JPH08211728A - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
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- JPH08211728A JPH08211728A JP1586695A JP1586695A JPH08211728A JP H08211728 A JPH08211728 A JP H08211728A JP 1586695 A JP1586695 A JP 1586695A JP 1586695 A JP1586695 A JP 1586695A JP H08211728 A JPH08211728 A JP H08211728A
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- Japan
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- toner
- developing sleeve
- regulating member
- layer thickness
- lubricant
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、トナー層厚規制部材上に潤滑剤を
塗布する場合に比べて、高品位の画像を得ることがで
き、且つ組立工程の効率化、及びコスト低減が可能とな
る現像装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明はトナーが存在していないトナー担持
体とトナー層厚規制部材との、少なくとも接触部及びそ
の近傍のトナー担持体上に潤滑粒子が存在していること
を特徴とする現像装置である。
塗布する場合に比べて、高品位の画像を得ることがで
き、且つ組立工程の効率化、及びコスト低減が可能とな
る現像装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明はトナーが存在していないトナー担持
体とトナー層厚規制部材との、少なくとも接触部及びそ
の近傍のトナー担持体上に潤滑粒子が存在していること
を特徴とする現像装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式を利用し
たレーザープリンタや複写機等に適用される画像形成装
置に関するものである。
たレーザープリンタや複写機等に適用される画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来技術】画像形成装置は、像担持体である感光体、
感光体を所定の電位に帯電させる帯電装置、感光体に潜
像を印字する光学系、潜像を現像剤(以下、トナーと呼
称する)により顕像化する現像装置、感光体上の顕像化
されたトナー像を転写紙上に転写する転写装置、トナー
を転写紙上に定着させる定着装置、転写後に感光体上に
残ったトナーを清掃するクリーニング装置で形成される
のが一般的である。
感光体を所定の電位に帯電させる帯電装置、感光体に潜
像を印字する光学系、潜像を現像剤(以下、トナーと呼
称する)により顕像化する現像装置、感光体上の顕像化
されたトナー像を転写紙上に転写する転写装置、トナー
を転写紙上に定着させる定着装置、転写後に感光体上に
残ったトナーを清掃するクリーニング装置で形成される
のが一般的である。
【0003】現像装置は、主にトナーとトナーを担持す
る現像スリーブ、現像スリーブ上のトナーコーティング
を規制するトナー層厚規制部材により構成されている。
る現像スリーブ、現像スリーブ上のトナーコーティング
を規制するトナー層厚規制部材により構成されている。
【0004】上記現像装置内におけるトナーコーティン
グ方法として、トナー層厚規制部材を現像スリーブ上
に、現像スリーブの回転方向に対しカウンター方向に当
接し、該トナー層厚規制部材の現像スリーブへの圧力
と、該トナー層厚規制部材と現像スリーブとの接触部
(以下、ニップ部とも呼称する)から該トナー層厚規制
部材の当接方向(現像スリーブ回転方向上流側)の端部
までの長さ(以下、N.E.と呼称する)と現像スリー
ブとで作られたくさび状の空間の大きさによって、現像
スリーブ上のトナーコーティング量を規制する方法があ
る。
グ方法として、トナー層厚規制部材を現像スリーブ上
に、現像スリーブの回転方向に対しカウンター方向に当
接し、該トナー層厚規制部材の現像スリーブへの圧力
と、該トナー層厚規制部材と現像スリーブとの接触部
(以下、ニップ部とも呼称する)から該トナー層厚規制
部材の当接方向(現像スリーブ回転方向上流側)の端部
までの長さ(以下、N.E.と呼称する)と現像スリー
ブとで作られたくさび状の空間の大きさによって、現像
スリーブ上のトナーコーティング量を規制する方法があ
る。
【0005】一般的に、組立工程内での外観検査などの
品質確認や、物流中でのトナー漏れ防止の点で、現像ス
リーブ上にはユーザーの手元に渡るまでトナーはトナー
収容器内にシールされており、トナーがコーティングさ
れない状態にしてある現像装置も多い。また、ユーザー
が現像装置の初期状態において、トナーが現像スリーブ
上に無い状態で誤って現像スリーブを回転させる可能性
もあるので以下の問題点が生じてしまう。
品質確認や、物流中でのトナー漏れ防止の点で、現像ス
リーブ上にはユーザーの手元に渡るまでトナーはトナー
収容器内にシールされており、トナーがコーティングさ
れない状態にしてある現像装置も多い。また、ユーザー
が現像装置の初期状態において、トナーが現像スリーブ
上に無い状態で誤って現像スリーブを回転させる可能性
もあるので以下の問題点が生じてしまう。
【0006】すなわち、上記トナーコーティング方法を
用いている現像装置において、現像スリーブにトナーが
コーティングされていない状態において現像スリーブを
回転させると、トナー層厚規制部材や現像スリーブ上に
摺擦傷ができたり、あるいは、該トナー層厚規制部材が
ウレタンゴムなどの弾性体で構成されている場合は、ト
ナー層厚規制部材と現像スリーブとの摩擦抵抗によりト
ナー層厚規制部材が現像スリーブの回転方向にめくれて
しまい、均一で良好なトナーコーティングを行うことが
不可能になってしまう。
用いている現像装置において、現像スリーブにトナーが
コーティングされていない状態において現像スリーブを
回転させると、トナー層厚規制部材や現像スリーブ上に
摺擦傷ができたり、あるいは、該トナー層厚規制部材が
ウレタンゴムなどの弾性体で構成されている場合は、ト
ナー層厚規制部材と現像スリーブとの摩擦抵抗によりト
ナー層厚規制部材が現像スリーブの回転方向にめくれて
しまい、均一で良好なトナーコーティングを行うことが
不可能になってしまう。
【0007】そこで、トナー層厚規制部材上の現像スリ
ーブに当接する側の面に潤滑剤を塗布することにより上
記問題を解決している。
ーブに当接する側の面に潤滑剤を塗布することにより上
記問題を解決している。
【0008】潤滑剤の塗布方法としては、揮発性の液体
中に粉体粒子を分散させた溶液(該粉体粒子は該揮発性
の液体に対し耐溶剤性のあるもの)をトナー層厚規制部
材に塗布し、液体が完全に揮発したのち残った粉体粒子
を潤滑剤とするのが一般的である。潤滑剤を一旦液体中
に分散させるのは、潤滑剤を均一に塗布するためであ
る。また、潤滑剤としてトナーを使用すると、船による
輸出や夏場の運送など温度/湿度が非常に高い状態での
保管状況によってはトナーが劣化し、トナー層厚規制部
材や現像スリーブに融着したりする。その為、潤滑剤と
してトナーを使用することは避けられている。
中に粉体粒子を分散させた溶液(該粉体粒子は該揮発性
の液体に対し耐溶剤性のあるもの)をトナー層厚規制部
材に塗布し、液体が完全に揮発したのち残った粉体粒子
を潤滑剤とするのが一般的である。潤滑剤を一旦液体中
に分散させるのは、潤滑剤を均一に塗布するためであ
る。また、潤滑剤としてトナーを使用すると、船による
輸出や夏場の運送など温度/湿度が非常に高い状態での
保管状況によってはトナーが劣化し、トナー層厚規制部
材や現像スリーブに融着したりする。その為、潤滑剤と
してトナーを使用することは避けられている。
【0009】現像スリーブ上にトナーコーティングが行
われる際、トナー層厚規制部材上の潤滑剤はトナーによ
り掻き落とされ、トナーはトナー層厚規制部材と直接摺
擦しトリボ付与が行われる。
われる際、トナー層厚規制部材上の潤滑剤はトナーによ
り掻き落とされ、トナーはトナー層厚規制部材と直接摺
擦しトリボ付与が行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例による潤滑剤塗布方法では、現像スリーブ上にトナ
ーがコーティングされる際、上記トナー層厚規制部材上
の潤滑剤の量が該トナー層厚規制部材の長手方向で少し
でも不均一であると、潤滑剤の掻き落とされる量も不均
一になり、トナー層厚規制部材によるトナーへのトリボ
付与やトナーの層厚が不均一になる。特に、図6に示す
ように、トナー層厚規制部材21上の現像スリーブ22
とのニップ部から現像スリーブ22の回転方向(図中矢
印E方向)下流側に付着している潤滑剤24は、トナー
23による掻き落とす力が弱いため、長手方向で部分的
に残ってしまいやすい(図中Bで示す部分)。その結
果、該トナー層厚規制部材上に部分的に残った潤滑剤に
対応して、ハーフトーンなどの画像に縦白帯/スジが発
生する問題が生じた。
来例による潤滑剤塗布方法では、現像スリーブ上にトナ
ーがコーティングされる際、上記トナー層厚規制部材上
の潤滑剤の量が該トナー層厚規制部材の長手方向で少し
でも不均一であると、潤滑剤の掻き落とされる量も不均
一になり、トナー層厚規制部材によるトナーへのトリボ
付与やトナーの層厚が不均一になる。特に、図6に示す
ように、トナー層厚規制部材21上の現像スリーブ22
とのニップ部から現像スリーブ22の回転方向(図中矢
印E方向)下流側に付着している潤滑剤24は、トナー
23による掻き落とす力が弱いため、長手方向で部分的
に残ってしまいやすい(図中Bで示す部分)。その結
果、該トナー層厚規制部材上に部分的に残った潤滑剤に
対応して、ハーフトーンなどの画像に縦白帯/スジが発
生する問題が生じた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はトナーが存在し
ていないトナー担持体とトナー層厚規制部材との、少な
くとも接触部及びその近傍のトナー担持体上に潤滑粒子
が存在していることを特徴とする現像装置である。
ていないトナー担持体とトナー層厚規制部材との、少な
くとも接触部及びその近傍のトナー担持体上に潤滑粒子
が存在していることを特徴とする現像装置である。
【0012】前記構成をとることにより、トナー層厚規
制部材の現像スリーブとのニップ部とその近傍に介在す
る潤滑粒子は、潤滑剤として機能し、該現像スリーブ上
にトナーがコーティングする際、該トナーのコーティン
グ及びトリボ付与を乱すことはない。
制部材の現像スリーブとのニップ部とその近傍に介在す
る潤滑粒子は、潤滑剤として機能し、該現像スリーブ上
にトナーがコーティングする際、該トナーのコーティン
グ及びトリボ付与を乱すことはない。
【0013】潤滑粒子としては、シリコン樹脂、ポリ−
4フッ化エチレン、ポリ−3フッ化エチレンおよびポリ
フッ化ビニリデンなどの有機材料、硫化モリブデンおよ
びタルクなどの無機材料が用いられる。これらの中で、
特に、耐熱性および耐湿性の点でシリコン樹脂が好適で
ある。
4フッ化エチレン、ポリ−3フッ化エチレンおよびポリ
フッ化ビニリデンなどの有機材料、硫化モリブデンおよ
びタルクなどの無機材料が用いられる。これらの中で、
特に、耐熱性および耐湿性の点でシリコン樹脂が好適で
ある。
【0014】
(実施例1)以下に、本発明の実施例1を添付図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0015】図1は、本発明の実施例を示す画像形成装
置の概略構成断面図である。
置の概略構成断面図である。
【0016】この画像形成装置は、感光体1、帯電ロー
ラ2、現像装置7、クリーニング装置14のプロセス装
置が組み込まれているプロセスカートリッジ43と転写
ローラ13、定着装置15、光学系としてレーザースキ
ャナ4、ミラー6等が配設されている。
ラ2、現像装置7、クリーニング装置14のプロセス装
置が組み込まれているプロセスカートリッジ43と転写
ローラ13、定着装置15、光学系としてレーザースキ
ャナ4、ミラー6等が配設されている。
【0017】この画像形成装置の画像形成工程を以下に
説明する。
説明する。
【0018】この画像形成装置は、被帯電体(像担持
体)としての感光体1を備えている。感光体1は、φ2
4であり、また、アルミニウム製の導電性基体1bの表
面に光導電性の感光層1aを積層して構成し図示矢印A
方向に24mm/secのプロセススピードをもって回
転駆動される。
体)としての感光体1を備えている。感光体1は、φ2
4であり、また、アルミニウム製の導電性基体1bの表
面に光導電性の感光層1aを積層して構成し図示矢印A
方向に24mm/secのプロセススピードをもって回
転駆動される。
【0019】また、感光体1は、回転過程において帯電
ローラ2により負極性の均一帯電を受け、次いで、ビデ
オコントローラ(不図示)から送られる画像情報の時系
列電気デジタル画像信号に対応したレーザー光5がレー
ザースキャナ4により出力され、300dpiの解像度
をもって走査露光がなされ、画像形成装置本体に設置さ
れているミラー6を介して、表面に静電潜像が形成され
る。
ローラ2により負極性の均一帯電を受け、次いで、ビデ
オコントローラ(不図示)から送られる画像情報の時系
列電気デジタル画像信号に対応したレーザー光5がレー
ザースキャナ4により出力され、300dpiの解像度
をもって走査露光がなされ、画像形成装置本体に設置さ
れているミラー6を介して、表面に静電潜像が形成され
る。
【0020】上記感光体1の静電潜像は、現像装置7内
のトナー担持体である現像スリーブ10上に担持された
トナー8により反転現像され、顕像化される。
のトナー担持体である現像スリーブ10上に担持された
トナー8により反転現像され、顕像化される。
【0021】該トナー像は転写ローラ13の作用によっ
て転写紙P上に転写される。トナー像の転写を受けた転
写紙Pは、上記感光体1から分離されて定着装置15へ
導入され、そこでトナー像の定着を受けた後画像形成装
置本体から排出される。
て転写紙P上に転写される。トナー像の転写を受けた転
写紙Pは、上記感光体1から分離されて定着装置15へ
導入され、そこでトナー像の定着を受けた後画像形成装
置本体から排出される。
【0022】尚、トナー像転写後の感光体1上に残った
転写残りトナーは、クリーニング装置14により除去さ
れ、次の像形成プロセスが行われる。
転写残りトナーは、クリーニング装置14により除去さ
れ、次の像形成プロセスが行われる。
【0023】前記帯電ローラ2は、芯金とその外周のロ
ーラ状に被覆された10の5〜6乗Ω・cm程度の中抵
抗弾性ゴム層とで構成されていて、芯金の両端を軸受け
で回転可能に、かつ帯電ローラ2が常時感光体1に当接
するように支持されている。また、帯電ローラ2は感光
体1に対して縦動回転している。
ーラ状に被覆された10の5〜6乗Ω・cm程度の中抵
抗弾性ゴム層とで構成されていて、芯金の両端を軸受け
で回転可能に、かつ帯電ローラ2が常時感光体1に当接
するように支持されている。また、帯電ローラ2は感光
体1に対して縦動回転している。
【0024】この芯金はDCバイアスとACバイアスを
重畳できる帯電バイアス印加電源17と電気的に接続し
ており、この芯金を介して帯電ローラ2にバイアス印加
することで感光体1表面を所定の電位に帯電処理する。
本実施例では、直流電圧成分Vdc=−700(V)、
交流電圧成分Vpp=1600(V)、周波数Vf=4
00(Hz)の正弦波バイアスが印加できるように設定
した。この設定において、感光体1の表面電位を約−6
80(V)に帯電処理する。
重畳できる帯電バイアス印加電源17と電気的に接続し
ており、この芯金を介して帯電ローラ2にバイアス印加
することで感光体1表面を所定の電位に帯電処理する。
本実施例では、直流電圧成分Vdc=−700(V)、
交流電圧成分Vpp=1600(V)、周波数Vf=4
00(Hz)の正弦波バイアスが印加できるように設定
した。この設定において、感光体1の表面電位を約−6
80(V)に帯電処理する。
【0025】前記現像装置7は、非接触現像方式を採用
したものでトナー8を担持してこれを感光体1へと搬送
するトナー担持体である現像スリーブ10とトナー収容
室3とを有している。現像スリーブ10は、素管上にカ
ーボンを分散させた塗料をコートしたものである。
したものでトナー8を担持してこれを感光体1へと搬送
するトナー担持体である現像スリーブ10とトナー収容
室3とを有している。現像スリーブ10は、素管上にカ
ーボンを分散させた塗料をコートしたものである。
【0026】現像スリーブ10は非磁性であって、その
素管はアルミニウム、ステンレス鋼等で構成されてい
る。また塗料コートによって現像スリーブ10の表面上
は粗さをもっており、その粗さは、通常、平均でRa
0.4μm〜3.5μm、Rz3μm〜30μmに設定
される。本実施例では平均Ra1.8μm、Rz15μ
mのものを使用した。
素管はアルミニウム、ステンレス鋼等で構成されてい
る。また塗料コートによって現像スリーブ10の表面上
は粗さをもっており、その粗さは、通常、平均でRa
0.4μm〜3.5μm、Rz3μm〜30μmに設定
される。本実施例では平均Ra1.8μm、Rz15μ
mのものを使用した。
【0027】また、現像スリーブ10の内部にはマグネ
ットローラ11が固定配設されている。
ットローラ11が固定配設されている。
【0028】さらに、現像スリーブ10は不図示の軸受
けによって回転自在に支持されており、本実施例ではφ
12、周速36mm/secで図示矢印方向Hに回転し
ている。また、現像スリーブ10はDCバイアスにAC
バイアスが重畳できる電源12に接続されており、本実
施例では、直流電圧成分Vdc=−400V、交流電圧
成分Vpp=1400V、周波数f=1800Hzの矩
形波バイアスを印加した。
けによって回転自在に支持されており、本実施例ではφ
12、周速36mm/secで図示矢印方向Hに回転し
ている。また、現像スリーブ10はDCバイアスにAC
バイアスが重畳できる電源12に接続されており、本実
施例では、直流電圧成分Vdc=−400V、交流電圧
成分Vpp=1400V、周波数f=1800Hzの矩
形波バイアスを印加した。
【0029】現像スリーブ10は、感光体1に対して所
定の現像間隔をもって対向支持されており、現像間隔と
しては320μmに設定されている。
定の現像間隔をもって対向支持されており、現像間隔と
しては320μmに設定されている。
【0030】現像スリーブ10上のトナー8の層厚規制
を行うトナー層厚規制部材9は、厚さ1.0mm、硬度
67゜のウレタンゴムを使用しており、摩擦帯電により
トナー8に適正なトリボを与えている。
を行うトナー層厚規制部材9は、厚さ1.0mm、硬度
67゜のウレタンゴムを使用しており、摩擦帯電により
トナー8に適正なトリボを与えている。
【0031】トナー8は、現像スリーブ10に上記現像
バイアスが供給されると、感光体1との最近接位置(以
後現像領域と呼ぶ)において飛翔し、感光体1上に現像
される。
バイアスが供給されると、感光体1との最近接位置(以
後現像領域と呼ぶ)において飛翔し、感光体1上に現像
される。
【0032】ところで、本実施例では、トナー8として
磁性一成分ネガトナーを使用しており、このトナー8は
トナー収容室3に収容されている。トナー収容室3のト
ナー8は、現像スリーブ10内に内蔵されたマグネット
ローラ11の磁極S2の磁力により現像スリーブ10に
吸着される。本実施例では、磁極S2として磁力が70
0ガウスのピーク値を有するものを用いた。
磁性一成分ネガトナーを使用しており、このトナー8は
トナー収容室3に収容されている。トナー収容室3のト
ナー8は、現像スリーブ10内に内蔵されたマグネット
ローラ11の磁極S2の磁力により現像スリーブ10に
吸着される。本実施例では、磁極S2として磁力が70
0ガウスのピーク値を有するものを用いた。
【0033】尚、プロセスカートリッジ43の工場出荷
時点では、現像スリーブ10上には潤滑剤が均一に塗布
されており、プロセスカートリッジ43の使用直前にト
ナーシール16が切られることによりトナー8がトナー
収容室3より流れ出て、現像スリーブ10上に吸着しコ
ートされる仕組みになっている。
時点では、現像スリーブ10上には潤滑剤が均一に塗布
されており、プロセスカートリッジ43の使用直前にト
ナーシール16が切られることによりトナー8がトナー
収容室3より流れ出て、現像スリーブ10上に吸着しコ
ートされる仕組みになっている。
【0034】次に、本実施例の特徴である現像スリーブ
上に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布方法について述べる。
上に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布方法について述べる。
【0035】潤滑剤は、本実施例では、球形で、平均粒
径12μm、比重1.32のシリコン樹脂粒子(商品
名:トスパール:東芝シリコーン(株))を使用した。
径12μm、比重1.32のシリコン樹脂粒子(商品
名:トスパール:東芝シリコーン(株))を使用した。
【0036】現像スリーブへの潤滑剤塗布は、スポンジ
ローラにシリコン樹脂粒子をまぶし、それを現像スリー
ブに接触させてシリコン樹脂粒子を塗布させる方法と、
シリコン樹脂粒子を揮発性の溶剤に分散させ、その溶液
をスポンジローラに染みこませ、該スポンジローラを現
像スリーブに接触させて該溶液を塗布し、溶剤が完全に
揮発してシリコン樹脂粒子のみが現像スリーブ上に残る
方法の2種類を図5に示す潤滑剤塗布装置で行った。
ローラにシリコン樹脂粒子をまぶし、それを現像スリー
ブに接触させてシリコン樹脂粒子を塗布させる方法と、
シリコン樹脂粒子を揮発性の溶剤に分散させ、その溶液
をスポンジローラに染みこませ、該スポンジローラを現
像スリーブに接触させて該溶液を塗布し、溶剤が完全に
揮発してシリコン樹脂粒子のみが現像スリーブ上に残る
方法の2種類を図5に示す潤滑剤塗布装置で行った。
【0037】潤滑剤塗布装置の仕組みを以下に説明す
る。
る。
【0038】潤滑剤塗布装置は、スポンジローラ26、
現像スリーブ27、塗布容器28、潤滑剤29により構
成されている。
現像スリーブ27、塗布容器28、潤滑剤29により構
成されている。
【0039】スポンジローラ26は芯金26aとスポン
ジ26bで構成されており、芯金径はφ6、スポンジロ
ーラ径はφ20で、スポンジの肉厚は7mmである。ま
た、スポンジ26bの材質はポリウレタンフォームであ
り、平均発泡径は約360μmである。
ジ26bで構成されており、芯金径はφ6、スポンジロ
ーラ径はφ20で、スポンジの肉厚は7mmである。ま
た、スポンジ26bの材質はポリウレタンフォームであ
り、平均発泡径は約360μmである。
【0040】スポンジローラ26の芯金26aの片側は
不図示の軸受けによって回転自在に支持されており、一
方の片側は不図示のモーターの回転軸とギヤを介して接
続されている。
不図示の軸受けによって回転自在に支持されており、一
方の片側は不図示のモーターの回転軸とギヤを介して接
続されている。
【0041】スポンジローラ26は不図示のモーターに
より駆動を受け、図中矢印F方向に回転する。スポンジ
26bの一部は塗布容器28内の潤滑剤29に浸されて
おり、スポンジローラ26はスポンジ表面に潤滑剤を保
持し、回転により現像スリーブ27へと潤滑剤を搬送す
る。また、スポンジローラ26の回転速度は調整可能に
なっている。
より駆動を受け、図中矢印F方向に回転する。スポンジ
26bの一部は塗布容器28内の潤滑剤29に浸されて
おり、スポンジローラ26はスポンジ表面に潤滑剤を保
持し、回転により現像スリーブ27へと潤滑剤を搬送す
る。また、スポンジローラ26の回転速度は調整可能に
なっている。
【0042】一方、現像スリーブ27は塗布容器28内
にスポンジローラ26と平行に設置される。現像スリー
ブ27の設置位置は、図中矢印G方向から現像スリーブ
27の長手方向両端部を不図示の回転自在の軸受けによ
って押圧し、スポンジローラ26の表面から長手方向均
一に1mm侵入させている。
にスポンジローラ26と平行に設置される。現像スリー
ブ27の設置位置は、図中矢印G方向から現像スリーブ
27の長手方向両端部を不図示の回転自在の軸受けによ
って押圧し、スポンジローラ26の表面から長手方向均
一に1mm侵入させている。
【0043】現像スリーブ27の片側にはギヤフランジ
(不図示)が付いており、不図示のモーターの回転駆動
を受けるギヤをそのギヤフランジに装着することによ
り、現像スリーブ27を図中矢印F方向に回転させてい
る。現像スリーブ27の回転速度も調整可能である。
(不図示)が付いており、不図示のモーターの回転駆動
を受けるギヤをそのギヤフランジに装着することによ
り、現像スリーブ27を図中矢印F方向に回転させてい
る。現像スリーブ27の回転速度も調整可能である。
【0044】つまり、スポンジローラ26と現像スリー
ブ27はそれぞれに対しカウンター方向に回転してお
り、スポンジローラ26上の潤滑剤を現像スリーブ27
上に擦りつけるように塗布を行う。現像スリーブ27上
の潤滑剤の塗布量は、現像スリーブのスポンジローラに
対する侵入量、現像スリーブ/スポンジローラのそれぞ
れの回転速度と相対速度、塗布容器内の潤滑剤の絶対量
により決定される。本実施例においては、現像スリーブ
27とスポンジローラ26の回転速度を共に24mm/
secに設定した。さらに、シリコン樹脂粒子を粉体の
まま現像スリーブ27に塗布する場合においては、塗布
容器28内にシリコン樹脂粒子をスポンジローラ26の
スポンジが長手方向で均一に埋るほど(スポンジローラ
26が約7mm埋っている)充填した。また、シリコン
樹脂粒子を揮発性の溶剤に分散させた溶液を塗布する場
合においては、塗布容器28内にシリコン樹脂粒子分散
溶液をスポンジローラ26のスポンジが半分ほど長手方
向で均一に埋るくらい(スポンジローラ26が約3mm
埋っている)入れた。尚、塗布容器28及びスポンジロ
ーラ26は耐溶剤性に優れており、溶剤を塗布容器28
内に入れたり、スポンジローラ26に長時間浸していて
も問題ない。
ブ27はそれぞれに対しカウンター方向に回転してお
り、スポンジローラ26上の潤滑剤を現像スリーブ27
上に擦りつけるように塗布を行う。現像スリーブ27上
の潤滑剤の塗布量は、現像スリーブのスポンジローラに
対する侵入量、現像スリーブ/スポンジローラのそれぞ
れの回転速度と相対速度、塗布容器内の潤滑剤の絶対量
により決定される。本実施例においては、現像スリーブ
27とスポンジローラ26の回転速度を共に24mm/
secに設定した。さらに、シリコン樹脂粒子を粉体の
まま現像スリーブ27に塗布する場合においては、塗布
容器28内にシリコン樹脂粒子をスポンジローラ26の
スポンジが長手方向で均一に埋るほど(スポンジローラ
26が約7mm埋っている)充填した。また、シリコン
樹脂粒子を揮発性の溶剤に分散させた溶液を塗布する場
合においては、塗布容器28内にシリコン樹脂粒子分散
溶液をスポンジローラ26のスポンジが半分ほど長手方
向で均一に埋るくらい(スポンジローラ26が約3mm
埋っている)入れた。尚、塗布容器28及びスポンジロ
ーラ26は耐溶剤性に優れており、溶剤を塗布容器28
内に入れたり、スポンジローラ26に長時間浸していて
も問題ない。
【0045】また、シリコン樹脂粒子分散溶液は、溶剤
としてフロリナートとIPEを使用し、混合重量比を、
シリコン樹脂粒子:フロリナート:IPE=24.5:
77:28にして混合し、濃度19%で作成する。
としてフロリナートとIPEを使用し、混合重量比を、
シリコン樹脂粒子:フロリナート:IPE=24.5:
77:28にして混合し、濃度19%で作成する。
【0046】上記潤滑剤塗布装置を用いて現像スリーブ
への塗布状態を観た結果、どちらの方法も同等に良いレ
ベルで現像スリーブ上に塗布可能であることが判明し
た。本実施例では溶剤レスにより良環境性、コスト安、
溶液の濃度管理不要の効果があるため、潤滑剤塗布方法
は前者のシリコン樹脂粒子を現像スリーブ上に直接塗布
する方法がより望ましい。
への塗布状態を観た結果、どちらの方法も同等に良いレ
ベルで現像スリーブ上に塗布可能であることが判明し
た。本実施例では溶剤レスにより良環境性、コスト安、
溶液の濃度管理不要の効果があるため、潤滑剤塗布方法
は前者のシリコン樹脂粒子を現像スリーブ上に直接塗布
する方法がより望ましい。
【0047】塗布方法については、その他に筆にシリコ
ン樹脂粒子をまぶして塗布したり、揮発性の溶剤中にシ
リコン樹脂粒子を分散させた溶液を直接現像スリーブ上
に吹きかけたるなどあるが、もちろんそれらの方法によ
り、現像スリーブ上に塗布しても良い。
ン樹脂粒子をまぶして塗布したり、揮発性の溶剤中にシ
リコン樹脂粒子を分散させた溶液を直接現像スリーブ上
に吹きかけたるなどあるが、もちろんそれらの方法によ
り、現像スリーブ上に塗布しても良い。
【0048】次に、現像スリーブ上の単位面積あたりの
潤滑剤塗布量をG(g/cm2)とし、Gと画像の関係
を調べた。画像確認は、潤滑剤を塗布した現像スリーブ
を組み込んだプロセスカートリッジを試作し、それぞれ
のプロセスカートリッジを図1に示す画像形成装置を用
いて、A4用紙を該プロセスカートリッジの寿命である
5000枚の耐久試験を行って評価した。
潤滑剤塗布量をG(g/cm2)とし、Gと画像の関係
を調べた。画像確認は、潤滑剤を塗布した現像スリーブ
を組み込んだプロセスカートリッジを試作し、それぞれ
のプロセスカートリッジを図1に示す画像形成装置を用
いて、A4用紙を該プロセスカートリッジの寿命である
5000枚の耐久試験を行って評価した。
【0049】潤滑剤の塗布量の絶対量が少なすぎると現
像スリーブ上に均一に塗布することが難しく、その為現
像スリーブ上のシリコン樹脂粒子の塗布量分布が不均一
になる為、現像スリーブ上にコートされたトナーがシリ
コン樹脂粒子の塗布量分布に応じてトリボ付与が乱さ
れ、ハーフトーン、べた黒上において縦帯状の濃度ムラ
が発生する。
像スリーブ上に均一に塗布することが難しく、その為現
像スリーブ上のシリコン樹脂粒子の塗布量分布が不均一
になる為、現像スリーブ上にコートされたトナーがシリ
コン樹脂粒子の塗布量分布に応じてトリボ付与が乱さ
れ、ハーフトーン、べた黒上において縦帯状の濃度ムラ
が発生する。
【0050】また、塗布量が多すぎると、トナーが適正
トリボを持てなくなったり、現像時にトナーと一緒にシ
リコン樹脂粒子が感光体上に転移したりするため、ハー
フトーン、特にべた黒上において現像スリーブに起因す
る濃度ムラが発生する。また、現像スリーブ上からシリ
コン樹脂粒子が落ちて散乱する弊害も発生する。
トリボを持てなくなったり、現像時にトナーと一緒にシ
リコン樹脂粒子が感光体上に転移したりするため、ハー
フトーン、特にべた黒上において現像スリーブに起因す
る濃度ムラが発生する。また、現像スリーブ上からシリ
コン樹脂粒子が落ちて散乱する弊害も発生する。
【0051】よって、塗布量Gは、0.30(mg/c
m2)<G<4.93(mg/cm2) にするのが望ま
しい。この塗布量に設定すれば、現像スリーブ上への良
好な塗布が可能であり、良好な画像を得られることが判
明した。この塗布量の好適範囲は他の潤滑粒子に対して
も適用される。
m2)<G<4.93(mg/cm2) にするのが望ま
しい。この塗布量に設定すれば、現像スリーブ上への良
好な塗布が可能であり、良好な画像を得られることが判
明した。この塗布量の好適範囲は他の潤滑粒子に対して
も適用される。
【0052】尚、潤滑剤の粒径は、小さすぎると塗布工
程においてチャージアップを起こし、現像スリーブ表面
上に鏡映力によって付着し且つ埋め込まれてしまうの
で、コートされたトナーのトリボが乱され、ハーフトー
ン、べた黒上に縦白帯/スジが発生する。また、大きす
ぎると、現像スリーブ上に均一に塗布することが難し
く、また、現像スリーブより落下し散乱する弊害が生じ
るので、潤滑剤の平均粒径は5〜30μmにするのが望
ましい。
程においてチャージアップを起こし、現像スリーブ表面
上に鏡映力によって付着し且つ埋め込まれてしまうの
で、コートされたトナーのトリボが乱され、ハーフトー
ン、べた黒上に縦白帯/スジが発生する。また、大きす
ぎると、現像スリーブ上に均一に塗布することが難し
く、また、現像スリーブより落下し散乱する弊害が生じ
るので、潤滑剤の平均粒径は5〜30μmにするのが望
ましい。
【0053】(実施例2)以下に、本発明の実施例2を
添付図面に基づいて説明する。
添付図面に基づいて説明する。
【0054】本実施例はトナーシールを引く前(工場出
荷前)のトナー層厚規制部材と現像スリーブとの間に潤
滑剤を介在させる工程を説明する。
荷前)のトナー層厚規制部材と現像スリーブとの間に潤
滑剤を介在させる工程を説明する。
【0055】図2はプロセスカートリッジ44における
本実施例の上記工程を行なう概略装置図である。
本実施例の上記工程を行なう概略装置図である。
【0056】上記プロセスカートリッジ44は、感光体
1、帯電ローラ2、現像装置7、クリーニング装置14
のプロセス装置が組み込まれている。尚、各プロセス装
置の機能及び構成は、実施例1と同様である。その為、
図1と同一要素には同一符号が付してある。また、プロ
セスカートリッジ44は図1のプロセスカートリッジ4
3と交換可能である。
1、帯電ローラ2、現像装置7、クリーニング装置14
のプロセス装置が組み込まれている。尚、各プロセス装
置の機能及び構成は、実施例1と同様である。その為、
図1と同一要素には同一符号が付してある。また、プロ
セスカートリッジ44は図1のプロセスカートリッジ4
3と交換可能である。
【0057】次に、本実施例の特徴であるトナー層厚規
制部材と現像スリーブとの間に潤滑剤を介在させる潤滑
剤塗布方法について述べる。
制部材と現像スリーブとの間に潤滑剤を介在させる潤滑
剤塗布方法について述べる。
【0058】潤滑剤は、本実施例では、実施例1と同様
に球形の平均粒径12μm、比重1.32のシリコン樹
脂粒子(商品名:トスパール:東芝シリコーン(株))
を使用した。
に球形の平均粒径12μm、比重1.32のシリコン樹
脂粒子(商品名:トスパール:東芝シリコーン(株))
を使用した。
【0059】本実施例では、現像スリーブへの潤滑剤塗
布は、実施例1で使用した図5に示す潤滑剤塗布装置を
用い、シリコン樹脂粒子を粉体で塗布させる方法で行
い、該現像スリーブ長手方向、周方向に一様に塗布し
た。
布は、実施例1で使用した図5に示す潤滑剤塗布装置を
用い、シリコン樹脂粒子を粉体で塗布させる方法で行
い、該現像スリーブ長手方向、周方向に一様に塗布し
た。
【0060】塗布方法については、その他に筆にシリコ
ン樹脂粒子をまぶして塗布したり、揮発性の溶剤中にシ
リコン樹脂粒子を分散させた溶液を直接現像スリーブ上
に吹きかけたり、あるいは、その溶液をスポンジローラ
に染みこませた後そのスポンジローラを現像スリーブに
接触させて塗布するなどあるが、もちろんそれらの方法
により、現像スリーブ上に塗布しても良い。
ン樹脂粒子をまぶして塗布したり、揮発性の溶剤中にシ
リコン樹脂粒子を分散させた溶液を直接現像スリーブ上
に吹きかけたり、あるいは、その溶液をスポンジローラ
に染みこませた後そのスポンジローラを現像スリーブに
接触させて塗布するなどあるが、もちろんそれらの方法
により、現像スリーブ上に塗布しても良い。
【0061】次に、シリコン樹脂粒子の塗布が終了した
現像スリーブ10をトナーシールの切られていないプロ
セスカートリッジ44に組み、以下に説明するプロセス
工程によって、トナー層厚規制部材と現像スリーブとの
間の潤滑剤塗布を行った。
現像スリーブ10をトナーシールの切られていないプロ
セスカートリッジ44に組み、以下に説明するプロセス
工程によって、トナー層厚規制部材と現像スリーブとの
間の潤滑剤塗布を行った。
【0062】以下に、上記潤滑剤塗布のプロセス工程を
説明する。
説明する。
【0063】上記工程において、被帯電体としての感光
体1が図示矢印A方向に24mm/secのプロセスス
ピードをもって回転駆動される。
体1が図示矢印A方向に24mm/secのプロセスス
ピードをもって回転駆動される。
【0064】感光体1は、回転過程において帯電ローラ
2により負極性の均一帯電を受ける。
2により負極性の均一帯電を受ける。
【0065】帯電ローラ2は、その芯金がDCバイアス
にACバイアスを重畳できる帯電バイアス印加電源18
と電気的に接続しており、この芯金を介して帯電ローラ
2にバイアス印加することで感光体1表面を所定の電位
に帯電処理する。本実施例では、直流電圧成分Vdc=
−170(V)、交流電圧成分Vpp=1600
(V)、周波数Vf=400(Hz)の正弦波バイアス
が印加できるように設定した。この設定において、感光
体1の表面電位を約−150(V)に帯電処理する。
にACバイアスを重畳できる帯電バイアス印加電源18
と電気的に接続しており、この芯金を介して帯電ローラ
2にバイアス印加することで感光体1表面を所定の電位
に帯電処理する。本実施例では、直流電圧成分Vdc=
−170(V)、交流電圧成分Vpp=1600
(V)、周波数Vf=400(Hz)の正弦波バイアス
が印加できるように設定した。この設定において、感光
体1の表面電位を約−150(V)に帯電処理する。
【0066】一方、現像装置7内においては、現像スリ
ーブ10が、感光体1が回転駆動すると同時に図示矢印
H方向に周速36mm/secで回転している。
ーブ10が、感光体1が回転駆動すると同時に図示矢印
H方向に周速36mm/secで回転している。
【0067】また、現像スリーブ10は、DCバイアス
にACバイアスが重畳できる電源20に接続されてお
り、本実施例では、直流電圧成分Vdc=−300
(V)、交流電圧成分Vpp=1200(V)、周波数
Vf=1800(Hz)の矩形波バイアスを印加した。
にACバイアスが重畳できる電源20に接続されてお
り、本実施例では、直流電圧成分Vdc=−300
(V)、交流電圧成分Vpp=1200(V)、周波数
Vf=1800(Hz)の矩形波バイアスを印加した。
【0068】現像スリーブ10と感光体1の現像間隔は
実施例1と同様320μmに設定されている。
実施例1と同様320μmに設定されている。
【0069】また、現像スリーブ10の上記回転によっ
て、現像スリーブ10上のシリコン樹脂粒子19は、現
像スリーブ10上に当接しているトナー層厚規制部材9
によって層厚規制を受ける。上記層厚規制は、トナー層
厚規制部材9の現像スリーブ10への圧力とトナー層厚
規制部材9のN.E.部により決定される。層厚規制を
受けて現像スリーブ10上に残ったシリコン樹脂粒子1
9は、トナー層厚規制部材によって摩擦帯電を受け、適
正な負極性のトリボを与えられている。このトリボを持
ったシリコン樹脂粒子19は、現像スリーブ10によっ
て感光体1へ搬送される。また、上記層厚規制を受けて
現像スリーブ10上に残れなかったシリコン樹脂粒子1
9は、図4aに示すように、トナー層厚規制部材9の
N.E.部と現像スリーブ10との間で図示矢印C方向
に循環しているか、トナー層厚規制部材9の現像スリー
ブ10とのニップ部で転がっており、時折、現像スリー
ブ10によって、感光体1の方向に搬送されるが、全て
のシリコン樹脂粒子19が現像スリーブ10によって搬
送されることはない。
て、現像スリーブ10上のシリコン樹脂粒子19は、現
像スリーブ10上に当接しているトナー層厚規制部材9
によって層厚規制を受ける。上記層厚規制は、トナー層
厚規制部材9の現像スリーブ10への圧力とトナー層厚
規制部材9のN.E.部により決定される。層厚規制を
受けて現像スリーブ10上に残ったシリコン樹脂粒子1
9は、トナー層厚規制部材によって摩擦帯電を受け、適
正な負極性のトリボを与えられている。このトリボを持
ったシリコン樹脂粒子19は、現像スリーブ10によっ
て感光体1へ搬送される。また、上記層厚規制を受けて
現像スリーブ10上に残れなかったシリコン樹脂粒子1
9は、図4aに示すように、トナー層厚規制部材9の
N.E.部と現像スリーブ10との間で図示矢印C方向
に循環しているか、トナー層厚規制部材9の現像スリー
ブ10とのニップ部で転がっており、時折、現像スリー
ブ10によって、感光体1の方向に搬送されるが、全て
のシリコン樹脂粒子19が現像スリーブ10によって搬
送されることはない。
【0070】やがて、帯電処理された感光体1が現像ス
リーブ10に対向したときに、感光体1の表面と現像ス
リーブとの電位差によって、負極性に帯電したシリコン
樹脂粒子19が感光体1の表面上に飛翔し付着する。
リーブ10に対向したときに、感光体1の表面と現像ス
リーブとの電位差によって、負極性に帯電したシリコン
樹脂粒子19が感光体1の表面上に飛翔し付着する。
【0071】感光体1上に付着したシリコン樹脂粒子1
9は、図3に示すように、クリーニング装置14によっ
て感光体1の表面上から掻き落とされ、感光体1の表面
は清掃される。従って、感光体1上に付着したシリコン
樹脂粒子19が帯電ローラ2に付着し、帯電機構を乱し
たりはしない。
9は、図3に示すように、クリーニング装置14によっ
て感光体1の表面上から掻き落とされ、感光体1の表面
は清掃される。従って、感光体1上に付着したシリコン
樹脂粒子19が帯電ローラ2に付着し、帯電機構を乱し
たりはしない。
【0072】感光体1は1回転して停止する。この停止
によって、本実施例の潤滑剤塗布のプロセス工程は終了
するが、トナー層厚規制部材9と現像スリーブ10との
間の潤滑剤は、図4bに示すように、トナー層厚規制部
材9と現像スリーブ10とのニップ部及びN.E.部に
残っている。
によって、本実施例の潤滑剤塗布のプロセス工程は終了
するが、トナー層厚規制部材9と現像スリーブ10との
間の潤滑剤は、図4bに示すように、トナー層厚規制部
材9と現像スリーブ10とのニップ部及びN.E.部に
残っている。
【0073】また、ニップ部から現像スリーブ10の回
転方向下流側の潤滑剤は、物理的な力によってトナー層
厚規制部材9上に付着するため、多少介在する。しかし
ながら、従来のトナー層厚規制部材上に潤滑剤を塗布す
る場合では、トナー層厚規制部材上に潤滑剤を塗布して
からトナー層厚規制部材を現像スリーブに当接するた
め、塗布工程においてニップ部を規定するのが難しい。
その為、塗布幅を広くとる必要があった。従って、図6
に示すように、潤滑剤の塗布量が、ニップ部から現像ス
リーブ回転方向下流側の重量をa、ニップ部から現像ス
リーブ回転方向上流側の重量をbとすると、 a >b となる関係になり、その為、ニップ部から現像スリーブ
回転方向下流側の潤滑剤でトナーによって正常に掻き落
とされない部分が生じていた。その結果、従来例に示し
たような画像上の問題が発生した。
転方向下流側の潤滑剤は、物理的な力によってトナー層
厚規制部材9上に付着するため、多少介在する。しかし
ながら、従来のトナー層厚規制部材上に潤滑剤を塗布す
る場合では、トナー層厚規制部材上に潤滑剤を塗布して
からトナー層厚規制部材を現像スリーブに当接するた
め、塗布工程においてニップ部を規定するのが難しい。
その為、塗布幅を広くとる必要があった。従って、図6
に示すように、潤滑剤の塗布量が、ニップ部から現像ス
リーブ回転方向下流側の重量をa、ニップ部から現像ス
リーブ回転方向上流側の重量をbとすると、 a >b となる関係になり、その為、ニップ部から現像スリーブ
回転方向下流側の潤滑剤でトナーによって正常に掻き落
とされない部分が生じていた。その結果、従来例に示し
たような画像上の問題が発生した。
【0074】本実施例の場合、従来例と比較すると、ニ
ップ部から現像スリーブ回転方向下流側の重量は非常に
少ないので、上記aとbの関係は a <b なる関係になっている。
ップ部から現像スリーブ回転方向下流側の重量は非常に
少ないので、上記aとbの関係は a <b なる関係になっている。
【0075】従って、トナーの現像スリーブ上へのコー
ト及びトリボ付与が乱されることはない。また、この潤
滑剤があるために、トナーが現像スリーブ上にない状態
においても、トナー層厚規制部材上や現像スリーブ上に
摺擦傷ができたり、また、トナー層厚規制部材が現像ス
リーブの回転によってめくれることもない。また、上記
潤滑剤塗布方法では、現像スリーブ上の余分な潤滑剤は
感光体上へ飛翔してしまうため、潤滑剤の適正塗布量の
範囲が拡がる。更に、感光体上に飛翔した潤滑剤はプロ
セスカートリッジ内のクリーニング装置によって掻き落
とされ回収されるので、潤滑剤が組立作業場において舞
うこともなく、組立作業場のクリーンな状態を保つこと
ができる。
ト及びトリボ付与が乱されることはない。また、この潤
滑剤があるために、トナーが現像スリーブ上にない状態
においても、トナー層厚規制部材上や現像スリーブ上に
摺擦傷ができたり、また、トナー層厚規制部材が現像ス
リーブの回転によってめくれることもない。また、上記
潤滑剤塗布方法では、現像スリーブ上の余分な潤滑剤は
感光体上へ飛翔してしまうため、潤滑剤の適正塗布量の
範囲が拡がる。更に、感光体上に飛翔した潤滑剤はプロ
セスカートリッジ内のクリーニング装置によって掻き落
とされ回収されるので、潤滑剤が組立作業場において舞
うこともなく、組立作業場のクリーンな状態を保つこと
ができる。
【0076】尚、本実施例のプロセスカートッリッジ4
4の工場出荷時点では、トナー層厚規制部材9と現像ス
リーブ10との間において、トナー層厚規制部材9の現
像スリーブ10とのニップ部とその近傍のN.E.部に
潤滑剤が均一に塗布されており、該ニップ部から現像ス
リーブ10の回転方向下流側には潤滑剤はほとんどな
い。また、プロセスカートリッジ44の使用直前にトナ
ーシール16が切られることによりトナー8がトナー収
容室3より流れ出て、現像スリーブ10上に吸着しコー
トされる仕組みになっている。
4の工場出荷時点では、トナー層厚規制部材9と現像ス
リーブ10との間において、トナー層厚規制部材9の現
像スリーブ10とのニップ部とその近傍のN.E.部に
潤滑剤が均一に塗布されており、該ニップ部から現像ス
リーブ10の回転方向下流側には潤滑剤はほとんどな
い。また、プロセスカートリッジ44の使用直前にトナ
ーシール16が切られることによりトナー8がトナー収
容室3より流れ出て、現像スリーブ10上に吸着しコー
トされる仕組みになっている。
【0077】そこで、上記工程を経たプロセスカートリ
ッジ44を図1に示す画像形成装置を用いて、A4用紙
を該プロセスカートリッジの寿命である5000枚の耐
久試験を実施した。その結果、耐久試験を通しての画像
評価において縦白帯/スジ、及びシリコン樹脂粒子をト
ナー層厚規制部材と現像スリーブとの間に塗布したこと
による画像不良とその弊害は発生しなかった。
ッジ44を図1に示す画像形成装置を用いて、A4用紙
を該プロセスカートリッジの寿命である5000枚の耐
久試験を実施した。その結果、耐久試験を通しての画像
評価において縦白帯/スジ、及びシリコン樹脂粒子をト
ナー層厚規制部材と現像スリーブとの間に塗布したこと
による画像不良とその弊害は発生しなかった。
【0078】上記結果より、シリコン樹脂粒子を、トナ
ー層厚規制部材の現像スリーブとのニップ部及び、該ニ
ップ部から該現像スリーブ回転方向上流側における該ト
ナー層厚規制部材と該現像スリーブとの間に介在させ、
該ニップ部から該現像スリーブ回転方向下流側における
該トナー層厚規制部材と該現像スリーブとの間にはほと
んど介在させないことにより、画像上の縦白帯/スジに
対して効果があり、かつその弊害もないことが判明し
た。
ー層厚規制部材の現像スリーブとのニップ部及び、該ニ
ップ部から該現像スリーブ回転方向上流側における該ト
ナー層厚規制部材と該現像スリーブとの間に介在させ、
該ニップ部から該現像スリーブ回転方向下流側における
該トナー層厚規制部材と該現像スリーブとの間にはほと
んど介在させないことにより、画像上の縦白帯/スジに
対して効果があり、かつその弊害もないことが判明し
た。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トナー層厚規制部材上に潤滑剤を塗布する場合に比べ
て、高品位の画像を得ることができ、且つ組立工程の効
率化、及びコスト低減が可能となる。
トナー層厚規制部材上に潤滑剤を塗布する場合に比べ
て、高品位の画像を得ることができ、且つ組立工程の効
率化、及びコスト低減が可能となる。
【図1】本発明に係る実施例1の画像形成装置の概略構
成断面図
成断面図
【図2】本発明に係る実施例2の潤滑剤塗布工程説明図
【図3】本発明に係る実施例2の潤滑剤塗布工程説明図
【図4】aは本発明に係る実施例2のトナー層厚規制部
材と現像スリーブとの接触部付近の拡大図、bは本発明
に係る実施例2のトナー層厚規制部材と現像スリーブと
の接触部付近の拡大図
材と現像スリーブとの接触部付近の拡大図、bは本発明
に係る実施例2のトナー層厚規制部材と現像スリーブと
の接触部付近の拡大図
【図5】潤滑剤塗布装置の説明図
【図6】従来例のトナー層厚規制部材の現像スリーブと
の接触部及びその近傍の拡大斜視図
の接触部及びその近傍の拡大斜視図
1 感光ドラム 2 帯電装置 3 トナー収容室 4 レーザースキャナ 5 レーザー光 6 ミラー 7 現像装置 8、23 トナー 9、21 トナー層厚規制部材 10、22、27 現像スリーブ 11 マグネットローラ 12、20 電源 13 転写ローラ 14 クリーニング装置 15 定着装置 16 トナーシール 17、18 帯電バイアス電源 19 シリコン樹脂粒子 24、29 潤滑剤 26 スポンジローラ 28 塗布容器 43、44 プロセスカートリッジ
Claims (8)
- 【請求項1】 トナーが存在していないトナー担持体と
トナー層厚規制部材との、少なくとも接触部及びその近
傍のトナー担持体上に潤滑粒子が存在していることを特
徴とする現像装置。 - 【請求項2】 トナー担持体上の潤滑粒子の存在量が
0.3mg/cm2以上であることを特徴とする請求項
1の現像装置。 - 【請求項3】 潤滑粒子がシリコン樹脂であることを特
徴とする請求項1の現像装置。 - 【請求項4】 トナー層厚規制部材とトナー担持体との
接触部及びその近傍に存在する潤滑粒子の存在分布が、
該接触部からトナー担持体のトナー搬送方向下流側に存
在する重量をa、該接触部からトナー担持体のトナー搬
送方向上流側に存在する重量をbとすると、 a <b であることを特徴とする請求項1記載の現像装置。 - 【請求項5】 潤滑粒子がトナー担持体上に粉体で塗布
されていることを特徴とする請求項1〜4記載の現像装
置。 - 【請求項6】 潤滑粒子の平均粒径が5〜30μmであ
ることを特徴とする請求項1〜4記載の現像装置。 - 【請求項7】 潤滑粒子はトナー担持体あるいはトナー
層厚規制部材との摺擦により摩擦帯電するものであるこ
とを特徴とする請求項1〜5記載の現像装置。 - 【請求項8】 トナーが負極性に帯電することを特徴と
する請求項1記載の現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1586695A JPH08211728A (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1586695A JPH08211728A (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | 現像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08211728A true JPH08211728A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=11900733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1586695A Pending JPH08211728A (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | 現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08211728A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0921445A2 (en) * | 1997-12-05 | 1999-06-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Developing apparatus using one-component toner |
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-
1995
- 1995-02-02 JP JP1586695A patent/JPH08211728A/ja active Pending
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Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011218 |