JPH08210707A - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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JPH08210707A
JPH08210707A JP7271549A JP27154995A JPH08210707A JP H08210707 A JPH08210707 A JP H08210707A JP 7271549 A JP7271549 A JP 7271549A JP 27154995 A JP27154995 A JP 27154995A JP H08210707 A JPH08210707 A JP H08210707A
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burner
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送風制御系及び燃料制御系を複雑にすること
なく円滑な着火をする。 【解決手段】 温風吹出し口5の一部を開閉するダンパ
9を設け、制御装置30は、バーナ10の点火動作時に
比例弁18によりバーナ10への燃料供給量を点火供給
量に制御し、対流ファン8の回転数を燃料供給量に対応
させるとともに、ダンパ9を閉状態に制御する。ダンパ
9が閉状態であるため、点火動作時にバーナ10へ供給
される混合気は、ガスリッチとなり着火し易い。点火動
作時にはダンパ9の閉制御のみでよく、送風制御系は燃
料供給に対応させたままでよく、変更する必要がない。
燃焼停止後には、ダンパ9を開にしてポストパージを行
い、ポストパージ後にダンパ9を閉じる。燃焼後の冷却
が速く、点火動作時にすでに閉状態となっており、すぐ
に点火動作を開始できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーシング内に加
熱源と送風機とを配し、加熱源および送風機を目標加熱
量に応じて制御する温風暖房機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】温風暖房機では、加熱源の加熱量と送風
機の送風量とが相互に適切に制御されて適度の温度の温
風が吹き出される。こうした送風機には、印加電圧を変
更することによって簡単に回転数が変化するモータによ
って駆動されるものが用いられ、加熱源の加熱量に対応
してモータへの印加電圧を変更することによって、吹き
出される送風量を変更している。一方、最近では、比較
的広い室内等の暖房負荷が大きい場合でも十分に暖房で
きるように暖房能力の増大が望まれ、他方では、こうし
た大きな暖房能力が得られ且つそれ程広くない室内等の
暖房負荷が小さい場合において、過剰な暖房が行われる
ことがないように、加熱量が十分に制限されることが望
まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、モータによっ
てファンが駆動される送風機においては、送風ダクトが
一定の場合には、モータへの印加電圧に対する回転数特
性が一定の関係であるため、上記の要求に応じて加熱源
の最大加熱量を大きくし、また、加熱源の加熱量を小さ
い加熱量から大きい加熱量までの幅広い範囲で変更可能
にした場合に、それに応じて送風機の印加電圧を変更し
て低回転数から高回転数まで変化させると、加熱量が大
きい場合には送風量が大きくなり、加熱量が小さい場合
には送風量が小さくなる。
【0004】このため、送風量が小さい場合には、温風
吹出し口から吹き出される温風が弱く遠くまで届き難く
なり、暖気が温風暖房機の付近で停滞し易くなる。この
ように送風機が低回転数で作動する場合としては、室内
温度が次第に高くなってきて加熱量が小さくなった場合
と、室内温度が次第に低くなりつつある場合との二とお
りの場合があり、前者の場合には、温風が使用者に当り
易いと過剰暖房として感じ易くなり、温風の停滞があっ
ても感覚的に暖房不足を感じることは少ないのに対し、
後者の場合には、温風が使用者に対して効果的に作用し
ないと暖房不足を感じ易くなる。
【0005】一方、加熱源としてバーナを用いた温風暖
房機では、安全で且つ確実な着火動作が望まれるが、点
火時には、運転開始時のプレパージによってバーナ内に
空気流が発生しており、バーナの温度も低いため、円滑
な着火が行い難い。このため、従来では送風制御系ある
いは燃料制御系において、点火時のみに点火し易い空燃
比になるように特殊な制御が行われており、送風制御系
あるいは燃料制御系が複雑になっている。
【0006】本発明は、加熱源としてバーナを用いた温
風暖房機において、送風制御系あるいは燃料制御系を複
雑にすることなく、効率的で円滑な点火動作を行うこと
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1は、
室内空気取入口と温風吹出し口とを備えたケーシング内
に室内空気取入口から前記温風吹出し口へ空気流を発生
させる送風機と送風機の作動によって燃焼用空気が導か
れるバーナとを配している。また、温風吹出し口の一部
を開閉するダンパを設けている。制御手段は、バーナの
点火動作時にバーナへの燃料供給量を点火供給量に制御
するとともに、バーナの燃焼量に応じて送風機の作動状
態を制御し、ダンパを閉状態に制御する。このため、送
風機が作動すると、燃焼用空気がバーナに導かれるが、
温風吹出し口に設けられたダンパは、バーナの点火動作
時に閉状態になり、送風機による送風量が減少する。従
って、点火動作時には、燃焼量に対応してバーナへ供給
される燃料に対して、バーナへ導かれる燃焼用空気量が
相対的に減少し、燃料過剰状態となり、着火し易くな
る。この結果、送風制御系あるいは燃料制御系を簡略化
できる。
【0008】請求項2では、バーナの燃焼停止後に送風
機を作動してポストパージを行い、ポストパージにおい
てダンパを開状態にする。ポストパージにダンパが開状
態にされるため、送風量が大きくなり、静かに短時間で
バーナ等を冷却することができる。また、ポストパージ
が終わると、ダンパが閉状態に駆動されるため、次の運
転時には、点火動作が開始される前にすでにダンパが閉
状態になっており、運転開始の機動性がよい。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明を実施例に基づいて説
明する。図2及び図3に示す据置き型のガス温風暖房機
1は、金属板および樹脂による幾つかの部材から外側ケ
ーシング2が形成され、外側ケーシング2には、それぞ
れ複数の開口からなる室内空気取入口3と燃焼用空気の
吸込み口4が背面の上方に、温風を吹き出す温風吹出し
口5が前面の下方にそれぞれ設けられ、室内空気取入口
3と吸込み口4は外側ケーシング2に着脱自在に設けら
れたフィルタ6に覆われている。
【0010】外側ケーシング2の内部には、図4に示す
とおり、対流ダクト7が設けられ、対流ダクト7内の温
風吹出し口5付近には、対流ダクト7を送風ケーシング
として対流ダクト7内に配された羽根車8aをモータ8
bによって駆動する貫流式の対流ファン8が配され、吸
込み口4と温風吹出し口5は、それぞれ対流ダクト7の
上流端部および下流端部となっている。
【0011】温風吹出し口5には、温風吹出し口5の一
部を閉じるためのダンパ9が備えられ、運転状態に応じ
て回動して対流ダクト7を通過する空気流の吹出し状態
を制御する。ここで、ダンパ9は、温風吹出し口5の一
部を閉じる場合には、図5に示すように温風吹出し口5
の約上半分を閉じ、温風吹出し口5を開放する場合に
は、図6に示すように温風吹出し口5の上端部に密着す
るように、外側へ向かって開く。
【0012】以下、ダンパ9の開閉機構を図8〜図10
に基づいて説明する。図8は外側ケーシング2の温風吹
出し口5付近を構成する部材とダンパ9を示すもので、
ダンパ9は、温風吹出し口5の裏側で図示しない回動軸
に回動可能に支持され、開閉駆動するための駆動棒91
が備えられている。一方、ダンパ9には、モータと減速
機構とからなるギャドモータ9aが駆動手段として近接
して備えられ、一方方向に回転駆動される出力軸9bに
は出力部材92が固定されている。出力部材92は、図
9及び図10に示すように、円盤部92aと出力棒部9
2bとからなり、出力棒部92bには、駆動棒91と連
結された連設板93が連結されている。
【0013】以上の開閉機構によりダンパ9は、ギャド
モータ9aが駆動されて出力軸9bが回転すると、出力
部材92の円盤部92aが回転して出力棒部92bが回
転運動をする。その結果、出力棒部92bの変位に応じ
て連設板93が略往復運動を行い、駆動棒91がダンパ
9を開閉駆動して、温風吹出し口5の開口面積を変更す
る。
【0014】一方、出力部材92の円盤部92aの外側
には、ダンパ9の開状態と閉状態とをそれぞれ検知する
マイクロスイッチからなる位置センサ94,95が近接
して軸方向並んで設けられ、円盤部92aには、各位置
センサ94,95の各検知部94a,95aに対応する
部分に閉状態を検知するための検知用凹部92cと、開
状態を検知するための図示しない検知用凹部とが形成さ
れている。この結果、図9において、位置センサ94
は、検知部94aが検知用凹部92c内に位置してダン
パ9の開状態を検知する開検知状態となり、各検知部9
4a,95aが円盤部92aの外周面にそれぞれ当接す
る場合には、各位置センサ94,95は各状態が検知さ
れない非検知状態となる。
【0015】対流ダクト7内の対流ファン8の上流側に
は、加熱源としてのバーナ10が配されており、バーナ
10で発生する高温の燃焼ガスは、対流ファン8の作動
によって室内空気取入口3から取り入れられた室内空気
と混合して温風となり、温風吹出し口5から吹き出され
る。吸込み口4からバーナ10へ燃焼用空気を導く空気
誘導管11内には燃料ガスを導く燃料供給路12の下流
端となるノズル13が配され、ノズル13から噴出され
る燃料ガスは、燃焼用空気とともに混合室14へ導かれ
て、バーナ10で燃焼する。
【0016】燃料供給路12において、12aは燃料ガ
ス量を調節するための比例弁18を備えたメイン管、1
2bは燃料ガスの最低供給量を調節するためのガス量調
節ねじ19を備えたバイパス管、15、16は電磁弁、
17は供給ガス圧を一定にするガスガバナである。
【0017】バイパス管12cは、運転初期に急速暖房
(ホットダッシュ)を行うために燃料ガスの供給量を所
定量(例えば15%)だけ増加させるための補助燃料供
給路であり、運転初期のみに開状態にされるバイパス電
磁弁20が備えられている。21は、点火のための火花
放電を行う点火電極、22はバーナ10の燃焼状態を監
視するためのサーモカップル、23は室内温度を検知す
るサーミスタである。
【0018】外側ケーシング2の上面の24は運転開始
と停止を指示するための運転スイッチ、25は樹脂製の
開閉蓋で、その内側には、各種の操作を行うための複数
のスイッチおよび表示装置26が収められた操作表示部
とが設けられ、ガス温風暖房機1は、図1に示す制御装
置30によって、運転開始及び停止と、加熱量が制御さ
れる。
【0019】制御装置30は、各種の入出力回路を備え
たマイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)
と、マイコンによってガス温風暖房機1の各部を駆動す
るための駆動回路とからなり、マイコン及び各駆動回路
によって形成される機能部としては、モード制御部3
1、表示制御部32、設定制御部33、運転制御部3
4、能力決定部35、比例弁制御部36、ファン制御部
37、ダンパ制御部38がある。
【0020】また、制御装置30への操作信号を与える
操作スイッチとしては、上記の運転スイッチ24の他
に、表示切替スイッチ41、時刻合わせスイッチ42、
2個のスイッチからなる設定スイッチ43、2つの入タ
イマスイッチ44,45、切タイマスイッチ46、セー
ブ運転スイッチ47がある。
【0021】以下に各スイッチの操作目的及び各スイッ
チの操作に応じた各機能部の制御内容を説明する。モー
ド制御部31は、ガス温風暖房機1の運転モード及び表
示装置26の表示モードを設定するための機能部で、モ
ード制御部31には、図示しない制御基板にコネクタ端
子51,52が備えられ、各コネクタ端子51,52に
接続される外部回路の導通状態に応じた以下の通り、運
転モードあるいは表示モードが変更される。
【0022】コネクタ端子51は、少なくとも2つの接
続ピンを備え、コネクタ端子51に整合する所定のコネ
クタ等によってコネクタ端子51の各ピン間を短絡させ
ると、モード制御部31は、能力決定部35を段階モー
ドに制御し、コネクタ端子51の各ピン間を短絡させな
い場合には、能力決定部35を温調モードに制御する。
【0023】モード制御部31は、温調モードにおいて
は、表示装置26に関して、表示切替スイッチ41から
の操作信号に応じて、温度表示モードと時刻表示モード
とを切り替えるとともに、各表示モードの切替に同期し
て設定スイッチ43による設定モードを決定する。
【0024】コネクタ端子52は、例えば4つの接続ピ
ンを備え、モード制御部31は、コネクタ端子52に整
合する所定のコネクタ等によってコネクタ端子52の各
ピン間を短絡させると、各接続ピンの短絡状態に応じて
表示制御部32を検査モードに制御する。この場合、コ
ネクタ端子52に整合するコネクタには、予め各ピン間
に所定の短絡回路を形成させるための切替スイッチが備
えられ、必要な検査モードが簡単に選択できる。
【0025】表示制御部32は、モード制御部31の制
御状態に応じて表示装置26の表示内容を選択するとと
もに、選択された表示内容についての以下のとおり表示
を行う。なお、本実施例では、表示装置26として、4
桁の7セグメントからなるLEDが設けられており、
「0」から「9」までの数字と「A」から「F」までの
アルファベットに相当する文字表示を行う。
【0026】温調モードの場合には、表示切替スイッチ
41からの切替信号に応じて温度表示モードと時刻表示
モードとを切り替え、温度表示モードでは設定温度及び
検知温度を、時刻表示モードでは時刻合わせスイッチ4
2によって選択された現在時刻あるいは設定時刻をそれ
ぞれ表示する。段階モードの場合には、設定スイッチ4
3によって選択された暖房能力に応じて、各暖房能力に
相当する能力レベルを表示する。
【0027】検査モードの場合には、コネクタ端子52
の各ピンの短絡状態に応じた検査モード毎に、例えば、
サーミスタ23による検知温度、対流ファン8への制御
指示値、比例弁18への制御指示値、後述する各可変抵
抗器37a,37bによる対流ファン8への補正値、可
変抵抗器36aによる比例弁18への補正値、サーモカ
ップル22の出力、タイマの設定時刻等が、操作表示部
に設けられた各スイッチの操作に応じて表示される。
【0028】また、表示装置26には、運転、燃焼ある
いはホットダッシュを表示するLED、その他、時刻合
わせスイッチ42の選択状態、各タイマスイッチ44〜
46およびセーブ運転スイッチ47の操作状態をそれぞ
れ表示するLED、さらに図示しないフィルタスイッチ
によってフィルタ6の目詰まりが検知された場合に点滅
するLEDが備えられている。
【0029】設定制御部33は、設定スイッチ43によ
る設定内容を設定モードに応じて制御する機能部で、温
調モードの場合には、表示切替スイッチ41によって選
択された表示モードに応じて、温度表示モードでは設定
温度を設定し、時刻表示モードでは、時刻合わせスイッ
チ42によって選択された時刻を設定する。
【0030】設定される設定温度としては、「L(約1
0℃に相当する)」、「16」、「18」、…、「2
6」、「H(連続強運転用)」と、2℃毎の8段階があ
る。また設定制御部33は、主に設定温度の固定(ロッ
ク)を行うためのロック機能があり、2個の設定スイッ
チ43が同時に操作されてその操作時間が0.5秒以上
継続した場合に、設定温度等の固定を行い、表示装置2
6のロックランプによって固定中であることを表示す
る。
【0031】設定温度が固定されている場合には、設定
スイッチ43の一方が操作されても設定温度は変更され
ない。また、設定温度が固定されている場合には、運転
制御に関しても、運転スイッチ24及び各タイマスイッ
チ44〜46による運転開始のための操作を受け付けな
くなる。なお固定中に、設定スイッチ43を2個同時に
0.5秒以上継続して操作すれば固定は解除され、再び
各スイッチの操作を受け付ける。
【0032】運転制御部34は、運転スイッチ24の操
作信号に応じて、所定のシーケンスで運転開始制御を行
って、バーナ10の点火制御を開始するとともに、燃焼
中は、運転スイッチ24の操作信号に応じて運転停止制
御を行い、所定の消火制御を行う。また、点火制御に続
いてサーモカップル22による着火検知を行い、サーモ
カップル22の出力電圧が一定の電圧以上になったとき
を着火検知状態と判別する。
【0033】燃焼中には、正常燃焼であるか否かを、サ
ーモカップル22の出力電圧が所定電圧以上であるか否
かによって判別する。本実施例では、後述する能力決定
部35により決定される暖房能力がレベル2以下の場合
には、10mVを基準電圧とし、暖房能力がレベル3〜
8の場合には14mVを基準電圧として、サーモカップ
ル22の出力電圧を基準電圧と比較し、基準電圧に満た
ない場合には、酸欠燃焼状態あるいは失火状態と判別し
て、消火制御を行う。
【0034】さらに、本実施例では、時計機能を有する
タイマ34aが設けられ、運転スイッチ24の操作に応
じてのみでなく、各タイマスイッチ44〜46による操
作によっても運転制御を行う。各入タイマスイッチ4
4,45が操作された場合には、タイマ34aにあらか
じめ設定された設定時刻において室内の温度が設定温度
になるように、設定時刻より前の時刻に先行して運転開
始動作が行われる。
【0035】切タイマスイッチ46が操作された場合に
は、運転スイッチ24による運転開始操作が行われなく
ても、切りタイマスイッチ46の操作とともに運転開始
制御が行われる。ここでは、各タイマスイッチ44〜4
6によって運転が行われる場合には、所定時間(例えば
60分)が運転継続時間として設定されてタイマ34a
が作動し、所定時間が経過すると自動的に運転停止制御
を行って運転を終了する。なお、切りタイマスイッチ4
6が一旦操作された後に、再び操作された場合には、タ
イマ34aがリセットされて、そのときから所定時間の
間継続して運転が行われる。
【0036】一方、各入タイマスイッチ44,45に応
じてタイマ運転制御が行われるための各設定時刻は、タ
イマ34aに付随して設けられている記憶装置に記憶さ
れるもので、時刻合わせスイッチ42によって各入タイ
マスイッチ44,45に対応して選択される各記憶装置
にそれぞれ記憶される。
【0037】運転制御部34では、上述の固定が行われ
ている場合には、運転スイッチ24及び各タイマスイッ
チ44〜46による運転開始のための操作を受け付けな
くなる。従って、運転中に固定された場合には、運転ス
イッチ24による運転停止のための操作のみが受付ら
れ、運転停止中に固定された場合には、入りタイマスイ
ッチ44,45によるタイマ運転制御が行われている場
合のみに、設定時刻に先行して運転が開始され、タイマ
運転制御が行われていない場合には、固定解除が行われ
ない限り、運転は一切開始されない。
【0038】運転開始制御では、3秒間のプレパージが
行われてからバーナ10の点火動作が行われ、また運転
停止制御では、バーナ10の消火制御が行われてから約
20秒間のポストパージが行われる。
【0039】能力決定部35は、バーナ10の燃焼量お
よび対流ファン8の印加電圧を決定するための基準とな
る暖房能力を、設定スイッチ43の操作に応じて決定す
る。本実施例では、暖房能力としては、最も弱い暖房能
力としてのレベル1から、最も暖房能力の大きいレベル
8までの8段階があらかじめ段階的に設定されており、
温調モードの場合には、図7に示すとおり、設定スイッ
チ43による設定温度とサーミスタ23による検知温度
との温度差から暖房能力を決定し、設定温度として
「L」あるいは「H」にそれぞれ設定された場合には、
暖房能力は検知温度と関係なくそれぞれレベル8あるい
はレベル1に決定される。また、段階モードの場合に
は、サーミスタ23の検知温度に関係なく、設定スイッ
チ43の操作に応じて暖房能力を選択する。
【0040】また、能力決定部35には、使用者の希望
に応じて過剰暖房を防止するためのセーブ運転スイッチ
47が備えられており、運転中にセーブ運転スイッチ4
7が操作されると、図示しないセーブ運転ランプが点灯
するとともに、サーミスタ23による検知温度が設定温
度に達してから例えば30分が経過する毎に、設定温度
が1℃だけ低く変更される。これによって、設定した温
度に対して室内の暖房が十分に行われている場合には、
見掛け上の設定温度に対して、実際の設定温度が次第に
低くなるため、使用者が改めて設定温度を変更する必要
がなく、また、燃料ガスの消費量を抑えることができ
る。
【0041】なお、運転開始初期においては、バーナ1
0の点火を容易にするために、レベル4が決定されて、
着火が検知されると、その後の所定時間(15分間)は
レベル8が決定され、このとき、バイパス電磁弁20が
同時に開状態にされて、急速暖房(ホットダッシュ)運
転を行い、所定時間経過後は、急速暖房(ホットダッシ
ュ)運転が終了して、設定温度およびサーミスタ23の
検知温度に基づいて暖房能力が決定される。
【0042】比例弁制御部36は、能力決定部35で決
定された暖房能力に応じて比例弁18を駆動制御する。
ここでは、決定された暖房能力に対応した電流値が確実
に通電されるようにするために、手動操作によって調節
される可変抵抗器36aが備えられ、可変抵抗器36a
によって与えられる補正値と決定された暖房能力とが合
成された制御値に基づいて、比例弁18を駆動する。
【0043】ファン制御部37は、能力決定部35で決
定された暖房能力に応じて対流ファン8を駆動制御す
る。ここでは、決定された暖房能力に対応した回転数で
駆動するために、手動操作によって調節される可変抵抗
器37a,37bが備えられ、図11に示すとおり、決
定された暖房能力がレベル1,2の場合には、可変抵抗
器37aによって与えられる補正値と決定された暖房能
力とが合成された制御値に基づいて実線Aから実線Bま
での間の電圧が印加され、レベル3〜8の場合には可変
抵抗器37bによって与えられる補正値と決定された暖
房能力とが合成された制御値に基づいて実線Cから実線
Dまでの間の電圧が対流ファン8のモータに印加され
る。
【0044】この結果、対流ファン8のモータにばらつ
きがあっても、制御値に対応した適度の電圧が印加さ
れ、各レベルに対応して高回転数から低回転数までの最
適の回転数が得られ、バーナ10の加熱量に対して適切
な空気が循環し、使用者に対して快適な温風温度および
温風量が確保される。
【0045】ダンパ制御部38は、ダンパ9に備えられ
たギャドモータ9aを駆動制御するための機能部で、運
転開始時および運転停止時には運転制御部34の制御状
態に応じて、また運転中には能力決定部35により決定
される暖房能力に応じてそれぞれ制御される。ここで
は、運転開始初期には閉状態に制御され、温風吹出し口
5の開口面積が小さくなる。このため、前述の能力決定
部35で決定された暖房能力がレベル4であってそれに
応じた燃料ガスが供給されるのに対して、燃焼用空気の
供給量が相対的に減少するため、混合気はガスリッチと
なり、着火が容易になる。
【0046】ダンパ9は、バーナ10の着火が検知され
た後の所定時間以内には、急速暖房に対応して開状態に
される。ダンパ9は、急速暖房が終了した後には、能力
決定部35によって決定される暖房能力に応じて開状態
あるいは閉状態にされる。ここでは、暖房能力がレベル
3以上になったときに開動作が行われ、レベル1以下に
なったときに閉動作が行われる。すなわち、図12に示
すとおり、レベル1では常に閉状態にされ、レベル3以
上では常に開状態にされ、レベル2においては、暖房能
力がレベル3以上の状態からレベル2へ変化した場合に
はそのまま開状態を維持し、逆に暖房能力がレベル1か
らレベル2へ変化した場合にはそのまま閉状態を維持す
る。
【0047】一方、運転停止制御のポストパージにおい
ては、開状態に維持され、対流ダクト7を通過する空気
量を多くして、バーナ10および対流ダクト7の速やか
な冷却を可能にし、ポストパージが終了すると閉状態に
駆動される。この結果、点火動作が行われるときに、改
めて閉状態にする必要がなく、速やかにプレパージ等の
運転開始動作を開始することができる。
【0048】ここで、ダンパ9の開状態および閉状態
は、ギャドモータ9aの駆動部に備えられた2個のマイ
クロスイッチからなる位置センサ94,95によって各
状態が検知され、制御指示値と位置センサ94,95の
検知状態とが異なっている場合にギャドモータ9aが駆
動され、制御指示値と検知状態とが一致している場合に
は、ギャドモータ9aは駆動されない。
【0049】また、位置センサ94,95が故障した場
合等には、制御指示値と検知状態とがいつまでも一致し
ない場合がある。こうした場合には、ギャドモータ9a
を無駄に駆動してしまうことになるとともに、バーナ1
0の燃焼状態が不安定になってしまうため、ギャドモー
タ9aおよびダンパ9b等を保護するとともに安全を確
保するために、ギャドモータ9aの駆動時間は、最大で
20秒に制限されており、それ以上の駆動を行わないと
ともに、20秒経過後に運転を停止する。
【0050】また、開状態と閉状態とが同時に検知され
た場合にも、20秒経過後に運転を停止する。なお、本
実施例においては、ダンパ9を駆動する場合、通常は、
5〜6秒で状態変化を完了する。
【0051】以下、ダンパ制御部38によるダンパ9の
状態の指示動作を、図13に示すガス温風暖房機1の運
転状態に合わせて説明する。運転スイッチ24によって
運転開始操作が行われると(ステップ1においてYE
S)、所定の点火制御が行われる(ステップ2)。この
点火制御においては、ダンパ9は閉状態が指示される。
【0052】点火制御の後の所定時間以内にサーモカッ
プル22によって着火が検知されると(ステップ3にお
いてYES)、ダンパ9は開状態が指示されるとともに
急速暖房(ホットダッシュ)のためにバイパス電磁弁2
0が開状態にされて強制強運転が行われ(ステップ
4)、その後温調制御が開始され(ステップ5)、運転
停止操作が行われるまで継続する(ステップ6において
NO)。温調制御では、能力決定部35によって決定さ
れる暖房能力レベルに応じてダンパ9の状態が指示され
る。
【0053】一方、点火制御が行われたのに拘らず、所
定時間以内に着火が検知されない場合には(ステップ3
においてNO)、異常停止して(ステップ7)、その旨
を表示する。
【0054】その後、運転スイッチ24によって運転停
止のための操作が行われると(ステップにおいてYE
S)、消火制御によって電磁弁15,16が閉じられて
(ステップ8)、ポストパージが開始される(ステップ
9)。この消火制御およびポストパージにおいては、ダ
ンパ9は開状態にされる。従って、バーナ10によって
加熱された対流ダクト7には、十分な空気が通過するた
め、冷却効果が大きく、速やかに冷却させる。
【0055】ポストパージが終わると(ステップ10に
おいてYES)、ダンパ9は閉じられ(ステップ1
1)、閉状態が検知されると、運転待機状態となり、次
の運転開始操作を待つ(ステップ1)。
【0056】次に、上記ステップ5の温調制御における
ダンパ9の状態指示の制御について、図14を参考に説
明する。この温調制御においては、能力決定部35で決
定された暖房能力の今回のレベルを前回のレベルと比較
し、今回のレベルが前回のレベルと変わらなければ(ス
テップ21において「=」)、ダンパ9の状態変化の指
示を与えず、そのままの状態を継続する。
【0057】今回のレベルが前回のレベルより小さい場
合には(ステップ21において「<」)、今回のレベル
が2より小さいか否かを判別し、今回のレベルが2より
小さい場合には(ステップ22においてYES)、閉状
態を指示し(ステップ23)、今回のレベルが2より大
きい場合には(ステップ22においてNO)、ダンパ9
の状態変化の指示を与えず、それまでの開状態を維持す
る。
【0058】ステップ21において、今回のレベルが前
回のレベルより大きい場合には(「>」)、今回のレベ
ルが3以上か否かを判別し、今回のレベルが3以上の場
合には(ステップ24においてYES)、開状態を指示
し(ステップ25)、今回のレベルが3より小さい場合
には(ステップ24においてNO)、ダンパ9の状態変
化の指示を与えず、それまでの閉状態を維持する。
【0059】次に、以上の指示に応じたギャドモータ9
aの駆動制御を図15に基づいて説明する。ダンパ9の
状態指示が開の場合には(ステップ31において
「開」)、開状態を検知する位置センサ95が開検知状
態か否かを判別し、開検知状態でない場合には(ステッ
プ32においてNO)、ギャドモータ9aを駆動する
(ステップ33)。
【0060】ダンパ9が開検知状態になった場合あるい
は開検知状態である場合には(ステップ32においてY
ES)、ギャドモータ9aの駆動を停止する(ステップ
34)。ギャドモータ9aが駆動されると、ダンパ9は
通常は5〜6秒で閉状態から開状態へ変化する。しか
し、位置センサ94の異常等が発生すると、開検知状態
とならない場合があるため、ギャドモータ9aの駆動時
間が20秒以内に限って開検知状態になるまで駆動を継
続し(ステップ35においてNO)、ギャドモータ9a
が駆動される時間が20秒を経過した場合には(ステッ
プ35においてYES)、ギャドモータ9aの駆動を停
止して(ステップ36)、異常発生を表示するととも
に、ガス温風暖房機1の運転を停止する。
【0061】ダンパ9の状態指示が閉の場合には(ステ
ップ31において「閉」)、閉状態を検知する位置セン
サ95が閉検知状態か否かを判別し、閉検知状態でない
場合には(ステップ37においてNO)、ギャドモータ
9aを駆動する(ステップ38)。ダンパ9が閉検知状
態になった場合あるいは閉検知状態である場合には(ス
テップ37においてYES)、ギャドモータ9aの駆動
を停止する(ステップ34)。
【0062】ダンパ9を閉状態に駆動する場合にも、ギ
ャドモータ9aの駆動時間が20秒以内に限って閉検知
状態になるまで駆動を継続し(ステップ39においてN
O)、ギャドモータ9aが駆動される時間が20を経過
した場合には(ステップ39においてYES)、ギャド
モータ9aの駆動を停止して(ステップ36)、異常発
生を表示するとともに、ガス温風暖房機1の運転を停止
する。
【0063】以上のとおり、本発明では、室内温度の変
化に応じて作動するダンパ9を設けたため、効果的な暖
房を行うことができるとともに、暖房過剰を感じさせる
ことがない。その場合、ダンパ9はレベル1で閉じら
れ、レベル3で開かれるため、暖房能力がレベル2付近
で安定してしまっても、他のレベルに変わる度にダンパ
9が開閉されることがない。従って、無駄な動きがな
い。
【0064】また、着火しやすいため、点火動作におい
て、比例弁18と対流ファン8との相互の制御状態を変
更する必要がない。また、ポストパージにおいてはダン
パ9が開状態であるため冷却がよく、ポストパージが終
了したときにダンパ9が閉じられるため、運転開始操作
とともに点火動作が開始できるため運転開始の機動性が
よい。
【0065】さらに、ダンパ9の駆動に関しては、ダン
パ9の状態の指示をするだけでよく、動作のために特殊
なシーケンス制御を行う必要がないため、マイコンのプ
ログラムや駆動装置の構成が簡単になる。また、無駄な
動きが無くなるため、省エネルギー効果が大きい。
【0066】以上の構成からなる本実施例のガス温風暖
房機1は、工場における調整時には、暖房能力の各レベ
ルが簡単に得られ、それぞれのレベルに対応して対流フ
ァン8への印加電圧あるいは比例弁18への電流値の調
整が容易である。また、対流ファン8への印加電圧の調
整では、レベル1〜2に対しては可変抵抗器37aによ
って、レベル3〜8に対しては可変抵抗器37bによっ
てそれぞれ適切な電圧に調整できるため、小燃焼量から
大燃焼量までの各燃焼量に対応した送風量が得られ、そ
の結果、安定した温度の温風を吹き出すことができる。
【0067】本実施例では、暖房能力として段階的に設
定されるものを示したが、連続的に設定されるものでも
よい。本実施例では、燃焼ガスを室内空気と混合して室
内へ吹き出す温風暖房機を示したが、屋外から燃焼用空
気を吸入して燃焼ガスを屋外へ排気して、熱交換器で熱
交換された温風を室内へ吹き出す強制給排気式(FF
式)の温風暖房機でもよい。また、燃料は石油でもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すガス温風暖房機の制御装
置の機能構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例のガス温風暖房機の前面を示す斜視図
である。
【図3】本実施例のガス温風暖房機の後面を示す斜視図
である。
【図4】本実施例のガス温風暖房機の概略構成を示す構
成図である。
【図5】本実施例のダンパの閉状態を示すガス温風暖房
機の部分正面図である。
【図6】本実施例のダンパの開状態を示すガス温風暖房
機の部分正面図である。
【図7】本実施例の制御装置の能力決定部における温調
モード時の暖房能力の決定特性を示す特性図である。
【図8】本実施例のガス温風暖房機のダンパの開閉構造
を説明するための温風吹出し口近傍を示す正面図であ
る。
【図9】図8におけるM視図である。
【図10】図8におけるN視図である。
【図11】本実施例の能力決定部により決定される暖房
能力に対する対流ファンへの印加電圧を示す特性図であ
る。
【図12】本実施例の温調制御における暖房能力に対す
るダンパの状態指示を示す特性図である。
【図13】本実施例における各運転状態に対するダンパ
の状態指示を説明するための流れ図である。
【図14】本実施例の温調制御における暖房能力に対す
るダンパの状態指示を説明するための流れ図である。
【図15】本実施例におけるダンパの指示状態に対する
ギャドモータの駆動状態を説明するための流れ図であ
る。
【符号の説明】
1 ガス温風暖房機(温風暖房機) 2 外側ケーシング(ケーシング) 3 室内空気取入口 5 温風吹出し口 8 対流ファン(送風機) 9 ダンパ 10 バーナ 30 制御装置(制御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内空気取入口と温風吹出し口とを備え
    たケーシング内に前記室内空気取入口から前記温風吹出
    し口へ空気流を発生させる送風機と該送風機の作動によ
    って燃焼用空気が導かれるバーナとを配し、該バーナの
    燃焼量に応じて前記送風機の作動状態を制御する制御手
    段を備えた温風暖房機において、 前記温風吹出し口の一部を開閉するダンパを設け、前記
    制御手段は、前記バーナの点火動作時に前記バーナへの
    燃料供給量を点火供給量に制御するとともに、前記ダン
    パを閉状態に制御することを特徴とする温風暖房機。
  2. 【請求項2】 前記バーナの燃焼停止後に前記送風機を
    作動してポストパージを行い、該ポストパージにおいて
    前記ダンパを開状態にするとともに、前記ポストパージ
    の終了後に前記ダンパを閉状態にすることを特徴とする
    請求項1記載の温風暖房機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101043876B1 (ko) * 2004-11-04 2011-06-22 린나이코리아 주식회사 보일러의 예혼합식 공기 비례 제어장치

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