JPH08212702A - ディスク記録再生装置の記録再生方法 - Google Patents

ディスク記録再生装置の記録再生方法

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JPH08212702A
JPH08212702A JP1702095A JP1702095A JPH08212702A JP H08212702 A JPH08212702 A JP H08212702A JP 1702095 A JP1702095 A JP 1702095A JP 1702095 A JP1702095 A JP 1702095A JP H08212702 A JPH08212702 A JP H08212702A
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Masanobu Ishimoto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台のMD記録再生装置において、任意のト
ラックの再生と同期して入力信号を同一ディスク上の新
たなトラックとして記録すると共に、任意のトラックの
再生と同期して前記の新たに記録したトラックとを同期
して再生する。 【構成】 光磁気ディスク30の任意のトラックの圧縮
信号の間欠再生処理時(再生信号はアナログ信号出力端
子43より出力され、アンプ及びスピーカ等を介して放
音される)の空き時間を利用して、アナログ信号入力端
子36より入力した信号を光磁気ディスク30の空き領
域へ新たなトラックとして圧縮信号として間欠記録処理
を行う共に、前記任意のトラックの圧縮信号の間欠再生
処理時の空き時間を利用して、前記の新たに記録したト
ラックの圧縮信号の間欠再生処理を行い、両トラックの
再生信号を加算増幅器22でミキシングしてアナログ信
号出力端子43より出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスク等のデ
ィスク状の記録媒体に音声信号を記録・再生するディス
ク記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記した如き装置として、MD(ミニデ
ィスク)装置がある。該MD装置は、書き換え可能な光
磁気ディスクに対し、オーディオ信号をディジタル方式
で記録するものであり、ディジタル化されたオーディオ
信号は、ATRAC(Adaptive TRansf
orm Acoustic Coding)と呼ばれる
高能率符号化処理によってデータ圧縮され、前記光磁気
ディスクに対して光磁気記録されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した如
きMD装置を2台用い、1台のMD装置よりカラオケ等
の演奏を再生し、これに合わせて1台のMD装置にてマ
イクによる歌唱の音声信号を記録及び再生するような場
合、互いのMD装置の制御回路間で時間的に同期をとり
ながら記録・再生を行う必要がある。このため、2台の
MD装置の各制御回路を制御する高速の制御回路を必要
とし、再生音楽信号も時間的に同期をとりながら記録・
再生するためのタイミング制御回路も必要であり、さら
に再生時には2台のMD装置の音楽信号の2つの音楽信
号を合成するミキサーも用意する必要がある。また、カ
ラオケの演奏用ディスクと歌唱の記録再生用ディスクの
2枚が必要となり、この2枚のディスクは2枚1組で管
理しなければならないなど、使い勝手やコストの面で大
きな問題を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、記録ディスクに対して情報信号を圧縮し
たディジタル信号として記録再生するディスク記録再生
装置であって、前記記録ディスクに記録された任意のト
ラックにおける圧縮されたディジタル信号の間欠再生と
同期して、外部信号の入力端子より入力された信号の前
記記録ディスクへの間欠記録を行うようにしたディスク
記録再生装置の記録方法を提供せんとするものである。
【0005】また本発明では、記録ディスクに対して情
報信号を圧縮したディジタル信号として記録再生するデ
ィスク記録再生装置において、前記記録ディスクに記録
された任意のトラックにおける圧縮されたディジタル信
号の間欠再生と同期して、前記トラックとは異なる任意
のトラックにおける圧縮されたディジタル信号の間欠再
生を行うようにしたディスク記録再生装置の再生方法を
提供せんとするものである。
【0006】さらに本発明では、記録ディスクに対して
情報信号を圧縮したディジタル信号として記録再生する
ディスク記録再生装置であって、前記記録ディスクに記
録された任意のトラックにおける圧縮されたディジタル
信号の間欠再生と同期して、外部信号の入力端子より入
力された信号の前記記録ディスクへの間欠記録を行うと
共に、前記記録ディスクに記録された任意のトラックに
おける圧縮されたディジタル信号の間欠再生と同期し
て、前記トラックとは異なる任意のトラックにおける圧
縮されたディジタル信号の間欠再生を行うようにしたデ
ィスク記録再生装置の記録再生方法を提供せんとするも
のである。
【0007】
【作用】上記の如く構成したので、記録ディスクに記録
された任意のトラックにおける圧縮されたディジタル信
号の間欠再生と同期して、外部信号の入力端子より入力
された信号の記録ディスクへの間欠記録が行われる。
【0008】また、上記の如く構成したので、記録ディ
スクに記録された任意のトラックにおける圧縮されたデ
ィジタル信号の間欠再生と同期して、前記トラックとは
異なる任意のトラックにおける圧縮されたディジタル信
号の間欠再生が成される。
【0009】さらに上記の如く構成したので、記録ディ
スクに記録された任意のトラックにおける圧縮されたデ
ィジタル信号の間欠再生と同期して、外部信号の入力端
子より入力された信号の前記記録ディスクへの間欠記録
が行われ、また記録ディスクに記録された任意のトラッ
クにおける圧縮されたディジタル信号の間欠再生と同期
して、前記トラックとは異なる任意のトラックにおける
圧縮されたディジタル信号の間欠再生が成される。
【0010】
【実施例】以下、図面と共に本発明の一実施例について
詳述する。
【0011】先ず、図1は本発明が適用されるMD装置
の概略構成を示す回路ブロック図である。同図において
36はアナログのオーディオ信号が入力されるアナログ
信号入力端子、35は前記アナログ信号入力端子36よ
り入力されたオーディオ信号をディジタル信号に変換す
るA/D変換回路、34は前記A/D変換回路35が出
力するディジタル信号を圧縮し、高能率符号化したディ
ジタル信号に変換するATRAC処理回路、33は前記
ATRAC処理回路34が出力する信号をインタリーブ
し、誤り訂正符号を付し、さらにサブコード信号を付加
したディジタル信号に変換するディジタル信号処理回
路、20は前記ディジタル信号処理回路33が出力する
ディジタル信号を蓄積する記録メモリ、32はヘッドド
ライブ回路であり、前記ディジタル信号処理回路33か
らの信号を記録用磁気ヘッド31にて光磁気ディスク3
0に記録するための信号に変換している。
【0012】そして38は光磁気ディスク30より読み
出したピットデータをディジタル信号に変換する光ピッ
クアップ、40は誤り訂正等の処理を行う第1ディジタ
ル信号処理回路、21は前記第1ディジタル信号処理回
路40で処理されたディジタル信号を蓄積する第1再生
メモリ、41は前記第1ディジタル信号処理回路40で
処理された信号を伸長し、元のディジタル信号に戻す第
1ATRAC処理回路、42は前記第1ATRAC処理
回路41が出力するディジタル信号を元のアナログ信号
に変換する第1D/A変換回路である。
【0013】また、前記光ピックアップ38からの出力
は第1ディジタル信号処理回路40と並列に設けられて
誤り訂正等の処理を行う第2ディジタル信号処理回路4
6にも入力される。23は前記第2ディジタル信号処理
回路46で処理されたディジタル信号を蓄積する第2再
生メモリ、47は前記第2ディジタル信号処理回路46
で処理された信号を伸長し、元のディジタル信号に戻す
第2ATRAC処理回路、48は前記第2ATRAC処
理回路47が出力するディジタル信号をアナログ信号に
変換する第2D/A変換回路である。
【0014】前記第2D/A変換回路48の出力するア
ナログ信号はスイッチ24のA端子と接続され、そして
スイッチ24のB端子はGNDと接続されており、スイ
ッチ24はA端子またはB端子のいずれかを選択して加
算増幅器22に接続する。前該記スイッチ24はMD制
御回路45により制御される。
【0015】そして22は前記第1D/A変換回路42
の出力信号とスイッチ24の出力信号とを加算する加算
増幅器、43は復調されたアナログ信号を出力するアナ
ログ信号出力端子である。
【0016】次に、37は前記光磁気ディスク30を回
転させるスピンドルモータ、39は光ピックアップ38
を光磁気ディスク30の内周・外周間を往復駆動させる
送りモータであり、光ピックアップ38より出力される
トラッキングエラー信号によりサーボ制御回路44を介
して制御される。45はMD装置全体の制御を司るMD
制御回路であり、メカニズムの記録・再生・早送り・早
戻しの各モードへの移行とキー入力端子49からの入力
信号に基づく処理やサブコードデータの処理を行い、前
記ディジタル信号処理回路33、第1ディジタル信号処
理回路40、第2ディジタル信号処理回路46、サーボ
制御回路44等を制御する。
【0017】さらに図2は記録・再生を行うための光磁
気ディスク30の断面を示した図であり、同図において
50はリードインエリアでディスク情報が記録・再生で
きる領域、51はUTOCエリアでレコーディング情報
が記録・再生できる領域、52はプログラムエリアで音
楽情報が記録・再生できる領域、53はリードアウトエ
リアである。
【0018】続いて本発明のディスク記録再生装置にお
ける同期記録の方法について説明する。
【0019】図3は光磁気ディスクにおけるプログラム
エリアの論理的な曲配置の一例を示している。同図に示
すように、ここで光磁気ディスクには既にトラック
[1]〜トラック[3]の曲が記録済みであったとす
る。そして図中の[N]は空き領域であり記録可能な領
域である。
【0020】先ず始めに、使用者によって既に光磁気デ
ィスクに記録済みのトラック[2]の音楽情報に同期し
てアナログ信号入力端子36より入力されるアナログ信
号(音楽情報)を空き領域[N]に記録すべく、キー入
力端子49を介してMD制御回路45に指示が成された
とする。このような使用方法の一例として、例えばトラ
ック[2]の音楽情報を再生しながらアナログ信号入力
端子36にマイクを接続して歌を記録する場合等があ
る。
【0021】するとMD制御回路45は、スイッチ24
をB端子に接続することにより、第2D/A変換回路4
8の出力と加算増幅器22とを非接続状態とし、第1D
/A変換回路42の出力のみを加算増幅器22に接続す
る。そしてMD制御回路45は、光磁気ディスク30上
の論理的な曲配置における位置[R](図3参照)に光
ピックアップ38を位置付け、サーボ制御回路44を起
動してスピンドルモータ37を回転させ、送りモータ3
9を制御することにより、光ピックアップ38より光磁
気ディスク30において既に記録済みのトラック[2]
を再生し、第1ディジタル信号処理回路40、第1AT
RAC処理回路41、第1D/A変換回路42、加算増
幅器22を経由して復調されたアナログ信号であるトラ
ック[2]の音楽情報をアナログ信号出力端子43より
出力する。
【0022】MD装置においては、前記した如くATR
ACにより音楽情報データを約1/5に圧縮して記録し
ているため、たとえば5分の曲を再生する場合には、光
ピックアップ38が光磁気ディスク30上をトレースす
る(再生する)のはトータルで約1分間であり、残りの
約4分間は光磁気ディスク30をトレースする必要がな
い。
【0023】つまり、図5(この図は光ピックアップ3
8による光磁気ディスク30上のトレース状況を模式的
に示している)に示すように、位置[TA]より再生動
作を開始したとするならば、期間[tr]の時間は光ピ
ックアップ38が光磁気ディスク30をトレースしてお
り、期間[tx]の時間は光磁気ディスク30をトレー
スする必要が無いということである。
【0024】そこで、復調されたアナログ信号であるト
ラック[2]の音楽情報をアナログ信号出力端子43よ
り出力している間に、アナログ信号入力端子36より音
声信号を入力し、A/D変換回路35でディジタル信号
に変換し、ATRAC処理回路34で圧縮し、高能率符
号化したディジタル信号に変換し、さらにディジタル信
号処理回路33でインタリーブし、誤り訂正符号を付
し、さらにサブコード信号を付加したディジタル信号に
変換し、変換したディジタル信号を記録メモリ20に蓄
積していく。
【0025】そして記録メモリ20に蓄積されたディジ
タル信号はディジタル信号処理回路33を介して出力さ
れ、この出力信号をヘッドドライブ回路32にて光磁気
ディスク30に記録するための信号に変換し、記録用磁
気ヘッド31によって前記図5の期間[tx]の時間を
用いて光磁気ディスク30にアナログ信号入力端子36
からの音声信号を記録していく。
【0026】さらに詳述すれば、タイミング動作的にM
D制御回路45は、光磁気ディスク上の論理的な曲配置
における位置[R](前記図3参照)に光ピックアップ
38を位置付け、図6に示すように位置[TB]より光
磁気ディスクに既に記録済みのトラック[2]のディジ
タル信号を読み出したとすれば、ATRACにより音楽
信号を約1/5に圧縮して記録しているため、期間[t
p]の間だけ再生動作を行えば、位置[TC]〜位置
[TF]の期間は第1再生メモリ21に蓄積されたディ
ジタル信号を再生するために光磁気ディスク上のデータ
を読み出す必要がないということを示している。
【0027】このため、期間[ty]の時間に光磁気デ
ィスク上の論理的な曲配置における位置[P]に光ピッ
クアップ38を位置付け、図6の位置[TD]から光磁
気ディスクに記録用磁気ヘッド31により[4]曲(ト
ラック)目のディジタルデータとして記録する。ATR
ACにより音楽信号を約1/5に圧縮して記録してお
り、記録メモリ20に蓄積された位置[TB]〜位置
[TD]の期間の圧縮したディジタル信号を記録するた
め、期間[tr]の時間だけ記録動作を行えば、位置
[TE]〜位置[TG]の期間は光磁気ディスクにデー
タを記録する必要がない。
【0028】以下、同様にして、期間[tz]の間に光
磁気ディスク上の論理的な曲配置における位置[R’]
(図4参照)に光ピックアップ38を位置付け、前記図
6の位置[TF]より光磁気ディスクに既に記録済みの
トラック[2]のディジタルデータを読み出す。
【0029】図4に示す位置[R]〜位置[R’]の領
域は、既に第1再生メモリ21に蓄積されたトラック
[2]のディジタルデータの期間であり、続いて第1再
生メモリ21に蓄積されていない次のディジタルデータ
を読み出す。これらの一連の動作を繰り返すことによ
り、タイミング動作的に図6の位置[TB]の時点から
再生されたトラック[2]の音楽情報と同期してトラッ
ク[4]の音楽情報が記録される。
【0030】そして、前記図4のトラック[2]の音楽
情報の再生が論理的な曲配置の終了点である位置[U]
に到達すると、トラック[4]の音楽情報の記録も位置
[Q]点に到達し、同期記録及び再生動作が完了する。
【0031】次に、本発明のディスク記録再生装置にお
ける同期再生の方法について説明する。
【0032】前記図4に示すように、光磁気ディスクに
既にトラック[1]〜トラック[4]の曲が記録済みで
あったとする。使用者より、光磁気ディスクに記録済み
のトラック[2]の音楽情報に同期してトラック[4]
の音楽情報を再生するようにキー入力端子49を介して
MD制御回路45に指示が成されたとする。
【0033】MD制御回路45は、スイッチ24をA端
子に接続することにより、第2D/A変換回路48の出
力と加算増幅器22を接続状態とし、第1D/A変換回
路42の出力と第2D/A変換回路48の出力を加算増
幅器22に接続する。MD制御回路45は、光磁気ディ
スク上の論理的な曲配置における位置[R]に光ピック
アップ38を位置付け、サーボ制御回路44を起動し、
スピンドルモータ37を回転させ、送りモータ39を制
御し、光ピックアップ38より光磁気ディスク30に既
に記録済みのトラック[2]のディジタルデータを読み
出し、第1ディジタル信号処理回路40により第1再生
メモリ21に再生ディジタル信号を蓄積する。
【0034】再生ディジタル信号を蓄積可能な一定時間
経過後、光磁気ディスク上の論理的な曲配置における位
置[P](図4参照)に光ピックアップ38を位置付
け、光磁気ディスクに既に記録済みのトラック[4]の
ディジタルデータを読み出し、第2ディジタル信号処理
回路46により第2再生メモリ23に再生ディジタル信
号を蓄積する。
【0035】そして、第2再生メモリ23からディジタ
ルデータの読み出しが可能となった時点より、第1再生
メモリ21と第2再生メモリ23を同時に読み出し動作
を開始し、第1再生メモリ21のディジタルデータは、
第1ディジタル信号処理回路40、第1ATRAC処理
回路41、第1D/A変換回路42を経てトラック
[2]の音楽情報として復調され、一方、第2再生メモ
リ23のディジタルデータは、第2ディジタル信号処理
回路46、第2ATRAC処理回路47、第2D/A変
換回路48を経てトラック[4]の音楽情報として復調
され、さらにトラック[2]の音楽情報とトラック
[4]の音楽情報は加算増幅器22により加算され、ア
ナログ信号出力端子43より出力される。
【0036】つまり、タイミング動作的にMD制御回路
45は、光磁気ディスク上の論理的な曲配置における位
置[R]に光ピックアップ38を位置付け、図7に示す
位置[TJ]より光磁気ディスクに記録済みのトラック
[2]のディジタルデータを読み出したとすれば、AT
RACにより音楽信号を約1/5に圧縮して記録してい
るため、期間[tm]の時間だけ再生動作を行えば、位
置[TJ]〜位置[TN]の期間は第1再生メモリ21
に蓄積されたディジタル信号を再生するために光磁気デ
ィスク上のデータを読み出す必要がない。
【0037】このため、期間[ty]の時間に光磁気デ
ィスク上の論理的な曲配置における位置[P]に光ピッ
クアップ38を位置付け、前記図7の位置[TL]より
既に記録済みのトラック[4]のディジタルデータを読
み出したとすれば、ATRACにより音楽信号を約1/
5に圧縮して記録しているため、期間[tn]の時間だ
け再生動作を行えば、位置[TM]〜位置[TO]の期
間は第2再生メモリ23に蓄積されたディジタル信号を
再生するために光磁気ディスク上のデータを読み出す必
要がない。
【0038】同様にして、期間[tz]の時間に光磁気
ディスク上の論理的な曲配置における位置[R’]に光
ピックアップ38を位置付け、図7の位置[TN]より
光磁気ディスク3に記録済みのトラック[2]のディジ
タルデータを読み出す。位置[R]〜[R’]の領域
は、既に第1再生メモリ21に蓄積されたトラック
[2]のディジタルデータの期間であり、第1再生メモ
リ21に蓄積されていない次のディジタルデータを読み
出す。
【0039】これらの一連の動作を繰り返すことによ
り、タイミング動作的に図7の位置[TJ]から再生さ
れたトラック[2]の音楽情報と同期して、位置[T
L]の時点から再生されたトラック[4]の音楽情報が
再生されることになる。
【0040】前記図4のトラック[2]の音楽情報の再
生が論理的な曲配置の終了点である位置[U]に到達す
ると、トラック[4]の音楽情報の再生も位置[Q]に
到達し、同期再生動作が完了する。
【0041】本発明のMD装置を用いて、カラオケ等の
演奏曲と歌とを同期させて記録及び再生することによ
り、MD記録再生装置が1台でよく、再生時に2台のM
D記録再生機の音楽信号の2つの音楽信号を合成するた
めのミキサーも不要である。
【0042】また、演奏曲と歌とが一枚のディスク上に
記録されるため、ディスクの管理が容易である。
【0043】そして、ディスク上では演奏曲と歌とが夫
々別のトラックに記録されているため、歌の記録のやり
直しが容易である。
【0044】
【発明の効果】以上、詳述した如く本発明に依れば、記
録ディスクに対して情報信号を圧縮したディジタル信号
として記録再生するディスク記録再生装置であって、前
記記録ディスクに記録された任意のトラックにおける圧
縮されたディジタル信号の間欠再生と同期して、外部信
号の入力端子より入力された信号の前記記録ディスクへ
の間欠記録を行うようにしたので、例えば、任意のトラ
ックに記録されたカラオケの伴奏等の音楽情報の再生に
合わせて、マイクから入力した歌唱等の音声信号を同一
ディスク上の空き領域に新たなトラックとして記録する
ことができる。
【0045】また、本発明に依れば、記録ディスクに対
して情報信号を圧縮したディジタル信号として記録再生
するディスク記録再生装置において、前記記録ディスク
に記録された任意のトラックにおける圧縮されたディジ
タル信号の間欠再生と同期して、前記トラックとは異な
る任意のトラックにおける圧縮されたディジタル信号の
間欠再生を行うようにしたので、例えば、任意のトラッ
クに記録されたカラオケの伴奏等の音楽情報の再生に合
わせて同一ディスク上の他のトラックに記録されている
歌唱等の音声信号を再生することができる。
【0046】さらに本発明に依れば、記録ディスクに対
して情報信号を圧縮したディジタル信号として記録再生
するディスク記録再生装置であって、前記記録ディスク
に記録された任意のトラックにおける圧縮されたディジ
タル信号の間欠再生と同期して、外部信号の入力端子よ
り入力された信号の前記記録ディスクへの間欠記録を行
うと共に、前記記録ディスクに記録された任意のトラッ
クにおける圧縮されたディジタル信号の間欠再生と同期
して、前記トラックとは異なる任意のトラックにおける
圧縮されたディジタル信号の間欠再生を行うようにした
ので、例えば、任意のトラックに記録されたカラオケの
伴奏等の音楽情報の再生に合わせて、マイクから入力し
た歌唱等の音声信号を同一ディスク上の空き領域に新た
なトラックとして記録することができると共に、前記任
意のトラックに記録されたカラオケの伴奏等の音楽情報
の再生に合わせて、同一ディスク上の前記の新たに記録
したトラックの歌唱等の音声信号を再生することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク記録再生装置の構成を示す回
路ブロック図。
【図2】光磁気ディスクの構成を示す模式図。
【図3】本発明の動作を説明するための図。
【図4】本発明の動作を説明するための図。
【図5】本発明の動作を説明するための図。
【図6】本発明の動作を説明するための図。
【図7】本発明の動作を説明するための図。
【符号の説明】
20 記録メモリ 21 第1再生メモリ 22 加算増幅器 23 第2再生メモリ 24 スイッチ 30 光磁気ディスク 31 記録用磁気ヘッド 32 ヘッドドライブ回路 33 ディジタル信号処理回路 34 ATRAC処理回路 35 A/D変換回路 36 アナログ信号入力端子 37 スピンドルモータ 38 光ピックアップ 39 送りモータ 40 第1ディジタル信号処理回路 41 第1ATRAC処理回路 42 第1D/A変換回路 43 アナログ信号出力端子 44 サーボ制御回路 45 MD制御回路 46 第2ディジタル信号処理回路 47 第2ATRAC処理回路 48 第2D/A変換回路 49 キー入力端子 50 リードインエリア 51 UTOCエリア 52 プログラムエリア 53 リードアウトエリア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ディスクに対して情報信号を圧縮し
    たディジタル信号として記録再生するディスク記録再生
    装置であって、前記記録ディスクに記録された任意のト
    ラックにおける圧縮されたディジタル信号の間欠再生と
    同期して、外部信号の入力端子より入力された信号の前
    記記録ディスクへの間欠記録を行うようにしたことを特
    徴とするディスク記録再生装置の記録方法。
  2. 【請求項2】 記録ディスクに対して情報信号を圧縮し
    たディジタル信号として記録再生するディスク記録再生
    装置において、前記記録ディスクに記録された任意のト
    ラックにおける圧縮されたディジタル信号の間欠再生と
    同期して、前記トラックとは異なる任意のトラックにお
    ける圧縮されたディジタル信号の間欠再生を行うように
    したことを特徴とするディスク記録再生装置の再生方
    法。
  3. 【請求項3】 記録ディスクに対して情報信号を圧縮し
    たディジタル信号として記録再生するディスク記録再生
    装置であって、前記記録ディスクに記録された任意のト
    ラックにおける圧縮されたディジタル信号の間欠再生と
    同期して、外部信号の入力端子より入力された信号の前
    記記録ディスクへの間欠記録を行うと共に、 前記記録ディスクに記録された任意のトラックにおける
    圧縮されたディジタル信号の間欠再生と同期して、前記
    トラックとは異なる任意のトラックにおける圧縮された
    ディジタル信号の間欠再生を行うようにしたことを特徴
    とするディスク記録再生装置の記録再生方法。
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