JP4178690B2 - 寄生信号除去式タッチパネル装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、均一な面抵抗体を使用した全面アナログ方式の二次元座標検出装置(位置検出装置)に関し、特に面抵抗体と人体または導電性スタイラスとの間に微少AC電流を流して位置検出するタッチパネル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本技術分野の代表的な例として静電容量結合型がり、また指が面抵抗体に直接接触する直接触型も知られている。これらはすべて、人体が接地効果を持っていることによりAC電流経路を形成可能であることに由来している。実施例の説明でも更に従来技術について述べる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
人体の接地効果の程度つまり接地インピーダンスの如何んによって検出位置がずれる現象があり、従来からいくつかの対策は講じられてきたが、充分とは言い難いものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
AC信号の振幅を計測するためのDC化(AM検波)する前のAC電圧状態の信号に、ベクトル的に、寄生信号とは逆位相で同振幅の除去信号を強制的に加えて、指がタッチした時の本来の信号と寄生信号との合成(混在)信号から寄生信号成分をベクトル的に(AC信号状態で)相殺する。
【0005】
【作用】
人体の居る周囲条件または左手(または右手)のシステム筐体とその接地台等への接触状態、更には履物の材質により、人体の接地インピーダンスの内抵抗成分が無視できなくなり、その結果寄生信号(2種の要因があり共に容量性信号経路を成す)と指による本来の信号との間に位相差が生じ、現れる信号はスカラー量の合成(混合)ではなく、ベクトル合成となる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、要因の詳細な解析とそれに基づく対策なので、本発明に適合する形態は、二次元位置を検出するタッチパネル装置のみならず、一次元の位置検出装置でもよい。故にストライプ状の面抵抗体を多数平面状に配置した二次元的位置検出装置の形態でもよい。また、パルス信号を使用するものでも、あるいは指による負荷変動を検出するものでも、電気等価的に[請求項1〜]に適合する形態でよい。
【0007】
【実施例】
以下本発明の詳細を添付図面を参照して説明する。図1は、寄生信号除去式タッチパネル装置の一例を示す、構成及び機能ブロック図である。先ずパネル部1の構造から説明する。長方形の透明または不透明なガラス基板または絶縁基板の表面に均一な面抵抗体2(抵抗膜)が成膜されている。抵抗膜2は不透明なカーボン膜または透明なITO(インジウム錫酸化物)膜、NESA(酸化錫)膜などであり、本実施例では面抵抗値を約1kΩ/□とした。
【0008】
面抵抗体2の更に表面に絶縁層を設ける場合が静電容量結合型であり、設けない場合が直接触型であり、本発明の本質的な差ではないが、詳しくは特許登録第1536723号(特公平1−19176号公報)、本願出願人の出願になる特願平10−321508号等で説明されている。
【0009】
本実施例において、面抵抗体2(抵抗膜)を取り囲む低抵抗性周囲電極3を面抵抗膜2に接触配設し、その4頂点(A,B,C,D点)にそれぞれ接続電線4が接続されている。周囲電極3はカーボンまたは銀カーボン等による均一な線状抵抗電極であり、本実施例では各頂点間の抵抗値を約80Ωとした。周囲電極3は面抵抗膜2を電圧駆動する媒体であり、その機能は検出位置の歪みを大変少なくする一つの方法であり、その効果については本願出願人の出願になる特願平11−216672号に詳述されている。面抵抗膜2を電圧駆動する他の方法は、A,B,C,D点の4点よりも多くの接続点を周囲電極3の代わりに配設してもよい。また面抵抗膜2を電圧駆動する媒体となる他の方法は、カップリングコンデンサを周囲電極3の代わりに配設してもよい。位置検出の有効エリアは、周囲電極3の内側全域である。
【0010】
各接続電線4は、電流/シングルエンド電圧変換回路9のそれぞれの入力に接続される。AC信号源としての振動電圧発生器8が、電流/シングルエンド電圧変換回路9の各入力に低インピーダンスで振動電圧を与える。従って面抵抗体2はAC電圧駆動される。電流/シングルエンド電圧変換回路9の簡単な実際例は、トランジスタのベースをAC電圧で振動させ、エミッタをパネル部1と接続し、コレクタからシングルエンド化した(AC電圧振動系からアイソレートされた)出力信号電圧をアナログマルチプレクサ10に印加する。この出力信号電圧は接続電線4に流れる信号電流に比例する。寄生信号除去ブロック15については後述する。
【0011】
電圧駆動される面抵抗体2に、人体の手5(一般には指)がタッチまたは近接する。導電性スタイラスが指の代わりにタッチまたは近接しても同様である(以後指または手で表現し、導電性スタイラスの場合をも意味することとする)。人体は導電性があり、等価抵抗6で図示する。また従来から知られているように、人体は接地効果を持っており、接地インピーダンス7(Z)で図示する。この接地インピーダンス7の詳細については後述する。以上のことから、人体の手5が面抵抗体2にタッチまたは近接した時(近接した時は静電容量結合を介して)面抵抗体2と手5を介したAC信号電流の経路ができる。
【0012】
図1に示す例では、面抵抗体2に流れるAC電流は結局A,B,C,D点に配分され、図示するタッチ位置の場合、A点には多く流れ、C点には少なく流れる。これらA,B,C,D点に流れるAC信号電流値、すなわちそれらに比例した、アナログマルチプレクサ10の各入力AC信号電圧値から、面抵抗体2上の手5のタッチまたは近接した位置を検出する。
【0013】
面抵抗体2を電圧駆動する方法は、他にも各種提案されており、その多くはパネル部1とそれに接続される制御回路との間で、スイッチ回路により接続切替えられる。その場合アナログマルチプレクサ10を不要とし、電流/シングルエンド電圧変換回路9を1系統としてもよい。パネル部1との接続を切替えて面抵抗体2を電圧駆動する有力な方式について、前述の[特願平11−216672号]にも詳述されている。
【0014】
ここで手5以外にも流れる寄生信号(擬似信号)について説明する。図2はパネル部1からの電磁放射による寄生信号電流の説明図である。一般的に、導電体が電圧振動すると、多かれ少なかれ電磁放射を伴い、駆動点に放射電流が流れる。本実施例ではパネル部1を460kHz 0.5Vrmsの正弦波で駆動しており、その放射電磁波20の波長は650mである。パネル部1のサイズはA5〜A3程度であり、波長に比し極めて小さい。故にその放射インピーダンスはほぼ容量性のみであり、抵抗成分は無視してよい。従って各接続電線4にはその電圧位相より90度進んだ位相の寄生電流iA,iB,iC,iDが図示するように流れる。その各電流値は0.5μA〜10μA程度である。この電磁放射による寄生信号電流は信号処理部21の入力回路に常時流れる。
【0015】
この要因による寄生信号電流は、パネル部1の背面にガード導体(一種のシールド)を置き、振動電圧発生器8に接続して、背面からの電磁放射による電流を信号処理部21に流入させないことで、減少されるが、前面に関しては電磁放射20を止めることはできない。ついでに電磁放射20の実効電力について述べれば、上述のようにAC電圧とAC電流の位相差が90度(厳密には90度より僅か小さな位相角)であり、ほぼ無効電力であり有害放射レベルとはならない。しかし上述のように寄生AC電流は無視できない。
【0016】
更に別の寄生信号の発生要因があり、図3を参照して説明する。本装置のパネル部1が、本装置を使用するシステムの筐体30に取り付けられている。通常、筐体30は金属製であり、導電体である。また筐体30は、本装置の信号周波数において、回路グランドと、電源部のノイズフィルタ、ストレー容量、その他を介して低インピーダンスの関係にある。図示するように、透明なタッチパネルは特に、パネル部1が筐体30のすぐ近くに取り付けられるため、寄生容量31が実際には生じる。またパネル部1は液晶ディスプレイと重ねて使用されることが多く、背面にも大きな寄生容量が生じる。
【0017】
いずれにしてもパネル部1の取付部の周囲の導電部との間に寄生容量が大なり小なり存在する。これらの寄生容量を介して、やはり寄生信号電流が常時流れる。この寄生信号電流の位相角もやはり、駆動電圧よりも90度進む。この寄生容量による寄生信号電流は、パネル部1の取り付け状態により大きく変わり、5μA〜300μA程度となる。これも前述のガード(シールド)を配置することにより減少するが零にはならない。米国特許番号5457289号で述べられている前面の周囲枠状シールドも施すと、大きな減少効果はあったが、零にならなかった。
【0018】
次に人体の接地効果について図4を参照して説明する。本装置のパネル部1が、本装置を使用するシステムの筐体43に取り付けられている。人体40がその右手でパネル部1にタッチし、操作している。人体40の左手を図示するように金属筐体43に接触している時は人体40と筐体43間は抵抗性のインピーダンスの関係にある。その抵抗値は1kΩ程度である。また人体40の左手を筐体43から離している場合は、他の接地効果要因が主役となり、筐体43と人体40間の容量42、人体40の接地容量41,更に指がパネル部1にタッチした時人体も少し電圧振動するが、その電磁放射インピーダンスによる接地効果との合成したものとなる。この人体からの電磁放射による接地効果(人体の電圧振動抑制効果)については前述の特許出願番号[特願平10−321508号]に詳述されている。
【0019】
従って、人体40の履物が絶縁性とすれば、筐体43に触れない時は、図1に示す人体の接地インピーダンス7は容量性であり、筐体43に触れている時は、接地インピーダンス7は抵抗性であり小さな値となる。パネル部1と人体40とのインピーダンスは、直接触型パネルの場合は抵抗性の1〜数kΩであり、静電容量結合型のパネルの場合は、現在実用化されているものは表面絶縁層の厚さが極薄の0.1〜1μ程度なので結合容量が1000〜5000pFと大きく、直接触型パネルの場合と大差ない。
【0020】
従来の装置の改善課題は、人体40の一部が筐体43またはそれに続いた金属性の机等に接触した時に、タッチ検出位置がずれてしまうことである。このずれの理由を図5を参照して説明する。先ず接地インピーダンス7が容量性の場合を考える。振動電圧発生器8の電圧位相を基準位相軸50とする。
【0021】
ベクトル52は容量性接地人体の指による本来のAC信号成分を示す。図示する位相角になるのは次の理由による。接続電線4を介しパネル部1を電圧駆動するが、駆動電流の向きは図2に示すiA〜iDの矢印の向きが正である。その時、電流/シングルエンド電圧変換回路9の出力電圧は負の極性になり、iA〜iDの位相と180度の位相差が生じる。故にベクトル52は基準位相よりも90度遅れた位相角となる。以後同様に、電流/シングルエンド電圧変換回路9の出力点での電圧ベクトルで図示する。
【0022】
ベクトル51は寄生信号成分である。2種の要因による寄生信号の位相角が前述のように同じであるために、1つのベクトル51としてまとめて示した。故に実際の信号電圧はこれらの合成(混合)されたベクトル53となる。これらのベクトル51,52,53はすべて同じ位相角を持つので、スカラー量としてDC化(AM検波)後に、ベクトル53の振幅からベクトル51の振幅を引き算して本来の指によるAC信号成分の振幅(大きさ)を検出しても問題はない。従って容量性接地人体の指でタッチした位置は従来技術でもずれないで検出できる。
【0023】
ところが抵抗性接地人体の場合は事情が変わる。ベクトル54は、例えばA点からの抵抗性接地人体の指による本来のAC信号成分を示す。またベクトル56は、例えばC点からの本来のAC信号成分である。これらベクトル54及び56の大きさの比を正確に検出する必要がある。ベクトル51に示す寄生信号成分も含まれるために、実際のAC信号はベクトル55及びベクトル57に示すものとなる。
【0024】
スカラー量として同じくDC化後に、ベクトル51の大きさをそれぞれ差し引くと、大きさ[HG]及び大きさ[FE]となりその比は、本来の大きさ[JO]及び[IO]の比と異なってしまい、結果としてタッチ位置検出がずれる。単純化して説明した点もあるが理解することは容易であろう。
【0025】
この現象の対策は、従来も行われていたスカラー量のみの処理では不可能である。悪さの元は寄生信号成分51が有ることにある。充分なシールドを施すことは略無理であり、パネル部1の構造も複雑になり、高コストとなる。本実施例では、ベクトルとしてのAC電圧において対策した。寄生信号成分51と180度位相の異なる同振幅の除去信号を強制印加し、寄生信号成分と相殺する。つまり基準位相軸から90度進んだ信号を強制印加すればよい。2種の要因による寄生信号の位相角が前述のように同じであることが判明したので、強制印加する信号はまとめて1つでよい。図1のブロック図では振動電圧発生器8の出力電圧を90度進相させた信号をアナログマルチプレクサ10の出力に加えてもよい。
【0026】
本実施例ではより有効な、制御し易い回路とし、図1の寄生信号除去ブロック15に示す。印加する信号の位相は変えないで検出信号の位相をすべて90度ディレーする。この位相ディレー回路11の実際例は、LC直列共振回路のL側に信号入力し、LとCのコモン接続点から信号出力する。これでバンドパス機能と兼用でき且つ電圧増幅も得た。
【0027】
サミング回路12に印加する除去信号(ベクトル58)は、分圧抵抗14及び13で振幅を調整し、寄生信号成分51の90度ディレーしたものを相殺除去する。これで信号処理ブロック16に入力する信号は、タッチ位置を介して指に流れる、本来のAC電流成分に比例した電圧成分のみとなり、どのような接地インピーダンスの人体でも、そのタッチ検出位置がずれることは実用上なくなった。本実施例ではパネル部1の各点(A,B,C,D点)毎に、少し大きさの異なる寄生信号成分に対し、可変分圧抵抗14を信号処理ブロック16のプロセッサが制御している。
【0028】
これで、前述のシールドの無いパネル部1でも、任意の接地インピーダンスの人体の指タッチ位置入力として支障のないずれ範囲となった。前述のシールドを施したパネルに対して、ここに開示したテクニックを組み合わせると更に安定化することは言うまでもない。1つ注意すべきことは、サミング回路12までの信号パス回路のリニアダイナミックレンジは充分に広く設計する必要がある。ここまでの説明では長方形パネルであったが、それに限らず任意の形のパネルでよい。また三次元的に湾曲した二次元面上の位置検出する場合でも、ここに開示したテクニックは有効である。
【0029】
【発明の効果】
パネル部がシンプルな構成のまま、制御回路部に少しの機能を付加するだけで、パネル操作者の接地の状況如何んに係わらずに、タッチ位置の検出ずれを実用上無くすることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 寄生信号除去式タッチパネル装置の一例を示す、構成及び機能ブロック図
【図2】 パネル部からの電磁放射による寄生信号電流の説明図
【図3】 パネル部の寄生容量の説明図
【図4】 人体の接地インピーダンス説明図
【図5】 指による本来のAC信号と寄生AC信号及びこれらの合成AC信号のベクトルで示した説明図
【符号の説明】
1 パネル部
2 面抵抗体
3 低抵抗性周囲電極
4 接続電線
5 手
6 人体の等価抵抗
7 人体の接地インピーダンス
8 振動電圧発生器
9 電流/シングルエンド電圧変換回路
10 アナログマルチプレクサ
11 90度位相ディレー回路
12 サミング回路
13 分圧抵抗
14 可変分圧抵抗
15 寄生信号除去ブロック
16 信号処理ブロック
20 電磁放射
21 信号処理部
30 本タッチパネル装置を使用するシステムの筐体
31 寄生容量
40 人体
41 人体の接地容量
42 筐体43と人体間の容量
43 本タッチパネル装置を使用するシステムの筐体
50 基準位相軸
51 寄生信号成分
52 容量性接地人体の指による本来のAC信号成分
53 本来のAC信号成分52と寄生信号成分51との合成信号
54 例えばA点からの、抵抗性接地人体の指による本来のAC信号成分
55 本来のAC信号成分54と寄生信号成分51との合成信号
56 例えばC点からの、抵抗性接地人体の指による本来のAC信号成分
57 本来のAC信号成分56と寄生信号成分51との合成信号
58 強制印加する、寄生信号成分除去信号

Claims (4)

  1. タッチ有効エリア全面にわたり均一な面抵抗体を配設し、前記面抵抗体を電圧駆動する各点または前記面抵抗体を電圧駆動する媒体の各点に流れるAC電流に比例したAC電圧の振幅から、指または導電性スタイラスの前記面抵抗体に近接またはタッチした位置を検出するタッチパネル装置であって、前記AC電圧の各点または前記面抵抗体を電圧駆動する媒体の各点に流れるAC電流に比例した経路に90度位相ディレー回路を有することにより、前記指または前記導電性スタイラスが前記面抵抗体の近くに無い時の、寄生信号による前記AC電圧に対しベクトル信号として180度異なる位相で同振幅の除去信号を、電圧駆動源の分圧から加えることにより、前記位置を検出するに当たり前記寄生信号の成分を除去することを特徴とする寄生信号除去式タッチパネル装置。
  2. 一次元の前記位置を検出することを特徴とする請求項1記載の寄生信号除去式タッチパネル装置。
  3. 二次元の前記位置を検出することを特徴とする請求項1記載の寄生信号除去式タッチパネル装置。
  4. 前記各点に対する前記AC電圧の計測毎に、前記除去信号の振幅を各設定することを特徴とする請求項1記載の寄生信号除去式タッチパネル。
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