位置間に延び、
第二の導線は、第一のコネクタの第二の接続位置と第二
のコネクタの第二の接続位置間に延び、同様に、すべて
の導線は、第一及び第二のコネクタのそれぞれ対応する
接続位置に接続される。
び第二のコネクタを装着することによって、一ないし複
数の導線の終端処理を行うことによって製造される。一
般に、配線用ハーネスにおいて、導線は相互にほぼ平行
に延びており、第一の導線は、第一のコネクタの第一の
接続位置と第二のコネクタの第一の接続位置間に延び、
第二の導線は、第一のコネクタの第二の接続位置と第二
のコネクタの第二の接続位置間に延び、同様に、すべて
の導線は、第一及び第二のコネクタのそれぞれ対応する
接続位置に接続される。
【0003】時として、いくつかの導線をハーネス内で
シフトして、両端の第一及び第二のコネクタ間において
接続位置を変更することが必要となる。こうした用途に
おいて、例えば、ハーネスの第一の導線は、第一のコネ
クタの第一の接続位置と第二のコネクタの第一の接続位
置に接続されるが、第二の導線は第一のコネクタの第二
の接続位置と第二のコネクタの第三の接続位置に接続さ
れ、第三の導線は第一のコネクタの第三の接続位置と第
二のコネクタの第四の接続位置に接続される。このタイ
プの配線用ハーネスは、配線用ハーネスの選択された導
線は、第一及び第二のコネクタ間で側方にシフトされ、
一つのコネクタの接続位置が、コネクタの初期の接続位
置より一つずれた接続位置に接続される。
シフトして、両端の第一及び第二のコネクタ間において
接続位置を変更することが必要となる。こうした用途に
おいて、例えば、ハーネスの第一の導線は、第一のコネ
クタの第一の接続位置と第二のコネクタの第一の接続位
置に接続されるが、第二の導線は第一のコネクタの第二
の接続位置と第二のコネクタの第三の接続位置に接続さ
れ、第三の導線は第一のコネクタの第三の接続位置と第
二のコネクタの第四の接続位置に接続される。このタイ
プの配線用ハーネスは、配線用ハーネスの選択された導
線は、第一及び第二のコネクタ間で側方にシフトされ、
一つのコネクタの接続位置が、コネクタの初期の接続位
置より一つずれた接続位置に接続される。
【0004】いくつかの従来技術による公知の配線用ハ
ーネス組立装置は、一ないし複数の導線はコネクタに対
してまたは第一及び第二のコネクタ間において変位して
いる。これらの装置は、設計が複雑になっている。いく
つかの配線用ハーネスは、例えば、1985年1月15
日付け発行のアメリカ特許第4,0493,147号に
開示されているように、第二のコネクタの接続位置につ
ながる導線通路をブロックするように上下方向に往復運
動するブレード部材を有している。この装置は、複雑
で、配線用ハーネス内において複数の導線を同時にシフ
トするのには対応していない。
ーネス組立装置は、一ないし複数の導線はコネクタに対
してまたは第一及び第二のコネクタ間において変位して
いる。これらの装置は、設計が複雑になっている。いく
つかの配線用ハーネスは、例えば、1985年1月15
日付け発行のアメリカ特許第4,0493,147号に
開示されているように、第二のコネクタの接続位置につ
ながる導線通路をブロックするように上下方向に往復運
動するブレード部材を有している。この装置は、複雑
で、配線用ハーネス内において複数の導線を同時にシフ
トするのには対応していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、複数の導線
の内の一ないし複数の導線を同時にシフトさせることが
でき、配線用ハーネスの複数の導線の選択された導線を
横方向に変位させ、両端のコネクタ間において導線の接
続位置を変更することができる簡単な構成の方法及び装
置に関するものである。
の内の一ないし複数の導線を同時にシフトさせることが
でき、配線用ハーネスの複数の導線の選択された導線を
横方向に変位させ、両端のコネクタ間において導線の接
続位置を変更することができる簡単な構成の方法及び装
置に関するものである。
【0006】そこで、本発明の目的は、配線用ハーネス
の組立中に複数の番号毎に対応した導線ガイドに複数の
導線を収容した複数の導線ガイドを変位させ、いくつか
の配線ガイドは装置内の移動が制限され、他の導線ガイ
ドが装置内で変位し、可動導線ガイドに挿入された導線
を相互に横方向に選択的にシフトすることができる導線
のシフト装置を提供することにある。
の組立中に複数の番号毎に対応した導線ガイドに複数の
導線を収容した複数の導線ガイドを変位させ、いくつか
の配線ガイドは装置内の移動が制限され、他の導線ガイ
ドが装置内で変位し、可動導線ガイドに挿入された導線
を相互に横方向に選択的にシフトすることができる導線
のシフト装置を提供することにある。
【0007】本発明のもう一つの目的は、複数の導線を
導線通路に設けた複数の導線ガイドに供給して配線用ハ
ーネスのコネクタに導き、選択された導線ガイドをシフ
トさせる導線シフト装置を設け、導線ガイドを所定の第
一のパターンで導線シフト装置の入口に整列させ、選択
された導線ガイドを、終端処理された時に配線用ハーネ
スの選択された導線が異なる横方向位置において第二の
コネクタに接続されるように横方向に変位させることに
よって所定の第二のパターンによってシフトさせる配線
用ハーネスの製造方法を提供することにある。
導線通路に設けた複数の導線ガイドに供給して配線用ハ
ーネスのコネクタに導き、選択された導線ガイドをシフ
トさせる導線シフト装置を設け、導線ガイドを所定の第
一のパターンで導線シフト装置の入口に整列させ、選択
された導線ガイドを、終端処理された時に配線用ハーネ
スの選択された導線が異なる横方向位置において第二の
コネクタに接続されるように横方向に変位させることに
よって所定の第二のパターンによってシフトさせる配線
用ハーネスの製造方法を提供することにある。
【0008】本発明のさらにもう一つの目的は、ハーネ
スが二つの対向するコネクタ間で並列に延びる複数の導
線を有しており、選択された導線がハーネスの残りの導
線に対して横方向にシフトされており、これによって選
択された導線が一方のコネクタのある接続位置から他方
のコネクタの横方向にオフセットした他の接続位置に延
びており、配線用ハーネスの製造装置が、複数の導線ガ
イドを載置した導線ガイド基板を有しており、各導線ガ
イドが基板に係合するベース部を備えた細長いチャネル
を有しており、可動導線ガイドは、各可動導線ガイド
は、その回動中心となる点を基板上に規定するピボット
部材を有しており、可動導線ガイドがさらに装置内にお
いて往復運動するラックに係合しており、装置内のラッ
クに移動により可動ガイドを横方向にシフトするように
構成して配線用ハーネスの導線の終端処理中に、複数の
導線の内の選択された導線をシフトする装置を提供する
ことにある。
スが二つの対向するコネクタ間で並列に延びる複数の導
線を有しており、選択された導線がハーネスの残りの導
線に対して横方向にシフトされており、これによって選
択された導線が一方のコネクタのある接続位置から他方
のコネクタの横方向にオフセットした他の接続位置に延
びており、配線用ハーネスの製造装置が、複数の導線ガ
イドを載置した導線ガイド基板を有しており、各導線ガ
イドが基板に係合するベース部を備えた細長いチャネル
を有しており、可動導線ガイドは、各可動導線ガイド
は、その回動中心となる点を基板上に規定するピボット
部材を有しており、可動導線ガイドがさらに装置内にお
いて往復運動するラックに係合しており、装置内のラッ
クに移動により可動ガイドを横方向にシフトするように
構成して配線用ハーネスの導線の終端処理中に、複数の
導線の内の選択された導線をシフトする装置を提供する
ことにある。
【0009】本発明のさらにもう一つの目的は、複数の
導線をもつれさせずに保持するフレームを有し、該フレ
ームが所定の点を中心にフレーム上で横方向にシフト可
能に配設された複数の細長い導線ガイドを有し、導線ガ
イドのシフトにより導線の両端に装着されたコネクタの
回路位置をシフトさせる導線シフト装置であって、該装
置が予め選択されたパターンで配置された複数の導線ガ
イドを配置した平坦な支持面を有し、いくつかの導線ガ
イドが、支持面に回動可能に載置され、他の導線ガイド
が支持面に固定して載置されており、固定導線ガイド及
び回動可能な導線ガイドの双方が離脱可能に支持面に搭
載されており、導線ガイドを選択された導線のシフトパ
ターンに応じて容易に再配置可能である導線の供給過程
において選択された導線を横方向にシフトする装置を提
供することにある。
導線をもつれさせずに保持するフレームを有し、該フレ
ームが所定の点を中心にフレーム上で横方向にシフト可
能に配設された複数の細長い導線ガイドを有し、導線ガ
イドのシフトにより導線の両端に装着されたコネクタの
回路位置をシフトさせる導線シフト装置であって、該装
置が予め選択されたパターンで配置された複数の導線ガ
イドを配置した平坦な支持面を有し、いくつかの導線ガ
イドが、支持面に回動可能に載置され、他の導線ガイド
が支持面に固定して載置されており、固定導線ガイド及
び回動可能な導線ガイドの双方が離脱可能に支持面に搭
載されており、導線ガイドを選択された導線のシフトパ
ターンに応じて容易に再配置可能である導線の供給過程
において選択された導線を横方向にシフトする装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の構成によ
れば、各配線用ハーネスが両端の第一及び第二のコネク
タ間に延びる複数の導線を有し、前記第一及び第二のコ
ネクタのそれぞれ対応した導線収容孔が整列して配置さ
れ、導線ガイド装置が選択された少なくとも一つの導線
を予め選択された第一のコネクタに対する接続位置と第
二のコネクタの第一のコネクタの接続位置に対応しない
接続位置間に接続される配線用ハーネスを製造する配線
用ハーネスの製造装置とともに用いられる導線シフト装
置であって、支持基板と、前記支持基板上に配置され、
それぞれが、導線を長手方向に収容するための両端に導
線入口と導線出口を備えた細長い導線ガイド部を有する
固定導線ガイド部材と可動導線ガイド部材で構成され前
記固定導線ガイド部材は、前記基板に固定取付されると
ともに、前記支持基板上において、それぞれの導線ガイ
ド部をほぼ平行に配置されており、前記可動導線ガイド
部材は、基板に回動可能に取り付けられ、前記固定導線
ガイド部材とほぼ平行に配置される第一の配設位置と、
前記固定導線ガイド部材に対して非平行状態で配置され
る第二の配設位置間で回動するように構成された複数の
導線ガイド部材と、前記可動導線ガイド部材を前記第一
の配設位置と第二の配設位置間においてシフトさせる可
動導線ガイド部材シフト手段とにより構成され、前記可
動導線ガイド部材に導入された導線を第一のコネクタの
接続位置と第二のコネクタの前記第一のコネクタの接続
位置とは非対応の接続位置に接続するようにしたことを
特徴とする導線シフト装置が提供される。
れば、各配線用ハーネスが両端の第一及び第二のコネク
タ間に延びる複数の導線を有し、前記第一及び第二のコ
ネクタのそれぞれ対応した導線収容孔が整列して配置さ
れ、導線ガイド装置が選択された少なくとも一つの導線
を予め選択された第一のコネクタに対する接続位置と第
二のコネクタの第一のコネクタの接続位置に対応しない
接続位置間に接続される配線用ハーネスを製造する配線
用ハーネスの製造装置とともに用いられる導線シフト装
置であって、支持基板と、前記支持基板上に配置され、
それぞれが、導線を長手方向に収容するための両端に導
線入口と導線出口を備えた細長い導線ガイド部を有する
固定導線ガイド部材と可動導線ガイド部材で構成され前
記固定導線ガイド部材は、前記基板に固定取付されると
ともに、前記支持基板上において、それぞれの導線ガイ
ド部をほぼ平行に配置されており、前記可動導線ガイド
部材は、基板に回動可能に取り付けられ、前記固定導線
ガイド部材とほぼ平行に配置される第一の配設位置と、
前記固定導線ガイド部材に対して非平行状態で配置され
る第二の配設位置間で回動するように構成された複数の
導線ガイド部材と、前記可動導線ガイド部材を前記第一
の配設位置と第二の配設位置間においてシフトさせる可
動導線ガイド部材シフト手段とにより構成され、前記可
動導線ガイド部材に導入された導線を第一のコネクタの
接続位置と第二のコネクタの前記第一のコネクタの接続
位置とは非対応の接続位置に接続するようにしたことを
特徴とする導線シフト装置が提供される。
【0011】なお、各固定導線ガイド部材は、相互に長
手方向軸線の方向に離間して配置された二つの係合部材
を有し、前記係合部材は、前記支持基板の対応する開口
に収容するように構成することができる。また、各可動
導線ガイド部材は、その長手方向軸線にそって離間した
二つの係合部材を有し、二つの係合部材の一方は基板の
開口に回動可能に収容され、他方の係合部材は前記可動
導線ガイドシフト手段に係合するように構成することも
可能である。
手方向軸線の方向に離間して配置された二つの係合部材
を有し、前記係合部材は、前記支持基板の対応する開口
に収容するように構成することができる。また、各可動
導線ガイド部材は、その長手方向軸線にそって離間した
二つの係合部材を有し、二つの係合部材の一方は基板の
開口に回動可能に収容され、他方の係合部材は前記可動
導線ガイドシフト手段に係合するように構成することも
可能である。
【0012】さらに、前記支持基板は、一対の直立した
側壁を有しており、前記可動導線ガイド部材シフト手段
は、前記支持基板の側壁間に延びる、前記導線ガイド部
材の導線ガイド部の交差する通路にそって往復するアク
チュエータを有し、前記アクチュエータは前記可動導線
ガイド部材の一部に係合して可動部材を前記第一及び第
二の配設位置間でシフトする手段を有する構成とするこ
ともできる。この場合、前記アクチュエータは、細長い
ラックで構成され、該ラックは、複数の可動導線ガイド
部材係合面を有する構成としてもよい。また、各可動導
線ガイド部材は、係合ポストを有し、この係合ポスト
は、突出して前記ラックの可動導線ガイド部材係合面に
当接するように構成することも可能である。
側壁を有しており、前記可動導線ガイド部材シフト手段
は、前記支持基板の側壁間に延びる、前記導線ガイド部
材の導線ガイド部の交差する通路にそって往復するアク
チュエータを有し、前記アクチュエータは前記可動導線
ガイド部材の一部に係合して可動部材を前記第一及び第
二の配設位置間でシフトする手段を有する構成とするこ
ともできる。この場合、前記アクチュエータは、細長い
ラックで構成され、該ラックは、複数の可動導線ガイド
部材係合面を有する構成としてもよい。また、各可動導
線ガイド部材は、係合ポストを有し、この係合ポスト
は、突出して前記ラックの可動導線ガイド部材係合面に
当接するように構成することも可能である。
【0013】またさらに、前記支持基板は、横断方向ス
ロットを有しており、前記可動導線ガイド部材シフト手
段は、前記スロットを介して前記可動導線ガイド部材に
係合する手段を有する構成とすることもできる。また、
前記基板は、支持基板の側壁間に延びるスロットを有
し、前記可動導線ガイド部材シフト手段は、前記スロッ
ト中に摺動可能に配置された細長いラックを有してお
り、前記ラックは、中間のランドにより分離された複数
の溝を有しており、可動導線ガイド部材の数に対応して
係合キャビティを規定し、該係合キャビティは、前記可
動導線ガイド部材の対応する係合ポストを収容するよう
に構成することも可能である。この場合、好ましくは前
記第一の配設位置と第二の配設位置間で、可動導線ガイ
ド部材をシフトする空気圧装置を有する構成とする。
ロットを有しており、前記可動導線ガイド部材シフト手
段は、前記スロットを介して前記可動導線ガイド部材に
係合する手段を有する構成とすることもできる。また、
前記基板は、支持基板の側壁間に延びるスロットを有
し、前記可動導線ガイド部材シフト手段は、前記スロッ
ト中に摺動可能に配置された細長いラックを有してお
り、前記ラックは、中間のランドにより分離された複数
の溝を有しており、可動導線ガイド部材の数に対応して
係合キャビティを規定し、該係合キャビティは、前記可
動導線ガイド部材の対応する係合ポストを収容するよう
に構成することも可能である。この場合、好ましくは前
記第一の配設位置と第二の配設位置間で、可動導線ガイ
ド部材をシフトする空気圧装置を有する構成とする。
【0014】また、前記可動導線ガイドシフト手段は、
摺動キャリッジを有し、該摺動キャリッジは、支持基板
のスロット内で選択的に移動し、前記支持基板のスロッ
トは、前記可動導線ガイド部材に向かって開口し、前記
キャリッジは、前記可動導線ガイド部材の脚部に係合す
る複数の開口を有する構成とすることもできる。
摺動キャリッジを有し、該摺動キャリッジは、支持基板
のスロット内で選択的に移動し、前記支持基板のスロッ
トは、前記可動導線ガイド部材に向かって開口し、前記
キャリッジは、前記可動導線ガイド部材の脚部に係合す
る複数の開口を有する構成とすることもできる。
【0015】なお、少なくとも一つの細長い導線ガイド
部がチャネル形状とすることができる。また、前記導線
ガイド部材は、支持基板上に離脱可能に搭載することも
可能である。
部がチャネル形状とすることができる。また、前記導線
ガイド部材は、支持基板上に離脱可能に搭載することも
可能である。
【0016】本発明の第二の構成によれば、入口及び出
口を備え、第一及び第二の導線ガイド部材を有し、前記
第一の導線ガイド部材がシフト機構に固定取り付けされ
てシフト機構と前記出口間に固定通路を規定し、前記第
二の導線ガイド部材が前記シフト機構に移動可能に取り
付けられ、前記シフト機構と前記出口間で、第一及び第
二の動作位置に変位可能である導線シフト機構を設け、
複数の導線収容孔を備え、前記導線収容孔を、前記第一
及び第二の導線ガイド部材に、前記第一及び第二の導線
ガイド部材が第一の動作位置にある時にこれと整列させ
るように整列させるコネクタ本体を備えた第一のコネク
タを設け、複数の導線を、各個の導線を前記第一及び第
二の導線ガイド部材に導入するように供給し、前記導線
を前記第一のコネクタの導線収容孔に接続し、前記第二
の導線ガイド部材を、前記第二の導線ガイド部材が前記
第一のコネクタに対して整列するように第二の動作位置
にシフトさせ、複数の導線を第一のコネクタの導線収容
孔に進入するように送り、第二の導線ガイド部材を第一
の動作位置に復帰させ、複数の導線を第一のコネクタの
導線収容孔に進入するように送り、前記導線を前記第二
のコネクタの導線収容孔に接続するように構成したこと
を特徴とする配線用ハーネスの組立方法が提供される。
口を備え、第一及び第二の導線ガイド部材を有し、前記
第一の導線ガイド部材がシフト機構に固定取り付けされ
てシフト機構と前記出口間に固定通路を規定し、前記第
二の導線ガイド部材が前記シフト機構に移動可能に取り
付けられ、前記シフト機構と前記出口間で、第一及び第
二の動作位置に変位可能である導線シフト機構を設け、
複数の導線収容孔を備え、前記導線収容孔を、前記第一
及び第二の導線ガイド部材に、前記第一及び第二の導線
ガイド部材が第一の動作位置にある時にこれと整列させ
るように整列させるコネクタ本体を備えた第一のコネク
タを設け、複数の導線を、各個の導線を前記第一及び第
二の導線ガイド部材に導入するように供給し、前記導線
を前記第一のコネクタの導線収容孔に接続し、前記第二
の導線ガイド部材を、前記第二の導線ガイド部材が前記
第一のコネクタに対して整列するように第二の動作位置
にシフトさせ、複数の導線を第一のコネクタの導線収容
孔に進入するように送り、第二の導線ガイド部材を第一
の動作位置に復帰させ、複数の導線を第一のコネクタの
導線収容孔に進入するように送り、前記導線を前記第二
のコネクタの導線収容孔に接続するように構成したこと
を特徴とする配線用ハーネスの組立方法が提供される。
【0017】
【発明を実施するための形態】図1A及び図2は、全体
を参照符号10で示す、本発明の原理に従って構成され
た導線シフト装置を示している。導線シフト装置10
は、フレーム又は基板12を有しており、この基板12
は、二つのほぼ平行な側壁15,16の間に配置された
ほぼ平坦な導線ガイド支持面14を有している。基板1
2は、複数の導線ガイド18,20を支持している。図
2に示すように、各導線ガイド18,20は細長いチャ
ネル22を有しており、このチャネル22により装置の
動作中に、その長手方向に沿って導線を収容する。チャ
ネル22は、二つの側壁24a,24b及びベース部2
6により規定されている。側壁24a,24bには、装
置(又は導線ガイド18,20)に導入される導線が端
縁28に引っかかりを防止するために、丸められた開口
端縁28を有している(図2)。導線ガイドのベース部
26は、フレームの導線ガイド支持面14に載置されて
いる。固定導線ガイド18は、導線ガイド支持面14上
の所定位置に保持され、一方回動可能な可動導線ガイド
20は、シフト動作中に横方向に移動する。
を参照符号10で示す、本発明の原理に従って構成され
た導線シフト装置を示している。導線シフト装置10
は、フレーム又は基板12を有しており、この基板12
は、二つのほぼ平行な側壁15,16の間に配置された
ほぼ平坦な導線ガイド支持面14を有している。基板1
2は、複数の導線ガイド18,20を支持している。図
2に示すように、各導線ガイド18,20は細長いチャ
ネル22を有しており、このチャネル22により装置の
動作中に、その長手方向に沿って導線を収容する。チャ
ネル22は、二つの側壁24a,24b及びベース部2
6により規定されている。側壁24a,24bには、装
置(又は導線ガイド18,20)に導入される導線が端
縁28に引っかかりを防止するために、丸められた開口
端縁28を有している(図2)。導線ガイドのベース部
26は、フレームの導線ガイド支持面14に載置されて
いる。固定導線ガイド18は、導線ガイド支持面14上
の所定位置に保持され、一方回動可能な可動導線ガイド
20は、シフト動作中に横方向に移動する。
【0018】導線ガイド18,20は、それぞれ導線シ
フト装置10の入口近傍の共通ラインにそって装置の基
板12に係合している。各導線ガイド18,20には、
好ましくは、入口側端部30において下向きに延びる円
筒状ポスト34等の第一の係合手段が設けられている。
各円筒状ポスト34は、基板12の導線ガイド支持面1
4内に形成された対応する開口36に収容される。以下
の説明より明らかなように、円筒状ポスト34とこれら
に対応する開口36は、導線ガイド支持面14上におい
て可動導線ガイド20が、一つの導線を左方向又は右方
向へシフトさせるために、可動導線ガイド20が回動す
る際の回動軸を規定する。
フト装置10の入口近傍の共通ラインにそって装置の基
板12に係合している。各導線ガイド18,20には、
好ましくは、入口側端部30において下向きに延びる円
筒状ポスト34等の第一の係合手段が設けられている。
各円筒状ポスト34は、基板12の導線ガイド支持面1
4内に形成された対応する開口36に収容される。以下
の説明より明らかなように、円筒状ポスト34とこれら
に対応する開口36は、導線ガイド支持面14上におい
て可動導線ガイド20が、一つの導線を左方向又は右方
向へシフトさせるために、可動導線ガイド20が回動す
る際の回動軸を規定する。
【0019】各導線ガイド18,20は、好ましくは、
第二のポスト38,40で示すように他の基板係合手段
を有している。第二のポスト38は、固定導線ガイド1
8に連関され、一方第二のポスト40は、可動導線ガイ
ド20に関連づけられている。これらの第二のポスト3
8,40は、円筒状ポスト34から長手方向に離間して
おり、円筒状ポスト34と同様に導線ガイドのベース部
26から下向きに延びている。ポスト34,38,40
は、図示のように導線ガイド18,20と一体に形成さ
れ、又は別体に形成されてベース部に形成する位置決め
孔(図示せず)により導線ガイドが固定される。固定導
線ガイド18の第二のポスト38は、導線ガイド支持面
14に形成された対応する開口42に収容される。これ
により固定導線ガイド18は、基板12上の予め選択さ
れた位置に固定して保持される。従って、固定導線ガイ
ド18の円筒状ポスト34及び第二のポスト38は、導
線ガイド支持面14に係合して、導線ガイド支持面14
上における固定導線ガイド18の移動を防止する。
第二のポスト38,40で示すように他の基板係合手段
を有している。第二のポスト38は、固定導線ガイド1
8に連関され、一方第二のポスト40は、可動導線ガイ
ド20に関連づけられている。これらの第二のポスト3
8,40は、円筒状ポスト34から長手方向に離間して
おり、円筒状ポスト34と同様に導線ガイドのベース部
26から下向きに延びている。ポスト34,38,40
は、図示のように導線ガイド18,20と一体に形成さ
れ、又は別体に形成されてベース部に形成する位置決め
孔(図示せず)により導線ガイドが固定される。固定導
線ガイド18の第二のポスト38は、導線ガイド支持面
14に形成された対応する開口42に収容される。これ
により固定導線ガイド18は、基板12上の予め選択さ
れた位置に固定して保持される。従って、固定導線ガイ
ド18の円筒状ポスト34及び第二のポスト38は、導
線ガイド支持面14に係合して、導線ガイド支持面14
上における固定導線ガイド18の移動を防止する。
【0020】この固定導線ガイド18とは異なり、可動
導線ガイド20の第二のポスト40は、導線ガイド支持
面14の固定孔には収容されておらず、横断方向のスロ
ット又はキャビティ44に収容されている。このスロッ
ト又はキャビティ44は、装置の側壁15,16間に延
びている。スロット44は、可動導線ガイド20を係合
させる手段を有しており、導線シフト装置10の動作中
における可動導線ガイド20の動作に影響を与える。ス
ロット44は、細長いラック46として示されたアクチ
ュエータを収容しており、このラック46は基板12の
対向する側壁15,16間に延びている。作動ラック4
6は、溝48で示す複数の係合用孔を有しており、これ
らは相互にフレーム係合部50にそって離間しており、
中間部のランド52により分離されている。このランド
52は、溝48の幅を規定するばかりではなく、ランド
52の側壁により規定され、可動導線ガイド20の第二
のポスト40に衝合する上下方向の係合面54を規定し
ている。
導線ガイド20の第二のポスト40は、導線ガイド支持
面14の固定孔には収容されておらず、横断方向のスロ
ット又はキャビティ44に収容されている。このスロッ
ト又はキャビティ44は、装置の側壁15,16間に延
びている。スロット44は、可動導線ガイド20を係合
させる手段を有しており、導線シフト装置10の動作中
における可動導線ガイド20の動作に影響を与える。ス
ロット44は、細長いラック46として示されたアクチ
ュエータを収容しており、このラック46は基板12の
対向する側壁15,16間に延びている。作動ラック4
6は、溝48で示す複数の係合用孔を有しており、これ
らは相互にフレーム係合部50にそって離間しており、
中間部のランド52により分離されている。このランド
52は、溝48の幅を規定するばかりではなく、ランド
52の側壁により規定され、可動導線ガイド20の第二
のポスト40に衝合する上下方向の係合面54を規定し
ている。
【0021】導線シフト装置を駆動し、ラック46をス
ロット44内において横方向に往復運動させるために、
好ましくは装置に、制御手段(図示せず)からの適当な
作動信号に応じて導線シフト装置を駆動する駆動装置5
5を設ける。駆動装置55は、図1A,1Bに示すよう
に、ピストンロッドまたは係合ヘッド59に接続された
内部空間を有する吸気シリンダ57を有している。係合
ヘッド59は、ラック46とその端部付近で接続され、
導線ガイド支持面14上において可動導線ガイド20を
変位させるために空気シリンダ57より外向きに係合ヘ
ッド59を付勢するために空気シリンダ57内に導入さ
れる空気に向かう面を構成する。二つの段部62,64
を備えた調整可能な停止部材60が、シリンダ57及び
ラック46のストロークを制限するために設けられる。
調整可能な停止部材60をシフトすることにより、可動
導線ガイド20は二つの位置のいずれかにシフトされ
る。なお、図示の実施例においては、本発明を空気シリ
ンダ55により駆動されるものとして示したが、必要に
応じてソレノイド装置、油圧シリンダ、ステップモータ
等の他の装置を使用することも可能であることは容易に
理解されるものである。従って、この発明は、実施例の
構成に限定される空気圧手段に限定されるものではな
い。
ロット44内において横方向に往復運動させるために、
好ましくは装置に、制御手段(図示せず)からの適当な
作動信号に応じて導線シフト装置を駆動する駆動装置5
5を設ける。駆動装置55は、図1A,1Bに示すよう
に、ピストンロッドまたは係合ヘッド59に接続された
内部空間を有する吸気シリンダ57を有している。係合
ヘッド59は、ラック46とその端部付近で接続され、
導線ガイド支持面14上において可動導線ガイド20を
変位させるために空気シリンダ57より外向きに係合ヘ
ッド59を付勢するために空気シリンダ57内に導入さ
れる空気に向かう面を構成する。二つの段部62,64
を備えた調整可能な停止部材60が、シリンダ57及び
ラック46のストロークを制限するために設けられる。
調整可能な停止部材60をシフトすることにより、可動
導線ガイド20は二つの位置のいずれかにシフトされ
る。なお、図示の実施例においては、本発明を空気シリ
ンダ55により駆動されるものとして示したが、必要に
応じてソレノイド装置、油圧シリンダ、ステップモータ
等の他の装置を使用することも可能であることは容易に
理解されるものである。従って、この発明は、実施例の
構成に限定される空気圧手段に限定されるものではな
い。
【0022】導線シフト装置10の動作を、図3及び図
4を参照しながら説明する。図3、図4は、導線シフト
装置10により形成される種々のシフトパターンの一例
を示している。個別の導線供給リールから図示右側より
左側に搬送され、導線シフト装置10の入口30に供給
される導線は、導線シフト装置10の選択された導線ガ
イド18,20に導入される。導線ガイド18,20
は、入口側及び出口側の対応する位置を1ないし16の
番号でそれぞれ示されている。導線は、適当な終端処理
部に供給され、仮想線で示す第一のコネクタ100に接
続される。第一のコネクタ100は、終端処理部より離
間する方向(図3,4において左側)に移動され、導線
の供給が再開される。この導線供給工程において、第二
のコネクタ102(仮想線で示す)が終端処理位置に導
入され、駆動装置が、基板12のスロット44内におい
てラック46を横方向に変位させて、いくつかの導線を
シフトさせる。この移動は、図4に示されており、矢印
Mで示す方向に生じる。ラック46の移動により溝48
に係合した第二のポスト40により可動導線ガイド20
に、この変位に対応する変位を生起する。導線ガイド支
持面14に搭載された可動導線ガイド20は、円筒状ポ
スト34を中心に回動して、コネクタの異なる接続位置
に整列される。
4を参照しながら説明する。図3、図4は、導線シフト
装置10により形成される種々のシフトパターンの一例
を示している。個別の導線供給リールから図示右側より
左側に搬送され、導線シフト装置10の入口30に供給
される導線は、導線シフト装置10の選択された導線ガ
イド18,20に導入される。導線ガイド18,20
は、入口側及び出口側の対応する位置を1ないし16の
番号でそれぞれ示されている。導線は、適当な終端処理
部に供給され、仮想線で示す第一のコネクタ100に接
続される。第一のコネクタ100は、終端処理部より離
間する方向(図3,4において左側)に移動され、導線
の供給が再開される。この導線供給工程において、第二
のコネクタ102(仮想線で示す)が終端処理位置に導
入され、駆動装置が、基板12のスロット44内におい
てラック46を横方向に変位させて、いくつかの導線を
シフトさせる。この移動は、図4に示されており、矢印
Mで示す方向に生じる。ラック46の移動により溝48
に係合した第二のポスト40により可動導線ガイド20
に、この変位に対応する変位を生起する。導線ガイド支
持面14に搭載された可動導線ガイド20は、円筒状ポ
スト34を中心に回動して、コネクタの異なる接続位置
に整列される。
【0023】図3、図4において、一連の導線ガイド
は、図3の左右に示すように、コネクタの接続位置1,
3,4,6,7,9,10,12,13,15及び16
に対応して装置10に設けられている。第一のコネクタ
は、装置10の下流側に仮想線で導線112(仮想線で
示す)とともに示されている。以下に述べるように、第
一のコネクタに導線を接続した後に、第一のコネクタ
は、下流側(図3,図4において左側)に移動され、導
線もこれと同じ方向に搬送される。導線112が搬送さ
れている間に、駆動装置55がラック46を基板12の
スロット44内においてラック46を横方向に移動させ
て、可動導線ガイド20が横方向にシフトして、第二の
コネクタの接続位置1,3,4,6,7,9,10,1
2及び13(図4の左側に示す)を占有する。可動導線
ガイド20のみがシフトされ、固定導線ガイド18は、
初期の接続位置15,16に保持される。次いで、導線
が第二のコネクタ102に接続される。こうして完成さ
れた配線用ハーネスが、図4に仮想線で示されている。
は、図3の左右に示すように、コネクタの接続位置1,
3,4,6,7,9,10,12,13,15及び16
に対応して装置10に設けられている。第一のコネクタ
は、装置10の下流側に仮想線で導線112(仮想線で
示す)とともに示されている。以下に述べるように、第
一のコネクタに導線を接続した後に、第一のコネクタ
は、下流側(図3,図4において左側)に移動され、導
線もこれと同じ方向に搬送される。導線112が搬送さ
れている間に、駆動装置55がラック46を基板12の
スロット44内においてラック46を横方向に移動させ
て、可動導線ガイド20が横方向にシフトして、第二の
コネクタの接続位置1,3,4,6,7,9,10,1
2及び13(図4の左側に示す)を占有する。可動導線
ガイド20のみがシフトされ、固定導線ガイド18は、
初期の接続位置15,16に保持される。次いで、導線
が第二のコネクタ102に接続される。こうして完成さ
れた配線用ハーネスが、図4に仮想線で示されている。
【0024】以下の表1は、図3,図4に示す装置の特
定の配置により示したシフト動作を示している。
定の配置により示したシフト動作を示している。
【0025】
【表1】
【0026】図6は、本発明による導線シフト装置10
を用いて製造された配線用ハーネス110を示してい
る。ハーネス110は、両端のコネクタ100及び10
2間に並列配置された複数の導線112が延びている。
第一のコネクタ100は、番号1−9で示された一連の
導線接続位置をもっており、これらの接続位置は、対応
する数の第二のコネクタの導線接続位置に対向してい
る。第二のコネクタの接続位置も第一のコネクタの接続
位置と同様に番号1−9により示されている。接続位置
1,4,7の占有している導線等のいくつかの導線は、
対向するコネクタ100,102間の直線通路のほぼ平
行に延びている。これらの導線は、装置の固定導線ガイ
ド18を通り、配線用ハーネス内において直線位置を占
有している。第一のコネクタ100の接続位置2,5,
8に接続されたハーネス内の他の導線は、第二のコネク
タ102の接続位置においてシフトされており、直線の
導線から角度をもって延びている。これらの斜めに配置
された導線は、装置の可動導線ガイド20を通って供給
される過程で横方向にシフトされる。
を用いて製造された配線用ハーネス110を示してい
る。ハーネス110は、両端のコネクタ100及び10
2間に並列配置された複数の導線112が延びている。
第一のコネクタ100は、番号1−9で示された一連の
導線接続位置をもっており、これらの接続位置は、対応
する数の第二のコネクタの導線接続位置に対向してい
る。第二のコネクタの接続位置も第一のコネクタの接続
位置と同様に番号1−9により示されている。接続位置
1,4,7の占有している導線等のいくつかの導線は、
対向するコネクタ100,102間の直線通路のほぼ平
行に延びている。これらの導線は、装置の固定導線ガイ
ド18を通り、配線用ハーネス内において直線位置を占
有している。第一のコネクタ100の接続位置2,5,
8に接続されたハーネス内の他の導線は、第二のコネク
タ102の接続位置においてシフトされており、直線の
導線から角度をもって延びている。これらの斜めに配置
された導線は、装置の可動導線ガイド20を通って供給
される過程で横方向にシフトされる。
【0027】好ましくは、装置の基板12は、固定導線
ガイド18及び可動導線ガイド20の配置される位置に
整列されたポスト収容孔36,42を有している。これ
らのポスト収容孔36,42は、固定導線ガイド18及
び可動導線ガイド20によって占有され、装置内に容易
に形成可能ないかなるシフトパターンをも構成すること
ができる。従って、最終的に製造されるハーネスのデザ
インに応じて、導線ガイド支持面14にいかなる数の導
線ガイド18,20を設けることができる。本発明は、
ハーネスの選択された導線を対向するコネクタの接続位
置間でシフトして、簡単でかつ確実に配線用ハーネスを
製造することを可能とする。
ガイド18及び可動導線ガイド20の配置される位置に
整列されたポスト収容孔36,42を有している。これ
らのポスト収容孔36,42は、固定導線ガイド18及
び可動導線ガイド20によって占有され、装置内に容易
に形成可能ないかなるシフトパターンをも構成すること
ができる。従って、最終的に製造されるハーネスのデザ
インに応じて、導線ガイド支持面14にいかなる数の導
線ガイド18,20を設けることができる。本発明は、
ハーネスの選択された導線を対向するコネクタの接続位
置間でシフトして、簡単でかつ確実に配線用ハーネスを
製造することを可能とする。
【0028】なお、コネクタは、本実施例においては比
較的長い部材として示されているが、本発明の原理は、
処理と接続が同時に行われるより小さなコネクタにも使
用可能である。換言すれば、16の接続位置を有する単
一のコネクタではなく、8つの接続位置をもつ二つのコ
ネクタ(または4つの接続位置をもつ四つのコネクタ)
を用いることも可能である。
較的長い部材として示されているが、本発明の原理は、
処理と接続が同時に行われるより小さなコネクタにも使
用可能である。換言すれば、16の接続位置を有する単
一のコネクタではなく、8つの接続位置をもつ二つのコ
ネクタ(または4つの接続位置をもつ四つのコネクタ)
を用いることも可能である。
【0029】本発明による導線シフト装置10は、各個
の導線またはケーブルを相互に近接して配置された状態
で導線供給部から、導線の両端にコネクタを装着して終
端処理を行う終端処理部に長手方向にそって搬送される
ことが望まれる配線用ハーネスの製造において用いるの
に特に適している。適当なハーネス製造装置は、出願人
が所有する1988年8月20日発行のアメリカ特許第
4,776,668号に開示されている。
の導線またはケーブルを相互に近接して配置された状態
で導線供給部から、導線の両端にコネクタを装着して終
端処理を行う終端処理部に長手方向にそって搬送される
ことが望まれる配線用ハーネスの製造において用いるの
に特に適している。適当なハーネス製造装置は、出願人
が所有する1988年8月20日発行のアメリカ特許第
4,776,668号に開示されている。
【0030】図7は、本発明による導線シフト装置10
が使用され、例えば参照符号110に示されているよう
な配線用ハーネスが製造される配線用ハーネス製造装置
200を示している。この配線用ハーネス製造装置20
0において、複数のコネクタ116は、供給スロット2
04にそって搬送され、往復運動するキャリッジ装置2
06に導入される。キャリッジ装置206が所定の位置
に配置されると、コネクタ116は、終端処理装置20
8に搬入される。複数の個別の導線112は、個別導線
の供給源(図示せず)から、終端処理装置208の終端
処理ヘッド部212に供給され、対応する導線収容孔に
収容される。導線112は、各独立の供給モータ21に
より供給されると、導線は、上記の導線シフト装置10
を通って図3に示すシフトされない状態で搬送される。
が使用され、例えば参照符号110に示されているよう
な配線用ハーネスが製造される配線用ハーネス製造装置
200を示している。この配線用ハーネス製造装置20
0において、複数のコネクタ116は、供給スロット2
04にそって搬送され、往復運動するキャリッジ装置2
06に導入される。キャリッジ装置206が所定の位置
に配置されると、コネクタ116は、終端処理装置20
8に搬入される。複数の個別の導線112は、個別導線
の供給源(図示せず)から、終端処理装置208の終端
処理ヘッド部212に供給され、対応する導線収容孔に
収容される。導線112は、各独立の供給モータ21に
より供給されると、導線は、上記の導線シフト装置10
を通って図3に示すシフトされない状態で搬送される。
【0031】導線112が第一のコネクタ配線位置に供
給されたのち、第一のコネクタが装着される。第一のコ
ネクタは、終端処理位置から、導線の長手方向軸線にそ
って移動し、導線は導線シフト装置10を通って搬送さ
れる。所定長の導線が搬送された後に、導線シフト装置
10が駆動されて、導線が適当な位置に再配置され、第
二のコネクタを装着して、第二の終端部の終端処理に備
えられる。所望の長さ導線が搬送されると、導線が、所
定位置でクランプされ、切断される。第二のコネクタ1
02は、終端処理ヘッド212に供給され、前述のよう
に切断された導線の第二の終端部に第二のコネクタが装
着される。これにより複数の導線を持つ配線用ハーネス
の製造が完了する。配線用ハーネスの製造を完了する
と、このハーネスは次の処理を行うために、装置200
の横断方向に搬送される。
給されたのち、第一のコネクタが装着される。第一のコ
ネクタは、終端処理位置から、導線の長手方向軸線にそ
って移動し、導線は導線シフト装置10を通って搬送さ
れる。所定長の導線が搬送された後に、導線シフト装置
10が駆動されて、導線が適当な位置に再配置され、第
二のコネクタを装着して、第二の終端部の終端処理に備
えられる。所望の長さ導線が搬送されると、導線が、所
定位置でクランプされ、切断される。第二のコネクタ1
02は、終端処理ヘッド212に供給され、前述のよう
に切断された導線の第二の終端部に第二のコネクタが装
着される。これにより複数の導線を持つ配線用ハーネス
の製造が完了する。配線用ハーネスの製造を完了する
と、このハーネスは次の処理を行うために、装置200
の横断方向に搬送される。
【0032】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、複雑に
錯綜させることなく二つのコネクタ間において、導線の
接続位置を変更することが可能となり、配線用ハーネス
の製造における柔軟性を大幅に向上する。また、本発明
によれば、製造作業中に配線用ハーネスのデザインを変
更することが可能であり、固定及び可動導線ガイドは、
他の導線ガイドに迅速、且つ容易に効果することができ
る。
錯綜させることなく二つのコネクタ間において、導線の
接続位置を変更することが可能となり、配線用ハーネス
の製造における柔軟性を大幅に向上する。また、本発明
によれば、製造作業中に配線用ハーネスのデザインを変
更することが可能であり、固定及び可動導線ガイドは、
他の導線ガイドに迅速、且つ容易に効果することができ
る。
【図1A】本発明の原理に従って構成された導線シフト
装置の斜視図である。
装置の斜視図である。
【図1B】図1Aと同様の図であり、導線シフト装置の
シフト部材の相互係合状態を仮想線で示す斜視図であ
る。
シフト部材の相互係合状態を仮想線で示す斜視図であ
る。
【図2】いくつかの構成部材を取り除いて示す図1Aの
装置の分解図である。
装置の分解図である。
【図3】装置の未シフト状態を示す図1Aの装置の平面
図である。
図である。
【図4】装置のシフト状態を示す図3と同様の平面図で
ある。
ある。
【図5A】装置上の所定位置に適当に配置された導線ガ
イドを示す図1のA−A線に沿った断面図である。
イドを示す図1のA−A線に沿った断面図である。
【図5B】装置上の所定位置に適当に配置された導線ガ
イドを示す図1のB−B線に沿った断面図である。
イドを示す図1のB−B線に沿った断面図である。
【図6】図1Aの装置に使用する固定導線ガイド部材を
示す図である。
示す図である。
【図7】図1Aの装置が使用可能な配線用ハーネス製造
装置の平面図である。
装置の平面図である。
10 導線シフト装置 12 基板12 14 導線ガイド支持面 16 ベース部材 18 固定導線ガイド 20 可動導線ガイド 46 ラック
Claims (13)
- 【請求項1】 各配線用ハーネスが両端の第一及び第二
のコネクタ間に延びる複数の導線を有し、前記第一及び
第二のコネクタのそれぞれ対応した導線収容孔が整列し
て配置され、導線ガイド装置が選択された少なくとも一
つの導線を予め選択された第一のコネクタに対する接続
位置と第二のコネクタの第一のコネクタの接続位置に対
応しない接続位置間に接続される配線用ハーネスを製造
する配線用ハーネスの製造装置とともに用いられる導線
シフト装置であって、支持基板と、前記支持基板上に配
置され、それぞれが、導線を長手方向に収容するための
両端に導線入口と導線出口を備えた細長い導線ガイド部
を有する固定導線ガイド部材と可動導線ガイド部材で構
成され前記固定導線ガイド部材は、前記基板に固定取付
されるとともに、前記支持基板上において、それぞれの
導線ガイド部をほぼ平行に配置されており、前記可動導
線ガイド部材は、基板に回動可能に取り付けられ、前記
固定導線ガイド部材とほぼ平行に配置される第一の配設
位置と、前記固定導線ガイド部材に対して非平行状態で
配置される第二の配設位置間で回動するように構成され
た複数の導線ガイド部材と、前記可動導線ガイド部材を
前記第一の配設位置と第二の配設位置間においてシフト
させる可動導線ガイド部材シフト手段とにより構成さ
れ、前記可動導線ガイド部材に導入された導線を第一の
コネクタの接続位置と第二のコネクタの前記第一のコネ
クタの接続位置とは非対応の接続位置に接続するように
したことを特徴とする導線シフト装置。 - 【請求項2】 各固定導線ガイド部材は、相互に長手方
向軸線の方向に離間して配置された二つの係合部材を有
し、前記係合部材は、前記支持基板の対応する開口に収
容される請求項1に記載の導線シフト装置。 - 【請求項3】 各可動導線ガイド部材は、その長手方向
軸線にそって離間した二つの係合部材を有し、二つの係
合部材の一方は基板の開口に回動可能に収容され、他方
の係合部材は前記可動導線ガイドシフト手段に係合する
請求項1に記載の導線シフト装置。 - 【請求項4】 前記支持基板は、一対の直立した側壁を
有しており、前記可動導線ガイド部材シフト手段は、前
記支持基板の側壁間に延びる、前記導線ガイド部材の導
線ガイド部の交差する通路にそって往復するアクチュエ
ータを有し、前記アクチュエータは前記可動導線ガイド
部材の一部に係合して可動部材を前記第一及び第二の配
設位置間でシフトする手段を有している請求項1に記載
の導線シフト装置。 - 【請求項5】 前記アクチュエータは、細長いラックで
構成され、該ラックは、複数の可動導線ガイド部材係合
面を有している請求項4に記載の導線シフト装置。 - 【請求項6】 各可動導線ガイド部材は、係合ポストを
有し、この係合ポストは、突出して前記ラックの可動導
線ガイド部材係合面に当接する請求項5に記載の導線シ
フト装置。 - 【請求項7】 前記支持基板は、横断方向スロットを有
しており、前記可動導線ガイド部材シフト手段は、前記
スロットを介して前記可動導線ガイド部材に係合する手
段を有している請求項1に記載の導線シフト装置。 - 【請求項8】 前記基板は、支持基板の側壁間に延びる
スロットを有し、前記可動導線ガイド部材シフト手段
は、前記スロット中に摺動可能に配置された細長いラッ
クを有しており、前記ラックは、中間のランドにより分
離された複数の溝を有しており、可動導線ガイド部材の
数に対応して係合キャビティを規定し、該係合キャビテ
ィは、前記可動導線ガイド部材の対応する係合ポストを
収容する請求項1に記載の導線シフト装置。 - 【請求項9】 前記第一の配設位置と第二の配設位置間
で、可動導線ガイド部材をシフトする空気圧装置を有す
る請求項8に記載の導線シフト装置。 - 【請求項10】 前記可動導線ガイドシフト手段は、摺
動キャリッジを有し、該摺動キャリッジは、支持基板の
スロット内で選択的に移動し、前記支持基板のスロット
は、前記可動導線ガイド部材に向かって開口し、前記キ
ャリッジは、前記可動導線ガイド部材の脚部に係合する
複数の開口を有している請求項1に記載の導線シフト装
置。 - 【請求項11】 少なくとも一つの細長い直線ガイド部
がチャネル形状である請求項1に記載の導線シフト装
置。 - 【請求項12】 前記導線ガイド部材は、支持基板上に
離脱可能に搭載される請求項1に記載の導線シフト装
置。 - 【請求項13】 入口及び出口を備え、第一及び第二の
導線ガイド部材を有し、前記第一の導線ガイド部材がシ
フト機構に固定取り付けされてシフト機構と前記出口間
に固定通路を規定し、前記第二の導線ガイド部材が前記
シフト機構に移動可能に取り付けられ、前記シフト機構
と前記出口間で、第一及び第二の動作位置に変位可能で
ある導線シフト機構を設け、複数の導線収容孔を備え、
前記導線収容孔を、前記第一及び第二の導線ガイド部材
に、前記第一及び第二の導線ガイド部材が第一の動作位
置にある時にこれと整列させるように整列させるコネク
タ本体を備えた第一のコネクタを設け、複数の導線を、
各個の導線を前記第一及び第二の導線ガイド部材に導入
するように供給し、前記導線を前記第一のコネクタの導
線収容孔に接続し、前記第二の導線ガイド部材を、前記
第二の導線ガイド部材が前記第一のコネクタに対して整
列するように第二の動作位置にシフトさせ、複数の導線
を第一のコネクタの導線収容孔に進入するように送り、
第二の導線ガイド部材を第一の動作位置に復帰させ、複
数の導線を第二のコネクタの導線収容孔に進入するよう
に送り、前記導線を前記第二のコネクタの導線収容孔に
接続するように構成したことを特徴とする配線用ハーネ
スの組立方法。
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