JPH0820925B2 - 座標決定装置 - Google Patents

座標決定装置

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JPH0820925B2
JPH0820925B2 JP23380991A JP23380991A JPH0820925B2 JP H0820925 B2 JPH0820925 B2 JP H0820925B2 JP 23380991 A JP23380991 A JP 23380991A JP 23380991 A JP23380991 A JP 23380991A JP H0820925 B2 JPH0820925 B2 JP H0820925B2
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signal
conductor
touch
signal conductor
pulse
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JP23380991A
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アンドリュー・ファビアン・コジク
デニス・モーガン・テーラー
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International Business Machines Corp
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International Business Machines Corp
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/004Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring coordinates of points

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板の上に配置された
ラインに沿った1つの点の座標を見つけるように適合さ
れたタッチ感知装置に関し、より詳しくは、指先または
導電性セグメントがラインに接触する結果として発生す
るラインのインピーダンス不連続性によって特徴づけら
れる点の場所を見つけるための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オペレータとコンピュータ・システムと
の対話は、キーボード、タッチ・パネル装置などの入力
装置によって、非常に容易になっている。特に視覚指向
のユーザーに対しては、当技術は、ユーザーが視覚的表
示を介してコンピュータ・システムと直接インターフェ
ースできるようにする視覚的対話手段によって、応えて
きた。事実、現在ではユーザーが選択できる多くのタッ
チ・コントロール技法が存在する。
【0003】容量性タッチ装置として一般に参照される
タッチ制御装置の一形式は、座標の検出に使用される限
定領域を有する抵抗表面を採用している。米国特許第4
293734号に開示された、1つのこのような容量性
タッチ装置では、限定領域が、均一な比抵抗を有する矩
形で各エッジに1つの端子を有する抵抗表面である。2
軸形状のこの装置では、入出力位置がx軸とy軸のため
に設けられている。端子の2つを通過する電流の合計と
端子の4つすべてを通過する電流の合計との比は、1つ
のエッジからの距離に比例する。したがって、タッチさ
れた点のx座標及びy座標に比例する両出力電圧が、同
時に導き出される。
【0004】当業者は認識できるように、米国特許第4
293734号の配置は、ブリッジ回路と全く同じ方法
で場所を検出する電流比手段を使用している。同様な方
法で、米国特許第4680430号に開示された容量性
タッチ装置によって、測定が達成され、この装置では、
電流比手段が個々のxとyの場所を判定するために採用
されている。
【0005】米国特許第4476463号には、他の容
量性タッチ装置が開示されている。このシステムは、4
つの長く伸びた電極を有する導電性のタッチ感知被覆面
を使用するもので、これらの電極は前記被覆に接続さ
れ、1つの電極はタッチ感知被覆の各側に沿って設けら
れている。測定は、容量性タッチによってタッチ感知面
を含む抵抗・静電容量回路に導かれる、電気インピーダ
ンスの変化で行われる。タッチ場所は、x−y場所につ
いての測定を対応する容量比率変化と相関させることに
よって、決定される。
【0006】タッチ感知面を有するさらに他のタッチ・
パネル装置が、米国特許第4680429号に開示され
ている。この特許は、複数の接触に関するインピーダン
ス感知が可能である。このシステムでは、表面に沿った
タッチ場所を、指と、タッチ感知面に交流電圧パネル走
査信号を選択的に印加することによって生成されるタッ
チ電流との、相互作用から決定することができる。
【0007】容量性タッチ装置を採用して、抵抗面上の
座標位置を検出することは、明らかな欠点がある。特
に、典型的な容量性タッチ装置は、浮遊容量効果を最小
にするために、信号トレース間のスペースを十分広くし
た設計にしなければならない。したがって、オーバーレ
イ当たりのタッチ感知面の数は厳格に制約され、表示装
置上の情報領域を制限する。
【0008】さらに、二次元以上での座標の決定は、典
型的には、2つまたはそれ以上の専用回路を用いて2つ
またはそれ以上の信号を処理することを含む。たとえ
ば、米国特許第4680429号の好ましい実施例で
は、タッチ場所を決定するためには、少なくとも3つの
電流を検出しなければならない。座標位置を決定する前
提としての多くの電流及び/又は電圧を決定すること
は、ハードウエアの複雑性を助長するのみならず、また
非常にエラーを発生しやすい。
【0009】他の形式のタッチ制御技法が、座標検出を
達成するための波伝播の概念を開発した。たとえば、米
国特許第4689448号は、U形遅延線を有する2次
元位置座標決定装置を対象としている。導体を有するP
Cグリッドが、第1および第2の線形位置からなるU形
遅延線と共に使用される。このグリッドに円形磁束生成
装置が接触すると、ひずみ波が第1および第2の線形部
分から発生する。このひずみ波は、U形遅延線に沿って
センサー・コイルに向かって伝播する。x座標及びy座
標に関する伝播時間は論理回路によって処理され、x座
標及びy座標を得る。
【0010】米国特許第4506354号に開示された
他の波伝播装置では、1対の超音波変換器を使用して各
種の対象のいずれの位置をも決定する装置を開示してい
る。ある好ましい実施例では、変換器はいくつかの周波
数でパルスを発し、受信手段が各パルスからのエコーを
感知する。選択されたエコーが、対象の変換器からの距
離を測定するために使用され、対象の位置を決定する。
【0011】米国特許第4700176号に開示された
さらに他の波伝播装置は、入出力変換器と共に表面弾性
波伝播を採用して、タッチ場所を検出する。広義には、
同特許に開示された配置は、吸収レンジング・システム
として考えてもよい。ある好ましい実施例では、波はタ
ッチ表面の一方の境界から他方の境界へ伝達される。タ
ッチ表面にひとつのフィンガチップを配置すると、表面
弾性波エネルギーは吸収され、タッチ領域を通じて伝播
する表面波バーストの振幅は減衰する。したがって、こ
の減衰は感知され、これによって作られたタイミング情
報は、複数のバースト伝播パッドのどれが乱されたかを
判定し、したがってタッチ場所を判定する。
【0012】上述の波伝播装置が、一般的には容量性タ
ッチによって達成できないコンピュータ・システムとの
広い相互作用範囲を供給する一方で、波伝播装置はなお
いくつかの属性を所有し、これらの属性は多くの場合に
おいてその使用を特に不利なものにしている。たとえ
ば、米国特許第4689448号、同第4506354
号、及び同第4700176号に開示された配置では、
適切に実現するには困難である可能性がある。これらの
特許の各々についての実現では、最適の結果を達成しよ
うとするためには、構成要素を正確に位置決めする必要
がある。米国特許第4700176号及び同第4506
354号における変換器の、または米国特許第4689
448号における遅延線の不適切な位置決めは、動作を
ひどく損なわしめ、誤差の多い結果を作る。さらに、各
ネットワークに必要な構造品は高価であり、このため製
作費が高くなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記の検討から、波伝
播装置の有利な信号処理機構を追求し、しかも実現する
のに容量性タッチ装置よりも困難ではないようなタッチ
感知装置が求められている。同時に、改良されたタッチ
感知装置は容認できる動作に絶対必要なだけの少数の構
成要素を有し、それでも設計と動作の点で高度のフレキ
シビリティを提供するようなものでなければならない。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によって、座標を
決定することのできる装置が提供される。この座標決定
装置は、第1端と第2端を有する1本の信号導線を含
む。この信号導線に沿って測定信号を発生させるため
に、信号導線の第1端に信号発生器が接続されている。
測定信号は、これが妨害されないときには、複数の時間
間隔にわたって所定の特性を持つ。信号導線は、それに
沿って離間された場所でインピーダンスの変化ができる
ように構成されている。測定信号は、例えば、ある場所
で指先を信号導線に接触させることで妨害される。測定
信号が妨害される時間間隔を決定するための処理回路
が、信号導線の第1端に動作可能に接続されている。こ
の処理回路は、信号導線が接触される場所に時間間隔を
対応させるための相関手段を含む。ある例では、この相
関手段は、時間間隔に対応するプログラムで識別可能な
カウントを決定するカウンタを含む。
【0015】ある好ましい実施例では、信号導線は、プ
ラスチック材料上に折り返し蛇行パターンをエッチング
した銅の切片である。接地線は信号導線の近くでエッチ
ングされ、それと平行であり、したがって2本の線に指
または導電性部材で触れることによって、不連続性を形
成することができる。さらに、信号導線は特性インピー
ダンスを有し、この特性インピーダンスとマッチする荷
重が信号導線の第2端に接続されている。インピーダン
ス・マッチングの結果、信号導線における好ましくない
反射が最少になる。
【0016】ある好ましい動作形式では、信号導線の第
1端でパルスが発生し、パルス・エネルギーの第1部分
は線を伝播し、パルス・エネルギーの第2部分はカウン
タを通過して、カウントを開始する。装置の表面に触れ
るフィンガによってインピーダンスの不連続性が現れる
と、パルスが線を伝ってカウンタに反射する。反射した
パルスはカウンタを停止させ、こうしてコンピュータ・
システムが、プログラム識別可能なカウントに応答して
特定の作用をとることができる。
【0017】
【実施例】図1では、本発明を実施するタッチ感知オー
バーレイが番号10で示されている。このタッチ感知オ
ーバーレイ10は基板12を有し、この上に信号導線1
4と接地線16が配置されている。好ましい実施例で
は、線14、16の各々は、銅クラッド・プラスチック
を使用して、透明媒体の上にマイクロストリップの折り
返し蛇行パターンをエッチングまたは「描く」ことによ
って実現される。線14、16を作るために銅以外の材
料を使用することが、本発明によって企画される。図示
された実施例で基板12はポリエチレンテレフタレート
であるが、基板12は、タッチ感知オーバーレイ10の
動作を損なうことなく、他の可撓性または剛性の誘電性
材料で作ることもできる。
【0018】各蛇行パターンは、連続様式に配置された
複数の細長いセグメント17によって形成されている。
実験の目的で(図2及び図3)、上述のようなマイクロ
ストリップの蛇行パターンは、従来のコネクタ20によ
ってプリント回路板(PCB)19のエッチングされた
導線17を飛び越すことによって完成できる。
【0019】図1に図示されているように、信号導線1
4は、信号発生器24と相互接続された第1端22を有
する。好ましい実施例では、信号発生器24は従来のパ
ルス発生器である。信号導線14の第2端26は、イン
ピーダンス負荷28と相互接続されている。
【0020】負荷28のインピーダンスすなわちZlo
adは、信号導線14の特性インピーダンスすなわちZ
oにマッチしていることが好ましい。Zo(特性インピ
ーダンス)の大きさは、特に信号発生器24のインピー
ダンスZsおよび信号導線14の分布インピーダンスZ
lineにもよる。ZloadをZoにマッチすること
によって、信号導線14の第2端26によって発生する
反射はすべて最少になる。ZloadをZoにマッチす
ることが望ましいが、これはタッチ感知オーバーレイ1
0の動作に重要なものではない。すなわち、第2端26
がオープンでZloadのインピーダンスが無限のとき
でも、本発明は実現可能である。
【0021】第1端32と第2端34を有する接地線1
6は、物理的に信号導線14と平行に、しかもその近く
に配置されている。好ましい実施例では、接地線16は
信号導線14に比較的近く位置決めされているので、線
14、16の個別部分を、フィンガチップすなわち何ら
かの導電性部材によって選択的に相互接続することがで
きる。最適の接地を達成するために、接地線16の両端
32、34は地面に短絡される。
【0022】図1ではさらに、信号導線14は、カップ
ラ37と線38によってパルス増幅器・シェーパ36に
結合されている。ある例では、パルス増幅器・シェーパ
36は演算増幅器(図示せず)と整形回路(図示せず)
を含む。(もちろん、その他のよく知られた整形回路を
採用することもできる。)パルス増幅器・シェーパ36
は線41を使用してカウンタ40と通信する。好ましい
実施例では、カウンタ40は、線42を使用して信号発
生器24と通信するゲート発信器カウンタである。後で
詳述するように、指令信号は、反射遅延を表すプログラ
ム識別可能カウントに応答して、線44のうちの1本を
通じて伝送される。線44とコンピュータ・システムと
の間のインターフェースを実現するために採用される概
念的枠組みを次に説明する。
【0023】タッチ感知オーバーレイ10のための動作
理論は、図4によって概略的に理解できよう。大きさが
Eoであり、番号46で示す高速立上り時間パルスは、
信号導線14の第1端22に送られる。パルス46は、
不連続性すなわちZdiscが両端22、26間の信号
導線14に生じるまで、負荷28による吸収のために信
号導線14を通って第2端に移動する。指または導電性
部材が線14、16の1つまたは両方に接触する結果と
して生じる不連続性に応答して、線14、16は、1つ
の共通接地に接続された2つの並列インピーダンス(図
5)を有する回路の形になる。インピーダンスZdis
cの1つは指先または接続部材によって形成され、他の
インピーダンスZloadは負荷28によって形成され
る。
【0024】Zdiscによる信号導線14のインピー
ダンスの変化は、結果として、Erの大きさを有する反
射波すなわちパルス48を生じる。図4に図示されてい
るように、パルス46、48の前縁間の反射遅延ΔT
は、指または接続セグメントが線14、16の1つまた
は両方に最初に接触する場所または時間間隔に対応す
る。本発明は、Zdiscが容量性タッチ・スクリーン
によるように人体によって生じることができるので、接
地線16を使用することなく実現できる。しかし、接地
線16を使用すると、人体を接地線16として使用する
ときには容易に達成されない信号解像度が可能となる。
【0025】動作理論は、典型的なタッチ・スクリーン
配置とは少なくとも2つの点で対照区別される。第1
に、タッチ場所は、指先または導電性部材によって線セ
グメント17に同時に単に接触することによって達成で
きる反射遅延に対応する。第2に、接地線16があるの
で、反射遅延は、人体のインピーダンスによる影響がか
なりの範囲でなくなる。すなわち、Zdiscを含む並
列分岐路が指先で形成され、電流は指全体でなく、指先
を介して流れる。したがって、反射パルスの分解能は、
ユーザーによってバラツキがある指全体あるいは体全体
のインピーダンスによって影響されない。
【0026】反射信号の分解能は、平行線51が配置さ
れている基板50を有する短絡板49(図6)をタッチ
感知オーバーレイ10と重ね合わせることによって、増
加が可能である。線51は線セグメント17に実質的に
垂直に位置している。したがって、基板部分12を押し
下げて、線セグメント17の別個の部分を線51の1本
のセグメント部分に接触させると、線セグメント17の
別個の部分の間で短絡を行なうことができる。
【0027】タッチ・スクリーン配置の動作を、図1及
び図7〜図11でさらに説明する。まず、基準パルス
(図7)が信号導線14を伝送され、それに沿って基準
信号が発生する。図7は、電圧が線38に接続されたオ
シロスコープに表示されたときの、線14の全長にわた
る電圧の大きさを示す。当業者には理解できるように、
基準電圧についての時間の横座標は、線14の長さに模
擬的に対応する。理想的な状況下では、基準電圧は図7
の曲線よりも平坦であろうが、PCB19の使用は、そ
のコネクタ20とともに、いくらか理想には不足の曲線
を作る。最も好ましい実施例では、タッチ感知オーバー
レイ10は、基板の上に蛇行パターンにエッチングまた
は配置された2つの連続マイクロストリップであり、基
準電圧のためにより平坦な曲線を提供する。
【0028】実験的な配置では、コネクタ20によって
作られた小さな不連続性を使用して、信号導線14を
「マーク」することができる。図8では、基準電圧は比
較的短い時間間隔について(トレース18として)示さ
れ、図8のグラフにおける基準電圧は、PCB19(図
2)の上部に沿って表された2つの反射56及び58
(図7)の間に分布している。実験的な配置では、1つ
のトレースが信号導線14の単一セグメント17によっ
て画定されている。各トレースは、コネクタ20の1つ
によって次に隣接するトレースに接続されている(図
3)。
【0029】2つのコネクタ20(図3)の基準電圧に
対する影響は、矢印56と58で指定されている。基準
電圧の曲線(反射パルス)上のコネクタ20のわずか
な、しかしはっきりした乱れが、コネクタ20の1つの
場所をマークするのに役立っている。最も好ましい実施
例すなわち図1の実施例の信号導線14は、線14の事
前指定された場所にインピーダンスを単に置くことによ
って、マークされることができる。
【0030】図9では、信号導線14と接地線16に指
先でタッチすることに起因するトレース18に沿った1
点における不連続性の影響が示されている。トレース1
8に沿って発生した不連続性は、結果として、測定信号
の反射妨害となり、これは基準特性60によって示され
る。測定信号における妨害60は、時間間隔に対応す
る。図10に示すように、トレース18に沿ったさらに
1つの点に接触すると、基準特性64で指定された1点
で基準電圧妨害が発生し、これは図9の妨害60よりさ
らに先にある。
【0031】ある実施例では、所与の妨害についての時
間間隔は、オシロスコープの上で図形的に決定すること
ができる。代替として、時間間隔は、妨害のトレース上
の点に対応する時間を決定して、線38に接続されたデ
ィジタル信号プロセッサで妨害された基準電圧を分析し
て、決定することができる。
【0032】最も好ましい実施例(図1)では、時間間
隔、すなわち基準信号が妨害される瞬間は、パルス発生
器24、パルス・シェーパ・増幅器36ならびにカウン
タ40を含む装置を使用して決定される。後述の検討か
らわかるように、この装置の使用は、反射遅延の特定の
コンピュータ機能との相関を可能にする。図1の装置で
は、パルス発生器24は線42を介してカウンタ40に
よって合図され、パルス46(図4)を信号導線14に
送る。伝送されたパルス46はカップラ37においてサ
ンプル採取され、ここではパルス46の一部がパルス・
シェーパ・増幅器36に伝送され、パルス46の他の部
分は信号導線14に伝送される。パルス・シェーパ・増
幅器36は、反射信号パルス48の大きさを増加してそ
の信号雑音比を改善する必要がある場合に用いられる。
【0033】パルス・シェーパ・増幅器36ならびにゲ
ート発信器カウンタ40の実施を、図11に示す。図1
1に示すように、サンプリング・ゲート、アナログ・デ
ィジタル(AD)変換器、及びメモリ部分は、時間基準
回路と相互接続されて示されている。この時間基準は、
チップ上のクロックによって供給され、パルス増幅器と
シェーパ36はサンプリング・ゲートとして働く。サン
プリング・ゲートは演算増幅器とシュミット・トリガで
実現され、AD変換器は従来の構成要素で製作される。
ゲート発信器カウンタ40は、AD変換器とメモリ部分
によって実現される。認識できるように、時間基準は、
パルス増幅器・シェーパ36のための仮想「鼓動」とし
て、またゲート発信器カウンタ40として役立つ。
【0034】図12に、インピーダンス整合信号線14
のための上記の高速立上り時間パルス46を妨害された
状態で示す。すなわち、基準パルス46はRLC特性を
有する指先によって妨害されるので、基準パルスと反射
パルスは組み合わせられて、振動部分を含む測定信号を
形成する。測定信号の振動部分は指先の影響を表わす。
図12の曲線を、振幅サンプルの形でサンプリング・ゲ
ートから出力されたものとして、図13に示す。図13
の振幅サンプルはAD変換器を通じて処理され、AD変
換器の構造を図14に示す。
【0035】図15に、振幅サンプルをAD変換器でデ
ィジタル化したものとして表示する。ディジタル化され
た振幅サンプルの計数は、メモリ部分において実施さ
れ、メモリ部分の内部構造を図16に示す。図16のリ
ングカウンタは「市販のもの」であり、ゲートは1例で
はカスケード式フリップフロップである。メモリ部分の
メモリ・サブ部分をコンパイルするために使用される構
成要素は、従来型のものである。
【0036】動作において、図15のディジタル化され
たパルスは、図13の曲線の初期立上り時間を表すスパ
イクで始まり、所定の時間間隔to毎にカウントされ
る。カウントされる各間隔について間隔カウントNin
tが決定され、累積カウントすなわち全カウントNto
tが複数の時間間隔を通じて累計される。カウント・プ
ロセスは、カウント間隔Nintが所定の間隔カウント
Ndesと異なる値となるまで、またはNtotの所定
値が達成されるまで続く。Ntotの所定値に到達した
場合には、計数プロセスは新規に始まる。任意の時間間
隔について、NintがNdesとは指定されたマージ
ン、すなわちeMARだけ異なる場合には、計数プロセ
スは停止し、Ntotすなわちプログラム識別可能なカ
ウントに対応するカウントが、コンピュータなどの入出
力部分による使用のために、メモリに記憶される。
【0037】動作の一例を図15で理解することができ
る。各間隔toについて、サンプリング・ゲート(図1
1)におけるパルスの大きさがEo、すなわちパルス4
6の大きさであるかぎり、間隔カウントすなわちNin
tは3である。Eoが反射波Erの大きさで補足される
と、間隔カウントはeMAR だけ増加して4となる。
Nintの値がNdesよりeMARだけ異なるとすぐ
に、カウンタ40はオフとなり、累積カウントつまりプ
ログラム識別可能カウント、すなわちNtotは、この
瞬間まで累算される。次にプログラム識別可能カウント
が使用され、コンピュータ用の入出力情報を生成する。
後で理解されるように、上の例で選択された間隔カウン
トの値は任意であり、実際の動作では大きく変化する可
能性がある。
【0038】図17に、上述の回路の多くを含むネット
ワークを番号66で示す。ネットワーク66は、サンプ
リング回路68、計数回路70、及び入出力インターフ
ェース回路72を含む。サンプリング回路68は、線1
4ならびにトリガ74およびパルス発生器24に接続さ
れたカップラ37を含む。
【0039】計数回路70は、時間基準発振器、サンプ
リング・ゲート、及び「時間間隔・距離変換回路76」
を含み、これらのすべては結合して動作し、パルス増幅
器・シェーパ36ならびにゲート発振器カウンタ40の
機能を提供する。回路70と図11の実施例が等価であ
ることを示すために、括弧付き番号(1)〜(4)を用
いて共通構成部分を強調した。
【0040】回路76は、指先が線14にタッチする時
間間隔に関するプログラム識別可能カウントを生成す
る。回路76は、プログラム識別可能カウントを、線1
4の最初の点から指先が線14に触れる点までの距離を
表す長さLに変換するために、下記の式を使用する。
【0041】L=[(c)(t)]/[2.0(εR
1/2] ただし、c=真空中の光の速度 t=(入射パルスと反射パルスの間の)時間 εR =比誘電率(誘電率)。
【0042】回路76は入出力インターフェース回路7
2と通信して、距離パラメータをコンピュータ使用のた
めに適切な入出力情報に変換する。当然認識されるよう
に、この情報を、入出力情報を生成するために座標の形
に置く必要はない。これは、情報を複数の軸について集
めなければならない従来の技術とは正反対である。
【0043】入出力インターフェース回路72は、コン
ピュータ関連ハードウエア論理とソフトウエアが、プロ
グラム識別可能カウントすなわち距離を入出力として取
り扱うことができるようにする。PC制御プログラム・
ブロックはカーソル位置肯定応答論理と共働してコンピ
ュータ用の割込みを提供し、このためパルスは信号導通
線14を伝送されることができ、タッチ・ロケータ論理
はカーソル位置肯定応答論理によって座標に配位される
ことができることを、認識すべきである。
【0044】上記の説明は、非常に簡単で、しかも効果
的なタッチ感知オーバーレイに向けられている。このオ
ーバーレイは、製作が容易であり、特に柔軟な設計様式
を持つ。さらに、オーバーレイ上で構成できる座標位置
の数は十分に大きくて、任意のタッチ・スクリーン配置
で要望される事実上すべてのオプションを提供する。最
後に、オーバーレイは、その座標決定能力に影響するこ
となく、2次元表面と3次元表面とで同じ機能で採用可
能である。オーバーレイは複数次元での座標決定の能力
を有し、それは実際は1つの測定値、すなわちその能力
を満たすための時間のみを使用することを、先ず留意す
べきである。
【0045】
【発明の効果】当業者は多くの利点を理解できよう。
【0046】本発明の1つの利点は、極めて経済的であ
ることである。特に、本発明では、必要なものは、ほと
んどプラスチック基板上の導電性材料の簡単なエッチン
グのみであるから、製造が簡単である。座標決定装置を
実現するには、エッチングされた板と共に、容易に入手
できるいくつかの構成要素のみを必要とする。実際に、
この装置を実現するために使用される論理は、1つのチ
ップの上で実現される能力がある。本発明は容量型装置
または波伝播装置よりも実施が安価で、現存のソフトウ
エアおよびマイクロコードで容易に確認されるキーボー
ド走査コードによって、自由選択で使用可能である。
【0047】本発明の他の利点は、その設計上の柔軟性
によって、タッチ・オーバーレイ技術では通常見られな
い多くの機能を提供することである。第1に、本装置は
薄いプラスチック材料で製造されることができ、この材
料はポリエチレン・テレフタレートなどの非極性材料で
あることが望ましく、そのため既存のスクリーンに直接
適用できる。スクリーンに適用すると、本装置は、爆縮
を含むために追加安全オプションとして役立つ。第2
に、オーバーレイ上の信号導線の蛇行パターン構成の結
果として、オーバーレイは惑光防止フィルタとして役立
つことができる。第3に、信号導線はどのような誘電性
表面にも容易にエッチングできるので、オーバーレイの
適用では事実上寸法の制約はない。すなわち、オーバー
レイは小さなスクリーンに、大きなスクリーンと同様に
容易に適用できる。最後に、オーバーレイは3次元対象
物についての使用に適合することができ、3次元座標を
精密かつ正確に単一信号から決定する能力を有する。
【0048】本発明のさらに他の利点は、それが高度の
性能を提供することである。オーバーレイ上に構成でき
る多くの座標位置の数は多く、任意のタッチ・スクリー
ン配置で望まれるような、事実上あらゆるオプションを
提供するのに十分である。実際に、非常に望ましい結果
を達成するには最低量の測定と処理が必要である。最後
に、この技法は適用が簡単で、理論的に十分に備ってい
るので、エラーが極めて少ない結果を達成することがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタッチ・スクリーン・オーバーレ
イの基本表示線図である。
【図2】タッチ・スクリーン・オーバーレイの原型を実
現するために使用されたプリント回路板の平面図であ
る。
【図3】図2のプリント回路板の透視側面図である。
【図4】タッチ・スクリーン・オーバーレイに沿って発
生したパルスの略図である。
【図5】タッチ感知オーバーレイの使用中に開発された
回路の略図である。
【図6】タッチ感知オーバーレイを重ね合せた短絡回路
の平面図である。
【図7】タッチ感知オーバーレイに沿って発生した基準
電圧の時間・大きさのグラフ図である。
【図8】タッチ感知オーバーレイの一部に沿って取られ
た基準電圧の時間・大きさのグラフ図である。
【図9】タッチ感知オーバーレイの第1点において妨害
された図8の基準信号を示す図である。
【図10】タッチ感知オーバーレイの第2点において妨
害された図8の基準信号を示す図である。
【図11】パルス増幅器・シェーパを実現するために使
用される回路、ならびにタッチ感知オーバーレイのため
のゲート発振器カウンタの両方を示す略図である。
【図12】指先によって妨害されたタッチ感知オーバー
レイのグラフ・アナログ図である。
【図13】振幅サンプルの形で処理された図12の曲線
を示す図である。
【図14】図11の配置で使用されるアナログ・ディジ
タル変換器の内部構造の略図である。
【図15】図13の曲線をディジタル化した形で示す図
である。
【図16】図11の配置のメモリを実現するために使用
されたハードウエアの略図である。
【図17】タッチ感知オーバーレイとコンピュータとを
インターフェースするために採用されたネットワークの
略図である。
【符号の説明】
10 タッチ感知オーバーレイ 12 基板 14 信号導線 16 接地線 20 コネクタ 22 第1端 24 信号発生器 26 第2端 28 負荷 32 第1端 34 第2端 36 パルス増幅器・シェーパ 37 カップラ 40 発振器カウンタ 46 反射信号パルス 48 パルス 49 短絡板 50 基板 60 妨害基準特性 68 サンプリング回路 70 計数回路 72 入出力インターフェース回路 74 トリガー 76 時間間隔・距離変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デニス・モーガン・テーラー アメリカ合衆国28212、ノースカロライナ 州、シャーロット、ローレンス・オール・ ロード 5610 (56)参考文献 特開 昭53−89321(JP,A) 特開 昭52−115286(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1端と第2端を備えた1本の信号導線
    と、第1端と第2端を備えた接地導線であって、上記信
    号導線と平行に配置された接地導線と、上記信号導線及
    び上記接地導線を折り返し蛇行パターンで支持するため
    の支持手段とを備え、上記信号導線と上記接地導線がそ
    の長さに沿った任意の点で導電性物体によって接触され
    たときに上記第1端から見たインピーダンスが変化する
    ようになっているタッチ感知導線配列と、 上記信号導線の上記第1端に接続されて、上記一端に測
    定信号を与える信号発生器であって、上記信号導線に導
    電性物体が接触しないときは所定時間間隔にわたって所
    定の電圧特性を呈するが上記信号導線と上記接地導線と
    が導電性物体によって接触されたときには該接触された
    点における反射により上記所定の電圧特性から所定の変
    位を呈するような上記測定信号を与える信号発生器と、 上記信号導線の上記第2端に接続された上記信号導線の
    特性インピーダンスに等しいインピーダンスの電気的負
    荷と、 上記信号導線の上記第1端に接続され、測定信号の反射
    による上記所定の変位を上記第1端において測定して上
    記反射が生じる時間間隔を決定するための処理装置であ
    って、該時間間隔を上記信号導線に沿った地点の1つと
    対応させるための相関手段を含む処理装置と、 からなる、座標決定装置。
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